JPS62108842A - マロン酸ジエステルの製造法 - Google Patents
マロン酸ジエステルの製造法Info
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- JPS62108842A JPS62108842A JP60247198A JP24719885A JPS62108842A JP S62108842 A JPS62108842 A JP S62108842A JP 60247198 A JP60247198 A JP 60247198A JP 24719885 A JP24719885 A JP 24719885A JP S62108842 A JPS62108842 A JP S62108842A
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- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- malonic acid
- organic layer
- reaction
- acid diester
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
CH2〈。。。、、l:R,R’の少くとも一方はター
シャリ−ブチル基である〕で表わされるマロン酸ジエス
テルは、医薬、農業の中間体として貴重な化合物である
。
シャリ−ブチル基である〕で表わされるマロン酸ジエス
テルは、医薬、農業の中間体として貴重な化合物である
。
コバルトカルボニル触媒存在下、モノクロル酢酸エステ
ル、脂肪族アルコール−酸化炭素及び塩基性物質を反応
させマロン酸シアルキルエステルを製潰する方法に関し
ては、例えば特公昭40−10967号公報により、提
案されている。
ル、脂肪族アルコール−酸化炭素及び塩基性物質を反応
させマロン酸シアルキルエステルを製潰する方法に関し
ては、例えば特公昭40−10967号公報により、提
案されている。
また、特公昭58−33214号公報、特公昭60−3
6376号公報では、反応液からの回収金含めた方法が
提案されている。この際、特公昭58−66214号公
報では、反応後残存する触媒を偕酸支び空気で分解した
のち、アルコールの溶剤全回収したのち水全加え二層に
分離し,、有機層から蒸留により回収している。特公昭
60−35376号公報では、反応液を無機酸水溶液と
接触させて触媒ケ分解し、二層分離し有機層から、蒸留
によりマロン酸ジエステルを回収する方法全提案してい
る。
6376号公報では、反応液からの回収金含めた方法が
提案されている。この際、特公昭58−66214号公
報では、反応後残存する触媒を偕酸支び空気で分解した
のち、アルコールの溶剤全回収したのち水全加え二層に
分離し,、有機層から蒸留により回収している。特公昭
60−35376号公報では、反応液を無機酸水溶液と
接触させて触媒ケ分解し、二層分離し有機層から、蒸留
によりマロン酸ジエステルを回収する方法全提案してい
る。
従来提案されているマロン酸ジエステルの回収技術ハ、
通常のエステルでは、問題ないが、本発明の目的物であ
る少なくともエステル基の一方がターシャリ−ブチルエ
ステル(以下t−ブチルエステルと言う)であるマロン
酸ジエステルでは、工業的(Cは困難である。即ち反応
液に残存するコバルトカルボニル触媒?硫酸と空気ある
いは無機alk溶液(lこより処理する方法では、目的
物のマロン酸も一ブチルエステルの分解がおこり、この
工程での回収率が大幅に低下し、非常に高いコストにな
る重大な欠点分有していた。
通常のエステルでは、問題ないが、本発明の目的物であ
る少なくともエステル基の一方がターシャリ−ブチルエ
ステル(以下t−ブチルエステルと言う)であるマロン
酸ジエステルでは、工業的(Cは困難である。即ち反応
液に残存するコバルトカルボニル触媒?硫酸と空気ある
いは無機alk溶液(lこより処理する方法では、目的
物のマロン酸も一ブチルエステルの分解がおこり、この
