JPS6321918Y2 - - Google Patents
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- JPS6321918Y2 JPS6321918Y2 JP1980175797U JP17579780U JPS6321918Y2 JP S6321918 Y2 JPS6321918 Y2 JP S6321918Y2 JP 1980175797 U JP1980175797 U JP 1980175797U JP 17579780 U JP17579780 U JP 17579780U JP S6321918 Y2 JPS6321918 Y2 JP S6321918Y2
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- Japan
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- capacitor
- voltage
- lamp
- power supply
- discharge lamp
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は比較的低い電源電圧で放電灯を始動
させる放電灯点灯装置に関するものである。
させる放電灯点灯装置に関するものである。
第1図は従来のそのような装置の一例を示す回
路図で、図において1は放電灯である110Wラピ
ツドスタート形(FLR−110)けい光ランプ、1
a,1aランプ1のフイラメント、2は200V交
流電源、3はコンデンサで、スイツチSを介し
て、ランプ1と直列に電源2に接続されている。
4はランプ1とコンデンサ3とを接続するチヨー
クコイルで、コンデンサ3とともに容量性インピ
ーダンスを形成してランプ1の電流を制限すると
ともに、上記電流の波形を正弦波的にする役割り
も果している。5は力率改善兼用のフイラメント
トランス、6は始動パルス発生回路で、以下のよ
うな構成になつている。
路図で、図において1は放電灯である110Wラピ
ツドスタート形(FLR−110)けい光ランプ、1
a,1aランプ1のフイラメント、2は200V交
流電源、3はコンデンサで、スイツチSを介し
て、ランプ1と直列に電源2に接続されている。
4はランプ1とコンデンサ3とを接続するチヨー
クコイルで、コンデンサ3とともに容量性インピ
ーダンスを形成してランプ1の電流を制限すると
ともに、上記電流の波形を正弦波的にする役割り
も果している。5は力率改善兼用のフイラメント
トランス、6は始動パルス発生回路で、以下のよ
うな構成になつている。
Aはチヨーク4の中間端子、7は抵抗8、コン
デンサ9を介して端子Aと、電源2の一方の極と
の間に接続されたトライアツク、10はチヨーク
4の2次巻線、11,12は巻線10を介して電
源2の両極間に接続した分圧抵抗、13と14は
抵抗12及び巻線10と並列に設けられた抵抗と
コンデンサ、15及び16はトライアツク7のゲ
ート回路に設けられたシリコン対称性スイツチン
グ素子(以下SSSと呼ぶ。)及びゲート抵抗であ
る。
デンサ9を介して端子Aと、電源2の一方の極と
の間に接続されたトライアツク、10はチヨーク
4の2次巻線、11,12は巻線10を介して電
源2の両極間に接続した分圧抵抗、13と14は
抵抗12及び巻線10と並列に設けられた抵抗と
コンデンサ、15及び16はトライアツク7のゲ
ート回路に設けられたシリコン対称性スイツチン
グ素子(以下SSSと呼ぶ。)及びゲート抵抗であ
る。
このような構成のものにおいてスイツチSを投
入すると、フイラメント1a,1aはトランス5
により予熱される。一方パルス発生回路6では半
サイクル毎にコンデンサ14の充電電圧がSSS1
5のブレークオーバ電圧に達するとトライアツク
7が導通し、チヨーク4の端子Aまでのインダク
タンスとコンデンサ9との直列共振が起こつて、
チヨーク4の両端子には約1000V前後のパルス電
圧が発生し、そのパルス電圧と電源電圧の和電圧
がランプ1に印加して、ランプ1を点灯させる。
入すると、フイラメント1a,1aはトランス5
