JPS5923778Y2 - ラック式除塵機に於ける昇降装置 - Google Patents

ラック式除塵機に於ける昇降装置

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Publication number
JPS5923778Y2
JPS5923778Y2 JP1388481U JP1388481U JPS5923778Y2 JP S5923778 Y2 JPS5923778 Y2 JP S5923778Y2 JP 1388481 U JP1388481 U JP 1388481U JP 1388481 U JP1388481 U JP 1388481U JP S5923778 Y2 JPS5923778 Y2 JP S5923778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
guide frame
gear
rack
rake arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP1388481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57128626U (ja
Inventor
俊朗 村上
清嗣 三木
Original Assignee
丸誠重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 丸誠重工業株式会社 filed Critical 丸誠重工業株式会社
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Publication of JPS57128626U publication Critical patent/JPS57128626U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水路等に装備されるラック式除塵機、特にそ
のレーキ昇降装置に関するものである。
ところで、昇降ガイドフレームとレーキアームとの相対
する両面にラックを設け、そのラック間にピンギヤーを
噛み合わせて昇降ブロックの昇降に伴いピンギヤーの回
転にてレーキアームが昇降ブロックに対し倍速にて倍距
離上下移動するようにした装置は、特願昭54−145
13号及び実願昭55−174506号等で本願人が既
に提案しているものであるが、これらの装置では一個の
ピンギヤーをガイドフレーム側のラックとレーキアーム
側のラックとに同時に噛み合わすものであり、その為昇
降ブロックの移動距離に対しては常にレーキアームが丁
度その2倍に相当する距離移動するものであった。
ところが、この方式の場合、レーキアームがガイドフレ
ームと同一長さのものを必要とする為レーキが上昇して
上限位置にあるとき除塵装置の高さが高くなるので高さ
に制限のある取水路や室内の水路では設置不能となる場
合があり、又不利な面が生じるのを免れないものであっ
た。
本考案は、この点に鑑みこれを改良したもので、昇降ギ
ヤーを歯数及びピッチ円径の異なる大小2つのものとな
してそれを同一軸に取付けると共に、大きい方のギヤー
をガイドフレーム側に、小さいギヤーをレーキアーム側
の各ラックに夫々各別に噛合わせることによって、大小
の昇降ギヤーを同し回転数で昇降ブロックの移動距離に
対してレーキアームの移動距離を少なくシ、両方の移動
距離を合わせて必要な移動距離を確保できるようにする
と共に、レーキアーム自身の移動距離も少なくなってレ
ーキアーム自身を短がく軽量に、且つ昇降駆動装置も小
さく経済性の優れたこの種装置を提供するものである。
以下その詳細を図面の実施例について説明する。
第1図及び第2図は昇降ブロックに駆動装置を直かに取
付けて昇降ブロックを自走式に移動させる方式であり、
第3図及び第4図は昇降ブロックを無端チェーンの一部
に結合して無端チェーンの回送で昇降移動させる方式が
示されている。
同図において1はまっすぐな形鋼を左右一対にして配備
したレーキアームで、下端にレーキ9を有する。
2は昇降ブロックで、後述するガイドフレーム3に案内
されて上下に昇降移動するもので、これに前記したレー
キアーム1を」1下摺動自在に抱持させる。
ガイドフレーム3は図示例のように水路上に設置した固
定架台15又は図示省略した走行台車にピン12で軸支
し、フレーム上端を傾動シリンダー11に連動させ、こ
れにより除塵機全体を必要時に前記ピン12を支点に傾
動させてスクリーン13からレーキ9が離間できるよう
にさせている。
ガイドフレーム3とレーキアーム1との相対する両面に
ラック10 a 、10 bを設けて、このラック10
a 、10 bに後述する昇降ブロック2の昇降ギヤ
ー7を噛み合わせている。
この昇降ブロック2に設けられた昇降ギヤー7は歯数及
びピッチ円径の異なる大小2つのギヤー73.7 bを
同軸に並べて一体に回転する構成とされ、そのうちの大
ギヤー7aをガイドフレーム3側のラック10 aに、
もう一つの小ギヤー7bをレーキアーム1側に設けたラ
ック10 bに夫々各別に噛み合わせるようにしである
又この昇降ブロック2にはガイドフレーム3に対する案
内、及びレーキアーム1の上下摺動を円滑に行わせる為
にガイドローラー8a、8bが設けられ、その夫々をガ
イドフレーム3とレーキアーム1に沿って転動するよう
にしである。
昇降ブロック2の駆動装置4はブレーキ付ギャードモー
タ4aから歯車4b、4Cを介して駆動軸5に動力を伝
達するものであるが、第1〜2図の直結型では第5図に
示すように昇降ブロック2と一体の支持台6に前記の駆
動装置4を設置し駆動軸5を昇降ギヤー7の回転軸7C
に連結させて、昇降ギヤー7を直かに回転させ、これに
