JPS5821948Y2 - スティダンパのストッパ機構 - Google Patents

スティダンパのストッパ機構

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Publication number
JPS5821948Y2
JPS5821948Y2 JP1981062743U JP6274381U JPS5821948Y2 JP S5821948 Y2 JPS5821948 Y2 JP S5821948Y2 JP 1981062743 U JP1981062743 U JP 1981062743U JP 6274381 U JP6274381 U JP 6274381U JP S5821948 Y2 JPS5821948 Y2 JP S5821948Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
protrusion
damper
latching member
stopper mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981062743U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5732240U (ja
Inventor
水向建
大友優
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カヤバ工業株式会社 filed Critical カヤバ工業株式会社
Priority to JP1981062743U priority Critical patent/JPS5821948Y2/ja
Publication of JPS5732240U publication Critical patent/JPS5732240U/ja
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Publication of JPS5821948Y2 publication Critical patent/JPS5821948Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のバンクドア等の開閉用に用いるス
ティダンパのストッパ機構に関する。
この種のステイダンパは、ガス封入圧によって反発力を
特定するが、その反発力は、高温時に大きくなるのに対
して、低温時には極端に小さくなる。
この点を考慮して、通常は低温時を基準にして上記反発
力を特定するが、そのために高温時に反発力が大きくな
りすぎる問題があった。
そこで、当該ダンパの最伸長位置でピストンロッドを機
械的に掛止める機構が従来から知られている。
この種のストッパ機構は、そのガス封入圧による反発力
が弱いときに必要になるが、その反発力が弱いが故に当
該ステイダンパを人の力で伸長させることになる。
ところがその力加減がよくわからず、ピストンを突き上
げてしまうことが多い。
そのためにこの種のストッパ機構ではクンジョンがどう
しても必要になる。
そこでクッション機構を設けようとすると、当該クンジ
ョンを別部材として備えなげればならず、それだけ部品
点数が多くなってしまい、その組立て工数も多くなると
いう欠点があった。
この考案はクッション機能をも兼ね備えたストッパ機構
の提供を目的にする。
以下にはこれを図示の各実施例について説明する。
第1図に示した第1実施例は、7リンダ1にピストン2
を摺動自在に内装するとともに、そのピストンロッド3
を、シリンダ1上端にかん着したベアリング4上方に突
出させている。
上記ベアリング4の下側にはシール5を設けるとともに
、そのシール5の下方において掛止部材6をシリンダ1
内にがん着している。
上記掛止部材6は、ピストンロッド3との間に十分な間
隔7を保持する内径を有するとともに、その内周面に環
状の凹部8を形成している。
一方、ピストン2とピストンロッド3の段部9との間に
基端10を挾持されたばね材からなる他方の掛止部材1
1は、その下側部をシリンダ1の半径方向に膨出させた
クッション部12とスルトともに、上側部には同じく半
径方向に膨出させた突部13を形成している。
そしてこのクッション部12は、その外径を前記掛止部
材6内径より太き(し、また上記突部13は前記凹部8
にぴったり一致する関係にしている。
このようにした掛止部材11は、そのクッション部12
及び突部13以外の部分を円筒状部14.15とすると
ともに、これら円筒状部14,15の外径は、前記一方
の掛止部材6内径より小さくしている。
しかして尚該ダンパの最伸長時においては、まず上端の
円筒状部14が前記間隔7に進入した後、突部13もや
やたわみながら間隔7に圧入する。
そしてさらにピストン2が上昇すると、突部13が凹部
8にぴったりと一致するので、ピストンロッド3はその
最伸長位置を保持することになる。
またこの最伸長位置に達するとき、勢い余ってピストン
2が突き上げたとしてもクッション部12のクッション
効果により、その突き上げを防止しうる。
上記のようにした最伸長位置から当該ダンパをある程度
強い力で圧縮させると、突部13が凹部8から外れ、そ
のままピストン2を下降させることができる。
なお前記突部13は、それが前記間隔7に圧入するとき
、ある程度のクッション効果を発揮するものである。
第2図に示した第2実施例は、両給合手段16゜21の
形状を第1実施例と相違させたもので、その他の構成は
第1実施例と同様である。
すなわちシリンダ1の上側部にがん着した一方の掛止部
材16は、その下側を縮径部17としてシリンダ1との
間に間隔18を形成するとともに、縮径部17上端に凹
部19を形成している。
一方、ピストン2と段部9との間に基端20を挾持され
たばね材からなる他方の掛止部材21は、その基端20
からピストン20半径方向に波形にして延出させたクッ
ション部22を設けるとともに、このクッション部22
外縁から連続する円筒状部23を設けている。
この円筒状部23は、その内径を前記縮径部17外径よ
りやや大きくするとともに、その上端を内側に折曲して
突部24としている。
この突部24内径は前記縮径部17外径よりやや小さく
してあり、前記凹部19にひつ掛る関係にしている。
しかして当該ダンパの最伸長時においては、まず突部2
4が縮径部17に当接して当該掛止部材20がたわみ、
前記間隔18に進入する。
そしてさらにピストン2が上昇すると、突部24が凹部
にひつ掛かるので、ピストンロッド3はその最伸長位置
を保持する。
またクンジョン部22がクッション効果を発揮すること
は前記第1実施例と同様である。
そして上記最伸長位置から強制的に当該ダンパを圧縮さ
せれば、突部24が凹部19から外れ、ピストン2はそ
のまま下降することになる。
以上の説明から明らかなように、この考案のストンパ機
構によれば、クッション機能が兼ね備わっているので、
クッションを特別に設ける必要がなくなる。
そのうえにピストンの突き上げが完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
図面第1及び2図はそれぞれ第1及び2実施例の要部の
断面図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・ピストン、3
・・・・・・ピストンロッド、6,16・・・・・・一
方の掛止部材、11゜12・・・・・・他方の掛止部材
、8,19・・・・・・凹部、13.24・・・・・・
突部、12,22・・・・・・クッション部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンロッドの下側部にばね材からなる掛止部材を設
    け、この掛止部材の上端部に突部を形成するとともに、
    基端部には、クン7ヨン部ヲ形成する一方、シリンダの
    上側部には1.前記突部と係合する関係にした凹部を形
    成してなる掛止部材を設けてなり、前記クッション部が
    ピストンとシリンダ上側部に設けた前記掛止部材との対
    向部間に位置する関係にしたスティダンパのストッパ機
    構。
JP1981062743U 1981-04-30 1981-04-30 スティダンパのストッパ機構 Expired JPS5821948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062743U JPS5821948Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 スティダンパのストッパ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062743U JPS5821948Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 スティダンパのストッパ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732240U JPS5732240U (ja) 1982-02-19
JPS5821948Y2 true JPS5821948Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=29434967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981062743U Expired JPS5821948Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 スティダンパのストッパ機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008029016B4 (de) * 2007-07-18 2012-12-06 Stabilus Gmbh Kolben-Zylinderaggregat

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919277A (ja) * 1972-06-16 1974-02-20

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JPS4919277A (ja) * 1972-06-16 1974-02-20

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JPS5732240U (ja) 1982-02-19

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