JPS58206541A - ヒドロキシフエニル酢酸類の製法 - Google Patents

ヒドロキシフエニル酢酸類の製法

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JPS58206541A
JPS58206541A JP57088346A JP8834682A JPS58206541A JP S58206541 A JPS58206541 A JP S58206541A JP 57088346 A JP57088346 A JP 57088346A JP 8834682 A JP8834682 A JP 8834682A JP S58206541 A JPS58206541 A JP S58206541A
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acid
reaction
halide
chlorophenylacetic
chlorobenzyl
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JP57088346A
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English (en)
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Iwao Kobayashi
木林 「巌」
Yoshio Osai
小佐井 義雄
Mitsukuni Ayabe
綾部 光邦
Tsunehiko Shimizui
清水井 恒彦
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒドロキシフェニル酢酸類の製法、特にクロロ
ベンシルハライドとクロロベンずル/1ライドの混合物
からヒドロキシフェニル酢酸の製法に関する。
ヒドロキシフェニル酢酸類は抗生物質、消炎剤な点の医
薬品の中間体として有用な物質であり、従来からその製
法についてはいろいろ提案されている。
Vl) エは、アニソールをホルムアルデヒド及び塩酸
と反応させ、p−クロルメチルアニソールとし、これを
青酸ソーダと反応させ、p−メトキシベンジルシアニド
とし、さらにこれを加水分解してp−メトキシフェニル
酢酸とし、そのメトキシ基をパラジウムと水素により水
酸基さする方法が知られている。この方法では収率が2
0%程度と低く、又その工程も長く、しかも毒性を有し
高価な青酸ソーダを使用するなどの欠点がある。
また、フェノールとグリオキシル酸からp−ヒドロキン
マンデル酸を中間体として反応液から牟離し、これをパ
ラジウムカーボンの存在下で、水素で還元する方法も工
業的に開発されているが収率、コスト面でも充分な方法
とは云えず、新しい製法の開艶か望まれている。
本出願人は先に特定のハロゲン化ペンジルノ1ライド、
−酸化炭素、アルコール、及び塩基性物質を、触媒とし
てコバルトカルボニルを用いて反応させ、ハロゲン化フ
ェニル酢酸エステルとし、次いてこれを加水分解又はケ
ン化し、ハロゲン什フェニル酢酸又はその金属塩若しく
はこれらの混合物とし、さらにこれらとアルカリ金属水
酸化物々を、触媒として銅又は銅化合物を用いて反応さ
せることによりヒドロキシフェニル酢酸類を高収尋で製
造する方法を提案した(特願56−76063号)。
本発明は、上記方法の改良に関するものである。
原料として用いられるハロゲン化ペンシルハライド類は
、通常、ハロゲン化トルエン類を光又はラジカル発生剤
の存在下でハロゲン化する方法で製造されるが、一般に
この方法では、ハロゲン化ベンシルハライド類が副生じ
易い。例えば、p−クロロトルエンを工業的に簡便な液
相反応で塩素化する場合、■)−クロロトルエンの反応
率の増加に□、、i ともない、■)−りUロ塩化ベン゛ずルが増加し、通常
、p−クロロトルエンの反応率が70%以上になるとp
−クロロ塩化ベンずルの生成率は特、激に増加する。
こ(llr) f、−め、工業的には、p−クロロトル
エンの反応率を70%前後に止めている。しかし、p−
クロロ塩化ペンシルに対し10%前後のp−クロロ塩化
ベンずルの生成は避けられない。工業的には、p−クロ
ロ塩化ベンジルとp−クロロ塩化ベノサ゛ルは蒸留によ
り分離されているが、両者の沸点差は近似しているので
(p−クロロ塩化ベンジルの沸点=217°G/772
龍Hgs p−クロロ塩化ベンずルの沸点=264℃)
高段数の蒸留塔を用い、注意深い操作が必要であり、エ
ネルギーコストもかかり、p−クロロ塩化ベンシルの価
