JPS5824509Y2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPS5824509Y2
JPS5824509Y2 JP1976027377U JP2737776U JPS5824509Y2 JP S5824509 Y2 JPS5824509 Y2 JP S5824509Y2 JP 1976027377 U JP1976027377 U JP 1976027377U JP 2737776 U JP2737776 U JP 2737776U JP S5824509 Y2 JPS5824509 Y2 JP S5824509Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable resistor
capacitor
inverter
circuit
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976027377U
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English (en)
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JPS52119339U (ja
Inventor
信義 村川
勇 大原
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は発振回路特に無安定マルチバイブレータに関
する。
従来MO8やCMO8などで無安定マルチバイブレータ
を構成するには第1図のようにしている。
すなわち3個のインバータ1,2.3を縦続接続し、そ
の第2段のインバータの出力と第1段の入力間にコンデ
ンサ4を接続しかつ第3段のインバータの出力と第1段
のインバータの入力との間に可変抵抗器5を接続してい
る。
この場合発振周波数は RT;可変抵抗器5の抵抗値 CT:コンデンサ4の容量 VDD ;電源電圧 Vth ; インバータ1のスレンショルド電圧で決定
される。
ここでvthはMOSやCMO8等のICなどでは素子
の内部で決定されるため外部から可変することができな
い。
したがって発振周波数を変えるにはRTまたはCTを変
えることによっている。
ところでこの発振回路をたとえば計数式タイマに適用す
る場合には可変抵抗器5を時間設定器として使用するの
であるがその回転角度(可変抵抗値)と目盛られた時間
(周波数)を一致させる必要がある。
このためCTを可変して調整するしかないがコンデンサ
4を可変型とした場合には容量大きさ、コストで問題が
あり実用化は困難である。
本考案は簡単な回路で各回路定数のばらつきを補償する
ことができ所定の発振周波数を得ることができる発振回
路を提供することを目的としている。
本考案の発振回路は、縦続接続される3個のインバータ
と、その第2段のインバータの出力に接続されたコンデ
ンサと、第3段のインバータに接続された第1の可変抵
抗器と、これらコンデンサ及び第1の可変抵抗器の他端
を接続し、その接続点と第1段のインバータの入力との
間に接続された第2の可変抵抗器と、前記第1段のイン
バータの入力と正の電源ライン間に接続され、かつ前記
コンデンサの電荷を放電するためのダイオードとを有す
るもので、このようにコンデンサの電荷な第2の可変抵
抗器およびダイオードを通して放電させるように構成す
ることによって、第2の可変抵抗器の調整によりコンデ
ンサの電荷の放電時間を変え、発振周波数を調整可能と
する。
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第2図は本考案に係る発振回路を計数式タイマに適用し
た実施例を示す。
この図で端子11.12は正負の電力入力端子でその間
に定電圧素子21が接続され回路各部に電源電圧VDD
を加えるようにしている。
発振回路30はインバータ31及びインバータを兼ねる
NORゲート32、インバータ33を縦続接続しNOR
ゲート32の出力を抵抗36を介してコンデンサ35に
接続し、かつインバータ33の出力を可変抵抗器34に
接続する。
コンデンサ35と可変抵抗器34の他端は接続され、そ
の接続点とインバータ310入力との間に半固定可変抵
抗器38が接続される。
こうして無安定マルチバイブレータが構成される。
さらにインバータ310入力はダイオード37を経て正
の電源ラインに接続される。
MOSやCMOSインバータではこのダイオード37は
素子の中に形成されている。
なおここで端子13は発振入力端子、端子14はこの発
振回路をICで構成した場合にコンデンサ35を外部か
ら取付けるための端子、端子15は計数入力端子である
この発振回路30の出力は計数回路40に送られる。
計数回路40は波形整形回路41と多数の縦続接続され
たフリップフロップ42から構成されている。
この計数回路40の出力はインバータを経て発振回路3
0のNORゲート32に入力されており計数回路40に
出力が生じたときNORゲート32を遮断して発振回路
30の発振を停止させるようにしている。
端子17は表示端子で計数回路40を構成するフリップ
フロップ42の所定の1個の出力が送られている。
この表示端子17に表示装置を接続すればその表示装置
はタイマ動作前でOFF、タイマ動作中では点滅し、タ
イムアンプ後には点灯し続ける。
したがって表示端子17の出力を用いることによってタ
イマの3つの動作状態を表示できることになる。
端子18は出力端子である。
このタイマのリセットはリセット出力端子16を1L“
とすることにより行なわれる。
リセット回路50はトランジスタ51とツェナダイオー
ド52と抵抗53,54゜55.56とで構成されてお
り、リセット端子16が”L″のときトランジスタ51
がOFFとなりリセット出力が生じるようになっている
このリセット回路50は電源投入時あるいは電源電圧に
異常があった場合に自動的にリセット出力を生じるよう
になっている。
すなわち電源電圧投入時など電源電圧VDDが低い場合
には抵抗53.54で分圧された電圧がツェナー電位を
超えないためトランジスタ51はOFFでありリセット
出力が生じている。
電源電圧VDDが所定の電圧に達するとツェナダイオー
ド52が0NLJランジスタ51がONすることにより
リセット出力が停止する。
上記の発振回路ではインバータ310入力と、コンデン
サ35と可変抵抗器34の接続点との間に可変抵抗器3
8が接続されている。
インバータを兼ねるNORゲート32が“L“から“H
“へ反転した瞬間に、コンデンサ35の電荷が点線で示
すようにダイオード37と正の電源ラインとを経て放電
する。
可変抵抗器38の値を大とすれば、放電を遅らせ、その
ため発振周波数を小さくする。
CMO8ICでの試験結果では発振周波数を約50多可
変することができた。
なお可変抵抗器34.38の値はほぼ等しいことが望ま
しい。
したがって通常生じるコンデンサ35の容量のばらつき
±5条〜±10多及び可変抵抗器34の抵抗のばらつき
±10%〜±20%を十分に補償することが可能である
したがってインバータのスレンショルド電圧や可変抵抗
器34の抵抗、コンデンサ35の容量が通常生じる程度
でばらついていたとしてもそのばらつきは可変抵抗器3
8の調整により補償することが可能であり、そのため可
変抵抗器34の目盛を発振周波数つまりタイマの設定時
間に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発振回路を示す回路図、第2図は本考案
の一実施例を示す回路図である。 30・・・・・・発振回路、40・・・・・・計数回路
、50・・・・・・リセット回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦続接続される3個のインバータと、その第2段のイン
    バータの出力に接続されたコンデンサと、第3段のイン
    バータに接続された第1の可変抵抗器と、これらコンデ
    ンサ及び第1の可変抵抗器の他端を接続し、その接続点
    と第1段のインバータの入力との間に接続された第2の
    可変抵抗器と、前記第1段のインバータの入力と正の電
    源ライン間に接続され、かつ前記コンデンサの電荷を放
    電するためのダイオードとを有する発振回路。
JP1976027377U 1976-03-08 1976-03-08 発振回路 Expired JPS5824509Y2 (ja)

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JP1976027377U JPS5824509Y2 (ja) 1976-03-08 1976-03-08 発振回路

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JPS52119339U JPS52119339U (ja) 1977-09-09
JPS5824509Y2 true JPS5824509Y2 (ja) 1983-05-26

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ID=28487128

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492417A (ja) * 1972-04-18 1974-01-10

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JPS492417A (ja) * 1972-04-18 1974-01-10

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JPS52119339U (ja) 1977-09-09

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