JPS58201727A - 物質の高純度精製法 - Google Patents
物質の高純度精製法Info
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- JPS58201727A JPS58201727A JP8464682A JP8464682A JPS58201727A JP S58201727 A JPS58201727 A JP S58201727A JP 8464682 A JP8464682 A JP 8464682A JP 8464682 A JP8464682 A JP 8464682A JP S58201727 A JPS58201727 A JP S58201727A
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- Japan
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- substance
- pressure
- solid
- mixture
- liquid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、不純物質と目標物質からなる液状混合物音、
まず温度晶析に付1て不純物質の一部を液相状で除き、
目標物質濃度の高められ九混合物會史に圧力晶析に付す
ことによ、つて目標物質を高純度・高収率に回収する方
法に関するものである。
まず温度晶析に付1て不純物質の一部を液相状で除き、
目標物質濃度の高められ九混合物會史に圧力晶析に付す
ことによ、つて目標物質を高純度・高収率に回収する方
法に関するものである。
不純物質と目標物質が共晶を形成する様な共晶系化合物
から、目標物質を高純度・高収率に回収しようという試
みは古くからなされているが、一般に純度の同上と回収
率の向上は、両面を同時に満足させることが困難な相反
する要望と考えられており、純度にボイ“ン装置くとき
は回収率が犠・牲となり、回収率にポインF′f装置く
ときれ純度が□ 犠牲になるという関係があった。特に
従来の晶析は主として温度操作に頼るものでめったから
、■微妙な温度管理を高精度に行なうこと自体が困難で
ある、■系内會均−にし、且つ高積度め制−全行なおう
とすれば昇温若しくは冷却の進行速度が無限に遅くなり
、■現火問題としては系内の温度勾配全完全に防止する
ことが不可能であり、又いった今形成された■配線〒時
間に解消することができない等の欠点があり、本発明者
等がかねてより開発を進めている圧力晶析、法に比べる
と制御範囲が極めて狭く純度においても回収率において
t隔設に劣っている=□”・・即ち圧力晶析法の基本に
ついては、例えに特公昭5B−22065、特開11i
[(5G−48068、同50−104771.同51
−8178g、同64−28272、向54−61!6
76等極めて多数の特許出願明細書において既に開示し
友通り、■微妙な圧力管理が賽易である、■昇圧や降圧
が一時に完了する、■系内の圧力分布が均一であり、温
度分布も生じない等の長所があり制御範囲の拡大及び高
精度制御によって純度及び回収率上両面から満足させる
ということもある程度で可能になってき良。
から、目標物質を高純度・高収率に回収しようという試
みは古くからなされているが、一般に純度の同上と回収
率の向上は、両面を同時に満足させることが困難な相反
する要望と考えられており、純度にボイ“ン装置くとき
は回収率が犠・牲となり、回収率にポインF′f装置く
ときれ純度が□ 犠牲になるという関係があった。特に
従来の晶析は主として温度操作に頼るものでめったから
、■微妙な温度管理を高精度に行なうこと自体が困難で
ある、■系内會均−にし、且つ高積度め制−全行なおう
とすれば昇温若しくは冷却の進行速度が無限に遅くなり
、■現火問題としては系内の温度勾配全完全に防止する
ことが不可能であり、又いった今形成された■配線〒時
間に解消することができない等の欠点があり、本発明者
