JPS58203857A - 開蓋可能な包入容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品等の製品のための、皿型トレー等の個人
容器に関し、成形バルブ又はプレスボール紙等の繊維材
から成る基部を有し、基部の一側に重合材の不浸透性ラ
イノーを接合し、熱シール可能４Ｉ−ポリｒステルの薄
膜等の、透明で柔軟なプラスチック材から成る蓋を熱及
び／叉は斥力により容器外縁に密封シールするよ・）構
成されＣおり、容器内に包入された食品等の製品を食べ
ようとづる澗費名により品が物理的にめくり−１けられ
個人容器から取り去られる。

この種のトレーには、例えば冷凍食品業界ぐ用いられる
アルミニウム等の金属製交換トレーがあり、その利白と
しくはなかんずく近来需要が増大しくいる家庭用！イク
［１１りＩ−ゾＡ−ブンに有効であるという点がある。

本発明は、フォスター（　ｒ　ｏｓｔｅｒ　）とシＩト
ワーズ（　Ｓ　ｔｏｗｅｒｓ）のノ′メリカ合衆国特訂
第７１、３３７，１１６号（１９８２ｆｔ　６月）に記
述された型の、ポリゴーステル薄膜から成るシイノを有
する予成形されたＡ−ノン使用国の成形バルブ１ヘレー
に用いると特に有益である。この特許第４，３３７。

１１６号の開示内容は本明細書ぐはフォスター及びシＪ
トワーズ特訂としく析にふれ言及づる。

本発明の多くの特徴は、ｌ−ン（）（ａｎｅｉのアメリ
カ合衆国特ｎ第３，９２４，０１３号（　１９７５年１
２月）に開示された型のポリ１−スラルぐ予め被覆又は
ライニングしたボール紙を機械的に成形づるＡ−’／ン
使田川１１トレーに用いる場合にｂイｉ　’Ｉｓ　ｌ”
ある。前記したこれらの特許は人間の食へる食物につい
て有益なオーブン使用可能な容器に関しているが、本発
明の多くの特徴は、容器から蓋を除去しようとするとき
に容器の不所望な剥離が問題となるような他目的に用い
られる他の包入容器にも有益である。

先行技術において今まで未解決であった問題が最も苛酷
であって従って最も説明しやすいのは、繊維質パルプ材
から成りほぼ仕上げ形状に成形された基部に、ポリエス
テル薄膜から成るライナを加熱・加圧により接合した容
器の場合である。蓋を取り外せるよう、通常このような
容器は製品が包入される中央部を囲む縁部を有し、この
縁部は側方の７ランジの形状で容器外周を限定する。薄
い熱シール可能なポリエステルフィルム等の透明で柔軟
な蓋を容器のフランジまわりにライナに熱と圧力でシー
ルすると、ライナと成形パルプ製基部との間の接合や成
形パルプ製基部自体の繊維間のインターフェルト（ｉｎ
ｔ（ｉｒｆｅｌｔ　）　Ｌ／た接合よりも蓋シールの方
が強くなり得る。

燕シールのｈがこれらの接合よりも強いと、燕を物理的
に容器から引き離そうとしても、蓋が包入製品まわりの
ターイノにシールされＩＪまま容器のライノーが、通常
少しの繊Ｈ質パル１がその底部にこびりついｌＪ状態ぐ
、成形パルｆ質の基部から剥離しでしまう。従って、蓋
と包入された製品のまわりのライノとの間のシール包入
状態は解消しないのＣ容器から製品を取り出せない。

