JPS58208124A - 疎水性沈殿珪酸およびその製造方法 - Google Patents

疎水性沈殿珪酸およびその製造方法

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JPS58208124A
JPS58208124A JP8987482A JP8987482A JPS58208124A JP S58208124 A JPS58208124 A JP S58208124A JP 8987482 A JP8987482 A JP 8987482A JP 8987482 A JP8987482 A JP 8987482A JP S58208124 A JPS58208124 A JP S58208124A
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silicic acid
particle size
precipitated silicic
less
secondary particles
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JP8987482A
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Katsuya Aoki
青木 勝彌
Norio Ishikawa
石川 紀夫
Takeshi Murakami
武司 村上
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NIPPON SHIRIKA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に関するものであり、本発明によ゛り得られた疎水性沈
殿珪酸は各種消泡剤,グリース,抱液剤等の基体とし.
て、又、各種エラストマー,@h旨および塗料などの充
填材として好適に使用し得るものである。
従来、沈殿珪酸はその表面に多数のシラノール基を有し
、上記の如き各紳工業的用途に1史用される場合、その
シラノール基に起因する兜水性,反応性のため、爵に各
種エラストマーや樹脂鴇の元増材として使用する場合、
その加工温度が100℃以上の場合が多く、このような
7IOipされた温度ではシラノール基に@理吸着した
水分はもとより、シラソール基同士の縮合1こよp発生
する水分のため、発泡.ゲル化あるいは白濁ヲ生じその
用途は限定されたものであった。
このため、沈殿珪酸のシラノール&’t m坤的,化学
的方法により処理し上記欠点金改良すべく多くの提案が
なされているが、それらの多く(1シラノール基に有機
珪素化8m?反応めるいに吸漸寧せコ、轡水件沈殻珪#
を蝕水1生沈殿珪配に改質するものである。
電呻であX。
即ち、その表面処理剤の主たるものとしては、トリアル
キルモノノ・ロゲン化シラン.ジアル・キルジハロゲン
化7ランで代表をれるノ・ロゲン化シランイC、ヘキサ
メチルジシラザンで代表される含金チシラン化合物ある
いハ線状オルガノポリシロキサンからなる各種シリコー
ン油等が用いられている3、この紳状オルガノボリシロ
キサンを使用した例に特公昭42−26179号公報が
あり、50センチストークス(aS)の粘度ヲもったジ
メtルポリシロキサン油を用いて疎水性の沈降シリカを
傅でいる。しかしながら、この例で示される疎水性の沈
硅シリカの製法は、単にジメチルボリンロキサン油を沈
降シリカに4椹し、250〜350℃の温度で約1/2
〜2時間加熱するのみであって、得られる疎水性の沈降
シリカの撥水賢については言及していない。一方、粉体
の吸着性能を示すジブチルアミン(DBA)吸着量が1
0以下に調整づれfc中水性沈殿珪酸を得ることに非常
に困龜である。即ち、DBA吸着量と疎水化の種度は相
