JPS58208414A - 色彩の改良されたポリエステル繊維布帛の製造方法 - Google Patents
色彩の改良されたポリエステル繊維布帛の製造方法Info
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- JPS58208414A JPS58208414A JP57087985A JP8798582A JPS58208414A JP S58208414 A JPS58208414 A JP S58208414A JP 57087985 A JP57087985 A JP 57087985A JP 8798582 A JP8798582 A JP 8798582A JP S58208414 A JPS58208414 A JP S58208414A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成便維構造物の製造法に関する。
更に詳細には、特殊な微細孔を有し、着色した際に改善
された色の深みと鮮明性を呈するポリエステルよりなる
合成峻維構造物の鯛造法VCr!Aする。
された色の深みと鮮明性を呈するポリエステルよりなる
合成峻維構造物の鯛造法VCr!Aする。
ポリエステルは多くの優れた特性を有するがゆえに合成
讃維として広く使用されている。しかしながら、ポリエ
ステル繊維は羊毛や絹の如き天然繊維、レーヨンやアセ
テートの如き繊維素系繊維、アクリル系繊維等に比較し
て、着色した際に色1に深みがないため発色性、鮮明性
に劣る欠点がある。
讃維として広く使用されている。しかしながら、ポリエ
ステル繊維は羊毛や絹の如き天然繊維、レーヨンやアセ
テートの如き繊維素系繊維、アクリル系繊維等に比較し
て、着色した際に色1に深みがないため発色性、鮮明性
に劣る欠点がある。
従来より、この欠A、 を解消せんどして、染料の改善
やポリエステルa化学改質等が試みられてきたが、いず
れも充分な効果は得られていない。また、ポリエステル
繊維表面に透明薄膜を形成させる方法や織編物表面に8
6〜500mA−aee/jのプラズマ照射を施して繊
維表面に微細な凹凸を形成させる方法等が提案されてい
る。しかしながら、これらの方法によっても、色の深み
を改善する効果は不充分であり、その上繊維表面(lC
形成さまた透明薄膜は洗濯等によって容易に脱落し、そ
の耐久性も不充分であり、プラズマ照射を施す方法では
、照射面の影になる繊維部分の繊維の表面に凹凸が生じ
ないため、着用中に生じる繊維組織内での糸の転び等に
よって平滑繊維面が表面にでて色斑になる欠点がある。
やポリエステルa化学改質等が試みられてきたが、いず
れも充分な効果は得られていない。また、ポリエステル
繊維表面に透明薄膜を形成させる方法や織編物表面に8
6〜500mA−aee/jのプラズマ照射を施して繊
維表面に微細な凹凸を形成させる方法等が提案されてい
る。しかしながら、これらの方法によっても、色の深み
を改善する効果は不充分であり、その上繊維表面(lC
形成さまた透明薄膜は洗濯等によって容易に脱落し、そ
の耐久性も不充分であり、プラズマ照射を施す方法では
、照射面の影になる繊維部分の繊維の表面に凹凸が生じ
ないため、着用中に生じる繊維組織内での糸の転び等に
よって平滑繊維面が表面にでて色斑になる欠点がある。
他方、ポリエステル繊維の表面に凹凸を付与する方法と
しで、ポリオキシエチレングリコール又ハポリオキシェ
チレングリコールとスルホン酸化合物を配合したポリエ
ステルよりなる繊維をアルカリ水溶液で処理することK
よシ轍維軸方向に配列した譲状の微細孔を繊維宍面に形
成させる吸湿性l#維の製童法、又は酸化亜鉛。
しで、ポリオキシエチレングリコール又ハポリオキシェ
チレングリコールとスルホン酸化合物を配合したポリエ
ステルよりなる繊維をアルカリ水溶液で処理することK
よシ轍維軸方向に配列した譲状の微細孔を繊維宍面に形
成させる吸湿性l#維の製童法、又は酸化亜鉛。
リン戯カルシウム等の如き不活性無機物質の微粒子をポ
リエステル反応系内(C添加配合せしめ−てなるポリエ
ステル繊維を、アルカリ水溶液で処理して無機微粒子を
溶出すること九より彼細孔を形成させる吸湿性繊維の製
造法等が提案されている。しかしながら、これらの方法
によって得られる繊維には、色の深みを改善する効果は
認められず、かえって視感濃度の低下が認められる。即
ち、これらの方法において、アルカリ水溶液による処理
が充分でないときは、色の深みを改善する効果は全く認
められず、また、アルカリ水溶液による処理が充分なと
きは、色の深みを改善するどころか、微細孔による光の
乱反射によるためか、視感濃度が低下し、濃色VcN色
しても白っぽく見えるようになり、その上得られる繊維
の強度が著しく低下し、容易にフィブリノ−化するよう
になり、実用に針先ない。
リエステル反応系内(C添加配合せしめ−てなるポリエ
ステル繊維を、アルカリ水溶液で処理して無機微粒子を
溶出すること九より彼細孔を形成させる吸湿性繊維の製
造法等が提案されている。しかしながら、これらの方法
によって得られる繊維には、色の深みを改善する効果は
認められず、かえって視感濃度の低下が認められる。即
ち、これらの方法において、アルカリ水溶液による処理
が充分でないときは、色の深みを改善する効果は全く認
められず、また、アルカリ水溶液による処理が充分なと
きは、色の深みを改善するどころか、微細孔による光の
乱反射によるためか、視感濃度が低下し、濃色VcN色
しても白っぽく見えるようになり、その上得られる繊維
の強度が著しく低下し、容易にフィブリノ−化するよう
になり、実用に針先ない。
また、筏子径80μm以下のシリカの如き無機微粒子を
配合したポリエステルよ゛りなる繊維をアルカリ減量処
理してP、 [維表面に0.2〜0.7゛μの不規則な
凹凸看・付与すると共にこの凹凸内に50〜200mμ
の微細な凹凸を存在せしめることKよって色の深みを改
善する方法が提案されている。しかしながら、この方法
によっても、色の深みを改善する効果は不充分でおり、
その上かかる極めて複雑な凹凸形態によるためか、摩擦
等の外部からの倫理作用により凹凸が破壊され、破壊さ
れた部分が他の破壊されていない部分と比べて大きく変
色したり光沢の差を生じたり、更には容易にフィブリル
化するという欠点がある。
配合したポリエステルよ゛りなる繊維をアルカリ減量処
理してP、 [維表面に0.2〜0.7゛μの不規則な