等がかねてより開発を進めている圧力晶析、法に比べる
と制御範囲が極めて狭く純度においても回収率において
t隔設に劣っている=□”・・即ち圧力晶析法の基本に
ついては、例えに特公昭5B−22065、特開11i
[(5G−48068、同50−104771.同51
−8178g、同64−28272、向54−61!6
76等極めて多数の特許出願明細書において既に開示し
友通り、■微妙な圧力管理が賽易である、■昇圧や降圧
が一時に完了する、■系内の圧力分布が均一であり、温
度分布も生じない等の長所があり制御範囲の拡大及び高
精度制御によって純度及び回収率上両面から満足させる
ということもある程度で可能になってき良。
しかし圧力晶析を行なう為の装置は一般に大型化するこ
七が困難で、Toり%mjf晶析装置に比べて小型であ
るかり、−回尚りの処理量も勢−少ないものとならざる
t得なかった。従って圧力晶析法を工業的用途において
具体的に展開していく為に蝶、処理効率の向上を図って
経崎性を満足させ今必要があり、又回収率及び純度tよ
り改普することも望まれたので種々の観点から検討を重
ねてき良。本発明はこの様な検討の結果なされ友もので
あり、工業的用途への展開に当って、経済的ペースt−
jlJi!させながら目標物質!高純度・高収率に回収
することのできる精製法の提供t−i的とするものであ
る。即ち上記目的を満足するに至った本発明の精製法と
に、温度晶析法と圧力晶析法會功みに組合わせたもので
あり、次の2ルー[が包含される。まず第1のルート扛
、目標物質及び来賓的に1種以上の不純物質からなる液
状混合物c以下液状混合物A)t−1不純物質と目標物
質の共晶tiABt↓υ高%A温度領域における予備晶
析に付し、該晶析によって専ばら目標物質を固相備、不
純物質を液相備に夫々濃縮し良後液相の一部を排出し、
その結果最初の液状混合物Aμ、固相分率及び目標物質
濃度の高い中間スラリー状混合物Bとなるが、次いでこ
れ’k濾過機能付きの圧力容器内で加圧し、固相分率が
更に上昇して液相中の目標物質濃度が低下し九段階で、
該圧力賽器のろ液排出ライ、ンを容器外の低気圧側雰囲
気と連通させて液相を排出し、次いで圧力容器内の残存
混合物を圧搾しなから液相圧會低下せしめ、これに伴う
結晶表面の一部融解によって生成し大融液會前記液相と
共に排、出し、目標物質濃度の高い固形物音圧カ等器内
に残留させる、ことを要旨とするものである。
七が困難で、Toり%mjf晶析装置に比べて小型であ
るかり、−回尚りの処理量も勢−少ないものとならざる
t得なかった。従って圧力晶析法を工業的用途において
具体的に展開していく為に蝶、処理効率の向上を図って
経崎性を満足させ今必要があり、又回収率及び純度tよ
り改普することも望まれたので種々の観点から検討を重
ねてき良。本発明はこの様な検討の結果なされ友もので
あり、工業的用途への展開に当って、経済的ペースt−
jlJi!させながら目標物質!高純度・高収率に回収
することのできる精製法の提供t−i的とするものであ
る。即ち上記目的を満足するに至った本発明の精製法と
に、温度晶析法と圧力晶析法會功みに組合わせたもので
あり、次の2ルー[が包含される。まず第1のルート扛
、目標物質及び来賓的に1種以上の不純物質からなる液
状混合物c以下液状混合物A)t−1不純物質と目標物
質の共晶tiABt↓υ高%A温度領域における予備晶
析に付し、該晶析によって専ばら目標物質を固相備、不
純物質を液相備に夫々濃縮し良後液相の一部を排出し、
その結果最初の液状混合物Aμ、固相分率及び目標物質
濃度の高い中間スラリー状混合物Bとなるが、次いでこ
れ’k濾過機能付きの圧力容器内で加圧し、固相分率が
更に上昇して液相中の目標物質濃度が低下し九段階で、
該圧力賽器のろ液排出ライ、ンを容器外の低気圧側雰囲
気と連通させて液相を排出し、次いで圧力容器内の残存
混合物を圧搾しなから液相圧會低下せしめ、これに伴う
結晶表面の一部融解によって生成し大融液會前記液相と
共に排、出し、目標物質濃度の高い固形物音圧カ等器内