関1関係にあり、DBA吸着前の数値が少ない程良好な
る疎大化処理が施されていることを示すものである。
従来、^吸の疎水性沈殿珪epを侍るべく、上記処理に
関し沈殿珪酸においてQ媒咋用を肩するものが提案され
ている,例えば、特公昭57ー2641号公報では種々
の弛水化剤と沈殿珪酸全混合処理する際、アンモニア,
アミン等を添加したり、又、特開昭47−12770号
公報では沈殿珪酸にアルカリ金属の水酸化物等を加え、
触媒として利用する方法が知られている。又、従来の方
法でにアルカリ金属珪酸塩と鉱酸とを反応させて珪酸を
沈殿させ、濾過水洗後スラリー化し、スプレー乾燥する
前にアルカリ金属水酸化物ケ加えpHおよびNa,O含
有市を調整したものを用いている。
しかしながら、この方法でにスラリー中の沈殿珪酸2次
凝集粒子表面上にアルカリ雀娠イオ斥恐することは可能
であるが、2次粒子を構成している1次粒子表面上への
処:I!i!に、1次粒子同士のtifl賄へのアルカ
リ金属イオンのζ′@fIが律速となることが予想され
困難となる。従って、2次凝集粒子表面上に適当に疎水
化処理されても、後の過程、例えは、粉砕して製品ケ得
る場合、あるいは加工充填される際に強いKi’+!@
力を受ける場合などのように、2次凝集粒子が破砕分散
される時、適当に叫水化きれていない表面が露出される
ことになり満足できる方法とにいい難い。
本発明者らは、こtしらの欠点を改善するため鋭意研究
金型ねた結果、セ3度に分散づれた低いDBA吸着量お
よび亮い撥水性能を有する疎水性沈殿珪酸およびその製
造方法を見い出し本発明を完成した。
即ち、本発明は BET法による比表面積 50〜15om”/7 電子顕微ψ耳」による1次粒子の平均粒度15〜25m
μ 光透過式粒度分布測定(tミ媒;エタノール)による2
次粒子の平均粒度 5μ以下 および2次粒子の最大粒子径 15μ以下 熱重量分析による室温〜150℃における減量    
    3.0%以下 および室温〜350℃における@骨 40%以下 4%g濁スラスラリ−/エタノール=1/1)のpH9
,0〜 12,0 DBhrJ/j、Nr量   saN?−mo1/Kp
以下撥水性能     30 min・以上なる疎水性
沈殿珪酸およびアルカリ金属珪?I?塩と鉱酸とを反応
させて得られた 光透過式粒度分布測定による2次粒子の平均@度   
    5μ以下 105℃1時間後の乾燥減量 4.0%以上 Na2O含有星0.5〜3.0% なる沈殿性!9100部と25℃で50〜500 C!
Si肩するンリコーン油5@以上の混、什物ケ100〜
150℃の篇呟で30分+=1以上乾燥処理し、?にい
で200〜350℃の温健で30分間以上焼き付は処理
することにより BET法による比表面積 50〜1’ 50 m’ /? 電子顕微−写真による1次粒子の平均粒吸15〜25m
μ 光透過式粒度分布測定(溶媒1エタノール)による2次
粒子の平均粒度 5μ以下 および2次粒子の最大粒子径 15μ以下 熱重量分析による室温〜150℃における減t    
    3.0%以下 および室温〜350℃における減量 40%以下 4チ懸濁スラリー(水/エタノール=1/L)のpH9
0〜12.0 DBA吸着輩5T!に?−mo1/Kv以下撥水性能 
    30 ncin以上なる疎水性沈殿珪酸の製造
方法を提供するものである。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
不発明の疎水性沈殿珪酸は BET法による比表面積 50〜150m2/9 電子顕微−写真による1次粒子の平均粒重15〜25 
 mμ 光透過式粒度分布測定(溶媒;エタノール)による2次
粒子の平均粒度 5μ以下 および2次粒子の最大粒子径 15μ以下 熱1量分析による室温〜150℃における減量    