格にも大きな影響を及ぼしている。同様のことが他のハ
ロゲン化ペンシルハライドの製造にも云えることである
本発明者は、クロルトルエンのハロゲン化により、クロ
ロペンシルハライドを製造し、次いて特m、 56−7
6063号の方法によりヒドロキシフ    1エニル
酢酸類を製造する方法について鋭意検討した結果、クロ
ロペンシルハライドとクロロベンザルハライドを主成物
とする710ケ9ン化生成物力)ら両者を分離すること
なく直接用いても、何ら支障なくヒドロキシフェニル酢
酸類を製造することか可能であり、さらには、クロロベ
ンジル11ライドからのヒドロキンフェニル酸酢の収率
が、クロロペンシルハライド単独で用いた場合の収束に
くらべて意外にも向上していることを見出し、ヒドロキ
シフェニル酢酸を有利に製造する方法の発明に到達した
。即ち、本発明は、クロロペンずルノ・ライドを含有す
るクロロベンジル7λライドを出発物質として、これに
、塩基性物質及びコl々ノシトカIIメニル触媒の存在
下、−酸化炭素及びアルコ−ILを反応させてクロロフ
ェニル酢酸エステルとし、次いでこれを加水分解又はケ
ン化させ、クロロフェニル酢酸又はその金属塩、若しく
はこれらσ〕混合物とし、さらに銅又は銅化合物の介在
下、了lしカリ金属水酸化物を反応させることを特徴と
するヒドロキシフェニル酢酸類の製法である。
以下さらに本発明の詳細な説明する。
まっ、クロロペンデル71ライドを含有するクロロべ/
ゾルハライドをアルコールに溶融又は分散させ、塩基性
物質及びコバルトカルボニル存在下、−酸化炭素を導入
することによりクロロフェニル酢酸エステルを主成分と
する反応生成物カ得うれる(カルボニル化工程)。
−酸化炭素は高純度のものが好適であるが、不活性ガス
、水素炭酸がスなど共存しているものであっても差支え
ない。
アルコールは特に制限を受けるものはないが、好ましい
ものとしてはメチルアルコール、エチlレアルコール、
n−ノロビルアルコール、インノロビルアルコール、ブ
チルアルコールである。また、少酸の水が含有していて
も特に影響はないが高純度のものが好ましい。
又、アルコールとクロロベンザルハライドのモル比は、
1〜10倍モル、好ましくは1〜5倍モルである。
塩基性物質としては、反応で副生ずる/\ロrン化水素
と反応するものであればよく、たとえばアンモニア、ア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸塩、重炭酸地、
水酸化物、脂肪族カルざン酸のアルカリ金属塩等が使用
できる。塩基性物質の使用量は、化学量論量が必要であ
り、好ましくは、1〜1.5倍斌である。
さらに、アルコールの他に、不活性溶媒、た声えば脂肪
族飽和炭化水素、芳香族炭化水素、ピリジン、ピコリン
及び有機酸のアルコールエステルを共存させてもよい。
触媒として使用するコバルトカルボニルとしては、ジコ
バルトオクタカルボニル、ヒドロコバルトテトラカルボ
ニル アニオンなとであり、又それらの混合物であってもよい
その使用する形ルとしては、結晶あるいはMWとして使
用するのが好ましい。その溶媒としては特に制限は無い
が、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、モノ又は多価ア
ルコール、類、エーテル類、ケトン類なとである。
好ましい触媒形轢としては特開昭55−27、015号
及び同昭55−54.038号に1載のコバルトテトラ
カルボニルアニオンのアルコール又はアセトン溶液であ
る。
コバルトカルボニルとクロロベンジルハライドとのモル
比は、1:1〜1 :400好ましくは、1 2〜1:
100である。
クロロベンシルハライドをカルボニル化してクロロフェ
ニル酢酸エステルを製造するカルボニル化工程の反応条
件としては、反応温度は、60〜120℃好ましくは、
40〜100℃である。又反応圧力は、2〜508cg
/cIIL2好ましくは5〜60に9 7 cm”であ
る。
本発明の反応方法としては、原料を一括して仕込んでも
よいし、又クロロペンシルハライド、触媒又は塩基性物
質を分添して反応を行ってもよい。
上記の条件下で反応させると、クロロフェニル酢酸エス
テルが収率よく製造することができる。
なおこの場合クロロフェニル酢酸も、一部副生ずるが、
クロロフェニル酢酸もクロロフェニル酢酸エステルと同
様、以後の工程の原料とすることができるので特に問題
はない。
本発明の方法に於て特徴的なことは、20[コペンシル
ハライド単独の場合にくらべ、クロルトルエンのハロゲ
ン化混合物を原料に使用した場合は、クロロベンジルハ