に残留させる、ことを要旨とするものである。
そして第2のルートは、中間スラリー状混合物Bの温度
が低下している為に、次の圧力晶析が低温似で行なわれ
純度の低下を招く恐れがめったので、該スラリー状混合
物Bを固相の全部が融解しない温度迄高めることによっ
て圧力晶析の開始温艮會憂めてから前記第1のルートに
従って圧力晶析全行なうことt−要旨とするものである
。即ち本発明の要点は液状混合物A中の不純物質を、比
較的簡単で且つ大証処理の可能な温度晶析法によっであ
る程度除去し、圧力晶析に付す原料混合物の目標物質m
i’i高めて装置経済性を向上させるものであるから、
圧力晶析における効率が高く、目標物質の回収率は極め
て高いものとなる。又第2のルート″t′は、比較的高
m側で圧力晶析を行なうので、回収製品中の目標物質濃
度は極めて高くなる。
が低下している為に、次の圧力晶析が低温似で行なわれ
純度の低下を招く恐れがめったので、該スラリー状混合
物Bを固相の全部が融解しない温度迄高めることによっ
て圧力晶析の開始温艮會憂めてから前記第1のルートに
従って圧力晶析全行なうことt−要旨とするものである
。即ち本発明の要点は液状混合物A中の不純物質を、比
較的簡単で且つ大証処理の可能な温度晶析法によっであ
る程度除去し、圧力晶析に付す原料混合物の目標物質m
i’i高めて装置経済性を向上させるものであるから、
圧力晶析における効率が高く、目標物質の回収率は極め
て高いものとなる。又第2のルート″t′は、比較的高
m側で圧力晶析を行なうので、回収製品中の目標物質濃
度は極めて高くなる。
以下夾施例図面及び具体的な精製操業例に基づいて本発
明の構成及び効果會明らかにしていく。
明の構成及び効果會明らかにしていく。
第1図はプロセスフローの全部を示す説明図で、図線第
2ルートの場合を示しているが、第1ルート會採用する
場合は溶解缶5ffi省略し、濃縮缶8を圧力晶析41
16に直結させる。即ち図においてlは原液タンクであ
シ、前述の液状混合物Aが貯髄避れ、ポンプP1によっ
て温度晶析缶2に送り込まれる。ここではモータMによ
って作動する撹拌翼8が浸漬されると共に、目標物質と
不純物質の共晶点より若干高めの温度迄冷却する為の冷
却機構が付加されるC図略)。従って晶析缶2に入った
液状混合物Aは冷却及び攪拌を受は目標物質濃度出して
くる。即ち拳法では高融点側の物質が目標物質として精
製される。従って晶析缶2ではスラリーが形成され、次
いで濃縮缶8に移壮され、重力沈降方式あるいはその他
任意の方式によってスラリーの濃縮が行なわれる。図で
は重力沈降方式を採っているので、沈殿部と上澄層に分
けられるが、目標物質を多く含む高固相濃度の沈殿部全
圧力晶析にまわし、不純物質濃度の高い上ff1t−ポ
ンプP2によって排液タンク4に送る。即ち同相中には
既に目標物質が相当の高濃度に含まれているので当然法
の圧力晶析に付すが、液相中にも未晶析の目標物質が大
量に含まれているので排液タンク4に送るのは一部にと
どめ、大部公社同相と共に圧力晶析の原料とする。即ち
上述の工程によって目標物質の予備的な晶析が行なわれ
ているので、圧力晶析の対象になるスラリーB中の不純
物質量は相当に低下しておシ、圧力晶析機の装置経済性
は極めて高くなる。但し前述の説明から自明である様に
排液タンク4への送給液量が多くなり過ぎると、同液に
伴なわれて目標物質が排出され、目標物質の日収率が悪
くなるので、排液タンク4への送給電は、液状混合物A
の濃度、晶出缶LKおける冷却度、圧力晶析$6の容量
等を総合的に勘案して調整することが推奨される。
2ルートの場合を示しているが、第1ルート會採用する
場合は溶解缶5ffi省略し、濃縮缶8を圧力晶析41
16に直結させる。即ち図においてlは原液タンクであ
シ、前述の液状混合物Aが貯髄避れ、ポンプP1によっ
て温度晶析缶2に送り込まれる。ここではモータMによ
って作動する撹拌翼8が浸漬されると共に、目標物質と
不純物質の共晶点より若干高めの温度迄冷却する為の冷
却機構が付加されるC図略)。従って晶析缶2に入った
