JPS58212682A - カセツトアダプタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通常のテープカセット（以下、第１のテープカ
セットという）のリール間距離を狭くして外形形状を小
型にしたテープカセット（以下、第２のテープカセット
という）において、第１のテープカセットが使用される
機器にも使用できるようにするためのカセットアダプタ
ーに関するものである。

ビデオテープレコーダ等に使用されるテープカセットに
おいては、オーディオ用のコンノくクトなテープカセッ
ト等と比較すると、テープ幅やリール間距離等の規格の
関係で、外形形状がかなり太き（、ポータプルの機器に
おいても、テープカセットが大きいことから小型化にも
限度があり、一つの大きな問題となっている０ また、現状の技術では、画質の問題もあって、テープ幅
の狭い小型のテープカセットを作ることも難しい状態で
ある。

このようなことから、テープカセットの小型化並びに機
器の小型化を図るだめの手段として、テープ幅は従来か
らの第１のテープカセットと同じで、リール間距離をそ
の第１のテープカセットの約％程度にするとともに、テ
ープの量も第１のテープカセットのフルサイズのものに
比べて、％〜７６程度の量にした小型の第２のテープカ
セットが考えられるようになってきた。

このような小型の第２のテープカセットによれば、現在
の第１のテープカセットと同等の画質が得られ、しかも
テープカセット自体の小型化を実現で′きるだけでなく
、テープカセットを使用する機器の小型化も実現するこ
とができるのであるが、当然のこととして、テープ量が
少なくなるため、記録時間が現在の第１のテープカセッ
トより短かいものとなってしまう。この記録時間および
小型化の点を考えた場合、用途等に応じて使用するチー
、プカセットを変えることが望ましく、小型の第２のテ
ープカセットに対して、第１のテープカセットとの間で
互換性を持つ、すなわち第１のテープカセットを使用す
る機器にも使用可能なことが要求されることとなり、こ
の要求を満足するだめのカセットアダプターが必要とな
ってくる。

本発明はこのようなカセットアダプターにおいて、磁気
記録再生装置からの回転力を第２のテープカセットにス
ムーズに伝達できるようにすることを目的とするもので
ある。

以下、本発明のカセットアダプターの一実施例を示す第
１図〜第６図の図面を用いて説明する。

図において、１は第２のテープカセットであり、この第
２のテープカセット１は、ハーフケース２内に磁気ケー
ス３を巻取ったリール４，５を回転自在に支持して収納
するとともに、前面側において磁気テープ３が外部に表
出するような所定の走行経路を形成することにより構成
されている。この第２のテープカセット１においては、
一方のザブライ側のり−ル４はハーフケース２の底部に
設けた窓（図示せず）を通してハーフケース２の底・部
側より操作可能で、機器のリール台の先端が内部の中空
部に嵌込んで係止し、捷だ他方のティクアップ側のリー
ル５はハーフケース２に植設されたリール軸（図示せず
）によ！１ｌｌ（ロ）転自在に支持されるとともに、外
周部にギヤ部５ａが形成されており、ハーフケース２の
側面の窓を通して前記ギヤ部６ａに噛合する駆動源側の
ギヤにより回転させられることとなる。

６はアダプターの本体ケースであり、この本体ケース６
は第１のテープカセットと同じ外形寸法をしており、こ
の本体ケース６内に前記第２のテープカセット１が装填
される。この本体ケース６において、ビデオテープレコ
ーダのリール台と対応する位置には、その一方のリール
台の先端に装着可能なリールギヤ７が回転自在に支持さ
れて配設されるとともに、他方のリール台の先端に前記
第２のテープカセット１のリール４を装着可能とするた
めの窓（図示せず）が設けられている。前記リールギヤ
７にはアイドラギヤ８が噛合し、このアイドラギヤ８に
は前記第２のテープカセット１のリール５のギヤ部６ａ
が噛合し、リールギヤ７の回転により第２のテープカセ
ット１のリール５が回転して磁気テープ３を走行させる
。

この本体ケースらには、つり針状のティクアップ側引出
アーム９が軸９ａを中心に回動するように配設されてお
り、またそのティクアップ側引出アーム９の一端には、
第２のテープカセット１の磁気ケース３を引掛けて所定
の位置まで引出すだめのガイドローラ１０が取付けられ
ている。

また、本体ケース６のティクアップ側引出アーム９と相
対する位置には、サグライ側引出アーム１１が軸１１ａ
を中心に回動するように配設され、そしてこのサグライ
側引出アーム１１の一端にも、前記ティクアップ側引出
アーム９と同様に、第２のテープカセット１の磁気テー
プ３を引掛けて所定の位置まで引出すだめのガイドロー
ラ１２が取付けられている。このサプライ側引出アーム
１１の他端には、ノブ１１ｂが設けられ、そのノブ１１
ｂは、軸１３ａを中心に回動するように配設されたく字
形状の連結アーム１３の角孔１３ｂ内に嵌込んでいる。

