JPS5820472B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS5820472B2
JPS5820472B2 JP444976A JP444976A JPS5820472B2 JP S5820472 B2 JPS5820472 B2 JP S5820472B2 JP 444976 A JP444976 A JP 444976A JP 444976 A JP444976 A JP 444976A JP S5820472 B2 JPS5820472 B2 JP S5820472B2
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limiting device
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放電灯点灯装置に関しJ特に起動装置を共用し
た2灯並列点灯装置において、放電灯の。
点灯中における起動装置の誤動作を防止することを目的
とする。
本出願人は、先に、第1図に示すような、単一の起動装
置STを共用した放電灯F L tおよびFL2の並列
点灯装置を提案した。
この装置は、交流電源Eに第1の放電灯FL1の一方の
フィラメントf1と、チョークコイルLZ2よりなる第
2の限流装置z2と、第2の放電灯FL2の一方のフィ
ラメントf2と、コンデンサCに対してばねかえり昇圧
インダクタLおよびサイリスタSの直列回路を並列接続
してなる昇圧発振回路Rよりなる起動装置STと、第1
の放電灯F L を他方のフィラメントfr と、限流
用コンデンサCZおよびその放電抵抗rZの並列回路と
チョークコイルLZ、の直列接続よりなる第1の限流装
置z1と。
第2の放電灯FL2の他方のフイラメン)f≦とを順次
直列接続したものである。
この装置において交流電源Eを接続すると、コンデンサ
Cが充電されその端子電圧がサイリスタSのブレークオ
ーバ電圧VBOに達したときサイリスタSがターンオン
して、コンデンサCとはねかえり昇圧インダクタLとの
自励発振動作が開始され、コンデンサCの両端に直接電
源電圧よりも昇圧された高周波電圧が得られる。
この高周波高電圧はチョークコイルLZ1 、LZ2で
分圧されて、放電灯PL、およびFL2に印加される。
同時に放電灯FL1 、FL2のフィラメントf1 、
frおよびf2.f2′が起動装置STの入力電流で予
熱される。
したがって、各フィラメントが十分加熱されたとき、前
記高周波高電圧に基ついて放電灯FL□ 、FL2が起
動さ八て点灯する。
放電灯FL1 、FL2が起動すると、放電灯FL、は
進相限流装置z1によって進相点灯され。
一方放電灯FL2は遅相限流装置Z2にエリ遅相点灯さ
れる。
この結果、各部の電圧ベクトル図は第2図に示すように
なり、起動装置STの端子電圧vSTは電源圧V0の略
%に低下し、サイリスタSがターンオンしなくなるので
起動装置STは発振動作を停止し、放電灯F L 1.
F L3は安定に点灯し続ける。
なお、第2図において、各電圧のサフィックス付刃は第
1図における同−付号の部分を表わしているので、その
説明を省略する。
すなわち、第1図の点灯装置においては、複数の放電灯
を昇圧トランス等を用いないで単チョークコイルで点灯
することにより、限流装置の小型軽量化を図り、併わぞ
で限流装置の損失を低減し。
また単一の起動装置を共用することにより、資材の使用
量を低減し、ざらに放電灯の点灯中に起動装置が非導通
状態に保たれるので、ラピッド点灯・方式のものに比し
点灯中のフィラメント損失がなくなり、大幅な省資源、
省エネルギー化を図ることができるという利点がある。
ところが、実際は第2図に示した各部の電圧は正弦波で
はなく相当歪んだ波形である。
したかつ。て、点灯中における起動装置STの端子電圧
vsTも相当歪んだ波形となる。