ライドに対するクロロフェニル酢酸及びそのエステルの
収率が増加することが確認され、一層好ましい結果が得
られる。これはクロロペンずルハライドも理由は定かて
はないが本発明の方法によりハロゲン化フェニル酢酸又
はそのエステルに転換されていることを示すものである
上記の反応後、常法により、コバルトカルボニルを分解
し、過剰の溶剤を留去し次いでこねに水を添加すると、
有機層と水層に分離さ第1、その有機層にクロロフェニ
ル酢酸エステル及びクロロフェニル酢酸、水層にコバル
トが含有するようになる。次いで、水層からコバルトを
、水酸化コバルト又は、炭酸コバルトの形態で、回収し
コバルトカルボニルを再生し、リサイクルすることが出
来る。
次の工程は、前記有機1−中に含有さ第1ているフェニ
ル酢酸エステル及びりし30フエニル酢酸の混合液を加
水分解、あるいはケン化すると、クロロフェニル酢酸あ
るいはその金属塩となる。
加水分解の場合は、水を添加し、酸性物質の存在下加水
分解させるとクロロフェニル酢酸が晶析し、口過するこ
とにより、クロロフェニル酢酸が得られる。この場合、
酸性物質としては特に制限はないが、その具体例として
は、硫酸、塩酸などの鉱酸、あるいは酸性イオン交換樹
脂などがあげられる。
酸性物質の使用量は、クロロフェニル酢酸エステルに対
し、0.1〜2倍モル奸才しくは0.1〜1、0倍モル
である。
水の使用量は、特に制限はないが、好ましくは前工程で
の有機層に対し、重量で0.1〜20倍、特に好ましく
は、1〜10倍である。
反応条件としては、温度40〜160℃、圧力は常圧か
ら減圧下行い加水分解して副生ずるアルコールを回収す
る。
また、ケン化の場合は、水を添加し、アルカリ金属水酸
化物の存在下反応させる。アルカリ金座水酸化物は特に
制限はないが、その枕体例としては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウl、があげらイする。
この場合、アルカリ金属水酸化物の1史用量によす、ク
ロロフェニル酢酸又は、クロロフェニル酢酸とその金属
塩の混合物が得られる。
アルカリ金属水酸化物の使用量は、クロロフェニル酢酸
エステルに対し、0.1〜10倍モル、好ましくは1.
0〜6倍モルである。
反応条件としては反応温度40〜b 圧力は、常圧〜減圧下行い、ケン化して副生ずるクロロ
フェニル酢酸を結晶として得ることか出来る。
次に水酸化し、ヒドロキシフェニル酢酸類を製造する際
、アルカリ金属水酸化物と反応させる。
このことから工業的なプロセスとして好ましい方法とし
てはクロロフェニル酢酸エステルをアルカリ金属水酸化
物によりケン化し、そのまま水酸化するのが好ましい。
この方法で得られる水溶液中には、少量の未反応原料及
びカルボニル化及び該工程で副生ずる副生物等が含まれ
ているが、これらの存在は以下の水酸化反応の妨害とは
ならないので、直接、水酸化反応に供しても良く、又、
最終の精製操作の工程を効率化する目的で、該水溶液を
水不溶性の不活性油剤と接触させ、副生物を抽剤層に移
行させる方法も採用できる。例えば、ベンゼン、トルエ
ン、/クロヘキサン等を用いると、水酸化反応に次に水
酸化工程では、フェニル酢酸又はその金属塩あるいはそ
れらの混合物とアルカリ金属水酸化物を、触媒として銅
金楓あるいは銅化合物の存在F反応させヒドロキシフェ
ニル酢酸の塩とする。
アルカリ金属水酸化物としては、特に制限はな    
[いが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、が好まし
く、その使用量は、クロロフェニル酢酸又はその金属塩
あるいはこれらの混合物に対し、1〜10倍モル好まし
くは6〜6倍モルである。但し前記のケン化工程で、ク
ロロフェニル酢酸エステルを、水の存在下、アルカリ金
属水酸化物と反応させケン化し、そのまま水酸化する場
合のfilFf用量は、ケン化工程で使用した量を含め
た量である。
触媒としては、銅又は銅化合物を使用するか、銅化合物
としては、特に制限がなく、第一銅、第二銅のいずれの
化合物でもよく、又こ才1らの混合物でも支障がない。
具体的には塩化鋼、酔化鉋1、硫酸鋼、などである。触
媒の使用量は、り1jIJ −フェニル酢酸又はその塩
に対し、0.01〜1倍モルであり、好ましくは0.0
2〜0.5倍モルである。
溶媒としては、特に制限はないが、好ましくは水である
。溶媒の使用量は、クロロフェニル酢酸又は、その塩に
対し、重量で1〜20倍、好ましくは6〜10倍量であ
る。
反応温度は、190〜350℃で、好ましく(寸200
