JPS588264Y2 - 踏切板 - Google Patents
踏切板Info
- Publication number
- JPS588264Y2 JPS588264Y2 JP1980023887U JP2388780U JPS588264Y2 JP S588264 Y2 JPS588264 Y2 JP S588264Y2 JP 1980023887 U JP1980023887 U JP 1980023887U JP 2388780 U JP2388780 U JP 2388780U JP S588264 Y2 JPS588264 Y2 JP S588264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- board
- fixed
- base frame
- railroad crossing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は踏切板に係り、跳び箱や跳馬等の踏切り時に用
いられる踏切板に係り、とくに板ばねを支持する固定部
が、これに生ずる集中応力によって破損することがなく
、板ばねの弾性変形時、これを前後方向に移動させよう
とする外力を吸収可能に支持したものである。
いられる踏切板に係り、とくに板ばねを支持する固定部
が、これに生ずる集中応力によって破損することがなく
、板ばねの弾性変形時、これを前後方向に移動させよう
とする外力を吸収可能に支持したものである。
踏切板は高い所やより遠い所へ移動したい場合に用いら
れる体育道具の一つで、当然のこととして大きな弾発力
が要求される。
れる体育道具の一つで、当然のこととして大きな弾発力
が要求される。
従来のこの種の踏切板は第1図に示すような構造とされ
ていた。
ていた。
すなわち、踏切板1は基枠2と、踏板3とからなり、両
者はその一端において固定具4を介して固定されている
。
者はその一端において固定具4を介して固定されている
。
踏板3の自由端側の裏面には固定ボルト5によって板ば
ね6の一端が固定されており、この板ばね6の他端は基
枠2の先端からかなり奥に入った部分において、基枠2
の上面に固定ボルト7によって固定されている。
ね6の一端が固定されており、この板ばね6の他端は基
枠2の先端からかなり奥に入った部分において、基枠2
の上面に固定ボルト7によって固定されている。
この板ばね6は踏板3上に跳び乗る選手の体重を考えて
かなり大きな弾性係数を持つように設定されており、常
時は第1図に示すように固定具4と反対側の端部が開い
た状態にある。
かなり大きな弾性係数を持つように設定されており、常
時は第1図に示すように固定具4と反対側の端部が開い
た状態にある。
このような構造を有する従来の踏切板にあっては、踏板
3上に跳び乗る選手の体重によって、板ばね6が弾性変
形し、再度跳び上がる選手に対して押上げる方向へのば
ね力を蓄積する。
3上に跳び乗る選手の体重によって、板ばね6が弾性変
形し、再度跳び上がる選手に対して押上げる方向へのば
ね力を蓄積する。
ところが、板ばね6が大きな負荷によって弾性変形しよ
うとする時、板ばね6から基枠2及び踏板3に伝わる力
は固定ボルト5,7と板ばね6との接触点に集中応力と
して加わり、板ばねの弾発力が十分に発揮されないばか
りでなく、繰り返し使用されている内に固定ボルト5,
7あるいは板ばね6または基枠2、踏板3と固定ボルト
5,7の固定部が破損してしまう等の事故が生じる欠点
があった。
うとする時、板ばね6から基枠2及び踏板3に伝わる力
は固定ボルト5,7と板ばね6との接触点に集中応力と
して加わり、板ばねの弾発力が十分に発揮されないばか
りでなく、繰り返し使用されている内に固定ボルト5,
7あるいは板ばね6または基枠2、踏板3と固定ボルト
5,7の固定部が破損してしまう等の事故が生じる欠点
があった。
上記欠点を解消するため、両端にローラを設は自由端と
した板ばねの中間部を基枠に固着するようにした踏切板
が知られている。
した板ばねの中間部を基枠に固着するようにした踏切板
が知られている。
しかし、この踏切板にあっては、踏板に跳乗る選手の体
重が、板ばねの中間固着部に鉄板ばねをその前後方向に
移動させようとする力が繰返し集中負荷するため、この
繰返し荷重によって該固着部の破損は免れ得す、また、
固定用のボルトが緩むという欠点があった。
重が、板ばねの中間固着部に鉄板ばねをその前後方向に
移動させようとする力が繰返し集中負荷するため、この
繰返し荷重によって該固着部の破損は免れ得す、また、
固定用のボルトが緩むという欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたものであり、以下図面に示す実施例と共に本考案の