それでも30W以下の比較的低ワットの放電灯において
は、そのピーク電圧も小さいので、十分実用することが
できるが、40W以上の比較的高ワットの放電灯になる
と、シそのピーク値が非常に高くなり、実用上問題があ
った。
例えば40Wのけい光灯の場合、起動装置STの端子電
圧V8Tハ第3図のような波形になり、そのピーク値v
pば300Vにも達する。
このためサイリスタSが誤導通して起動装置STが誤動
シ作するため、放電灯FL1 、FL2か安定に点灯し
ないといった事態が生ずるのである。
なお、第1図において、限流装置Z1.z2を共にチョ
ークコイルのみによって遅相型に構成した場合は、点灯
中の起動装置STの端子電圧v8Tは1、第4図に示す
ようになり、前記と同様の問題が生ずる。
放電灯の点灯中における起動装置STの誤動作を防ぐた
めには、サイリスタSのブレークオーバ電圧VBOを高
くすることが考えられるが、もしそ。
のようにすると起動時に電源電圧でサイリスタSをター
ンオンして、起動装置STを発振動作せしめることがで
きない。
それゆえ、もしこの種放電灯点灯装置において、起動時
に電源電圧で起動装置を確実に発振動作ぜ・しめ、かつ
点灯中における誤動作を確実に防止できるならば有利で
あろう。
したがって1本発明の主たる目的は、起動装置をして起
動時に確実に発振動作せしめ、かつ点灯中の誤動作を確
実に防止することにある。
本発明のその他の目的と効果は、以下に示す実施例によ
る詳細な説明によって明らかとなろう。
本発明の基本的な考え方は一筆1に、第1.第2の限流
装置の他に両数電灯の共通回路に、すなわち電源と直列
に第3の共通限流装置を設けて、第1−第2の限流装置
の分担電圧を低下して、点灯中の起動装置の端子電圧の
波形を改善してピーク電圧を低減することである。
第2に起動装置を、個々のブレークオーバ電圧が電源電
圧よりも小さいサイリスタを用いてなる複数の昇圧発振
回路を直列接続して構成し、全サイリスタのブレークオ
ーバ電圧の総和を電源電圧よりも十分高くすることによ
って、点灯中のサイリスタの誤導通を防止し、かつ起動
時に発振動作を行なわせるために、全サイリスタの少な
くとも一つに並列に逐次動作用抵抗を接続して、全サイ
リスタを逐次的に導通せしめることにある。
換言すれば、前記逐次動作用抵抗と昇圧発振回路を構成
するコンデンサとの電圧積分効果、特に時間に対する電
圧変化の小さい正弦波電源電圧と、電圧変化の大きい起
動装置端子電圧の電圧積分効果の違いを利用して、起動
装置の全サイリスタの実効的なブレークオーバ電圧を、
起動時は電源電圧よりも小さく、かつ点灯中は起動装置
端子電圧よりも大きく、自動的に切り換えることにある
第5図は本発明の第1の実施例の電気回路図を示す。
図において第1図゛と同一部分または対応部分は同−付
号で表わしたので、その説明を省略する。
第1図との相違点は、第1に、第1、第2の限流装置Z
1 、z2がそれぞれチョークコイルLZ11.LZ、
2により構成されており、かつ両数電灯FL1 、FL
2の共通回路、すなわち交流電源Eと第1の放電灯FL
t との間に、限流コンデンサCZおよびその放電抵
抗rZの並列回路およびチョークコイルLZ3を直列接
続してなる第3の限流装置z3を接続したことである。
第2に、起動装置STを、コンデンサCI 、C2に
それぞれサイリスタS1 、S2およびはねかえり昇圧
インダクタL1 、L2 (以下単にインダクタL1゜
L2 という)の直列回路を並列接続した昇圧発振回路
R,,R2を直列接続し、かつ一方のサイリスタS2に
逐次動作用抵抗rSを並列接続したことである。
こXで、個々のサイリスタSl、S2のブレークオーバ
電圧VBo1.VBo2は電源電圧の最大値よりも小さ
く、かつ両ブレークオーバ電圧vB01゜vBo の
総和は電源電圧よりも十分大きく設定されている。
この構成において交流電源Eを接続すると、電源電圧が