凹凸看・付与すると共にこの凹凸内に50〜200mμ
の微細な凹凸を存在せしめることKよって色の深みを改
善する方法が提案されている。しかしながら、この方法
によっても、色の深みを改善する効果は不充分でおり、
その上かかる極めて複雑な凹凸形態によるためか、摩擦
等の外部からの倫理作用により凹凸が破壊され、破壊さ
れた部分が他の破壊されていない部分と比べて大きく変
色したり光沢の差を生じたり、更には容易にフィブリル
化するという欠点がある。
本発明者らは上記欠点がなく、色の深みと鮮明性に優れ
九ポリエステル峻椿構造物管提供せんとして、特定量の
5価のリン化合物とこの5価のリン化合物に対して特定
量比のカルシウム化合物を予め反応させることなく、ポ
リエステル反応系に添加して合成したポリエステルを溶
融紡糸して得たポリエステル繊維をアルカリ処理するこ
とKよって特殊な微細孔を多数形成することができ、着
色した時の色の深みと、鮮明性に優れ且つlIE、擦に
よる変色が充分に小さく、耐フィブリル性にも優れたポ
リエステル繊維が得られることを見出し、先VC提案し
fc(特願昭56−132039号)。
九ポリエステル峻椿構造物管提供せんとして、特定量の
5価のリン化合物とこの5価のリン化合物に対して特定
量比のカルシウム化合物を予め反応させることなく、ポ
リエステル反応系に添加して合成したポリエステルを溶
融紡糸して得たポリエステル繊維をアルカリ処理するこ
とKよって特殊な微細孔を多数形成することができ、着
色した時の色の深みと、鮮明性に優れ且つlIE、擦に
よる変色が充分に小さく、耐フィブリル性にも優れたポ
リエステル繊維が得られることを見出し、先VC提案し
fc(特願昭56−132039号)。
しかしながら、このようにして得られるポリエステル繊
維は、ときによって充分な鮮明化効果が得られないとき
が生じることが判明した。
維は、ときによって充分な鮮明化効果が得られないとき
が生じることが判明した。
本発明者はかかる欠Aを改善せんとし1更に検討を重ね
た結果、上記方法において使用するリン化合物の一部を
予めカルシウム化合物と反応せ17めることによって、
再現性よく確実にその効果が得られることを知った。こ
の知見に基いて検討を続けて本発明を完成した。
た結果、上記方法において使用するリン化合物の一部を
予めカルシウム化合物と反応せ17めることによって、
再現性よく確実にその効果が得られることを知った。こ
の知見に基いて検討を続けて本発明を完成した。
即ち、本発明はテレフタル酸を主とするジカルボン酸又
はそのエステル形成性誘導体と少なくとも1ftliの
グリコールとを反応せしめてジカルボン酸の1グリコー
ルエステル及び/又は七の低1合体を生成でせる第1!
&階の反応及び該反応生成物t−xi合させる第2段階
の゛反応とKよって合成されたボリエ′ステ″ルよりな
る合成繊維を製造するVこ当シ、該ポリエステルの合成
が完了するまで、の仕置の段階で、(a)該ポリエステ
ルを構成する酸成分に体して0.5〜3モルチの下記一
般式 で聚わされる含金属リン化合物及び(b)#含金属リン
化合物に対して0.5〜1.2倍モルのアルカリ土類金
属化合物t (a)と(b)と、を予め反応させること
なく添加し、しかる後ポリエステルの合成を完了し、得
られたポリエステルを溶融紡糸した後、アルカリ化合物
の水溶液で処理しポリエステル使維の2・″fril1
以上を溶出して得られる多孔性のポリエステル繊維を染
色し、ついで該繊維よりも像い屈折率を有する重合体で
被覆せしめることt−%徴とするポリエステル#維構造
物の製造方法に関するものである。
はそのエステル形成性誘導体と少なくとも1ftliの
グリコールとを反応せしめてジカルボン酸の1グリコー
ルエステル及び/又は七の低1合体を生成でせる第1!
&階の反応及び該反応生成物t−xi合させる第2段階
の゛反応とKよって合成されたボリエ′ステ″ルよりな
る合成繊維を製造するVこ当シ、該ポリエステルの合成
が完了するまで、の仕置の段階で、(a)該ポリエステ
ルを構成する酸成分に体して0.5〜3モルチの下記一
般式 で聚わされる含金属リン化合物及び(b)#含金属リン
化合物に対して0.5〜1.2倍モルのアルカリ土類金
属化合物t (a)と(b)と、を予め反応させること
なく添加し、しかる後ポリエステルの合成を完了し、得
られたポリエステルを溶融紡糸した後、アルカリ化合物
の水溶液で処理しポリエステル使維の2・″fril1
以上を溶出して得られる多孔性のポリエステル繊維を染
色し、ついで該繊維よりも像い屈折率を有する重合体で
被覆せしめることt−%徴とするポリエステル#維構造
物の製造方法に関するものである。
本発明でいうポリエステルは、テレフタル酸を主たる酸
成分とし、少なくとも1種のグリコール、好ましくはエ
チレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメ
チレングリコールから選ばれた少なくと41種のアルキ
レングリコールを主たるグリコール成分とするポリエス
テルを主たる対象とする。
成分とし、少なくとも1種のグリコール、好ましくはエ
チレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメ
チレングリコールから選ばれた少なくと41種のアルキ
レングリコールを主たるグリコール成分とするポリエス
テルを主たる対象とする。
また、テレフタル酸成分の一部を他の二官能性カルボン
酸成分で置換えたポリエステルであってもよく、及び/
又はグリコール成分の一部を主成分1゛シ外の上記グリ
コール、若しくは他の2オ一ル成分で濃換えたポリエス
テルであってもよい。
酸成分で置換えたポリエステルであってもよく、及び/
又はグリコール成分の一部を主成分1゛シ外の上記グリ
コール、若しくは他の2オ一ル成分で濃換えたポリエス
テルであってもよい。
ここで使用さするテレフタル酸以外の二官能性カルボン
酸と1−ては、例えばイソフタル酸。
酸と1−ては、例えばイソフタル酸。
ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジ
フェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキ
シ安息香!、P−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、アジピン酸、セバシンm1l14−シ