よりラック10 aとの噛合いで昇降ブロック2か力゛
イドフレームに沿って上下昇降するものである。
又第3〜4図のチェーン回送式では駆動装置4をガイド
フレーム3の上端部に設置すると共に、フレーム3の上
下両端部にスプロケツ)5a、5bを設けてそれに無端
チェーン14を掛け、この無端チェーン14の一部に昇
降ブロック2を結合し、モータの駆動による無端チェー
ン14の回送で昇降ブロック2が引き上げられるときは
上昇し、逆回転で引き下げられるときは下降するもので
ある。
16はワイパー、17は軸受け、18は軸接手である。
このように駆動装置4の駆動で昇降ギヤー7が回転する
と、その大ギヤー7aはガイドフレーム3側に設けたラ
ック10 aと噛み合っている為ガイドフレーム3に沿
って転動し昇降ブロック2を上昇又は下降させると同時
に、小ギヤー7bはレーキアーム1側のラック10bに
噛み合ってレーキアーム1に沿って転動する為レーキア
ーム1を上昇又は降下させる。
今、昇降ブロック2がガイドフレーム3に沿って距離L
1動くと、レーキアーム1は大ギヤー7aと小ギヤー7
bの直径差分L2だけ昇降ブロック2に対し少なく移動
することになる。
従ってレーキアーム1の長さは、直径差分に対する移動
距離分だけ、ガイドフレーム3の長さに対して短かくす
ることができるが、レーキアーム1の全体の移動距離は
L1+L2となり、必要な移動距離を確保することにな
る。
本考案は上述のように、昇降ブロックに歯数及びピッチ
円径の異なる大小2つのギヤーを同軸に並べて一体に設
け、そのうちの大ギヤーをガイドフレーム側のラックに
夫々各別に噛合わせるようにして昇降ブロックを駆動装
置でガイドフレームに沿い上下昇降させるようにしたも
ので、大小側ギヤーを同じ回転数で昇降ブロックの移動
距離に対しレーキアームの移動距離を少なくしうる−に
も拘わらず、両方の移動距離を合わせて必要な移動距離
を確保できるものであり、したがってレーキアーム自身
の長さが短かくなるのでレーキが上昇して上限に達した
ときでも除塵機全体の高さを低く抑えることができ、そ
の為高さに制限のある室内等での設置が容易になるし、
レーキアームが短かくなる為重量的に軽くなり、動力も
小さくてすむので経済性に優れ安価に実施できる。
尚、本考案は実施例として2本のレーキアームを左右対
称に配備した型式を示したが、1本のレーキを中央に設
ける型式にも同様に実施できるものであり、又駆動装置
も地上からの巻上機等の操作でロープ引上げ式に昇降ブ
ロックを上下昇降させる型式の機種にも実施しうるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えたラック式除塵機の正面図、
第2図は同側面図、第3図は他の実施例の正面図、第4
図は同側面図、第5図は第1図A−A線からみた拡大平
面図、第6図は第3図B−B線からみた拡大平面図であ
る。 1・・・・・・レーキアーム、2・・・・・・昇降ブロ
ック、3・・・・・・ガイドフレーム、4・・・・・・
駆動装置、5・・・・・・駆動軸、7・・・・・・昇降
ギヤー、9・・・・・・レーキ、7a・・・・・・大ギ
ヤー、7b・・・・・・小ギヤ、10 a 、10 b
・・・・・・ラック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾動自在に支持されたガイドフレームと、そのガイドフ
    レームに案内される上下昇降自在な昇降ブロックと、そ
    の昇降駆動装置、前記昇降ブロックに上下摺動自在に抱
    持され下端部にレーキを取付けたレーキアーム、及び昇
    降ブロックに回転自在に軸支され且つガイドフレームと
    レーキアームとの相対向する両面のラックに噛合わされ
    た昇降ギヤーとよりなる除塵機において、前記昇降ギヤ
    ーは大小2つのギヤーを同軸に並べて一体に設けられ且
    つそのうちの大ギヤーをガイドフレーム側のラックに、
    もう一つの小ギヤーをレーキアーム側のラックに夫々各
    別に噛合わせてなることを特徴とするラック式除塵機に
    於ける昇降装置。
JP1388481U 1981-02-02 1981-02-02 ラック式除塵機に於ける昇降装置 Expired JPS5923778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1388481U JPS5923778Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 ラック式除塵機に於ける昇降装置

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JP1388481U JPS5923778Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 ラック式除塵機に於ける昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57128626U JPS57128626U (ja) 1982-08-11
JPS5923778Y2 true JPS5923778Y2 (ja) 1984-07-14

Family

ID=29811954

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JP1388481U Expired JPS5923778Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 ラック式除塵機に於ける昇降装置

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