コンデンサC1、C2で分圧されるが、コンデンサC2
にはインダクタL2を介して抵抗rSが並列接続されて
いるため、第6図Aに示すのように、コンデンサC1の
端子電圧VC17はコンデンサC2の端子電圧VC2よ
りも著しく大きくできる。
したがって電圧V。1がサイリスタs1のブレークオー
バ電圧VB01を超えると。
サイリスタS1がターンオンして昇圧発振回路R1が発
振動作を開始する。
すると、昇圧発振口j路R1は低インピーダンスとなり
、今度は電源電圧はほとんどコンデンサC2に分圧され
るため、サイリスタS2がターンオンして昇圧発振回路
R2が発振動作を開始する。
このため、放電灯FL1 、FL2IICは前記両昇圧
発振回路Rtt’R2の高周波高電圧が重畳されて印加
され、同時に起動装置STの入力電流によってフィラメ
ントf+tftおよびf2.f2′が加熱される。
かぐして全フィラメントが十分加熱されて放電灯FL1
゜FL2の起動所要電圧が前記高電圧を下廻ったと2き
、放電灯FL1 、FL2が起動されて点灯する。
放電灯FL1 、FL2が点灯すると、第2.第3の限
流装置2..22が共に連相型のものであるため、およ
び第3の限流装置z3による電圧降下のために、起動装
置STの端子電圧VsTは、j第1図に示すように、第
3の限流装置z3が無い場合の端子電圧VST(第4図
のV8Tと同一)に比し立ち上り部分のピーク値Vp1
は高くなり、−万後端部のピーク値Vp2は低下する。
こ\で、第1のピーク値Vp1は個々のサイリスタst
、””B2のブレークオーバ電圧VRo1.vBo2を
超えるが、第2のピーク値Vp2ばそれよりも低くなる
しかるに本発明においては、昇圧発振回路R1,R2の
コンデンサC1、C2と抵抗rSにより起動装置STの
端子電圧v8Tの立ち上り部4分の急峻変化を積分する
ため、コンデンサC1。
C2の分圧が、第6図Bに示すように、起動時のそれと
は異なったものとなり、コンデンサc1の端子電圧VC
3は起動時のそれより小さくなり、一方コンデンサC2
の端子電圧VC2は起動時のそれよりや\増大する。
この結果、大きい方の端子電圧Vc1もサイリスタS1
のブレークオーバ電圧VBOIに達しなくなり、サイリ
スタS1の誤導通を防止できる。
またこれに伴ってサイリスタS2 も誤導通しなくな
るから、起動装置STは発振動作ぐず、放電灯FL、、
FL2は安定に点灯される。
なお、本発明によれば、放電灯FL1 、FL2のいず
れか一方のみが先行点灯しても、起動装置STが発振動
作を継続するので、他方の放電灯も確実に点灯すること
ができる。
また、起動装置STが一定時間以上発振動作しても、放
電灯F L 1 、F B2がライフアップ等の理由
で起動しない異常時には、インダクタLl jL2の
フェライトコアの温度がキュリ一温度に達して発振動作
を停止ぞしめて、起動装置STの過熱損傷を未然に防止
することもできる。
あるいはフィラメントf1.f1およびf2 、f2が
溶断して発振動作を停止せしめることもできる。
さらに、万−何らかの原因によって両数電灯FL、、F
L2の点灯中にサイリスタS1.B2が誤導通したと仮
定しても、放電灯F L を−起動装置ST−放電灯F
L2に第3の限流装置z3が直列接続されるので、放電
灯F”L、、F’L2や起動装置STを電源からの短絡
電流によって損傷するといったことも防止できる。
第8図UIIOWけい光灯用に好適する本発明の第2の
実施例の電気回路図に示す。
第5図との相違点は、第1に起動装置STのインダクタ
L1゜B2にそれぞれ電磁結合するバイアス巻線Bl
jB2を設け、これらバイアス巻線B1 、B2をコ
ンデンサC1,02に直列接続したことである。
第2にコンデンサC1、C2の一端を、それぞれチョー
クコイルLZ12と放電灯FL2のフィラメントf2の
接続点イと、チョークコイルLZ、□と放電灯FL、の