工程での回収率が大幅に低下し、非常に高いコストにな
る重大な欠点分有していた。
本発明にらば、マロン酸t−ブチルエステル類を含む反
応液からの回収方法について鋭意検=.t t。
応液からの回収方法について鋭意検=.t t。
た結果、反応液中に残存するコバルトカルボニル?分解
する方法として、硫酸等無機酸を使用せずに酸素のみで
分解する方法を見い出した。この方法によれば、目的物
であるマロン酸も一ブチルエステルの分解は、はとんど
起きない。しかしながら、触媒を分解した液からコバル
ト化合物を回収するためには、酸性物質で処理しなげれ
ばならないが、驚くべきことに、分解した液からアルコ
ール及び溶剤等を留去した後、濃縮された液と酸性物質
伎び水により比較的低温下で処理しても、マロン酸t−
ブチルエステルの分解は起らず、コバルト化合物及び副
生ずる塩?水,噛に移すことが出来ることも見い出し、
さらに蒸留する際、場合によっては、塩基性物質の水浴
液により、有機層を洗浄しまたのちに、蒸留すると蒸留
収率が向上することも見い出し、上記従来の問題点全解
決し本分明に到達した。
する方法として、硫酸等無機酸を使用せずに酸素のみで
分解する方法を見い出した。この方法によれば、目的物
であるマロン酸も一ブチルエステルの分解は、はとんど
起きない。しかしながら、触媒を分解した液からコバル
ト化合物を回収するためには、酸性物質で処理しなげれ
ばならないが、驚くべきことに、分解した液からアルコ
ール及び溶剤等を留去した後、濃縮された液と酸性物質
伎び水により比較的低温下で処理しても、マロン酸t−
ブチルエステルの分解は起らず、コバルト化合物及び副
生ずる塩?水,噛に移すことが出来ることも見い出し、
さらに蒸留する際、場合によっては、塩基性物質の水浴
液により、有機層を洗浄しまたのちに、蒸留すると蒸留
収率が向上することも見い出し、上記従来の問題点全解
決し本分明に到達した。
即ち本発明は、
(1) CICH2COORで示されるモノクロル酢
酸脂肪族エステルとR’ OFTて示されるq旨肪族ア
ルコールをコバルトカルボニル触媒の存在下、−酸化炭
COOI’を 素及び塩基性物質と反応させCI(2<〔但し、COO
R’ rt,R’の少くとも一方はターシャリ−ブチル基であ
る〕で示されるマロン酸ジエステルを生成させるカルボ
ニル化工程、 (2)生成液中の触媒を酸素により処理する触媒分解工
程、 (3) 且媒分解生成液中の過剰のアルコール及び溶
剤を蒸留により除去する濃縮工程、 (4)濃縮液に、抽剤全加え又は加えずして、酸性物質
と水により処理して、有機層と水層に分離し、有機層に
マロン酸ジエステル?、水層に塩順及びコバルト化合物
を抽出する工程及び(5)場合によっては、有機層?塩
基性物質の水溶液で洗浄後、蒸留し、マロン酸ゾエステ
ルケ留出分として取得する工程 からなることを特徴とするマロン酸ジエステルの製造法
である。
酸脂肪族エステルとR’ OFTて示されるq旨肪族ア
ルコールをコバルトカルボニル触媒の存在下、−酸化炭
COOI’を 素及び塩基性物質と反応させCI(2<〔但し、COO
R’ rt,R’の少くとも一方はターシャリ−ブチル基であ
る〕で示されるマロン酸ジエステルを生成させるカルボ
ニル化工程、 (2)生成液中の触媒を酸素により処理する触媒分解工
程、 (3) 且媒分解生成液中の過剰のアルコール及び溶
剤を蒸留により除去する濃縮工程、 (4)濃縮液に、抽剤全加え又は加えずして、酸性物質
と水により処理して、有機層と水層に分離し、有機層に
マロン酸ジエステル?、水層に塩順及びコバルト化合物
を抽出する工程及び(5)場合によっては、有機層?塩
基性物質の水溶液で洗浄後、蒸留し、マロン酸ゾエステ
ルケ留出分として取得する工程 からなることを特徴とするマロン酸ジエステルの製造法
である。
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明に使用されるモノクロル酢酸エステルとしては、
特に制限はないがメチル、エチル、n−70ロピル、1
−プロピル、n−ブチル、S〜ブチル、t−ブチルエス