クロヘキサンジカルボン酸の如き芳香族、脂肪族、脂環
族の二官能性カルボン酸をあけることかできる。ま念、
上記グリコール以外のジオール化合物としてハ例えばシ
クロヘキサン−1,4−ジメタツール、ネオペンチルグ
リコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSの如き
脂肪族、脂環族。
フェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキ
シ安息香!、P−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、アジピン酸、セバシンm1l14−シ
クロヘキサンジカルボン酸の如き芳香族、脂肪族、脂環
族の二官能性カルボン酸をあけることかできる。ま念、
上記グリコール以外のジオール化合物としてハ例えばシ
クロヘキサン−1,4−ジメタツール、ネオペンチルグ
リコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSの如き
脂肪族、脂環族。
芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレング
リコール等をあげることができる。
リコール等をあげることができる。
かかるポリエステルは任意の方法によって合成したもの
でよい、例オ、げポリエチレンテレフタレートについて
V?明すれば、運営、テレフタル酸とエチレングリコー
ルとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメ
チルの如きテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチ
レングリコールとをエステル交換反応させるか又はテレ
フタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテ
レフタル酸のグリコールエステル及び/又はその低重合
体を生成させる第1段階の反応と、第1段!tの反応生
成物f減圧下加熱して所望の重合度になる1で重縮合反
応させる第2段階の反応によって装造される。
でよい、例オ、げポリエチレンテレフタレートについて
V?明すれば、運営、テレフタル酸とエチレングリコー
ルとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメ
チルの如きテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチ
レングリコールとをエステル交換反応させるか又はテレ
フタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテ
レフタル酸のグリコールエステル及び/又はその低重合
体を生成させる第1段階の反応と、第1段!tの反応生
成物f減圧下加熱して所望の重合度になる1で重縮合反
応させる第2段階の反応によって装造される。
オ発明で11!用する含*が%j y化合物は下記一般
式 で表わされるリン化合物であり、式中、R1及びWは水
素原子又は−価の有機基である。この−価の有機基は具
体的にはアルキル基、アリール基、アラルキル基又は(
−(ca)to)k2 (但し、鐙は水素原子、アルキ
ル基、アリール基又はアラルキル基、tは2以上の整数
、には1以上の整数)等が好ましく、R1とBZとは同
一でも異なりていてもよい。Mはアルカリ金属又はアル
カリ土類金属であり* Ll+ Na、 K、 hb
gHCm、 Sr、Baが好ましく、特にCa、 Sr
、 Baが好ましい。mはMがアルカリ金属のとき1で
あり、Mがアルカリ土類普5@のとき】/2である。
式 で表わされるリン化合物であり、式中、R1及びWは水
素原子又は−価の有機基である。この−価の有機基は具
体的にはアルキル基、アリール基、アラルキル基又は(
−(ca)to)k2 (但し、鐙は水素原子、アルキ
ル基、アリール基又はアラルキル基、tは2以上の整数
、には1以上の整数)等が好ましく、R1とBZとは同
一でも異なりていてもよい。Mはアルカリ金属又はアル
カリ土類金属であり* Ll+ Na、 K、 hb
gHCm、 Sr、Baが好ましく、特にCa、 Sr
、 Baが好ましい。mはMがアルカリ金属のとき1で
あり、Mがアルカリ土類普5@のとき】/2である。
上記含金属リン化名物に代えてR1及び/又はR2が雀
#I(特ンこアルカ!jv−+ アル刀り土類並&)で
置き換えたリン化合物を使用したのでは、得られるポリ
エステル繊維に生成する微細孔が大きくなって、目的と
する鮮明化効果が得られず、また1li(フィブリル性
にも劣るようになる。
#I(特ンこアルカ!jv−+ アル刀り土類並&)で
置き換えたリン化合物を使用したのでは、得られるポリ
エステル繊維に生成する微細孔が大きくなって、目的と
する鮮明化効果が得られず、また1li(フィブリル性
にも劣るようになる。
上記含金属リン化合物を製造するシζは、通常i
正リン酸又は対応する正リン酸エステル(モノ。
正リン酸又は対応する正リン酸エステル(モノ。
ジ又はトリ)と所定;、の対応する金属の化合物とを溶
媒の存在下加熱反応させることによりて容易に得られる
。なお、この際溶媒として、対象ポリエステルの原料と
して使用するグリコールを使用するのが最も好ましい。
媒の存在下加熱反応させることによりて容易に得られる
。なお、この際溶媒として、対象ポリエステルの原料と
して使用するグリコールを使用するのが最も好ましい。
上記含金属リン化合物と併用するアルカリ土類金属化合
物としては、上記含金属リン化合物と反応してポリエス
テルに不溶性の塩を形成するものであれば特に制限はな
く、アルカリ土類vtJ[Jiの酢酸塩、しゆう酸塩、
安息香酸塩、フタル酸塩、ステアリン酸塩のような有機
カルボン酸塩、硼酸塩、硫酸塩、珪酸塩、炭酸塩9重炭
酸塩の如き無機酸塩、塩化物のようなハロゲン化物、エ
チレンジアミン4酢酸峰堪のようなキレート°化合物、
水酸化物、酸化物、メチラート。
物としては、上記含金属リン化合物と反応してポリエス
テルに不溶性の塩を形成するものであれば特に制限はな
く、アルカリ土類vtJ[Jiの酢酸塩、しゆう酸塩、
安息香酸塩、フタル酸塩、ステアリン酸塩のような有機
カルボン酸塩、硼酸塩、硫酸塩、珪酸塩、炭酸塩9重炭
酸塩の如き無機酸塩、塩化物のようなハロゲン化物、エ
チレンジアミン4酢酸峰堪のようなキレート°化合物、