フィラメントf1の接続点口に接続し、前記フィラメン
トf2およびfl をそれぞれ昇圧発振回路R,,R2
内に直列に接続したことである。
この実施例によれば、第5図と同様の効果が得られるほ
か、第1の相違点に基づいて、各昇圧発振回路R,,R
2の高周波高電圧を任意の大きさに制御でき、また第2
の相違点に基ついて、フイラメントf2 、flをより
十分加熱して起動特性を十分なものにすることができる
という利点がある。
次に、この実施例回路を110Wけい光灯の点灯装置に
実施した場合の各部の定数等につき具体的に示すと次の
とおりである。
交流電源E・・・・・・200V、 50H2コンデン
サC2・・・・・・13μF 放電抵抗rZ ・・・・・・100KΩチヨークコイ
ル L Z t t・・・・・・インピーダンス電圧100
V−0,8A チョークコイル LZ12・・・・・・インピーダンス電圧100V−0
,8A チョークコイル LZ、3・・・・・・インピーダンス電圧100V−1
,6A コンデンサ C1,C2・・・・・・0.012μF サイリスタ S、、B2 ・・・・・・KI V12 (VBO二1
15V)2個直列接続 インダクタL1゜ B2 ・・・・・・B21.H,B≠300053T バイアス巻線 B、、B2 ・・・・・・プラスio’1’逐次動作
用抵抗 rS ・・・・・・33にΩ 上記の条件において、起動装置STは確実に発振動作を
開始し、その発振出力電圧U1600V、。
フィラメント予熱電流に約1.5Aであり、放電灯FL
1 、FL2が確実に起動され、かつ点灯中にオケる起
動装置STの誤動作に認められなかった。
なお、点灯中の入力電流は1,5Aであった。
なお、上記具体的実施例は、コンデンサC1、。
C2の容量およびサイリスタS1 、B2のブレークオ
ーバ電圧VBo1.VBo2を等しくした場合であるが
、これらの値を異ならしめることもできる。
このよう瀦え方を110Wけい光灯点灯装置にi用した
場合の具体的構成について示すと次のとお・りである。
々お、第8図と同一部分は説明を省略した。
コンデンサC1・・・・・・0.01μFサイリスタS
1 ・・・・・・K1v122個直列接続vBoに23
0V インダクタL12・・・・・・B28 + 3B4
.4)1500L2 150T バイアス巻線B・・・・・・プラ、ス5TコンデンサC
・・・・・・0.022μFサイリスタS2・・・・・
・K、V、21個vB02−115V 逐次動作用抵抗rS・・・・・・47にΩこの条件にお
いても、第8図と同様の効果が得られた。
なお、このようにコンデンサC1およびC2の値を異な
らしめた場合は1両コンデンサC1,C2の電圧分担が
異なるため、サイリスタS1およびS2ノブレークオー
バ電圧VBO1,vBO2を異ならしめることが可能と
なることは注目きれるべきである。
すなわち、サイリスタの製造時に、ブレークオーバ電圧
VBOは設計直に対して必ずある程度のばらつきが生ず
るが、従来のように単一の昇圧発振回路Rを用いた起動
装置STにおいては、使用可能なサイリスタのブレーク
オーバ電圧の範囲は狭かったため、サイリスタの良品率
が低く、サイリスタひいては点灯装置全体が比較的高い
ものとなる欠点があった。
しかしながら、上記のようにすれば、コンデンサC1、
C2の値、Rの値を適宜変更することにより、それぞれ
の分担電圧を異ならせば、サイリスタSl 、B2の
ブレークオーバ電圧V8o1.VB01の使用可能範囲
はある程度任意に設定することができ、サイリスタの利
用率が著しく向上し、この種放電灯点灯装置を比較的安
価に提供できるという利点がある。
第9図は110Wけい光灯用に好適する本発明の第3の
実施例の電気回路図を示す。
この実施例の特徴は、第1にインダクタL1.L2のコ
アを共用し、かつ両インダクタL 1.B2に共通のバ
イアス巻線Bを設けたことである。