詳細を説明する。
れたものであり、以下図面に示す実施例と共に本考案の
詳細を説明する。
第2図〜第4図は本考案の一実施例を説明するもので、
本実施例にあっては、基枠2の上面に中央部からやや前
方において基枠2を横断して支持板8が固定されている
。
本実施例にあっては、基枠2の上面に中央部からやや前
方において基枠2を横断して支持板8が固定されている
。
支持板8の両端には基枠2の前方に至るほど上側に傾斜
した状態で支持枠10が固定されている。
した状態で支持枠10が固定されている。
この支持枠10は第4図に明らかなように、ボルト11
によって支持板12が設けられており、この支持板12
の下面と前記支持板8の上面にはゴムパツキン13が固
定されている。
によって支持板12が設けられており、この支持板12
の下面と前記支持板8の上面にはゴムパツキン13が固
定されている。
そして両者間において板ばね14が挟持されている。
板ばね14はゆるやかな曲線をなす円弧状に形成されて
おり、そのほぼ中央部を前記支持枠10によって挟持さ
れている。
おり、そのほぼ中央部を前記支持枠10によって挟持さ
れている。
板ばね14の外方端は内方端側より′も高く配置されて
おり、これら板ばね14の両端にはそれぞれローラ15
が回転自在に軸承されている。
おり、これら板ばね14の両端にはそれぞれローラ15
が回転自在に軸承されている。
一方、踏板3はその後端に取付板16を有し、この取付
板16を介してボルト等によって踏板3が固定されてい
る。
板16を介してボルト等によって踏板3が固定されてい
る。
従って、踏板3は基枠2に対して踏板3自身が持つ弾性
によって、固着部16の部分を支点として自由に可動的
とすることができる構造とされている。
によって、固着部16の部分を支点として自由に可動的
とすることができる構造とされている。
踏板3の途中及び先端部の裏面は前記板ばね14に取り
付けられたローラ15に対して接触し弾性的に支持され
ている。
付けられたローラ15に対して接触し弾性的に支持され
ている。
本実施例は以上のように構成されているため踏板3上に
選手の体重による負荷が加わると板ばね14は偏平にな
る方向にたわんでこれを吸収し、同時に弾性エネルギー
を蓄積する。
選手の体重による負荷が加わると板ばね14は偏平にな
る方向にたわんでこれを吸収し、同時に弾性エネルギー
を蓄積する。
この時踏板3の裏面と接触しているのはローラ15のみ
であるため板ばね14が弾性変形するのに伴い、その接
触位置を変えてローラ15が回転負荷を受ける。
であるため板ばね14が弾性変形するのに伴い、その接
触位置を変えてローラ15が回転負荷を受ける。
従って踏板3に対する板ばね14の接触状態は固定的で
はないため、従来のように極めて大きな負荷が固定部に
集中することがなく破損等が生じることがなく、シかも
板ばね14の有するばね力を十分に発揮させることがで
きる。
はないため、従来のように極めて大きな負荷が固定部に
集中することがなく破損等が生じることがなく、シかも
板ばね14の有するばね力を十分に発揮させることがで
きる。
しかも、板ばね14の中間部は支持枠10によって固定
されてはいても、ボルトや溶接によるような完全な固定
状態ではなく、挟持された状態にあるため、無理な外力
が加わればその位置を変化させることができ、この部分
にも集中して力が加わることがなく破損することがない
。
されてはいても、ボルトや溶接によるような完全な固定
状態ではなく、挟持された状態にあるため、無理な外力
が加わればその位置を変化させることができ、この部分
にも集中して力が加わることがなく破損することがない
。
なお、基枠2の先端部には踏切板1を移動する時に使用
されるローラ17が取り付けられている。
されるローラ17が取り付けられている。
また、上記の実施例において板ばね14はその中央部を
基枠2に固定する構造を採用したが、板ばね14のわん
開方向を逆にして踏板3側に固定する構造を採用しても
よい。
基枠2に固定する構造を採用したが、板ばね14のわん
開方向を逆にして踏板3側に固定する構造を採用しても
よい。
以上の説明から明らかなように本考案によれば円弧状に
わん曲して設けられた板ばねの端部を自由端とした踏切
板において、この板ばねの中間部を基枠あるいは、踏板
のいずれが一方に設けた支持枠によりゴムパツキンを介
して挾持し、固定した構造を採用しているため、板ばね
の固定部に対して応力が作用するとき、上記ゴムパツキ
ンを介して挾持しているので、板ばねはその応力が作用
した方向に僅かではあるが移動できてその外方を吸収す
るので従来のように板ばねの固定部分に応力が集中し、