水酸化物、酸化物、メチラート。
エチラート、グリコレート等のアルコラード類。
フェノラート等をあげることができる。特にエチレング
リコールVこ可溶性である有機カルボン酸塩、ハロゲン
化物、キレート化合物、アルコラードが好ましく。なか
でも有機カルボン酸塩が特に好ましい。上記のアルカリ
土類金属化合物は1mのみ東独で使用しても、また2種
以上併用してもよい。
リコールVこ可溶性である有機カルボン酸塩、ハロゲン
化物、キレート化合物、アルコラードが好ましく。なか
でも有機カルボン酸塩が特に好ましい。上記のアルカリ
土類金属化合物は1mのみ東独で使用しても、また2種
以上併用してもよい。
上記含金属リン化合物及びアルカリ土類金属化合物f添
加するに当って、最終的に得られるポリエステル繊維に
優れた色の深みとその摩擦耐久性を与えるためには、含
金属リン化合物の使用量及び該リン化合物の使用量に対
するアルカリ土類金属化合物の使用量の比を特定する必
要がある。即ち、本発明で使用する含金属リン化合物の
添加量はあまりに少ないと最終的に得られるポリエステ
ル繊維の色の深みが不充分になり、この量を多くするに
従って色の深みは増加するが、あまりに多くたると最早
9色の深みは著しい向上を示さず、かえって耐摩擦耐久
性が悪化し、その上充分な重合度と軟化点を有するポリ
エステルを得ることが困難となり、更に紡糸時に糸切れ
が多発するというトラブルを発生する。このため、含金
属リン化合物の添加量はポリエステルを構成する酸成分
圧対して0.5〜3モルチの範囲にすべきであり、特に
0.6〜2モルチの範囲が好ましい。またアルカリ土類
金属化合物の添加量が含金II リン化合物の添加量に
対して0.5倍モルより少ない量では、得られるポリエ
ステル繊維の色の深みが不充分であり、その上重縮合速
度が低下し高重合度のポリエステルを得ることが困難と
なり、又、生成ポリエステルの軟化点が大幅に低下する
ようになる。
加するに当って、最終的に得られるポリエステル繊維に
優れた色の深みとその摩擦耐久性を与えるためには、含
金属リン化合物の使用量及び該リン化合物の使用量に対
するアルカリ土類金属化合物の使用量の比を特定する必
要がある。即ち、本発明で使用する含金属リン化合物の
添加量はあまりに少ないと最終的に得られるポリエステ
ル繊維の色の深みが不充分になり、この量を多くするに
従って色の深みは増加するが、あまりに多くたると最早
9色の深みは著しい向上を示さず、かえって耐摩擦耐久
性が悪化し、その上充分な重合度と軟化点を有するポリ
エステルを得ることが困難となり、更に紡糸時に糸切れ
が多発するというトラブルを発生する。このため、含金
属リン化合物の添加量はポリエステルを構成する酸成分
圧対して0.5〜3モルチの範囲にすべきであり、特に
0.6〜2モルチの範囲が好ましい。またアルカリ土類
金属化合物の添加量が含金II リン化合物の添加量に
対して0.5倍モルより少ない量では、得られるポリエ
ステル繊維の色の深みが不充分であり、その上重縮合速
度が低下し高重合度のポリエステルを得ることが困難と
なり、又、生成ポリエステルの軟化点が大幅に低下する
ようになる。
逆に含金属リン化合物に対して1.2倍モルを超える量
のアルカリ土類金属化合物を使用すると、粗大粒子が生
成し、色の深みは改善されるどころか、かえって視感濃
度が低下するようになる。
のアルカリ土類金属化合物を使用すると、粗大粒子が生
成し、色の深みは改善されるどころか、かえって視感濃
度が低下するようになる。
このため、含金属リン化合物に対するアルカリ土類金属
化合物の添加量は、0.5〜1.2倍モルの範囲にすべ
きであり、特に0.5〜1.0倍モルの範囲が好ましい
。
化合物の添加量は、0.5〜1.2倍モルの範囲にすべ
きであり、特に0.5〜1.0倍モルの範囲が好ましい
。
上記含金属リン化合物とアルカリ土類金属化合物とけ予
め反応きせることなくポリエステル反応系に添加する必
要がある。こうすることによって、不溶性粒子をポリエ
ステル中に均一な超微粒子状態で生成せしめることがで
きるようになる。予め外部で上記含金属リン化合物とア
ルカリ土類金属化合物とを反応させて不溶性粒子とした
後にポリエステル反応系に添加したのでは、ポリエステ
ル中での不溶性粒子の分散性が悪くなり、且つ粗大凝集
粒子が含有されるよう妃なるため、最終的に得られるポ
リエステル繊維の色の深みを改善する効果は認められな
くなるので好ましくない。
め反応きせることなくポリエステル反応系に添加する必
要がある。こうすることによって、不溶性粒子をポリエ
ステル中に均一な超微粒子状態で生成せしめることがで
きるようになる。予め外部で上記含金属リン化合物とア
ルカリ土類金属化合物とを反応させて不溶性粒子とした
後にポリエステル反応系に添加したのでは、ポリエステ
ル中での不溶性粒子の分散性が悪くなり、且つ粗大凝集
粒子が含有されるよう妃なるため、最終的に得られるポ
リエステル繊維の色の深みを改善する効果は認められな
くなるので好ましくない。
上記の含金属リン化合物及びアルカリ土類金属化合物の
添加は、それぞれポリエステルの合成が完了するまでの
任意の段階において、任意の順序で行なうことができる
。しかし、含鼠属リン化合物のみを第1段階の反応が未
終了の段階で添加したのでは、第1段階の反応の完結が
阻害されることがあり、またアルカリ土類金属化合物の
みをwJ1段階の反応終了前に添加、すると、この反応
がエステル化反応のときは、この反応中に粗大粒子が発
生したり、エステル交換1、: 反応のときは
、その反応が異常に早く進行し突沸現象を引起すことが
あるので、この場合、その20重景チ程度以下にするの
が好ましい。アルカリ土類金属化合物の少なくとも5o
ijt96及び含金属リン化合物全量の添加時期は、ポ
リエステルの合成の第1段階の反応が実質的に終了した
段鴎以降であることが好ましい。また、含金属リン化合
物及びアルカリ土類金属化合物の添加時期か、第2段階
の反応があまりに進行した段階では、粒子の凝集、粗大
化が生じ易く最終的に得られるポリエステル柳維の色の
深みが不充分とな′る蜘向があるので、第2段階の反。
添加は、それぞれポリエステルの合成が完了するまでの
任意の段階において、任意の順序で行なうことができる
。しかし、含鼠属リン化合物のみを第1段階の反応が未
終了の段階で添加したのでは、第1段階の反応の完結が
阻害されることがあり、またアルカリ土類金属化合物の
