JP2730279B2 - 尾端定位置停止制御装置 - Google Patents
尾端定位置停止制御装置Info
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- JP2730279B2 JP2730279B2 JP2222442A JP22244290A JP2730279B2 JP 2730279 B2 JP2730279 B2 JP 2730279B2 JP 2222442 A JP2222442 A JP 2222442A JP 22244290 A JP22244290 A JP 22244290A JP 2730279 B2 JP2730279 B2 JP 2730279B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、巻取機にて巻取られるシート状材料の尾
端を予め定められた所定位置に停止させるための尾端定
位置停止制御装置に関する。
端を予め定められた所定位置に停止させるための尾端定
位置停止制御装置に関する。
従来、この種の尾端定位置停止制御装置としては、制
御開始時から制御終了まで、巻取コイル径を一定として
尾端送り長さを演算するものが殆どである。
御開始時から制御終了まで、巻取コイル径を一定として
尾端送り長さを演算するものが殆どである。
このように、従来のものは一定の巻取コイル径にもと
づき尾端送り長さを演算するようにしているため、制御
開始時の巻取コイル径を用いて演算する場合は、実際の
材料尾端は停止目標位置をオーバーして止まる一方、予
測最終径を用いて演算する場合は停止目標位置の手前に
止まり、良好な制御ができないという問題がある。
づき尾端送り長さを演算するようにしているため、制御
開始時の巻取コイル径を用いて演算する場合は、実際の
材料尾端は停止目標位置をオーバーして止まる一方、予
測最終径を用いて演算する場合は停止目標位置の手前に
止まり、良好な制御ができないという問題がある。
したがって、この発明の課題は制御開始時の巻取コイ
ル径と予測最終径の間の巻太りによる影響を受けず、材
料尾端を停止目標位置に精度良く停止させることのでき
る制御装置を提供することにある。
ル径と予測最終径の間の巻太りによる影響を受けず、材
料尾端を停止目標位置に精度良く停止させることのでき
る制御装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、この発明は、巻取
機にて巻取られるシート状材料の尾端を所定位置に停止
させるための尾端定位置停止制御装置において、制御開
始時の巻取コイル径，材料厚さおよび制御終了までに巻
取る材料の長さから制御終了時の巻取コイル径を予測最
終径として演算する第１の演算手段と、演算結果の予測
最終径にもとづき停止目標位置を尾端の送り長さとして
設定する設定手段と、巻取機の回転に同期してパルス発
信器から出力されるパルス数が所定数に達するまでの一
定期間毎に巻取コイル径を演算する第２の演算手段と、
この第２演算手段からの出力にもとづき一定期間毎の尾
端送り長さを演算する第３の演算手段と、巻取機の回転
に同期してパルス発信器から出力されるパルス数が所定
数に達するまでの一定期間毎に、前記第２演算手段から
の出力にもとづき、前記各期間で１パルス毎に変化する
尾端送り長さを演算する第４の演算手段とを設け、前記
第3,第４演算手段にて求められる各尾端送り長さを加算
し、これが前記停止目標位置と一致するまで制御指令を
出力して材料の尾端位置を定位置に停止させることを特
徴とする。
機にて巻取られるシート状材料の尾端を所定位置に停止
させるための尾端定位置停止制御装置において、制御開
始時の巻取コイル径，材料厚さおよび制御終了までに巻
取る材料の長さから制御終了時の巻取コイル径を予測最
終径として演算する第１の演算手段と、演算結果の予測
最終径にもとづき停止目標位置を尾端の送り長さとして
設定する設定手段と、巻取機の回転に同期してパルス発
信器から出力されるパルス数が所定数に達するまでの一
定期間毎に巻取コイル径を演算する第２の演算手段と、
この第２演算手段からの出力にもとづき一定期間毎の尾
端送り長さを演算する第３の演算手段と、巻取機の回転
に同期してパルス発信器から出力されるパルス数が所定
数に達するまでの一定期間毎に、前記第２演算手段から
の出力にもとづき、前記各期間で１パルス毎に変化する
尾端送り長さを演算する第４の演算手段とを設け、前記
