JP3268622B2 - 大型コンクリートブロックの設置法 - Google Patents
大型コンクリートブロックの設置法Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
水トンネルなどを作るときに使用する擁壁ブロック,排
水溝ブロック,柵渠溝ブロック,ボックスカルバートな
どの大型コンクリートブロックの設置法に関するもので
ある。
の大型のコンクリートブロックは、前後方向に対して非
常に大きな土圧を受けるため、これによってコンクリー
トブロックがずり動したり、擁壁板に対して底板の長さ
が短いために前倒れしたりする問題があった。
との長さを等長に形成することが要望されているが、擁
壁板と底板とを等長とするとコスト高となる上に、重量
が嵩み、輸送も設置も極めて厄介になり実施が困難な問
題点がある。
クリートブロックをずり動したり、前倒れしたりするこ
となく基礎面に確実に固定することのできる画期的な大
型コンクリートブロックの設置法を提供するものであ
る。
明の要旨を説明する。
基礎面1に下部を埋設固定した係止体2の上部を基礎面
1より上方に突出せしめると共に、この基礎面1はコン
クリートブロックaの後側を設置する部分を厚く形成し
て係止体2の下部を深く埋設固定し、この係止体2の上
部をコンクリートブロックaの底板3に貫通した貫通孔
6より底板3上に突出せしめると共に、この貫通孔6は
コンクリートブロックaの底板3に並設した左右の補強
板5の基部後側に設け、この底板3の前後端縁部にコン
クリートブロックaを上下に昇降調節する調節装置cを
設けて、この調節装置cによりコンクリートブロックa
を正しい設置状態に調節し、基礎面1とコンクリートブ
ロックaの底板3の下面との間に硬化剤23を充填し、前
記貫通孔6から底板3上に突出する係止体2の突出部を
固定手段bによりコンクリートブロックaに一体に連結
固定することを特徴とする大型コンクリートブロックの
設置法に係るものである。
を、簡単な作用効果を示して実施の一例を示した図面に
基づいて説明する。
埋設し、この係止体2の上部を基礎面1より上方へ突出
せしめる。
などによりこの基礎面1上に降ろし、この基礎面1より
上方に突出した係止体2の上部をコンクリートブロック
aの底板3に穿設した貫通孔6より上方に突設し、この
係止体2の突出部を固定手段bによりコンクリートブロ
ックaに一体に連結固定すると、コンクリートブロック
aはずり動不能且つ前倒れしない状態で基礎面1上に設
置されることとなる。
ャッキ13やボルト調節式ジャッキ19などの調節装置cに
より正しい設置状態に調節し、基礎面1とコンクリート
ブロックaの底板3の下面との間にコンクリートモルタ
ル,セメントモルタル,樹脂モルタルなどの硬化剤23を
充填して基礎面1上にコンクリートブロックaを固定す
る。その後、固定手段bにより固定して調節装置cを外
しても良い。
aが正しい状態で、しかもずり動不能且つ前倒れしない
状態で固定されることとなる。
置する部分を厚く形成し、係止体2の下部の埋設を深く
しているから、後方からの土圧に対して強い耐久力を発
揮することになる。
第一実施例を示したもので、大型のコンクリートブロッ
クaを並設する基礎面1に下部を埋設固定した係止体2
の上部を基礎面1より上方に突出せしめ、この基礎面1
はコンクリートブロックaの後側を設置する部分を厚く
形成して係止体2の下部を深く埋設固定し、この係止体
2の上部をコンクリートブロックaの底板3に貫通した
貫通孔6より底板3上に突出せしめ、この貫通孔6はコ
ンクリートブロックaの底板3に並設した左右の補強板
5の基部後側に設け、この底板3の前後端縁部にコンク
リートブロックaを上下に昇降調節する調節装置cを設
けて、この調節装置cによりコンクリートブロックaを
正しい設置状態に調節し、基礎面1とコンクリートブロ
ックaの底板3の下面との間に硬化剤23を充填し、前記
貫通孔6から底板3上に突出す る係止体2の突出部を固
定手段bによりコンクリートブロックaに一体に連結固
定することを特徴とする大型コンクリートブロックの設
置法に係るものである。
aの後側を設置する部分を厚く形成し、係止体2の下部
の埋設を深くして後方からの土圧に対して強い耐久力を
発揮するように構成した場合を図示している。
所定長さの棒状体を採用し、この棒状体の下部を屈曲せ
しめて単に基礎面1に埋設している。
クaの底板3に並設した左右の補強板5の基部後側に係
止体2を貫通する貫通孔6を設け、この貫通孔6に貫挿
