JPS5922718Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS5922718Y2
JPS5922718Y2 JP4269678U JP4269678U JPS5922718Y2 JP S5922718 Y2 JPS5922718 Y2 JP S5922718Y2 JP 4269678 U JP4269678 U JP 4269678U JP 4269678 U JP4269678 U JP 4269678U JP S5922718 Y2 JPS5922718 Y2 JP S5922718Y2
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JP
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high frequency
voltage
discharge lamp
oscillation circuit
discharge lamps
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勲 金田
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は放電灯点灯装置に関し、特にたとえば2打直
列点灯回路において逐次起動させるような放電灯点灯装
置に関する。
第1図はこの考案の背景となる従来の2打直列接続され
た放電灯点灯装置の一例を示す回路図である。
構成において、たとえば商用電源のような低周波交流電
源1の両端には、限流チョークを含む限流装置2を介し
て、放電灯3aと3bとの直列回路が接続される。
そして、この放電灯3a。3bの直列接続の両端には高
周波発振回路4が接続される。
この高周波発振回路4は、たとえば発振コンデンサ41
と、この発振コンデンサ41の両端に接続される昇圧イ
ンダクタ42およびサイリスタ43の直列接続とを含む
このような発振回路4の動作についてはすでに周知であ
り、ここではその説明は省略する。
さらに、2つ放電灯3aおよび3bのいずれか一方、こ
の例では3bには、並列的に、逐次起動コンデンサ5が
接続されている。
動作において、交流電源1を投入すると、限流装置2を
介して、発振回路4に電源電圧が与えられて、発振回路
4が動作し、この発振回路4がらは高周波高電圧が得ら
れる。
そして図示しないが、放電灯が予熱を要する場合は適当
な予熱手段によって放電灯3aおよび3bのフィラメン
トが十分予熱されると、この高周波発振回路4からの高
周波電圧と交流電源1からの低周波の電圧とが重畳され
て放電灯3aおよび3bの直列接続の両端に印加される
このとき、一方の放電灯3bには、並列的に、逐次起動
コンデンサ5が接続されているため、前記高周波高電圧
のみならず低周波電源電圧は、このコンデンサ5を介し
て、他方の放電灯3aの両端に印加され高周波高電圧が
放電灯3aを導通化ならしめる。
したがって、まず、この放電灯3aが始動される。
放電灯3aが始動されると、発振回路4の高周波高電圧
のみならず低周波電源電圧はつぎに放電灯3bの両端に
印加されることになる。
したがって、続いてこの放電灯3bも始動される。
このように、従来2灯直列回路を点灯するためには、曲
典型的には、逐次起動コンデンサが用いられている。
しかしながら、この逐次起動コンデンサを用いる点灯装
置においては、次のような問題点がある。
すなわち、発振回路4の出力電圧は、放電灯3aまたは
3bを始動するに十分な高電圧が必要となる。
したがって、この発振回路4を構成する各コンポーネン
) 41.42.43等には、大容量のものが必要とさ
れる。
したがって、この発振回路4が大型となるばかりでなく
、高価でもある。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の問題点を
除きうる放電灯点灯装置を提供することである。
この考案は、要約すれば、少なくとも2つの放電灯を直
列接続し、その直列接続の両端および一方の放電灯に高
圧の高周波電圧を印加するようにした′ものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照しておこなう以下の詳細な説明から一層明らかと
なろう。
第2図はこの考案の原理的なブロック図である。
構成において、交流電源1の両端には限流装置2を介し
て、放電灯3aおよび3bの直列回路が接続される。
この放電灯3aおよび3bのいずれか一方、この実施例
では3bには、並列的に、第1の高周波高電圧源として
の高周波高電圧源6が接続される。
また、放電灯3aおよび3bの直列回路の両端には、第
2の高周波高電圧源としての発振回路4が接続される。
そして、前記高周波高電圧源6の電圧は、発振回路4の
出力電圧よりも大きく選ばれている。
しかしながら、この高周波高電圧源6は、電流はごくわ
ずがであり、電力としては大きなものではない。
動作において、交流電源1を投入すると、限流装置2を
介して、放電灯3a、3bの直列回路および発振回路4
の両端に低周波交流電圧が印加される。
応じて、発振回路4が動作し、その両端に高周波高電圧