第2に逐次動作用抵抗rSの一端を、チョークコイルL
Z 1 tと放電灯FL2のフィラメントf2′の接
続点ハに接続したことである。
この実施例によれば、第5図および第8図の実施例と同
様の効果が得られるほか、インダクタL1.L2が共通
コアで構成され、かつ両インダクタL1.L2に共通の
バイアス巻線Bを設けたので。
インダクタが小型安価にできるという利点がある。
また直列接続された二つの昇圧発振回路Rt 、R2の
発振周波数が同期するため始動がスムーズになる利点が
ある。
なお、逐次動作用抵抗rSの一端をハ点に接続したのは
、このように接続してもよいという一例として示したも
のであって、もちろん第5図や第81図と同様に白点に
接続してもよい。
第10図は40Wけい光灯用に好適する本発明の第4の
実施例の電気回路図を示す。
この実施例の特徴は、第1の限流装置Z1がチョークコ
イルLZ2、で構成され、第2の限流装置Z2が限流用
コンデンサC2およびその放電抵抗rZの並列回路とチ
ョークコイルLZ22を直列接続して構成さ。
れ、さらに第3の限流装置Z8がチョークコイルL Z
23で構成されたことである。
この実施例においても、前記第5図、第8図および第9
図の各施例と同様の動作が得られる。
ただし、この実施例においては、放電灯FL、は遅相点
灯され、放電灯FL2は進相点灯されるので、フリッカ
レスとなる利点がある。
なお、上記実施例の他に次のような変形例も可能である
まず、サイリスタS、、S2Uいずれも2方向性。
2端子サイリスタ(シリコン対称スイッチSSS )を
示したが、例えば第11図に示すように、これを等価な
逆阻止2端子サイリスタ(PNPN4層ダイオード)S
3.S4の逆並列回路を用いてもよい。
第10図の実施例において、コンデンサC1の一端はコ
ンデンサC2と放電灯FL2のフィラメントf2の接続
点二に接続してもよい。
すなわちCZ>C,なのでコンデンサC2の有無は昇圧
発振回路R1の動作に実質的に影響しないのである。
。逐次動作用抵抗rsU一方のサイリスタのみに並列接
続する場合のみならず、両方のサイリスタに抵抗値の異
なる抵抗を並列接続してもよい。
また逐次動作用抵抗rSはインダクタL1またにL2を
介してサイリスタS1またハS2に並列1接続してもよ
い。
さらにバイアス巻線B、B、、B2U必須のものではな
く、要求される発振出力電圧に応じて必要により設けれ
ばよい。
また本発明はけい充放電灯のような熱陰極放電・灯のみ
ならず、冷陰極けい充放電灯や高圧放電灯に適用するこ
とができる。
−ざらに、第1、第2の限流装置z1.z2を共
に進相型に構成することもできる。
また各実施例において予熱電流径路にサーマルプロテク
タを接続してもよい。
特に第5図、第8図、第9図の実施例においてはサーマ
ルプロテクタは起動装置STのはねかえり昇圧インダク
タL、、L2またはサイリスタS1.S2と熱的に結合
することが必要である。
以上のように、本発明によれば、交流電源に第3の限流
装置を直列接続するとともに、起動装置を、コンデンサ
に対してはねかえり昇圧インダクタおよびサイリスタの
直列回路を並列接続してなる昇圧発振回路を複数個直列
接続し、かつ少なくとも一つのサイリスタに並列に逐次
動作用抵抗を接続して構成し、前記各サイリスタの個々
のブレークオーバ電圧を電源電圧の最大値以下でかつ各
サイリスタのブレークオーバ電圧の総和を電源電圧より
も犬きく設定したから、前記逐次動作用抵抗と各コンデ
ンサの電圧積分効果を利用して、起動時は確実に複数の
昇圧発振回路が逐次発振動作して、全昇圧発振回路の発
生する高周波高電圧を重畳して放電灯に印加し、低高温
雰囲気でも両放電灯を確実に起動することができる。
また両放電灯が起動すると、第3の限流装置によって起
動装置の端子電圧波形が、従来よりも立ち上りの電圧変
化の大きい部分のピーク値は高められ、一方後端の電圧