この開蓋時の問題は、平らなボール紙の基部にポリ１−
ステルコーティングを押出しで造られた容器の場合には
少なくとも今のところさほど申入な問題ではない。何故
なら、プレスされたボール紙の１ｌＩＩ４間の比較的密
なインターフェルト結合が引き離し力に抗し、容器にシ
ールされたボス１ステルフイルムの蓋は、ボール紙から
ポリ１ステルコーテイングを又ボール紙自体のａｎを剥
離させるのに酋するよりも少ない力Ｃ・、ポリＩ）、チ
ルＩ−７−インタから剥がづことが（゛きるから（゛あ
る。しかしながら、このような容器のボール紙基部は必
然的に全体が緻密化されるので、容器全体が非常にたわ
みやすい薄っぺらなものとなり、冷凍食品のような重い
製品を保持する適宜寸法の商業上受入れられ得る容器を
提供できるよう縁部のみが強靭である。前記したフォス
ター及びシュトワーズ特許に記述された如き成形パルプ
基部を用いたポリ１ステルライニングを施したオーブン
使用可の容器が発達すると、これらの容器はプレスした
ボール紙基部を用いたトレーよりも同一荷重に関し全体
の強靭度がはるかに大きいので、ボール紙基部の容器の
製造においで・も同様に強度を持つよう肉厚がより厚く
且つ緻密度がより粗な基部を提供する必要が生じてくる
。このような変化が生じると、必然的に、ボール紙基部
を有づるトレーにおいても上記したような成形パルプ基
部の容器におけると同様な開蓋時の剥離という問題が生
じるので、本発明はポリエステル被覆したボール紙から
成形した容器の製造にも有益【ある。

このように、先行技４１ｉにおい（従来未解決ぐある問
題は、比較的強靭なｗ＆緒材の一側に小合材のライフを
接合しく成り、冷Ｒ序からＡ−シンの温度及び時間に耐
え得、この範囲内のいかむる温ｍにおい−Ｃも、基部の
ｌｉ緒材やライフと基部との接合に悪影響を及ぼりこと
なく、包入された製品を容易且つ清潔に取り出けるよ−
）容器縁部にシールされた蓋をライノから手Ｃ物理的に
引き離し容器から取り去ることができる食品［・レー等
の包入容器を提供することＣある。

本発明は、成形パルプ又はプレスしたボール紙等の比較
的肉厚な繊維材を手合材の比較的肉薄＜＝　／イブに接
合し、氷山トぐ約１ケ月から約２０４℃（約４００°Ｆ
）ｒ少なくとも１５分間（包入され−（いる食品等の製
品が始め凍つＣいる場合には４５分間）までの温度範囲
に耐えることがぐさ、蓋をシールする部分の外側の縁部
にポリ１ス゛ｉル接着特性を口するリリース材（ｒｅｌ
ｅａｓｅｍａｔｅｒｉａｌ）のＴｌ　−７インタをｉｔ
ことにより、１−記した温度範囲内のいかなる温度にお
いＣも基部のＩＩＡＨ材やライナと基部との接合に悪影
響を及ぼすことなく、後になされた蓋シールを破いて蓋
を手でライナから完全用つきれいに取り去ることができ
、理想的には、繊維接合特性を有して容器縁部の繊維質
に浸透してそれを強化するリリース材及び／又はリリー
ス材及び蓋シール付近容器縁部で容器のその他部分のＩ
ＩＩ材よりも緻密化された繊維材を組み合わせた、開蓋
可能な超人容器から成る。

本発明の多数の利点は添付図面に関する以下の詳細な記
述から当業者には明らかに読み取れるであろう。なお、
以下の説明においては同等の部品には同一の参照符号を
附しである。

特に第１図と第６図に関し、本発明の開ＨＩ１１能な超
人容器１０は、繊維材製の比較的肉厚な基部１２の内表
面側、即ち「製品」側に、重合材製の比較的肉薄なライ
ナ１６が接合される。超人容器１０は、包入すべき製品
２０を収容する中央部１８が蓋２４を受ける縁部２２に
囲まれている。縁部２２の表面２６では２８に示すよう
に蓋２４がライナ１６にｎ接にシールされる。

Ｎ２４が２８に示すよう（こライブ１６にシールされる
外側の縁部２００部分にリリース材から成る］−Ｙイン
ク３０を施しであるので、Ｎ２４を指でつかんで上方に
めくり上げれば、ライナ１６の手合材や基部１２の繊ｌ
１ｉＩ材史には又ライナ１６−基部１２間の接合部１４
や包入され（いる製品２０に悪影響を及ぼすことなく、
Ｎ２４を破れのない一体物としく係シールに抗しく超人
容器１０のライフ１６がら分離づることができる。