〜270℃である。
反応後は、常法によりヒドロキンフェニル酢酸類を純度
よく回収できるが、その方法としては、種々の方法が考
えられるがたとえば、反応液から子爵性の銅化合物を口
過等により除き、酸によりPHを酸性にし、ヒドロキシ
フェニル酢酸類を晶析させ口過し、再結晶することによ
ql、純度の高いヒドロキノフェニル酢酸類を回収する
ことができる。又反応液から銅化合物を除去した後に、
強酸性樹脂及び弱塩基性樹脂処理した後、場合によって
は濃縮し、晶析口過することにより、純度の高いヒドロ
キシフェニル酢酸を回収することができる。さらに反応
液から銅化合物を除去した後、酸によりPHを酸性(p
H2−5程度)にし、抽剤たとえば、’T I’ノン類
例メチルイソブチルケトン等)、炭素数4以上のアルコ
ール(例2−エチルヘキサノール)、芳香族ノ・ロデン
化物(例クロルベンゼン)等により抽出し、抽出液につ
き脱抽剤あるいは、水による逆抽出により回収すること
も出来る0以上のとおり、本発明は、クロルトルエンの
710ケ9ン化反応に於て副生ずるクロロペンfル/)
ライドをクロロベンジルノ)ライドから分離する工程が
湘略できること及び両者の混合物をカルボニル化反応に
供した場合、クロロベンジルハライドも何らかの理由で
クロロフェニル酢酸類に転換できるため、クロロベンジ
ルハライドを原料とする方法にくらべ、実質的に収率が
高いこと、水酸化工程以後に於て何ら支障がない等の有
利な特徴を何するものである。
以下、本発明の実施例を挙げてさらに詳しく籍明する。
実施例1 1)塩素化工程 紫外線溶を内部に敗り付けたガラス製反応器に312 
、!9 (2,47モル)のp−クロルトルエンを仕込
み、反応温度を40°Cに調節しながら、工品素がスを
p−クロロトルエン中に25L/時のψつつ8時間で吹
き込んだ。この反応生成物を分析した結果、p−クロロ
トルエンの反応率は、82%であり、p−クロロ塩化ベ
ンレ見の選択率は、89%、p−クロロ塩化ペンずルの
顆択率は8%であった。
この反応生成物を減圧下で蒸留し、p−クロルトルエン
を留去した後、缶残I(p−クロロ塩化ベンジル87重
量%、p−クロロ塩化ベンザル9重量%の組成)を32
9g得た。
なお、未反応のp−クロルトルエンは、定量的に回収で
き、少量のp−クロロ塩化ベンジルも含まれており、こ
の回収したp−クロルトルエンをリサイクルすることに
より、p−クロルトルエンからの収率は、缶残液として
、88%、一方p−クロル塩化ベンずルの収率は、7%
であった。
2)カルボニル化工程 1)で得られた缶残液629gを、21のステンレス製
オートクレーブに仕込み、さらに2重量%アセトン溶液
110CC(コバルトテトラカルボニルアニオ713g
含有)を仕込んだ。次いで、−酸化炭素で内部を置換後
、−酸化炭素圧91C9/α2、反応温度60℃で、−
酸化炭素を流通しながら8時間反応した。反応後、反応
液を冷却し、常圧に戻した後、21のガラス製反応器に
入ね、硫酸60g及び空気21/Hrの速度てバブリン
グしながら、温度55℃で2時間処理し、触媒を分解し
た。分解後、過剰のイソゾロビルアルコール及びアセト
ンを留去した後、水500gを添加し、有機層と水層の
二層に分離し、有機1141!Mの中ノ分析を行ったと
ころp−クロロフェニル酢酸イソゾロビルエステル32
5g、p −クロロフェニル酢酸が46g生成し、両者
を合せてp−クロロ塩化ベンジルに対する収率は101
%であった。
比較のために、純度99.8%のp−クロτコf%化ベ
ンシル161gを用いる以外は上記2)の方法に従って
反応を実施した。p−クロロフェニル酢酸エステル17
2°N1p−クロロフェニル酢酸26fJが得られ、両
者を合せてのp−クロロ増化ペンシルに対する収率は9
6%であった。
6)ケン化以降の工程 2)で得られた治機層に力性ソーダ120g及び水60
0gを加え、温度60℃で6時間反応(7、副生ずるイ
ソプロパツールを回収し、p−クロロフェニル酢酸ナト
リウムの水#解を得た。この文応液を、21のステンレ
ス製反応器に仕込み、さらに力性ソーダ240g、触媒
として塩化第ニー17gを仕込み反応温度225℃で4
時間で水酸化した。
反応後、反応液を冷却後抜き出し不溶性の銅化合物を口
過により除き、#塩酸でPHを5に調節し、次いて微旨
溶解している塩化鋼をキレート樹脂により除去した後分
析したところ、p−ヒドロキンフェニル酢酸268gが
生成していた。次に濃塩酸によりPHを2.[Jに調節
する。次いで5℃で一昼夜放置して晶析し、遠心分離器
により脱水、水洗した後、乾燥器で乾燥し、純度97.
