JPS58207499A - ロツクボルト工用ベアリングプレ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロックボルトエ用ベアリングプレートに関する
。

ロックボルトエはトンネル周辺の岩盤に対するロックポ
ルティングにより岩盤の内部強度を高へアンカー領域内
の岩盤のゆるみの発生及び進行を阻止する支保工であり
、ロックボルト後端のナツト締めされたベアリングプレ
ートを介して掘削された地山の支保作用をするものであ
る。従ってロックボルトエのベアリングプレートは全面
的に地山面と接触するのが理想的である。然るにトンネ
ルは削孔と発破による掘削であるため、地山面が凹凸と
なることは避けられず、ベアリングプレートと地山面と
の間に空隙が生じる。

従来、この地山面の凹凸とロックボルトエのベアリング
プレートとの間の空隙は、ロックボルトの打設時にモル
タルなどを詰めることによって埋めている。しかしこれ
によれば、モルタルなどの充填材を空隙に過不足なく詰
めるのは極めて困難であり、なお問題がある。また、横
向きロックボルトの場合にはモルタルなどの充填材が凹
凸空隙からこぼれ落ち易い問題もある、 本発明は上記先行技術による欠点を除去し、地山面の凹
凸とロックボルトエのベアリングプレートとの間の空隙
を簡潔に埋め、ベアリングプレートを全面的に地山向に
密着させることを保証するロックボルトエ用ベアリング
プレートを提供しようというものである。

本発明のロックボルトエ用ベアリングプレートは、内部
にモルタル、石こう、レジンなどの硬化材を圧入される
非伸縮性で環状の袋、例えば布袋を地山面に面する側に
備えたことを特徴としている。

本発明に従えば、ロックボルトの施工後、該ボルト上の
ベアリングプレートの地山面側に備えられている非伸縮
性の袋の内部にモルタル、石こう、レジンなどの硬化材
を圧入すると、上記袋が膨らんで地山面の凹凸とベアリ
ングプレートとの間の空隙を埋める。この場合、袋内部
への硬化材の圧入は地山面凹凸空隙の大きな部位程、よ
り進行し、地山面の凹凸になじんで袋が膨らむという好
ましい結果を伴う。従って本発明によれば、地山面の凹
凸とベアリングプレートとの間の空隙を簡潔合理的に埋
め、ベアリングプレートを全面的に地山面に密着させる
ことができる。本発明の袋は環状であるからロックボル
トの施工時に邪魔になることはない。

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

図で（１）はベアリングプレートを示し、該ベアリング
プレートは掘削した地山面（図示せず）にロックボルト
（２）を施工する際、ナツト（３）締めして、ロックボ
ルト（２）の地山面支保作用の作動媒体の用に供せられ
る。該ベアリングプレート（１）には地山面に面する側
に予め布袋などの非伸縮性で環状の袋（４）を接着剤に
よる等適宜手段により取付けておく。袋（４）は内部に
モルタル、石こう、レジンなどの硬化材を注入するため
のホース（５）を有する。ホース（５）はベアリングプ
レート（１）を貫通して袋（４）に附設してもよい。（
６）はベアリングプレート（１）のロックボルト（２）
挿通穴である。

本発明のベアリングプレート（１）を用いてロックボル
ト（２）を施工後、ホース（５）を通じ袋（４）内にモ
ルタル、石こう、レジンなどの硬化材を圧入すると、袋
（４）は地山面の凹凸とベアリングプレート（１）との
間の空隙にその凹凸になじんで膨らみ、これを埋８− める。

本発明で袋（１）は布袋などの通気性のものであれば、
硬化材の圧入が容易でかつ硬化材正大の際、硬化材の水
分を絞り出すことになるので、硬化材ノ強度、従ってベ
アリングプレート（１）を通じてのロックボルト（２）
の支保作用を向上する。このような通気性袋としては、
布袋以外の適当な通気性材料による袋を適用することも
できる。更には袋（１）は非通気性材料によるものでも
よく、この場合には袋に適当な空気抜きを設けるとよい
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を示す縦断面図である。 （１）はロックボルトエ用ベアリングプレート、（２）
はロックボルト、（３）はナツト、（４）は非伸縮性で
環状の袋、 （５）は硬化材注入用ホース。 （以　上） ４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　内部にモルタル、石こう、レジン等の硬化材を圧入
   される非伸縮性で環状の袋を地山面に面する側に備えた
   ことを特徴とするロックボルト工用ベアリングプレート
   。