本実施例に用いる比較的肉厚な基部１２を得るには、公
知方法により、ｌ！雑質パルプの水様スラリを用いｍ雑
質バルブを無蓋の吸込金型Ｃはばイ１１った立体形に成
形づる。次にモの湿った成形物を乾燥させるの（゛ある
が、好ましくは、加熱した一対のＭｆｓダイスで・加圧
押しっ（］して乾燥させる精密成形方法によって行なう
。又は、乾燥］［程中に形保持を助（Ｊる型を用いるか
或いは用いずに高温空気炉中で乾燥させる粗（ｔ　、１
−１ｊ法により成形された成形物を乾燥しＣもよい。

どちらの乾燥り法を用いる場合でも、このように成形さ
れたパルプ製の基部一つ一つを入れ予成に組み重ねてコ
ンパクトに貯蔵し、適宜の機械的移送手段によってフィ
ルム積層装置に送ることによりポリエステルライナを表
面に接着することができる。

比較的肉厚な基部１２は、又、プレスした繊維質ボール
紙から造ることもできる。この場合、超人容器１０が立
体的形状を有する必要があるならば、前記したケーンの
特許で説明されＣいるように、平らなボール紙を折り曲
げて成形することにより又はプレス成形することにより
所望の形状を得ることができる。繊Ｎ材から成る比較的
肉厚な基部を得るその他方法は当業賃の知識範囲内であ
る。

重合材でＣきた比較的肉薄なライブ１６も同様に公知方
法によって提供できる。本発明の好適実施例によれば、
基部が成形パルプである場合、ライナは前記したフォス
ター及びシュトワーズ特訂で記述された手合材のＩＩＩ
によって造ることがぐさる。これら（記述されたものと
同様のｌｊ法を用いることにより、重合材の薄膜から成
る同様のライフを、折り曲げ又はプレス成形した基部に
施すことか（きる、、ｘ、ボール紙でＣきた基部を用い
る場合、前記したクーン特訂に記述されているように、
平らなボール紙に重合材の高温液状溶解物を被覆し、冷
却・乾燥してから折り曲げ又はプレス成形しＣ最終的な
立体的形状にりることがＣさる。

重合材から成る比較的肉薄なライフに一側が接合づる繊
維材から成る比較的肉厚の基部を提供するのに上述のど
のｆ順を用いる場合ぐも、基部１２とう、イブ１６と両
省の接着部１４とが連続−ケ月間氷点Ｆから、少なくと
も約１５分間、又、パック容器と包入内容物が初め凍っ
ている場合には約４５分間、約２０４℃もの高温までの
範囲の潟億に耐え冑るようにするのが肝要ぐある。プレ
スしたボール紙製置部をｆｌづるトレーに関りる前記し
たクーン特ム１及び成形したバルブ製基部を有するトレ
ーに関りる前記したフＡスター及びシュトワーズ特許に
記述された材料と方法を用いる容器は完全にこれらの湿
度と時間の条件に合致づる。クーン特許に従って造られ
た容器においてはライナは成形前の平らなボール紙にポ
リエチレン′ｊレフタタートの溶融物を押出すことによ
って得られ、フォスター及びシュトワーズ特許に従って
造られた容器においては予め成形されたパルプ製基部に
ほぼ無定形且つほぼ無配向（ｕｎｏｒｉｅｎｔｅｄ　）
のポリエブレンデレフタタート又はその同等物を熱・加
圧により接合することによって得られる。

個人容器１０は包入すべき製品２０を収納する中央部１
８を有し、図示した好適実施例においては、この中央部
１８は下向き皿状部と分割リブ３２を含む。中央部１８
は通常比較的平らな底部３４を含む。

