JPH06501369A - 炭素シュー用集電装置ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炭素シュー用集電装置ホルダ一 本発明は炭素シュー用集電装置ホルダーに関するもので、前記ホルダーは架線に 接触し、電気駆動車両に用いられ前記シューの脚部を把持する２つの第１ウエブ とシューから離れて突出しシューの下方に配された２つの第２ウエブとを有し、 前記２つの第２ウエブを互いの方向へ押し合いそれによって第１ウエブかシュー の脚部に押圧するスプリング機構が別に設けられている。

通常、ホルダーはホーンと呼ばれるサイドエレメントを介して集電装置に連結さ れる。

この種（ＤＤ−ＰＳ１５９１６３）の公知のホルダーの場合、スプリング機構は 第２ウエブの個々の箇所で作用しシューの長手方向に対して横手方向に配向され た複数のコイルスプリングによって形成されている。この構造は比較的複雑且つ 大型のものになフてしまう。更に前記コイルスプリングによる力が第２ウエブの 長さ全体に亘って連続的に作用せず、その結果炭素シューに応力を与える原因と なる。同時に、炭素シューとホルダーの間の接触電圧降下が比較的高くなる。

本発明は公知のものより簡単且つシューの長さ全体に亘ってスプリングの力か連 続的に作用する構造のホルダーを提供することを目的としている。

この構造はスプリングがシューの長手方向に不変に延び長手部分が第２ウニブに 支持される本発明によるスプリング機構により達成され、この方法でシューの横 手方向に作用するスプリングの力を第２ウエブに伝達する。

本発明によるホルダーの構造は極めて簡単であると同時に、このことは製造の上 でも効果があり且つ簡単な方法で磨耗した炭素シューの使用を可能にした。更に 、スプリングは第２ウエブの長さにに亘って連続的に作用する。このことは公知 の方法より簡単に且つ炭素シューの特定の脆性を考慮すれば、長手方向に異なっ て作用する力で炭素シューを保持することより良い方法で第２ウエブが長手方向 に作用する力で炭素シューを保持することを可能にした。更に、炭素シューから ホルダーへの電気接触抵抗は一定で且つシュー全体に亘って小さくなる。

長手方向に連続的に作用する力によって保持される炭素シューは既に公知である 。第１ウエブと炭素シューの間に設けられたゴム片（ＡＴ−ＰＳ２０９３７６） も公知である。このゴム片によってＭ隔された表面は電気接触を行うためには役 立っていない。また前記ゴム片は激しい老化作用を受けることになる。

更に、これらのゴムを用いた場合、限られた力しか伝達及び発生させることがで きない。炭素シューの保持力を製するために特定の部分にスプリングをホルダー 自体に設けたものも（ＡＴ−ＰＳ３４２１１７及びＤＥ−Ｏ８２１３８４５９） 公知である。これらの公知の方法は本発明のホルダーとスプリング機構を別個に 設けた場合と異なりあらゆる状況に好適ではない。

本発明によるスプリングはシューの横手方向に開口するよう形成されていてこの 開口形状は一側面で湾曲し、２つの互いに対向する縁部を有し、第２ウエブを把 持しこれらを互いに押圧するよう構成している。架線に対して横手方向に曲げら れているシューを用いた場合、更にスプリングにホルダーの丸みを設ける。しか し、スプリングの縁部の正面の近く迄延びる横手方向スロットを設けることも可 能である。

スプリングの端部にスプリングをシューから引き抜くためのフックが挿入される 穴を設けてもよい。

シューの横手方向にわずかに湾曲し、第２ウエブの間に配され、第２ウエブを押 し広げる板スプリングを用いることもできる。

更に、シューの横手方向に閉鎖した形状のスプリングを用いることも可能であり 、このスプリングは一側面で湾曲しており、第２ウエブの間に配され、第２ウニ ブが離れるように押圧作用を行う。

この種のスプリングは内側が空洞であるが、内側が空洞でない弾力を有する材質 で形成されたものでもよい。

スプリングが空洞であれば、スプリングの壁は弾性を有する構造でなければなら ず、その内部には制御された方法で圧縮ガスとくに圧縮空気が存在する。

好ましくはスプリングは請求項１乃至７記載のとおり鋼バネで形成される。

第２ウエブの下方に配された壁を介して第１ウエブが連結される構成も好ましい 。スプリングの無いホルダーは一体構造となる。もし第１ウエブが壁に連結され ていなければ、ホルダーは２つの折半部からなる。

