JPS5823742B2 - キンゴウキンマクノ エツチングホウホウ - Google Patents
キンゴウキンマクノ エツチングホウホウInfo
- Publication number
- JPS5823742B2 JPS5823742B2 JP49062348A JP6234874A JPS5823742B2 JP S5823742 B2 JPS5823742 B2 JP S5823742B2 JP 49062348 A JP49062348 A JP 49062348A JP 6234874 A JP6234874 A JP 6234874A JP S5823742 B2 JPS5823742 B2 JP S5823742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- gap
- electrode film
- electrode
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、半導体基板上に形成されたAu−Be合金膜
を所望形状に選択加工するためのエツチング方法に関す
る。
を所望形状に選択加工するためのエツチング方法に関す
る。
Au−Be蒸着膜は、■−V族化合物半導体装置の電極
として用いられている。
として用いられている。
ここで、GaPを例にとって述べると、高濃度n形Ga
P基板上に、エピタキシャル成長法により、低濃度n
形G a P、高濃度P形GaPを順次形成する。
P基板上に、エピタキシャル成長法により、低濃度n
形G a P、高濃度P形GaPを順次形成する。
しかるのち、基板を300℃に加熱し、最表層である高
濃度P形GaP上にAu−Be電極膜を蒸着する。
濃度P形GaP上にAu−Be電極膜を蒸着する。
こうして形成されたAu−Be電極膜はAu−Zn電極
膜等に比べてオーミック性が優れている。
膜等に比べてオーミック性が優れている。
しかし最表層と電極膜との境界層のエツチングは、Be
がGaP結晶中に入りやすいために、なかなか困難なこ
とであった。
がGaP結晶中に入りやすいために、なかなか困難なこ
とであった。
従来、Au−Be電極膜のエツチング液には、よう化カ
リウムとよう素を含む水溶液(以下ヨードエツチング液
と称する)や王水が用いられた。
リウムとよう素を含む水溶液(以下ヨードエツチング液
と称する)や王水が用いられた。
しかしながら、ヨードエツチング液では、サイドエツチ
ングが起こり、境界層を精度よく出すことができない。
ングが起こり、境界層を精度よく出すことができない。
そして、このサイドエツチングが不均一に起こるので、
パターン通りのエツチングができない。
パターン通りのエツチングができない。
フォトレジストのエツジより±(20〜30)μmの誤
差が生じる。
差が生じる。
そのため、パターンのエツジが直線状であっても、Au
−Be電極のエツジがジグザグ状になる。
−Be電極のエツジがジグザグ状になる。
そして、パターンの幅が細い場合には、Au−Be膜が
切析されてしまう。
切析されてしまう。
また、王水の場合には、パターン形成のためのフォトレ
ジストがおかされるので、Au−Be電極膜まで溶解さ
れ、電極膜を形成することができない。
ジストがおかされるので、Au−Be電極膜まで溶解さ
れ、電極膜を形成することができない。
このような問題点の解決策について種々検討した結果、
半導体基板上のAu−Be合金膜を、ヨードエツチング
液にりん酸を加えたものを用いることにより、精度よく
エツチングできることを見い出した。
半導体基板上のAu−Be合金膜を、ヨードエツチング
液にりん酸を加えたものを用いることにより、精度よく
エツチングできることを見い出した。
本発明はこのような知見にもとづくものである。
次に、実施例にもとづいて本発明の詳細な説明する。
n層、p層の各成長が終わったGaP基板を約300℃
に保持し、その上に、厚さ約1μmのAu−Be合金(
Be含有量0.5原子係)からなる電極膜を真空蒸着法
によって形成する。
に保持し、その上に、厚さ約1μmのAu−Be合金(
Be含有量0.5原子係)からなる電極膜を真空蒸着法
によって形成する。
さらにAu−Be電極膜の上にホトレジスト膜を付設し
、これを通常のホトエツチング技術によって所望のマス
クパターンに形成する。
、これを通常のホトエツチング技術によって所望のマス
クパターンに形成する。
そして、このホトレジスト膜をマスクとしてAu−Be
電極膜をエツチングする。
電極膜をエツチングする。
このときのエツチング液は、よう化カリウム(KI )
、よう素(I2)およびリン酸(H3PO4)の水溶液
であるが、水(I20)500eeによう素(I2)z
sy、よう化カリウム(KI)50gを溶解させたもの
である。
、よう素(I2)およびリン酸(H3PO4)の水溶液
であるが、水(I20)500eeによう素(I2)z
sy、よう化カリウム(KI)50gを溶解させたもの
である。
このエツチング方法によると、用途によりその組成を変
えることは可能であり、経験によると、りん酸のエツチ
ング液に対する割合は2〜70チの範囲が適しており、
とりわけ、GaP結晶を用いた発光ダイオードの電極パ
ターンの形成の場合には5〜15%添加したものが最適
