JPS582149B2 - プロセスラインにおけるストリツプの自動減速方法 - Google Patents

プロセスラインにおけるストリツプの自動減速方法

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JPS582149B2
JPS582149B2 JP4474378A JP4474378A JPS582149B2 JP S582149 B2 JPS582149 B2 JP S582149B2 JP 4474378 A JP4474378 A JP 4474378A JP 4474378 A JP4474378 A JP 4474378A JP S582149 B2 JPS582149 B2 JP S582149B2
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strip
coil
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deceleration
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JP4474378A
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伊豆田耕三
岩崎瞭
忍田登南
平野雅敏
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プロセスライン等において、ストリップを
任意の速度から停止させることができ、しかもストリッ
プ停止時におけるコイル支持リール上の残存ストリップ
長さを、設定値と高い精度で一致せしめることの可能な
プロセスライン等におけるストリップの自動減速方法に
関するものである。
プロセスライン等の入側において、ストリップ接続のた
めの溶接処理等を行なう場合は、ストリップの速度を定
常速度から減速した後、停止せしめる必要がある。
従って、ストリップは、その速度を所定位置で停止せし
めることのできる最適な時期において減速せしめる必要
があり、これを計算機制御によって自動的に行なう方法
が研究開発されている。
例えば、特公昭43−22931号は、ストリツプのテ
ールエンドを希望位置に停止させるために、ペイオフリ
ールのマンドレル上の残存ストリップ長さと、コイルの
開放部からストリップのテールエンド停止位置までの距
離との和が、ラインを定常運転速度から徐動運転速度ま
で減速させる時間中に進行するストリップ長さと、所定
のストリツプ徐動長さとの和に等しくなったときに減速
指令を与えるものであり、また特公昭49一49104
号は、ペイオフリールと近接ロールの回転数比およびコ
イル径とコイル巻回数の各変化量の比から、ストリップ
の板厚を求め、前記板厚からペイオフリール上の残存ス
トリップ長さを演算し、前記残存ストリップ長さと、ペ
イオフリールよりストリップ停止位置までのストリップ
長さの和が、減速時間中に進行するストリップ長さと、
減速指令を与えてから実際に減速が開始されるまでの空
走ストリップ長さとの和に等しくなったときに、減速指
令を与えるものである。
しかるに、前記両者はいずれも自動減速に必要なストリ
ップ速度、板厚および現コイル径等の量の1つまたは複
数を求めるために、ピンチロール等の如き近接ロールに
取りつけられたパルス発振器の出力を使用する結果、ス
トリップと近接ロールの間に生ずるストリップの影響を
避けることができず、従って、ストリップ停止時の入側
コイル支持リール上のストリップ残量を、設定値と高い
精度で一致させることが必要であるにもかかわらず、良
好な結果が得られない欠点があり、はなはだしい場合に
は、ペイオフリールからストリップが完全に離脱して、
ラインの稼動率を著しく低下させることすら生じた。
この発明は、上述のような観点から、ストリップの走行
速度を最適な時期において減速せしめることができ、ス
トリップ停止時における入側コイル支持リール上のスト
リップ残量を設定値と高い精度で一致せしめることが可
能なプロセスラインにおけるストリップの自動減速方法
を提供するもので、コイル支持リールの回転周期と、ス
トリップ板厚の設定値あるいは初期コイル径の設定値よ
り、ストリップ速度およびコイル径を求め、前記コイル
径とストリップ板厚の設定値およびマンドレル径の設定
値より、リール上の残存ストリップ長さを求め、前記.