により予熱される。一方パルス発生回路6では半
サイクル毎にコンデンサ14の充電電圧がSSS1
5のブレークオーバ電圧に達するとトライアツク
7が導通し、チヨーク4の端子Aまでのインダク
タンスとコンデンサ9との直列共振が起こつて、
チヨーク4の両端子には約1000V前後のパルス電
圧が発生し、そのパルス電圧と電源電圧の和電圧
がランプ1に印加して、ランプ1を点灯させる。
ランプ1が点灯すると巻線10に生ずる電圧と
抵抗12の電圧降下とが打消し合うように作用
し、常時コンデンサ14の端子電圧をSSS15の
ブレークオーバ電圧以下に保つようになつている
ため、パルスは停止する。
抵抗12の電圧降下とが打消し合うように作用
し、常時コンデンサ14の端子電圧をSSS15の
ブレークオーバ電圧以下に保つようになつている
ため、パルスは停止する。
このような装置が使用される以前にはFLR−
110を点灯するには350V以上の電圧を必要として
いた。そのようなものに比較すると上記装置は
200Vで点灯するため、電力損失が少くてすむと
いう利点がある。
110を点灯するには350V以上の電圧を必要として
いた。そのようなものに比較すると上記装置は
200Vで点灯するため、電力損失が少くてすむと
いう利点がある。
しかし図に見られるように、このような装置は
構成が複雑であり、その結果長期間の使用に対す
る信頼性に乏しく、高価になり勝ちであるという
欠点があつた。
構成が複雑であり、その結果長期間の使用に対す
る信頼性に乏しく、高価になり勝ちであるという
欠点があつた。
またパルスを使用するため、ランプ1を始動さ
せるのに高電圧を必要とし、チヨーク4や器具内
配線の絶縁耐圧をハイグレードのものにする必要
があるという欠点もあつた。
せるのに高電圧を必要とし、チヨーク4や器具内
配線の絶縁耐圧をハイグレードのものにする必要
があるという欠点もあつた。
この考案は上記欠点を改善することを目的とす
るものである。
るものである。
第2図はこの考案の一実施例を示す回路図で、
前図と同一符号は同一または相当部分を示す。図
において4aはチヨークコイルで、チヨーク4と
同様に電流制限及び波形整形の役割りを果たすも
のであるが、端子Aや巻線10のない簡単なもの
である。17はSSS18を介してランプ1と並列
に設けられた整流素子であるダイオード、19は
ダイオード17と並列に設けられたスイツチング
素子であるSSSである。なお2a,2bは電源2
の両極である。
前図と同一符号は同一または相当部分を示す。図
において4aはチヨークコイルで、チヨーク4と
同様に電流制限及び波形整形の役割りを果たすも
のであるが、端子Aや巻線10のない簡単なもの
である。17はSSS18を介してランプ1と並列
に設けられた整流素子であるダイオード、19は
ダイオード17と並列に設けられたスイツチング
素子であるSSSである。なお2a,2bは電源2
の両極である。
いま極2aがからに転極する時にスイツチ
Sを投入したとすると、SSS18には次第に増加
する電源電圧が印加される。一方フイラメント1
a,1aはトランス5により予熱され始める。電
源電圧が次第に増加してSSS18のブレークオー
バ電圧に達するとSSS18は導通してダイオード
17には順方向電流が流れ、コンデンサ3を図示
した極性に充電する。
Sを投入したとすると、SSS18には次第に増加
する電源電圧が印加される。一方フイラメント1
a,1aはトランス5により予熱され始める。電
源電圧が次第に増加してSSS18のブレークオー
バ電圧に達するとSSS18は導通してダイオード
17には順方向電流が流れ、コンデンサ3を図示
した極性に充電する。
いまコンデンサ3のリアクタンスをXc、チヨ
ーク4aのリアクタンスをXLとする。一定電源
電圧でランプ1に定格電流を流すためには電流制
限インピーダンZ=XC−XLは一定でなければな
らないが、Z=一定の条件下ではXC,XLは種々
の値を取り得る。
ーク4aのリアクタンスをXLとする。一定電源
電圧でランプ1に定格電流を流すためには電流制
限インピーダンZ=XC−XLは一定でなければな
らないが、Z=一定の条件下ではXC,XLは種々
の値を取り得る。