が発生して、直列放電灯3aおよび3bの両端に印加さ
れる。
このとき、同時に高周波高電圧源6も動作し、2つの放
電灯3a、3bの直列接続点には高圧が印加される。
したがって、この高周波高電圧源6の両端電圧が放電灯
3bの両端に印加される。
そのため、この放電灯3bがその高周波高電圧によって
放電破壊を生じ点弧される。
この放電灯3bが点灯すると、この放電灯3bは短絡状
態となり、発振回路4の両端電圧がすべて放電灯3aの
両端に印加されることになる。
したがって、この放電灯3aが点弧される。第3図はこ
の考案の好ましい一実施例を示す電気回路図である。
構成において、この第3図はたとえば40W2灯直列接
続の点灯装置である。
そして、発振回路4の発振コンテ゛ンサ41は、放電灯
3aおよび3bのフィラメント31 aおよび32 b
を発振回路4の高周波電流で予熱するように、この放電
灯3aおよび3bの直列接続の1次側(電源側)に接続
する。
また、放電灯3aおよび3bの他方のフィラメント32
aおよび31 bは、直結されて、図示しない適当な
フィラメント予熱手段(たとえば限流チョーク2に結合
されたフィラメント巻線または発振回路4内に挿入され
た図示しない高周波フィラメントランス等)で予熱され
る。
そして、特徴的には、発振回路4を構成する昇圧インダ
クタ42には、高周波高電圧源6を構成する巻線61が
磁気結合される。
そして、この巻線61の一端は放電灯3aのフイラメン
)31aに接続され、他端は低周波成分を阻止するコン
テ゛ンサ62を介して前記フイラメンl−32a、31
bの接続点に接続される。
動作において、交流電源1を投入すると、発振回路4が
動作してその両端に高周波電圧が生じることは前述した
とおりである。
このとき、昇圧インダクタ42に結合された巻線61に
は、この高周波発振回路4の出力が誘起され、その両端
には昇圧インダクタ42とこの巻線61との巻数比に応
じて昇圧された高周波高電圧が得られる。
そして、この巻線61に誘起された高周波高電圧は発振
回路4の出力電圧に加算され、コンデンサ62を介して
、前記接続点に印加されることになる。
その他の動作については、すでに説明したとおりである
が、この実施例では放電灯3bがます点弧され、続いて
巻線61の電圧と発振回路4の電圧とに基づいて放電灯
3bが点弧される。
なお巻線61は発振回路4の発振電圧を昇圧する限りに
おいては昇圧インダクタ42に対し如何なるように結合
してもよい。
第4図はこの考案の他の実施例の回路図である。
構成において、この実施例は、以下の点を除いて第3図
の実施例と同様である。
すなわち、発振回路4を、交流電源1の各半サイクルご
とに間欠的に発振する間欠発振回路として構成したこと
であり、そのために間欠発振用コンテ゛ンサ44を接続
する。
45は間欠発振用コンテ゛ンサ44の放電抵抗である。
さらに、高周波高電圧源6としては、前記昇圧インダク
タ42の巻上げ線輪63を用いる。
さらに、この実施例では、一方の放電灯3aに並列に雑
音防止コンデンサ8を接続する。
動作においては、発振回路4が間欠的に発振し、かつし
たがって放電灯3aおよび3bが低周波交流電源1の各
半サイクル毎に再点弧されて毎半サイクルスタート点灯
方式によって点灯することを除いては、第3図と同じで
ある。
したがって、その詳細な説明は省略する。
第5図はこの考案のさらに他の実施例を示す回路図であ
る。
構成において、この実施例は、以下の点を除いて、第4
図のものと同様である。
すなわち、高周波高電圧源6としては、限流チョーク2
に結合された2次巻線64と低周波成分阻止コンデンサ
62とで構成する。
すなわち、間欠発振回路4の高周波高電圧は限流チョー
ク2にブロックされ、それに結合された2次巻線64に
昇圧誘起される。
その他の動作については第5図と同じである。
第6図はこの考案のより実用的な他の実施例を示す回路
図である。
構成において、低周波交流電源1の両端にはラインノイ
ズを除くためのコンデ゛ンサ9が接続されている。
そして、この低周波交流電源1には、限流チョーク2を
介して放電灯3aおよび3bの直列回路が接続される。
そして、この放電灯3aおよび3bの直列回路の両端に
は、間欠発振回路4が接続される。
そして、この発振回路4は、2個の発振コンデンサ41
a、 41b、昇圧インダクタ42.3個のサイリス
タ43a。
43 b、 43 C1間欠発振用コンデンサ44、間
欠発振用コンデンサ44の放電抵抗45およびサイリス
タ43 a、 43 b、 43 C0点弧を制御する
抵抗46.47ならびにコンデンサ48から戊る分圧ネ
ットワークを含む。
発振コンテ゛ンサ41 aおよび41 bは、ともにカ
スケード態様で接続されている。
したがって、発振コンデンサ41 aを含んで構成され
る発振回路は一方の放電灯3bのフイラメン) 32
bのみ含み、発振コンテ゛ンサ41 bを含んで構成さ
れる発振回路は他方の放電灯3aのフィラメント31
aのみを含む。
そのため、それぞれの発振コンデンサ41 aおよび4
1 bで構成される発振回路は、1つのフィラメント抵
抗のみを含むこととなり、そのQは上述の実施例に比べ