残存ストリップ長さが、前記ストリップ速度と減速時の
加速度の太きさより演算した減速期間中に進行するスト
リップ長さと、ストリップ停止時におけるリール上の残
存ストリップ長さの設定値および減速指令が出力されて
から減速が開始されるまでのストリップ空走長さの和と
等しくなるときの、前記残存ストリップ長さ、あるいは
コイル径、ペイオフリール回転周期、コイル残存巻数、
コイル断面積、コイル円周、コイル回転速度、コイル重
量のいずれか1つを用いて減速指令を出力することに特
徴を有するものである。
次に、この発明を実施例により、図面とともに説明する
この発明においては、ストリップの板厚hあるいは初期
コイルの径Diを設定値となし、自動減速を指令する判
断の方式として、 ■ ペイオフリール上の残存ストリップの長さLの比較
、 ■ ゴ−イル径Dの比較、 ■ ペイオフリール回転周期Tの比較、 ■ コイル残存巻数Nの比較、 ■ コイル断面積Aの比較、 ■ コイル円
周Cの比較、 ■ リール回転速度Vpの比較、 ■ コイル重量Wの比較、 のいずれかを用いて制御するもので,先づストリツプの
板厚hを設定値とした場合について、以下に詳述する。
今、ラインが一定速度■で運転されているとすれば、ペ
イオフリールの回転数をM、コイル径をDとすると、こ
れらの間には、 ■=πDM・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(1)の関係が成り立つ。
従ってペイオフリールの回転周期Tは、 で表わされる。
ペイオフリールのひき続く2回転の回転周期を考え、1
回転目の回転周期をT1,2回転目の回転周期をT2と
なし、2回転目のコイル径をD2とすると、ストリップ
の板厚zhとして、であるから、 となる。
このときのべイオフリール上の残存ストリップの長さL
は、ストリップを巻きつけてあるマンドレルの外径をD
0とすると、前記(6)式のDを用いて、 で表わすことができる。
また、減速指令出力時に必要なペイオフリール上の残存
ストリップの長さLS,D,は、減速時の加速度の大き
さを一定値α、ストリップ停止時におけるペイオフリー
ル上の残存ストリップ長さの設定値をLα、減速指令が
出力されてから実際に減速が開始されるまでのストリッ
プの空走距離を7とすると、 となる。
従って、ペイオフリールに取りつけられたパルス発振器
と、クロックパルス発振器と、クロツクパルス発振器の
出力より、順次新しいT1,T2を求め、前記(5),
(6)式によりライン速度Vおよびコイル2径Dを演算
し、前記VおよびDの値を、前記(7),(8)式に用
いて、ペイオフリール上の残存ストリップの長さLおよ
び減速指令出力時に必要なペイオフリール上の残存スト
リップの長さLS,D.を演算し、前記Lの値がLs.
D.値と等しくなったときに、減速指令を出力すればス
トリツプを高い精度で自動的に減速することができる。
次に、前記式で求められる減速指令出力のための判断方
法の変形例について述べる。
ペイオフリール上の残存ストリップ長さがLS,D,の
ときのコイル径Ds,n,は、断面積の比較より、とな
るから、前記(6)式で求められたコイル径Dが前記(
9)式によるDS.D,の値に等しくなったときに、減
速指令を出力してもよい。
また、ストリップ速度がV、コイル径がDa,D,のと
きのべイオフリールの回転周期TS,D,は、であるか
ら、回転周期の測定値TがT8,D,値に等しくなった
ときに減速指令を出力してもよい。
そして、コイル径がDs ,D.のときのべイオフリー
ル上のコイル残存巻数Ns,n,は、であり、コイル径
がDのときの残存巻数Nは、となるから、前記N値がN
S,D,値に等しくなったときに、減速指令を出力して
もよい。
更に、コイル径がDS,D.のときのべイオフリール上
のコイル断面積As,D,は、 であり、コイル径がDのときのコイル断面積Aは、であ
るから、前記A値がAs,D,値と等しくなったときに
、減速指令を出力してもよい。
また、コイル径がDS,D.のときのべイオフリール上
のコイル円周CS,D.は、 CS.D,=πDs.D.・・・・・・・・・・・・・
・・(15)であり、コイル径がDのときのコイル円周
Cは、C=πD・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・直6)であるから、前記C
値がCS,D,値と等しくなったときに、減速指令を出
力してもよい。
更に、コイル径がDS.D.のときのべイオ7リールの
回転速度Vps.Dは、前記(10)式の逆数より、で
あり、コイル径がDのときのべイオフリールの回転速度
Vpは、 である。
従って前記Vp値かV ps .D ,値と等しくなっ
たときに減速指令を出力してもよい。
また、コイル径がDS.D.のときのべイオフリール上
