JPS5821572Y2 - ペイントミスト飛散防止装置 - Google Patents

ペイントミスト飛散防止装置

Info

Publication number
JPS5821572Y2
JPS5821572Y2 JP17342577U JP17342577U JPS5821572Y2 JP S5821572 Y2 JPS5821572 Y2 JP S5821572Y2 JP 17342577 U JP17342577 U JP 17342577U JP 17342577 U JP17342577 U JP 17342577U JP S5821572 Y2 JPS5821572 Y2 JP S5821572Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint mist
blow
cage
chamber
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17342577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5498869U (ja
Inventor
村上聿男
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP17342577U priority Critical patent/JPS5821572Y2/ja
Publication of JPS5498869U publication Critical patent/JPS5498869U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821572Y2 publication Critical patent/JPS5821572Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はペイントミスト飛散防止装置り改善に関する。
従来のこの種ペイントミスト飛散防止は何れも鋼製ケー
ジ方式のため重量が700〜1200kgとなり、両路
も高い。
他面、近時船舶修理作業は近隣社会への公害を配慮せず
には成立しなくなって来つつあり、一方関係官庁の規制
も徐々に強化されることが予想できる。
これに対処して簡易形の開発が過渡的に必要である。
本考案の目的は上記の点に着目し、在来のものはロボッ
ト機構を組込み重量も重く、ペイントミストは吸込みだ
けであるが、本考案では塗装動作は機構として含筐ず、
作業者が従来通りの作業をするか、簡単な往復動ノズル
を設け、ペイントミストを殆んど完全に吸収し、公害対
策上完全なものを提供することであり、その特徴とする
ところは、ケージ前端左右隅部に吸込部を設け、ケージ
後部に吹出多孔板を設け、両点でブツシュ・プルを形成
し空気の層流を作り、ノズル操作部を無風帯に形成した
ことである。
これにより、ノズル操作員はペイントミストのはね返り
を吸うことなく、大気中へ飛散するペイントミストも前
面左右隅部の吸込部から吸込まれる。
筐た上記機能上軽量化が実現できるので、ドック渠側自
走足場先端支持荷重内に納めることができ、両路的にも
比較的安師に仕上る。
本考案はビル等にかげる外壁塗装工事、有機溶剤等の有
害物の塗布作業に広く適用できる。
以外図面を参照して本考案による1実施例につき説明す
る。
第1図は本考案による1実施例の装置を示す平面図であ
る。
図に釦いて、1は被塗装構造物、2はケージ、3は塗装
ノズル又は塗装ロボット、4はペイントミスト吸込口(
左、右)、5は吹出チャンバー、6は整流板、7は吹出
ダクト、8は吸込ダクト、9は多孔板である。
被塗装構造物10表面に塗装するものとし、ケージ2は
キャンパス又はアルミ板等により軽量化された篭形骨組
構造物であり、通常自走足場等の最先端に据付ける。
塗装ノズル3は図示の位置に固定又は変更可能なごとく
据付は得るようにしたものであり、ケージ2の前面開口
部に向は塗料を吹出すことが出来るよう構成されている
ペイントミスト吸込口4はケージ2の前面左右隅部に設
けられ、ケージ2内において吸込口を設け、底部はダク
トに結ばれ左右が一体となって吸込ダクト8に連ってい
る。
吹出チャンバー5は、前面に多孔板9を内部に整流板6
を設け、吹出ダクトTに連っている。
吹出ダク)7及び吸込ダクト8の末端に夫々給気、排気
送風機が設けられている。
但し、これらは吹出ダク)7及び吸込ダクト8とフレキ
シブルダクトで結ばれ自走足場の固定ステージ上に設置
されている。
上記構成の場合の作用について述べる。
自走足場の固定ステージ上に固定された給気送風機から
吹出ダク)7に入った空気は整流板6により吹出チャン
バー5内で方向性を殺された上、多孔板9かも吹出され
る。
多孔板9は孔径が夫々変えられ夫々の孔から出る風量が
均一になる様孔径寸法は実験により決定される。
多孔板9から出た空気はペイントミスト吸込口4に吸込
1れ、多孔板9とペイントミスト吸込口・4間に成層流
が形成され、ケージ2内の中央部にその不連続線で隔離
された無風帯(三角形)が形成されることになる。
その三角形の頂点にノズルを設置することになるが、塗
装により塗面に付着せず横にはみ出したペイントミスト
及びケージの横から入りこんだ側風は殆んどペイントミ
スト吸込口4に吸込1れ、吸込ダクト8を通じて自走足
場固定ステージ上の排風機に吸取られることになる。
図中に記載していないが、排風機出口にフィルタを設は
吸込んだペイントミストはある程度濾過された上、大気
に放出される。
上述のような本考案による場合は次の効果がある。
上記の不連続線に囲まれた三角形の無風帯内にノズルを
固定するか、人がこの位置においてノズルを操作するこ
とにより、被塗面にペイントを塗布し得るが、この操作
マンは自ら操作するノズルから出るペイントのミストの
はね返りを吸うことなく、又通常被塗物に付着せず大気
中へ逃げるミストもペイントミスト吸込口4に吸込1れ
るため、有機ペイント等有害物の大気放出は大巾に抑制
される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による1実施例の装置を示す平面図であ
る。 1・・・被塗装構造物、2・・・ケージ、3・・・塗装
ノズル又は塗装ロボット、4・・・ペイントミスト吸込
口(左、右)、5・・吹出チャンバー、6・・・整流板
、T・・・吹出ダクト、8・・・吸込ダクト、9・・・
多孔板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梁側自走足場の先端に設けられ前面を開口したケージ、
    同ケージ後面側に設けられた吹出チャンバー、同吹出チ
    ャンバーへ送風機より空気を供給する吹出ダクト、上記
    吹出チャンバー内に設けられ流入空気の方向性を抑制す
    る整流板、上記吹出チャンバー前面に設けられ各社より
    均等量の空気を吹出す多孔板、上記ケージ前面左右隅部
    に設けられたペイントミスト吸込口、同ペイントミスト
    吸込口と排風機とに接続され同ペイントミスト吸込口よ
    り空気と共にペイントミストを吸込むと共に上記ケージ
    の中央部に三角形状の無風帯を形成する吸込ダクト、上
    記三角形状の無風帯に配置された塗装ノズルを漏えたこ
    とを特徴とするペイントミスト飛散防止装置。
JP17342577U 1977-12-24 1977-12-24 ペイントミスト飛散防止装置 Expired JPS5821572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17342577U JPS5821572Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 ペイントミスト飛散防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17342577U JPS5821572Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 ペイントミスト飛散防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5498869U JPS5498869U (ja) 1979-07-12
JPS5821572Y2 true JPS5821572Y2 (ja) 1983-05-07