液状混合物Aは冷却及び攪拌を受は目標物質濃度出して
くる。即ち拳法では高融点側の物質が目標物質として精
製される。従って晶析缶2ではスラリーが形成され、次
いで濃縮缶8に移壮され、重力沈降方式あるいはその他
任意の方式によってスラリーの濃縮が行なわれる。図で
は重力沈降方式を採っているので、沈殿部と上澄層に分
けられるが、目標物質を多く含む高固相濃度の沈殿部全
圧力晶析にまわし、不純物質濃度の高い上ff1t−ポ
ンプP2によって排液タンク4に送る。即ち同相中には
既に目標物質が相当の高濃度に含まれているので当然法
の圧力晶析に付すが、液相中にも未晶析の目標物質が大
量に含まれているので排液タンク4に送るのは一部にと
どめ、大部公社同相と共に圧力晶析の原料とする。即ち
上述の工程によって目標物質の予備的な晶析が行なわれ
ているので、圧力晶析の対象になるスラリーB中の不純
物質量は相当に低下しておシ、圧力晶析機の装置経済性
は極めて高くなる。但し前述の説明から自明である様に
排液タンク4への送給液量が多くなり過ぎると、同液に
伴なわれて目標物質が排出され、目標物質の日収率が悪
くなるので、排液タンク4への送給電は、液状混合物A
の濃度、晶出缶LKおける冷却度、圧力晶析$6の容量
等を総合的に勘案して調整することが推奨される。
こうして濃縮缶8の底部から取出される高固相濃度のス
ラリーBd、前述の第1ルーFであればそのまま圧力晶
析機6に供給されるが、温度晶析によってかなりの低温
にガっているので、これをこのまま圧力晶析aI6に持
込んで圧力晶析を行なった場合、低温側(共晶温度に近
い側)での圧力晶析となって固相中の目標物質濃度が相
対的に低下するという問題がある。そこで第2ルートに
示した様にいつ九ん溶解缶5へ注入し、同相の一部又は
全部t−溶解してから圧力晶析機6へ送給することか推
奨される。即ち前述の温度晶析は、目椋物質會結晶化さ
せることを直接的外目的とするのではなくミ不純物質を
液相のままで可及的多く排出することを目的として行な
われるtのであるから、液相の一部會排出子ることによ
って当該目的が達成された後は、全体會均−な液相とし
くあるいは若干の種晶が残る程度の液相とした上で)、
圧力晶析に付して目標物質の高純度結晶t−得る様にす
る方が合理的である。しかし再溶解の為の熱源に要する
エネルギー消費を考慮に入れれけ、温度晶析によって低
下した温度を少しでも@l復しておけに、それに見合う
だけの効果が得られるので、溶解缶、−おシる加熱は必
要十分な程度に抑えることの方が却って合理的であると
言うこともできる。
ラリーBd、前述の第1ルーFであればそのまま圧力晶
析機6に供給されるが、温度晶析によってかなりの低温
にガっているので、これをこのまま圧力晶析aI6に持
込んで圧力晶析を行なった場合、低温側(共晶温度に近
い側)での圧力晶析となって固相中の目標物質濃度が相
対的に低下するという問題がある。そこで第2ルートに
示した様にいつ九ん溶解缶5へ注入し、同相の一部又は
全部t−溶解してから圧力晶析機6へ送給することか推
奨される。即ち前述の温度晶析は、目椋物質會結晶化さ
せることを直接的外目的とするのではなくミ不純物質を
液相のままで可及的多く排出することを目的として行な
われるtのであるから、液相の一部會排出子ることによ
って当該目的が達成された後は、全体會均−な液相とし
くあるいは若干の種晶が残る程度の液相とした上で)、
圧力晶析に付して目標物質の高純度結晶t−得る様にす
る方が合理的である。しかし再溶解の為の熱源に要する
エネルギー消費を考慮に入れれけ、温度晶析によって低
下した温度を少しでも@l復しておけに、それに見合う
だけの効果が得られるので、溶解缶、−おシる加熱は必
要十分な程度に抑えることの方が却って合理的であると
言うこともできる。
従って一般的に甘えにポンプP3としてはスラリーボン
デを設置することが望ましく、溶解缶すにおいて若干固
相分率の低下したスフリー状混合物は、圧力晶析機6の
底部から高田室8に送入される。圧力晶析416の構成