みをwJ1段階の反応終了前に添加、すると、この反応
がエステル化反応のときは、この反応中に粗大粒子が発
生したり、エステル交換1、: 反応のときは
、その反応が異常に早く進行し突沸現象を引起すことが
あるので、この場合、その20重景チ程度以下にするの
が好ましい。アルカリ土類金属化合物の少なくとも5o
ijt96及び含金属リン化合物全量の添加時期は、ポ
リエステルの合成の第1段階の反応が実質的に終了した
段鴎以降であることが好ましい。また、含金属リン化合
物及びアルカリ土類金属化合物の添加時期か、第2段階
の反応があまりに進行した段階では、粒子の凝集、粗大
化が生じ易く最終的に得られるポリエステル柳維の色の
深みが不充分とな′る蜘向があるので、第2段階の反。
応における反応混合物の極限粘度が0.3に到達する以
前であることが好ましい。
前であることが好ましい。
上記、の含釜属リン化合物及びアルカリ土類金属化合物
はそれぞれ一時に添加しても、2回以上に分割して添加
しても、又は連続的に添加してもよい。
はそれぞれ一時に添加しても、2回以上に分割して添加
しても、又は連続的に添加してもよい。
本発明においては、第1段階の反応に任意の触媒を使用
することができるが、上記アルカリ土類金属化合物の中
で第1段階の反応、轡如エステル交換反応の触媒能を有
するものがあり、かかる化合物を使用する場合は別に触
媒全便用することを要さず、このアルカリ土類金属化合
物を第1段階の反応開姑前又は反応中に添加して、触媒
としても兼用することができるが、前述した如く突沸現
象を引起すことがあるので。
することができるが、上記アルカリ土類金属化合物の中
で第1段階の反応、轡如エステル交換反応の触媒能を有
するものがあり、かかる化合物を使用する場合は別に触
媒全便用することを要さず、このアルカリ土類金属化合
物を第1段階の反応開姑前又は反応中に添加して、触媒
としても兼用することができるが、前述した如く突沸現
象を引起すことがあるので。
その使用量は添加するアルカリ土類金属化合物の全量の
20重[1未満にとどめるのが好ましいO 以上説明したように、上記の含釡属リン化合物の特定量
と該リン化合物に対して特定量比のアルカリ土類金属化
合物とを予め反応させることなくポリエステル反応糸に
碓加し、しかる後ポリエステルの合成を完了することに
よって、高重合度、高軟化点及び良好な製糸化工程通過
性を有し、且つ最終的に色の深みとその摩擦耐久性に共
に優れた線維を与えることのできるポリエステルを得る
ことができる。
20重[1未満にとどめるのが好ましいO 以上説明したように、上記の含釡属リン化合物の特定量
と該リン化合物に対して特定量比のアルカリ土類金属化
合物とを予め反応させることなくポリエステル反応糸に
碓加し、しかる後ポリエステルの合成を完了することに
よって、高重合度、高軟化点及び良好な製糸化工程通過
性を有し、且つ最終的に色の深みとその摩擦耐久性に共
に優れた線維を与えることのできるポリエステルを得る
ことができる。
このようにして得られたポリエステルを溶融紡糸してゆ
維とするには、格別な方法を採用する必要はなく、通常
のポリエステル繊維の浴融紡糸方法が任意に採用される
。ここで紡出す泰繊維は中空部を有しない中実ゆ維であ
っても、中空部を有する中空繊維であってもよい。また
、紡出する繊維の横断面にシける外形や中空部の形状は
、円形であっても異形であってもよい。
維とするには、格別な方法を採用する必要はなく、通常
のポリエステル繊維の浴融紡糸方法が任意に採用される
。ここで紡出す泰繊維は中空部を有しない中実ゆ維であ
っても、中空部を有する中空繊維であってもよい。また
、紡出する繊維の横断面にシける外形や中空部の形状は
、円形であっても異形であってもよい。
爽に紡糸するに際して、上記の含金属リン化合物とアル
カリ土類金属化合物とを添加し念書性ポリエステルと添
加しない未変性ポリエステルとを使用し、変性ポリエス
テルを鞘成分とし、未変性ポリエステルを芯成分とする
芯鞘型複合繊維にしても、変性ポリエステルと未変性ポ
リエステルとを用いて2層又はそれ以上の多層のサイド
・パイ・サイド型複合繊維にしてもよい。
カリ土類金属化合物とを添加し念書性ポリエステルと添
加しない未変性ポリエステルとを使用し、変性ポリエス
テルを鞘成分とし、未変性ポリエステルを芯成分とする
芯鞘型複合繊維にしても、変性ポリエステルと未変性ポ
リエステルとを用いて2層又はそれ以上の多層のサイド
・パイ・サイド型複合繊維にしてもよい。
かくして得られるポリエステル繊維から、その一部を除
去するには必9に応じて延伸熱処理又は仮撚加工等を施
した後、又は更に布帛にした後、アルカリ化合物の水溶
液で処理することKより容易に行なうことができる。
去するには必9に応じて延伸熱処理又は仮撚加工等を施
した後、又は更に布帛にした後、アルカリ化合物の水溶
液で処理することKより容易に行なうことができる。
ここで使用するアルカリ化合物としては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、テトラメチルアンモニウムハイ
ドロオギサイド、#酸ナトリウム、 lJmカリウム等
をあけることができる。
ウム、水酸化カリウム、テトラメチルアンモニウムハイ
ドロオギサイド、#酸ナトリウム、 lJmカリウム等
をあけることができる。
なかでも水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが特に好ま
しい。
しい。
かかるアルカリ化合物の水溶液の濃度は、アルカリ化合
物の種類、処理東件等によって異なるが、通常0.01
〜40重量−の範囲が好ましく、特KO01〜30重量
%の範囲が好ましい。
物の種類、処理東件等によって異なるが、通常0.01
〜40重量−の範囲が好ましく、特KO01〜30重量
%の範囲が好ましい。
処理温度は常温〜10G℃の範囲が好ましく、処理時間
は1分〜4時間の範囲で通常行なわれる・また、このア
ルカリ化合物の水溶液の処理によって溶出除去する量は
、繊維重量に対して2重量−以上の範囲くすべきである
。このようにアルカリ化合物の水溶液で処理することK
よって、繊維軸方向に配列し、且つ度数分布の最大値が
僚維軸の直角方向の暢が0.1〜0.3μの範囲であっ
て、線維軸方向の長さが0.1〜5μの範囲になる大き
さを有する微細孔を一維表面! 及びその近傍に
多数形成せしめることができ、染色した際に優れた色の