     五〇チ以下 および室温〜350℃にお灯る減量 4.0%以下 4%懸濁スラリー(水/エタノール=1/1)のpH9
,0〜 12.0 ’DBA吸、y−y    5 ma−mol/ky以
下撥水江亜     30 min以上 の′@理理化化学的性質有するものである。
本発明の疎水性沈殿珪酸の撥水性は非常に^く、DBA
吸着量の値が5■−m01A9以下であ、ることがら容
易に想像できるように、シリコーン油とシリカ粒子表面
のシラノール基とが反応あるいは強力に焼き付けられ、
シリコーン油の有@基がシリカ粒子の外殻を完全に覆い
、DB八へ子の吸着し得るシラノール基部分がシリカ粒
子表面上にないこと。さらに熱N量分析による室温から
150℃までの減量が3.0%以下および室650℃ま
での減量が4.0%以下と低いものであυ、酸水性沈殿
珪酸粒子表面上に吸着されている水分の量が通常市販の
未処理沈殿珪酸微粉末に比較して極めて少なく、疎水性
沈殿珪酸粒子表面上のシラノール基がシリコーン油によ
って効果的に被覆され、再水利ができないこと。父、室
温から350℃までの減量が4.0%以下と非常に低い
ためゆ水性沈殿珪酸を各種充填材として加工便用する場
・合、その減量に起因する水分等の部数による発泡、ゲ
ル化あるいは白濁等の問題が生じ斡いこと、等の特性奮
有しその用途を大きく拡張するものでめる。
上記に示された特定の物理的化学的憔1mゲ有する疎水
性沈殿珪酸は、アル刀り金属珪酸堵と鉱酸と全反応させ
て侍らIした 光透硝式脅度分石測宏によ02次粒子の平均粒度   
    5μ以下 105℃1時間後の乾燥減量 40%以上 Na、 O含肩輩[15〜l C1% 好ましくは、 光透過弐粒呟分布測定による2次粒子の平均粒#   
    3μ以下 105℃1時間後の乾燥諏、量 40〜10.0% Nap O宝有t    1.0〜2. b %なる沈
殿珪酸100部と、25℃で50〜500C8,好まし
くは50〜100C8を肩するシリコーン柚5部以上、
好ましくは5〜15郁のテ1台mtoo 〜150℃、
好’i L<t’J120〜150でで30分間以上、
好ましく1−(3[i〜60分間V燗処理し、次いで2
00〜350℃、好ましくは250〜300℃の温間で
30分間以上、好Rしくな30〜120分同焼き付は処
理することにより製造でれるものである。
本発明において哨いられる沈殿y:”!は、アルカリ金
挑珪酸地を鉱酸を用いて中和し、珪酸粒子を沈殿生成さ
せ、常法により沖過、乾燥を行い、粉砕し組成が調整さ
れたものであればどのような沈殿珪酸も使用し得るが、
アルカリ金属イオンによって促進されると考えられるシ
リコーン油の開裂。
沈殿珪酸表面上のシラノール基とシリコーン油との反応
およびシリコーン油同士によるゲル化等が沈$珪酸の2
次凝集粒の表面だけでなく、1次粒子表面上へも効果的
に浸透処理されるために、沈殿珪酸の2次粒子にもとよ
り、1次粒子表面上も完全にアルカリ金属イオンが吸着
している沈殿珪酸が得られるよう、珪酸の沈殿粒子をア
ルカリ域のpHて゛生成させ、そのままあるいに一部を
千オ0処理したものを濾過、水洗、乾燥する方法が好ま
しい。
光透過式粒度分布?jI’j足による2次粒子の平均粒
変ズノ二5μを櫻えると、効果的な1次杓子表面上への
処理ができ難く、侍られる疎水性沈殿珪酸の撥水性能も
低いものとなるので、2次粒子の平均粒度は6μ以下の
ものがより好ましい。
105℃、1時間後の乾燥減量に40%未満でU撥水性
の亮いものが傅鮎くなる。又、乾燥i量が4.0%以上
であればいくらでもかまわないが、乾燥処理する時のエ
ネルギー損失を考慮し、40〜10.0%に乾燥された
ものが好ましい。
Na2O含有量が[15%未満では堺式法沈絨珪酸の特
徴である鉱酸成分(例えはso4’−文Vict−)の
影響が生じて均一な処理が出来難くなり、ム0%奮越え
