JPS5822767B2 - 和文タイプライタ - Google Patents
和文タイプライタInfo
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- JPS5822767B2 JPS5822767B2 JP53165041A JP16504178A JPS5822767B2 JP S5822767 B2 JPS5822767 B2 JP S5822767B2 JP 53165041 A JP53165041 A JP 53165041A JP 16504178 A JP16504178 A JP 16504178A JP S5822767 B2 JPS5822767 B2 JP S5822767B2
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- Japan
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- kanji
- kana
- word
- ending
- stem
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、文字の発音に従って仮名キーボードから漢
字変換部分を指定して、仮名文字で入力し漢字仮名混り
文を出力する和文タイプライタにおいて、仮名文字で用
言を入力した場合に、簡単な操作で同音異字語の少ない
用言の漢字出力を得ることができるようにした和文タイ
プライタに関するものである。
字変換部分を指定して、仮名文字で入力し漢字仮名混り
文を出力する和文タイプライタにおいて、仮名文字で用
言を入力した場合に、簡単な操作で同音異字語の少ない
用言の漢字出力を得ることができるようにした和文タイ
プライタに関するものである。
漢字仮名混り文を機械で清書する従来の和文タイプライ
タにおける文字入力方法は、盤面に多数(3,000程
度)のキーを設けて文字1字に対して1ストロークで入
力するものと、盤面に少数のキーを設けて文字1字に対
して1ストロ一ク以上を要して入力するものとに大別す
ることができる。
タにおける文字入力方法は、盤面に多数(3,000程
度)のキーを設けて文字1字に対して1ストロークで入
力するものと、盤面に少数のキーを設けて文字1字に対
して1ストロ一ク以上を要して入力するものとに大別す
ることができる。
そして、後者の方法を採用した和文タイプライタの中に
は、仮名キーボードを用いて文字の発音に従って仮名文
字で入力し、漢字仮名混り文を出力する仮名漢字変換方
式を採用したものがある。
は、仮名キーボードを用いて文字の発音に従って仮名文
字で入力し、漢字仮名混り文を出力する仮名漢字変換方
式を採用したものがある。
仮名漢字変換方式は、キーの数が少ないために容易に盤
上のキーを検索できることが長所であるが、以下のよう
な2つの問題点があげられる。
上のキーを検索できることが長所であるが、以下のよう
な2つの問題点があげられる。
(1)仮名入力文のうち仮名漢字変換を必要とする部分
の指定の仕方 ;(2)漢字のもつ同音異字語の処理の仕方(2)につ
いては、本発明者等によりいくつかの処理の方法が提案
さ札 また(1)についても従来からいくつかの改良が
試みられている。
の指定の仕方 ;(2)漢字のもつ同音異字語の処理の仕方(2)につ
いては、本発明者等によりいくつかの処理の方法が提案
さ札 また(1)についても従来からいくつかの改良が
試みられている。
(1)に関する改良の1つとして、漢字に変換する仮名
の前後に制;御符号を挿入するものがある。
の前後に制;御符号を挿入するものがある。
従来の装置においては、体言を入力する際における漢字
変換部分の指定の識別は容易である。
変換部分の指定の識別は容易である。
しかしながら、用言を入力する際には送り仮名が問題に
なり、漢字変換部分の指定の仕方を間違えると所望の漢
字が出力されないという欠点があった。
なり、漢字変換部分の指定の仕方を間違えると所望の漢
字が出力されないという欠点があった。
例えば「うつくしい(美しい)」を例にとると、漢字変
換の対象部分の指定の仕方として以下の下線部のような
3通りが考えられる。
換の対象部分の指定の仕方として以下の下線部のような
3通りが考えられる。
(イ) うつくしい
(0) うつくしい
ぐ) うつくしい
入力仮名のうち漢字に相当する部分を上記■)のように
指定する入力規則を設けると、(Q、(ハ)のように指