さらに、この連結アーム１３の他端にはノブ１３ｃが設
けられ、そのノブ１３Ｃは、軸１４ａを中心に回動する
ように配設された連結アーム１４の角孔１４ｂ内に嵌込
んでいる。

この連結アーム１４の他端は、前記ティクアップ側引出
アーム９の他端に設けたノブ９ｂに係合している。

１５はモータ等の駆動源または手動によって回転するピ
ニオンギヤ１６が噛合する駆動ラックであり、この駆動
ラック１５の下面には、前記ティクアップ側引出アーム
９のノブ９ｂが嵌込むカム溝１５ａが設けられている。

この駆動ラック１５のカム溝１５ａには、駆動ラック１
５の移動方向に対して平行な部分Ａと、傾いた部分Ｂと
がある。

また、この駆動ラック１５の上面には、Ｌ字形状のカム
溝１５ｂが設けられ、そのカム溝１５ｂには、軸１７ａ
を中心に回動するＬ字形状の連結アングル１７のノブ１
７ｂが嵌込んでいる。この連結アングル１７の一端の角
孔１７ｃには、ガイド軸１８ａ、１８ｂによってガイド
されてスライドするガードパネル開閉ロッド１９のノブ
１９ａが嵌込んでいる。すなわち、連結アングル１７が
軸１・７ａを中心に回動することにより、ガードノくネ
ル開閉ロッド１９がガイド軸１８ａ、１８ｂによってガ
イドされてスライドする。

２０はアダプターの本体ケース６の前面間「１部に開閉
可能なように配設されたガードパネルであり、このガー
ドパネル２ｏの両端部の軸２Ｑａ、２０ｂは、本体ケー
ス６の側板に設けた軸受孔２１ａ。

２１ｂに挿入されている。

このガードパネル２０の軸２０ａ、２０ｂを回動自在に
支持する軸受孔２１ａ、２１ｂのうち、軸受孔２１ａは
長孔であり、ガードパネル２０の軸２０ａは軸受孔２ｉ
ａ内において、ガードパネル２０が前面側に突出する方
向に移動可能である。

また、このガードパネル２ｏの軸２０　ａには、本体ケ
ース６の突起２２に一端を係止させたバネ２３の他端が
係止してセＰ、そのバネ２３によって前記ガードパネル
２０は本体ケース６内側に引付け−られている。さらに
、このガードパネル２ｏの軸２０ａには、前記ガードパ
ネル開閉ロッド１９の先端が当接している。

第４図ａ、ｂおよび第５図にリールギヤ７部分の構造を
示しており、このリールギヤ７は、磁気記録再生装置の
リール台に装着可能な有底筒状の回転筒７ａの外周部に
、回転伝達可能なように自在継手機構を介して連結され
る有底筒状のギヤ筒７ｂを配設することにより構成され
ている。このギヤ筒７ｂのフランジ部にギヤ部が設けら
れ、アイドラギヤ８と噛合している。

また、前記ギヤ筒７ｂの上部には２個の長孔７Ｃが直径
方向に設けられ、その長孔７Ｃにはリング状のスライダ
７ｄの上部に設けた角形の突起７ｅが摺動可能に嵌入し
て係合しており、そしてスライダ７ｄの下部に設けられ
た角形の突起７ｆは回転筒７ａの上部に直径′方向に設
けた溝７ｑに摺動可能に嵌入して係合し、とれにより自
在継手機構が構成されている。前記スライダ７ｄの突起
７ｅど突起７ｆとは互いに直角となるように形成されて
いる。

Ｍ記回転筒７ａ、スライダｙｄ、およびギヤ筒７ｂは、
回転筒７ａの上部にスライダ７ｄを配置し、そしてその
上から回転筒７′＆の外周部にギヤ筒７ｂを被せた状態
で、軸７ｈにより結合されている。

この軸７ｈの一端には回転筒７ａの内底面に係Ｉトする
鍔７１が設けられ、他端はフレーム７ｊに銭めにより固
定されており、回転筒７ａ、スライダ７ｄおよびギヤ筒
７ｂは、軸７ｈに対して回転自在である。

このような構成において、駆動ラック１５が矢印イ方向
に移動し始めた場合、この時点ではカム溝１５ａのＡの
部分にティクアップ側引出アーム９のノブ９ｂが位置し
ているため、ティクアップ側引出アーム９は回動しない
。

一方、連結アングル１７は、ノブ１７ｂが駆動ラック１
５のカム溝１５ｂの直角に曲がった部分に位置している
ため、矢印口方向に回動し、これによってガードパネル
開閉口、ンド１９がガードパネル２０の軸２０ａを押す
ため、ガードパネル２０はバネ２３の引張力に抗して、
矢印凸方向に軸２、Ｏｂを中心に回動して開き、第２図
の状態となる。

そして、駆動ラック１５がさらに矢印イ方向に移動して
、ティクアップ側引出アーム９のノブ９ｂがカム溝１６
ａのＢの部分にくると、カム溝１５ａのＢの部分は傾斜
しているため、ティクアップ側引出アーム９が矢印二方
向に回動する。これによって、ノブ９ｂに係合している
連結アーム１４も、軸１４ａを中心に回動し、そしてそ
の連結アーム１４に連結されている連結アーム１３も軸
１３ａを中心に回動し、これによりサプライ側引出アー
ム１１が軸１１ａを中心に、矢印巾方向に回動する。こ
の時の状態を第２図に示している。