いま簡単なためXC/XL=2とすると、コンデンサ
3は電源電圧の最大値まで充電され、極2a,2
bが転極するまでほゞその充電電圧を保持する。
従つて極2bがになつたときにはSSS18,1
9すなわランプ1のフイラメント1a,1a間に
はコンデンサ3の充電電圧と交流電源電圧との和
電圧が印加される。いま直列に配置されたSSS1
8,19のブレークオーバー電圧をランプ1の始
動に適した値に選定しておくと、上記和電圧がそ
の値に達してSSS18,19が導通し、コンデン
サ3の充電電荷は完全に放電される。従つて極2
aが再びに転極すると前記のようにして、コン
デンサ3は再び図示の方向に充電され、上記のよ
うな動作が繰返される。
bが転極するまでほゞその充電電圧を保持する。
従つて極2bがになつたときにはSSS18,1
9すなわランプ1のフイラメント1a,1a間に
はコンデンサ3の充電電圧と交流電源電圧との和
電圧が印加される。いま直列に配置されたSSS1
8,19のブレークオーバー電圧をランプ1の始
動に適した値に選定しておくと、上記和電圧がそ
の値に達してSSS18,19が導通し、コンデン
サ3の充電電荷は完全に放電される。従つて極2
aが再びに転極すると前記のようにして、コン
デンサ3は再び図示の方向に充電され、上記のよ
うな動作が繰返される。
その間にフイラメント1a,1aはトランス5
により予熱され続けるので次第に温度が上昇し、
始動に適する温度に達するとコンデンサ3の充電
電圧と電源電圧の和電圧とによつて、ランプ1内
に放電が開始する。この場合放電開始時にコンデ
ンサ3の放電電流が重畳されることと、電源電圧
はまだ上昇過程にあることとにより、グロー放電
過程がほとんどなく直ちにアーク放電状態となる
ため、始動が確実であるばかりか、フイラメント
1aに損傷を与えることも非常に少い。
により予熱され続けるので次第に温度が上昇し、
始動に適する温度に達するとコンデンサ3の充電
電圧と電源電圧の和電圧とによつて、ランプ1内
に放電が開始する。この場合放電開始時にコンデ
ンサ3の放電電流が重畳されることと、電源電圧
はまだ上昇過程にあることとにより、グロー放電
過程がほとんどなく直ちにアーク放電状態となる
ため、始動が確実であるばかりか、フイラメント
1aに損傷を与えることも非常に少い。
ランプ1が点灯すると、ランプ電圧はSSS18
のブレークオーバ電圧以下となるので、点灯中は
遮断手段であるSSS18により整流素子2の順方
向電流は遮断され、ランプ1は正常な点灯を持続
する。
のブレークオーバ電圧以下となるので、点灯中は
遮断手段であるSSS18により整流素子2の順方
向電流は遮断され、ランプ1は正常な点灯を持続
する。
第2図においてはコンデンサ3及び極2bとフ
イラメント1a,1aとの接続点を上方のリード
線にしてあるが、フイラメント1a,1aの下方
のリード線に接続すると、フイラメント1a,1
aはトランス5による予熱電流と、SSS18及び
SSS18,19の導通による予熱電流とにより加
熱されるため始動時間を短縮することができる。
またその場合はフイラメントトランス5の出力電
圧を低下させることが可能となり、その分電力損
失を減少させ得るという利点がある。
イラメント1a,1aとの接続点を上方のリード
線にしてあるが、フイラメント1a,1aの下方
のリード線に接続すると、フイラメント1a,1
aはトランス5による予熱電流と、SSS18及び
SSS18,19の導通による予熱電流とにより加
熱されるため始動時間を短縮することができる。
またその場合はフイラメントトランス5の出力電
圧を低下させることが可能となり、その分電力損
失を減少させ得るという利点がある。
上記実施例はXC/XL=2の場合について説明した
が、XC/XL<2にするとコンデンサ3の充電電圧を
より高くすることができ、更に低い電源電圧でラ
ンプ1を始動させることができる。
ンプ1を始動させることができる。
上記のように簡単な構成のもので、ランプ1を
低い電源電圧で良好な始動をおこなうことができ
るとともに、安価で信頼性も高いという効果が得
られる。また器具内配線の絶縁耐圧を余りハイグ
レードのものにする必要もない。
