JP3293093B2 - 鏡餅成形容器及びその製造方法 - Google Patents

鏡餅成形容器及びその製造方法

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彬 山崎
一郎 星野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鏡餅成形容器の構成及
びその製造方法の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上下二段からなる鏡餅については、平面
視において略同心円形を形成する上側の小容器と下側の
大容器からなる透明又は半透明の合成樹脂による鏡餅成
形容器に餅を充填したことによる製品が、市場を席巻し
ている。
【0003】そして、このような鏡餅成形容器において
は、これを製造する際、左右対称の割り金型を使用し、
これにインジエクションブロー、又はダイレクトブロー
による容器を成形している為、必然的に図1に示すよう
に、平面視において略同心円形を形成する上側の小容器
の頂部及び下側の大容器の底部の中心位置を通過する金
型のパーティングラインによる痕跡11が発生すること
を免れることができない。
【0004】他方、包装鏡餅は、単に食用だけでなく、
お供え用の装飾品としても使用されるが、前記のよう
に、頂部及び底部の中心位置を通過する金型のパーティ
ングラインの痕跡11の発生は、如何なる方向からも目
視されることになり、甚だ目障りである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、鏡餅成形容
器において、パーティングラインの痕跡が、図1のよう
に、頂部及び底部の中央の位置を通過しない構成による
鏡餅成形容器を提供し、かつその製造方法を明らかにす
ることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する
為、本発明の鏡餅成形容器の構成は、 (1).平面視において略同心円形を形成する上側の小
容器と下側の大容器とからなり、かつ両割り金型のパー
ティングラインの痕跡が、上下方向に生ずる鏡餅成形容
器において、当該パーティングラインの痕跡が、平面視
における上側の小容器の頂部及び下側の大容器の底部に
おける略同心円状の中心位置から偏倚した位置にある垂
直方向平面と、該鏡餅成形容器の外側周囲部分との交線
によって形成されていることを特徴とする鏡餅成形容器 (2).平面視において略同心円形を形成する上側の小
容器と下側の大容器とからなり、かつ両割り金型のパー
ティングラインの痕跡が、上下方向に生ずる鏡餅成形容
器において、当該パーティングラインの痕跡が、平面視
における上側の小容器の頂部及び下側の大容器の底部に
おける略同心円状の中心位置において、相互に斜交した
状態にある2個の垂直方向平面と、該鏡餅成形容器の外
側周囲部分との交線によって形成されていることを特徴
とする鏡餅成形容器 (3).平面視において、略同心円状をなす上側小容器
と下側大容器による鏡餅成形容器に対するダイレクトブ
ロー成形用又はインジエクション成形用の両割り金型の
パーティングラインを、該同心円の中心位置から偏倚し
た位置にある垂直方向平面と、該鏡餅成形容器に対する
外側周囲部分を形成する金型の内側表面との交線によっ
て形成したことに基づく鏡餅成形容器の製造方法 (4).平面視において、略同心円状をなす上側小容器
と下側大容器による鏡餅成形容器に対するダイレクトブ
ロー成形用又はインジエクション成形用の両割り金型の
パーティングラインを、該同心円の中心位置において、
相互に斜交する状態にある2枚の垂直方向平面と、該鏡
餅成形容器に対する外側周囲部分を形成する金型の内側
表面との交線によって形成したことに基づく鏡餅成形容
器の製造方法 からなる。
【0007】
【作用】前記(1)に基づく鏡餅成形容器1は、実際に
は前記(3)の製造方法に由来しているが、パーティン
グラインの痕跡11は、図2に示すように、頂部の中央
位置及び底部の中央位置を通過せず、これから偏倚した
位置にある為、餅を充填した後、該パーティングライン
の痕跡11が存在する位置と反対方向から餅が充填され
た鏡餅成形容器1を鑑賞した場合には、パーティングラ
インの痕跡11は、全く目視されないことになる。
【0008】前記(2)に基づく鏡餅成形容器1は、実
際には前記(4)の製造方法に由来しているが、パーテ
ィングラインの痕跡11は、図3に示すように、頂部の
中央位置及び底部の中央位置において、相互に斜交した
状態にある為、餅を充填した後、該パーティングライン
の痕跡11が存在する位置と反対方向から餅が充填され
た鏡餅成形容器1を鑑賞した場合には、パーティングラ
インの痕跡11は、全く目視されないことになる。
【0009】但し、前記(3)の製造方法において、整
形された鏡餅整形容器1が一定の弾力性を有するとして
も、パーティングライン21が中央位置から大きく偏倚
している場合には、該中心位置を含んでいる金型2か
ら、鏡餅成形容器1を外すことが困難となる。従って、