変化の小さい部分のピーク値は低められ、かつ前記立ち
上りの電圧変化の大きい部分のピーク値は、逐次動作用
抵抗と各コンデンサの電圧積分効果によって、各コンデ
ンサの分圧がそれぞれの並列サイリスタのブレークオー
ツ(電圧より低くなるので、サイリスタが誤導通しなく
なり、したがって起動装置が誤動作することがなく、放
電灯が安定に点灯できる。
換言すれば本発明は2灯式点灯装置において、ゲート回
路の無い2端子サイリスタを用いて点灯中のブレークオ
ーバ電圧を起動時よりもはね上げることに成功したもの
である。
さらには複数のサイリスタを用いるので、それぞれのブ
レークオーバ電圧の選択自由度が大きく、サイリスタの
利用率を向上することができるといった効果を奏する。
またこの結果第1図の従来装置で企図した電極電力損失
の排除および安定回路の損失の減少を達成し、装置全体
の効率を大幅に向上せしめて、省エネルギー省資源効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提となる放電灯点灯装置の電気回路
図、第2図ぼ第1図の装置における各部の電圧ベクトル
図、第3図および第4図は第1図の装置において本発明
が解決しようとする課題を説明するための起動装置の端
子電圧波形図、第5図は本発明に係る放電灯点灯装置の
一実施例の電気回路図、第6図は本発明による効果を説
明するための起動装置のコンデンサC1,C2の端子電
圧波形図で、第6図Aは起動時、第6図Bは点灯中を示
す、第7図は同じく本発明の詳細な説明するための起動
装置の端子電圧波形図、第8図ないし第10図は本発明
に係る放電灯点灯装置の異なる実施例の電気回路図、第
11図は本発明の他の実施例の要部の電気回路図である
。 E・・・・・・交流電源、zl−・・・・・第1の限流
装置、FLl・・・・・・第1の放電灯、FL2・・・
・・・第2の放電灯、Z2・・・・・・第2の限流装置
、ST・・・・・・起動装置、z3・・・・・・第3の
限流装置、C1,C2・・・・・・コンデンサ、Ll、
R2・・・・・・はねかえり昇圧インダクタ、Sl、S
2・・・・・・サイリスタ、R1,R2・・・・・・昇
圧発振回路、rS・・・・・・逐次動作用抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源に、第1の限流装置および第1の放電灯を
    直列接続した第1の直列回路と、第2の放電灯と第2の
    限流装置を直列接続した第2の直列回路とを、前記第1
    の直列回路と第2の直列回路とで限流装置と放電灯の接
    続位置が異なるように並列接続するとともに、前記各限
    流装置と放電灯の接続点間に起動装置を接続したものに
    おいて、。 前記交流電源に第3の限流装置を直列接続して、前記第
    1の限流装置および第2の限流装置のインピーダンスを
    低減するとともに、前記起動装置をコンデンサに対して
    はねかえり昇圧インダクタおよびサイリスタの直列回路
    を並列接続してなる昇圧発振回路を複数組直列接続し、
    かつ少なくとも一つのサイリスタに並列に逐次動作用抵
    抗を接続して構成し、前記各サイリスタの個々のブレー
    クオーバ電圧を電源電圧の最大値以下でかつ各サイリス
    タのブレークオーバ電圧の総和を電源電圧よ。 りも大きく設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP444976A 1976-01-16 1976-01-16 放電灯点灯装置 Expired JPS5820472B2 (ja)

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Cited By (1)

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