JPH0724527A - コイル巻戻機自動減速装置 - Google Patents

コイル巻戻機自動減速装置

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JPH0724527A
JPH0724527A JP17306493A JP17306493A JPH0724527A JP H0724527 A JPH0724527 A JP H0724527A JP 17306493 A JP17306493 A JP 17306493A JP 17306493 A JP17306493 A JP 17306493A JP H0724527 A JPH0724527 A JP H0724527A
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JP
Japan
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coil
length
calculated
gauge
deceleration
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JP17306493A
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English (en)
Inventor
Isao Kobayashi
功 小林
Seiji Ishioka
誠司 石岡
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルのボトム部のオフゲージ部分の厚さお
よび長さを反映させ、減速後の停止精度を正確にしてス
トリップの尻抜けを生じさせないコイル巻戻機自動減速
装置を提供すること。 【構成】 コイル残長演算部12がコイル面積演算部1
1が演算したコイル面積AD とコイル板厚演算部10が
演算したコイル板厚hとにより理論コイル残長LD´を
演算し、コイルゲージ出力手段16から出力された前工
程で実測したコイルのボトム部のオフゲージ部分のオフ
ゲージ長Lo及びオフゲージ厚hoに基づき理論コイル
残長LD´から実際のコイル残長LDを補正演算し、比
較器15ではコイル残長演算部12が補正演算したコイ
ル残長LDと、コイル残長設定器13が設定した設定コ
イル残長Lαと、コイル減速払い出し量演算部14が演
算したコイル払い出し量LX とに基づき減速開始時刻を
求め、その減速開始時刻に巻戻機1及びブライドルロー
ル3の駆動源である第1及び第2モータ5、6に所定の
減速レートの減速指令を出力するするようにしているか
ら、設定通りの残長で正確に停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル巻戻機自動減速装
置、特にコイル巻戻機から巻き戻されたコイルの減速後
の停止精度を正確にし得るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の一般的なコイル巻戻機自動
減速装置のブロック図、図5は同装置の自動減速パター
ンを示す説明図である。図において、1は巻回された鉄
板からなるコイル2が装入される巻戻機、3は巻戻機1
に装入したコイル2を引っ張りながらストリップ4とし
て払い出していくブライドルロール、5は巻戻機1を回
転駆動する第1のモータ、6はブライドルロール3を回
転駆動する第2のモータ、7は巻戻機1が1回転する毎
にパルスを出力する第1パルス発信器、8はブライドル
ロール3が1回転する毎にパルスを出力する第2パルス
発信器である。
【0003】9は第1パルス発信器7が出力するパルス
数と第2パルス発信器8が出力するパルス数とに基づい
て巻戻機1に装入したコイル2のコイル径D0 を演算す
るコイル径演算部である。コイル2のコイル径D0 は次
式を用いて演算される。
【0004】
【数1】
【0005】上記式において、Kはブライドルロール3
の1回転当たりのストリップ4が移動する長さ(mm)を示
すインクリメント、ΔNは巻戻機1が1回転する間のブ
ライドルロール3の回転数(即ち、第2パルス発信器8
のパルス数)、πは円周率である。
【0006】10は巻戻機1の1回転毎におけるコイル
径演算部9が演算した前回コイル径D01から逐次減少し
ていく今回コイル径D02を差し引いてコイル板厚hを演
算するコイル板厚演算部である。11はコイル径演算部
9が演算したコイル径D0 と予め設定されたコイル内径