5軍営%のp−ヒドロキシフェニル酢酸256gを得た
。さらにこれを水680gに50℃で溶解後、10℃附
近まで冷却、再結晶化し、同様の方法により、脱水、乾
燥し、純1fm99.5重量%のp−ヒドロキンフェニ
ル酢酸241gを得た。また再結晶母液中には12gの
p−ヒドロキシフェニル酢酸があった。
一方、食塩、未晶析p−ヒドロキシフェニル酢酸15g
、及び副生物を含有する一次結晶の母液を2−エチルヘ
キサノールで抽出してp−ヒドロキシフェニル酢酸を回
収し、さらにこの抽出液を6811の20重量%の力性
ソーダ浴液で逆抽出してp−ヒドロキシフェニル酢酸ソ
ーダの水浴液を得、これと上記の再結晶母液とを合せて
、次のバッチの晶析工程へ循還し、p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸を回収した。
以上の方法により純度99重量%−p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸としての収率はp−クロロフェニル酢酸(p−
クロロフェニル酢酸イソプロ仕ル+ p’−クロロフェ
ニル酢酸に対して96%てあ番)、p−クロルトルエン
に対する収率は85%であつNた。
実施例2 出発原料として、0−クロ!し、トルエン312gを使
用した以外は実施例1と同様の方法で行った。
0−クロルトルエンの塩素工程化では、O−クロルトル
エンの反応率79%であり、0−クロル塩化ベンシルの
選択率は、87%、0−クロル環化ベンサ゛ルの選択率
は、9%であった。
この反応生成物を減圧下で蒸留し、0−クロルトルエン
を留去した後、缶残液(0−クロロ塩化ペンシル86重
量%、0−クロロ塩化ベンずル10重量%の組成) 3
16gを得た。
なお未反応の0−クロルトルエンは、定量的に回収てき
、又少量の0−クロ9塩化ベンジルも含ままねており、
この回収した0−クロルトルエンをリサイクルしたとこ
ろ、V−クロルトルエンから0) a−クロル塩化ベン
ジルの収率は、85%であり、一方O−クロル塩化ベン
ずルの収率は、9%であった。
次いて、缶残液616S使用し、カルボニル化を行った
か、この際インゾロパノールの代りにメタノール4UO
gを使用し、触媒としては、コバルトテトラカルボニル
アニオンのメタノール溶液90に(コバルトテトラカル
ボニルアニオン12   1g含有)を使用した反応後
、実施例1と同じ処理を行い、有機層を分析した結果、
0−クロロフェニル酢酸メチルが298g、又フェニル
酢酸18g生成しており、両者を合せての0−クロル塩
化ペンシルに対する収率は10.2%であった。
ケン化以後の工程は、実施例1の3)の方法で行った結
果、純度99重量%の○−ヒドロキンフェニル酢酸が得
られ、0−クロロフェニル酢酸(0−クロロフェニル酢
酸メチル+0−クロロフェニル酢酸)に対する収率は、
95%であり、0−クロルトルエンに対する収率は、8
2%であった。
実施例6 出発原料として、m−クロルトルエン612gを使用し
、実施例1の方法で行った。
m−クロルトルエンの塩素化工程では、m−クロルトル
エンの反応率78%であり、l11−クロル塩化ベンジ
ルの選択率87%で、In−クロル塩化ベンずルの選択
率は、8%であり、この反応生成物を処理し、缶残液(
m−クロロ塩化ベンシル86重量%、m−クロロ塩化ペ
ンデル9%)611gを得た。
又未反応の・−ノ・・レト・レニンは、定量的にICF
l収され、リサイクルしたところ、m−クロル塩化ベン
シルのm−クロルトルエンに対する収率ハ、86%であ
り、m−クロル塩化ベンザルの収率は、8%であった。
缶残液611.!9を使用し、カルボニル化し、有機層
を分析した結果、m−クロロフェニル酢酸イソ7’ロビ
ル327.!7又m−クロロフェニル酢酸ハ、26!j
生成しており、両者台せてのm−クロロ塊化ベンシルに
対する収率は、102%であった。
ケン化以後の工程においては、カセイソーダの代りにカ
セイカリを使用し、水酸化工程では、塩化第2銅の代り
に、塩化第−m 0.07モル使用し、温度260”C