して底板3上に突出した係止体2の先端の雄ネジ2'に
座金7を介してナット8を螺着することにより係止体2
にコンクリートブロックaを固定でき、コンクリートブ
ロックaを前倒れしない状態に設置固定し得る構成とし
た場合を図示している。
の間隔に合わせた長さを有する一本の長座金7を採用し
た場合を図示している。図中符号21は、重心部下面に突
設した突部であって、コンクリートブロックaをヤジロ
ベー作用により揺動させて正しい設置状態に微調節する
ことを容易にする。
いてコンクリートブロックaの底板3を正しい状態に微
調節しながら、底板3の下面と基礎面1との間にクサビ
などの適当なスペーサー14を介したりして姿勢を保持せ
しめることが望ましいが、この油圧ジャッキ13は硬化剤
23注入硬化後に少し下げて取り外す。
も良いし、コンクリートブロックaの底板3に設けた注
入口22より注入しても良いが、必要に応じて周囲に閉塞
止板を配することが望ましい。
擁壁板9の左右側面部に接着剤11注入用の注入部10を凹
設し、コンクリートブロックaを擁壁板9を突き合わせ
て並設した際、対向状態となるこの注入部10に上方から
特殊な接着剤11を充填することにより、隣同志のコンク
リートブロックaを連結することができる。この際、擁
壁板9に後方に向かって突設した連結片12同志を連結す
ることによって、継合連結を良好にしても良い。この
際、接着剤11を注入する連結凹部15を裏側に設けて併用
連結しても良い。
のコンクリートブロックaを並設する基礎面1に下部を
埋設固定した係止体2の上部を基礎面1より上方に突出
せしめ、この係止体2の上部をコンクリートブロックa
の底板3に貫通した貫通孔6より底板3上に突出せしめ
ると共に、この貫通孔6はコンクリートブロックaの底
板3に並設した左右の補強板5の基部後側に設け、この
貫通孔6から底板3上に突出する係止体2の突出部に固
定手段bによりコンクリートブロックaと係止体2とを
一体に連結固定し、この底板3の上部にして係止体2よ
り後方におもり体4を固定したことを特徴とする大型コ
ンクリートブロックの設置法に係るものである。
設して抜け止め効果を良好にした場合を図示している。
底板3の上部に固定具16により固定し、このおもり体4
の荷重によってコンクリートブロックaが一層確固に設
置され、コンクリートブロックaが後方から前方に向け
て強い土圧を受けても、前方へずり動せず、且つ前倒れ
しないように構成したものである。おもり体4の大小
は、適宜設計変更可能である。
使用している。
使用している。
使用する場合と、ボルト調節式ジャッキ19を使用する場
合の二例を図示しているが、油圧ジャッキ13を使用する
場合は、ジャッキ棒を調節して支承部を少し降ろして油
圧ジャッキ13を取り外し、ボルト調節式ジャッキ19を使
用する場合は、ボルトを調節して支承部を少し降ろして
ボルト調節式ジャッキ19を取り外す。
ートブロックを並設する基礎面に下部を埋設固定した係
止体の上部を基礎面より上方に突出せしめると共に、こ
の基礎面はコンクリートブロックの後側を設置する部分
を厚く形成して係止体の下部を深く埋設固定し、この係
止体の上部をコンクリートブロックの底板に貫通した貫
通孔より底板上に突出せしめると共に、この貫通孔はコ
ンクリートブロックの底板に並設した左右の補強板の基
部後側に設け、この底板の前後端縁部にコンクリートブ
ロックを上下に昇降調節する調節装置を設けて、この調
節装置によりコンクリートブロックを正しい設置状態に
調節し、基礎面とコンクリートブロックの底板の下面と
の間に硬化剤を充填し、前記貫通孔から底板上に突出す
る係止体の突出部を固定手段によりコンクリートブロッ
クに一体に連結固定するから、底板の貫通孔より底板の
上方に突出させた係止体を抜止状態に固定すると、基礎
面とコンクリートブロックとが確実に固定される上、コ
ンクリートブロックの後側を設置する部分を厚く形成
し、係止体の下部の埋設を深くしているから、後方から
の土圧に対して強い耐久力を発揮することになり、更に
油圧ジャッキやボルト調節式ジャッキなどを採用した調
節装置によりコンクリートブロックの底板を所望通りに
調節することができ、その上で基礎面とコンクリートブ
ロックの底板との間にコンクリートやコンクリートモル
タルなどの充填硬化剤を充填して、コンクリートブロッ
クを基礎面上に正しい状態に安定的に確固に固定し得る
大型コンクリートブロックの設置法となる。
した状態を示す要部の拡大平断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 大型のコンクリートブロックを並設する
