JPS58212589A

JPS58212589A - 移動式チエ−ンブロツク

Info

Publication number: JPS58212589A
Application number: JP9671782A
Authority: JP
Inventors: 遠近　準二; 茨木　隆; 西河　康己
Original assignee: NITSUCHI KK
Current assignee: NITSUCHI KK
Priority date: 1982-06-04
Filing date: 1982-06-04
Publication date: 1983-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は移動式チェーンブロックに関する。

一般ニ、この秤のチェーンブロック、特に、狭い作業空
間において使用するチェーンブロックは、フックの鉤部
の内縁と走行移動用の軌道梁の下縁との間の距離寸法い
わゆるフック寸法をできるだけ小さくすることが要望さ
れている。

そこで、最近になって、昇降装置をフック手段に対して
支持台の移動方向に偏位して付設し、該昇降装置の鎖車
とフック手段の鎖車との間において、鎖が高さの異なる
２つの付加的転向ローラにかけられてＳ字状に導かれる
ような構造のチェーンブロックが開発されるに至り、一
応の効果は得られた。しかし乍ら、このチェーンブロッ
クにしても以下に述べるような問題点が生じてきた。

即ち、上述の如く、昇降装置の鎖車とフック手段の鎖車
との間に付加的に転向ローラを増設している為、該転向
ローラに導かれる鎖の全長が大きくなると共に、その方
向変動が多くなり、該鎖と転向ローラとの間の摩擦抵抗
が増大して、機械効率が著しく低下してしまうという欠
点があった。

また、鎖の懸架個所が増加した為、該個所における鎖の
摩耗が著しく該鎖の寿命が短くなるという欠点もあった
。

本発明は上記のこのような問題点を解決して、装置の機
械効率を低下させることなく、且つ、鎖の寿命を短縮す
ることなく、上記フック寸法を最大限小さくし、しかも
装置自体もコンパクトな移動式チェーンブロックを提供
することを目的とする。そこで、本発明の特徴とする処
は、水平状の軌道梁にその長手方向移動自在として取付
けた移動支持台と、該支持台に垂直方向昇降自在に吊設
したフック手段と、該フック手段に対し上記支持台の移
動方向に偏位して付設おれ該フック手段を昇降動作させ
る昇降装置とを備え、かつ、衝鎖×はその一端を上記支
持台に係止固定させると共に上記フック手段に回転自在
に何役した鎖車に橋絡させて導き、上記フック手段に対
し上記移動方向にほとんど偏位せずに略真上の位置に付
設した起動鎖車に懸架し、さらに、該起動鎖車と上記昇
降装置とを減速歯車機構を介して噛合連動連結して構成
した点にある。

以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明を詳説する
。

第１及び第２図において、（１）は断面１形状を有する
軌道梁であって、該軌道梁（１）は、例えば工場内の天
井（２）に付設しである。（３）は軌道梁（１）に付設
した移動式チェーンブロックであって、該チェーンブロ
ック（３）は、軌道梁（１）に吊設した移動支持台（４
）、該支持台（４）に垂直方向昇降自在に吊設したフッ
ク手段（５）、及び該フック手段（５）を昇降動作させ
る昇降装置（６）とをＶ＝えている。

移動支持台（４）は、２つの支持部（７）　（８）を有
し、該支持部（７）　（８）は各々同−杉状を有する２
枚の板部材（９）　（９１を所定間隔に配設して成る。

上記両支持部（７）（８）の内側面には、各々２個の走
行ローラ（１ｆＪ　０１を回転可能に支軸Ｕυすυをも
って付設しである。これらのローラ（ｌす・・・は、軌
道梁（１）の下部７ランジ曽」二面を当接転動すると共
に、その内の１つ、即ち支持部（８）の図面左側（第１
図参照）に位置するローラＯＱは、該支持部（８）に付
設した手動鎖車（１４により回転駆動される。そして、
鎖ａ４１を介して手動拍車（１罎を回転させることによ
り、ローラ叫・・・が回転駆動して、支持台（４）は軌
道梁（１）に沿って左右方向（Ａ、）　（Ｂ）に移動可
能である。

また、支持部（７）　（８）の各々の下部内側面には、
棒部材す→ＯＱがナツトαＧ・・・により螺合連結して
あり、しかして、該支持部（７）　（８）は相互に棒部
材ｕｑ　ｕｏにより所定間隔に橋絡保持されている。尚
、上記棒部材（ｌｆ９　（ＩＱの長さ寸法を適宜斐更す
れば、支持部（７）　（８）間の間隔寸法を変更して、
各棟幅寸法の軌道梁（１）に使用することができる。

フック手段（５）は、本体（Ｉη及び該本体αη下面に
取付は固定した吊上げフック（ト）を備えている。本体
叩には鎖車（ＩＩ（７）が支軸シυＱυをもって回転可
能に横方向に並設してあり、該鎖車（１１（イ）下側周
面には両鏡（２）が懸架させである。そして、該両鏡＠
は、その一端を支持部（８）の画板部材（９）（９）間
に固設した係止部ｎ曽に係止固定すると共に、上記画板
部材（９）（９）間を下方に向って垂直に延び、更に、
上記鎖車（Ｉｎ）下側周面に吊持状に橋絡して支持部（
７）へ移り、最後に、該支持部（７）の画板部材（９）
（９）間を上方に向つて垂直に延びて、板部材（９）　
（９）間に回転軸（ハ）をもって回転可能に付設した起
動鎖車（ハ）の上側周面に懸架掛止させである。しかし
て、フック手段（５）は、起動鎖車（ハ）の回転駆動に
より、両鏡（イ）を介して垂直方向に昇降動作する。ま
た支持台（４）の移動方向に対して、起動鎖車（イ）は
フック手段（５）とほとんど偏位しない略真上にある。

