JPS5826003B2 - 液晶配向処理方法 - Google Patents
液晶配向処理方法Info
- Publication number
- JPS5826003B2 JPS5826003B2 JP52092778A JP9277877A JPS5826003B2 JP S5826003 B2 JPS5826003 B2 JP S5826003B2 JP 52092778 A JP52092778 A JP 52092778A JP 9277877 A JP9277877 A JP 9277877A JP S5826003 B2 JPS5826003 B2 JP S5826003B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- alignment treatment
- treatment method
- crystal alignment
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液晶表示体において液晶をサブストレイトに平
行配向させる方法に関するものであり、特に配向処理剤
としてチタンキレート錯体を用いたことを特徴とするも
のである。
行配向させる方法に関するものであり、特に配向処理剤
としてチタンキレート錯体を用いたことを特徴とするも
のである。
本発明の目的は安定なしかもシール性の良好な配向処理
被膜を容易に得ることにある。
被膜を容易に得ることにある。
従来から液晶の平行配向処理方法としてはラビング法又
は斜め蒸着法が用いられてきたが後者においてはその量
産性の悪さ等から近年のディスプレイのコストダウン傾
向に対して大きなネックとされてきた。
は斜め蒸着法が用いられてきたが後者においてはその量
産性の悪さ等から近年のディスプレイのコストダウン傾
向に対して大きなネックとされてきた。
又前者においては配向処理膜としてシラン系界面活性剤
、クロム錯体等が検討されてきたが化学的な安定性の悪
さ、公害面等から大きな問題が残されていた。
、クロム錯体等が検討されてきたが化学的な安定性の悪
さ、公害面等から大きな問題が残されていた。
配向処理被膜としては表面張力で表わされる液晶のぬれ
性を十分考慮する必要があり平行処理被膜としては理論
的にぬれ性の良いすなわち表面張力の大きな被膜が必要
とされた。
性を十分考慮する必要があり平行処理被膜としては理論
的にぬれ性の良いすなわち表面張力の大きな被膜が必要
とされた。
つまり液晶の表面張力よりも大きな表面張力をもった被
膜が必要とされた。
膜が必要とされた。
シラン系、テフロン系配向処理剤ではその表面張力が液
晶よりも小さく本質的な平行配向処理剤としては限界が
存在した。
晶よりも小さく本質的な平行配向処理剤としては限界が
存在した。
本発明はかかる論理を基に開発を行なったものでありチ
タンキレート錯体は液晶の表面張力よりも大きな表面張
力を示し液晶をよくぬらすことがわかった。
タンキレート錯体は液晶の表面張力よりも大きな表面張
力を示し液晶をよくぬらすことがわかった。
また本発明のキレート錯体はその反応性の高さからサブ
ストレイトの表面によく吸着し均一な、しかも密度の高
い被膜を得ることができる。
ストレイトの表面によく吸着し均一な、しかも密度の高
い被膜を得ることができる。
チタンキレート錯体としてはO配位タイプとして脂肪酸
、カルボン酸、ケトン、多価アルコール等N配位タイプ
としてアミノアルコール等、C配位タイプとしてシクロ
ペンタジフェニル化合物等が考えられる。
、カルボン酸、ケトン、多価アルコール等N配位タイプ
としてアミノアルコール等、C配位タイプとしてシクロ
ペンタジフェニル化合物等が考えられる。
これらのチタンキレート錯体の塗布方法としてはこれら
を有機溶媒又は水に適当な濃度で溶解せしめディッピン
グ法等によってサブストレイトの片面又は両面に塗布を
行なうと良い。
を有機溶媒又は水に適当な濃度で溶解せしめディッピン
グ法等によってサブストレイトの片面又は両面に塗布を
行なうと良い。
又これらは塗布後リンス、乾燥等を行なって溶媒を完全
に除去せしめると良い。
に除去せしめると良い。
次に実施例に従って説明する。
実施例 1
液晶用パイレックスガラスに所定の手段で電極(Sn0
2 )を形成せしめ良く洗浄、乾燥を行なった。
2 )を形成せしめ良く洗浄、乾燥を行なった。
次にO配位タイプ、チタンキレート錯体である乳酸キレ
ートの5%水溶液にサブストレイトを20℃で5分間デ
ィッピングした。
ートの5%水溶液にサブストレイトを20℃で5分間デ
ィッピングした。
引き上げ後イオン交換水で十分にリンスを行ない150
℃乾燥空気中で10分間乾燥を行なった。
℃乾燥空気中で10分間乾燥を行なった。
乾燥後綿布を用いて所定の方法でラビングを行ない液晶
セルを形成せしめた。
セルを形成せしめた。
この液晶セルに市販のBDH社製のE7ビフエニル系液
晶を等方性にせしめて注入した。
晶を等方性にせしめて注入した。
この液晶セルを偏光板を用いて配向観察を行なったとこ
ろ非常に良好に平行配向していることが確認された。
ろ非常に良好に平行配向していることが確認された。
またこの配向被膜は300℃以上まで十分に耐えること
が観察された。
が観察された。
またこの液晶セルは120℃で500時間以上のエイジ
ングでも何の配向不良もおこらなかった。
ングでも何の配向不良もおこらなかった。
又エステル系、アゾキシ系液晶で同様の実験を行なって
も何らビフェニル系液晶と変わることはなかった。
も何らビフェニル系液晶と変わることはなかった。
実施例 2
実施例1と同様な方法で形成したサブストレイトを用い
グリコール錯体の5%イソプロビール溶液にディッピン
グイソプロビルアルコールを用いてリンスを行ない次に
120℃で10分間の乾燥を行なった。
グリコール錯体の5%イソプロビール溶液にディッピン
グイソプロビルアルコールを用いてリンスを行ない次に
120℃で10分間の乾燥を行なった。
所定の方法でラビングを行ない液晶セルを形成した。
この液晶セルにBDH社製E7ビフエニル系液晶を注入
せしめた。
せしめた。
このセルを偏光板観察を行なったところ非常に良好に平
行配向していることがわかった。
行配向していることがわかった。
又エステル系、アゾキシ系液晶でも同様であった。
寿命試験の結果120℃で500時間以上何ら変化はお
こらなかった。
こらなかった。
以上実施例を用いて説明を行なったが本発明はチタンキ
レート錯体を用いて液晶の平行配向処理を行なう方法に
関するものでありその種類、手順等を問うものではない