ると湿式法沈殿珪酸としての袖時安定性を害すると同時
に、沈殿珪酸粒子の微粉砕が困難となり、侍られる疎水
性沈殿珪酸″の2次粒子の平均粒(および最大粒径が太
きくなり撥水性能も低くなる。
未発明におけるンリコーン伍と(J、、25℃でso〜
5oocs、好ましくi’E5’0〜100C8のジメ
チルシリコ」?由、メチルフェニルンリコ=72由、メ
チルハイドロジエンシリコーン油、メチルビニルフェニ
ルシリコーン油等ヲ菟ケるこトカできるが、特にジメチ
ルシリコーン沖が好ましい。
粘度が100S未満では揮発分が多くなり、又、100
00S’i−越えると粘度が高くなるため、沈殿珪酸粒
子表面上に均一に分散付着沁せることが困詐となり、い
ずれも良好な撥水性ヲ有する疎水性沈Ig′、珪酸が得
難い。又、シリコーン油の混合割合が5部未満では沈殿
珪酸の比表面積との関係より、充分なる単分子膜吸着が
できず、15部を越えるとシリコーン油の量が過大とな
り伺ら有意性がみられない。
法服珪酸とシリコーン油との混合処理は、通常の混合機
であればどのような型式のものを用いても良いが、上記
のような微粉と液体とを混合する場合、液体の付着力に
よる#集粉が生じないような混合装置音用いるのが好ま
しい。とのような装着として、ボールミルあるい(グ流
動式混合枦等金案けることができる。
乾燥処理とは、特定の物理的化学的性it有する沈殿、
珪酸と/リコーン油との混合?I)i100〜150℃
、好ましくは120〜150℃の温硬で30分以上、好
ましくは60〜60分間攪拌しながら乾燥処理を行うの
であるが、この際′I@度が100℃未満、あるいは乾
燥処理時間が60分未満では、水分の蒸発揮散が充分に
起こらず、水分とシリコーン油との置侑が不充分なため
、均一々表面処理が困畔となり、150℃を越えると水
分の揮散が急激に起こるため、シリコーン油との置換が
良好に行なわれなくなり、均一な表面処理ができず、い
ずれも艮好な撥水性能金持った製品が得難くなる。又、
攪拌時1d1が60分以上であればいくらでもかまわな
いが、水分の蒸発揮散が完了した後のエネルギー損失を
考慮すれば、50〜60分間の乾燥処理が好ましい。
次いで本発明は200〜650℃、好ましく(1250
〜300℃の温式で30分以上、好貰しくに30〜12
0分焼き付は処理するものであるが、焼き付(′T処理
に、粉体同士の響集が起こらない程度に攪拌され、全粉
体が均一に所定の温度に維持づれる反応槽が使用される
。このような反応器としては、外部加熱槽型反応炉ある
いは外部加熱回転炉等がある。いずれの反応器において
も未反応シリコーン油9分解副生有機物あるいは水分等
が良好に排出されるように、常圧開放系で処理を行うの
が良い。この際温度が200℃未満で11、シリコーン
油とシリカ表面上のシラノール基あるいはシリコーン油
同士の結合が完全に行なわれず撥水性の尚いものが得難
くなり、650℃を越えるとシリコーン油の分解が急速
に起こりはじめ、シリコーン油のロスとなり撥水性も低
下する。又、焼き付は時M1が50分未満では温段が2
00℃未満の時と同僚に効果的な処理が行なえない。又
、焼き付は時間は30分以上であればいくらでもかまわ
ないが、エネルギーおよびシリコーン油叫の類失を考慮
すれば30〜120分の焼き付は処理が好ましい。
′X発明においてに、肌1段1@とじて100〜150
℃、好1しくに120〜150℃の温度で30分間以上
、好筐しくv′i60〜60分Iビ1乾燥処理いれ1、
次いで第2段i階として200〜350℃、好捷しくに
250〜300℃のン′晶度で60分百以上、好ましく
は30〜120分焼き付は処理するものであるが、シリ
コーン油と混合後急智に200〜350℃に加熱すると
、不発明で得ら几るような撥水性の高い製品が得られな
いため、第1段階の昇温恢必らず、60分1i+j以上