DI とからコイル面積AD を演算するコイル面積演算部
である。コイル面積ADは次式を用いて演算される。
【0007】
【数2】
【0008】12はコイル面積演算部11が演算したコ
イル面積AD をコイル板厚演算部10が演算したコイル
板厚hで割ってコイル残長LDを演算するコイル残長演
算部、13は巻き戻されたコイル2の残長を設定するコ
イル残長設定器、14は第2パルス発信器8のパルス数
からブラドルロール3の回転速度Vx を求め、その回転
速度VX と予め設定された緩速回転速度VA と予め設定
された減速時間tx とから減速時のコイル払い出し量L
X を演算するコイル減速払い出し量演算部である。コイ
ル払い出し量LX は次式を用いて演算される。
【0009】
【数3】
【0010】15はコイル残長演算部12が演算したコ
イル残長LDと、コイル残長設定器13が設定した設定
コイル残長Lαと、コイル減速払い出し量演算部12が
演算したコイル払い出し量LX とに基づき所定の減速レ
ートの減速指令を出力すべき減速開始時を求め、その減
速開始時に巻戻機1及びブライドルロール3の駆動源で
ある第1および第2のモータ5、6に減速指令を出力す
る比較器である。その比較器15の所定の減速レートの
減速指令を出力すべき減速開始時を求める条件は次式で
示される。
【0011】
【数4】
【0012】従来のコイル巻戻機自動減速装置は上記の
ように構成されており、例えば巻戻機1にコイル2を装
入し、第1及び第2のモータ5、6を駆動して巻戻機1
及びブライドルロール3を回転させ、ストリップ4をブ
ライドルロール3で引っ張りながら払い出していく過程
で巻戻機1の回転をパルス発信器5で測定し、両者のパ
ルス数をコイル径演算部9に入力する。コイル径演算部
9では両者のパルス数から上記式1により巻戻機1に装
入されたコイル径D0 を演算する。逐次減少していくコ
イル径D0 の測定結果からコイル板厚演算部10でコイ
ル板厚hを演算し、コイル面積演算部11においてコイ
ル径演算部9が演算したコイル径D0 と予め設定された
コイル内径DI とから上記式2によりコイル面積AD を
演算し、コイル残長演算部12ではコイル面積演算部1
1のコイル面積AD をコイル板厚演算部10のコイル板
厚hで割ってコイル残長LDを演算して比較器15に出
力する。
【0013】一方、コイル減速払い出し量演算部14で
は第2パルス発信器8のパルス数からブラドルロール3
の回転速度Vx を求め、その回転速度VX と予め設定さ
れた緩速回転速度VA と予め設定された減速時間tx と
から上記式3によりコイル払い出し量LX を演算して比
較器15に出力する。また、比較器15にはコイル残長
設定器13の設定コイル残長Lαが入力されており、コ
イル減速払い出し量演算部14から入力されたLX とコ
イル残長演算部12から入力されたコイル残長LDとコ
イル残長設定器13から入力されたLαをもとに(LX
+Lα)≧LDになった時、所定の減速レートの減速指
令を第1及び第2のモータ5、6に出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
イル巻戻機自動減速装置では、コイル残長演算部12の
コイル残長LDの演算は現在巻戻機1に残っているコイ
ル面積AD を現在通板中の板厚hで除して導き出してい
るから、残りコイル2の内周内に現在板厚hより厚いオ
フゲージ部分が介在すると実際のコイル残長LDは短い
ことになり、反対に薄いオフゲージ部分が介在すると実
際のコイル残長LDは長いことになる。このことは一般
には圧延機を通った後のコイル2はミドル部分は目標板
厚どうりであるが、トップ部及びボトム部は厚めのオフ
ゲージがどうしても発生することに起因する。特に、薄
物は次工程の通板性を良くするため、意図的に厚め引き
にするケースがある(これをフオイルゲージ圧延とい
う)。従って、計算上と実際のコイル残長LDが相違す
るために巻戻機1からのストリップの尻抜けが発生する
とオペレータは例えば次のコイルとの接続の溶接作業等
の次作業段取りに手間取り、更に設備破壊の場合は復旧
に長時間を要するために安全係数を考慮し、コイルの残
長設定を図5に示すように長く設定することになり、そ
うすると無駄時間が発生し、作業能率を著しく阻害する
という問題があった。
【0015】そこで、コイル厚さ情報を用いた解決手段
として、巻戻機の後流に厚さ計を設置し、実測厚さを常
時観測しながら正確なコイル残長を求めようとする提案
もなされている(特開昭60−111721号公報)。
このコイル厚さ情報を用いた解決手段では減速時間に比