Family

ID=29179082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17342577U Expired JPS5821572Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 ペイントミスト飛散防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821572Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5498869U (ja) 1979-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6171656B1 (en) Method and apparatus for collecting overspray
JPS5821572Y2 (ja) ペイントミスト飛散防止装置
JP5291947B2 (ja) 塗装ブース構造
US7208031B1 (en) Portable paint spray capture assembly
KR20230014795A (ko) 외부 표면 도색 시 도료의 비산을 저감시킬 수 있는 비산 저감 장치
JP4727339B2 (ja) 給気付塗装ブース
JPS58202067A (ja) 塗装ガン
JPS6330511Y2 (ja)
JP3603255B2 (ja) 垂直送風流を有するプッシュ・プル型塗装ブース
JPS6216206Y2 (ja)
JPH04106668U (ja) 給気付塗装ブースの排気処理装置
JP2001205155A (ja) 塗装ブース
JPS62277173A (ja) 塗装ブ−ス
JPS6333649Y2 (ja)
JPS60202762A (ja) 構造体側板用塗装装置
JPH0585229B2 (ja)
JP4346715B2 (ja) 静電粉体塗装用ブースの壁面清掃装置
JPH0323331Y2 (ja)
JPS5845814Y2 (ja) 粉体塗料塗装用ブ−ス
JP2001300371A (ja) 塗装ブース
JP2001300370A (ja) 塗装ブース
JPS5855984Y2 (ja) 塗装用ブ−ス
JPS6143569Y2 (ja)
JP3098367B2 (ja) ハンガー内航空機の塗装用換気装置
JPS6330512Y2 (ja)