JPH0340353Y2 - - Google Patents

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JPH0340353Y2
JPH0340353Y2 JP1985026309U JP2630985U JPH0340353Y2 JP H0340353 Y2 JPH0340353 Y2 JP H0340353Y2 JP 1985026309 U JP1985026309 U JP 1985026309U JP 2630985 U JP2630985 U JP 2630985U JP H0340353 Y2 JPH0340353 Y2 JP H0340353Y2
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ionizer
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metal plate
electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気清浄機における含塵空気の取入
口と塵埃捕集部の間に取付けられ、取入空気中の
塵埃をイオン化する役割を果すアイオナイザーの
組立に使用される放電電極に関するものである。
アイオナイザーは、フレームに接地電極と放電
電極とを交互に列べて固定し、放電電極に高電圧
を印加して、接地電極との間にコロナ放電を発生
させる構成よりなるものである。
このアイオナイザーの組立に使用される放電電
極は、従来一枚の細長い金属板片にとげ状の突起
部品を同金属板片の一方の辺から適当間隔をおい
て適当数突出するように取付けることにより製作
されていたから、金属板片にとげ状の突起部品を
取付けるための構造部を設け、その構造部ごとに
とげ状の突起部品を取付ける作業をしなければな
らず、それだけ放電電極の製作工程が面倒で、ア
イオナイザーの製作コストが割高になるという欠
点があつた。
その点、実開昭61−71255号公報に記載されて
いる電極は、帯状金属板に刺部が一体に突設され
ているから、上記の欠点は解消される。しかしな
がら、この電極板では、帯状金属板のうち刺部が
設けられている部分が極薄の平板で成形されてい
るから、上記の部分に両端方向の弾力性がなく、
電極板をその両端方向に引張りながら枠に組み込
むことはできず、そのため電気集塵装置の運転時
に、電極が機械的な振動や、空気通過時における
風圧を受て振動しやすく、放電高率が低下しやす
いという欠点があつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消しうる空気清
浄機のアイオナイザー用放電電極を提供しようと
するものである。
以下図面にもとずいて本考案の実施例を説明す
ると、1は細長い金属板片からなる本体で、0.2
mm程度の板厚を有する。2は金属板片1の一方の
辺から一体に突設したとげ状突起で、適当間隔、
例えば1.5cmの間隔をおいて適当数、例えば、16
個突設してある。3,4は金属板片1の両端をコ
字形に折曲した通電端子、3′,4′は金属板片1
のうち通電端子3,4にそれぞれ連接した部分に
設けた差込部、5,6は金属板片1を折曲して交
互に形成した山と谷である。
次に、上記の構成よりなる空気清浄機のアイオ
ナイザー用放電電極16の使用態様について説明
すると、一対の縦枠7,7と一対の横枠8,8と
を結合してなる絶縁性のフレーム9において、縦
枠7,7のうち、相対向する内側面には、一端か
ら他端にかけて凹溝10,10を設け、接地電極
板11の両端から幅を狭めて延長し、かつコの字
形に折曲した端子12,12を凹溝10,10に
挿入するようにして、複数の接地電極板11を縦
枠7,7の間に端子12,12で電気的に接触
し、かつ端子12,12の折曲寸法に応じた間隔
を保つて平行に架設し、縦枠7,7のうち、気流
の下流側の側面中央部には、一端から他端にかけ
て突条13,13を一体に突設し、突条13,1
3の外側面から縦枠7,7の側面にかけて直角に
折曲した導電板14,14を取り付け、突条1
3,13及び導電板14,14には、各接地電極
板11の間隔の中間に対応する位置ごとに切込部
15,15を設け、放電電極16の両端部分に設
けた差込部3′,4′を本体1の折曲による弾力に
抗して引張りながら切込部15,15に差し込
み、通電端子3,4を導電板14,14に圧接さ
せるようにして、複数の放電電極15を各接地電
極11の中間位置ごとに架設することにより空気
清浄機のアイオナイザーを組立てる。
なお、導電板14,14に電源の高圧側を接続
することにより、各放電電極16に高電圧が印加
され、一番端の接地電極板11に電源の接地側を
接続することにより、各接地電極板11が通電端
子12,12を介して接地される。
本考案は、叙上のように構成したから、金属板
をプレス加工で打ち抜くことにより、放電電極の
本体と、とげ状の突起とを同時に成形することが
でき、それだけ放電電極の製作工程が簡単にな
り、アイオナイザーの製作コストが割安になる。
しかも本体を山と谷が交互に形成されるように折
曲したから、薄い金属板で強度のある放電電極が
得られ、アイオナイザーに組み込まれた状態にお
いて機械的な振動や、空気の通過時における風圧
を受けても、振動しにくく、各接地電極板の間に
安定に支持できるので、放電効率の低下を防げる
などの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気清浄機のアイオナイ
ザー用放電電極の一部を切欠した正面図、第2図
は同電極の一部を切欠した側面図、第3図はとげ
状突起の拡大正面図、第4図は同電極の使用態様
を説明する図である。 1……細長い金属板片、2……とげ状突起、5
……山、6……谷、16……放電電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い金属板片からなる本体と、その本体の一
    方の片から適当間隔をおいて適当数一体に突設し
    たとげ状突起とからなる空気清浄機のアイオナイ
    ザー用放電電極において、上記本体の一端から他
    端にかけて山と谷が交互に形成されるように折曲
    し、上記本体の両端部には、アイオナイザの絶縁
    フレームの相対応する位置に設けられた切込部に
    上記本体を上記折曲部による弾力に抗して引張り
    ながらそれぞれ差し込む差込部と、上記アイオナ
    イザの絶縁フレームの切込部に接近する位置に設
    けられた導電板にそれぞれ圧接させる通電端子と
    を設けてなる空気清浄機のアイオナイザー用放電
    電極。
JP1985026309U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0340353Y2 (ja)

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JPS61143639U JPS61143639U (ja) 1986-09-04
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JPS6171255U (ja) * 1984-10-15 1986-05-15

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JPS61143639U (ja) 1986-09-04

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