底部３４は場合によっては記号（ロゴ）等の装飾的又は
機能的浮き彫り形状を含み、又、縁部２２につながる１
−向きの傾斜側壁３６を含む。傾斜側壁３６にはほぼ垂
直な壁部分がないため、多数の同等な空の個人容器を次
々に積み重ねることにより、コンパクトな輸送り）粗雑
な貯蔵が１１能どイ１り適宜の機械化移送にＪ、る食品
充填作業場への送給がＯＩ能となる。

本実施例Ｃ′は、縁部２２は個人容器１ｏの外周を限定
りる側部のフランジ３８の形態をどっ（いる。

表面２６へ蓋２４をシールしやすくするため、フランジ
３８はほぼ平らなψ＋０＋−ｌにあるように゛リベさで
ある。成形したパルプ製基部１２を（］するライ、Ｊ張
りした個人容器の場合、フランジ３８は完全トニ滑らか
又は平板に形成づることが筒中イｃので６２４の蜜月シ
ールも筒中（・ある。ボール紙から成形した基部を右す
るうｒ）張りした個人容器の場合には、必然的にゾリー
ツや折りｌ」及び、′×１．１ひだが生じるのＣ′完全
に平らな蓋シール而を提供するのが難しい、。

個人容器１０に付ける蓋４後で容易に取り外せるように
覆るため本発明の個人容器１０の縁部の改良の什Ｉノを
反時ｈ１回りに配した第２図乃〒第５）図に関しく記述
りる。第２図においでは、成形パルプ製塁部１２庖成１
」体を加熱した　対の雄隨ダイスで加汀押しつＵする精
密成形力法により乾燥させる仕方が示されでおり、一対
の雄雌ダイスは研磨金属面を有する上側の雄ダイス４０
と網被覆された表面を有する下側の雌ダイス４２とから
成る。雄雌ダイス４０．４２は図示矢印の如き方向で相
互方向に加圧され、高圧環境Ｆで、湿潤し／、：　＠雑
材から水をしぼり取る。雌ダイス４２は、側部フランジ
３８の下側にあたる付近に盛上げ挿入部４４を備えてお
り、基部１２のフランジ３８はこれによる。機械的圧力
によって圧縮され基部１２の他の部分よりも繊維材が緻
密化する。

盛土げ挿入部４４と同様の挿入部を雄ダイス４０に設番
プＣも同様の効果があり、これを盛上げ挿入部４４の代
りとするか又は盛上げ挿入部４４と共働するように設け
るかはダイスの加熱パラメータ及び７ランジ３８上面の
所望形状又は滑らかさ次第である。

このように機械的１丁縮を加えることにより。

フランジ９８を成寸緻密化された繊Ｈ材は強靭＜１引き
離し抗力を右Ｊる密にインターフェルトし良く結合した
繊維に゛よつ（特徴づけられ、これに対し基部１２の残
りの、Ｊ、り粗な部分は粗にインクーラ１ル］・シたｅ
ｌｉ＆Ｈによって特徴づ（）られる、１粗にインターフ
ェルトした繊維は全般的な割竹を保ち、包入容器自体が
受ｔＪ　ｍる曲げ力に対しく強度をｆ］する。フランジ
３８を成づ繊維材の密度が濃いことは、個人容器１０に
後にシールされる１２４をフランジ３８のＩｇ＆雑間の
積層又は結合に対し悪影響を及はすことなく完全に引き
は一女づことを可能にづる一助となる。基部１２を乾燥
さＵつつこのようＮｉｌ械的１１力（・フランジ３８を
ハ縮づる場合、フランジ３８の肉厚は従つＣ減少し、で
の結果本実施例におＩＪ　６基部１２のその他部分の肉
〜の約２／３以トとムる。

第３図においては成形パルノ°製の基部１２の一側に手
合材製の比較的肉薄なライナを接合づる全般的７′ｊ沫
を幾分概略化して示しており、重合材製薄膜の厚みは見
やりいよう誇張しくある。