てより高くなり、発振回路4の発振効率は改善される。
そして、サイリスタ43a、43bおよび43 Cの直
列接続のブレークオーバー電圧は、始動時低周波交流電
源1の電圧の少なくとも90%以上下となる一方、点灯
中は電源電圧以上となることによって、その異常導通が
防止される。
すなわち、抵抗46.47およびコンデンサ48で構成
される分圧ネットワークは、低周波交流電源1の電圧で
サイリスタ43a、43b、43Cを導通させ、放電灯
3aおよび3bの再点弧時にはそのたびごとにサイリス
タ43a、43b、43Cをオフとするようにそれぞれ
の定数が選ばれている。
なお、放電灯3aおよび3bの直列接続点に高周波高電
圧を印加するための高周波高電圧源6としては、第3図
のような実施例と同様に、巻線61とコンデンサ62と
で構成される。
さらに、放電灯3aおよび3bのそれぞれのフィラメン
ト32 aおよび31 bは、たとえば、限流チョーク
2に結合されたフィラメント巻線21によって並列予熱
される。
すなわち、発振回路4の高周波電圧が限流チョーク2に
よってブロックされ、それに結合されたフィラメント巻
線21にも高周波電流を生じる。
したがって、このフィラメント32aおよび31 bは
この高周波電流で予熱されうる。
なお、10は放電灯3aおよび3bの点灯中に低周波の
管電流成分に基づく電圧でフィラメント32aおよび3
1 bが加熱されるのを防止する低周波阻止用コンテ゛
ンサである。
動作において、低周波交流電源1をオンとすると、限流
チョーク2を介して放電灯3aおよび3bの直列回路と
発振回路4とに低周波電圧が印加される。
そして、まず、その交流電源電圧が抵抗46およびコン
デンサ48によって分圧され、コンデンサ48の端子電
圧が抵抗47を介してサイリスク43 Cに印加される
したがって、最初にこのサイリスタ43 Cが導通し、
サイリスタ43 Cの導通によって続いてサイリスタ4
3a、43bの直列接続の両端に電源電圧が印加される
ため、サイリスタ43 Cの導通に続いてサイリスタ4
3a、43bが導通する。
したがってこの発振回路4は発振動作を開始し、以後低
周波交流電源1の各半サイクルごとに間欠的に発振し、
高周波電圧を発生する。
そして、昇圧インダクタ42に磁気結合される巻線61
にも昇圧された高周波高電圧が得られ、放電灯3aおよ
び3bのそれぞれのフイラメン)−31a。
32 aおよび31 bおよび32 bが十分予熱され
ると、この高周波高電圧源6の出力によって、まず放電
灯3bが点弧し、続いて放電灯3aが点弧する。
放電灯3aおよび3bが点弧すると、低周波交流電源1
−限流チヨーク2−放電灯3a−放電灯3b−低周波交
流電源1の経路で管電流が流れる。
そして、放電灯3aおよび3bが点灯されると、サイリ
スタ43 a、 43 b、 43 Cに印加されるべ
き高周波電圧導通位相は、分圧ネットワークのコンデン
サ48によって適宜遅延される。
したがって、このサイリスタ43 a、 43 b、
43 Cは、放電灯3aおよび3bの再点弧時には導通
されない。
なお、上述の各実施例はいずれも限流装置として限流チ
ョークのみから威る遅相限流装置について説明したが、
進相用コンデンサを直列接続した進相限流装置を用いて
もよい。
以上のように、この考案によれば、2つの放電灯を直列
接続し、その一方に高周波高電圧を印加するとともに、
直列回路の両端にも高周波高電圧を印加するようにした
ため、従来のような逐次起動コンデンサを用いるような
逐次起動点灯方式のものに比べて、発振回路からの出力
電圧が小さくてもよく、そのためにこの発振回路を構成
する各コンポーネントの容量が小さくできる。
したがって、発振回路を小型かつ軽量化することができ
る。
さらに、このように中点に高周波高電圧を印加すること
により、放電灯の低温あるいは高温の始動特性を改善す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の興味ある逐次起動コンテ゛ンサを用
いた2打直列の放電灯点灯装置の一例を示すブロック図
である。 第2図はこの考案を原理的に示すブロック図である。 第3図ないし第6図はそれぞれこの考案の異なる実施側
を示す電気回路図で゛ある。 図において、1は低周波交流電源、2は限流装置(限流
チョーク)、3a、3bは放電灯、4は第2の高周波高
電圧源(発振回路)、6は高周波高電圧源を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 低周波交流電源と、 限流チョークを含む限流装置と、 前記限流装置を介して前記電源に接続される2つの放電
    灯の直列回路と、 前記一方の放電灯に、前記電源より周波数の高い高周波
    高電圧を印加する第1の高周波高電圧源を並列接続する
    とともに、 前記2つの放電灯の直列回路の両端に、第2の高周波高
    電圧源を接続した放電灯点灯装置。
JP4269678U 1978-03-31 1978-03-31 放電灯点灯装置 Expired JPS5922718Y2 (ja)

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