第１ウエブを左右に交互に係合するよう連結された長手方向１、［い片はホルダ ーの長さ全体に亘って延びる第２ウエブの代わりに用いられる。この場合スプリ ングのないホルダーは２つの部分からなる。第１ウエブか第２ウエブ下方の壁部 に連結されていれば、ホルダーは一体構造となる。

第２ウエブの自由端部で横方向に突出する肩部を第２ウニブに設けた場合、その 肩部の背部にスプリングが係合するように構成することが好ましい。

またシューの長手方向に互いに間隙の有無に関わらず複数の片からなるようにし てもよい。この構成はシューが架線に対して横手方向に曲げられた場合、特に有 用である。

本発明の他の＊！様に於いてシューの機械的振動を記録するセンサーをホルダー に設ける。このセンサーは表示装置に接続されている。このようにしてあらゆる 種類の欠陥を探知する二とが可能になった。例えば、炭素シューの摺動面の破損 またはシューの亀裂のような炭素シューの欠陥などでまた架線の欠陥も同様であ る。全ての関連装置が整った場合、表示装置によりセンサー及びシューの特定の 機械的作用が表示される。前記の欠陥はこの表示から誤差となって表れる。

第１ウニブが第２ウエブの下方に配された壁を介して互いに連結されれば、セン サーを二の壁の上部のｌ、’７１！Ｊｊに配することは好ましい。更に、２つの スプリングを設けてその間にセンサーを位置させることも有用である。

本発明は添付図面を参照し詳述される。

第１図は第２図の１−１線に沿った本発明の第１実施例を示す断面図。

第２図はスプリングのない第１実施例を示す下側からの図。

第３図は第１図に対応する本発明の第２実施例を示す断面図。

第４図は第１図に対応する本発明の第３実施例を示す断面図。

第５図はスプリングの斜視図。

第６図はホルダーの組み立て前の図を示し、第７図は組み立て後を示す。

第８図は他の実施例を示す図。

第１図及び第２図において、炭素シュー（１）及び前記炭素シュー用ホルダー（ ２）を示し、部分（２ａ）（２ｂ）そして板スプリング（３）からなる。ホルダ ー（２）は炭素シューの脚部（５）を把持する第１ウエブ（４）を有する。更に ホルダーは２つのウェブを有しその自由端部に内方に突出した肩部（７）を有す る。前記肩部はスプリング（３）を保持するために用いられる。前記スプリング はシューの横手方向に僅かに曲げられ１、ウェブ（６）を押圧しそれによって炭 素シューの脚部を堅固に把持する。スプリング（３）が第１図の図面に対して農 直方向に引き抜かれた場合、２つの部分（２ａ）と（２ｂ）は互いにＭ悦される 。

第３の実施例は炭素シュー（１）がその中央部分で内方に広がった部分を有し、 その中で第１ウエブ（１４）か係合するという点て第１及び２図の実施例と異な る。それ以外は第１及び第２図の実施例に対応している。

第４図の実施例の場合、ホルダー（１６）は一体構造になっている。前記ホルダ ーは第１ウエブ（４）と第２ウエブ（６）を有する。ウェブ（４）に連結された 壁（１７）はウェブ（６）の下方を通りウェブ（６）とスプリング（１８）か位 置する間隙を形成している。前記スプリングはシューの長手方向に対して横手方 向に曲げられ、第２ウエブを押圧する。このようにして第１ウエブ（４）も互い に押圧される。従って、これらのウェブが炭素シュー（１）を強固に保持する。

センサー（図示せず）は肩部（１９）上の間隙に設置することができ、センサー はンユーの機械的動作（振動、衝撃等）を検知する。このようにして種々の事柄 を試験することか可能になり、通常の作動中、ホルダーは特定の振動を生じさせ る。この振動の偏差は例えば、炭素シューが割れ、剥離または破断などの欠陥を 有する時生じる。架空線の欠陥、更に発展してトラック台における問題の存否も 判定できる。

第５図は対向縁部（１つ）を有する曲げスプリング（１８）を示す。このスプリ ングには横手方向スロット（２０）か設けられている。穴（２１）がスプリング （１８）の端部に位置している。フックが前記穴（２１）に係合できスプリング か引き抜かれる。２つの鎖線（２２）は別な構成を示しこの場合前記縁部の押し 出しを容易に行う形状に形成しである。