深みを呈するようKなる。
は1分〜4時間の範囲で通常行なわれる・また、このア
ルカリ化合物の水溶液の処理によって溶出除去する量は
、繊維重量に対して2重量−以上の範囲くすべきである
。このようにアルカリ化合物の水溶液で処理することK
よって、繊維軸方向に配列し、且つ度数分布の最大値が
僚維軸の直角方向の暢が0.1〜0.3μの範囲であっ
て、線維軸方向の長さが0.1〜5μの範囲になる大き
さを有する微細孔を一維表面! 及びその近傍に
多数形成せしめることができ、染色した際に優れた色の
深みを呈するようKなる。
なお、本発明の方法により得られるポリエステル繊維に
は、必要に応じて任意の添加剤、例えば触媒、v4色防
止剤、耐熱剤、難燃剤、螢光増白剤、艷消剤、声色剤等
が含まれていてもよい。
は、必要に応じて任意の添加剤、例えば触媒、v4色防
止剤、耐熱剤、難燃剤、螢光増白剤、艷消剤、声色剤等
が含まれていてもよい。
本発明でいう屈折率が小さい重合体の例としては、飢え
ば、ポリテトラフルオロエチレン。
ば、ポリテトラフルオロエチレン。
fト9フルオaエチレン−フロピレンコポリマー、fト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレンコポリ
マー、テトラフルオロエチレン−エチレンコポリマー、
テトラフルオロエチレン−テトラフルオロプロピレンコ
ポリマー。
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレンコポリ
マー、テトラフルオロエチレン−エチレンコポリマー、
テトラフルオロエチレン−テトラフルオロプロピレンコ
ポリマー。
ボリフ゛ルオロビニリデン、ポリペンタデカフルオロオ
クチルアクリレート、ポリフルオロエチルアクリレート
、ポリトリフルオロイソグロビルメタアクリレート、ポ
リトリフルオロエチルメタアクIlレート等の含フツ素
系重合体、ポリジメチルシラン、ポリメチルハイドロジ
エンシロキサン、ポリジメチルシロキサン等の含ケイ素
化合物、エチレン−酢ピコポリマー、ポリエチルアクリ
レート、ポリエチルメタアクリレート等のアクリル酸エ
ステル、ポリウレタン系重合体及びそれらの配合物等が
あげられる。これらの物から繊維基質よりも屈折率の小
さいものを選び使用ずればよい。この場合できるだけ基
9L@維との屈折率差が大きいものを選ぶことが望まし
い。
クチルアクリレート、ポリフルオロエチルアクリレート
、ポリトリフルオロイソグロビルメタアクリレート、ポ
リトリフルオロエチルメタアクIlレート等の含フツ素
系重合体、ポリジメチルシラン、ポリメチルハイドロジ
エンシロキサン、ポリジメチルシロキサン等の含ケイ素
化合物、エチレン−酢ピコポリマー、ポリエチルアクリ
レート、ポリエチルメタアクリレート等のアクリル酸エ
ステル、ポリウレタン系重合体及びそれらの配合物等が
あげられる。これらの物から繊維基質よりも屈折率の小
さいものを選び使用ずればよい。この場合できるだけ基
9L@維との屈折率差が大きいものを選ぶことが望まし
い。
低屈折率重合体で多孔ポリエステル繊維を被覆する方法
としては、スプレー法、パッディング法、キスロール法
、ナイフコーティング法。
としては、スプレー法、パッディング法、キスロール法
、ナイフコーティング法。
パッドロール法、グラビアコーティング法、浴中吸着゛
法等任意の手段を採用することができる。
法等任意の手段を採用することができる。
かくして、重合体を多孔ポリエステル債維に被覆させた
後、乾燥して、その後、必要に応じてヒートセットを施
せばよい。
後、乾燥して、その後、必要に応じてヒートセットを施
せばよい。
また本発明は、トウ、フィラメント、ヤーン。
織編物、不織布等のネらゆる形態の繊維敏品に適用する
ことができる。
ことができる。
本発明で得られたポリエステル繊維構造@紘従来得られ
なかった高度の深色効果ヲセし、更に摩耗等の外力によ
る紫色も少なく、かつ実用的な性能も十分満足するもの
である。
なかった高度の深色効果ヲセし、更に摩耗等の外力によ
る紫色も少なく、かつ実用的な性能も十分満足するもの
である。
該ポリエステル繊維を、該繊維よりも低い屈折率を有す
る重合体で被覆すること罠より、深色効果が一段と向上
する理由は次のごとく考えらhる。すなわち、ポリエス
テルll11mの入面が微細孔によって凹凸化されるの
で#維表面で生じる正反射光量が小さくなり、染色物の
深色レベルが向上することと、低屈折率重合体で多孔ポ
リエステル繊維を被嫌することKより機収光量が増加し
、染色物の深色レベルが向上することの相乗効果による
ものと思われる。この効果は極湊色に染色した場合特I
Ci著に現れる。
る重合体で被覆すること罠より、深色効果が一段と向上
する理由は次のごとく考えらhる。すなわち、ポリエス
テルll11mの入面が微細孔によって凹凸化されるの
で#維表面で生じる正反射光量が小さくなり、染色物の
深色レベルが向上することと、低屈折率重合体で多孔ポ
リエステル繊維を被嫌することKより機収光量が増加し
、染色物の深色レベルが向上することの相乗効果による
ものと思われる。この効果は極湊色に染色した場合特I
Ci著に現れる。
更に該ポリエステル繊維を低屈折率重合体で被覆するこ
とは多孔ポリエステル線維の表面の摩擦抵抗を低下せし
める効果があり、従って摩耗による変色4蜜が低下する
。
とは多孔ポリエステル線維の表面の摩擦抵抗を低下せし
める効果があり、従って摩耗による変色4蜜が低下する
。
また低屈折率1合体は多孔ポリエステル繊維の改組孔中
ICiで浸入しているため、抗層等に対する耐久性も良
好である。
ICiで浸入しているため、抗層等に対する耐久性も良
好である。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが深色効
果を示す尺度としては、深色度(随)を用い、この値は
、サンプルの分光反射率(R)を島津RC−330型自
記分光度計にて測定して次に示すクペルカームンク(K
ubalkm−Munk)の式から求めた。この値が大
きいほど深色効果が太いいことを示す。
果を示す尺度としては、深色度(随)を用い、この値は
、サンプルの分光反射率(R)を島津RC−330型自
記分光度計にて測定して次に示すクペルカームンク(K
ubalkm−Munk)の式から求めた。この値が大
きいほど深色効果が太いいことを示す。
尚、Kは吸収係数、Sは散乱係数金示す。
