JPS5855984Y2 - 塗装用ブ−ス - Google Patents

塗装用ブ−ス

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Publication number
JPS5855984Y2
JPS5855984Y2 JP14865382U JP14865382U JPS5855984Y2 JP S5855984 Y2 JPS5855984 Y2 JP S5855984Y2 JP 14865382 U JP14865382 U JP 14865382U JP 14865382 U JP14865382 U JP 14865382U JP S5855984 Y2 JPS5855984 Y2 JP S5855984Y2
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JP
Japan
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painting
air
painting booth
hot air
booth
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Expired
Application number
JP14865382U
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English (en)
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JPS58141772U (ja
Inventor
雄治 剣持
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
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Publication date
Application filed by 岩田塗装機工業株式会社 filed Critical 岩田塗装機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塗装用ブースに関し、特に水系塗料のスプレ
ー塗装において使用するする塗装用ブースに関する。
近年、公害問題に於て塗料に含まれる有機溶剤が大きく
問題となり、低公害、無公害塗料の1つとしての水系塗
料が増加してきている。
しかし、この種の塗料は従来の溶剤型塗料に比べると塗
面の仕上がり、作業性等に十分とはいえず、更に検討が
進められている。
塗装上については、特にスプレー塗装に於て、良好な塗
面を得るため水で稀釈し、粘度を下げた塗料を使用した
場合、水の揮発速度は有機溶剤に比べて遅く、シたがっ
て塗面ば流れやすくなってしまう。
このため一回の塗装による塗膜厚に限界があり、所要膜
厚を得るためには何回もの塗り重ねが必要となる。
また溶剤が水のため湿度の高い雰囲気での塗装は、一層
乾操が遅れ、使用を困難にしていた。
このためエアスプレー塗装においては、スプレー用の空
気に高温空気を用いる方法が一部行なわれている。
しかし、圧縮空気を噴出した場合は、断熱膨張により空
気温度が急冷するため、必要温度を得るためには極めて
高い温度の圧縮空気を使用する必要があり、取扱性に多
くの問題がある。
また、スプレーガンの噴霧口の周囲に加温空気を噴出さ
せる装置を取付ける等の方法が考えられるが、この場合
、効果をあげる程の空気量を温度低下させず噴出するに
は、スプレーガンに太い送風管と大きな噴出口を設けな
ければならず、これも取扱性が、全く損なわれてしまつ
0 本考案は、これらの問題点を解決し、水系塗料を用いて
、好適な塗装をすることのできる塗装ブースを提供する
もので、塗装時のスプレー域を局部的に水系塗料の塗装
に適する雰囲気としうる塗装フ゛−スを要旨とする。
本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す塗装ブースの正面図
で、第2図はその断面図である。
コンベアライン10で運ばれてきた被塗物1を塗装する
ため設けられた塗装ブース2は作業性のため数個所で同
時塗装できる比較的間口の広い例を示している。
通常この種のブースは、開口部3に被塗物1が位置し、
その後方にミスト処理装置4が、また開口部3より吸引
し、ミスト処理装置4を通して、外部へ排気するための
排気ファン5が設けられている。
本考案は更に、開口部の中央上部分に被塗物1とスプレ
ーガン6の間に気流が向うよう下部を開口させた吹出ロ
アを設け、該吹出ロアと熱風発生装置8とを接続したも
のである。
一般に塗装ブースは、飛散塗料ミスト除去用の吸引空気
が流れており、これと同じ風向をもたせることが望まし
いが、本実施例の如く吸引空気が手前から開口部に向っ
て横方向に流れている場合は上部斜め下方に向けて吹出
させるようにすると良い。
吹出口の位置、大きさ、熱風発生装置の大きさ等は、ス
プレーさせる被塗物とスプレーガンとの間が、30℃以
上、好ましくは40〜60℃程度に保たれるように選定
される。
可能であれば、被塗物や塗装条件に合せて吹出ロアの開
口部、吹出方向等を可変にすることが望ましい。
それによって更に部分的に必要な個所のみを加温するこ
とができ、より少ない熱量ですむことになる。
また第3図は、別の実施例を示しているが、この場合は
、塗装室11全体に天井部分より給気し、下方より吸引
排気する装置である。
この場合、天井部分の給気口12とは別に中央部分にの
み別途給気口(吹出口)13を設け、熱風発生装置14
からの熱風を吹出すようにしたものである。
この場合も、熱風の吹き出しは、スプレーを行う時必要
となる一部のみ開口させ、不必要の個所を閉じておくよ
うに構成するとより効果的になる。
以上の構成により水系塗料を用いて塗装する場合、熱風
発生装置8より熱風を吹出ロアに送り込み、被塗物1と
スプレーガン6との間を加熱空気によって所定の温度に
保つようにすれば、従来問題となっていた水系塗料の塗
装も一般の溶剤型塗料と同様な塗装が可能となる。
しかも塗装ブース本来の機能である飛散塗料ミストの吸
引排気は、常温の室内空気を排気ファン5によって吸引
排気し、熱風はスプレー域のみを加温してスプレーガン
から噴出した塗料粒子の乾燥を助けるため少い熱量です
むうえ、スプレーガンは通常の状態で使用でき、作業性
を損うこともない。
以上の如く本考案の塗装ブースによれば、噴霧された水
系塗料の粒子を効果的に乾燥促進し、従来の欠点を改善
し、所期の目的を達せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
断面図、第3図は他の実施例を示す断面図。 1・・・・・・被塗物、2・・・・・・塗装ブース、3
・・・・・・開口部、6・・・・・・スプレーガン、7
・・・・・・吹出口、8・・・・・・熱風発生装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプレー塗装により飛散浮遊する塗料ミストを吸引捕促
    する塗装ブースにおいて、吸引気流の通過開口部の一部
    に向け、かつ被塗物とスプレーガンの間に別の気流を供
    給するように開口させた空気吹出口を設け、該吹出口を
    熱風発生装置と接続してなる塗装用ブース。
JP14865382U 1982-09-30 1982-09-30 塗装用ブ−ス Expired JPS5855984Y2 (ja)

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JP14865382U JPS5855984Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 塗装用ブ−ス

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JPS58141772U JPS58141772U (ja) 1983-09-24
JPS5855984Y2 true JPS5855984Y2 (ja) 1983-12-22

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