このようにティクアップ側引出アーム９およびサプライ
側引出アーム１１が内方向に回動する時に、リールギヤ
７によってリール５を回転させることにより、ティクア
ンプ側引出アーム９およびサプライ側引出′アーム１１
によってノ′−−７ケース２の外に引出されていた磁気
ケース３は、ノ・−フケース２内に収容されることとな
る。第２図に示すように、磁気ケース３がハーフケース
２内に収容されることにより、アダプター内より第２の
テープカセット１を取出すことができる。

また、この動作とは逆の動作を行わせることにより、磁
気テープ３をハーフケース２内より引出して、第１のテ
ープカセットと同じテープガイド位置（第１図の状態）
まで引出すことができ、これによって第１のテープカセ
ットを使用する機器にも、第２のテープカセットを用い
〜ることかできる。この時も、駆動ラック１６が矢印イ
方向とは反対方向に移動し、ティクアップ側引出アーム
９およびサグライ側引出アーム１１が第２のテープカセ
ット１から磁気テープ３を引出して、第１のテープカセ
ットのテープガイド位置まで回動する壕では、ガイドパ
ネル２ｏは第２図の状態にあり、連結アングル１７のノ
ブ１７ｂが駆動ラック１６のカム溝１５ｂの直角に曲が
った部分に移動してきた時点で、ガードパネル開閉ロッ
ド１９が元の位置に移動し、バネ２３の引張り力により
ガードパネル２０が第１図のように閉じることとなる。

ここで、本発明においては・、リールギヤ７は磁気記録
装置のリール台に装着可能な回転筒７ａの外周部に自在
継手機構を介してギヤ筒７ｂを連結して配設することに
より構成しているため、リール台とリールギヤ７との位
置がばらつきによりずれていても、第２のテープカセッ
ト１のリール５との間の連結に影響を与えることなく、
自在継手機構によりリールギヤ了の回転筒子ｄをリール
台に装着することができ、これによってリール６０回転
駆動、すなわち磁気テープ３０走行を常にスムーズに行
うことができる。

また、本発明では、回転筒７ａとギヤ筒７ｂとは軸７ｈ
により一体に連結して、１個の部品としているため、本
体ケース６への組込みも極めて簡単に行うことができる
。

以上のように本発明のカセットアダプターによれば、リ
ール台の取付精度の悪い磁気記録装置に使用しても、確
実に第２のテープカセットのリールを回転駆動させるこ
とができ、スムーズに磁気テープを走行させることがで
き、また１゛個の部品として取扱うことができるため、
組立も簡単に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるカセットアダプターに
おいて、磁気テープを引出しだ状態を示す平面図、第２
図は同カセ７）アダフリーにおいて、磁気テープを収容
した状態を示す平面図、第３図は同カセ、ドアダブター
の内部構造を示す斜視図、第４図ａ、ｂは同カセットア
ダフリーのリールギヤ部分の構造、を示す断面図、第６
図は同分解斜視図である。 １・・・・・・第２のテープカセット、２・・・・・ノ
１−フケース、３・・・・・・磁気テープ、４，５・・
・・・・リール、６・・・・・・本体ケース、７・・・
・・・リールギヤ、７ａ・・・・・・回転筒、７ｂ・・
・・・・ギヤ筒、７Ｃ・・・・・・長孔、７ｄ・・・・
・・スライダ、７ｅ、ｖｆ・・・・・・突起、７ｑ・・
・・溝、７ｈ・・・・・・軸、８・・・・・・アイドラ
ギヤ、９・・・・・ティクアップ側引出アーム、１０．
１２・・・・・ガイドローラ、１１・・・・・・サプラ
イ側引出アーム、１３．１４・・・・・・連結アーム、
１５・・・・・・駆動う、アク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１のテープカセットよりリール間距離の短かい第２の
   テープカセットを収納しかつ前記第１のテープカセット
   と同一寸法の本体ケースと、この本体ケース内姉配設さ
   れかつ前記第２のテープカセットから第１のテープカセ
   ットのテープガイド位置まで磁気テープを引出す引出動
   作および第２のテープカセットに磁気テープを収容する
   収容動作を行うテープ引出収容手段と、前記本体ケース
   内に配設されかつこの本体ケース内に収納した第２のテ
   ープカセットのリールを駆動させるリール駆動手段とを
   備え、前記リール駆動手段として、前記第２のテープカ
   セットの一方のリールに回転伝達可能なように連結され
   かつ磁気記録再生装置のリール台に回転伝達可能なよう
   に装着されるリールギヤを配設し、かつそのリールギヤ
   を、前記リール台に装着可能な回転筒の外周部にギヤ筒
   を自在継手機構を介して回転伝達可能なように一体に連
   結して配設することにより構成ＬＪｃｌｊセ、ントアダ
   プター〇