自体は本発明を制限するものではないが、図では底蓋9
、筒状側壁1o、上ml 1.押圧ピストン12から成
シ、底蓋9には原液注入部、炉液排出フィルター14が
形成され、該フィルター14に連設されるろ液排出フィ
ンにはバルブ15が介設され、ろ液タンク7に接続され
る。又側壁lOの横には製品押出ピストン16が設けら
れ、更には側壁lOの外面側に灯台座17′(il−介
してピストン18が取り付けられている。従って爾圧室
8にスラリー状混合物が注入されると、ピストン12が
下降して高圧室8内の圧力が増大し、圧力晶析が行なわ
れる。そして目標物質の晶析が十分に進行して固形物B
が得られると、Aルア’ 15 t−開いて室8内の液
をタンク7に放出するが、液相の排出が終ると高圧室8
内の圧力媒体であった液相がなくなシ、固相を介して糸
外の低圧力側と連通されるので高圧室8内の圧力が低下
しはじめる。その為例えば特開昭54−159878号
等において既に開示している様に、不純物質含有比率の
高い固相表面部が一部融解して液相が発生してくる。従
ってこの状態でピストン12會更に降下させると残存固
相の圧搾が行なわれることと22ニジ、面圧室8内の圧
力が史に低下して大気圧に近づきながら固形物Bの一部
融解及び圧搾が進行し、最終的1c高圧室8内が大気圧
に一致すると共に固形物Bの目標物質純度は極めて訪い
ものとなシ、且つ液相も十分に排出される。
デを設置することが望ましく、溶解缶すにおいて若干固
相分率の低下したスフリー状混合物は、圧力晶析機6の
底部から高田室8に送入される。圧力晶析416の構成
自体は本発明を制限するものではないが、図では底蓋9
、筒状側壁1o、上ml 1.押圧ピストン12から成
シ、底蓋9には原液注入部、炉液排出フィルター14が
形成され、該フィルター14に連設されるろ液排出フィ
ンにはバルブ15が介設され、ろ液タンク7に接続され
る。又側壁lOの横には製品押出ピストン16が設けら
れ、更には側壁lOの外面側に灯台座17′(il−介
してピストン18が取り付けられている。従って爾圧室
8にスラリー状混合物が注入されると、ピストン12が
下降して高圧室8内の圧力が増大し、圧力晶析が行なわ
れる。そして目標物質の晶析が十分に進行して固形物B
が得られると、Aルア’ 15 t−開いて室8内の液
をタンク7に放出するが、液相の排出が終ると高圧室8
内の圧力媒体であった液相がなくなシ、固相を介して糸
外の低圧力側と連通されるので高圧室8内の圧力が低下
しはじめる。その為例えば特開昭54−159878号
等において既に開示している様に、不純物質含有比率の
高い固相表面部が一部融解して液相が発生してくる。従
ってこの状態でピストン12會更に降下させると残存固
相の圧搾が行なわれることと22ニジ、面圧室8内の圧
力が史に低下して大気圧に近づきながら固形物Bの一部
融解及び圧搾が進行し、最終的1c高圧室8内が大気圧
に一致すると共に固形物Bの目標物質純度は極めて訪い
ものとなシ、且つ液相も十分に排出される。
そこでピストン18を引き上げると側壁lOが上ill
と共に上昇し高圧室8が解放されるので、ピストン16
を前進させて固形物Bt基糸外取出す。次いでピストン
16の退避、ピストン18の降下、ピストン12の上昇
上順次行なって圧力晶析機6を組立て、前記の各作業を
繰返すことによって精製を行なうが、こうして得られた
固形物B中の目標物質純度は極めて高く、又目標物質の
回収率も良好であった。
と共に上昇し高圧室8が解放されるので、ピストン16
を前進させて固形物Bt基糸外取出す。次いでピストン
16の退避、ピストン18の降下、ピストン12の上昇
上順次行なって圧力晶析機6を組立て、前記の各作業を
繰返すことによって精製を行なうが、こうして得られた
固形物B中の目標物質純度は極めて高く、又目標物質の
回収率も良好であった。
次にm−フレジー・ルとp−クレゾールの混合物(以下
各成分はM体、1体と呼び混合物はM/P体と呼ぶ)を
対象とし、第1ルート及び第2ルートによる精製実験全
