JPS5827268Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5827268Y2 JPS5827268Y2 JP17590377U JP17590377U JPS5827268Y2 JP S5827268 Y2 JPS5827268 Y2 JP S5827268Y2 JP 17590377 U JP17590377 U JP 17590377U JP 17590377 U JP17590377 U JP 17590377U JP S5827268 Y2 JPS5827268 Y2 JP S5827268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fins
- pipe
- inner pipe
- outer pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は熱交換器に係り、特に外側パイプ及び内側パ
イプの複数列からなり、このパイプを曲げ成形してなる
熱交換器に関する。
イプの複数列からなり、このパイプを曲げ成形してなる
熱交換器に関する。
空気調和機に使用される熱交換器は、本体ケースの設置
場所により、Ｌ形又はＵ形の所望形状の熱交換器が要求
される。
場所により、Ｌ形又はＵ形の所望形状の熱交換器が要求
される。
この場合１列の熱交換器をＬ形又はＵ型に曲げる場合は
問題ないが、２列以上のパイプを有する熱交換器をＬ形
又はＵ形に曲げる場合、外側パイプと内側パイプの伸縮
度の差が大きく、かつフィンが外側パイプと内側パイプ
に跨って密着して取り付けられているため、曲げ部分の
フィンは外側パイプと内側パイプの間で折曲げ変形が生
じ、フィン間を流通する空気流れが折曲して複雑となり
空気抵抗が犬となり熱交換効率が悪化する欠点があった
。
問題ないが、２列以上のパイプを有する熱交換器をＬ形
又はＵ形に曲げる場合、外側パイプと内側パイプの伸縮
度の差が大きく、かつフィンが外側パイプと内側パイプ
に跨って密着して取り付けられているため、曲げ部分の
フィンは外側パイプと内側パイプの間で折曲げ変形が生
じ、フィン間を流通する空気流れが折曲して複雑となり
空気抵抗が犬となり熱交換効率が悪化する欠点があった
。
この欠点を防ぐため、従来パイプを曲げない部分のフィ
ンを２列のパイプに跨らせ、パイプを曲げる部分のフィ
ンをパイプの列ごとに最初から分離させていた。
ンを２列のパイプに跨らせ、パイプを曲げる部分のフィ
ンをパイプの列ごとに最初から分離させていた。
しかしながら、この場合においては２列のパイプに跨ら
せるフィンと、１列０パイプに取り付けられるフィンと
の２種類のフィンを必要とし、フィンを単一に標準化で
きず量産性の面において不都合を生じていた。
せるフィンと、１列０パイプに取り付けられるフィンと
の２種類のフィンを必要とし、フィンを単一に標準化で
きず量産性の面において不都合を生じていた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので、２列の
パイプに跨らせた単一のフィンにより、パイプ曲げ部分
において外側パイプと内側パイプの間でフィンが分離で
きるようにした熱交換器を得ることを目的とする。
パイプに跨らせた単一のフィンにより、パイプ曲げ部分
において外側パイプと内側パイプの間でフィンが分離で
きるようにした熱交換器を得ることを目的とする。
この考案は、蛇行状に形成されたパイプ及び内側パイプ
を有する熱交換器において外側パイプ及び内側パイプに
跨ると共に容易に切断可能な接続部を有する多数のフィ
ンを設け、前記外側パイプ及び内側パイプが曲げ成形さ
れた時、前記接続部の一部が切断されることにより外側
パイプと内側パイプの間でフィンが分離され、従来のよ
うに折曲が変形されることなくかつ、流通空気抵抗が大
きくならないようにした熱交換器を得るようにしたもの
である。
を有する熱交換器において外側パイプ及び内側パイプに
跨ると共に容易に切断可能な接続部を有する多数のフィ
ンを設け、前記外側パイプ及び内側パイプが曲げ成形さ
れた時、前記接続部の一部が切断されることにより外側
パイプと内側パイプの間でフィンが分離され、従来のよ
うに折曲が変形されることなくかつ、流通空気抵抗が大
きくならないようにした熱交換器を得るようにしたもの
である。
以下図面について本考案の一実施例を説明する。
第１図において、全体を１で示す熱交換器は内側パイプ
２及び外側パイプ３と、この外側パイプ３及び内側パイ
プ２に跨がる多数枚のフィン４とから構成されている。
２及び外側パイプ３と、この外側パイプ３及び内側パイ
プ２に跨がる多数枚のフィン４とから構成されている。
このフィン４には第２図に拡大して示すように容易に切
断可能な接続部５を有している。
断可能な接続部５を有している。
外側パイプ３及び内側パイプ２は蛇行状に形成され、図
示しないポンチ等によりパイプ２．３を全長にわたって
拡管してパイプ２，３にフィン４を密着させる。
示しないポンチ等によりパイプ２．３を全長にわたって
拡管してパイプ２，３にフィン４を密着させる。
そして熱交換器１を例えばＬ形に成形するには、図示Ａ
点を支点として時計回りに曲げる。
点を支点として時計回りに曲げる。
そうすると前記外側パイプ３及び内側パイプ２がそれぞ
れ蛇行面に直交する平面において曲げ成形され、かつそ
の時に図示Ａ点からＢ点付近のフィン４の接続部５は、
切断されＬ形の熱交換器１が形成される。
れ蛇行面に直交する平面において曲げ成形され、かつそ
の時に図示Ａ点からＢ点付近のフィン４の接続部５は、