定したときには漢字変換は行なわれない。
指定する入力規則を設けると、(Q、(ハ)のように指
定したときには漢字変換は行なわれない。
同様に(0)のように、語幹に相当する部分を漢字変換
の対象部分と指定する規則の下では、(イ)、(ハ)の
指定の仕方では漢字に変換されない。
の対象部分と指定する規則の下では、(イ)、(ハ)の
指定の仕方では漢字に変換されない。
また(ハ)のように(語幹)+(語尾)に相当する部分
を漢字変換の対象部分と指定する規則を設けると、(イ
)、@の指定の仕方では漢字に変換されない。
を漢字変換の対象部分と指定する規則を設けると、(イ
)、@の指定の仕方では漢字に変換されない。
すなわち従来の装置においては用言を入力する際にキー
操作者は与えられたきびしい入力規則の下で瞬時にどの
部分までを変換対象としたらよいかを判断しなければな
らず、この判断のためにキー操作者に大きな負担がかか
るという欠点があった。
操作者は与えられたきびしい入力規則の下で瞬時にどの
部分までを変換対象としたらよいかを判断しなければな
らず、この判断のためにキー操作者に大きな負担がかか
るという欠点があった。
本発明の目的は、前記した従来の装置の欠点を改良する
ために、用言の入力に際して正しく漢字。
ために、用言の入力に際して正しく漢字。
相当部分を指定(先の(イ)の例)した場合はもとより
送り仮名(もしくは活用語尾)を含めて、先の(0)、
Hの例のように漢字変換部分の指定をしても正しい送り
仮名をつけられた所望の漢字が出力されるようにした装
置を提供することである。
送り仮名(もしくは活用語尾)を含めて、先の(0)、
Hの例のように漢字変換部分の指定をしても正しい送り
仮名をつけられた所望の漢字が出力されるようにした装
置を提供することである。
。第1図は仮名漢字変換に使用する単語辞書の1
例である。
例である。
辞書は可変長ブロックでブロック化されたレコードで構
成され、ブロックの先頭には見出しAが記録され、続い
て小見出しCが記録され両者間には区切りを示す符号#
0が挿入される。
成され、ブロックの先頭には見出しAが記録され、続い
て小見出しCが記録され両者間には区切りを示す符号#
0が挿入される。
。さらに区切り符号#1の後に語尾部Eが記憶さ払区切
り符号#2に引続いて同音(異字)語の個数01仮名が
何字の漢字で構成されているかを示す文字数H1文字コ
ード■が順々に記’&Cれ最後にレコード終端符号Jが
つく。
り符号#2に引続いて同音(異字)語の個数01仮名が
何字の漢字で構成されているかを示す文字数H1文字コ
ード■が順々に記’&Cれ最後にレコード終端符号Jが
つく。
見出しAは、語幹のうち漢字に相当する部分(「美しい
」の例では「うつ<」)をコード化したコードで記録さ
れている。
」の例では「うつ<」)をコード化したコードで記録さ
れている。
小見出しCは語幹のうち仮名瘉こ相当する部分(「美し
い」の例では「シ」)を仮名コードで記録し、語尾部E
には活用形の一種である終止形語尾(「美しい」の例で
は[G司)の仮名コードで記憶しておく。
い」の例では「シ」)を仮名コードで記録し、語尾部E
には活用形の一種である終止形語尾(「美しい」の例で
は[G司)の仮名コードで記憶しておく。
同じ見出しをもち小見出し、語尾が異なる用言は全て1
つの見出しの中に含まれる。
つの見出しの中に含まれる。
また語幹のうち仮名に相当する部分がない場合(例えば
「走る」)、区切り符号#0、及び小見出しは必要ない
。
「走る」)、区切り符号#0、及び小見出しは必要ない
。
活用をしない品詞(名詞等)については語尾部には特殊
なコードを入れておく。
なコードを入れておく。
; 区切り符号#0〜#2およびレコード終端符号Jは
相互には異なるが、全てのブロックについて各々共通で
、かつどのコードとも一致しないように選定される。
相互には異なるが、全てのブロックについて各々共通で
、かつどのコードとも一致しないように選定される。
第2図は、用言の語尾処理を行うために漢字に1変換さ
れる入力仮名の接続関係を調べる目的で設けた語尾テー
ブルである。
れる入力仮名の接続関係を調べる目的で設けた語尾テー
ブルである。
活用語としては、動訊形用詞、形層動詞があげられ、上
記品詞はそれぞれ第1〜第4表のような活用語尾をもつ
。
記品詞はそれぞれ第1〜第4表のような活用語尾をもつ
。
これから分るように、終止形における動詞、形用詞およ
・び形層動詞の語尾はそれぞれ50音のつ段、「イ」お