行ない、一定の成果t−得九ので夫々の結果を明らかに
する。尚説明上の便宜から、第2ルーh1ず初めに述る
。
各成分はM体、1体と呼び混合物はM/P体と呼ぶ)を
対象とし、第1ルート及び第2ルートによる精製実験全
行ない、一定の成果t−得九ので夫々の結果を明らかに
する。尚説明上の便宜から、第2ルーh1ず初めに述る
。
1体とM体9重量比が70/80である原液(27M体
:40°(j)’i8.5°9(1体とM体の共晶点は
2.6°C)迄冷却して固相全若干量析出させた。
:40°(j)’i8.5°9(1体とM体の共晶点は
2.6°C)迄冷却して固相全若干量析出させた。
ここから液相の一部を排出して80/20の27M体(
8,5°C)とし、このスラリーを16°C迄加熱し同
相分率0.2586(液相中のP、体濃度:0.780
8)としてから圧力晶析機に注入し、1500気圧まで
加圧した。圧力変化に伴う温度変化、固相分率変化は第
1表に示す通りであった。
8,5°C)とし、このスラリーを16°C迄加熱し同
相分率0.2586(液相中のP、体濃度:0.780
8)としてから圧力晶析機に注入し、1500気圧まで
加圧した。圧力変化に伴う温度変化、固相分率変化は第
1表に示す通りであった。
次いでパルプ15會開き筒圧室8内の固形物Bを圧搾し
続け、前述の手順に従って目標物質を得九。このときの
温度変化、賽器内残留質蓋分率の変化、面相中のP体分
率の変化等については%2表に示す通りでめった。
続け、前述の手順に従って目標物質を得九。このときの
温度変化、賽器内残留質蓋分率の変化、面相中のP体分
率の変化等については%2表に示す通りでめった。
第2表に見られる如く、最終的に得られた固形物のP体
分率は0.9970であり、後述の第lルート(第4表
)及び比較例(第6表)と比べても極めて高く、1体と
しての精製度は十分満足いくものであった。又容器内の
残留質盆分率(原液1としたときの比)は0.4854
であり、回収率は第1ルートの結果よシ低下しているが
、比較例(第6表)に比べれば極めて高く十分満足する
ことができる。
分率は0.9970であり、後述の第lルート(第4表
)及び比較例(第6表)と比べても極めて高く、1体と
しての精製度は十分満足いくものであった。又容器内の
残留質盆分率(原液1としたときの比)は0.4854
であり、回収率は第1ルートの結果よシ低下しているが
、比較例(第6表)に比べれば極めて高く十分満足する
ことができる。
次に第1ルートの実験例會示すが、本突験では前記実験
と同じく1体とM体のM蓋比がTO/80のもの(40
°0)i原液とし、これヲ8.5°Cに冷却して同相を
若干量析出させた後、液相の一部會除いて80/20の
P/M体(8,5℃)とし、このヌフリー會加熱しない
でそのまま圧力晶析に付した。以後は全く同様に行ない
、第8.4表に示す結呆會得た。第8表は第1表に対応
し、第4表は第2表に対応するが、これらの結果に見ら
れるpll<、圧力晶析時の温度が低い仝回収率は極め
て高くなったが、生成固形物の純度に若干の見劣りがあ
つfca 次に比較例ケ示す。この場合は予備晶析の温度が10°
Cであった為、この段階における晶出固体には少なかっ
た(固相分率:0.091B)。その為液相の排出はP
体の大証損失につながる恐れがあり、液相の排出は断念
せざる全得なかった。従って予備晶析は種晶析出の意味
程度しかなく、以後同様の処理を行なったときの経過は
第5表(第1.8表に対応)及び第6表(第2,4表に
対応)に示す通りであって、最終的に得られた固形物の
P体純艮は99.5%とそれ程見劣りはなかったが、容
器内の残留質量分率は0.8269と大幅に低下してお
シ、最終製品純度において若干、回収率については大巾
に、夫々悪い結果しか得られなかった。
と同じく1体とM体のM蓋比がTO/80のもの(40
°0)i原液とし、これヲ8.5°Cに冷却して同相を
若干量析出させた後、液相の一部會除いて80/20の
P/M体(8,5℃)とし、このヌフリー會加熱しない