のコイル重量WS.D,は、コイル巾をl,比重をγと
して、 WS,D,=γ・l・h・LS,D.・・・・・・・・
・(19) または、であり、コイル径がDのときの
べイオフリール上のコイル重量Wは、 W=γ・l・h・L ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(20 または、となる。
従って、前記WがWS,’D,と等しくなったときに減
速指令を出せばよい。
次に、初期コイル径Diを設定値となした場合について
述べる。
即ち、初期コイル径Diを設定すれば、コイル径Dは、
コイルの巻き戻し回数をPとすると、 D=Di−2Ph・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(21)である。
従って、前記(8) , (4),および(21)式よ
り、となり、前記(22),(23),(24)式によ
って、減速指令出力の判断に必要なV,D,hが求まり
、これらの量より前記のべイオフリール上の残存ストリ
ップ長さ、コイル径、回転周期、コイル残存巻数、コイ
ル断面積、コイル円周、マンドレル回転周期およびコイ
ル重量のいずれかを用いた8方式の比較により、減速指
令を出力することができる。
ラインの調整等のために、ストリップ速度を手動操作し
なければならないことがあるが、その際手動加減速中に
おいても、自動減速の必要がある。
次に、前記のような場合の方法について述べる。
まづ、板厚hを設定する場合には、手動加減速指今が出
力される直前に、前記(6)式により求められたコイル
径をDxとし、加減速指令が出力されてからのコイルの
巻き戻し回数をQとするとコイル径DAは、 DA=Dx−2Qh・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(25)となる。
ストリップ速度VAは、コイル径DAとペイオフリール
の回転周期Tとから、 により求めることができるから、前記V,D,h信号を
用い、前記8方式により減速指令を出力することができ
る。
また初期コイル径Diを設定する場合には、前記Q1)
式によって求められるコイル径Dと、手動加減速指令が
出される以前に前記(24)式により求められた板厚h
と、前記(24)式から求められた速度Vより、前記8
方式により減速指令を出力することができる。
次に、図面についてこの発明の各実施例を詳述する。
第1図から第8図までは、板厚hを設定する場合の説明
図、第9図から第16図までは初期コイル径Diを設定
する場合の説明図である。
第1図には、プロセスラインの一例として、連続焼鈍ラ
インの入側が示されており、1はA1ペイオフリール上
のコイル、2はマンドレル、3はNo1ペイオフリール
から巻き戻されたストリップ1’はNo2ペイオフリー
ル上のコイル、2/は同じくマンドレル、3’はNo2
ペイオフリールから巻き戻されたストリップで、4,5
,6.7はデフレクターロール、8はフライングダブル
力ットシャー、9はウエルダーである。
今、例えば煮1ペイオフリールがコイルを巻き戻してい
て、リール上のストリップ残量が少なくなると自動減速
により巻き戻しを停止せしめ、ストリップは、フライン
グダブル力ットシャ−8により切断され、先行ストリッ
プ3の後端と、A2ペイオフリールからの後行ストリッ
プ3’の先端とが、ウエルダ−9によって溶接された後
、No2ペイオフリールからのストリップ3’の巻き戻
しが始まる。
前記No2ペイオフリールのストリップ残量が少なくな
った場合も前記と同様、自動減速により巻き戻しを停止
せしめNo1ペイオフリールからの後行ストリップの先
端と溶接され、以下同じようにしてラインは連続的に運
転される。
このようなラインにおいて、12はカウンターで、ペイ
オフリール軸に取りつけられたパルス発振器10と、別
に設けられたクロックパルス発振器11の出力を受けて
、ペイオフリール1回転の間に発生するクロックパルス
数が数えられる。
13は演算装置で、前記カウンター12からの出力を受
け、リールの回転周期Tが算出される。
14は演算記憶装置で、前記演算装眞13から送られた
リールの回転周期Tと、設定装置16からの板厚信号h
および既に記憶されている前回の回転周期T’とより、
前記(5)式と(6)式とに基づいて、ストリップ速度
Vとコイル径Dとが算出される。
18は演算装置で、前記演算記憶装置14から送られた
ストリップ速度Vと、設定装置17から送られたストリ
ップ停止時におけるペイオフリール上の残存ストリップ
長さの設定値Lαに、減速指令が出力されてから実際に
減速が開始されるまでのストリップ空走距離lを加えた
Lα+l信号と、減速時における加速度の大きさを示す
α信号を受けて、前記(8)式により、減速指令出力時
に必要なペイオフリール上の残存ストリップ長さLs.
