JPS5822083Y2 - テ−プロツクを有する巻き尺 - Google Patents
テ−プロツクを有する巻き尺Info
- Publication number
- JPS5822083Y2 JPS5822083Y2 JP1978029761U JP2976178U JPS5822083Y2 JP S5822083 Y2 JPS5822083 Y2 JP S5822083Y2 JP 1978029761 U JP1978029761 U JP 1978029761U JP 2976178 U JP2976178 U JP 2976178U JP S5822083 Y2 JPS5822083 Y2 JP S5822083Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cam
- tumbler
- bottom hole
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tape Measures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテープロックを有する巻き尺に関するもので
ある。
ある。
巻き尺テープの引出し位置における制動抑止を行うロッ
ク装置を、タンブラノブで操作する型式の巻き尺はすで
に知られ、たとえば実開昭51−15457号公報にお
いては、タンブラノブに当るシーソ一式押釦の端部と一
端連動部を係合させたレバ一式停止片の押売で、巻き尺
テープの局部的な変形を強いことにより、また特開昭5
2−119345号公報には、同様に操作ボタンを第ル
バーとし、これに枢動連結されるロック部材を第2レバ
ーとするトラブル機構により、何れも強力なテープの押
圧抑止を強いることが開示されているがかような提案に
あっては、制動抑止されたテープに、解放操作を加えな
い筐\に強い引出し力が半固働くと、テープの目盛面を
傷つけるおそれがあった。
ク装置を、タンブラノブで操作する型式の巻き尺はすで
に知られ、たとえば実開昭51−15457号公報にお
いては、タンブラノブに当るシーソ一式押釦の端部と一
端連動部を係合させたレバ一式停止片の押売で、巻き尺
テープの局部的な変形を強いことにより、また特開昭5
2−119345号公報には、同様に操作ボタンを第ル
バーとし、これに枢動連結されるロック部材を第2レバ
ーとするトラブル機構により、何れも強力なテープの押
圧抑止を強いることが開示されているがかような提案に
あっては、制動抑止されたテープに、解放操作を加えな
い筐\に強い引出し力が半固働くと、テープの目盛面を
傷つけるおそれがあった。
この考案は、必要程度において十分に強いテープの制動
抑止の下で、不所望なテープの引出し操作が無理に加え
られてもテープの目盛表面に傷がつくようなおそれがな
い、タンプラップ操作式のテープロックを有する巻き尺
を提案するものである。
抑止の下で、不所望なテープの引出し操作が無理に加え
られてもテープの目盛表面に傷がつくようなおそれがな
い、タンプラップ操作式のテープロックを有する巻き尺
を提案するものである。
すなわちこの考案は、制動トルクをつる巻きばねで与え
ることにより、上述の従来技術における問題点の解決を
図ったものである。
ることにより、上述の従来技術における問題点の解決を
図ったものである。
さて第1図は、慣例に従い二つ合わせとされるケースの
片側のシェルを除去した巻き尺ケースの内部構成を示す
内面図、第2図は第1図のA−A断面図であり、1a、
Ibは互いに閉じ合わさるシェル、2はこれらシェル1
a 、1bの二つ合わせにより形成されるケース、3は
ケース2の内部で回転可能に枢架されるリール、4はこ
のリール3に巻つけたテープであり、5はケース2の周
壁に開口し、テープ4の引出し、繰込みに哄する上弦三
力明形の底孔、6はこの底孔6の直上に開口し、該テー
プ4の拘束解放を行うタンブラノブ7の枢架に供するた
て長、方形の窓孔、8はその枢架軸である。
片側のシェルを除去した巻き尺ケースの内部構成を示す
内面図、第2図は第1図のA−A断面図であり、1a、
Ibは互いに閉じ合わさるシェル、2はこれらシェル1
a 、1bの二つ合わせにより形成されるケース、3は
ケース2の内部で回転可能に枢架されるリール、4はこ
のリール3に巻つけたテープであり、5はケース2の周
壁に開口し、テープ4の引出し、繰込みに哄する上弦三
力明形の底孔、6はこの底孔6の直上に開口し、該テー
プ4の拘束解放を行うタンブラノブ7の枢架に供するた
て長、方形の窓孔、8はその枢架軸である。
底孔5は、リール3に巻き重なるテープが、普通浅い橋
形断面とされることから、その円弧状をなす裏面を支持
するように上弦三75明形をなすが、図示例のような、
該裏面に面するたて溝形の肉ぬすみ5′ を設けること
がよりのぞましい。
形断面とされることから、その円弧状をなす裏面を支持