よび「ダ」であるから、用言を終止形の形で辞書に登録
しておけば、終止形の語尾からその単語が動詞、形容詞
、形層動詞のいずれに属するかの判断がつく。
・び形層動詞の語尾はそれぞれ50音のつ段、「イ」お
よび「ダ」であるから、用言を終止形の形で辞書に登録
しておけば、終止形の語尾からその単語が動詞、形容詞
、形層動詞のいずれに属するかの判断がつく。
ただし、動詞において、う行5段活用動詞と一段活用動
詞との区別はつかないので、何れか一方の動詞に関する
前記辞書の語尾部にC>どこにも使用されない特殊なコ
ードをその区別のために入れておく。
詞との区別はつかないので、何れか一方の動詞に関する
前記辞書の語尾部にC>どこにも使用されない特殊なコ
ードをその区別のために入れておく。
ざらに力変動詞(来る)、す変動制(為る)は不規則な
変化をするので全ての活用形を辞書に記憶させておく。
変化をするので全ての活用形を辞書に記憶させておく。
第2図の語尾テーブルは5段活用動詞、4段活用動詞、
形容風形容動詞ごとにブ′ロック化され(ただし5段活
用動詞に関しては、カ行からア、ワ行の各行についてさ
らにブロック化する)、前記活用形における各活用語尾
がブロックの先頭から区切り符号りをはさんで順に記憶
され、最後にレコード終端符Jが入る。
形容風形容動詞ごとにブ′ロック化され(ただし5段活
用動詞に関しては、カ行からア、ワ行の各行についてさ
らにブロック化する)、前記活用形における各活用語尾
がブロックの先頭から区切り符号りをはさんで順に記憶
され、最後にレコード終端符Jが入る。
区切り符号、レコード終端符はそれぞれ辞書で使用され
た区切り符号#0〜#2、レコード終端符のいずれかと
同じものを使用してもよいし異なったものを使用しても
よい。
た区切り符号#0〜#2、レコード終端符のいずれかと
同じものを使用してもよいし異なったものを使用しても
よい。
第3図A−Cは第1図に示した単語辞書の具体例を示し
、第4図はう行5段活用動詞の語尾テーブルを示す。
、第4図はう行5段活用動詞の語尾テーブルを示す。
次に「花が美しく咲いている」という文章の中の下線部
「美しく」を例にとって変換の様子を説明する。
「美しく」を例にとって変換の様子を説明する。
単語辞書には「うつくしい」に近いものとして第3図A
−Cに示すような以下の単語が登録されているものとす
る。
−Cに示すような以下の単語が登録されているものとす
る。
■ うつ・・・打つ、うむ・・・生む、うる・・・売る
■ うつる・・・移る ■ うつくしい・・・美しい 文字の下の一重線は語尾部を、二重線は語幹に含まれる
仮名を示す。
■ うつる・・・移る ■ うつくしい・・・美しい 文字の下の一重線は語尾部を、二重線は語幹に含まれる
仮名を示す。
以下漢字変換部分の指定の仕方を場合わけして説明する
。
。
(1)入力仮名のうち漢字に相当する部分[ウラ久を漢
字変換部分に指定した場合。
字変換部分に指定した場合。
漢字に変換される入力仮名は「ラック」とする。
a)先頭の1−ウ」で単語辞書を検索すると■のグルー
プが取り出される。
プが取り出される。
次に語尾テーブルを参照するが、うむ、うるは各々マ行
、う行の5段活用動詞であり「う」の次に「つ」とは続
かないので捨てる。
、う行の5段活用動詞であり「う」の次に「つ」とは続
かないので捨てる。
うつは夕行5段活用動詞の終止形、連体形に相当して接
続関係は良好であるとして出力する。
続関係は良好であるとして出力する。
b)先頭の2字「ウラ」で辞書を検索すると■の「移る
」というう行5反活用動詞が取り出される。
」というう行5反活用動詞が取り出される。
しかし、語尾テーブルを参照すると「移る」は「移く」
とは変化しないため捨てられる。
とは変化しないため捨てられる。
c) 3字「ラック」で辞書を検索すると■の「うつ
く」が取り出され出力される。
く」が取り出され出力される。
この場合入力仮名には語尾に相当する部分が含まれてい
ないので語尾テーブルの参照は行なわず「うつくしい」
の漢字変換相当部分が=致したことで「美」を出力する
。
ないので語尾テーブルの参照は行なわず「うつくしい」
の漢字変換相当部分が=致したことで「美」を出力する
。
(2)入力仮名のうち語幹に相当する部分「ウラクシ」
を漢字変換部分に指定した場合。
を漢字変換部分に指定した場合。
漢字に変換される入力仮名は「ウラクシ」とする。
「つ」と「ツクシ」、「ウラ」と「クシ」に分離した場