テル等が挙げられる。
特に制限はないがメチル、エチル、n−70ロピル、1
−プロピル、n−ブチル、S〜ブチル、t−ブチルエス
テル等が挙げられる。
次に詣肪族アルコールとしては、特に制限は′fイカ、
メチル、エチル、n−プロピル、i−fロビル、n−ブ
チル、S−ブチル、t−ブチルアルコール等が挙げられ
る。
メチル、エチル、n−プロピル、i−fロビル、n−ブ
チル、S−ブチル、t−ブチルアルコール等が挙げられ
る。
アルコールの使用量は、モノクロル酢酸に対し、1〜1
0倍モル好ましくは、2〜8倍モルである。
0倍モル好ましくは、2〜8倍モルである。
この下限未満では、反応性が低く、上限を越えると工業
的ではなし・。
的ではなし・。
なお、マロン酸ゾしーブチルエステルを製漬スる際は、
モノクロル酢酸t−ブチルエステル及びt−ブチルアル
コールk[用する。マロン酸の一方がt−ブチルエステ
ルで、他方が異なるニスデル、いわゆるクロスエステル
の場合は、モノクロル酊etーブーyールエステルとs
−ブチルアルコール以外のアルコール全使用するか、モ
ノクロル酢酸も一ブチルエステル以外のエステルとt−
ブチルアルコール全便用することにより得られる。
モノクロル酢酸t−ブチルエステル及びt−ブチルアル
コールk[用する。マロン酸の一方がt−ブチルエステ
ルで、他方が異なるニスデル、いわゆるクロスエステル
の場合は、モノクロル酊etーブーyールエステルとs
−ブチルアルコール以外のアルコール全使用するか、モ
ノクロル酢酸も一ブチルエステル以外のエステルとt−
ブチルアルコール全便用することにより得られる。
−酸化炭素は、特に高純度である必要はなく、水素不活
性ガスが共存するものを用いても、収率が低下すること
はない。
性ガスが共存するものを用いても、収率が低下すること
はない。
塩基性物質としては、反応で副生する・・ロケゞン化水
素と反応するものであればよく、たとえば、アンモニア
、アルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩水酸化物、アルカリ
土類金属の炭酸塩、重炭酸塩、水酸化物等公知のものが
用いられる。使用量としては、化学量論量(は必要であ
り、好ましくは、1〜1.5倍量である。
素と反応するものであればよく、たとえば、アンモニア
、アルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩水酸化物、アルカリ
土類金属の炭酸塩、重炭酸塩、水酸化物等公知のものが
用いられる。使用量としては、化学量論量(は必要であ
り、好ましくは、1〜1.5倍量である。
さらに、アルコールの他に、脂肪族炭化水素、芳香族炭
化水素、ビリシン、ピコリン有機酸のアルコールエステ
ル、水金共存させてもよい。
化水素、ビリシン、ピコリン有機酸のアルコールエステ
ル、水金共存させてもよい。
コバルトカルボニルとしては、コバルトテトラカルボニ
ルアニオンのアセトン又ハアルコール溶液、ジコバルト
オクタカルボニル又はその溶液、などが使用される。好
ましくは特開昭55−27845号公報又は特公昭57
−32007号公報の方法により、製造したコバルトテ
トラカルボニルアニオンのアルコール溶液又はアセト/
溶(夜である。
ルアニオンのアセトン又ハアルコール溶液、ジコバルト
オクタカルボニル又はその溶液、などが使用される。好
ましくは特開昭55−27845号公報又は特公昭57
−32007号公報の方法により、製造したコバルトテ
トラカルボニルアニオンのアルコール溶液又はアセト/
溶(夜である。
触媒とモノクロル酢酸のモル比は、1:2〜1: 40
0であり、好ましくは、1:4〜1:1DOである。、
下限未満では、反応速度が遅く、上限を越えては、工業
的でない。
0であり、好ましくは、1:4〜1:1DOである。、
下限未満では、反応速度が遅く、上限を越えては、工業
的でない。
カルボニル化工程の反応条件としては、反応温度は、3
0〜100’C好ましくは40〜70°Cであり、これ
より低温では、反応が遅く、高昌側では選択率が低−F