でそのまま圧力晶析に付した。以後は全く同様に行ない
、第8.4表に示す結呆會得た。第8表は第1表に対応
し、第4表は第2表に対応するが、これらの結果に見ら
れるpll<、圧力晶析時の温度が低い仝回収率は極め
て高くなったが、生成固形物の純度に若干の見劣りがあ
つfca 次に比較例ケ示す。この場合は予備晶析の温度が10°
Cであった為、この段階における晶出固体には少なかっ
た(固相分率:0.091B)。その為液相の排出はP
体の大証損失につながる恐れがあり、液相の排出は断念
せざる全得なかった。従って予備晶析は種晶析出の意味
程度しかなく、以後同様の処理を行なったときの経過は
第5表(第1.8表に対応)及び第6表(第2,4表に
対応)に示す通りであって、最終的に得られた固形物の
P体純艮は99.5%とそれ程見劣りはなかったが、容
器内の残留質量分率は0.8269と大幅に低下してお
シ、最終製品純度において若干、回収率については大巾
に、夫々悪い結果しか得られなかった。
第2図は上記各実験における圧力晶析部分の操作線図を
示すが、各グラフ中の■は圧力晶析開始時点、■は外圧
の完了時点、■は圧搾完了時点會示し、又グラフの10
0%を示している曲線はP体が100%であるときの固
液平衡曲線である。
示すが、各グラフ中の■は圧力晶析開始時点、■は外圧
の完了時点、■は圧搾完了時点會示し、又グラフの10
0%を示している曲線はP体が100%であるときの固
液平衡曲線である。
本発明は1紀の如く構成されているので、目標物質の分
離に当って純度及び回収率の両面において優秀な成果が
得ら□れ、又装置経済の面においても不純物質の予備分
離が行なわれる為、圧力晶析機を効果的に活用すること
が可能となった。
離に当って純度及び回収率の両面において優秀な成果が
得ら□れ、又装置経済の面においても不純物質の予備分
離が行なわれる為、圧力晶析機を効果的に活用すること
が可能となった。
第1図は本発明フローの説明図、第2図は操作線図會示
す。 l・・・原液タンク 2・・・温度晶析缶8・−
・濃縮缶 4・・・排液タンク5・・・溶解
缶 6・・・圧カ晶析機出願人 株式会社
神戸製綱所
す。 l・・・原液タンク 2・・・温度晶析缶8・−
・濃縮缶 4・・・排液タンク5・・・溶解
缶 6・・・圧カ晶析機出願人 株式会社
神戸製綱所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (13実質的に1種以上の不純物質が目標物質と共存し
ている液状混合物から該目標物質ヲ嵩純度に分Mfil
li製する方法であって、上記液状混合物を、前記不純
物質と前記、目標物質の共晶点を下らないa1度領域に
おける予備晶析に付して目標物質の゛丙相分率管高める
と共に液相中め不純物質濃度を高め、・舷に得られた固
液混合物から液相の二部を排出することによって固相分
率會更に高めた後、該固液混合物¥tp過機能付きの圧
力容器内で加圧し、同相分率が更に上昇して液相中の目
標物質濃度が低下した段階で、該圧力容器のろ液排出フ
ィンを番器外の低気圧側算囲気と連通させて液相を排出
し、次いで圧力容器内の残存混合物を゛圧搾しなから液
相圧を低下せしめ、どれに伴う゛結晶表面の一部融解に
よって生成し九融液を前記液相と共に排出し前記目標物
質濃度の高い固形物を圧力賽器゛内に残留させることを
特徴とする物質の高純度精製法O゛ ”(2、特許請求の範囲第1項において、液状混合物が
m−フレジーρとp−クレゾール゛め混合物である物質
め高純度精製法。 (3)特許請求の範囲第2項において、m−クレゾール
が主だ本年純物質、p−タレゾールが目標物質である物
質の高純度精製法。 □(4)実質的に1−以上
の不純物質が目標物質と共存している液状混合物から該
目標物質を高純度に分離精製する方法であって、上記液
状混合物゛な、前記不純物質と前記目標物質の共晶点を
下らない温度領穢における予備晶析に付して目標物質の
固相分率を高めると共に液相中め不純物質一度會高め、
舷に得られた固液混合物から液和め二部を排出量ること