切断されＬ形の熱交換器１が形成される。
また、第３図に示すように一部外側パイブ３のフィン４
と内側パイプ２のフィン４とが接続部５の切断により食
い違った状態となり、外側パイプ３のフィン４と内側パ
イプ２のフィン４とが端面で接触する部分も生ずるが、
大部分は接続部５の長さ寸法の間隔で分離できる。
と内側パイプ２のフィン４とが接続部５の切断により食
い違った状態となり、外側パイプ３のフィン４と内側パ
イプ２のフィン４とが端面で接触する部分も生ずるが、
大部分は接続部５の長さ寸法の間隔で分離できる。
そのため、従来のように各フィンが外側パイプと内側パ
イプの間で折曲げ変形されるものに比較すると空気の流
れが直線的になり空気抵抗が格段に減少でき、熱交換率
を悪くすることがない。
イプの間で折曲げ変形されるものに比較すると空気の流
れが直線的になり空気抵抗が格段に減少でき、熱交換率
を悪くすることがない。
従ってＬ形に形成された熱交換器１を空気調和機に使用
してもフィン４を通過する除虫じる風速分布に悪影響を
与えることもない。
してもフィン４を通過する除虫じる風速分布に悪影響を
与えることもない。
以上のように本考案は蛇行状に形成された外側パイプ及
び内側パイプに跨ると共に容易に切断可能な接続部を有
するフィンからなり、前記接続部は前記外側パイプ及び
内側パイプが蛇行面に直交する平面において曲げ成形さ
れた時に一部切断されてなる熱交換器であるから、熱交
換器の外側パイプ及び内側パイプの曲げ部近傍の外側パ
イプのフィンと内側パイプのフィンとの間隔を接続部の
長さ寸法だけ間隔を保つことができ、この熱交換器の隣
接するフィン間を通過する空気流れが直線的になり、風
速分布を低下することがなく熱交換性能を高く維持でき
る。
び内側パイプに跨ると共に容易に切断可能な接続部を有
するフィンからなり、前記接続部は前記外側パイプ及び
内側パイプが蛇行面に直交する平面において曲げ成形さ
れた時に一部切断されてなる熱交換器であるから、熱交
換器の外側パイプ及び内側パイプの曲げ部近傍の外側パ
イプのフィンと内側パイプのフィンとの間隔を接続部の
長さ寸法だけ間隔を保つことができ、この熱交換器の隣
接するフィン間を通過する空気流れが直線的になり、風
速分布を低下することがなく熱交換性能を高く維持でき
る。
また、容易に切断可能な接続部を有する１種類のフィン
で形成しているのでフィンを単一に標準化でき、熱交換
器の量産時の作業性の面においても簡素化でき実用上人
なる効果を有する。
で形成しているのでフィンを単一に標準化でき、熱交換
器の量産時の作業性の面においても簡素化でき実用上人
なる効果を有する。
第１図は本考案による熱交換器の斜視図であり、第２図
は第１図Ｃ−Ｃ線に沿って矢印方向から見た拡大断面図
であり、第３図は第１図を一部上方から見た図である。 ２・・・・・・内側パイプ、３・・・・・・外側パイプ
、４・・・・・・フィン、５・・・・・・接続部。
は第１図Ｃ−Ｃ線に沿って矢印方向から見た拡大断面図
であり、第３図は第１図を一部上方から見た図である。 ２・・・・・・内側パイプ、３・・・・・・外側パイプ
、４・・・・・・フィン、５・・・・・・接続部。
Claims (1)
- 蛇行状に形成された外側パイプ及び内側パイプと、この
外側パイプ及び内側パイプに跨ると共に容易に切断可能
な接続部を有する多数のフィンとからなり、前記フィン
の接続部は前記外側パイプ及び内側パイプが蛇行面に直
交する平面において曲げ成形された時一部切断されてな
ることを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17590377U JPS5827268Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17590377U JPS5827268Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54101550U JPS54101550U (ja) | 1979-07-17 |
| JPS5827268Y2 true JPS5827268Y2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=29183909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17590377U Expired JPS5827268Y2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827268Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3312986B2 (ja) * | 1994-02-25 | 2002-08-12 | 東芝キヤリア株式会社 | 熱交換器および熱交換器の製造方法 |
| JP7121303B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2022-08-18 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器および熱交換器の製造方法 |
-
1977
- 1977-12-28 JP JP17590377U patent/JPS5827268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54101550U (ja) | 1979-07-17 |
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