通常の場合は、該偏倚した位置は、概ね中心位置から半
径方向約20%以内の距離程度であることが好ましい。
【0010】同様に、前記(4)の製造方法において、
整形された鏡餅整形容器1が一定の弾力性を有するとし
ても、パーティングライン21が中央位置において、小
さい角度にて斜交している場合には、斜交していない側
の金型2(パーティングラインが180度よりも大きい
角度を形成している金型2)から、鏡餅成形容器1を外
すことは困難となる。従って、通常の場合は、当該斜交
した角度は、概略68度以内であることが望ましい。
【0011】
【実施例1】実施例1は、前記(2)の製造方法の内、
ダイレクトブロー成形法において、図4に示すように、
パリソン3を容器の平面方向に金型2中に挿入し、金型
2の型締めの後、該パリソン3を金型2内に狭持させる
ことによる製造方法を示している。
【0012】当該方法では、前記狭持の後、噴出ノズル
4を容器1の底面方向からパリソン3に突入させて、パ
リソン3に圧縮空気を吹き込み、パリソン3を両割り金
型2の内壁に密着させることによって、成形固化した
後、両割り金型2から取り出した中空半成品である容器
1の底部に、流動状の餅封入用の孔を開ける工程によっ
て、鏡餅成形容器1が製造されることになる。
【0013】前記製造方法において、金型2のパーティ
ングライン21が、平面視において略同心円の中心位置
から偏倚していることから、当該パーティングライン2
1を介して、金型2内に挿入したパリソン3の中心ライ
ンも必然的に、同じように略同心円の中心位置から偏倚
した位置とならざる得ない。
【0014】このような場合、従来のパリソン3と同じ
ように、均等の肉厚による円筒である場合には、パリソ
ン3が前記のように偏倚している為、成形された鏡餅成
形容器1の肉厚が偏倚している側が厚く、その反対側が
薄いという不均一な製品とならざるを得ない。
【0015】実施例1においては、このような状態を避
ける為、パリソン3の肉厚を、当該中心位置を基準とし
て、一方側よりもその反対側の他方側について、長手方
向の単位長さ当りの体積を大きくなるように設計し(具
体的には、肉厚を大きくするか又は、内側及び外側の表
面積を大きくなるように設計し)、パリソン3の前記一
方側を、偏倚した側に配置し、前記他方側をその反対側
に配置している。
【0016】これによって、パリソン3を金型に挿通す
る位置が偏倚するも、成形された鏡餅成形容器1は、そ
の厚さにおいて、全体として偏差が生じないように成形
することができる。
【0017】
【実施例2】実施例2は、前記(3)の製造方法の内、
ダイレクトブロー法において、図5に示すように、パリ
ソン3を金型2内において、上下方向に挿入し、金型2
の型締めの後、該パリソン3を金型2内に狭持させる製
造方法を示している。
【0018】そして、前記狭持が行なわれた後の製造工
程は、実施例1の場合と同一である。
【0019】前記製造方法において使用する金型2のパ
ーティングライン21が、平面視において略同心円をな
す中心位置から偏倚していることから、当該パーティン
グライン21を介して、金型2内に挿入したパリソン3
の中心ラインも必然的に、同じように略同心円の中心位
置から偏倚した位置とならざる得ない。
【0020】このような場合、従来のパリソン3と同じ
ように、均等の肉厚による円筒である場合には、パリソ
ン3が前記のように偏倚している為、成形された鏡餅成
形容器1の肉厚が偏倚している側が厚く、その反対側が
薄いという不均一な製品とならざるを得ない。
【0021】実施例2においても、実施例1の場合と同
様、このような状態を避ける為、パリソン3の肉厚を、
当該中心位置を基準として、一方側よりもその反対側の
他方側について、長手方向の単位長さ当りの体積を大き
くなるように設計し(具体的には、肉厚を大きくするか
又は、内側及び外側の表面積を大きくなるように設計
し)、パリソン3の前記一方側を、偏倚した側に配置
し、前記他方側をその反対側に配置している。
【0022】これによって、パリソン3を金型に挿通す
る位置が偏倚するも、成形された鏡餅成形容器1は、そ
の厚さにおいて、全体として偏差が生じないように形成
することができる。
【0023】
【実施例3】実施例3は、前記(3)の製造方法の内、
インジエクションブロー法による製造方法を示す。図6
に示すように、当初キャビテイ型(図示せず)及びこれ
と内側において略同一形状を形成し、かつ嵌合し合う関
係にあるコア5によるインジエクション成形金型6の間
に、熱可塑性合成樹脂を封入し、かつコア5を加熱する
ことによって、有頂パリソン7を形成している。
【0024】そして、図6に示すように、成形金型6
と、キャビテイ型とを交換した後、コア5から有頂パリ
ソン7に圧縮エアーを吹き付け膨張させているが、成形
金型6のパーティングライン61が、平面視における同
心円形状の中心位置から偏倚していることから、パーテ
ィングライン61を介して成形金型6に挿入するコア5
の中心位置もまた、底部の中心位置から偏倚しているこ
とにならざるを得ない。
【0025】このような場合、使用する有頂パリソンの