。
レート錯体を用いて液晶の平行配向処理を行なう方法に
関するものでありその種類、手順等を問うものではない
。
Claims (1)
- 1 ネマチック又はネマチック・コレステリック混合体
を用いた液晶表示体において液晶平行配向処理剤として
チタンキレート錯体を用いて配向処理をしたことを特徴
とする液晶配向処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52092778A JPS5826003B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 液晶配向処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52092778A JPS5826003B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 液晶配向処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5427456A JPS5427456A (en) | 1979-03-01 |
JPS5826003B2 true JPS5826003B2 (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=14063869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52092778A Expired JPS5826003B2 (ja) | 1977-08-02 | 1977-08-02 | 液晶配向処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826003B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946601A (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-16 | Olympus Optical Co Ltd | ガラスレンズをインサ−トしたプラスチツクレンズ |
JPS6335001U (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-07 | ||
JPH019922Y2 (ja) * | 1984-03-29 | 1989-03-20 | ||
JPH0572562B2 (ja) * | 1984-05-18 | 1993-10-12 | Hitachi Ltd |
-
1977
- 1977-08-02 JP JP52092778A patent/JPS5826003B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946601A (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-16 | Olympus Optical Co Ltd | ガラスレンズをインサ−トしたプラスチツクレンズ |
JPH019922Y2 (ja) * | 1984-03-29 | 1989-03-20 | ||
JPH0572562B2 (ja) * | 1984-05-18 | 1993-10-12 | Hitachi Ltd | |
JPS6335001U (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5427456A (en) | 1979-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69733102T2 (de) | Reinigungsmittel | |
CN103091903B (zh) | 光分解型配向膜的制备方法、液晶显示基板和装置 | |
TW201014906A (en) | Alkaline aqueous solution composition for treating a substrate | |
DE2264407B2 (de) | Flüssigkristall-Anzeigeeinrichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung Ausscheidung aus: 2238429 | |
JPS5826003B2 (ja) | 液晶配向処理方法 | |
WO2023202192A1 (zh) | 一种铌酸锂单面抛光片的清洗方法 | |
US3973057A (en) | Method of preparing a liquid crystal display | |
RU2497167C1 (ru) | Способ получения ориентированного слоя жидкого кристалла | |
JPS5857371B2 (ja) | Litao3 オヨビ カガクテキニ ドウヨウナ ザイリヨウヨリナル キタイノ ヒヨウメンオエツチングスルホウホウ | |
JP3918300B2 (ja) | 液晶配向膜剥離液 | |
JP4996891B2 (ja) | 表示パネルの異物除去方法 | |
CN105925983B (zh) | 一种挤压态镁锂合金的金相腐蚀剂及其使用方法 | |
JPH02164035A (ja) | 半導体基板の洗浄方法 | |
JP5489452B2 (ja) | 液晶パネル用洗浄剤組成物および液晶パネルの洗浄方法 | |
JPS6388522A (ja) | 垂直配向型液晶セルの製造方法 | |
JPS5841491B2 (ja) | 液晶素子 | |
JPS5829496B2 (ja) | エキシヨウソシ | |
JPS5829495B2 (ja) | エキシヨウソシ | |
CN109775763B (zh) | 一种松果状Fe2O3纳米颗粒及其制备方法、实验方法与应用 | |
JPH0481721A (ja) | 液晶セルの製造方法 | |
JPS6040606B2 (ja) | 液晶表示パネル | |
JPS61186931A (ja) | 液晶素子 | |
JPS58125012A (ja) | 液晶セルの製造方法 | |
JPH0986968A (ja) | クロム遮光層を有するカラーフィルター用ガラス基板の再生方法 | |
JPH07119912B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 |