接合り払は前記した）Ａスター及びシー１トソーズ特ｎ
に記述されており、神く全般的に占うと下記の諸段階か
ら成る。まず、成形パルプ製の基部１２を加熱した支持
ダイス４６に置く。支持ダイス４６は、置かれた成形パ
ルプ製の基部１２を真空吸引する真空口４８を備えてい
る。加熱した支持ダイス４６は成形パルプ製の基部１２
を所望温度に予熱し、その結果基部１２の上表面が所望
の接合温度となる。はぼ無定形でほぼ無配向のポリ１ヂ
レンテレフタラート製の薄膜等の重合材製薄膜５０を予
熱された基部１２に極く近づけて配し、薄膜５０を急速
予熱する。薄膜５０が予熱されて所望の接合温度に達す
るとすぐに、真空Ｌ１４８により成形パルプ製の基部１
２が真空にされるため、成形パルプ製の基部１２の立体
的輪郭形状に合わせて薄膜５０が急速吸引され、薄膜５
０の下側が基部１２の繊維材の土層に接合される。こう
することにより、成形パルプ製の基部１２上に全般的に
一体の重合材製ライナが施され、全般的に不浸透性であ
って、「冷蔵庫からオーブンへ１式の食物トレーとして
適している。好ましくは、薄膜５０は個人容器１０の緻
密化されたフランジ３８の外端よりも面積を多くし、そ
の結果薄膜積層段階完了時に薄膜５０の一部が縁部２２
から張り出すようにづるのが良い。

実施例におい（は平らなフランジ３８を示したが、装飾
的又は機能的１１的のためフランジ最外縁の　部又は全
部をト向き又ｔよＦ向きに揃えたほぼ平らなフランジを
用いＣもよいことはもらろんＣある。

第４図は、第２図に関して前述した如くフランジ３８を
緻密化する場合と丙とにかかわらずフランジ３８の全般
に粗箱な縁と薄膜５０の張り出し部を機械的に刈り揃え
て個人容器の７ランジ最外縁とりる什りを＞ｌｉ　Ｌ／
−１いる。即ら、ライ−Ｊ１６を施した基部１２を、正
しくｈ向づけ（、支持リング５２１に買き、次いぐ鋭利
な刈り揃え部材り４４ト方に支持リング５２へと動かし
て余分な薄膜と成形バルブを切断し、個人容器１０の外
縁を寸法均一に刈り揃える。□本発明の要旨を逸脱する
ことなく他の公知な縁刈り揃え技術を用いることもＵき
る。

次に、第５図に関し、本発明によればリリース材を個人
容器１０の縁部２２に施すことができる。

これは、例えば、液状のリリース材が被覆されたローラ
５６を個人容器１０に対して横方向に動かすことによっ
て達成され、その結果液状リリース材の玉（ビード）が
、３０で示す如く、緻密化されたフランジ３８の刈り揃
えられた外端に施される。第５図及び第６図においては
リリース材から成るコーディング３０が大袈裟に誇張し
て示されているが、これは単に明瞭な図示をねらいとし
てｈなったものであり、実際には液状のコーティング３
０は非常に薄い。第５図に最もよく示されているように
、リリース材のコーティング３０は、蓋２４がシールさ
れる表面２６の外側の縁部２２に施される。即ち、リリ
ース材のコーティング３０は側部フランジ３８の外周に
あるライｔ１６の上表面に施され、蓋２４をシールする
表面２６はその内側である。

更に、第５図にも示されているように、０−ラ５６によ
って与えられるリリース材のコーディングはライｆ１６
の刈り込み端を外方に越えてフランジの外端に延びてい
るので、リリース材のコーティングは外縁部においＣ成
形バルブ基部の刈り込まれた繊維材にもある程億浸透し
得る。

図示かられかるＪ、うにリリース材のコーティングはラ
イブ４越えＣフランジ外縁に延びるばかりＣなく緻密に
されたフランジ３８の下側、１１１１ら基部１２のト側
をも被覆りるが、これは今述べた本発明の利点には別に
利しない。第５図で・は一つの［・レーしか示していな
いが、均一寸法に縁部を刈り込まれた多数の１〜レーを
入れ１式に積み申ね、これらに細長の１−１−ラを当て
がえば、−亀に多数のトレーに対しリリース材を施すこ
とができるのはもちろんＴ：ある。