第3,第４演算手段にて求められる各尾端送り長さを加算
し、これが前記停止目標位置と一致するまで制御指令を
出力して材料の尾端位置を定位置に停止させることを特
徴とする。
上記第3,第４演算手段によりパルス発信器からの出力
パルス数と尾端送り長さとの間の非線形な関係を逐次演
算することにより、材料尾端を停止目標位置に精度良く
停止させることができるようにする。
パルス数と尾端送り長さとの間の非線形な関係を逐次演
算することにより、材料尾端を停止目標位置に精度良く
停止させることができるようにする。
次に、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図はこの発明の実施例を示すブロック図、第２図
は予測最終径の演算原理を説明するための説明図、第３
図は第１図の動作を説明するための説明図、第４図は尾
端定位置停止制御装置を用いたプラントの概要図であ
る。
は予測最終径の演算原理を説明するための説明図、第３
図は第１図の動作を説明するための説明図、第４図は尾
端定位置停止制御装置を用いたプラントの概要図であ
る。
まず、第４図を参照して尾端定位置停止制御の概要に
つき説明する。なお、同図の１は鋼板等のシート状材
料、２はこのシート状材料を巻取る巻取コイル（巻取
機）、３は巻取機駆動用電動機、４は電動機３の回転数
に応じてパルスを発信するパルス発信器、５は尾端定位
置停止制御装置、６はデフレクタロールをそれぞれ示
す。
つき説明する。なお、同図の１は鋼板等のシート状材
料、２はこのシート状材料を巻取る巻取コイル（巻取
機）、３は巻取機駆動用電動機、４は電動機３の回転数
に応じてパルスを発信するパルス発信器、５は尾端定位
置停止制御装置、６はデフレクタロールをそれぞれ示
す。
連続的に搬送されるシート状材料１は位置P1にて一旦
切断され、この位置から制御装置５による制御が開始さ
れる。つまり、制御装置５はこの時点から巻取機２によ
る巻取りを開始し、切断された材料１の尾端が例えば第
４図（イ）のＡ点またはＢ点に来たときに巻取りを停止
するもので、制御が開始されてから巻取りを停止するま
での尾端移動量（送り長さ）を制御する。なお、材料１
の尾端をＡ点またはＢ点で停止させるのは、例えば材料
１（コイル）を巻取機から抜き取り次工程へ送るための
作業を行なう設備と材料１の尾端とが互いに干渉しない
ようにするためである。また、第４図（ロ）は巻取りを
停止した状態を示している。
切断され、この位置から制御装置５による制御が開始さ
れる。つまり、制御装置５はこの時点から巻取機２によ
る巻取りを開始し、切断された材料１の尾端が例えば第
４図（イ）のＡ点またはＢ点に来たときに巻取りを停止
するもので、制御が開始されてから巻取りを停止するま
での尾端移動量（送り長さ）を制御する。なお、材料１
の尾端をＡ点またはＢ点で停止させるのは、例えば材料
１（コイル）を巻取機から抜き取り次工程へ送るための
作業を行なう設備と材料１の尾端とが互いに干渉しない
ようにするためである。また、第４図（ロ）は巻取りを
停止した状態を示している。
制御装置５の詳細は第１図に図示されている。この制
御装置５は、制御開始時の巻取コイル径，材料厚さおよ
び制御終了までに巻取る材料の長さから制御終了時の巻
取コイル径を予測最終径として演算する予測最終径演算
部51と、その演算結果の予測最終径にもとづき停止目標
位置を尾端の送り長さとして設定する停止目標位置設定
部52と、巻取機の回転に同期してパルス発信器４から出
力されるパルス数が所定数に達するまでの一定期間毎に
巻取コイル径を演算する現在径演算部53Aと、この現在
径演算部53Aからの出力にもとづき一定期間毎の尾端送
り長さを演算する尾端送り長さ演算部53Bと、巻取機の
回転に同期してパルス発信器４から出力されるパルス数
が所定数に達するまでの一定期間毎に、現在径演算部53
Aからの出力にもとづき、前記各期間で１パルス毎に変
化する尾端送り長さを演算する尾端送り長さ演算部53C
と、尾端送り長さ演算部53B,53Cにて求められた各尾端
送り長さを加算して尾端送り長さ実際値を演算する加算
器53Dと、停止目標設定部52から出力される尾端送り長
さ目標値と加算器53Dから出力される尾端送り長さ実際
値とに基づいて所定の制御を行なう制御指令演算部54
と、から構成されている。
御装置５は、制御開始時の巻取コイル径，材料厚さおよ
び制御終了までに巻取る材料の長さから制御終了時の巻
取コイル径を予測最終径として演算する予測最終径演算