合の処理は(1)と同様であり「打つくし」が出力され
る。
合の処理は(1)と同様であり「打つくし」が出力され
る。
次に先頭の3字「ラック」で辞書を検索するとOの「う
つく」が取り出される。
つく」が取り出される。
辞書中には「うつ<シ」と記憶されているので語幹が一
致し「美し」が出力される。
致し「美し」が出力される。
ざらに「ウラクシ」で辞書を検索しても見出し語がない
ので変換は行なわれない。
ので変換は行なわれない。
(3)入力仮名のうち語尾に相当する部分まで、即ち「
ラックシフ」を漢字変換部分に指定し7た場合。
ラックシフ」を漢字変換部分に指定し7た場合。
漢字に変換される入力仮名は「ラックシフ」とする。
「つ」と「ツクシフ」、「ウラ」と「クシ久に分離した
場合の処理は(す、(2)と同様であり「打つ<シ<」
が出力される。
場合の処理は(す、(2)と同様であり「打つ<シ<」
が出力される。
次に先頭の3字「ラック」で辞書を検索すると、入力仮
名「ラックシフ」は辞書中の「うつ<qc、trと語幹
の漢字部分と送り仮名部の双方が一致する。
名「ラックシフ」は辞書中の「うつ<qc、trと語幹
の漢字部分と送り仮名部の双方が一致する。
語尾。は「す」であるので語尾テーブルを参照すると「
い」は「<(連用形)」と変化するので入力仮名「ラッ
クシフ」は「実しく」と変換される。
い」は「<(連用形)」と変化するので入力仮名「ラッ
クシフ」は「実しく」と変換される。
さらに「ウラクシ」と「り」と分離して「ウラクシ」で
辞書を検索しても「ウラクシ」の見出ニし語がないので
変換は行なわれない。
辞書を検索しても「ウラクシ」の見出ニし語がないので
変換は行なわれない。
すなわち上記の(1) 、 (2) 、 (3)で説明
したように、入力仮名の漢字変換部分の指定を「ラック
」、「ウラクシ」あるいは「ラックシフ」としても、い
ずれの場合にも同一の漢字が出力されるのであ・る。
したように、入力仮名の漢字変換部分の指定を「ラック
」、「ウラクシ」あるいは「ラックシフ」としても、い
ずれの場合にも同一の漢字が出力されるのであ・る。
第5図は本発明の一実施例のブロック図である。
第5図において文章中の文字が仮名文字の場合II大仮
名キーボード1から入力された文字コードは信号線L1
を通りコードは文字パターンに変換されj表示装置15
に文字が表示される。
名キーボード1から入力された文字コードは信号線L1
を通りコードは文字パターンに変換されj表示装置15
に文字が表示される。
一方漢字の場合は、仮名キーボード1に設けられたファ
ンクションキー(漢字変換開始キー)を変換仮名の前で
打鍵した後発音に従って仮名キーボードから仮名で入力
し、次いでファンクションキー(漢字変換j終了キー)
を打鍵することにより、入力された漢字の文字コードは
信号線L2を通り仮名レジスタ2に記憶される。
ンクションキー(漢字変換開始キー)を変換仮名の前で
打鍵した後発音に従って仮名キーボードから仮名で入力
し、次いでファンクションキー(漢字変換j終了キー)
を打鍵することにより、入力された漢字の文字コードは
信号線L2を通り仮名レジスタ2に記憶される。
なお信号線L1 、L2の選択は前記ファンクションキ
ーの打鍵により動作する仮名キーボード1内の選別回路
(図示せず)によつ4て行なわれる。
ーの打鍵により動作する仮名キーボード1内の選別回路
(図示せず)によつ4て行なわれる。
以下に「美しく」という形容詞(連用形)を例にとって
漢字変換の動作を説明する。
漢字変換の動作を説明する。
(1)入力仮名のうち漢字に相当する部分を[ラック」
と指定した場合。
と指定した場合。
漢字変換開始キーを打鍵した後、仮名キーボードから「
ラック」と入力し、次いで漢字変換終了キーを打鍵する
と、仮名レジスタ2には「ラック」という文字コードが
記憶される。
ラック」と入力し、次いで漢字変換終了キーを打鍵する
と、仮名レジスタ2には「ラック」という文字コードが
記憶される。
仮名レジスタ2から出力された上記文字コード6瓜分離
回路3に入り「つ」と「ツク」とに分解され、「つ」は
メモリ単位選択回路4に入りそこで見出部のコード(例
えば10進数で101)ニ変換される。
回路3に入り「つ」と「ツク」とに分解され、「つ」は
メモリ単位選択回路4に入りそこで見出部のコード(例
えば10進数で101)ニ変換される。
この見出しコードにより単語辞書5をアクセスし、第3
図Aのような辞書を読出し回路6にロードする。