低い電源電圧で良好な始動をおこなうことができ
るとともに、安価で信頼性も高いという効果が得
られる。また器具内配線の絶縁耐圧を余りハイグ
レードのものにする必要もない。
しかし電源電圧に対しランプ1の電圧が高くな
るに従い、SSS18のブレークオーバ電圧とラン
プ1のピーク電圧とが近付き、第2図のような構
成では点灯中SSS18が導通してしまい、安定し
た点灯が不可能になる場合がある。
るに従い、SSS18のブレークオーバ電圧とラン
プ1のピーク電圧とが近付き、第2図のような構
成では点灯中SSS18が導通してしまい、安定し
た点灯が不可能になる場合がある。
第3図はそのような場合に適する、異なる実施
例を示す回路図で、ランプ1の点灯時に整流素子
17の順方向電流を遮断する遮断手段として、
SSS18の代りにトライアツク20を使用してい
る。また、第2図の整流素子17と並列に設けら
れたSSS19は一方向にのみ導通するものである
ので、この実施例ではシリコン単方向スイツチン
グ素子(以下ダイアツクと呼ぶ。)21を用いた。
22及び23はトライアツク20のゲート回路に
設けられたSSS及びゲート抵抗、24は一方のフ
イラメント1aとSSS22の一極とを接続するコ
ンデンサ、25は他方のフイラメント1aとSSS
22の上記極とを接続する高抵抗である。
例を示す回路図で、ランプ1の点灯時に整流素子
17の順方向電流を遮断する遮断手段として、
SSS18の代りにトライアツク20を使用してい
る。また、第2図の整流素子17と並列に設けら
れたSSS19は一方向にのみ導通するものである
ので、この実施例ではシリコン単方向スイツチン
グ素子(以下ダイアツクと呼ぶ。)21を用いた。
22及び23はトライアツク20のゲート回路に
設けられたSSS及びゲート抵抗、24は一方のフ
イラメント1aとSSS22の一極とを接続するコ
ンデンサ、25は他方のフイラメント1aとSSS
22の上記極とを接続する高抵抗である。
このような構成のものにおいて、極2aがか
らに転極するときにスイツチSを投入すると、
コンデンサ24は充電され始める。この場合コン
デンサ3の容量はコンデンサ24の容量に比して
非常に大きなものであるので、コンデンサ3の充
電電圧は僅かなものである。コンデンサ24の充
電電圧がSSS22のブレークオーバ電圧に達する
とトライアツク20が導通し、ダイオード17の
順方向電流により、フイラメント1a,1aが予
熱されると同時にコンデンサ3は図示した極性に
充電される。電源2の極性が反転して極2bが
になる以前に、コンデンサ3の充電電圧と電源電
圧との差電圧によりコンデンサ24は逆方向に充
電され始める。しかしこの場合の充電電流は微小
なものであるので、コンデンサ3の充電電圧の低
下は僅かなものである。コンデンサ24は電源2
の転極以前にSSS22をブレークオーバさせ、ト
ライアツク20を導通状態にするため、コンデン
サ3の充電電圧と電源電圧との合成電圧はダイア
ツク21に印加される。ダイアツク21のブレー
クオーバ電圧がランプ1を始動させるに適切な値
に選ばれてあれば、上記合成電圧によりダイアツ
ク21はブレークオーバし、コンデンサ3の充電
電荷を放電するとともにフイラメント1a,1a
を予熱する。このような動作を繰返すうちにフイ
ラメント1a,1aの温度が始動に適する値まで
達するとランプ1が始動する。この始動が確実
で、フイラメント1aに損傷を与えることが少い
点は前記実施例と同様である。
らに転極するときにスイツチSを投入すると、
コンデンサ24は充電され始める。この場合コン
デンサ3の容量はコンデンサ24の容量に比して
非常に大きなものであるので、コンデンサ3の充
電電圧は僅かなものである。コンデンサ24の充
電電圧がSSS22のブレークオーバ電圧に達する
とトライアツク20が導通し、ダイオード17の
順方向電流により、フイラメント1a,1aが予
熱されると同時にコンデンサ3は図示した極性に
充電される。電源2の極性が反転して極2bが
になる以前に、コンデンサ3の充電電圧と電源電
圧との差電圧によりコンデンサ24は逆方向に充
電され始める。しかしこの場合の充電電流は微小