肉厚が、断面円周方向において均一ならば、必然的に成
形された鏡餅成形容器1は、パーティングライン61が
偏倚した側において肉厚となり、その反対側において肉
薄とならざるを得ない。
【0026】これを避ける為、実施例3においては、使
用する有頂パリソンの円周上の断面において、予め底部
において中心位置から偏倚した一方側よりも、その反対
側の他方側について、長手方向の単位長さ当りの体積を
大きくなるように設計し(具体的には、肉厚を大きくす
るか又は、内側及び外側の表面積を大きくなるように設
計し)、パリソン3の前記一方側を偏倚した側に配置
し、前記他方側をその反対側に配置している。
【0027】このような設計によって、鏡餅成形容器1
は、その厚さにおいて、全体として偏差が生じないよう
に成形することができる。
【0028】
【実施例4】実施例4は、前記(4)の製造方法の内、
ダイレクトブロー法において、図7に示すように、パリ
ソン3を金型2内において、上下方向に挿入し、金型2
の型締めの後、パリソン3を金型2内に狭持させる製造
方法を示している。
【0029】実施例4においては、パーティングライン
は、平面視における頂部及び底部の中心位置において、
双方に斜交していることから、パリソン3を、当該中心
位置から挿入することができる。
【0030】しかも、このような中心位置から挿入する
以上、パリソン3の肉厚を、実施例1、同2のように偏
倚させる必要はなく、従来の場合と同様、均等な肉厚の
パリソン3を使用し、成形された鏡餅成形容器1は、そ
の厚さにおいて全体として偏差が生じないように形成す
ることができる。
【0031】
【実施例5】実施例5は、前記(4)の製造方法の内、
インジェクションブロー法による製造方法を示してお
り、基本的な製造原理は実施例3に示した通りである。
【0032】実施例5においても、実施例4の場合と同
様、成形金型6のパーティングライン61が、平面視に
おける頂部及び底部の中心位置において斜交しているこ
とから、コア5はその中心位置を平面視における底部の
中心位置と一致するように配置させたうえで、前記圧縮
エアーの吹き付け作用を行なうことが可能であり、これ
によって鏡餅成形容器1は、その厚さにおいて、全体と
して偏差が生じないように成形することができる。
【0033】
【発明の効果】このように、本願発明による鏡餅成形容
器及びその製造方法によれば、成形容器のパーティング
ラインの痕跡が、頂部及び底部の中心位置を通過してい
ない為、餅を充填した後、該痕跡が存在しない側から、
鏡餅を鑑賞した場合には、該痕跡による不体裁は、全く
目視されない状態を実現することができる。
【0034】しかも、前記実施例1〜5からも明らかな
ように、パーティングラインが偏倚している場合には、
使用するパリソン又は有頂パリソンの肉厚を変化させる
ことによって、成形された鏡餅成形容器の肉厚を均一と
することができ、実施例4、5からも明らかなように、
パーティングラインが、中心位置において斜交している
場合には、従来と同様の均等な厚さによるパリソン又は
有頂パリソンを使用することによって、鏡餅成形容器の
肉厚を全体として均一形状とすることが可能である。
【0035】このように、本願発明は、金型のパーティ
ングライン及びこれによる鏡餅成形容器の痕跡の配置を
ずらすことによって、極めて、鑑賞上重要な改良を行な
うことができるので、その価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の鏡餅成形容器の状況を示し(イ)は平面
図であり、(ロ)は側面図である。
【図2】パーティングラインの痕跡が中心位置から偏倚
している鏡餅成形容器の状況を示し、(イ)は平面図で
あり、(ロ)は側面図である。
【図3】パーティングラインの痕跡が中心位置において
斜交している鏡餅成形容器の状況を示し、(イ)は平面
図であり、(ロ)は側面図である。
【図4】実施例1による製造方法の構成を示す平面方向
の側断面図である。
【図5】実施例2による製造方法の構成を示す平面方向
の側断面図である。
【図6】実施例3による製造方法の構成を示す側面方向
の側断面図である。
【図7】実施例4による製造方法の構成を示す平面方向
の側断面図である。
【図8】実施例5による製造方法の構成を示す側面方向
の側断面図である。
【符合の説明】
1:鏡餅成形容器 11:パーティングラインの痕跡 2:金型 21:パーティングライン 3:ダイレクトブロー成形において使用するパイプ状の
パリソン 4:ノズル 5:インジエクションブロー成形に使用するコア 6:インジエクション成形金型 61:パーティングライン 7:有頂パリソン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80 B65B 25/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視において略同心円形を形成する上
    側の小容器と下側の大容器とからなり、かつ両割り金型
    のパーティングラインの痕跡が、上下方向に生ずる鏡餅
