JPH10148070A - ドア開口部の開閉装置 - Google Patents

ドア開口部の開閉装置

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JPH10148070A
JPH10148070A JP32230496A JP32230496A JPH10148070A JP H10148070 A JPH10148070 A JP H10148070A JP 32230496 A JP32230496 A JP 32230496A JP 32230496 A JP32230496 A JP 32230496A JP H10148070 A JPH10148070 A JP H10148070A
Authority
JP
Japan
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opening
door
slide door
vertical frames
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP32230496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shukutani
昌宏 宿谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアに開口部及びドア開口部の開閉装置を設
け、ドアの開閉なしに宅配便の受取り或は換気通気を可
能とする。 【解決手段】扉体10に開口部11を設け、前記扉体内
部に前記開口部を開閉可能なスライドドア23,24を
設け、スライドドアを開くことで宅配便の受領を行い、
或は換気、通気を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宅配便の受取り、或は
通気用に設けられるドア開口部を開閉する為のドア開口
部の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の住宅用ドアには郵便物の受領口が
設けられているものはあるが、特に宅配便の受取りの為
の受口等は設けられていない。この為、宅配便を受取る
場合は、玄関ドアを開けて受取っている。
【0003】又、図3〜図4に示す様にドア脇に別途宅
配用の受領用ユニット1を設けたものがある。この受領
用ユニットは本体2が箱型であり、外面側に外部ドア
3、内面側に内部ドア4を有しており、該内部ドア4は
室側から鍵が掛けられる様になっている。
【0004】宅配便5は前記外部ドア3を開いて前記本
体2内部に搬入され、搬入後は前記外部ドア3は閉じら
れる。宅配便5の受取りは前記内部ドア4を解錠し開い
て取出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した受領用ユニッ
ト1は内部ドア4の他に更に設置の為の空間が必要であ
るが、集合住宅等玄関回りには充分な空間が取れないの
が通常であり、設置されている例は少なく、実情はドア
を開いて受取っていた。又、その都度ドアの開閉を行う
のは煩雑であると共に1人住まい等では不用心であると
いう問題もあった。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み、ドアに宅配便
の受取り可能な開口部、及びそのドア開口部の開閉装置
を設けて、別途受領用ユニット等を設けることなく宅配
便の受取りを可能としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、扉体に開口部
を設け、前記扉体内部に前記開口部に開閉可能なスライ
ドドアを設けたドア開口部の開閉装置に係り、又開口部
の上方にシーブを設け、該シーブにワイヤを掛回し、該
ワイヤの両端にそれぞれスライドドアを係着したドア開
口部の開閉装置に係り、又スライドドアの開状態で扉体
開口部を閉じる通気パネルを前記スライドドアに連結し
たドア開口部の開閉装置に係り、更に又前記通気パネル
に防虫網を貼設したドア開口部の開閉装置に係るもので
あり、スライドドアを開閉することで宅配便受領、或は
換気、通気が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0009】図1中、10は玄関ドアの扉体を示し、該
扉体10に開口部11を設け、該開口部11の左右両側
方には断面コの字状の縦枠12,12を設け、該縦枠1
2の上下両端は前記開口部11より更に上方、下方に延
出している。前記開口部11の上方位置、下方位置には
前記左右の縦枠12,12に掛渡る横枠13,13を設
ける。
【0010】前記扉体10の室外側パネル14,室内側
パネル15との間に所要の間隙を残置する様前記縦枠1
2より狭幅のガイドレール16を前記各縦枠12内側に
固着し、前記各ガイドレール16の上端部に水平な軸心
を有する支持軸17を固着し、該支持軸17にシーブ1
8を回転自在に設ける。
【0011】前記開口部11の下縁より若干下方位置に
棚枠19を前記縦枠12,12間に掛渡して設ける。該
棚枠19は前記室内側パネル15とは密着しているが、
前記室外側パネル14とは所要の間隙が形成されてい
る。前記棚枠19の上側を覆う受荷部20a、該受荷部
20aに連続し前記室外側パネル14との間に所要間隙
を形成し、下端が前記下横枠13に固着されたエプロン
部20bを有する補助パネル20を前記縦枠12,12
間に掛渡して設ける。又該補助パネル20の受荷部20
aの上面は前記開口部11の下縁より若干上方に位置し
ている。
【0012】前記シーブ18にワイヤ22を掛回し、該
ワイヤ22の垂下した両端にそれぞれ表スライドドア2
3、裏スライドドア24を係着し、該表スライドドア2
3、裏スライドドア24は前記シーブ18の回転を伴っ
て相互に逆方向に昇降し、前記開口部11を開閉する。
【0013】前記表スライドドア23と裏スライドドア
24とは同形状をしており、上端部が扉体10の内側に
直角に折曲げられ、又折曲げられた上辺部25の両端は
前記ガイドレール16と緩衝しない様に切欠かれてい
る。前記ワイヤ22は前記上辺部25の両端近傍に係着
され、前記ワイヤ22及びワイヤ22の係着位置は前記
開口部11の更に側方となっており、開口部11には露
出しない構成となっている。又、前記表スライドドア2
3と裏スライドドア24の下端部26は上方に折返され
ている。而して、前記表スライドドア23、裏スライド
ドア24の両幅端部は前記ガイドレール16と室外側パ
ネル14、室内側パネル15間の間隙に嵌合して昇降
し、又表スライドドア23の降下時には前記エプロン部
20bと前記室外側パネル14との間に収納される様に
なっている。
【0014】前記室外側パネル14の裏面、前記表スラ