なものであるので、コンデンサ3の充電電圧の低
下は僅かなものである。コンデンサ24は電源2
の転極以前にSSS22をブレークオーバさせ、ト
ライアツク20を導通状態にするため、コンデン
サ3の充電電圧と電源電圧との合成電圧はダイア
ツク21に印加される。ダイアツク21のブレー
クオーバ電圧がランプ1を始動させるに適切な値
に選ばれてあれば、上記合成電圧によりダイアツ
ク21はブレークオーバし、コンデンサ3の充電
電荷を放電するとともにフイラメント1a,1a
を予熱する。このような動作を繰返すうちにフイ
ラメント1a,1aの温度が始動に適する値まで
達するとランプ1が始動する。この始動が確実
で、フイラメント1aに損傷を与えることが少い
点は前記実施例と同様である。
ランプ1が点灯すると、コンデンサ24と高抵
抗25との直列回路にはランプ1の電圧に応じた
電流が流れる。しかし、抵抗25の抵抗値が大き
いためコンデンサ24の端子間には、ランプ1の
再点弧ピークに対応したピーク電圧はほとんど現
れない。従つて電源電圧とランプ1の電圧とが相
当近接した値のものであつてもSSS22はブレー
クオーバせず、トライアツク20は遮断状態を維
持するため、ランプ1は正常な点灯を持続する。
抗25との直列回路にはランプ1の電圧に応じた
電流が流れる。しかし、抵抗25の抵抗値が大き
いためコンデンサ24の端子間には、ランプ1の
再点弧ピークに対応したピーク電圧はほとんど現
れない。従つて電源電圧とランプ1の電圧とが相
当近接した値のものであつてもSSS22はブレー
クオーバせず、トライアツク20は遮断状態を維
持するため、ランプ1は正常な点灯を持続する。
上記実施例においては、ランプ1の電流を制限
するインピーダンスZはコンデンサ3とチヨーク
4aとの容量性のものであつたが、コンデンサ3
を用いる限り、誘導性のものであつても、また高
周波におけるコンデンサ3のみのもの、或いはコ
ンデンサ3と直列に抵抗を付加したようなもので
も同様の効果が得られる。
するインピーダンスZはコンデンサ3とチヨーク
4aとの容量性のものであつたが、コンデンサ3
を用いる限り、誘導性のものであつても、また高
周波におけるコンデンサ3のみのもの、或いはコ
ンデンサ3と直列に抵抗を付加したようなもので
も同様の効果が得られる。
特にインピーダンスZがコンデンサ3のみ、或
いはそれに抵抗を付加したようなものは、高周波
成分に対するインピーダンスが、チヨーク4aを
有するものに比し非常に小さいため、従来のパル
ス或いは高周波をランプ1に印加して始動せしめ
るような始動回路は適正な動作をしなかつたり、
例え動作したとしても電源2に浸入するラジオノ
イズが大きいという欠点があるが、本考案のもの
では始動は確実であり、ラジオノイズも少い。
いはそれに抵抗を付加したようなものは、高周波
成分に対するインピーダンスが、チヨーク4aを
有するものに比し非常に小さいため、従来のパル
ス或いは高周波をランプ1に印加して始動せしめ
るような始動回路は適正な動作をしなかつたり、
例え動作したとしても電源2に浸入するラジオノ
イズが大きいという欠点があるが、本考案のもの
では始動は確実であり、ラジオノイズも少い。
前記実施例はすべてけい光ランプ1に関するも
のであつたが、高圧水銀ランプその他の放電灯1
に対しても同様の効果が得られる。
のであつたが、高圧水銀ランプその他の放電灯1
に対しても同様の効果が得られる。
この考案は以上説明したとうり、放電灯の電流
を制限するコンデンサを有するものにおいて、上
記放電灯と並列に設けられた整流素子と、この整
流素子と並列に接続されたスイツチング素子と、
上記放電灯の点灯時に上記整流素子の順方向電流
を遮断する遮断手段とを設けるという、簡単、安
価で信頼性の高い構成により、比較的低い電源電
圧で、上記放電灯の電極を損うことなく、確実な
始動をおこなうことができるという効果が得られ
る。またこの場合パルスを用いたものに比し、低
い電圧で放電灯を始動できるので、器具内配線等
の絶縁等の絶縁耐圧をローグレードのものにでき
るという利点もある。
を制限するコンデンサを有するものにおいて、上
記放電灯と並列に設けられた整流素子と、この整