て6時間反応し、反応後は、実施例1 (7) 6)の
方法てm−ヒドロキシフェニル酢酸を純199%、m−
クロロフェニル酢酸(m−クロ[]]フェニル酢酸イソ
プロピル十m−クロロフェニル酢酸に対する収率94%
で得た。したがってl11−クロルトルエンに対する収
率は82%であった。
実施例4 実施例1の6)において、カセイソーダの代りに硫酸3
0Iを使用し、温度80°Cで4時間反応し、副生ずる
インゾロパノールを回収し、生成するp−クロロフェニ
ル酢酸を口過洗刺し単離しp−クロロフェニル酢酸を得
て、次いでカセイソーダ360,9.触媒として酸化第
2銅0.1モル、水400gを加え、225℃で4時間
反応した。反応後、実施例1の3)の方法で処理し、純
度99%のp−ヒドロキシフェニル酢酸を、p−りUロ
フェニル酢酸(p−クロロフェニル酢酸イソゾロめト ビル+p−クロロフエニノσ徹)に対し、94%の収率
で得た。それ以外は実施例1と同様に実施した。
実施例5 実施例1の2)の工程において、−酸化炭素の代りに、
水素20容I11′%含有した一酸化炭素を曲用シ、イ
ソゾロビルアルコール600gを使用した他は、同様に
実施した。反応後、有機層を分析したところ、p−クロ
ロフェニル酢酸イソゾロビルエステル351g、p−ク
ロロフェニル酢酸2:lか生成しており、両者台せての
p−クロ1コ塩化ペンシルに対する収率は、100%で
あった0次いで、塩化第2銅の代りに、銅粉9gを用い
る他は、実施例1の6)の方法と同様に行ったところ、
純1m’ 99%のp、−ヒドロキシフェニル酢酸が得
られ、収率は、p−クロロフェニル酢酸(0−クロロフ
エニIし酢酸イソゾロヒル+p−クロロフェニル酢酸)
に対し、′94%であった0 特許出願人笥、気化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロロペンずルハライドを含有するクロロペンシルハラ
    イドを出発物質として、これに、塩基性物質及びコバル
    トカルボニル触媒の存在下、−酸化炭素及びアルコール
    を反応させてクロロフェニル酢酸エステルとし、次いて
    これを加水分解又はケン化させ、クロロフェニル酢酸又
    はその会瓜塩、若しくはこれらの混合物とし、さらに箒
    1又は鋼化合物の存在下、アルカリ金属水酸化物を反応
    させることを特徴とするヒドロキシフェニル酢酸類の製
    法。
JP57088346A 1982-05-25 1982-05-25 ヒドロキシフエニル酢酸類の製法 Pending JPS58206541A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5167747A (en) * 1989-02-15 1992-12-01 Kadija Igor V Apparatus for manufacturing interconnects with fine lines and fine spacing
US5221772A (en) * 1990-06-11 1993-06-22 Imperial Chemical Industries Plc Preparation of 2-hydroxyphenyl-acetic acid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5167747A (en) * 1989-02-15 1992-12-01 Kadija Igor V Apparatus for manufacturing interconnects with fine lines and fine spacing
US5221772A (en) * 1990-06-11 1993-06-22 Imperial Chemical Industries Plc Preparation of 2-hydroxyphenyl-acetic acid

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