べて板厚さが極ゆっくりと変化する場合には、より正確
な減速制御が可能だが、コイル減速を設備最大トルクで
行い、その途中に板厚が厚い方へ急変した場合にはより
早く減速することが不可能なので、減速されないままス
トリップの尻抜けが生じ、設備、材料に疵がつくという
問題があった。
【0016】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、従来例だとコイルのボトム部
に介在するオフゲージ部が考慮されず、コイルの残長設
定を必要以上に長くし、作業能率を悪化させる問題に鑑
み、上述の問題を解決するため、コイルのボトム部のオ
フゲージ部分の厚さおよび長さを反映させ、減速後の停
止精度を正確にしてストリップの尻抜けを生じさせない
コイル巻戻機自動減速装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコイル巻戻
機自動減速装置は、巻戻機が1回転する毎にパルスを出
力する第1パルス発信器器と、ブラドルロールが1回転
する毎にパルスを出力する第2パルス発信器と、第1パ
ルス発信器のパルス数と第2パルス発信器のパルス数と
に基づいて巻戻機に装入したコイルのコイル径を演算す
るコイル径演算部と、コイル径演算部が演算した逐次減
少していくコイル径からコイル板厚を演算するコイル板
厚演算部と、コイル径演算部が演算したコイル径と予め
設定されたコイル内径とからコイル面積を演算するコイ
ル面積演算部と、予め実測して求めておいたコイルのボ
トム部に介在するオフゲージ部分のオフゲージ長及びオ
フゲージ厚を出力するコイルゲージ出力手段と、コイル
面積演算部が演算したコイル面積とコイル板厚演算部が
演算したコイル板厚とから理論コイル残長を演算し、コ
イルゲージ出力手段から出力されたオフゲージ長及びオ
フゲージ厚に基づき理論コイル残長から実際のコイル残
長を補正演算するコイル残長演算部と、巻き戻されたコ
イルの残長を設定するコイル残長設定器と、第1パルス
発信器のパルス数からブラドルロールの回転速度を求
め、その回転速度と予め設定された減速回転速度と予め
設定された減速時間とから減速時のコイル払い出し量を
演算するコイル減速払い出し量演算部と、コイル残長演
算部が補正演算したコイル残長と、コイル残長設定器が
設定した設定コイル残長と、コイル減速払い出し量演算
部が演算したコイル払い出し量とに基づき減速開始時刻
を求め、その減速開始時刻に巻戻機及びブライドルロー
ルの駆動源に減速指令を出力する比較器とを備えて構成
されている。
【0018】
【作用】本発明においては、コイル残長演算部がコイル
面積演算部が演算したコイル面積とコイル板厚演算部が
演算したコイル板厚とから理論コイル残長を演算し、コ
イルゲージ出力手段から出力された前工程で実測したコ
イルボトム部のオフゲージ部分のオフゲージ長及びオフ
ゲージ厚に基づき理論コイル残長から実際のコイル残長
を補正演算し、比較器ではコイル残長演算部が補正演算
したコイル残長と、コイル残長設定器が設定した設定コ
イル残長と、コイル減速払い出し量演算部が演算したコ
イル払い出し量とに基づき減速開始時刻を求め、その減
速開始時刻に巻戻機及びブライドルロールの駆動源に減
速指令を出力するするようにしているから、設定通りの
残長で正確に停止させることができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明のコイル巻戻機自動減速装置の
一実施例を示すブロック図、図2は同実施例のゲージク
ラシファイヤのブロック図、図3は同実施例のゲージク
ラシファイヤの処理を示す概念図である。図1において
従来例と同様の構成は従来例と同一符号を付して重複し
た構成の説明を省略する。16は予め実測して求めてお
いたコイル2のコイルボトム部に介在するオフゲージ部
分のオフゲージ長及びオフゲージ厚を記憶して出力する
コイルゲージ出力手段であるコイルゲージメモリであ
る。このコイルゲージメモリ16に記憶されているオフ
ゲージ部分のオフゲージ長Lo及びオフゲージ厚hoは
図2に示すゲージクラッシファイヤーによって求められ
る。即ち、図2に示すように、圧延機21を通過したス
トリップ22を厚さ計23で板厚を測定し、ゲージクラ
ッシファイヤー26へ出力する。一方、圧延機21を駆
動するモータ24に直結されたパルスジェネレータ25
で長さを測定し、ゲージクラッシファイヤー6で図3に
示すようにデータ処理してオフゲージ長Lo,オフゲー
ジ厚hoを求める。このオフゲージ長Lo,オフゲージ