D.が算出される。
19も同じく演算装置で、設定装置15からのマンドレ
ル外径信号D。
と、同じく設定装置16からの板厚信号hおよび前記演
算記憶装置14からのコイル径Dを受けて、前記(7)
式により、残存ストリップ長さLが算出される。
20は比較装置で、前記演算装置18により算出された
減速指令出力時に必要なペイオフリール上の残存ストリ
ップ長さLS.D.と、前記演算装置19で算出された
残存ストリップ長さLを受け、両者が一致したときに減
速指令信号S S .D.が出力される。
第2図乃至第5図は、第1図の装置の変形で、以下第1
図に示された部分と同一部分は、すべて第1図による説
明を採用し、改めて説明しない。
第2図は、コイル径Dの比較により制御する場合の装置
の一例で、演算装置21は、設定装置15からのマンド
レル外径信号D。
と、設定装置17からの前記Lα+l信号およびα信号
、設定装置16からの板厚信号hおよび演算記憶装置1
4からのストリップ速度Vを受けて、ペイオフリール上
の残存ストリップ長さLが、減速指令出力時に必要なペ
イオフリール上の残存ストリップ長さLs.D.になる
ときのコイル径Ds.D.を、前記(8) , (9)
式に従って算出し、比較装置22に送る。
比較装置22に、前記演算装置21から送られた前記D
a,D,信号と、演算装置13から送られた前記コイル
径D信号とを比較し、両者が一致したときに減速指令S
s,D,が出力される。
第3図は、ペイオフリールの回転周期Tの比較により制
御する場合の装置の一例で、演算装置23沫設定装置1
5からのマンドレル外径信号Do、設定装置16からの
板厚信号h、設定装置17からのLα+l信号とα信号
および演算記憶装置14からのストリップ速度V信号を
受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ長さがLs
.D,となるときのリールの回転周期T S .D ,
を、前記(8),(9),α0式に従って算出し、比較
装置24に送る。
比較装置24は、前記演算装置23からのTS.D.信
号と、演算装置13からのリールの回転周期T信号とを
比較し、両者が一致したときに減速指令信号Ss.D.
が出力される。
第4図は、コイル残存巻数Nの比較により制御する場合
の装置の一例で、演算装置25は、設定装置15からの
D0信号、設定装置16からのh信号、設定装置17か
らのLα+1信号とα信号および演算記憶装置14から
のV信号を受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ
長さがLs.D,となるときのリール上のコイル巻数N
S.D.を、前記(8),(9)(11)式に従って算
出し、比較装置27に送る。
演算装置26は、設定装置15からのD0信号設定装置
16からのh信号、演算記憶装置14からのD信号を受
けて、コイル径がDのときのコイル巻数Nを、前記(1
2)式に従って算出し、比較装置27に送る。
比較装置27は、前記演算装置25からのNs.D,信
号と、演算装置26からのN信号とを比較し、両者が一
致したときに減速指令信号SS.D.か出力される。
第5図は、コイル断面積Aの比較により制御する場合の
装置の一例でと演算装置28は、設定装置15からのD
0信号、−設定装置17からのLα+l信号とα信号、
演算記憶装置14からのV信号を受けて、ペイオフリー
ル上の残存ストリップ長さがLS.D.となるときのコ
イル断面積As.D.を、前記(8),(9),(13
)式に従うて算出し、比較装置30に送る。
また演算装置29は、設定装置15からのD0信号、演
算記憶装置14からのD信号を受けて、コイル径がDの
ときのコイル断面積Aを、前記(14)式に従って算出
し、比較装置30に送る。
比較装置30は、前記演算装置28からのAS.D.信
号と、゛演算装置29からのA信号とを比較し、両者が
一致したときに減速指令信号Ss,D,が出力される。
第6図は、コイル円周Cの比較により制御する場合の装
置の一例で、演算装置21は設定装置15からのD0信
号、設定装置17からのLα+l信号とα信号、設定装
置16からのh信号、演算記憶装置14からのV信号を
受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ長さがLS
.D,となるときのコイル円周CS.D,を、前記(1
5)式に従って算出し、比較装置22に送る。
比較装置22は、前記演算装置21からのCS.D,信
号と、演算記憶装置14がらのD信号を受けて、前記σ
6)式により演算し、両者が一致したときに減速指令信
号SS,D,が出力される。
第7図は、リール回転速度Vpの比較により制御する場
合の装置の一例で、演算装置21は、設定装置15から
のD0信号、設定装置17からのLα+l信号とd信号
、設定装置16からのh信号、演算記憶装置14からの
V信号を受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ長
さがLS,D,となるときのべイオフリール回転速度V
ps.D.を、前記(17)式に従って算出し、比較装
置22に送る。
比較装置22は、前記演算装置21からのVps.D.
