JPH0348914Y2 - - Google Patents

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JPH0348914Y2
JPH0348914Y2 JP1986098335U JP9833586U JPH0348914Y2 JP H0348914 Y2 JPH0348914 Y2 JP H0348914Y2 JP 1986098335 U JP1986098335 U JP 1986098335U JP 9833586 U JP9833586 U JP 9833586U JP H0348914 Y2 JPH0348914 Y2 JP H0348914Y2
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JP
Japan
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clip
plastic molded
molded product
fixture
molding
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JP1986098335U
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JPS636960U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用サイドモール、バンパー、
スポイラーなどのように、熱可塑性プラスチツク
をブロー成形してなるプラスチツク成形品に、ク
リツプ等を取り付ける取付構造に関するものであ
る。
従来の技術 自動車用のサイドモール等のモール本体を合成
樹脂の中空体で構成したもの、およびこのモール
本体のブロー成形時にクリツプをその取付具とと
もにブロー成形型にセツテイングして、モール本
体に一体にインサートした構成のものは、実開昭
60−91541号公報に記載されているように既に知
られている。
考案が解決しようとする問題点 上記のような中空合成樹脂モールにあつては、
モール本体からクリツプを取り外すことができな
いので、クリツプの種類変更または取り替えの必
要が生じたときは、モール自体が使用できなくな
る。また、モール本体からクリツプが常に突出し
ているので、梱包が容易でなく、輸送や保管等の
コストが高くつく欠点がある。
しかも、モールのブロー成形時においてクリツ
プをその取付具とともに金型にセツテイングする
工程は容易でなく、またセツテイングしたクリツ
プが位置ずれを起こしやすいため、寸法精度が劣
ることが問題である。
本考案は、このような従来のものにおける種々
の問題点に鑑み、プラスチツク成形品に対してク
リツプ等を取付具の両側から着脱できて狭い場所
においてもその着脱の作業性がよく、しかもプラ
スチツク成形品のブロー成形時にクリツプ等の嵌
合凹部を位置ずれを起こすことなく形成すること
ができ、そのうえ成形後の成形収縮差によつても
取付具が位置ずれを起こさず、クリツプ等の着脱
を容易にできて、クリツプ等を有するプラスチツ
ク成形品として寸法精度の高いものを得ることが
できるプラスチツク成形品の取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。
すなわち、本考案は、熱可塑性プラスチツクを
ブロー成形してなるプラスチツク成形品にクリツ
プ等を取り付ける取付構造において、プラスチツ
ク成形品に、クリツプ等に略対応する大きさでか
つクリツプ等の嵌合凹部を形成した取付具を、ブ
ロー成形時に金型内にインサートして埋設し、上
記取付具を挟んでその両側にプラスチツク成形品
の壁面自体に凹部を形成するとともに、両側の凹
部をクリツプが設置できる大きさとし、この凹部
から取付具の嵌合凹部にクリツプ等を着脱自在に
取り付けたことを特徴とするプラスチツク成形品
の取付構造。
としたものである。
作 用 ブロー成形されたプラスチツク成形品には、ク
リツプ等の嵌合凹部を形成する取付具が一体にイ
ンサートされる。そこで、この取付具の嵌合凹部
にクリツプ等を嵌合すれば、プラスチツク成形品
はクリツプ等を備えたものとなる。また、クリツ
プ等を取り外すにはプラスチツク成形品の嵌合凹
部からそれを引き抜けばよい。
実施例 本考案の一実施例を図面について説明する。
第1図ないし第3図において、1はブロー成形
されたプラスチツク成形品であつて、このプラス
チツク成形品1は、熱可塑性プラスチツクをブロ
ー成形してなる中空体のものである。そして、プ
ラスチツク成形品1には、第8図に示すクリツプ
2を取り付けるための取付具3がインサートされ
ており、取付具3はクリツプ2の嵌合凹部4を形
成するものである。取付具3の嵌合凹部4の開口
部には幅方向に傾斜するガイド部5aおよび厚み
方向に傾斜するガイド部5bを有するクリツプガ
イド5,5が形成されており、かつクリツプ係止
部6,6が形成されている。クリツプ2は突起部
7と取付部8を一体に形成したものであり、取付
具3の少なくとも一側に設けた凹部10にクリツ
プ2の取付部8を設置し、上記嵌合凹部4側に強
く押し込むことにより、プラスチツク成形品1に
クリツプ2が取り付けられる(第6図参照)。ま
た、この突起部7を嵌合凹部4から凹部10側に
強く引くことによつて、プラスチツク成形品1か
らクリツプ2を取り外すことができるものであ
る。
上記のようなプラスチツク成形品1をブロー成
形するには、第5図および第7図に示すような一
対の金型9,9′が用いられるが、その一方の金
型9は、プラスチツク成形品1の凹部10,10