図Aのような辞書を読出し回路6にロードする。
読出し回路6は、1ブロツクの辞書をロードするととも
に読出された辞書を1単語ずつ読出す。
に読出された辞書を1単語ずつ読出す。
「つ」の見出しコードをもつ単語がなかった場合は、読
出回路6から「一致なし」の信号が出て、分離回路3法
「ウラ」と「り」との分離を行なう。
出回路6から「一致なし」の信号が出て、分離回路3法
「ウラ」と「り」との分離を行なう。
この例では、「つ」の見出しコードをもつ単語には「打
つ、生む、売る」がある。
つ、生む、売る」がある。
次に「う2」が「ラック」と変化しうるか否かを調べる
。
。
語幹「打」は語幹レジスタ11に納められる。
語尾分離回路7は、分離回路3と異なり、後部から分離
を行ない、「ツク」を最初「0(なし)」と「ツク」と
に分離し「0(なし)」を比較回路8に導き読出し回路
6からの語幹送り仮名との一致をとる。
を行ない、「ツク」を最初「0(なし)」と「ツク」と
に分離し「0(なし)」を比較回路8に導き読出し回路
6からの語幹送り仮名との一致をとる。
「打つ」には語幹送り仮名はないので一致がとられるが
、語幹送り仮名レジスタ12には何も納められなG)。
、語幹送り仮名レジスタ12には何も納められなG)。
一方「ツク」は比較回路9に導かれて語尾テーブル10
との一致をとられる。
との一致をとられる。
「打つ」は5段活用動詞つ行であることが判明している
から語尾テーブル内の5段活用動詞つ行のブロックを参
照する。
から語尾テーブル内の5段活用動詞つ行のブロックを参
照する。
「打つ」は「ラック」と変化しうるから比較回路9での
一致がと札語尾レジスタ13には「つく」が納められる
。
一致がと札語尾レジスタ13には「つく」が納められる
。
各レジスタに納められた内容は、合成回路14により「
打つく」と合成され表示装置15に出力される。
打つく」と合成され表示装置15に出力される。
次に「うむ、うる」がラックと変化しうるか否かを調べ
る。
る。
「うつ」と同様な処理が行なわれるが、「うむ」、「う
る」はそれぞれマ行5段、う行5段活用動詞のため「つ
Zり」とは変化せず、出力されない。
る」はそれぞれマ行5段、う行5段活用動詞のため「つ
Zり」とは変化せず、出力されない。
「うる」の処理が終った所で比較回路9から「一致なし
」の信号が出て語幹分離回路3は、「ウラ」と「り」と
の分離を行う。
」の信号が出て語幹分離回路3は、「ウラ」と「り」と
の分離を行う。
「ウラ」に関して単語辞書5をアクセスし、第3図Bの
ような辞書を読出回路6にロードするが「うつも(移る
)」はう行5段動詞であり、「ラック」とは変化しない
ので出力されない。
ような辞書を読出回路6にロードするが「うつも(移る
)」はう行5段動詞であり、「ラック」とは変化しない
ので出力されない。
比較回路9から「一致なし」の信号が出て語幹分離回路
3は「ラック」と「0(なし)」との分離を行なう。
3は「ラック」と「0(なし)」との分離を行なう。
第3図Cのような辞書が読出回路6にロードされる。
コード「美」が語幹レジスタ11に納められる。
この場合には分離回路7には何も入らない(「0(なし
)」)ので、語尾分離回路7からはaの信号が出て語幹
送り仮名2語尾の比較回路8,9に10(なし)」を送
る。
)」)ので、語尾分離回路7からはaの信号が出て語幹
送り仮名2語尾の比較回路8,9に10(なし)」を送
る。
比較回路8,9での一致がとれてレジスタ12.13に
は「0(なし)」が入る。
は「0(なし)」が入る。
合成回路14で合成されてコード「美」が出力される。
(2)入力仮名のうち語幹lと相当する部分「ウラクシ
」を漢字変換部分と指定した場合。
」を漢字変換部分と指定した場合。
(1)の場合と同様にして入力すると、仮名レジスタ2
には「ウラクシ」という文字コードが記憶される。
には「ウラクシ」という文字コードが記憶される。
「ウラ」と「クシ」までの分離およびその後の処理は(
りと同様であり「打つ<シ」が出力される。
りと同様であり「打つ<シ」が出力される。
さらに「ラック」と「シ」に分離された場合、第3図C
のような辞書が読出回路6にロードさ払語幹レジスタ1
1にはコード「美」が納められ語尾分離回路7には、コ
ード「シ」が入っている。
のような辞書が読出回路6にロードさ払語幹レジスタ1
1にはコード「美」が納められ語尾分離回路7には、コ
ード「シ」が入っている。
分離回路7は最初「0(なし)」と 、「シ」とに分離