信号と、演算記憶装置14からのD信号を受けて、前記
(18)式により演算し、両者が一致したときに減速指
令信号SS,D,が出力される。
第8図は、コイル重量Wの比較により制御する場合の装
置の一例で、演算装置21は、設定装置15からのD0
信号、設定装置17からのLα+l信号とα信号こ設定
装置16からのh信号、演算記憶装置14からのV信号
を受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ長さがL
S.D,となるときめペイオフリール上のコイル重量W
S,D,を、前記(19)式に従って算出し、比較装置
22に送る。
比較装置22は、前記演算装置21からのWS,D.信
号と、演算記憶装置14からのD信号を受けて、前記(
20)式により演算し、両者が一致したときに減速指令
信号Ss,n,が出力される。
次に、初期コイル径Diを設する場合の実施例について
、第9図乃至第16図により説明する。
第9図は、前記第1図に示された方式に対応するもので
、カウンター12は、パルス発振器10からの信号番ど
より巻き戻し回数Pを数えて出力する。
演算記憶装置33は、記憶されている前回の回転周期T
’と、設定装置31からの初期コイル径信号Di、演算
装置32からのコイル巻き戻し回数P、演算装置13か
らのリールの回転周期Tより、ストリップ速度V、コイ
ル径Dおよび板厚hを、前記(22),(23),(2
4)式に従って演算し出力す名。
演算装置18は、設雉装置17からのLα+l信号とα
信号、前記演算記憶装置33からのV信号を受けて、前
記(8)式により演算し、減速指令出力時番 さLs.D.を算出する。
また演算装置19は、設定装置15からのD0信号、演
算記憶装置33からのD信号とh信号を受け、前記(7
)式によりペイオフリール上の残存ストリップ長さしを
算出する。
比較装置20は、前記演算装置1BからのLs.D.信
号と、演算装置19からのL信号を比較し、両者が一致
したときに、減速指令信号SS,D.が出力される。
第10図は、前記第2図に示された方式に対心するもの
で、前記第9図と同様に演算装置33により、V,D,
h隼を算出した後、前記第2図と同じく演算装置21で
ペイオフリール上の残存ストリップ長さLが、減速指令
出力時に必要なペイオフリール上の残存ストリップ長さ
LS.D,になるときのコイル径DS,D,を算出し、
比較装置22でコイル径D信号と比較し、両者が一致し
たときに、減速指令信号SS,D,が出力される。
第11図は、前記第3図に示された方式に対応するもの
で、前記第9図と同様に演算記憶装置33でv,D,h
値を算出した後、前記第3図と同じく演算装置23でペ
イオフリール上の残存ストリップ長さLS.D.になる
ときのリール回転周期TS,D,を算出し、比較装置2
4で演算装置13力〒らのT信号と比較して、両者力仲
致したときに減速指令信号Ss,D,が出力される。
第12図は、前煕第4図に夾された方式に対応するもの
で、同じく演算記憶装置33でV,D,h値を算出した
後、前記第4図と同じく演算装置25でペイオフリール
上の残存ストリップ長さLS,D,になるときのリール
上のコイル巻数NS.D.を算出し、比較装置27で演
算装置26からのコイル巻数Nと比較して、両者カサ致
したときに革速指令栢舟Ss,D.が出力される。
第13図は、前記第53図に示、された方式に対応する
もので、同じく演算記憶装置33でV,D,h値を算出
した後、前記第5図と同じく演算装置28でペイオフリ
一ル上の残存ストリップ長さがLS,D,になるときの
コイル断面積AS.D.を算出し、比較装置30で演算
装置29からのコイル断面積Aと比較して、両者が一致
したときに減速指令信号SS,D.が出力される。
第14図は、前記第6図に示された方式に対応するもの
で、同じく演算記憶装置33でV,D,h値を算出した
後,前記第6図と同じく演算装置21でペイオフリール
上の残存ストリップ長さがLS.D.になるときのコイ
ル円周CS.D.を算出し、比較装置22で前記D信号
から算出されたCと比較して、両者が一致したときに減
速指令信号SS.D.が出力される。
第15図は、前記第7図に示された方式に対応するもの
で、同じく演算記憶装置33でV,D,h値を算出した
後、前記第7図と同じく演算装置21でペイオフリール
上の残存ストリップ長さがLS,D,となるときのペイ
,オフリール回転速度VDS,D,を算出し、比較装置
22で前記D信号から算串されたVpと比較して、両者
が一致したときに減速指令信号Ss,D,が出力される
第16図は、前記第8図に示された方式に対応するもの
で、同じく演算記憶装置33でV,D,h値を算出した