部51と、その演算結果の予測最終径にもとづき停止目標
位置を尾端の送り長さとして設定する停止目標位置設定
部52と、巻取機の回転に同期してパルス発信器４から出
力されるパルス数が所定数に達するまでの一定期間毎に
巻取コイル径を演算する現在径演算部53Aと、この現在
径演算部53Aからの出力にもとづき一定期間毎の尾端送
り長さを演算する尾端送り長さ演算部53Bと、巻取機の
回転に同期してパルス発信器４から出力されるパルス数
が所定数に達するまでの一定期間毎に、現在径演算部53
Aからの出力にもとづき、前記各期間で１パルス毎に変
化する尾端送り長さを演算する尾端送り長さ演算部53C
と、尾端送り長さ演算部53B,53Cにて求められた各尾端
送り長さを加算して尾端送り長さ実際値を演算する加算
器53Dと、停止目標設定部52から出力される尾端送り長
さ目標値と加算器53Dから出力される尾端送り長さ実際
値とに基づいて所定の制御を行なう制御指令演算部54
と、から構成されている。
すなわち、尾端定位置停止制御開始時に、予測最終径
演算部51は制御開始時の巻取コイル径Dc,材料厚さH,制
御終了までに材料を巻取る長さLc,を入力として巻取コ
イルの予測最終径Dfを演算し、停止目標設定部52はその
出力にもとづき停止目標位置L*を出力する。なお、この
量は材料の切断位置から停止位置までの長さ、すなわち
第４図では点P1からＡまたはＢ点までの距離（Lc＋Li）
に相当する。
演算部51は制御開始時の巻取コイル径Dc,材料厚さH,制
御終了までに材料を巻取る長さLc,を入力として巻取コ
イルの予測最終径Dfを演算し、停止目標設定部52はその
出力にもとづき停止目標位置L*を出力する。なお、この
量は材料の切断位置から停止位置までの長さ、すなわち
第４図では点P1からＡまたはＢ点までの距離（Lc＋Li）
に相当する。
ここで、予測最終径Dfの求め方につき説明する。
いま、巻取コイルの外径がDcの状態から、Ｌの長さの
材料を巻取って外径がDfになったとすると、第２図の斜
線部の面積だけ断面積が増加することになる。この斜線
部の面積Ｓは、 となる。材料の長さＬはこの面積Ｓを板厚Ｈで割ったも
のに相当するから、 となり、これからDfは、 として求められる。演算部51はこのような演算をして予
測最終径Dfを求める。この予測最終径Dfと停止目標位置
L*との関係については、種々のケースについて予め計算
しておきこれをテーブル化しておけば、設定器52により
簡単に求めることができる。
材料を巻取って外径がDfになったとすると、第２図の斜
線部の面積だけ断面積が増加することになる。この斜線
部の面積Ｓは、 となる。材料の長さＬはこの面積Ｓを板厚Ｈで割ったも
のに相当するから、 となり、これからDfは、 として求められる。演算部51はこのような演算をして予
測最終径Dfを求める。この予測最終径Dfと停止目標位置
L*との関係については、種々のケースについて予め計算
しておきこれをテーブル化しておけば、設定器52により
簡単に求めることができる。
一方、尾端送り長さ検出手段53の現在系演算部53A
は、パルス発信器４の出力パルスＰ、材料厚さＨおよび
制御開始時の巻取コイル径Dcを入力され、巻取機ｎター
ン毎の現在径Dnを演算し、尾端送り長さ演算部53Bはこ
の現在径Dnを入力として巻取機ｎターン毎の尾端送り長
さL1を上記（１）式にもとづき演算し、尾端送り長さ演
算部53Cは現在径Dnとパルス発信器４の出力パルスＰと
を入力として巻取機のｎターンから2nターンまでの、パ
ルス発信器４からの出力パルス毎に変化する尾端送り長
さL2（巻取コイル径が分かれば、１パルス当たりの送り
長さも分かる）を逐次演算し、加算器53DはL1,L2を加算
して尾端送り長さ実際値Ｌを演算する。制御指令演算部
54は尾端送り長さの目標値L*と実際値Ｌとにもとづき所
定の制御を行ない、両者が一致したら制御を停止する。
これにより、材料の尾端位置を所定位置に停止させるこ
とが可能となる。
は、パルス発信器４の出力パルスＰ、材料厚さＨおよび
制御開始時の巻取コイル径Dcを入力され、巻取機ｎター
ン毎の現在径Dnを演算し、尾端送り長さ演算部53Bはこ
の現在径Dnを入力として巻取機ｎターン毎の尾端送り長
さL1を上記（１）式にもとづき演算し、尾端送り長さ演
算部53Cは現在径Dnとパルス発信器４の出力パルスＰと
を入力として巻取機のｎターンから2nターンまでの、パ
ルス発信器４からの出力パルス毎に変化する尾端送り長
さL2（巻取コイル径が分かれば、１パルス当たりの送り