（ホ）はフックα樽基端部に揺動自在に取付けた外れ止
め部材である。

また、フック手段（５）の吊設位置に対応して、支持部
（７）　（８）には切欠凹部（ハ）が凹設され、フック
手段（５）は支持部（７）　（８）の下縁に干渉せずに
最上昇地点まで上昇可能である。

昇降装置（６）は、起動鎖車（ハ）と同様、支持部（７
）に付設してあり、その付設位置は、フック手段（５）
に対し支持台（４）の移動方向即ち図面右方向（Ｂ）に
所定距離偏位した位置であると共に、支持部（７）の外
面である。昇降装置（６）は一般公知の構造とし、手動
式及び動力式のいずれでも良く、図面では鎖（イ）によ
り回転駆動する鎖車（ハ）を有する手動式の装置を示す
。しかして、昇降装置（６）の起動力は、減速歯車機構
翰を介して起動鎖車（ハ）に伝達させる。尚、昇降装置
（６）は、図面に示していないが、フック手段（５）を
上昇させた後、該フック手段（５）Ｋかかる荷重により
、フック手段（５）が自然降下するのを防止する為のブ
レーキ機構を具備している。

歯車機構翰は、適宜複数枚の歯車（２）ｕｖ　Ｇ（２■
■を噛合させてなる。即ち、昇降装置（６）の鎖車（ハ
）の回転軸に固設した第１歯車■に第２歯車０υが噛合
し、該第２歯車いυの回転軸に固設した第６歯車（２）
に第４歯車輪が噛合し、更に、該第４歯車に）は起動鎖
車翰の回転軸（ハ）に固設した第５歯車図に噛合してい
る。しかして、第６図において、鎖（イ）を手で引下げ
て鎖車−を回転駆動させると、該鎖車に）の起動力は、
歯車機構翰を介し且つ該歯車機構翰により減速され、フ
ック手段（５）の略真上位置に配役の起動鎖車（ハ）に
伝達され、これにより該起動鎖車（イ）が回転駆動し、
かくて前述の如く、フック手段（５）は葡鎖翰を介して
垂直方向に昇降動作する。

尚、本発明は図示の実施例に限定されることなく種々設
計変更自由である。例えば、複数の走行ローラ（１０・
・・を回転駆動させても良く、また、その駆動を手動で
なく動力駆動とすることも好ましい。

また、減速歯車機構−に使用する歯車の数、種類、寸法
及びその組み合わせ等は、装置の形状寸法及び許容吊上
げ荷重等を考慮して種々変更５Ｊ能である。さらに、支
持台（４）及びフック手段（５）の構成も同一機能を有
する限り変形自由である。

上述の実施例のように、支持部（７）　（８）のフック
手段（５）の吊設位置に、起動鎖車（ハ）を配設すると
共に切欠凹部（至）を形成すれば、該フック手段（５）
の最大限の上昇を可能とし、フックα段の鉤部の内縁と
軌道梁（１）の下縁との間隔に相当するフック寸法（Ｌ
）が最小に設定出来る。

本発明は以上詳述したような構成であって、所期目的を
有効達成した。特に、垂直方向に昇降動作するフック手
段及び該フック手段を昇降動作させる昇降装置の移動支
持台への取イ１け位置を該支持台の移動方向に相互に偏
位させたから、上記フック寸法の最小値（フック手段の
フック自身の寸法及び両鏡の断面形状寸法のみにより決
定される値）を得ることが出来た。また、上記両鏡の一
端を上記支持台の一方の、支持部に係止固定させると共
に、該両鏡を上記フック手段に回転自在に付設した鎖車
に吊持状に橋絡させて導き、更に上記支持台の他方の支
持部に回転自在に付設した起動鎖車に懸架させ、この起
動鎖車と上記昇降装置とを減速歯車機構を介して噛合連
動連結したから、装置の機械効率は向上し、静粛な作動
が得られ、かつ、両鏡の摩耗が減少して該両鏡の寿命が
延長されるという著大な効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の側面図、第２図はその
正面図、第６図はフック手段作動機構を示す簡略斜視図
である。（１）・・・軌道梁、（４）・・・支持台、（５）・・
・フック手段、（６）・・・昇降装置、１四・・・鎖車
、（２）・・・両鏡、（ハ）・・・起動鎖車、翰・・・
歯車機構。特許出願人　　　株式会社　エッチ

Claims

【特許請求の範囲】

／　水平状の軌道梁（１）にその長手方向移動自在とし
て取イ」けた移動支持台（４）と、該支持台（４）に垂
直方向昇降自在に吊設したフック手段（５）と、該フッ
ク手段（５）に対し上記支持台（４）の移動方向に偏位
して付設され該フック手段（５）を昇降動作させる昇降
装置（６）とを備え、かつ、荷鎖（イ）はその一端を上
記支持台（４）に係止固定させると共に、上記フック手
段（５）に回転自在に付設した鎖車（］す（イ）に橋絡
させて導き、上記フック手段（５）に対し上記移動方向
にほとんど偏位せずに略真上の位置にイ」設した起動鎖
車（ハ）に懸架し、さらに、該起動鎖車に）と上記昇降
装置（６）とを減速歯車機構（支）を介して噛合連動連
結して構成したことを特徴とする移動式チェーンブロッ
ク。