好ましくは、リリース材は前記した如く液状叉はペース
ト状′Ｃ塗布Ｃさ、急速に乾いて、燕と容器ライブとの
間の猛烈な接合を防ぐ接省特竹をイ１する固体となるも
のである。多数の公知のポリ１スプル接看剤がこの範晴
に入るが、好適なものは、ライブとターイラ」−にシー
ルされた蓋とにはり付（＞て蓋とライナとの間の適度な
シールを提供するものである。しかしながら、物理的に
ライナから蓋を取りはずそうとするときには、このよう
なリリース材は容易に打ち負がされるべきで、そうすれ
ば蓋は容器ライブの最外縁から容易に引きはがすことが
できる。リリース材の存在により、蓋とライブとの直接
シールよりもライナと基部との接合が側方に幅広くなさ
れるので、蓋とライナとの間の１接的な、強力であるが
ほとんど線的で狭い密封シールは、基部のＩＩＡＨ材や
基部とライナとの接合に悪影響を及ぼすことなく、打ち
負かされて蓋は引き裂きを生じることなく一体できれい
に取り去られる。

この範躊に入る適宜のリリース材としては、メチルセル
ロース等のセルロースエーテル、ヒドロキシグロピルセ
ルロース、ヒト［１キシ１デルセルロ−ス シリコン重合体、アルジネート、でんぷん、でんぷん誘
導体、及びそれらの混・合物から成る群から選択される
材料を含む、。

本発明の好適実施例によれば、リリース材はポリエステ
ル接着特例の他にＩＮＮ接着特竹金石右すべきぐ、そう
覆れば容器外縁部に塗布されたリリース材が、少なくと
もある程度、刈り込まれた繊Ｎ材に浸透して外縁部にお
ける繊維及び１７１８間の接合を強化し、外縁部１１１
ｆｔ材に接合したライノー付近の十Ｍ（・の繊維と繊維
との剥離に史に抗づることがぐさる。

リリース材は、ポリ１スｉルライナとポリエステルライ
ノにシールされ得る材質の蓋との間に施されるものとし
くの接着特性と、緻密にされにフランジの外縁′Ｃ″機
械的に刈り込まれた繊輔乎イ’　ＩｆＡ　＋’　Ｉｔろ
Ｃ）の、＋．　１．　（の柁ガ特慴６Ｉ盲４る他に、人
間の食べる食物用の容器として用いられる場合には別の
特Ｍｂ右するべきである。［１１札、リリー曳材は刺激
Ｑ、味、毒性等がないことによって特徴づけられるべき
であり、又、容器内に包入された食品が物理的に汚染さ
れることのないよう抗脆弱性及び抗剥離性を持たせるべ
きである。理想的には、リリース材は連続−ケ月間氷点
五から少なくとも約１５分間約２０４℃までのいかなる
温度にも耐え得る特性を有するへきである。更に又、審
美的な観点からづれば、非常に薄いリリτス材のコーテ
ィングは本質的に無色であって、上記温度範囲内におい
て重合材のライナや重合材その他の蓋や蓋とライブとの
間の直接シールの彩色に悪影響を及ぼすような化学反応
を起こさないものと丈べきである。

上記の開示による公人容器は、フォスター及びシュトワ
ーズ特許の如き先誉ｊ技愉によつＣ公知のトレーにおい
て生じる開蓋時の問題を解決することができる。この問
題を有する先行技術の例を概略的に示したのが第７図で
あって、第７図において先行技術の公人容器１１０はＩ
ｉｌｆｆＵから成る比較的肉厚の基部１１２の上側にポ
リエステル材から成る比較的肉薄のライナ１１６を接合
してあり、基部中央部に製品２０が包入されＣいる。ポ
リ１スｊ−ルの薄膜から成る蓋２４は熱・圧力によっＣ
＠接７ランジ１３８の周囲のライナ１１６にシールされ
ている。図示の如く、蓋２４は場合【ごよー）Ｃは引−
ｌけー）、ｔみ部６０を一隅にｔｊシ（おり、この引−
１げつまみ部６０がフランジ１３８から張り出して公人
容器１１０から！２４をめくり土げやりくりるためのつ
まみを構成する。第７図に承りように、本発明によるリ
リース材又は緻密化７ランジのない場合、蓋２４とライ
ブ１１６との間の直接シールは成形繊維材間のインター
フ１ルト結合よりも強力であるため、手で引トげー）よ
み部６０を引上げ（ｂライ太１１６が蓋２４と几に持ｌ
う１ってしまい、基部１１２のＩＩ諸賀パルプ材が剥館
してしまう１，これにより公人容器１１０が壊れ、蓋２
４はライフ１１６にシールされたままて゛あ−）（包入
されくいる製品を取り出すことができない。