する。
0〜100’C好ましくは40〜70°Cであり、これ
より低温では、反応が遅く、高昌側では選択率が低−F
する。
反応圧力は、2〜50kg/CrrL2、好ましくは、
3〜30 kg / cyn2であり、2 kg /
cm2より低圧では、反応速度が遅<、50/(!9/
儂2より、高圧側では、装置的に高価になる。
3〜30 kg / cyn2であり、2 kg /
cm2より低圧では、反応速度が遅<、50/(!9/
儂2より、高圧側では、装置的に高価になる。
カルボニル化の反応方法としては、本反応が発熱反応で
あるため、いずれかの原料全連勝的に添加するのが工業
的な方法であり、たとえば、他の原料を仕込んでおき、
モノクロル酢酸エステル又は、触媒を連続的に添加する
方法が好ましく・。
あるため、いずれかの原料全連勝的に添加するのが工業
的な方法であり、たとえば、他の原料を仕込んでおき、
モノクロル酢酸エステル又は、触媒を連続的に添加する
方法が好ましく・。
カルボニル化反応後は、残存するコバルトカルボニル触
媒金、酸素により分解するが、この際使用する酸素とし
ては、空気又は、不活性ガスで希釈された酸素を便用し
、温度20〜80°Cで行うのが好1しく、この温度の
範囲外の低温側では分解速度が遅く、高(晶側では副生
物の生成がある。
媒金、酸素により分解するが、この際使用する酸素とし
ては、空気又は、不活性ガスで希釈された酸素を便用し
、温度20〜80°Cで行うのが好1しく、この温度の
範囲外の低温側では分解速度が遅く、高(晶側では副生
物の生成がある。
酸素を含むガスを流通させて行うのが好ましい。
濃縮工、程では、過剰のアルコール、溶媒を留去する。
次(・で、酸性物質と水を加え、副生ずる塩類、及びコ
バルト化合物を水層に抽出する。この際、使用する水の
量は、副生する塩類の溶解度以上に加える方が以後均一
溶液として取り扱いが出来ることから好ましい。
バルト化合物を水層に抽出する。この際、使用する水の
量は、副生する塩類の溶解度以上に加える方が以後均一
溶液として取り扱いが出来ることから好ましい。
使用する酸性物質としては、有la酸、無機酸でもよし
・が、好ましくは無機酸である。
・が、好ましくは無機酸である。
使用する無機酸としては、特に制限(グないが、塩酸、
硫酸等が好ましい。使用する酸性物質の量としては、過
剰に塩基性物質を使用した際は、その化学量論量と、使
用したコバルトカルボニルに対し、1.5〜5倍モル使
用する。この無隈酸全上記の水に希釈して使用するか、
別りに添加してもよい。
硫酸等が好ましい。使用する酸性物質の量としては、過
剰に塩基性物質を使用した際は、その化学量論量と、使
用したコバルトカルボニルに対し、1.5〜5倍モル使
用する。この無隈酸全上記の水に希釈して使用するか、
別りに添加してもよい。
処理温度としては、好ましくは70’C以下で行う。
上記、処理により、有機層と水層の二層に分πfする。
この際抽出剤として、たとえばトルエン、べ/ゼン等の
芳香族炭化水素、n−ヘキサン、/クロヘキサン等の脂
肪族炭化水素、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン争などを使用してもよい。
芳香族炭化水素、n−ヘキサン、/クロヘキサン等の脂
肪族炭化水素、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン争などを使用してもよい。
次いで蒸留工程でマロン酸t−ブチルエステル順?得る
が、この際上記水層のPHが、1以下の場合は、塩基性
物質の水溶液、たとえば炭酸ノーズ、重炭酸ソーダ等の
水溶液で処理した後減圧下蒸留しマロン酸t−ブチルエ
ステル類金得る。水層のPHが1以下で、上記の処理?
行なわな(・と、マロン酸も一ブチルエステル類の回収
率が低下する。
が、この際上記水層のPHが、1以下の場合は、塩基性
物質の水溶液、たとえば炭酸ノーズ、重炭酸ソーダ等の
水溶液で処理した後減圧下蒸留しマロン酸t−ブチルエ
ステル類金得る。水層のPHが1以下で、上記の処理?
