JPS5821077B2 - 排煙用高窓の開閉装置 - Google Patents
排煙用高窓の開閉装置Info
- Publication number
- JPS5821077B2 JPS5821077B2 JP15302079A JP15302079A JPS5821077B2 JP S5821077 B2 JPS5821077 B2 JP S5821077B2 JP 15302079 A JP15302079 A JP 15302079A JP 15302079 A JP15302079 A JP 15302079A JP S5821077 B2 JPS5821077 B2 JP S5821077B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- pulley
- opening
- wire
- guide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は火災発生時に排煙用高窓を迅速に開放するだめ
の開閉装置に関する。
の開閉装置に関する。
この種装置につiてはたとえば特公昭53−35384
号公報にその操作ワイヤ機構が示されている。
号公報にその操作ワイヤ機構が示されている。
このような従来装置にあっては、操作ワ□イヤは建物内
側で露出して配置されていた。
側で露出して配置されていた。
これは美感上に問題があるばかシか、塵埃等の付着によ
#)作動を障害を来たすおそれもあった。
#)作動を障害を来たすおそれもあった。
本発明は従来装置のこの欠点をなくすことを目的として
なされたものである。
なされたものである。
すなわち本発明は、窓下端部を回動中心として窓上端が
回動して開く型式の排煙用高窓の開閉装置において、窓
と該窓を収納する窓枠はるその上端部に閉窓時において
窓上端面と窓張出部および窓枠上端部下面と窓枠側面と
で空間部が構成されておシ、該窓側にはその上端面に水
平位置に窓側滑車と該滑車に隣接する窓縁部にワイヤ案
内部材が固定されており、該窓枠側にはその上端部下面
に閉窓時において前記窓側滑車に隣接する位置に、かつ
水平方向から少なくとも若干下向きの角度まで揺動可能
とした窓枠側滑車が取付けられておシ、両滑車には遠隔
位置で操作され、開閉窓勝に前記案内部材に案内される
窓開閉用ワイヤがかけ渡されておシ、該窓側滑車、窓梅
側滑車、ワイヤ案内部材および窓開■用ワイヤは閉窓時
には前記空間部に隠蔽されてVることを特徴とする排煙
用高窓の開閉装置にあZ本発明によれば窓閉鎖時には滑
車およびワイヤは窓の上端面と窓枠の上端面下側との間
に完全に隠蔽され、塗油されたケーブルおよび滑車が完
4に外界と遮断されるので塵埃等が付着するおそわが全
くなくなシ、いつ起るかも知れない非常時における開放
作動を信頼性をもって保証すること力可能となる。
回動して開く型式の排煙用高窓の開閉装置において、窓
と該窓を収納する窓枠はるその上端部に閉窓時において
窓上端面と窓張出部および窓枠上端部下面と窓枠側面と
で空間部が構成されておシ、該窓側にはその上端面に水
平位置に窓側滑車と該滑車に隣接する窓縁部にワイヤ案
内部材が固定されており、該窓枠側にはその上端部下面
に閉窓時において前記窓側滑車に隣接する位置に、かつ
水平方向から少なくとも若干下向きの角度まで揺動可能
とした窓枠側滑車が取付けられておシ、両滑車には遠隔
位置で操作され、開閉窓勝に前記案内部材に案内される
窓開閉用ワイヤがかけ渡されておシ、該窓側滑車、窓梅
側滑車、ワイヤ案内部材および窓開■用ワイヤは閉窓時
には前記空間部に隠蔽されてVることを特徴とする排煙
用高窓の開閉装置にあZ本発明によれば窓閉鎖時には滑
車およびワイヤは窓の上端面と窓枠の上端面下側との間
に完全に隠蔽され、塗油されたケーブルおよび滑車が完
4に外界と遮断されるので塵埃等が付着するおそわが全
くなくなシ、いつ起るかも知れない非常時における開放
作動を信頼性をもって保証すること力可能となる。
またこのワイヤ操作機構は常時には室内に対しても露出
しないので、建物の内装上も美感を損ぜず、有利である
。
しないので、建物の内装上も美感を損ぜず、有利である
。
以下本発明を添付図面に例示したその好適な実施例につ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図および第2図では、複数(図示では4達窓)の高
窓1が設けられた建物開口部を例示するものである。
窓1が設けられた建物開口部を例示するものである。
これらの高窓1はその下端部を回動中心として上端部が
内方(第2図右方)に傾動して開く型式のもので、その
傾動付勢はたとえばステー9に収容したばねで行なうも
のとする。
内方(第2図右方)に傾動して開く型式のもので、その
傾動付勢はたとえばステー9に収容したばねで行なうも
のとする。
その閉鎖移動および閉鎖完了位置での保持は滑車(後述
する)にかけ渡した操作ワイヤ3を引きかつ緊張をラチ
ェットによシ保つことで行なうもので、このワイヤは縦
框6内を通って、地袋に設けたハンドルボックス4にの
びている。
する)にかけ渡した操作ワイヤ3を引きかつ緊張をラチ
ェットによシ保つことで行なうもので、このワイヤは縦