船摩れ性扛肇擦堅牢度試験用の字振型平面摩耗機を使用
して、1iiL耗布としてポリエナレンテレフタ゛レー
ト100%からなるジョーゼットを用い、試験布t−5
00tの加重下で所足回数平面摩耗して、変色の発生の
程度をJIS規格変色用グレースケールで判定した。耐
摩耗性が極めて低い場合1klとし、極めて高い場合全
5で表した。実用上4級以上が必要である。
して、1iiL耗布としてポリエナレンテレフタ゛レー
ト100%からなるジョーゼットを用い、試験布t−5
00tの加重下で所足回数平面摩耗して、変色の発生の
程度をJIS規格変色用グレースケールで判定した。耐
摩耗性が極めて低い場合1klとし、極めて高い場合全
5で表した。実用上4級以上が必要である。
1:1
実施例1
テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコール6
0部、酢酸カルシウム1水[o、os部(テレフタル酸
ジメチルに対して0.066モルチ)をエステル交換缶
に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけて140℃から
230’Cまで昇温して生成するメタノールを系外に警
告しながらエステル交換反応を行なった。続いて得られ
た反応生成物KO,5部のリン酸トリメチル(テレフタ
ル酸ジメチルに対して0.693モル%)と0.31部
の酢酸カルシウム1水*(リン坂トリメチルに対して゛
l/2倍モル)と全8.5部のエチレングリコール中で
120℃のTMIfにおいて全壊流下60分開成応ぜし
めてvI4製したリン酸ジエステルカルシウム塩の透明
溶液9.31部処室温下0.57部の匪酸カルシウム1
水虐(リン酸トリメチルに対して0.9倍モル)を溶解
せしめて得たリン酸ジエステルカルシウム塩と酢散カル
シウムとの混合透明溶液9.88部を添加し、次いで三
酸化アンチモン0.04部を添加して重合缶に移した。
0部、酢酸カルシウム1水[o、os部(テレフタル酸
ジメチルに対して0.066モルチ)をエステル交換缶
に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけて140℃から
230’Cまで昇温して生成するメタノールを系外に警
告しながらエステル交換反応を行なった。続いて得られ
た反応生成物KO,5部のリン酸トリメチル(テレフタ
ル酸ジメチルに対して0.693モル%)と0.31部
の酢酸カルシウム1水*(リン坂トリメチルに対して゛
l/2倍モル)と全8.5部のエチレングリコール中で
120℃のTMIfにおいて全壊流下60分開成応ぜし
めてvI4製したリン酸ジエステルカルシウム塩の透明
溶液9.31部処室温下0.57部の匪酸カルシウム1
水虐(リン酸トリメチルに対して0.9倍モル)を溶解
せしめて得たリン酸ジエステルカルシウム塩と酢散カル
シウムとの混合透明溶液9.88部を添加し、次いで三
酸化アンチモン0.04部を添加して重合缶に移した。
次いで1時間かけて760 smHgまで減圧し、同時
tc1時間30分かけて230℃から285℃まで昇温
した。1mH&r以下の減圧下、重合温度285℃で更
に3時間1合計4時間30分重合して極限粘度0.64
1.軟化点259℃のポリマーを得た。反応終了後ポリ
マーを常法r(従いチップ化した。
tc1時間30分かけて230℃から285℃まで昇温
した。1mH&r以下の減圧下、重合温度285℃で更
に3時間1合計4時間30分重合して極限粘度0.64
1.軟化点259℃のポリマーを得た。反応終了後ポリ
マーを常法r(従いチップ化した。
このチツ7゛を常法により乾燥し、孔径0.3覇の円形
紡糸孔を36個穿設した紡糸口金を使用して290℃で
溶融紡糸し、次いで常法に従って延伸倍!; 3.5倍
で延伸して75デニール/36フイラメントの原糸を得
た。
紡糸孔を36個穿設した紡糸口金を使用して290℃で
溶融紡糸し、次いで常法に従って延伸倍!; 3.5倍
で延伸して75デニール/36フイラメントの原糸を得
た。
この原糸KS撚250077m及び2撚2500T/m
の強撚を施し、続いて該強撚糸を80℃で30分間蒸熱
処理して燃上めを行なった。
の強撚を施し、続いて該強撚糸を80℃で30分間蒸熱
処理して燃上めを行なった。
該燃上め強撚糸を経密度47本/ Crn H緯密度3
2本/mでS、z撚を2本交互に配して梨地ジョーゼッ
ト織物を製織した。
2本/mでS、z撚を2本交互に配して梨地ジョーゼッ
ト織物を製織した。
得られた生機をロータリーワ、ツシャーにて沸騰温度で
20分間リラックス処理を施し、シボ立てを行ない、常
法によりプリセット後、3.5チの水酸化す) IJウ
ム水浴液で沸騰温[ICて処理し、減量率が10%、2
0%および30%の布帛を得た。
20分間リラックス処理を施し、シボ立てを行ない、常
法によりプリセット後、3.5チの水酸化す) IJウ
ム水浴液で沸騰温[ICて処理し、減量率が10%、2
0%および30%の布帛を得た。
これらのアルカリ処理後の布帛fDianlxBlac
k HG−FS (三菱化成工業eI↓品)15%ow
fで130℃で60分間染色後、水酸化ナトリウム1f
/lおよびハイドロサルファイド1y7を全含む水溶#
罠て70℃で20分間還元洗浄して黒染布を得た。これ
らの音、染布の色の深みかよ6−牲200回後の耐摩耗
性を第1表に示した。
k HG−FS (三菱化成工業eI↓品)15%ow
fで130℃で60分間染色後、水酸化ナトリウム1f
/lおよびハイドロサルファイド1y7を全含む水溶#
罠て70℃で20分間還元洗浄して黒染布を得た。これ
らの音、染布の色の深みかよ6−牲200回後の耐摩耗
性を第1表に示した。
性オレイン酸を含むトール油脂肪酸2f、2811i%
アンモニア水0.5?、トリエタノール0.75f、水
6 L75 f ’i ホーT−ジナイデーにより混合
してエマルジョンを得た。得られた重合体固形分換算5
2.水咋@2f、水300tからなるアニオン性エマル
ジゴン処理剤を該黒染布にバツデイシIグしくピソクア
ッグ率75−%)乾燥後160℃で15)間ヒートセッ
トし7こ。得られ九処理布のに/S値及び摩耗200回
後の耐摩擦変色性は@1表に示した通りであった。
アンモニア水0.5?、トリエタノール0.75f、水
6 L75 f ’i ホーT−ジナイデーにより混合
してエマルジョンを得た。得られた重合体固形分換算5
2.水咋@2f、水300tからなるアニオン性エマル