行なわな(・と、マロン酸も一ブチルエステル類の回収
率が低下する。
−力水層中のコバルト化合物は、従来から知られる方法
により、炭酸コバルト又は水酸化コバルトとして回収さ
れ、コバルトカルボニルとしてリサイクルされる。
により、炭酸コバルト又は水酸化コバルトとして回収さ
れ、コバルトカルボニルとしてリサイクルされる。
以下、本発明の実施例をあげさらに詳しく説明する。
実施例1
1.5eの撹拌器付オートクレーブにメタノール320
.9.炭酸ナトリウム110g及び触媒として、特公昭
57−32007号公報記載の実施例1の方法により製
造したコバルトテトラカルボニルアニオンのアセトン溶
液83.4C−C(C乙(Co)410.269含有)
を仕込み、反応器内を一酸化炭素で置換後、−酸化炭素
を7kg/crrL2、温度600Cに調節し、モノク
ロル酢酸t−ブチルエステル3019(2モル)を4時
間で分添し、分添後3時間熟成した。なおこの間−酸化
炭素を30 l/Hrで供給した。
.9.炭酸ナトリウム110g及び触媒として、特公昭
57−32007号公報記載の実施例1の方法により製
造したコバルトテトラカルボニルアニオンのアセトン溶
液83.4C−C(C乙(Co)410.269含有)
を仕込み、反応器内を一酸化炭素で置換後、−酸化炭素
を7kg/crrL2、温度600Cに調節し、モノク
ロル酢酸t−ブチルエステル3019(2モル)を4時
間で分添し、分添後3時間熟成した。なおこの間−酸化
炭素を30 l/Hrで供給した。
反応後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、モ
ノクロル酢酸t−ブチルエステルの反応率は98.9%
、マロン酸メチル、t、、、 ブチルエステルの収率は
、92.1係(320,5g)であった。
ノクロル酢酸t−ブチルエステルの反応率は98.9%
、マロン酸メチル、t、、、 ブチルエステルの収率は
、92.1係(320,5g)であった。
次いで、反応器内の圧力を常圧に戻し、温度40°Cで
、空気を101/Hrの速バ[でバブリングさせながら
流通させ、8時間で触媒を完全に分解した。
、空気を101/Hrの速バ[でバブリングさせながら
流通させ、8時間で触媒を完全に分解した。
触媒分解後、分解液を分析したところマロン酸メチルt
−ブチルエステルは315.7 gあり、はとんど分解
は、起っていなかった。
−ブチルエステルは315.7 gあり、はとんど分解
は、起っていなかった。
次に、過剰のメタノール及びアセトンを蒸留により留去
したのち、濃硫酸1ろIと水400,9を30°Cの温
度で添加し、有機層と水層に分離した。
したのち、濃硫酸1ろIと水400,9を30°Cの温
度で添加し、有機層と水層に分離した。
この際水層の−が2.5であったので、有機層をそのま
ま、10i+mHgの減圧下蒸留し、マロン酸メチル、
t−ブチルエステル302.3g(1,74モル)を収
率86.9%で得た。
ま、10i+mHgの減圧下蒸留し、マロン酸メチル、
t−ブチルエステル302.3g(1,74モル)を収
率86.9%で得た。
比較例1
実施例1と同様に反応した後、温度40°C1空気10
1/Hrで流通させ、さらに濃硫酸1.5Iを滴下しな
から4 Hrで触媒全会解し、分解成金分析したところ
マロン酸メチルt−ブチルエステルは、分解されて83
.4 、?たげ残存していた。
1/Hrで流通させ、さらに濃硫酸1.5Iを滴下しな
から4 Hrで触媒全会解し、分解成金分析したところ
マロン酸メチルt−ブチルエステルは、分解されて83
.4 、?たげ残存していた。
比較例2
実施例1と同様に反応した後、温度20’Cで、5多塩
酸水溶液230gを加え、5Hrで触媒を分解し、分解
液全分析したところ、マロン酸メチル、t−ブチルエス
テルは分解されて79.8 gだけ残存していた。
酸水溶液230gを加え、5Hrで触媒を分解し、分解
液全分析したところ、マロン酸メチル、t−ブチルエス
テルは分解されて79.8 gだけ残存していた。
実施例2
実施1tlJ 1と同様であるが、エタノール460g
全使用した。反応後反応液を分析したところマロン酸エ