これに反し、リリース材から成る］−ディング３０と繊
維材の緻密化されたフランジ３８を右する本発明の公人
容器の場合は、第６図に承り如く、丁ぐ引上げつまみ部
６０を引−［げるとライブ゛１６や基部１２の繊ｎ月や
ライノー基部間の接合部１４に悪影響を及は寸ことなく
蓋２４が包入容器のライナ１６から離れる。これは、包
入容器と包入されｔＣＩ製品が加熱前の氷点下の状態に
あるときに蓋２４を取った場合にも、包入容器と包入さ
れた・製品が約２０４℃もの高温状態にあるときに蓋２
４を取った場合にも成り立つ。このように本発明の包入
容器によれば、容器１０自体を剥離させる恐れなり蓋２
４を容器１０から取り去ることができ、食品等の包入製
品２０を傷めることなく取り出すことができる。

本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿
論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は包入容器全般の説明図、第２図乃至第５図は本
発明による包入宰器の製造工程を示す概略的な部分断面
拡大図で、そのうち第２図は包入容器の縁部を緻密化す
る工程を承り図、第３図はライノーを基部に接合する■
稈を示り図、第４図は基部の縁部を機械的に刈り込む１
稈を示４図、第５図はフンンジ外周のまわりのライノー
及び７ランジ外周の繊維材にリリース材を加ｉＪ　ｌ稈
を示す図、第６図は本発明の包入容器の場合に蓋を包入
容器からされいに取り去ることがＣき（、容器の剥１ｌ
ｌｌＩなしに包入製品がされいレニ取り出せることを示
した、本発明の包入容器の概略的な部分断ｉｎ１拡人図
、第７図は先？ｊ技術の場合に蓋を包入容器のライノか
ら引きはがぞうとしく−１じる不ＩＪ合なＩｌｉ緒−繊
組間の剥離を示した、先（■技術の包入容器の概略的な
部分断面拡大図Ｃある。 １（）・・・包入容器、１２・・・基部、１４・・・接
合部、１６・・・ライノ、１８・・・中央部、２０・・
・製品、２２・・・縁部、２４・・・品、２６・・・表
面、３０・・・」−ｊインク、３８・・・−フラノン、
４０・・・雄ダイス、４２・・・隨ダイス、５４・・・
刈り揃え部材、６０・・・引Ｆげつまみ部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）繊維材から成る比較的肉厚の基部の一側の少なくと
   も一部に重合材から成る比較的肉薄のライナを接合し：
   前記基部と前記ライブとが氷□点下の低温から約２０４
   ℃の高温までの範囲の温度に耐え得る材質により構成さ
   れ：包入容器が包入すべき製品を収納する中央部と該中
   央部を囲んで製品包入用の蓋を取付ける縁部とを含み：
   該縁部の表面で蓋をライナにシールし得る構成を有し；
   蓋も上記温度範囲内の温度に耐え得る材質により構成さ
   れ；基部の縁部において蓋がシールされる部分の外側の
   縁部にリリース材のコーティングを施したことを特徴と
   する開蓋可能な仙人容器。 ２）縁部が仙人容器の外周を限定するフランジの形状を
   しており、リリース材から成る：コーティングがフラン
   ジ外周ぐライＪに施され、蓋シール表面は前記フランジ
   外周内にありＨつ仙人容器の周囲にほぼ連続づることを
   特徴とする特ｎ請求の範囲第１項記載の開蓋可能な仙人
   容器。 ３）　フランジの蓋シール表面がほぼ平らな平面［にあ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の開蓋可
   能な仙人容器。 ４）　リリース材を含み仙人容器が、前記した濡ＩＩ範
   囲内の如何なる温ＩＱぐも刺激突、味、毒竹叉は物理的