であった。
えることは可能であり、経験によると、りん酸のエツチ
ング液に対する割合は2〜70チの範囲が適しており、
とりわけ、GaP結晶を用いた発光ダイオードの電極パ
ターンの形成の場合には5〜15%添加したものが最適
であった。
このエツチング液を使用した場合、室温で3〜5分で所
望の電極パターンが得られる。
望の電極パターンが得られる。
エツチング液の温度は5〜70℃の範囲で有効であシ、
10〜30℃の範囲が最適である。
10〜30℃の範囲が最適である。
また、エツチング速度は毎分1〜2000A程度である
。
。
このエツチング液によると、Au−Be電極膜が溶けた
後、下地結晶のGaPをも毎分100A程度のおそい速
度で溶解するので、電極−結晶界面層の完全除去のみで
なく、GaP結晶の表面層をもエツチングするので、電
極膜が残こらない。
後、下地結晶のGaPをも毎分100A程度のおそい速
度で溶解するので、電極−結晶界面層の完全除去のみで
なく、GaP結晶の表面層をもエツチングするので、電
極膜が残こらない。
そのため、光の透過率がよくなり、効率が向上し、発光
ダイオードの製造等には好都合である。
ダイオードの製造等には好都合である。
このエツチング液を用いてA u−B e 電極膜(B
e含有量0.1〜1原子係)をエツチングした場合、
精度±1.0μの範囲でエツチング可能である。
e含有量0.1〜1原子係)をエツチングした場合、
精度±1.0μの範囲でエツチング可能である。
以上GaP結晶上のAu−Be電極膜について説明した
が、GaP以外の半導体結晶についても同様の結果が得
られた。
が、GaP以外の半導体結晶についても同様の結果が得
られた。
さらに、n層、9層をGaP基板上に形成する場合、気
相エピタキシャル、液相エピタキシャルおよび拡散法等
によって形成しても同様に使用可能である。
相エピタキシャル、液相エピタキシャルおよび拡散法等
によって形成しても同様に使用可能である。
Claims (1)
- 1 よう化カリウム(KI)とよう素(工2)およびり
ん酸(H3PO4)を含む水溶液によりAu−Be合金
膜をエツチングすることを特徴とする金合金膜のエツチ
ング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49062348A JPS5823742B2 (ja) | 1974-05-31 | 1974-05-31 | キンゴウキンマクノ エツチングホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49062348A JPS5823742B2 (ja) | 1974-05-31 | 1974-05-31 | キンゴウキンマクノ エツチングホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50154069A JPS50154069A (ja) | 1975-12-11 |
JPS5823742B2 true JPS5823742B2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=13197518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49062348A Expired JPS5823742B2 (ja) | 1974-05-31 | 1974-05-31 | キンゴウキンマクノ エツチングホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823742B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61180829U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | ||
KR20190031462A (ko) | 2016-03-31 | 2019-03-26 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 기판 반송 장치, 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
-
1974
- 1974-05-31 JP JP49062348A patent/JPS5823742B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61180829U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | ||
KR20190031462A (ko) | 2016-03-31 | 2019-03-26 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 기판 반송 장치, 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50154069A (ja) | 1975-12-11 |
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