厚hoがコイルゲージメモリ16に記憶させられている
のである。なお、この実施例ではコイル残長演算部12
にコイルゲージメモリ16に記憶させられているオフゲ
ージ長Lo,オフゲージ厚hoが入力されるため、コイ
ル残長演算部12におけるコイル残長の演算方法が従来
例と異なる。
【0020】次に、上記実施例の動作を説明する。この
実施例では、コイル残長演算部12はコイル面積演算部
11から得られたコイル面積AD と板厚演算部10で得
られた板厚hより、まず従来例どおりの残長演算即ち、
LD´=AD/hを行う。次に、コイル残長演算部12
にはコイルゲージメモリ16に記憶させられているオフ
ゲージ長Lo,オフゲージ厚hoが入力されているか
ら、次式に従ってLD´を補正演算してオフゲージを考
慮した正しい残長を求め、最終的に正しい残長LDを比
較器13に出力する。
【0021】
【数5】
【0022】上記式は次のようにして求められた。既値
のオフゲージ長をLo,オフゲージ厚をhoとし、現在
通板中の板厚をhとし、オフゲージを通板中の板厚を延
ばしたと仮定すると、その長さLは ho・Lo=h・L であるから、 L=ho/h・Lo となる。 従って、従来例の残長演算で得られる残長をLD´と
し、オフゲージを考慮した正しい残長である実際の残長
をLDとすると、 LD=LD´−L+Lo となり、 LD=LD´(1−ho/h)Lo となる。
【0023】このようにしてコイル残長演算部12がコ
イル面積演算部11が演算したコイル面積AD とコイル
板厚演算部10が演算したコイル板厚hとから理論コイ
ル残長LD´を演算し、コイルゲージメモリ16に記憶
されているオフゲージ長Lo及びオフゲージ厚hoに基
づき理論コイル残長LD´から実際のコイル残長LDを
補正演算し、比較器15ではコイル残長演算部12が補
正演算したコイル残長LDと、コイル残長設定器13が
設定した設定コイル残長Lαと、コイル減速払い出し量
演算部14が演算したコイル払い出し量Lx とに基づき
減速開始時刻を求め、その減速開始時刻に巻戻機1及び
ブライドルロール3の駆動源である第1及び第2のモー
タ5、6に所定の減速レートの減速指令を出力するする
ようにしているから、設定通りの残長で正確に停止させ
ることができる。その停止精度は従来例では±30mで
あったが、この実施例では±10mとなり、停止精度の
向上に伴う無駄時間もコイル一本当たり、全処理数10
0秒に対して従来例より平均15秒短縮され、作業能率
が一割アップした。
【0024】上記実施例ではオフゲージ長Lo及びオフ
ゲージ厚hoをコイルゲージ出力手段としてコイルゲー
ジメモリ16を用いてコイル残長演算部12に出力する
ようにしているが、コイル巻き戻しの前工程でゲージク
ラシファイヤ26が求めたオフゲージ長Lo及びオフゲ
ージ厚hoをオンライン伝送でコイル残長演算部12に
入力するようにしてもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コイル残
長演算部がコイル面積演算部が演算したコイル面積とコ
イル板厚演算部が演算したコイル板厚とから理論コイル
残長を演算し、コイルゲージ出力手段から出力された前
工程で実測したコイルのボトム部のオフゲージ部分のオ
フゲージ長及びオフゲージ厚に基づき理論コイル残長か
ら実際のコイル残長を補正演算し、比較器ではコイル残
長演算部が補正演算したコイル残長と、コイル残長設定
器が設定した設定コイル残長と、コイル減速払い出し量
演算部が演算したコイル払い出し量とに基づき減速開始
時刻を求め、その減速開始時刻に巻戻機及びブライドル
ロールの駆動源に減速指令を出力するするようにしてい
るので、コイルのボトム部に介在するオフゲージ部の長
さ補正が加えられて設定通りの残長で正確に停止させる
ことができ、自動減速停止の精度が向上し、大幅な無駄
時間の削減が可能となり、作業能率が一割向上し、産業
上絶大な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のコイル巻戻機自動減速装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例のゲージクラシファイヤのブロック図
である。
【図3】同実施例のゲージクラシファイヤの処理を示す
概念図である。
【図4】従来のコイル巻戻機自動減速装置のブロック図
である。