框6内を通って、地袋に設けたハンドルボックス4にの
びている。
このハンドルボックス4内のラチェット付巻取ドラム(
図示せずにワイヤ3を巻き取ることによシ4連の窓を閉
じるのである。
図示せずにワイヤ3を巻き取ることによシ4連の窓を閉
じるのである。
また縦框6の手元位置に設けた非常レバー5を下方に押
し下げることによシ前記ハンドボックス4内のラチェッ
トの歯と該ラチェットの歯にかみ合う爪との保合を外し
巻取ドラムを自由回転させることによシワイヤ3をくシ
出して高窓1を内方に傾動せしめ非常開放せしめるので
ある。
し下げることによシ前記ハンドボックス4内のラチェッ
トの歯と該ラチェットの歯にかみ合う爪との保合を外し
巻取ドラムを自由回転させることによシワイヤ3をくシ
出して高窓1を内方に傾動せしめ非常開放せしめるので
ある。
第5図の平面図に示すように、縦框6から配管15内を
立上って来た操作ワイヤ3は、図面左側の窓枠2の上端
部下面に取付けた窓枠側滑車Tとこれに隣接する位置に
おいて窓1の上端面に取付けた窓側滑車8にかけ渡され
、さらに図面右側に配設された同様な滑車の対を介して
次の窓へとのびてしる。
立上って来た操作ワイヤ3は、図面左側の窓枠2の上端
部下面に取付けた窓枠側滑車Tとこれに隣接する位置に
おいて窓1の上端面に取付けた窓側滑車8にかけ渡され
、さらに図面右側に配設された同様な滑車の対を介して
次の窓へとのびてしる。
第3図および第5図に示すように、窓枠側滑車は、窓枠
上端部下面12に取付台10にょシ水平枢軸11を介し
て少なくとも第4図に示す若干角度まで傾斜自在に取付
けである。
上端部下面12に取付台10にょシ水平枢軸11を介し
て少なくとも第4図に示す若干角度まで傾斜自在に取付
けである。
他方、窓側滑車8は窓上端面13に垂直にその軸を固定
しである。
しである。
またこの窓1の上端面の外側縁部13′にはなだらかな
突出面を有する案内部材14が固定しである。
突出面を有する案内部材14が固定しである。
この案内部材14は滑車7と滑車8との間の位置にかけ
渡されたワイヤに摺接してワイヤの動きを円滑化ならし
める作用効果を有するもので、たとえばポリアセタール
樹脂、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性合成樹脂あるい
はフェノール樹脂;などの熱硬化性樹脂のような平滑性
、耐摩耗性、耐蝕性などにすぐれた材料のものとするの
がよい。
渡されたワイヤに摺接してワイヤの動きを円滑化ならし
める作用効果を有するもので、たとえばポリアセタール
樹脂、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性合成樹脂あるい
はフェノール樹脂;などの熱硬化性樹脂のような平滑性
、耐摩耗性、耐蝕性などにすぐれた材料のものとするの
がよい。
上述の構成であるので、高窓閉鎖時には第3図に示すよ
うにワイヤ3および滑車1,8は窓枠2の上端部下面1
2と窓1の上端面13とのせまい空間内に効率よく収容
され、この空間は窓枠2の室外側側面16と窓1の内部
側張出部1Tとで、室内外に対し完全に隠蔽される。
うにワイヤ3および滑車1,8は窓枠2の上端部下面1
2と窓1の上端面13とのせまい空間内に効率よく収容
され、この空間は窓枠2の室外側側面16と窓1の内部
側張出部1Tとで、室内外に対し完全に隠蔽される。
従ってワイヤ3および滑車7,8は塵埃の悪影響から完
全に保護され、長期間にわたる作動の信頼性を確保する
ことができる。
全に保護され、長期間にわたる作動の信頼性を確保する
ことができる。
また室内から見えないので外観上も有利である。
しかも保守に当っては一旦第4図のように解放すれば要
部はすべて露出するので手入れもきわめて容易である。
部はすべて露出するので手入れもきわめて容易である。
第4図に示す開放位置では滑車7はワイヤ3に引張られ
て枢軸11を中心として若干角度回動する。
て枢軸11を中心として若干角度回動する。
窓側滑車8は固定型のものであるがワイヤ3は案内部材
14に案内されるので滑車8の働きに何等支障ない。
14に案内されるので滑車8の働きに何等支障ない。
案内部材14の設置によシ滑車8を固定型のものにでき
たことは、保守上問題を生じ易い回動部ないし回転部を
減じ得るので有利なのである。
たことは、保守上問題を生じ易い回動部ないし回転部を
減じ得るので有利なのである。
ことにこの高窓を非常時間開放以外に換気用・とじて常
用する場合、はこシの付着しにくい上側の滑車7は回動
型とするがほこシの付着し易い下側の滑車8を固定型と
したことは信頼性の上から有利である。
用する場合、はこシの付着しにくい上側の滑車7は回動
型とするがほこシの付着し易い下側の滑車8を固定型と
したことは信頼性の上から有利である。
なお、ワイヤ3をゆるめた際の高窓の傾動の初発力はス
テー9(第3図)の中に設けたコイルばねの弾発力によ
る。
テー9(第3図)の中に設けたコイルばねの弾発力によ
る。
以上本発明を添付図面に例示したその好適な実施例につ
いて詳述したが、本発明はこの特定の実施例に限定され
るものではなく、本発明の精神を速脱しないで幾多の変