するように上弦三75明形をなすが、図示例のような、
該裏面に面するたて溝形の肉ぬすみ5′ を設けること
がよりのぞましい。
窓孔6の内部でタンブラノブ7を支える枢架軸8は、図
のようにシェル1a 、1bのおのおのに、窓孔6の両
面で内向きに突出する形に一体として設けるほか、タン
ブラノブ7にトラニオンの形で設けても筐た、独立のピ
ンであってもよい。
のようにシェル1a 、1bのおのおのに、窓孔6の両
面で内向きに突出する形に一体として設けるほか、タン
ブラノブ7にトラニオンの形で設けても筐た、独立のピ
ンであってもよい。
図中9は、図示例でとくにシェル1a、1bの内面に突
出して、タンブラノブ7の第1図に仮想線で示したよう
な転向傾動を制限するストッパである。
出して、タンブラノブ7の第1図に仮想線で示したよう
な転向傾動を制限するストッパである。
さてこの考案においては巻き尺の上述ケース2に、テー
プ4を底孔5の底壁に面して押圧する作用面10aを有
するカム10を、ピン11で枢架し、このカム10には
回動アーム10bを設けて、ピン11のまわりに回転操
作できるようにする。
プ4を底孔5の底壁に面して押圧する作用面10aを有
するカム10を、ピン11で枢架し、このカム10には
回動アーム10bを設けて、ピン11のまわりに回転操
作できるようにする。
作用面10aは、第1図に示したカム10のピン11の
1わりにおける時針方向の回転で、テープ4の凹面を、
底孔5の底壁に対し漸増的な圧迫を強め、逆回転でそれ
を緩めるのに適切な曲面よりなり、要すれば図示例のよ
うな肉ぬすみ10cを設ける。
1わりにおける時針方向の回転で、テープ4の凹面を、
底孔5の底壁に対し漸増的な圧迫を強め、逆回転でそれ
を緩めるのに適切な曲面よりなり、要すれば図示例のよ
うな肉ぬすみ10cを設ける。
カム10の回動アーム10bには、長孔10dを設け、
この長孔10dに係合する伸張屈曲端12aを有するつ
る巻きばね12の巻回部をケース2にピン13で枢支し
、このつる巻きばね12のもう一つの伸張屈曲端12b
はタンプラップ7に設けた長孔7aに係止することによ
り、タンブラノブ7の転向運動にばね12を介してカム
10を回転連動させるのである。
この長孔10dに係合する伸張屈曲端12aを有するつ
る巻きばね12の巻回部をケース2にピン13で枢支し
、このつる巻きばね12のもう一つの伸張屈曲端12b
はタンプラップ7に設けた長孔7aに係止することによ
り、タンブラノブ7の転向運動にばね12を介してカム
10を回転連動させるのである。
タンプラップ7には、第1図に図示したテープ4のロッ
ク位置で、タンブラノブ7をクリック止めする挾みあご
7cを設け、これに対してケース2には、挾みあご7c
によりくわえられる係止ピン14を突設する。
ク位置で、タンブラノブ7をクリック止めする挾みあご
7cを設け、これに対してケース2には、挾みあご7c
によりくわえられる係止ピン14を突設する。
なお図中7bは挾みあご7aに弾性を与えるスリットで
ある。
ある。
上述構成により、タンプラップ7の実線図示クリック止
め位置で、つる巻きばね12の伸張屈曲端12bに加わ
るばね偏倚力が、該ばね12のもつ一つの伸張屈曲端1
2aからカム10に働くトルクにより、テープ4が、弾
性的に抑止固定されるので、テープ4は、通例に従いリ
ール3に内蔵されるうす巻きばね(図示路)によるくり
込み力に対してはロックが強まる向きでの効緊的な保持
が、そして不所望に加わる引出し力に対しては、つる巻
きばね120弾性による適当な抵抗の下でロックの解放
傾向を生じるのでテープ目盛に損傷を生じるおそれなく
、適切なテープ4のロックが行え、そしてタンブラノブ
7の上端を押圧してクリック止めを第1図の仮想線のよ
うに解除すると、偏倚力が失われたつる巻きばね12が
、カム10を反時針方向に連動回動してテープ40ロツ
クが解放され、この関係位置が、つる巻きばね12の自
由姿勢で保持され、テープ4の引出し、くり込みが、抵
抗なしに行える。
め位置で、つる巻きばね12の伸張屈曲端12bに加わ
るばね偏倚力が、該ばね12のもつ一つの伸張屈曲端1
2aからカム10に働くトルクにより、テープ4が、弾
性的に抑止固定されるので、テープ4は、通例に従いリ
ール3に内蔵されるうす巻きばね(図示路)によるくり
込み力に対してはロックが強まる向きでの効緊的な保持
が、そして不所望に加わる引出し力に対しては、つる巻
きばね120弾性による適当な抵抗の下でロックの解放
傾向を生じるのでテープ目盛に損傷を生じるおそれなく
、適切なテープ4のロックが行え、そしてタンブラノブ
7の上端を押圧してクリック止めを第1図の仮想線のよ
うに解除すると、偏倚力が失われたつる巻きばね12が
、カム10を反時針方向に連動回動してテープ40ロツ
クが解放され、この関係位置が、つる巻きばね12の自
由姿勢で保持され、テープ4の引出し、くり込みが、抵