チルt−ブチルエステルカ90.2%(339,2g)
生成していた。次いで実施例1と同様に処理したところ
、マロン酸エチル、t−ブチルエステル318.8g(
1,69モル)、を収率84.8チでイ与た。
全使用した。反応後反応液を分析したところマロン酸エ
チルt−ブチルエステルカ90.2%(339,2g)
生成していた。次いで実施例1と同様に処理したところ
、マロン酸エチル、t−ブチルエステル318.8g(
1,69モル)、を収率84.8チでイ与た。
実施例6
実施例1と同様であるが、触媒分解時に、濃硫酸30g
k水670gに希釈し加えたところ、水層のPHは1以
下となったため、5%重炭酸ソーダ水100m#で洗浄
後、減圧下で有機層を蒸留したところ、299.5g(
1,72モル)収率86.0%で70ン酸メチルt−ブ
チルエステルを得た。
k水670gに希釈し加えたところ、水層のPHは1以
下となったため、5%重炭酸ソーダ水100m#で洗浄
後、減圧下で有機層を蒸留したところ、299.5g(
1,72モル)収率86.0%で70ン酸メチルt−ブ
チルエステルを得た。
比較例6
実施例3と同様であるが、5%重炭酸ソーダで洗浄せず
に蒸留したところ、留出して得られ乏マロン酸メチルt
−ブチルエステル+4.97.5g(0,56モル)収
率28%であった。
に蒸留したところ、留出して得られ乏マロン酸メチルt
−ブチルエステル+4.97.5g(0,56モル)収
率28%であった。
実施例4
実施例1と同様であるが、メタノールの代りにt−ブタ
ノール740.!7’?使用し、行った。実施例1と同
様に処理を行(・、蒸留したところ、マロン酸ジt−ブ
チルエステル319.2g(1,48℃11+ −)を収率74%で得た。
ノール740.!7’?使用し、行った。実施例1と同
様に処理を行(・、蒸留したところ、マロン酸ジt−ブ
チルエステル319.2g(1,48℃11+ −)を収率74%で得た。
実施例5
実施例1と同様であるがメタノールの代りに、t−−t
”タノール600.!1便用し、モノクロル酢酸メチル
エステル全使用した。反応液を分析したところマロン酸
メチルt−ブチルエステルが収率76.2%(258,
2& )であった。その後、実施例1と同様に処理し、
蒸留l−たとこるマロン酸メチルt−ブチルエステ)し
250.59 (1,44me)を収率72%得た。
”タノール600.!1便用し、モノクロル酢酸メチル
エステル全使用した。反応液を分析したところマロン酸
メチルt−ブチルエステルが収率76.2%(258,
2& )であった。その後、実施例1と同様に処理し、
蒸留l−たとこるマロン酸メチルt−ブチルエステ)し
250.59 (1,44me)を収率72%得た。
実施例6
実施例1と同様であるが、メタノールの代りに、t−ブ
タノール5509’t W用し、モノクロル酢酸エチル
エステルを使用した。反応液を分析したところマロン酸
エチル、t−ifルエステルf)S I1g率75.8
%C2e、 5.0 g)であった。その後実施例1と
同様に処理し、蒸留したところマロン酸エチルt−ブチ
ルエステル268.El (1,43モル)を収率71
.5%得た。
タノール5509’t W用し、モノクロル酢酸エチル
エステルを使用した。反応液を分析したところマロン酸
エチル、t−ifルエステルf)S I1g率75.8
%C2e、 5.0 g)であった。その後実施例1と
同様に処理し、蒸留したところマロン酸エチルt−ブチ
ルエステル268.El (1,43モル)を収率71
.5%得た。
実施例7
実施例1と同様であるが、コノマルトテトラカルボニル
アニオン トオクタカルボニル2 0.5 、!9 k加えて反応
全行(・、反応液を分析したところマロン酸メチルt−
ブチルエステルの収率は、84.5%( 2 9 4.
1 、9 )であった。次いで実施例1と同様に処理し
たところ、蒸留後2 7 0.4 g(’1.5 5だ
e)収率77、7%であった。
アニオン トオクタカルボニル2 0.5 、!9 k加えて反応
全行(・、反応液を分析したところマロン酸メチルt−
ブチルエステルの収率は、84.5%( 2 9 4.