【図5】同装置の自動減速パターンを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 巻戻機 2 コイル2 3 ブライドルロール 4 ストリップ 5 第1のモータ 6 第2のモータ 7 第1パルス発信器 8 第2パルス発信器 9 コイル径演算部 10 コイル板厚演算部 11 コイル面積演算部 12 コイル残長演算部 13 コイル残長設定器 14 コイル減速払い出し量演算部 15 比較器 16 コイルゲージ出力手段(コイルゲージメモリ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【数2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【数5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】上記式は次のようにして求められた。既値
のオフゲージ長をLo,オフゲージ厚をhoとし、現在
通板中の板厚をhとし、オフゲージを通板中の板厚を延
ばしたと仮定すると、その長さLは ho・Lo=h・L であるから、 L=ho/h・Lo となる。 従って、従来例の残長演算で得られる残長をLD´と
し、オフゲージを考慮した正しい残長である実際の残長
をLDとすると、 LD=LD´−L+Lo となり、 LD=LD´+(1−ho/h)Lo となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻戻機に装入したコイルをブライドルロ
    ールで引っ張りながら払い出していくときにコイルの巻
    取速度を自動的に減速制御する巻戻機自動減速装置にお
    いて、 巻戻機が1回転する毎にパルスを出力する第1パルス発
    信器器と、 ブラドルロールが1回転する毎にパルスを出力する第2
    パルス発信器と、 第1パルス発信器のパルス数と第2パルス発信器のパル
    ス数とに基づいて巻戻機に装入したコイルのコイル径を
    演算するコイル径演算部と、 コイル径演算部が演算した逐次減少していくコイル径か
    らコイル板厚を演算するコイル板厚演算部と、 コイル径演算部が演算したコイル径と予め設定されたコ
    イル内径とからコイル面積を演算するコイル面積演算部
    と、 予め実測して求めておいたコイルのボトム部に介在する
    オフゲージ部分のオフゲージ長及びオフゲージ厚を出力
    するコイルゲージ出力手段と、 コイル面積演算部が演算したコイル面積とコイル板厚演
    算部が演算したコイル板厚とから理論コイル残長を演算
    し、コイルゲージ出力手段から出力されたオフゲージ長
    及びオフゲージ厚に基づき理論コイル残長から実際のコ
    イル残長を補正演算するコイル残長演算部と、 巻き戻されたコイルの残長を設定するコイル残長設定器
    と、 第1パルス発信器のパルス数からブラドルロールの回転
    速度を求め、その回転速度と予め設定された減速回転速
    度と予め設定された減速時間とから減速時のコイル払い
    出し量を演算するコイル減速払い出し量演算部と、 コイル残長演算部が演算したコイル残長と、コイル残長
    設定器が設定した設定コイル残長と、コイル減速払い出
    し量演算部が演算したコイル払い出し量とに基づき減速
    開始時刻を求め、その減速開始時刻に巻戻機及びブライ
    ドルロールの駆動源に減速指令を出力する比較器と、 を備えたことを特徴とするコイル巻戻機自動減速装置。
JP17306493A 1993-07-13 1993-07-13 コイル巻戻機自動減速装置 Pending JPH0724527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4933668B1 (ja) * 2011-04-26 2012-05-16 邦利 松矢 板材供給装置及びこの板材供給装置が配置されたプレス加工ライン
JP2013111608A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Jfe Steel Corp プロセスラインにおける入側コイル残長演算方法

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JP4933668B1 (ja) * 2011-04-26 2012-05-16 邦利 松矢 板材供給装置及びこの板材供給装置が配置されたプレス加工ライン
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