JPS6022722Y2 - 集電装置 - Google Patents

集電装置

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Publication number
JPS6022722Y2
JPS6022722Y2 JP15546479U JP15546479U JPS6022722Y2 JP S6022722 Y2 JPS6022722 Y2 JP S6022722Y2 JP 15546479 U JP15546479 U JP 15546479U JP 15546479 U JP15546479 U JP 15546479U JP S6022722 Y2 JPS6022722 Y2 JP S6022722Y2
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Japan
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JP15546479U
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JPS5673102U (ja
Inventor
嘉重 藤田
裕行 稲垣
Original Assignee
朝日バクナル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パンタグラフ式の集電装置に関する。
架線から集電する際、一般に、架線と集電部材との接触
面積が広ければ集電容量も大きい。
したがって、大きい電気容量を必要とする走行車には、
ホイール式でなく扁平の集電部材を有する集電装置が使
用される。
ところで、扁平な集電部材による集電は、架線の曲り、
垂れ、撓み等によって架線と集電部材との接触面積が大
きく変化する問題がある。
この考案は、以上の点に留意し、集電部材をある程度揺
動可能として架線の曲り等に追従しやすくし、両者の接
触面積の変化をなくしたり集電装置を提供するものであ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図に示すように、走行車体に固定される取付フレー
ム1には碍子2を介在して基台3が固定されている。
この基台3の前後には同一長さのアーム4の下端がピン
5を介して回動自在に取付けられ、この両アーム4の上
端には基台3に平行な支持台6がピン7を介して回転自
在に設けられている。
なお、図において支持台6は2本の板状体から戊ってい
る。
両アーム4の下端間と上端間はほぼ一間隔に設定されて
おり、アーム4、支持台6よってパンタグラフ機構が構
成されている。
アーム4の一つの回動点を前後方向の長孔とピンとによ
り構成してピンを長孔内に移動可能とすると、アーム4
等の製作誤差を吸収できてアーム4を円滑に折畳みする
ことができ、パンタグラフ機構の円滑な動作を得ること
ができる。
実施例においては第2図に示すように右上のアーム4の
回動点部が長孔8となっている。
また、基台3とアーム4間にばね9が設けられ、このば
ね9によってアーム4が立上り方向(上方向)に付勢さ
れている。
上記支持台6の前後のピン7は載置台10の中央部が支
杆11を介して回転自在に設けられ、この支杆11によ
って、載置台10と支持台6との間に間隙が形成され、
ピン7、支杆11を介して載置台10はその前後端が支
持台6に当接するまで上下方向に揺動可能となっている
載置台10には架線に摺接する扁平な集電部材12が固
定される。
この考案の集電装置は以上のように構成され、つぎにそ
の作用について説明する。
通常、実施例の集電装置は、第2図に示すようにアーム
4が傾いた状態で、ばね9の付勢力によって集電部材2
を架線に圧接して集電する。
そして、走行の際、架線が上下したり、走行車が上下動
したりすると、鎖線で示すようにアーム4が起伏し、架
線と走行車間の距離の長短を吸収し集電部材を架線に常
時圧接して集電する。
そのアーム4の起伏において、架線の曲り、垂れ、撓み
または走行車の横ゆれが局部的に生じても、支持台10
が前記間隙骨上下方向に揺動可能であるため、第2図鎖
線のごとく、集電部材12が揺動自在で、かつ中央部に
ばれ9の付勢力が働らくので、集電部材12は架線と最
大接触面積を有するように圧接される。
また、架線の曲り、走行車の横ゆれが大きく集電部材1
2の揺動では十分に追従できない場合でも、長孔8内を
ピン7が移動してアーム4,4の平行度がくずされて支
持台6が傾むけられ、集電部材12が架線ど最大接触面
積を有するように作用する。
よって、常に集電部材12は架線に最大接触面をもって
圧接し、効率よく集電される。
以上のように、この考案の集電装置によると、支持台に
対し集電部材をその中央部でもっである程度上下動可能
にするとともに、アームの基台及び支持台への支持部分
のアーム回動点の−っを前後方向に移動可能とした構造
としたので、架線のあらゆる状態および走行車のあらゆ
る走行状態において、架線に集電部材が常に最大接触面
積で摺接し、安定した集電を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の集電装置の実施例の斜視図、第2図
は第1図の動作説明図である。 3・・・・・・基台、4・・・・・・アーム、6・・・
・・・支持台、7・・・・・ゼン、11・・・・・・支
杆、12・・・・・・集電部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体に固定される基台の前後に同一長さの2本のア
    ーム下端を所定間隔をもって回転自在に支持するととも
    に、基台に平行な支持台に前記両アームの上端を前記所
    定間隔をもって回動自在に支持し、前記支持台の上面前
    後に扁平な集電部材のほぼ中央部を支杆を介して回動自
    在に設け、この支杆によって、集電部材の中央部と支持
    台との間に間隙を形威し、かつ、基台とアーム間にはア
    ームを立上り方向に付勢するばねを設け、アームの前記
    回動自在な支持部分のアーム回動点の1つを前後方向に
    移動可能としたことを特徴とする集電装置。
JP15546479U 1979-11-08 1979-11-08 集電装置 Expired JPS6022722Y2 (ja)

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JP15546479U JPS6022722Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08 集電装置

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JP15546479U JPS6022722Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08 集電装置

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JPS5673102U JPS5673102U (ja) 1981-06-16
JPS6022722Y2 true JPS6022722Y2 (ja) 1985-07-06

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ID=29385831

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918501U (ja) * 1982-07-26 1984-02-04 三菱電線工業株式会社 トロリ線路の集電装置
DE102017200593A1 (de) * 2017-01-16 2018-07-19 Schunk Bahn- Und Industrietechnik Gmbh Kontakteinheit für eine Ladestation und Verfahren zur Kontaktierung

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JPS5673102U (ja) 1981-06-16

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