を形成する凹部形成キヤビテイ11,11を有
し、かつその両凹部形成キヤビテイ11,11の
間に前記取付具3をセツテイングするための突起
部12が設けられている。この突起部12は取付
具3の孔13に合致するものであり、両凹部形成
キヤビテイ11,11の間隔Lは取付具3の幅L
と実質的に一致している。また、セツテイングし
た取付具3は凹部形成キヤビテイ11,11と同
一平面を形成するものである。取付具3の両側に
は、ブロー成形時にパリスンが巻き込む突部1
4,14が形成されていて、インサートされた取
付具3の取付強度が高くなるようにしている。第
6図はプラスチツク成形品の取付状態を示すもの
で、15は自動車の壁面である。
以上のように構成されたプラスチツク成形品1
にあつては、それにインサートされた取付具3に
対してクリツプ2が着脱自在であるから、クリツ
プ2を種々交換することによつて、各種の用途に
応じることができる。また、プラスチツク成形品
1を輸送したり、保管する等の場合には、クリツ
プ2を取り外せば、その梱包が容易であり、輸送
や保管等に要するコストが低減される。
さらに、ブロー成形時において、クリツプ2を
取り付ける取付具3は一対の凹部形成キヤビテイ
11,11に挟まれ、かつ突起部12に取付具3
の孔13が嵌合された状態でセツテイングされる
ので、それが位置ずれを起こすことはなく、寸法
精度に優れたものが得られる。
考案の効果 本考案によれば、ブロー成形されるプラスチツ
ク成形品に対して、クリツプ等を種々交換して各
種の用途に応じることができ、しかもプラスチツ
ク成形品に対してクリツプ等を取付具の両側から
着脱できて狭い場所においてもその着脱の作業性
がよく、そのうえ、プラスチツク成形品のブロー
成形時に、クリツプ等の嵌合凹部を有する取付具
をそれを挟んで両側に形成される凹部形成キヤビ
テイにより位置ずれを起こすことなく形成するこ
とができ、ブロー成形されるプラスチツク成形品
には、クリツプ等に略対応する大きさで嵌合凹部
を形成して成形後の成形収縮差によつても取付具
が位置ずれを起こさず、クリツプ等の着脱が容易
にでき、クリツプ等を有するプラスチツク成形品
として寸法精度の高いものを得ることができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はプラ
スチツク成形品の一部の裏面図、第2図は第1図
におけるA−A線断面図、第3図は同上B−B線
断面図、第4図はクリツプを取り付けた状態のプ
ラスチツク成形品の一部の裏面図、第5図はプラ
スチツク成形品のブロー成形態様を示す金型要部
の縦断面図、第6図は自動車の壁面に取り付けた
態様を示す断面図、第7図は取付具の金型キヤビ
テイのセツテイング関係を示す金型要部と取付具
の分解斜視図、第8図はクリツプの斜視図であ
る。 1……プラスチツク成形品、2……クリツプ、
3……取付具、4……嵌合凹部、5,5……クリ
ツプガイド、6,6……クリツプ係止部、7……
突起部、8……取付部、9,9′……一対の金型、
10,10……凹部、11,11……凹部形成キ
ヤビテイ、12……突起部、13……取付具3の
孔、14,14……突部、15……自動車の壁
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性プラスチツクをブロー成形してなるプ
    ラスチツク成形品にクリツプ等を取り付ける取付
    構造において、プラスチツク成形品に、クリツプ
    等に略対応する大きさでかつクリツプ等の嵌合凹
    部を形成した取付具を、ブロー成形時に金型内に
    インサートして埋設し、上記取付具を挟んでその
    両側にプラスチツク成形品の壁面自体に凹部を形
    成するとともに、両側の凹部をクリツプが設置で
    きる大きさとし、この凹部から取付具の嵌合凹部
    にクリツプ等を着脱自在に取り付けたことを特徴
    とするプラスチツク成形品の取付構造。
JP1986098335U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0348914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986098335U JPH0348914Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JP1986098335U JPH0348914Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JPS636960U JPS636960U (ja) 1988-01-18
JPH0348914Y2 true JPH0348914Y2 (ja) 1991-10-18

Family

ID=30966172

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JPS605950B2 (ja) * 1981-07-13 1985-02-14 高崎粘土株式会社 粘土細工用組成物
JPS60143159A (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 Toyoda Gosei Co Ltd モ−ル

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JPS636960U (ja) 1988-01-18

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