長さも分かる）を逐次演算し、加算器53DはL1,L2を加算
して尾端送り長さ実際値Ｌを演算する。制御指令演算部
54は尾端送り長さの目標値L*と実際値Ｌとにもとづき所
定の制御を行ない、両者が一致したら制御を停止する。
これにより、材料の尾端位置を所定位置に停止させるこ
とが可能となる。
第３図は第１図の動作を説明するためのもので、同図
（イ）は演算部53Bの出力を、同図（ロ）は演算部53Cの
出力を、また同図（ハ）は加算器53Dの出力をそれぞれ
示している。
（イ）は演算部53Bの出力を、同図（ロ）は演算部53Cの
出力を、また同図（ハ）は加算器53Dの出力をそれぞれ
示している。
すなわち、巻取機２のターン数が０からｎまでの間
は、演算部53Aから与えられる現在径はDcであり、した
がって演算部53Bの出力は現在径Dcに対応する一定値と
なり、演算部53Cの出力はパルス発信器からの１パルス
ごとに変化し、或る一定の傾きで上昇するものとなる
が、この傾き（α１）は現在径Dcに対応している。ま
た、ｎターン後には演算部53Bの出力は現在径Dnに対応
する一定値となるのに対し、演算部53Cの出力はパルス
発信器からの１パルスごとに変化し、現在径Dnに対応す
る傾き（α2:α２＞α１）で上昇する。以下、同様にし
て演算部53Bの出力は同図（イ）に示すように、ｎター
ン毎に階段状に変化する出力となるのに対し、演算部53
Cの出力は同図（ロ）に示すように、各ｎターンの期間
で時々刻々変化する三角形状出力となり、これらを合成
すると同図（ハ）の如き折れ線状となる。つまり、従来
はこれが線型（直線）であるのに対し、この発明ではこ
れを折れ線状として、ｎターン毎に１パルスの重みを逐
次変えることにより、従来のものより正確な制御を可能
とするものである。
は、演算部53Aから与えられる現在径はDcであり、した
がって演算部53Bの出力は現在径Dcに対応する一定値と
なり、演算部53Cの出力はパルス発信器からの１パルス
ごとに変化し、或る一定の傾きで上昇するものとなる
が、この傾き（α１）は現在径Dcに対応している。ま
た、ｎターン後には演算部53Bの出力は現在径Dnに対応
する一定値となるのに対し、演算部53Cの出力はパルス
発信器からの１パルスごとに変化し、現在径Dnに対応す
る傾き（α2:α２＞α１）で上昇する。以下、同様にし
て演算部53Bの出力は同図（イ）に示すように、ｎター
ン毎に階段状に変化する出力となるのに対し、演算部53
Cの出力は同図（ロ）に示すように、各ｎターンの期間
で時々刻々変化する三角形状出力となり、これらを合成
すると同図（ハ）の如き折れ線状となる。つまり、従来
はこれが線型（直線）であるのに対し、この発明ではこ
れを折れ線状として、ｎターン毎に１パルスの重みを逐
次変えることにより、従来のものより正確な制御を可能
とするものである。
この発明によれば、パルス発信器からの出力パルス数
と尾端送り長さとの間の非線形な関係を逐次演算するよ
うにしたので、材料厚さが厚かったり、制御開始から終
了までの間に巻取る材料長が長かったりして、巻取コイ
ル径が極端に巻太る場合でも、精度良く定位置に停止さ
せることができる利点が得られる。
と尾端送り長さとの間の非線形な関係を逐次演算するよ
うにしたので、材料厚さが厚かったり、制御開始から終
了までの間に巻取る材料長が長かったりして、巻取コイ
ル径が極端に巻太る場合でも、精度良く定位置に停止さ
せることができる利点が得られる。
第１図はこの発明の実施例を示すブロック図、第２図は
予測最終径の演算原理を説明するための説明図、第３図
は第１図の動作を説明するための説明図、第４図は尾端
定位置停止制御装置を用いたプラントの概要図である。 １……材料、２……巻取コイル（巻取機）、３……巻取
機駆動用電動機、４……パルス発信器、５……尾端定位
置停止制御装置、６……デフレクタロール、51……予測
最終径演算部、52……停止目標位置設定部、53……尾端
送り長さ検出部、53A……現在径演算部、53B,53C……尾
端送り長さ演算部、53D……加算器、54……制御指令演
算部。
予測最終径の演算原理を説明するための説明図、第３図
は第１図の動作を説明するための説明図、第４図は尾端
定位置停止制御装置を用いたプラントの概要図である。 １……材料、２……巻取コイル（巻取機）、３……巻取
機駆動用電動機、４……パルス発信器、５……尾端定位
置停止制御装置、６……デフレクタロール、51……予測
最終径演算部、52……停止目標位置設定部、53……尾端