の乾燥処理時間の曲、100〜150℃の温度を維持し
、次いで第2段階の200〜350℃への昇温を行う必
要がある。この場合、第1段階への昇温および第1段階
か、ら第2段階への昇温は、いずれも通常の昇温速吸5
〜10℃/minで良く、又、第1段階あ・よひ第2段
階の各工椎は、同一の反応器あるいに別の反応器を用い
ることもできな。
この原因に関しては禾だ明確で(1ないブバ、本発明者
らi4次のように考えている。
即ち、原料沈殿珪酸精子表面上eこは被1理鍔着した水
分子の鳴があり、シリコーン油との混合の段階で水分子
の層の上に疎水・肛のシリコーン油が均−に分散付着し
、第1段階の100〜150℃の副頃で乾燥処理される
間に水分子と疎水化剤分子との間で置換が起こり、沈殿
珪酸粒子表面上に充分なる密着処理ができ、第2段階の
200〜550℃の一度での焼き付は処理が効果的に行
なわれるものと考えられる。即ち、!@、智に200〜
350℃の高温に加熱すると、疎水化剤であるシリコー
ン油が充分に沈殿珪酸粒子表面上に密着処理される前に
、低分子化したシリコーン油分子が飛散したり、あるい
(はゲル化し、疎水化肛の高い製品が借られなくなるも
のと考えられる。又、水分の効果は、7リコーン油の分
子鎖の開裂および沈に珪酸粒子表面上におけなシリコー
ン油分子間の架橋ゲル化反応に触媒的な作用があるもの
と考えられる。
以上のとおり、本発明は完全に#集粉のない、父、粉砕
等の後処理を必要としない、高(に分散きれ、父、商い
撥水性を有する陸水性”沈殿珪酸を容易、迅速かつ&り
て効率艮〈侍ることができる製]告方法である。
そして、侍られた疎水性沈殿珪酸は、通常の沈殿珪酸を
充填材として便用する堝せに比較して、盃父倍の耐水性
1Mアルカリ性を有する5L形相等が得られ、又、2次
粒子の平泊粒磨が5μ以下、最大粒子径が15.μ以下
と高度に分計されていることから、各種消泡剤、グリー
ス、抱液剤等の用途にも好適に使用し得るものである。
以下、本発明を実軸例および比較例により説明する。な
お、各種物性の測定は以下の装置あるいは測定法により
測定した。
平均粒度および最大粒子径の測定 沈殿珪酸および疎水性沈殿珪酸の平均粒重および最大粒
子径は、光透過弐粒咽分布測定器(抹式会仕セイシン企
業社製 ミクロン・フォトサイザー、5KN−1000
)を用いて掴(定した。
ジブチルアミン< DBA )吸青量 105℃1時間抜の乾燥試呻2系011)l/ゲ100
mf共栓付三角フラスコに精秤し、これに50m1の) N1500−n・ジブナルアミン喀液(石油ベンジン溶
媒〕をピペットで加え、しばしば振υながら20℃で約
2時開放量する。この上#冴25−をピペットで注意し
ながら吸い上げ、三角クラス5コに移しクロロホルム5
rn/、指示薬(クリスタルバイオレット’を無水酢酸
に溶解してQ、1%としたもの)2〜3簡を加え、紫色
が青色に変るまでN/100−過塩素酸溶液(無水酢酸
溶媒)で滴足する。
この滴定値をA−とする。
別にN1500−n・ジブチルアミン25−についてブ
ランクを行い、ブランクの滴定値’jH]3t/!とじ
、次式によってDBA吸着貴を算出する。
DBA吸着!(”f−mO1^)=80X(B−A)X
/ただし、fはN/100−過塩素酸溶液の力価である
熱重量分析測定 20℃、70%相対湿髪雰囲気下に数日間放置し、完全
に平衡水分に達した試料50〜を石英製ルツボに精秤し
、熱分析装置(DT−30B’)おまひ熱重量測定装置
(TGA−jl)(いずれも株式会社島津製作所製)を
用い熱重量分析を行う。
雰囲気は空気中とし、昇堪速睨に10℃/minで実施
する。
撥水性の測定 共栓付き1001Rt三角フラスコに試料059゜蒸留
水50tttlVを採取し、これを振とう機(株式会社
イワキ製 イワキラボシェーカーvS型)全弔い、振幅
42−5鰭、振動数3001m i n 、で振動させ