ジゴン処理剤を該黒染布にバツデイシIグしくピソクア
ッグ率75−%)乾燥後160℃で15)間ヒートセッ
トし7こ。得られ九処理布のに/S値及び摩耗200回
後の耐摩擦変色性は@1表に示した通りであった。
比較例1
高速撹拌分散機(撹拌翼外径28騨、外筒項内径29+
+++a、英国シルバーンンマシーン社製ラボラトリ−
・ミギサー・エマルンファイヤー)を用い、5QOOr
pmの回転速度下リン酸モノメチル100部と酢酸カル
シウム】水塩の4%エチレングリコール溶液3933部
(リン酸モノノチルに対して等モルの酢酸カルシウムを
含有)とを120℃にて60分間烏速屑拌下反応させて
リン醒モノエステルカルシウム塩の白mス2リーをイ坪
lヒ、。
+++a、英国シルバーンンマシーン社製ラボラトリ−
・ミギサー・エマルンファイヤー)を用い、5QOOr
pmの回転速度下リン酸モノメチル100部と酢酸カル
シウム】水塩の4%エチレングリコール溶液3933部
(リン酸モノノチルに対して等モルの酢酸カルシウムを
含有)とを120℃にて60分間烏速屑拌下反応させて
リン醒モノエステルカルシウム塩の白mス2リーをイ坪
lヒ、。
実施例1においてエステル交換反応段に添加したリン酸
ジエステル力ルンウム塩とI¥1:ψカル7ウム1水塩
との混合透明溶液の代りに、この1 スラリー
と酢酸カルシウム1水塩の相当′iを添加する以外は、
実2IllI例1と同i撃にCテなり7’C。
ジエステル力ルンウム塩とI¥1:ψカル7ウム1水塩
との混合透明溶液の代りに、この1 スラリー
と酢酸カルシウム1水塩の相当′iを添加する以外は、
実2IllI例1と同i撃にCテなり7’C。
得られた布帛のに/S値及び摩耗200回後の耐摩擦変
色性を第1表に示したが、色の深が劣り、摩耗で色合が
白つほくなった。
色性を第1表に示したが、色の深が劣り、摩耗で色合が
白つほくなった。
Claims (1)
- テレフタル酸を主とするジカルボン酸又はそのエステル
形成性誘導体と少なくともlfiのグリコールとを反応
せしめてジカルボン酸のグリコールエステル及び/又は
その低重合体を生成させる第1段階の反応及び該反応生
成物を重縮合させるW、2段階の反応とによって合成さ
れたポリエステルよりなる合成繊維t−製造するに当り
、該ポリエステルの合成が完了するまでの任意の段階で
、(a)該ポリエステルを構成する醸成分に対して0.
5〜3モルチの下記一般式で表わされる含金属リン化合
物及び伽)該含金属リン化合物に対し0.5〜1.2倍
モルのアルカリ土類金属化合物を(a)と(b)とを予
め反応させることなく添加し、しかる後ポリエステルの
合成を完了して得ら゛れ、たポリエステルを溶融紡糸し
たのち、アルカリ化合物の水溶液で処理しポリエステル
繊維の2重量−以上を溶出して得られる多孔性、のポリ
エステル繊維を染色し、ついで該繊維よりも低い屈折率
を有する=重合体で被覆せしめることを%微とするポリ
エステル繊維構造物の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57087985A JPS58208414A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 色彩の改良されたポリエステル繊維布帛の製造方法 |
EP82107666A EP0073437B1 (en) | 1981-08-25 | 1982-08-21 | Dyed polyester fiber composite structure |
DE8282107666T DE3276379D1 (en) | 1981-08-25 | 1982-08-21 | Dyed polyester fiber composite structure |
US06/411,347 US4468434A (en) | 1981-08-25 | 1982-08-25 | Dyed polyester fiber composite structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57087985A JPS58208414A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 色彩の改良されたポリエステル繊維布帛の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58208414A true JPS58208414A (ja) | 1983-12-05 |
JPS6317153B2 JPS6317153B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=13930105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57087985A Granted JPS58208414A (ja) | 1981-08-25 | 1982-05-26 | 色彩の改良されたポリエステル繊維布帛の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58208414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163483A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Teijin Fibers Ltd | 光学干渉機能を有するマルチフィラメントヤーン |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP57087985A patent/JPS58208414A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008163483A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Teijin Fibers Ltd | 光学干渉機能を有するマルチフィラメントヤーン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6317153B2 (ja) | 1988-04-12 |
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