1 、9 )であった。次いで実施例1と同様に処理し
たところ、蒸留後2 7 0.4 g(’1.5 5だ
e)収率77、7%であった。
実施例8
実施例1と同様であるが、メタノールの代りC(、イソ
プロパツール600gを使用した。反応後、実施例と同
様に処理したところマロン酸インフ0ロビルtーブチル
エステル金収率79.1%(619.5g)で得た。
プロパツール600gを使用した。反応後、実施例と同
様に処理したところマロン酸インフ0ロビルtーブチル
エステル金収率79.1%(619.5g)で得た。
医薬、農薬等の中間体として貴重な少なくと41エステ
ル基の一方がt−ブチルエステルロン酸ゾエステルヲ、
モノクロル酢酸エステルレノカルボニル化反応及びその
後の新規な処理方法ンコより、収率良く得ることが可能
となった。
ル基の一方がt−ブチルエステルロン酸ゾエステルヲ、
モノクロル酢酸エステルレノカルボニル化反応及びその
後の新規な処理方法ンコより、収率良く得ることが可能
となった。
特許出願人 電気化学工業株式会社
手 続 補 正 書
昭和60年11月30日
1、事件の表示
昭和60年特許願第247198号
2、発明の名称
マロン酸ジエステルの製造法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 ■100 東京都千代田区有楽町1丁目4@1号
明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 l)第2頁第9行の「農業」を「農薬」と訂正する。
明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 l)第2頁第9行の「農業」を「農薬」と訂正する。
2)第2頁第13行の「脂肪族アルコール−酸化炭素」
を[脂肪族アルコール、−酸化炭素」と訂正する。
を[脂肪族アルコール、−酸化炭素」と訂正する。
3)第6頁第10行及び第8頁第4行「モノクロル酢酸
」を1モノクロル酢酸エステル」と訂正する。
」を1モノクロル酢酸エステル」と訂正する。
4)第11頁第20行〜第12頁第1行,第12頁第1
3〜14行及び第13頁第5〜6行の1マロン酸メチル
、t−ブチルエステル」を「マロン酸メチルLーブチル
エステル」と訂正する。
3〜14行及び第13頁第5〜6行の1マロン酸メチル
、t−ブチルエステル」を「マロン酸メチルLーブチル
エステル」と訂正する。
5)第13頁第1行の「たげ」を「たけ」と訂正する。
6)第13iQ13〜14行の「マロン酸エチル、を−
ブチルエステル」を「マロン酸エチルt−ブチルエステ
ル」と訂正する。
ブチルエステル」を「マロン酸エチルt−ブチルエステ
ル」と訂正する。
7)第13頁第14行r(1.69モル)、を収率」を
r(1.69モル)を収率」と訂正する。
r(1.69モル)を収率」と訂正する。
8)第15頁第2行及び同第11行の[%得た。−1を
「%で得た。」と訂正する。
「%で得た。」と訂正する。
Claims (5)
- (1)ClCH_2COORで示されるモノクロル酢酸
脂肪族エステルとR′OHで示される脂肪族アルコール
をコバルトカルボニル触媒の存在下、一酸化炭素及び塩
基性物質と反応させ▲数式、化学式、表等があります▼
〔但し、R、R′の少くとも一方はターシヤリーブチル
基である〕で示されるマロン酸ジエステルを生成させる
カルボニル化工程、 - (2)生成液中の触媒を酸素により処理する触媒分解工
程、 - (3)触媒分解生成液中の過剰のアルコール及び溶剤を
蒸留により除去する濃縮工程、 - (4)濃縮液に、抽剤を加え又は加えずして、酸性物質
と水により処理して、有機層と水層に分離し、有機層に
マロン酸ジエステルを、水層に塩類及びコバルト化合物
を抽出する工程及び - (5)場合によつては、有機層を塩基性物質の水溶液で
洗浄後、蒸留し、マロン酸ジエステルを留出分として取
得する工程 からなることを特徴とするマロン酸ジエステルの製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247198A JPS62108842A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | マロン酸ジエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247198A JPS62108842A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | マロン酸ジエステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62108842A true JPS62108842A (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=17159905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60247198A Pending JPS62108842A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | マロン酸ジエステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62108842A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980059274A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 박영구 | 말론산디알킬에스터의 제조방법 |
KR19980059273A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 박영구 | 말론산디알킬에시터의 제조방법 |
KR20000033754A (ko) * | 1998-11-25 | 2000-06-15 | 박영구 | 말론산디알킬에스터의 회수방법 |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP60247198A patent/JPS62108842A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980059274A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 박영구 | 말론산디알킬에스터의 제조방법 |
KR19980059273A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 박영구 | 말론산디알킬에시터의 제조방법 |
KR20000033754A (ko) * | 1998-11-25 | 2000-06-15 | 박영구 | 말론산디알킬에스터의 회수방법 |
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