JPH047939Y2 - - Google Patents

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JPH047939Y2
JPH047939Y2 JP2521285U JP2521285U JPH047939Y2 JP H047939 Y2 JPH047939 Y2 JP H047939Y2 JP 2521285 U JP2521285 U JP 2521285U JP 2521285 U JP2521285 U JP 2521285U JP H047939 Y2 JPH047939 Y2 JP H047939Y2
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JP
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mold
parison
cavity
closed
blow molding
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JP2521285U
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JPS629516U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はブロー成形品に突状部を1体に形成
するブロー成形金型に係るものである。
従来の技術 従来の突状部を形成するブロー成形金型として
は例えば第3図第4図に図示したように、固定型
21を可動型22とからなる金型の可動型22の
キヤビテイ面22′に凹部23を設ける。この金
型の固定型21と可動型22との間にパリソン2
4を挿入してから型閉してブローし、ブロー成形
品25に突状部26を1体に形成していた。
考案が解決しようとする問題点 この従来のブロー成形金型では金型の凹部23
にパリソンの1部を吹き込むだけであるから、凹
部23の開口面積に対して奥行きが深いとパリソ
ンが隅々まで充分に流動しないため正確な突形状
が形成されないという欠点があるとともにブロー
成形品25の突状部26の肉厚が長く伸びすぎて
薄くなるという欠点があつた。
この考案は従来のブロー成形金型が有するこれ
らの欠点を解消し、正確な突形状が形成されるこ
とやブロー成形品の突状部の肉厚低下を大巾に改
良することなどを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 この考案のブロー成形金型は金型キヤビテイ内
に、開放状態に弾発付勢されたパリソン挟み具
を、出没自在に設け、このパリソン挟み具が型開
き時に開放状態になるとともにキヤビテイ内に突
出し、このパリソン挟み具が型閉時に閉鎖状態に
なるとともにキヤビテイ空間から後退するように
したものである。
次にこの考案のブロー成形金型を1実施例につ
いて図面とともに説明する。
実施例 第1図第2図に図示したように、ブロー成形金
型は固定型1と可動型2とからなる。可動型2の
中央部2′にパリソン挟み具用の収容穴3が金型
キヤビテイ4に開口するように形成され、この収
容穴3の他端はパリソン挟み部のシヤフト用の挿
通穴5に連通するように形成されている。
この固定型1に4本のタイバー6が固定され、
それぞれのタイバー6は可動型2に設けた貫通穴
7を貫通していてタイバー6の自由端末6′にス
トツパープレート8が取付けられている。
このストツパープレート8は可動型2の背後に
設けられた空洞部9の中に収容され、ストツパー
プレート8の中央部8′にシヤフト10が固定さ
れている。更に前記の可動型2のパリソン挟み具
用の収容穴3にスプリング12により開放状態に
弾発付勢されたパリソン挟み具11が収容され、
可動型2のシヤフト用の挿通穴5に挿通されたシ
ヤフト10にこのパリソン挟み具11の後端部1
1′が固定されたブロー成形金型が図示されてい
る。
この実施例のブロー成形金型において、金型を
型開きしてストツパープレート8が可動型2の空
洞部9の中を相対的に前進するのにともなつてス
トツパープレート8に固定したシヤフト10やパ
リソン挟み具11が相対的に前進し、パリソン挟
み具11は金型のキヤビテイ内に突出する。その
前進限に達した状態(第1図々示の状態)で楕円
のパリソン13を挿入する。パリソン13の底部
をシールし、プリブローしながら型閉すると、可
動型2が前進し、可動型2の前進にともなつて開
放状態のパリソン挟み具11は可動型2の収容穴
の3の壁3′により強制的に押圧されて閉鎖状態
になるためにパリソン挟み具11は楕円パリソン
13の1部を挟持しながら可動型2の収容穴3の
中を後退する。
型閉が終つてから、パリソン13の中にエアー
をブローして成形することにより第2図々示のよ
うに金型の凹部に沿つて突状部15が正確な形状
に形成されたブロー成形品14を造ることができ
るし、かつ突状部15は予めパリソン挟み具11
で挟持して金型の凹部にパリソンの1部を引込む
ためにブロー成形品14の突状部15は余り肉厚
が低下しない。
考案の効果 この考案のブロー成形金型は金型キヤビテイ内
に、開放状態に弾発付勢されたパリソン挟み具
を、出没自在に設け、このパリソン挟み具が型開
き時に開放状態になるとともにキヤビテイ内に突
出し、このパリソン挟み具が型閉時に閉鎖状態に
なるとともにキヤビテイ空間から後退するように
したから、型閉と同時にパリソン挟み具がパリソ
ンの1部を挟持して金型の凹部内にパリソンの1
部を導入するために凹部の開口面積に対して奥行
きの深い凹部でもパリソンが隅々まで流動して正
確な形状の突状部を有するブロー成形品を造るこ
とができるし、かつブロー成形品の突状部の肉厚
低下を大巾に改良することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の型開き時の断面図、第2図
は同じく型閉時の断面図、第3図は従来品の型開
き時の断面図、第4図は同じく型閉時の断面図で
ある。 1は固定型、2は可動型、3は収容穴、4はキ
ヤビテイ、5は挿通穴、6はタイバー、7は貫通
穴、8はストツパープレート、9は空洞部、10
はシヤフト、11はパリソン挟み具、12はスプ
リング、13はパリソン、14は成形品、15は
突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロー成形品に突状部を1体に形成するブロー
    成形金型において、該金型キヤビテイ内に、開放
    状態に弾発付勢されたパリソン挟み具を、出没自
    在に設け、該パリソン挟み具が型開き時に開放状
    態になるとともに該キヤビテイ内に突出し、該パ
    リソン挟み具が型閉時に閉鎖状態になるとともに
    該キヤビテイ空間から後退するようにしたことを
    特徴とするブロー成形金型。
JP2521285U 1985-02-23 1985-02-23 Expired JPH047939Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2521285U JPH047939Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

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JP2521285U JPH047939Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629516U JPS629516U (ja) 1987-01-21
JPH047939Y2 true JPH047939Y2 (ja) 1992-02-28

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ID=30825150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2521285U Expired JPH047939Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125055U (ja) * 1990-03-26 1991-12-18
JP2003062897A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Honda Motor Co Ltd ブロー成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS629516U (ja) 1987-01-21

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