化変形がなし得ることはもちろんである。
いて詳述したが、本発明はこの特定の実施例に限定され
るものではなく、本発明の精神を速脱しないで幾多の変
化変形がなし得ることはもちろんである。
たとえば実施例では窓は内倒れの型式として例示したが
本発明は外倒れの窓についてもそのまま適用できる。
本発明は外倒れの窓についてもそのまま適用できる。
第1図は4連の高窓を設けた建物の一部の立面図、第2
図はその縦断面図、第3図は第3図に示しだ窓枠と窓と
の拡大縦断面図、第4図は開放位置における窓枠と窓と
の関係を示す部分縦断面図、1第5図はひとつの高窓に
おけるワイヤと滑車の配置を示す拡大平面図である。 1・・・・・・高窓、2・・・・・・窓枠、3・・・・
・・操作ワイヤ、4・・・・・・バンドルボックス、5
・・・・・・非常レバー、〔・・・・・・縦框、7・・
・・・・窓枠側滑車、8・・・・・・窓側滑車、9・・
・・・・ステー、10・・・・・・取付台、11・・・
・・・枢軸、12・・・・・・上端部下面、13・・・
・・・上端面、13′・・・・・・側縁部、14・・・
・・・案内部材、15・・・・・・配管、16・・・・
・・室外側側面、17・・・・・・内部側張出部。
図はその縦断面図、第3図は第3図に示しだ窓枠と窓と
の拡大縦断面図、第4図は開放位置における窓枠と窓と
の関係を示す部分縦断面図、1第5図はひとつの高窓に
おけるワイヤと滑車の配置を示す拡大平面図である。 1・・・・・・高窓、2・・・・・・窓枠、3・・・・
・・操作ワイヤ、4・・・・・・バンドルボックス、5
・・・・・・非常レバー、〔・・・・・・縦框、7・・
・・・・窓枠側滑車、8・・・・・・窓側滑車、9・・
・・・・ステー、10・・・・・・取付台、11・・・
・・・枢軸、12・・・・・・上端部下面、13・・・
・・・上端面、13′・・・・・・側縁部、14・・・
・・・案内部材、15・・・・・・配管、16・・・・
・・室外側側面、17・・・・・・内部側張出部。
Claims (1)
- 1 窓下端部を回動中心として窓上端が回動して開く型
式の排煙用高窓の開閉装置において、窓と該窓を収納す
る窓枠にはその上端部に閉窓時において窓上端面と窓張
出部および窓枠上端部下面と窓枠側面とで空間部が構成
されておシ、該窓側にはその上端面に水平位置に窓側滑
車と該滑車に隣接する窓縁部にワイヤ案内部材が固定さ
れておシ、該窓枠側にはその上端部下面に閉窓時におい
て前記窓側滑車に隣接する位置に、かつ水平方向から少
なくとも若干下向きの角度まで揺動可能とした窓枠側滑
車が取付けられておシ、両滑車には遠隔位置で操作され
、開閉窓時に前記案内部材に案内;される窓開閉用ワイ
ヤがかけ渡されておシ、該窓側滑車、窓枠側滑車、ワイ
ヤ案内部材および窓開閉用ワイヤは閉窓時には前記空間
部に隠蔽されていることを特徴とする排煙用高窓の開閉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15302079A JPS5821077B2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 排煙用高窓の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15302079A JPS5821077B2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 排煙用高窓の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5677480A JPS5677480A (en) | 1981-06-25 |
JPS5821077B2 true JPS5821077B2 (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=15553200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15302079A Expired JPS5821077B2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 排煙用高窓の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821077B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6162185U (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-26 | ||
JPS6227181U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-19 |
-
1979
- 1979-11-28 JP JP15302079A patent/JPS5821077B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5677480A (en) | 1981-06-25 |
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