抗なしに行える。
普たテープ4の繰込み過程で、引出し余長を残したいと
き、クリック止めが働かない程度のタンブラノブ7の操
作で、制動を加えることができるので、必要な引出し長
さでの再ロックも容易に行える。
き、クリック止めが働かない程度のタンブラノブ7の操
作で、制動を加えることができるので、必要な引出し長
さでの再ロックも容易に行える。
かくしてこの考案によれば、タンブラ式の操作ノブを用
いて、テープの無理な引出しの際にも目盛表面の損傷を
生じるおそれがない程度で適切なテープの抑止固定が、
的確なロック解除にあわせ実現できる。
いて、テープの無理な引出しの際にも目盛表面の損傷を
生じるおそれがない程度で適切なテープの抑止固定が、
的確なロック解除にあわせ実現できる。
第1図は、片側のシェルを外した巻き尺ケースの内面図
、第2図は第1図A−A断面図である。 2・・・・・・巻き尺ケース、3・・・・・・リール、
4・・・・・・テープ、5・・・・・・底孔、6・・・
・・・窓孔、7・・・・・・タンプラップ、10・・・
・・・カム、10a・・・・・・作用面、11b・・・
・・・回動アーム、14・・・・・・クリック止め係止
ピン。
、第2図は第1図A−A断面図である。 2・・・・・・巻き尺ケース、3・・・・・・リール、
4・・・・・・テープ、5・・・・・・底孔、6・・・
・・・窓孔、7・・・・・・タンプラップ、10・・・
・・・カム、10a・・・・・・作用面、11b・・・
・・・回動アーム、14・・・・・・クリック止め係止
ピン。
Claims (1)
- リールに巻付けたテープの引出し、繰込みに共する上弦
三75明形の底孔と、該底孔の直上に開口し、該テープ
の拘束、解放を行うタンブラノブの枢架に供するたて長
、方形の窓孔とをそなえる巻き尺のケースに、該テープ
を底孔に面して押圧抑止する作用面をもつカムを枢架し
、かつこのカムの回動アームを一端で係止し他端は上記
タンプラップに係止した伸張屈曲端を有するつる巻きば
ねの巻回部を枢支し、タンブラノブには上記カムの抑止
位置を保持するクリック止めを設けたことを特徴とする
テープロックを有する巻き尺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978029761U JPS5822083Y2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | テ−プロツクを有する巻き尺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978029761U JPS5822083Y2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | テ−プロツクを有する巻き尺 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54134056U JPS54134056U (ja) | 1979-09-17 |
JPS5822083Y2 true JPS5822083Y2 (ja) | 1983-05-11 |
Family
ID=28878142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978029761U Expired JPS5822083Y2 (ja) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | テ−プロツクを有する巻き尺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822083Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119345A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-06 | Stanley Mabo | Tape locking device for tape measure |
-
1978
- 1978-03-10 JP JP1978029761U patent/JPS5822083Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119345A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-06 | Stanley Mabo | Tape locking device for tape measure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54134056U (ja) | 1979-09-17 |
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