JPS5826106Y2 - 異形プラスチツクス中空体を製造するための吹込成形金型 - Google Patents

異形プラスチツクス中空体を製造するための吹込成形金型

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JPS5826106Y2
JPS5826106Y2 JP1980022022U JP2202280U JPS5826106Y2 JP S5826106 Y2 JPS5826106 Y2 JP S5826106Y2 JP 1980022022 U JP1980022022 U JP 1980022022U JP 2202280 U JP2202280 U JP 2202280U JP S5826106 Y2 JPS5826106 Y2 JP S5826106Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
protrusion piece
parison
plastic
cavity
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980022022U
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English (en)
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JPS56130821U (ja
Inventor
武人 香川
Original Assignee
フクビ化学工業株式会社
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、異形プラスチックス中空体を製造するための
吹込成形金型、詳しくは、型抜に際して邪魔になるプラ
スチックス中空体外壁面に所望形状の突起を驚くほど精
巧に形成することができる新式の吹込成形金型に関する
ものである。
周知のとおり、プラスチックス中空体の壁面に突起を形
成する場合において、型抜方向(金型本体の移動方向)
に面する壁面は金型が離分するとき引掛らないので比較
的容易であるけれども、それ以外の面に形成するのは型
抜の時その突起に金型本体が引掛ることから無理抜きを
余儀なくされ、そのため余り精巧な形状の突起を設ける
ことが出来ナイと考えられていた。
もつとも、金型のパーティングラインに突起を設けるこ
とは比較的容易テアって、従来汎用されているプラスチ
ックス製の哺乳壜、その他の中空製品の突出形状がパー
ティングライン上に設けられているけれども、これでは
プラスチックス中空成形部を応用できる用途は著しく狭
くならざるを得ない。
本考案は、プラスチックス中空体の成形技術に上記の如
き隘路があったことに鑑みてなされたもので、これを図
示の実施例に基いて説明すれば:キャビティ一部31・
31の最大口径部においてパーティング可能であり、か
つ、その少なくとも一方ノキャビティ一部31には前記
パーティング面32から内部にかけて蟻溝4を有する一
対の金型本体3・3と:この金型本体に蟻溝4を介して
取外し可能に装着され、それ自体の凹部5にはプラスチ
ツクスにて別に成形したインサート突起片1′が当該キ
ャビティ−31内部より挿入可能な蟻型差込金具6とを
包含しており:空気吹込ロEから前記キャビティ部31
・31内のパリソン7へ空気を吹き込むことによって、
このパリソン7を膨張させ前記インサート突起片1′と
融合させて不可分一体なプラスチックス中空体2に成形
する一方、この中空体2が成形内包されている当該金型
本体3・3をA−A方向へ型抜操作することによって、
同パリソン7と融合一体化せるインサート突起片1′に
前記蟻型差込金具6を掛止させた状態で分離し、次いで
この差込金具6をインサート突起片1′の突出方向へ抜
取可能なる如(に横取したことを特徴とする異形プラス
チックス中空体を成形するための吹込成形金型に係るも
のである。
図示例について更に詳しく説明すると、第3図は型抜方
向(第1図A−A指示線参照)に沿って先太ニップル状
の突起1′を有するプラスチックス製中空体2の斜視図
であるが、か\る精緻な突起1′も本考案金型を用いれ
ば容易に成形することができる。
即ち、第1図において、一方の金型本体3のキャビティ
ー31には型抜A−A方向に走る蟻溝4を介して差込金
型6がスライド着脱可能に装着してあり、さらに同差込
金型6の凹部5にはプラスチック製のインサート突起片
1′が外向きに挿着しであるので(第5図参照)、帯熱
柔軟状態に軟化したパリソン7へ空気吹込口Eから空気
を吹き込めば当該パリソン7は金型内部のキャビティー
31・31面に膨圧状態に密着する!で膨張することに
なる。
ところが、差込金型6の凹部5にはインサート突起片1
′が挿着しであるため、第5図に示されるようにパリソ
ン7を組成する樹脂はインサート突起片1′の挿着基部
に覆い被ってこれと熱融着することになるのである。
ついで、金型本体3・3をA−A方向へ部分して型抜す
ると、第4図に示す如く、外表面に差込金型6が残され
た状態で中空体2が取り出される。
ついで、中空体2の外衣面に残された差込金型6を外方
へ引き抜けば第3図の如き精緻なニップル状の突起1′
を持った中空体2が出来ているのである。
なお、符号9で指示するものは、中空体2に筒口8を設
ける必要があるときに用いる筒口形成金型であり、通常
は当該金型本体3・3のパーティングラインに沿って装
着される。
このような装着形式は公知である。
本考案金型は以上のように横取されているので、プラス
チックス中空体の壁面の型抜方向に直交する方向へ驚く
ほど精緻な形状の突起を任意に高能率に形成することが
できるのであって、中空プラスチックス製品の用途を太
いに拡張することができるうえに、その具体的構造は簡
素にして的確であるなど、プラスチックス中空成形技術
の発展に寄与するところ大と云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金型の分解斜視図、第2図は同金型のパ
ーティング状態を表す斜視図、第3図は本考案金型で成
形される中空体の形状例を表す斜視図、第4図は差込金
型を残した状態で金型本体から取り出された中空体の斜
視説明図、第5図は本考案金型を用いて中空成形する場
合の差込金型部分における要部拡大端面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャビティ一部31・31の最大口径部においてパーテ
    ィング可能であり、かつ、その少なくとも一方のキャビ
    ティ一部31には前記パーティング面32から内部にか
    げて蟻溝4を有する一対の金型本体3・3と:この金型
    本体に蟻溝4を介して取外し可能に装着され、それ自体
    の凹部5にはプラスチックスにて別に成形したインサー
    ト突起片1′が当該キャビティ−31内部より挿入可能
    な蟻型差込金具6とを包含しており:空気吹込ロEから
    前記キャビティ部31・31内のパリソン7への空気を
    吹き込むことによって、このパリソンIを膨張させ前記
    インサート突起片1′と融合させて不可分一体なプラス
    チックス中空体2に成形する一方、この中空体2が成形
    内包されている当該金型本体3・3をA−A方向へ型抜
    操作することによって、同パリソン7と融合一体化せる
    インサート突起片1′に前記蟻型差込金具6を掛止させ
    た状態で分離し、次いでこの差込金具6をインサート突
    起片1′の突出方向へ抜取可能なる如くに構成したこと
    を特徴とする異形プラスチックス中空体を成形するため
    の吹込成形金型。
JP1980022022U 1980-02-21 1980-02-21 異形プラスチツクス中空体を製造するための吹込成形金型 Expired JPS5826106Y2 (ja)

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JPS56130821U JPS56130821U (ja) 1981-10-05
JPS5826106Y2 true JPS5826106Y2 (ja) 1983-06-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834967A (ja) * 1971-08-20 1973-05-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834967A (ja) * 1971-08-20 1973-05-23

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JPS56130821U (ja) 1981-10-05

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