イドドア23が前記開口部11を閉塞した位置で前記上
辺部25の上面に当接するストッパ27が固着され、室
外側パネル14の外面、前記開口部11の上方には水切
り28が固着されている。前記裏スライドドア24の室
内側面には図示しないが裏スライドドア24を開閉する
為の取手又は手掛り孔が設けられ、更に裏スライドドア
24下端に鍵(図示せず)が設けられ、裏スライドドア
24と前記補助パネル20間で施錠が可能となている。
【0015】以下、作動を説明する。
【0016】宅配便の授受をしない場合は図1の様に表
スライドドア23、裏スライドドア24により開口部1
1が閉塞され、裏スライドドア24と補助パネル20間
が施錠されている。前記表スライドドア23は前記裏ス
ライドドア24にワイヤ22により連結されているので
下方には移動できず、又前記ストッパ27により上方の
移動も拘束されている。従って、前記裏スライドドア2
4に施錠するだけで表スライドドア23は開閉すること
ができない。
【0017】次に、宅配便を受領する場合は前記裏スラ
イドドア24の施錠を解き、裏スライドドア24を上方
に引上げる。裏スライドドア24が上昇すると前記表ス
ライドドア23は自重により常に下方に付勢され、前記
裏スライドドア24の動きに追従して裏スライドドア2
4の上昇量と同じ量だけ降下する。而して、前記裏スラ
イドドア24が完全に開口部11を開放すると前記表ス
ライドドア23も同様に開口部11を開放し、開口部1
1を通して宅配便の受領が可能となる。
【0018】宅配便の受領が扉体10を閉じたままで行
うことができ、扉をその都度開く手間が省け繁雑さが解
消されると共に防犯上安全性が高い。
【0019】尚、上記実施の形態で表スライドドア23
の自重が足りない場合はスプリングにより表スライドド
ア23を下方に付勢してもよい。又前記シーブ18を開
口部11の下方に設け、スプリングによりスライドドア
を開方向に付勢してもよい。又前記シーブ18に代えて
シャフトを用いてもよく、その場合ワイヤをガイドする
溝又はフランジを設ける。
【0020】更に、他の実施の形態として表スライドド
ア23、裏スライドドア24を合体させ、1枚のスライ
ドドアとし上下方向、或は左右方向にスライドさせ開口
部11を開閉する様な構成としてもよい。
【0021】或は前記裏スライドドア24の下端にガラ
リ、パンチングメタルパネル等の通気パネルを着脱可能
とし、裏スライドドア24を引上げた時にガラリ、パン
チングメタルパネルが開口部11を閉鎖する様にすれば
換気用の通風孔として利用することができる。又、前記
ガラリ、パンチングメタルパネルに防虫網を貼設すれば
夏場の通気孔としても利用できる。尚、前記補助パネル
20を表裏で対称な形状とし室内側パネル15との間に
も裏スライドドア24の収納空間を形成し、パンチング
メタルを表スライドドア23の下端に連結する他前記ワ
イヤ22の室内側端に先ずパンチングメタルを係着し、
該パンチングメタルの下端に裏スライドドアを連結し、
開口部の室外側、室内側が同時にパンチングメタルで閉
じられる様にしてもよい。更に、この場合、両スライド
ドア23,24を途中で止めることで、開口部11の開
口度の調整も行える。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、別途宅
配用の受領用ユニット等を設ける必要がなく、専用の空
間が必要なくスペース的に余裕のない場合でも実施が可
能であり、又既設のドアにも対応でき、且構造が簡単で
あるので製作コストが安く、更に又ドアを開けることな
く宅配便受領が可能であると共に換気、通気が可能であ
り、繁雑さが解消されると共に防犯性に優れる等種々の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す部分立断面図であ
る。
【図2】同前一実施の形態を示す部分平断面図である。
【図3】従来の宅配便受領ユニットの室外側からの外観
図である。
【図4】同前従来の宅配便受領ユニットの室内側からの
外観図である。
【符号の説明】
10 扉体 11 開口部 17 支持軸 18 シーブ 22 ワイヤ 23 表スライドドア 24 裏スライドドア 27 ストッパ 28 水切り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体に開口部を設け、前記扉体内部に前
    記開口部に開閉可能なスライドドアを設けたことを特徴
    とするドア開口部の開閉装置。
  2. 【請求項2】 開口部の上方にシーブを設け、該シーブ
    にワイヤを掛回し、該ワイヤの両端にそれぞれスライド
    ドアを係着した請求項1のドア開口部の開閉装置。
  3. 【請求項3】 スライドドアの開状態で扉体開口部を閉
    じる通気パネルを前記スライドドアに連結した請求項
    1、請求項2のドア開口部の開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記通気パネルに防虫網を貼設した請求
    項3のドア開口部の開閉装置。
JP32230496A 1996-11-18 1996-11-18 ドア開口部の開閉装置 Pending JPH10148070A (ja)

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JP32230496A JPH10148070A (ja) 1996-11-18 1996-11-18 ドア開口部の開閉装置

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JPH10148070A true JPH10148070A (ja) 1998-06-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025247A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Kurogane Kosakusho Ltd 吊り戸装置
JP2019112873A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社Lixil 建具
CN110984807A (zh) * 2019-11-14 2020-04-10 重庆特斯联智慧科技股份有限公司 物联网社区防盗门

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CN110984807B (zh) * 2019-11-14 2021-06-29 重庆特斯联智慧科技股份有限公司 物联网社区防盗门

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