し、「0(なし)」を比較回路81こ導き語幹送り仮名
「シ」と「0(なし)Jとの一致をとるが、比較回路8
からはr−1なし」の信号が出る。
し、「0(なし)」を比較回路81こ導き語幹送り仮名
「シ」と「0(なし)Jとの一致をとるが、比較回路8
からはr−1なし」の信号が出る。
次に分離回路7が「シ」と「0(なし)」との分離を行
なうと、一致がと。
なうと、一致がと。
れてコード「シ」が語幹送り仮名レジスタ12に納めら
れる。
れる。
比較回路9には分離回路7から「0(なし)」が入る。
この時分離回路7から信号すが出るので、読出回路6か
らは「0(なし)」が送られて比較回路9で一致がとら
れ、・語尾レジスタ13に「0(なし)」が納められる
。
らは「0(なし)」が送られて比較回路9で一致がとら
れ、・語尾レジスタ13に「0(なし)」が納められる
。
各レジスタの内容は合成されて「美し」と出力される。
次に合成回路14から信号が出て分離回路3は「ウンク
゛シ」とrO(なし)」との分離を行なうが、「ウラク
シ」に対応する見出し部コードが検索されないため読出
回路6からは「一致なし」の信号が出る。
゛シ」とrO(なし)」との分離を行なうが、「ウラク
シ」に対応する見出し部コードが検索されないため読出
回路6からは「一致なし」の信号が出る。
分離回路3は分離を最後まで行なったため一連の処理を
終了する。
終了する。
(3)入力仮名のうち語尾lこ相当する部分まで、即ち
「ラックシフ」を漢字変換部と指定した場合。
「ラックシフ」を漢字変換部と指定した場合。
(1) ? (2)の場合と同様にして入力すると仮名
レジスタ2には「ラックシフ」という文字コードが記憶
される。
レジスタ2には「ラックシフ」という文字コードが記憶
される。
「ウラ」と「ラック」までの分離および処理は(1)、
(2)と同様で「打つ<シ<」が出力される。
(2)と同様で「打つ<シ<」が出力される。
さらに「ラック」と「シフ」に分離された場合、第3図
Cのような辞書が読出回路6にロードされる。
Cのような辞書が読出回路6にロードされる。
語幹レジスタ11にはコード「美」が納められ、語尾分
離回路7にはコード「シフ」が入っている。
離回路7にはコード「シフ」が入っている。
分離回路Tは最初[0(なし月と「シフ」とに分離し「
0(なし)」を比較回路8に導き語幹送り仮名「シ」と
「0(なし)」との一致をとるが、比較回路8からは「
一致なし」の信号が出る。
0(なし)」を比較回路8に導き語幹送り仮名「シ」と
「0(なし)」との一致をとるが、比較回路8からは「
一致なし」の信号が出る。
つぎに分離回路7が「シ」と「り」との分離を行なうと
、比較回路8で一致がとれて語幹送り仮名レジスタ12
にはコード「シ」が納められる。
、比較回路8で一致がとれて語幹送り仮名レジスタ12
にはコード「シ」が納められる。
比較回路9には分離回路7から「り」が入り語尾テーブ
ル10との一致をとる。
ル10との一致をとる。
「美しい」は形容詞であることが判明しているから語尾
テーブル内の形容詞のブロックを参照する。
テーブル内の形容詞のブロックを参照する。
「美しい」は「ラックシフ」と変化しうるから語尾レジ
スタ13には「<」が納められる。
スタ13には「<」が納められる。
各レジスタに納められた内容は合成回路14により合成
さね、「美しく」と出力される。
さね、「美しく」と出力される。
次に合成回路14から信号が出て語幹分離回路3は「ウ
ラクシ」と「り」の分離を行なうが、「ウラクシ」に対
応する見出部コードが検索されないため読出回路6から
は「一致なし」の信号が出る。
ラクシ」と「り」の分離を行なうが、「ウラクシ」に対
応する見出部コードが検索されないため読出回路6から
は「一致なし」の信号が出る。
分離回路3はさらに「ラックシフ」と「0(なし)」と
の分離を行なうが、「ラックシフ」に対応する見出しコ
ードが検索されないため、再び読出回路6からは「一致
なし」の信号が出る。
の分離を行なうが、「ラックシフ」に対応する見出しコ
ードが検索されないため、再び読出回路6からは「一致
なし」の信号が出る。
ここで分離回路3は分離を最後まで行なったため一連の
処理を終了する。
処理を終了する。
仮名レジスタ2内のコードが漢字コードに変換できない
場合には仮名で表示するために仮名レジスタ2の内容を
合成回路内に設けた仮名バッファに納めておく。
場合には仮名で表示するために仮名レジスタ2の内容を
合成回路内に設けた仮名バッファに納めておく。