る。この際水相に白ff1t生ずるにいたる経寺時間 
fmin、 )をもって試験値とする。従って、数値の
大きいものほど撥水性が高いものである。
実施例1 沈#珪酸の製造 全容量200tの攪拌V−幾付き、蒸気吹き込与加熱型
反応槽に102tの温水あ・よひSin、濃呟が29、
 Owt%の市販3号珪酸ナトリウム水泊液25.5t
2仕込む。次いで希釈珪酸す) IJウム水@液の温度
ケ95℃まで昇温し、S硲や214tを全反応待間10
0分の間連続して添刀IIした。この間反厄、液1d9
3〜96℃に維持され、同時に醇しく攪拌された。この
時反応液中の未反応アルカリ9(反応液100CC金1
N−塩酸で滴定した蒔の塩酸消費量で示す)は6−であ
った。40分間の熟成の後、得られた沈殿珪酸スラリー
を濾過し、水洗により塩類の不純物を除去し、再乳化の
後スプレー乾燥を行った。
得られた粒状沈殿珪酸を流体エネルギーミル(フリュー
ドエナジー社製 ジェットオーマイザーミル 0202
型)を用いて粉砕9粒度を調整し沈殿珪酸微粉末を得た
この沈殿珪酸の物理的化学的物性は次のようでめった。
光透過式粒度分布測定による2次粒子の平均粒度   
    1.6μ m05℃1時間後の乾燥減量 6.7% Na2O含有9′X   1.69% なお、第1図にこの沈殿珪酸の熱重量分析曲線を(2)
として示す。
疎水性沈殿珪酸の製造 得られた沈殿珪酸5 Kfを流動式混合e(株式会社三
井三池製作所製 ヘンシェルミキサー)に仕込み、粉体
止部よりジメチルシリコーン油(信越化学工業株式会社
IR商品名K T’ −96−50CE+)s、o o
 c’r投入し5分間光分に混合攪拌する。侍られた混
合粉体を外部電熱儲および攪拌翼を有する加熱槽内に投
入し、120±10℃の温度で50分間ゆっくシ攪拌し
なから力り熱乾燥する。この時発生する水分は吸引ファ
ンを用いて槽外に取り除いた。加熱乾燥の50分間の維
持の後、同一の反応槽を用いて10℃7m1nの昇温運
髪で250℃の温暖まで昇温し60分曲焼き付は処理を
した。
この間ケ体が均一に加熱されるよう攪拌は袖続された。
次いで冷却後、得られた粉体を取り出し、物性の測定を
行ったところ次のようであった。
BRT法はよる比表面積 73m”/r 電子顕微鏡写真による1次粒子の平均粒度21mμ 光透過式粒度分布測定(溶媒;エタノール)による2次
粒子の平均粒度 1.2μ あ・よび2次粒子の最大粒子径 8μ 熱重量分析による室温〜150℃における減量    
    23% および室温〜350℃における減量 A5% 4チ縣濁スラリー(水/エタノール=1/1.)の’p
H11,7 DBA吸着忙0. D mg −moユ/Kp撥水性能
     50 min なお、第1図にこの疎水性沈殿珪酸と市販未処理沈殿珪
酸微粉末との熱重希分析曲響をそれぞれ(])と+31
. f4+として示す。なお+31. +41−市販未
処理沈殿珪酸微粉末のうち、減量が大きいものと小さい
ものとの代表例211−楯げたものである。
第1図で150℃付近の変曲点1での減員が沈殿珪酸に
、物理吸着した水分全表わし、この温暖以上での減量は
沈殿珪酸のシラノール蹟に水素納会した水分およびシラ
ノール基同士の縮合(でより発生する水分に起因する減
量と考えられる。
本図より未処理沈殿珪酸に比較して、本発明の疎水性沈
殿珪酸は水分の吸着量が極めて少ないことがわかる。な
お、曲#(1)における400〜500℃の減量は、沈
殿珪酸表面に処理場れでいたジメチルシリコーン油の焼
失によるものである。
実施例2〜3.比較例1〜4 実施例1に用いた沈殿F1″夕″あ・よびジメチルシリ
コーン油を用い温暖条件を変えた以外に同じ方法(でよ
って1押水性沈殿珪酸を得た。
結果を表1に示す。
表  1 ※)黒く変色したため以下の分析は省略実施例4〜7.