後、前記第8図と同じく演算装置21でペイオフリール
上の残存ストリップ長さがLs.,D,となるときのペ
イオフリール上のコイル重量Ws.D.を算出し、比較
装置22で前記D信号から算出さ廊たWと比較して、両
者が一致したときに減速指令信号SS,D.が出力され
る。
第17図および第18図には、手動加減速においても、
自動減速指令が出力できる装置の構成例が示されており
、いずれもコイル径の比較による判断方式である。
第17図は板厚hの設定による方式で、カウンター33
は、ストリップが手動加減速中であることを示す信号S
Aと、パルス発振器10の出力を受けて、手動加速また
は減速が開始されてからのコイルの巻戻し回数9を数え
る。
演算記憶装置34は、演算記憶装置14からのD信号と
SA信号を受けて加減速直前におけるコイル径Dxを記
憶しておき、前記Dx信号、カウンター33からの前記
Q信号、設定装置16からのh信号より、加減速中にお
けるコイル径DAを前記(25)式に従って演算し出力
する。
演算装置35は、演算装置13からのT信号、演算記憶
装置34からの前記DA信号を受けて、前記(ハ)式に
従って演算し、加減速中の速度VAを算出する。
演算装置36は、前記ストリップが手動加減速中である
ことを示す信号SAの入力がある場合は、設定装置15
からのD0信号、設定装置16からのh信号、設定装置
17からのLα+l信号とα信号、演算装置35からの
VA信号を受けて、ペイオフリール上の残存ストリップ
長さがLS.D.となるときのコイル径DS,D,を、
前記(8),(9)式に従って演算し出力する。
また前記SA信号の入力がない場合には、演算装置35
からのVA信号のかわりに、演算記障装置14からのV
信号を用いて、ペイオフリール上の残存ストリップ長さ
Lが減速指令出力時に必要なペイオフリール上の残存ス
トリップ長さLS.D.になるときのコイル径DS,D
,を算出する。
比較装置37は、前記SA信号がある場合は、演算装置
36からのDs.D.信号と、演算記憶装置34からの
DA信号を受けて、両者が一致したときに減速指令信号
SS.D,を出力し、また、前記SA信号がない場合は
、演算装置36からのDS.D.信号と、演算記憶装置
14からのD信号を受けて、両者が一致したときに、減
速指令信号88,D,が出力される。
即ち、手動加減速がなければ、前記第2図と全く同様の
信号処理となる。
また、前記第1図、第3〜8図の方式に対しても、前記
装置33,34,35を付加し、演算装置18,19,
23,25,26,28.29および比較装置20,2
2,24,27,30を、前記SA信号の入力のある場
合とない場合とに区別して、演算および比較を行なう装
置にかえることにより、手動加減速中においても自動減
速指令を出力できる構成とすることができる。
第18図には、前記第10図の方式を手動加減速中にお
いても自動減速指令を出力することができるようにした
ものであり、演算記憶装置38は、手動加減速指令が出
力される以前に、演算記憶装置33によって演算された
板厚hを記憶しておき、前記h信号と、設定装置31か
らの初期コイル径信号Di、演算装置32からのコイル
巻き戻し回数Pより、加減速中のコイル径DAを前記(
21)式に従って演算し出力する。
その後の信号処理は、前記第17図の場合と同様である
また、前記第9図、第11〜16図の方式に対しても、
装置35および38を付加し、演算装置1B,19,2
3,25,26,28,29および比較装置20,24
,27,30を、前記SA信号の入力がある場合とない
場合に区別して演算および比較を行なう装置にかえるこ
とにより、手動加減速中にも一動減速指令を出力できる
構成とすることができる。
以上説明したように、この発明の方法によれば、ピンチ
ロール等の如くストリップとの間に、スリップを生ずる
ような要素が使用されていないから、ストリップの速度
を、最適な時期において減速せしめることができ、スト
リップ停止時の入側コイル支持リール上のストリップ残
量を、設定値と高い精度で一致せしめることが可能で、
プロセスラインにおけるペイオフリールのほか、テンシ
ョンリールその他リールを使用するストリップラインに
おいて、すべて適用が可能である等、工業上極めて優れ
た効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は、板厚hを設定するこの発明方法の
実施例を示す説明図、第9図乃至第16図は、初期コイ
ル径Diを設定するこの発明方法の実施例を示す説明図
、第17図および第18図は、手動加減速の場合のこの