送り長さ検出部、53A……現在径演算部、53B,53C……尾
端送り長さ演算部、53D……加算器、54……制御指令演
算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−167158（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−163142（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭48−31176（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (1)
- 【請求項１】巻取機にて巻取られるシート状材料の尾端
を所定位置に停止させるための尾端定位置停止制御装置
において、 制御開始時の巻取コイル径，材料厚さおよび制御終了ま
でに巻取る材料の長さから制御終了時の巻取コイル径を
予測最終径として演算する第１の演算手段と、 演算結果の予測最終径にもとづき停止目標位置を尾端の
送り長さとして設定する設定手段と、 巻取機の回転に同期してパルス発信器から出力されるパ
ルス数が所定数に達するまでの一定期間毎に巻取コイル
径を演算する第２の演算手段と、 この第２演算手段からの出力にもとづき一定期間毎の尾
端送り長さを演算する第３の演算手段と、 巻取機の回転に同期してパルス発信器から出力されるパ
ルス数が所定数に達するまでの一定期間毎に、前記第２
演算手段からの出力にもとづき、前記各期間で１パルス
毎に変化する尾端送り長さを演算する第４の演算手段
と、 を設け、前記第3,第４演算手段にて求められる各尾端送
り長さを加算し、これが前記停止目標位置と一致するま
で制御指令を出力して材料の尾端位置を定位置に停止さ
せることを特徴とする尾端定位置停止制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2222442A JP2730279B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 尾端定位置停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2222442A JP2730279B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 尾端定位置停止制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106063A JPH04106063A (ja) | 1992-04-08 |
| JP2730279B2 true JP2730279B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=16782464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2222442A Expired - Lifetime JP2730279B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 尾端定位置停止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2730279B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103708256B (zh) * | 2013-12-31 | 2016-05-04 | 青岛云路先进材料技术有限公司 | 一种倒合卷设备 |
| CN104971946B (zh) * | 2014-04-10 | 2017-01-25 | 鞍钢股份有限公司 | 一种冷连轧卷取机带尾定位控制方法 |
| CN114833199B (zh) * | 2021-10-14 | 2024-02-06 | 天津市新宇彩板有限公司 | 酸连轧机组带钢右侧甩尾的控制方法及控制系统 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP2222442A patent/JP2730279B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04106063A (ja) | 1992-04-08 |
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