流素子と並列に接続されたスイツチング素子と、
上記放電灯の点灯時に上記整流素子の順方向電流
を遮断する遮断手段とを設けるという、簡単、安
価で信頼性の高い構成により、比較的低い電源電
圧で、上記放電灯の電極を損うことなく、確実な
始動をおこなうことができるという効果が得られ
る。またこの場合パルスを用いたものに比し、低
い電圧で放電灯を始動できるので、器具内配線等
の絶縁等の絶縁耐圧をローグレードのものにでき
るという利点もある。
第1図は従来装置の回路図、第2図はこの考案
の一実施例を示す回路図、第3図は異なる実施例
を示す回路図である。 図において1は放電灯、2は交流電源、3はコ
ンデンサ、17は整流素子、18,20,22,
23,24,25は遮断手段、19,21はスイ
ツチング素子である。なお各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
の一実施例を示す回路図、第3図は異なる実施例
を示す回路図である。 図において1は放電灯、2は交流電源、3はコ
ンデンサ、17は整流素子、18,20,22,
23,24,25は遮断手段、19,21はスイ
ツチング素子である。なお各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
Claims (1)
- 放電灯と直列に交流電源に接続され、上記放電
灯の電流を制限するコンデンサ、上記放電灯と並
列に設けられた、放電灯の始動時に上記コンデン
サを一方向に充電する整流素子と放電灯の点灯時
にこの整流素子の順方向電流を遮断する遮断手段
の直列回路、この整流素子と並列に設けられ、上
記コンデンサの充電々圧と交流電源電圧との合成
電圧で導通するスイツチング素子を備えたことを
特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980175797U JPS6321918Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980175797U JPS6321918Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5797398U JPS5797398U (ja) | 1982-06-15 |
JPS6321918Y2 true JPS6321918Y2 (ja) | 1988-06-16 |
Family
ID=29533136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980175797U Expired JPS6321918Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321918Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815983U (ja) * | 1971-07-03 | 1973-02-22 | ||
JPS4840986A (ja) * | 1971-10-02 | 1973-06-15 | ||
JPS4863573A (ja) * | 1971-12-06 | 1973-09-04 |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP1980175797U patent/JPS6321918Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815983U (ja) * | 1971-07-03 | 1973-02-22 | ||
JPS4840986A (ja) * | 1971-10-02 | 1973-06-15 | ||
JPS4863573A (ja) * | 1971-12-06 | 1973-09-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5797398U (ja) | 1982-06-15 |
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