発明力法の実施例を示す説明図である。 図面において、1,1’……コイル、2,2’……マン
ドレル、3,3’……ストリップ、4,5,6,7……
デフレクターロール、8……フライングダブル力ットシ
ャー、9……ウエルダー、10……パルス発振器、11
……クロツク発振器、12,33……力13,1B,1
9,21,23,25,……26,2B,29,32,
35,36 演算装置、14,33′,34,38……演算記憶装置
、15,16,17,31……設定装置、20,22,
24,27,30,37……比較装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プロセスラインにおいて、走行するストリップを自
    動減速するに当り、 コイル支持リールの回転周期と、ストリップ板厚の設定
    値より、ストリップ速度およびコイル径を求め、 前記コイル径とストリップ板厚の設定値およびマンドレ
    ル径の設定値より、コイル支持リール上の残存ストリッ
    プ長さを求め、 前記残存ストリップ長さが、前記ストリップ速度と減速
    時の加速度の大きさとより演算した減速゛期間中に進行
    するストリップ長さと、ストリップ停止時におけるコイ
    ル支持リール上の残存ストリップ長さの設定値および減
    速指令が出力されてから実際に減速が開始されるまでの
    ストリップ空走長さとの和と一致したときに、減速指令
    を出力することを特徴とするプロセスラインにおけるス
    トリップの自動減速方法。 2 プロセスラインにおいて、走行するストリップを自
    動減速するに当り、 コイル支持リールの回転周期と、ストリップ板厚の設定
    値より、ストリップ速度およびコイル径を求め、 前記コイル径とストリップ板厚の設定値およびマンドレ
    ル径の設定値より、コイル支持リール上の残存ストリッ
    プ長さを求め、 前記残存ストリップ長さが、前記ストリップ速度と減速
    時の加速度の大きさより演算した減速期間中に進行する
    ストリップ長さと、ストリップ停止時におけるコイル支
    持リール上の残存ストリップ長さの設定値および減速指
    令が出力されてから実際に減速が開始されるまでのスト
    リップ空走長さとの和と一致するときの、コイル径、リ
    ールの回転周期、コイル残存巻数、コイル断面積、コイ
    ル円周、リールの回転速度、コイル重量の何れか1つを
    用いて、減速指令を出力することを特徴とするプロセス
    ラインにおけるストリップの自動減速方法。 3 プロセスラインにおいて、走行するストリップを自
    動減速するに当り、 コイル支持リールの回転周期と、初期コイル径の設定値
    より、ストリップ速度、ストリップ板厚右よびコイル径
    を求め、 前記コイル径とストリップ板厚の設定値およびマンドレ
    ル径の設定値より、コイル支持リール上の残存ストリッ
    プ長さを求め、 前記残存ストリップ長さが、前記ストリップ速度と減速
    時の加速度の大きさとより演算した減速期間中に進行す
    るストリップ長さと、ストリップ停止時におけるコイル
    支持リール上の残存ストリツプ長さの設定値および減速
    指令が出力されてから実際に減速が開始されるまでのス
    トリップ空走長さとの和と一致したときに、減速指令を
    出力することを特徴とするプロセスラインにおけるスト
    リップの自動減速方法。 4 プロセスラインにおいて、走行するストリップを自
    動減速するに当り、 コイル支持リールの回転周期と、初期コイル径の設定値
    より、ストリップ速度、ストリップ板厚、およびコイル
    径を求め、 ゛ 前記コイル径とストリップ板厚の設定値およびマンドレ
    ル径の設定値より、コイル支持リール上の残存ストリッ
    プ長さを求め、 前記残存ストリップ長さが、前記ストリップ速度と減速
    時の加速度の大きさとより演算した減速期間中に進行す
    るストリップ長さと、ストリップ停止時におけるコイル
    支持リール上の残存ストリップ長さの設定値および減速
    指令が出力されてから実際に減速が開始されるまでのス
    トリップ空走長さの和と一致するときの、コイル径、リ
    ールの回転周期、コイル残存巻数、コイル断面積、コイ
    ル円周、リールの回転速度、コイルの重量の何れか1つ
    を用いて、減速指令を出力することを特徴とするプロセ
    スラインにおけるストリップの自動減速方法。
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