以上用言のみについて説明したが名詞の場合も同様にし
て説明できる。
て説明できる。
このようにして表示装置15に表示された文字のうち同
音語に関しては所望の単語を選択し一画面分の文章が作
成された後、仮名キーボードに設けたプリント用のキー
を押して(信号線L3を選択し、)プリンタ16に文章
を印字させる。
音語に関しては所望の単語を選択し一画面分の文章が作
成された後、仮名キーボードに設けたプリント用のキー
を押して(信号線L3を選択し、)プリンタ16に文章
を印字させる。
以上においては、漢字に変換されるべき入力仮名を、先
頭から順次分離して辞書を検索していく方法を説明した
が、逆に末尾から先頭に向けて順次分離していく場合で
も何ら発明を変更するものではない。
頭から順次分離して辞書を検索していく方法を説明した
が、逆に末尾から先頭に向けて順次分離していく場合で
も何ら発明を変更するものではない。
また漢字に変換されるべき入力仮名のうち語尾までを含
めた場合を限度としたが、さらに語尾に助詞や助動詞を
入力仮名に含んだ場合にも、別にテーブルを設けて接続
関係を調べることにより解決できる。
めた場合を限度としたが、さらに語尾に助詞や助動詞を
入力仮名に含んだ場合にも、別にテーブルを設けて接続
関係を調べることにより解決できる。
これは先の例において「つつく」、「うつくし上 「う
つ<シく」と入力された際、それぞれ「打つく」、「打
っ<シ」、「打つ<シ<」と変換(「打つ」と「<」、
「<シ」、「<シく」とは本来接続しないが)された場
合に当る。
つ<シく」と入力された際、それぞれ「打つく」、「打
っ<シ」、「打つ<シ<」と変換(「打つ」と「<」、
「<シ」、「<シく」とは本来接続しないが)された場
合に当る。
さらに前記実施例において、用言は終止形の形で辞書に
記憶しておく方法を述べたが、終止形に限定することは
なく、用言の語幹と語尾との接続関係が調べられるなら
ばどんな形、あるいは情報を含めてもよい。
記憶しておく方法を述べたが、終止形に限定することは
なく、用言の語幹と語尾との接続関係が調べられるなら
ばどんな形、あるいは情報を含めてもよい。
以上のように、本発明によれば用言を入力する場合に語
幹のみならず語尾を含めて仮名で入力してもよいので、
操作が大変に簡単になるのみならず、同音異字語の個数
が非常に少なくなる。
幹のみならず語尾を含めて仮名で入力してもよいので、
操作が大変に簡単になるのみならず、同音異字語の個数
が非常に少なくなる。
例えば先の例において「う」と入力すると「打」、「生
」、「売」が同音異字語として表示されるカー「うて」
と入力すると「打て」という語だけが出力される。
」、「売」が同音異字語として表示されるカー「うて」
と入力すると「打て」という語だけが出力される。
また、出力される同音異字語の個数が少ないので、操作
時間が大幅に短縮されるという効果もある。
時間が大幅に短縮されるという効果もある。
第1図〜第4図はそれぞれ本発明に用いられる単語辞書
、語尾テーブル、単語辞書の1例、語尾テーブルのフォ
ーマット例を示す図、第5図は本発明の1実施例のブロ
ック図である。 1・・・・・・仮名キーボード、2・・・・・・仮名レ
ジスタ、3・・・・・・語幹分離回路、4−・・・・・
メモリ単位選択回路、5・・・・・・単語辞書、6・・
・・・・読出回路、1・・・・・・語尾分離回路、8・
・・・・・語幹送り仮名比較回路、9・・・・・・語尾
比較回路、10・・・・・・語尾テーブル、11・・・
・・・語幹レジスタ、12・・・・・・語幹送り仮名レ
ジスタ、13・・・・・・語尾レジスタ、14・・・・
・・合成回路、15・・・・・・表示装置、16・・・
・・・プリンタ。 =35=
、語尾テーブル、単語辞書の1例、語尾テーブルのフォ
ーマット例を示す図、第5図は本発明の1実施例のブロ
ック図である。 1・・・・・・仮名キーボード、2・・・・・・仮名レ
ジスタ、3・・・・・・語幹分離回路、4−・・・・・
メモリ単位選択回路、5・・・・・・単語辞書、6・・
・・・・読出回路、1・・・・・・語尾分離回路、8・
・・・・・語幹送り仮名比較回路、9・・・・・・語尾
比較回路、10・・・・・・語尾テーブル、11・・・
・・・語幹レジスタ、12・・・・・・語幹送り仮名レ
ジスタ、13・・・・・・語尾レジスタ、14・・・・
・・合成回路、15・・・・・・表示装置、16・・・
・・・プリンタ。 =35=
Claims (1)