基礎面に下部を埋設固定した係止体の上部を基礎面より
上方に突出せしめると共に、この基礎面はコンクリート
ブロックの後側を設置する部分を厚く形成して係止体の
下部を深く埋設固定し、この係止体の上部をコンクリー
トブロックの底板に貫通した貫通孔より底板上に突出せ
しめると共に、この貫通孔はコンクリートブロックの底
板に並設した左右の補強板の基部後側に設け、この底板
の前後端縁部にコンクリートブロックを上下に昇降調節
する調節装置を設けて、この調節装置によりコンクリー
トブロックを正しい設置状態に調節し、基礎面とコンク
リートブロックの底板の下面との間に硬化剤を充填し、
前記貫通孔から底板上に突出する係止体の突出部を固定
手段によりコンクリートブロックに一体に連結固定する
ことを特徴とする大型コンクリートブロックの設置法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19526995A JP3268622B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 大型コンクリートブロックの設置法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19526995A JP3268622B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 大型コンクリートブロックの設置法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0941403A JPH0941403A (ja) | 1997-02-10 |
JP3268622B2 true JP3268622B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=16338353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19526995A Expired - Lifetime JP3268622B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 大型コンクリートブロックの設置法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268622B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4585669B2 (ja) * | 2000-07-28 | 2010-11-24 | 常郎 後藤 | 擁壁の固定方法 |
CN111395085B (zh) * | 2020-04-29 | 2024-10-11 | 中国铁路经济规划研究院有限公司 | 一种路基过渡结构 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123092Y2 (ja) * | 1980-10-14 | 1986-07-10 | ||
JPS5779637U (ja) * | 1980-10-31 | 1982-05-17 | ||
JPS6011916U (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-26 | 株式会社 上村コンクリ−ト工業所 | 壁体構造 |
JPH03286031A (ja) * | 1990-03-31 | 1991-12-17 | Kaihatsu Concrete Kk | 大型組立て擁壁 |
JPH047417A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 | Fujibayashi Concrete Kogyo Kk | 重力式プレキャスト擁壁 |
JP2879387B2 (ja) * | 1991-10-04 | 1999-04-05 | 開発コンクリート株式会社 | 擁壁ブロック組立部材とその接合方法 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19526995A patent/JP3268622B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0941403A (ja) | 1997-02-10 |
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