    成形容器において、当該パーティングラインの痕跡が、
    平面視における上側の小容器の頂部及び下側の大容器の
    底部における略同心円状の中心位置から偏倚した位置に
    ある垂直方向平面と、該鏡餅成形容器の外側周囲部分と
    の交線によって形成されていることを特徴とする鏡餅成
    形容器。
  2. 【請求項2】 平面視において略同心円形を形成する上
    側の小容器と下側の大容器とからなり、かつ両割り金型
    のパーティングラインの痕跡が、上下方向に生ずる鏡餅
    成形容器において、当該パーティングラインの痕跡が、
    平面視における上側の小容器の頂部及び下側の大容器の
    底部における略同心円状の中心位置において、相互に斜
    交した状態にある2個の垂直方向平面と、該鏡餅成形容
    器の外側周囲部分との交線によって形成されていること
    を特徴とする鏡餅成形容器。
  3. 【請求項3】 平面視において、略同心円状をなす上側
    小容器と下側大容器による鏡餅成形容器に対するダイレ
    クトブロー成形用又はインジエクション成形用の両割り
    金型のパーティングラインを、該同心円の中心位置から
    偏倚した位置にある垂直方向平面と、該鏡餅成形容器に
    対する外側周囲部分を形成する金型の内側表面との交線
    によって形成したことに基づく鏡餅成形容器の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 ダイレクトブロー成形用の割り金型を用
    いる場合において、パイプ状のパリソンの中心ライン
    を、両割り金型のパーティングラインと、平面視におい
    て、一致させるようにして容器の平面方向に挿入し、か
    つ両割り金型内部によって当該方向に狭持させることを
    特徴とする請求項3記載の鏡餅成形容器の製造方法。
  5. 【請求項5】 パイプ状のパリソンの肉厚を、両割り金
    型のパーティングラインが偏倚した位置にある側より
    も、その反対側について、長手方向の単位長さの体積を
    大きくなるように設計したことを特徴とする請求項3記
    載の鏡餅成形容器の製造方法。
  6. 【請求項6】 ダイレクトブロー成形用の割り金型を用
    いる場合において、パイプ状のパリソンの中心ラインを
    容器の平面視において、両割り金型のパーティングライ
    ンと一致させるようにして上下方向に挿入し、かつ両割
    り金型によって、当該方向に狭持することを特徴とする
    請求項3記載の鏡餅成形容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 パイプ状のパリソンの肉厚を、両割り金
    型のパーティングラインが偏倚した位置にある側より
    も、その反対側について、長手方向の単位長さの体積を
    大きくなるように設計したことを特徴とする請求項5記
    載の鏡餅成形容器の製造方法。
  8. 【請求項8】 インジエクションブロー用の割り金型を
    用いる場合において、コアの中心位置を両割り金型のパ
    ーティングラインと、平面視において、一致するよう配
    置させた上で、圧縮エアーの吹き付けを行なって、有頂
    パリソンを形成することを特徴とする請求項3記載の鏡
    餅成形容器の製造方法。
  9. 【請求項9】 パイプ状のパリソンの肉厚を、両割り金
    型のパーティングラインが偏倚した位置にある側より
    も、その反対側について、長手方向の単位長さの体積を
    大きくなるように設計したことを特徴とする請求項7記
    載の鏡餅成形容器の製造方法。
  10. 【請求項10】 平面視において、略同心円状をなす上
    側小容器と下側大容器による鏡餅成形容器に対するダイ
    レクトブロー成形用又はインジエクション成形用の両割
    り金型のパーティングラインを、該同心円の中心位置に
    おいて、相互に斜交する状態にある2枚の垂直方向平面
    と、該鏡餅成形容器に対する外側周囲部分を形成する金
    型の内側表面との交線によって形成したことに基づく鏡
    餅成形容器の製造方法。
  11. 【請求項11】 ダイレクトブロー成形用の割り金型を
    用いる場合において、パイプ状のパリソンの中心ライン
    が、容器の平面視における略同心円の中心位置と一致す
    るよう上下方向に挿入し、かつ両割り金型によって、当
    該方向に狭持することを特徴とする請求項10記載の鏡
    餅成形容器の製造方法。
  12. 【請求項12】 インジエクションブロー用の割り金型
    を用いる場合において、コアの中心位置を平面視におけ
    る略同心円の底部の中心位置と一致するよう配置させた
    上で、圧縮エアーの吹き付けを行なって、有頂パリソン
    を形成することを特徴とする請求項10記載の鏡餅成形
    容器の製造方法。
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