- 1 発音に従って仮名キーボードから、漢字変換部分を
指定して仮名文字で入力し、漢字仮名混り文を出力する
和文タイプライタにおいて、用言を語幹の漢字部、語幹
の送り仮名部および語尾すなわち活用部に分けて記憶す
る単語辞書と、用言の活用形を記憶した活用語尾テーブ
ルとを設け、仮名で入力された漢字変換部分の単語を、
分離回路で前後2つの部分に順次分離し分離された語を
上記の単語辞書および語尾テーブルと比較回路で逐次比
較し、両者において一致するものを漢字出力として取り
出すことにより、漢字相当部分を正しく指定して仮名人
力を行なった場合はもとより、送り仮名を含めて漢字変
換部分の指定を行なった場合にも所望する正しい漢字が
出力されるようにしたことを特徴とする和文タイプライ
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53165041A JPS5822767B2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 和文タイプライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53165041A JPS5822767B2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 和文タイプライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5592923A JPS5592923A (en) | 1980-07-14 |
JPS5822767B2 true JPS5822767B2 (ja) | 1983-05-11 |
Family
ID=15804705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53165041A Expired JPS5822767B2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 和文タイプライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822767B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02306690A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-20 | Toshiba Corp | 表面実装用配線基板の製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57150070A (en) * | 1981-03-12 | 1982-09-16 | Sharp Corp | Dictionary for "kana"-"kanji" conversion |
JPS58113998A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-07 | 富士通株式会社 | 音声認識方法 |
JPS60225973A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-11 | Seiko Epson Corp | かな漢字変換装置 |
JPS618369U (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | かな漢字変換装置 |
JPS618363U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | かな漢字変換装置 |
-
1978
- 1978-12-29 JP JP53165041A patent/JPS5822767B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02306690A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-20 | Toshiba Corp | 表面実装用配線基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5592923A (en) | 1980-07-14 |
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