第６及び７図はホルダーの組み立て前、組み立て後の実施例を示す。ホルダーは 例えばアルミニュウムから構成される。

部分、即ちホルダーと炭素ンユーは互いに当然接着またははんだ付けされる。

本発明のさらなる実施例は、中央部分とは別に、シューの横手方向に開口部を形 成するスプリングであり、二のスプリングは一側面で湾曲し、互いに対向する縁 部を有し、第２ウエブを把持し、互いに押圧し、中央部分ては、炭素シューとホ ルダーの間に挿入される接触片を炭素シューに対して押圧する上方に突出した膨 らみを有するスプリングの構成を示す。このことは炭素シューの導電率は接触片 によってとって代わりこれにより、摺動片の電荷容量を改良することができる。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＲ，ＧＢ、　ＧＲ，ＩＴ、　ＬＵ、　ＮＬ、　ＳＥ）、ＪＰ 、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電気駆動車両用で架線に接触する炭素シューの脚部を把持する２つの第１ウ ェブと前記シューから離れて突出しシューの下方に配された２つの第２ウェブを 有し、前記第２ウェブを互いに押圧しそれによって前記第１ウェブを前記シュー の脚部に対して押圧するバネ機構からなる炭素シュー用集電装置ホルダーに於い て、バネは前記シューの長手方向に不変に延び長手部分が第２ウェブに当接しシ ューの横手方向に作用するスプリングの力を第２ウェブに伝達するよう構成した ことを特徴とする集電装置ホルダー。 ２．前記スプリングは前記シューの横手方向に開口した形状を有し、一側面で湾 曲し、２つの互いに対向する縁部を有し第２ウェブを把持し且つ互いに押し合う ように構成したことを特徴とする請求項１記載のホルダー。 ３．前記スプリングは縁の前部にまで延びる横方向スロットを有することを特徴 とする請求項２記載のホルダー。 ４．前記スプリングはその端部好ましくはその中央に穴を有することを特徴とす る請求項１乃至３記載のホルダー。 ５．前記スプリングが前記シューの横手方向に僅かに湾曲し、第２ウェブの間に 配され、第２ウェブを押し広げる坂スプリングであることを特徴とする請求項１ 記載のホルダー。 ６．前記スプリングが前記シューの横手方向に閉鎖した形状を有し、一側面で湾 曲し、第２ウェブの間に配され第２ウェブを押し広げることを特徴とする請求項 １記載のホルダー。 ７．前記スプリングが空洞であることを特徴とする請求項６記載のホルダー。 ８．前記スプリングが内部が空洞でなく比較的強度の弾性材からなることを特徴 とする請求項６記載のホルダー。 ９．前記スプリングの壁は弾性を有し、制御された方法で圧縮ガスとくに圧縮空 気が存在することを特徴とする請求項７記載のホルダー。 １０．前記スプリングが鋼バネからなることを特徴とする請求項１乃至７記載の ホルダー。 １１．前記第１ウェブは第２ウェブの下方に配された壁を介して互いに連結する ことを特徴とする請求項２乃至１０記載のホルダ１２．前記第２ウェブは長手方 向に延びる短い片であり且つ第１ウェブの左右交互に連結し互いに係合すること を特徴とする請求項５または６記載のホルダー。 １３．前記第２ウェブはその自由端部に横方向に突出する肩部を有し、この肩部 の背部でスプリングが係合することを特徴とする請求項１乃至１２いずれか１項 記載のホルダー。 １４．前記シューの長手方向に於いて前記スプリングは間隙の有無に関わらず互 いに隣接する複数の片からなることを特徴とする請求項１乃至１３いずれか１項 記載のホルダー。 １５．前記ホルダーの機械的振動を記録するセンサーがホルダー位置しているこ とを特徴とする請求項１乃至１４いずれか１項記載のホルダー。 １６．前記センサーは壁部上の間隙に位置することを特徴とする請求項１１及び １５記載のホルダー。 １７．２つのスプリングが設けられその間に前記センサーが位置する請求項１６ 記載のホルダー。 １８．スプリングが中央部分とは別に前記炭素シューの横手方向に開口した形状 で、一側面で湾曲し２つの互いに対向する縁部を有しウェブを把持し互いに抑圧 しまた中央部分とは別にスプリングがシューとホルダーの間に挿入される接触片 を炭素シューに対して押圧する上方に突出した膨らみを有する請求項１記載のホ ルダー。