   汚濁物なく人間の食べる食物の包入用に適合しているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の開蓋可能な
   仙人容器。 ｈ）　リリース材から成る一＋−−３イングが実質−］
   −無色（あり、リリース材自体が前記した温を復範囲内
   の如何なる温ＩＱ　ｋＩ　、ｔ５いでもライブや蓋や画
   布間のシールの彩色（二何ら悪影響を及ぼさないことを
   特徴とする特許請求゛の範囲第４１１１記載の開蓋可能
   な仙人容器、。 ｒ、）　　リリース手イか、メ１ル［ζル１１−ス、ヒ
   ト１１ｔシｆ１１ピルセル１１−ス、ヒト【ｌ′１シ１
   １ルセルロース、カルボキシメチルセルロースシリコン
   重合体、アルシネ−１−、でんぷん、でんぷん誘導体及
   びそれらの混合物から成る群から選択される口とを特徴
   とする特許請求　□の範囲第５項記載の開蓋可能な個人
   容器，。 ７）　リリース材から成るコーティングがう（ｆを越え
   τフランジの外縁まわりへと延び、リリース材は基部を
   成す繊維材を強化できるよう粘着特性をｈｌにとを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載の開蓋可能な個人容器
   。 ８）　基部のフランジを成す繊維材を一械的加圧により
   圧縮することによって基部のその他の繊維材よりも緻密
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の開
   蓋可能な個人容器。 ９）　基部の７ランジが基部のその他部分の約２／３以
   下の厚みｒありＪリリース材から成る］−ディングがラ
   イブを越えて７ランジの外縁や基部の子側まで延びるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の開蓋可能な
   個人容器。 １０）繊維質パルプの水様スラリーを用い繊維質バルブ
   を無燕の吸込金）゛（で令般に（ｌ　、ｌ）−）／．：
   合体形に成形し、次に、加熱した一対の＃ｌｆｓダイス
   で加）１−押し−）　ｔＪ　シアーバルブを乾燥さける
   ことにＪ、っ（緻密化しＩご基部を造り、重合材のｕｌ
   ｌＷにＪ、リノｒ）を）２・す、シイノーを施した基部
   を機械的ＩＪ刈り込むことによつで個人容器のフランジ
   の外縁を形成し、リリース材から成る１−−１インηが
   シイノを越えＣフランジ外縁まわりへ延び、リリース材
   が外縁の繊１１１材に浸透することを特徴とする特許請
   求の範囲第９項記載の開ｔｊ　ｉｉＪ能な個人容器。 １１）ｌｉｔ部の緻密にされにフランジは引き前し抗ノ
   フをす］Ｔ４る密しニインター７１ルトした繊維にＪ９
   ・）（特徴づｌられ、１に部のその他のより粗イ１部分
   は個人容器の残りの部分が受ｔ）（ｑる全曲げ力に抗し
   ０強１０４保１）ｌる粗にインターフ１ルトした繊頼に
   ，Ｊ、）（特徴づ４−ｊられることを特徴とする特沼詰
   、・ｋの範囲第ｉ　ｏ　Ｊ１７！ＩＩＬ載の開蓋可能な
   個人容器。 １２）フランジ外縁にＪ３ける緻密にされ刈り込まれた
   繊維材を強化するようリリース材が粘着特性を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１０項記載の開蓋可能
   な個人容器。 １３）ライフがほぼ無定形でほぼ無配向のポリ゛ｌブレ
   ンｊレノタラートの薄膜から造られ、リリース材がメブ
   ルセルロースｅあることを特徴とする特許請求の範囲第
   １０項記載の開鼎ｉ１１能な個人容器。