この部分から破損が生じることがなく、シたがって踏板
に対して十分な弾力を与えることができる踏切板を得る
ことができる。
わん曲して設けられた板ばねの端部を自由端とした踏切
板において、この板ばねの中間部を基枠あるいは、踏板
のいずれが一方に設けた支持枠によりゴムパツキンを介
して挾持し、固定した構造を採用しているため、板ばね
の固定部に対して応力が作用するとき、上記ゴムパツキ
ンを介して挾持しているので、板ばねはその応力が作用
した方向に僅かではあるが移動できてその外方を吸収す
るので従来のように板ばねの固定部分に応力が集中し、
この部分から破損が生じることがなく、シたがって踏板
に対して十分な弾力を与えることができる踏切板を得る
ことができる。
第1図は従来構造を説明する側面図、第2図以下は本考
案の一実施例を説明するもので、第2図は一部破断乎面
図、第3図は側面図、第4図は板ばねの取り付は状態を
説明するための第2図A−A線に沿う拡大断面図である
。 1・・・・・・踏切板、2・・・・・・基枠、3・・・
・・・踏板、8・・・・・・支持板、10・・・・・・
支持枠、12・・・・・・支持板、13・・・・・・ゴ
ムパツキン、14・・・・・・板ばね、15・・・・・
・ローラ、16・・・・・・取付板。
案の一実施例を説明するもので、第2図は一部破断乎面
図、第3図は側面図、第4図は板ばねの取り付は状態を
説明するための第2図A−A線に沿う拡大断面図である
。 1・・・・・・踏切板、2・・・・・・基枠、3・・・
・・・踏板、8・・・・・・支持板、10・・・・・・
支持枠、12・・・・・・支持板、13・・・・・・ゴ
ムパツキン、14・・・・・・板ばね、15・・・・・
・ローラ、16・・・・・・取付板。
Claims (1)
- 基枠の一端にその基端を固定的に支持された踏板を有し
、踏板の自由端に弾性部材によって開く方向に弾力を与
え、弾性部材を円弧状に形成された少なくとも一対の板
ばねから構成し、これら板ばねの端部を自由端とした踏
切板において、それぞれの板ばねの中間部を基枠あるい
は、踏板のいずれか一方に、上下の支持板からなる支持
枠によりゴムパツキンを介して挾持し固定するように構
成したことを特徴とする踏切板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023887U JPS588264Y2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 踏切板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023887U JPS588264Y2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 踏切板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56125265U JPS56125265U (ja) | 1981-09-24 |
JPS588264Y2 true JPS588264Y2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=29619981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980023887U Expired JPS588264Y2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 踏切板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588264Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3968964A (en) * | 1975-01-28 | 1976-07-13 | Amf Incorporated | Vaulting board |
-
1980
- 1980-02-26 JP JP1980023887U patent/JPS588264Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3968964A (en) * | 1975-01-28 | 1976-07-13 | Amf Incorporated | Vaulting board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56125265U (ja) | 1981-09-24 |
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