比較例5〜7 実施向1に用いた沈殿珪酸と各種粘(を有するジメチル
ポリシロキサン油(KF96シリーズ)を用いた以外は
爽8例1と同様な処理を行った。
又、ジメチルポリシロキサン油の変量も行った。
結果全表2に示す。
表2 実権例8〜9.比較例8〜9 奥M+’>+;1に用いた沈殿珪酸全各種水分に調整し
た以外は実施列1と同じ処決により疎水性沈殿畦面を得
た。結果ケ表6に示す。
表 6 実施例10〜11.比較例10〜12 実施例1における沈殿珪酸の製造と同様の方法により、
アルカリ竹反応スラリー液を得た後、適宜キ硫酸を少量
ずつ加え未反応アルカリ量を変動させたスラリー液とし
、以下同様の方法により、Na2O含肩量の異なった微
粉沈殿珪酸を得た。得られた沈殿珪酸から実迦例1と同
僚の方法により疎水性沈殿珪酸金得た。
結果ケ表4に示す。
表4 ※1) 微粉砕できず2次粒子の最大粒子径が25μで
あった。
※2) 実施例10に用いた粉体ケスプレー乾燥たけで
未粉枠のまま使用、最大粒子径(グ約500μであった
【図面の簡単な説明】
第1必は熱1世分析によるn度と減量の関係牙示す熱重
量分析TllTl鞭である。 曲%!H1);  本発明による実施例1で得られる疎
水性沈殿f+酸 曲醜(2):  不発明の実施例1で得られた原料沈毅
珪酸 曲紳+3+ 、 f41 ;  市販沈殿珪酸微粉末手
続補正書(方式) 昭和57年?月27日 特許庁長官 着 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和57年特許願第89874号 2発明の名称 疎水性沈殿珪酸およびその製造方法 3−M正をする者 事件との関係 特許出願人 名称     日本シリカニ業株式会社4補正命令の日
付 昭和57年8月13日 (発送日 昭和57年8月31日) 5補正の対象 「図面」 6@正の内容 (1)図面 「別紙のとおり」 図面の浄書(内容に変更なし) 7添付書類の目録 (1)適正な図面   1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、BET法による比表面積 50〜150が/2 電子顕微鏡写真による1次粒子の平均粒度15〜25m
     μ 光透過式粒度分布測定(溶媒;エタノール)による2次
    粒子の平均粒度 5μ以下 および2次粒子の最大粒子径 15μ以下 #毒素分析による室温〜150℃における減i′   
       50%以下 および室温〜350℃における汲置 4.0%以下 4%U渇スラスラリ−/工゛タノール=1/1)のpH
    9,0〜120 、ジブチルアミン吸着量 5+q+−mol/Kf以下 撥水性能    30 min以上 なることを特徴とする疎水性沈殿珪酸。 2 アルカリ金属珪酸塩と鉱酸とを反応させて得られた
    光透過式粒度分布測定による2次粒子の平均粒v   
    5μ以下 105℃1時間後の乾燥減量 4.0%以上 Nano含有量  0.5−40% なる沈殿珪酸100部と、25℃で50〜500センチ
    ストークスを有するシリコーン佃5部以上の混合物−’
    a−100〜150℃の温度で60分間以上乾燥処理し
    、次いで200〜350℃の温度で30分間以上焼き付
    は処理することをt#f徴とする BET法による比表面倒 50〜150m’/り 紙子櫓微蹄丸興による1次校子の平均生7明15〜25
    mμ 光透過式粒度分布測足(溶媒;エタノール)による2次
    粒子の平均粒度 5μ以下 および2次粒子の最大粒子径 15μ以下 熱重量分析による室温〜150℃における減量    
      50%以下 および室温〜650℃における減量 4.0%以下 4%懸濁スラリー(水/エタノール=171)のpH9
    −0〜12.0 ジプチルアミン吸着竜 5■−mol乃以下 撥水性能    50 min、以上 なる疎水性沈殿珪酸の製造方法。
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