にχうて同相分率を更に高め友後、該固液混合物を固相
の一部が融解する温度嬢高め、次いでこれ?濾過機能付
きの圧力容器内で加圧し、固相分率が更に1外して液相
中の目標物質濃度逅低下した段階で、該圧力容器のろ液
排出ツイン會容器外の低気圧側雰囲気と連通させて液相
を排出し、さらに圧力容器内の残存混合物全圧搾しなか
ら液相圧を低下せしめ、これに伴う結晶表面の− 、部
融解によって生成した融f&に前記液相と共に排出し前
記目標物質濃度の高い固形物を圧力容器内に残留させる
ことを特徴とする物質の高純度精製 ・法0 (J))特W’f詞求の範囲第4項において、液状混合
物がm−クレゾールとp−クレゾールの混合物であ□る
物質の高純度精製法。 (6)特許請求の範−第5項において、m−クレゾ質で
ある物質の高純度M製i。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8464682A JPS58201727A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 物質の高純度精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8464682A JPS58201727A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 物質の高純度精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58201727A true JPS58201727A (ja) | 1983-11-24 |
JPH0119366B2 JPH0119366B2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=13836457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8464682A Granted JPS58201727A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 物質の高純度精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58201727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136528A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-07-20 | エニ−ヘム・エセ・ピ・ア | 2,6‐キシレノールの精製法 |
JPS615789A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-11 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 固定化生体触媒による反応方法 |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP8464682A patent/JPS58201727A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136528A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-07-20 | エニ−ヘム・エセ・ピ・ア | 2,6‐キシレノールの精製法 |
JPS615789A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-11 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 固定化生体触媒による反応方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0119366B2 (ja) | 1989-04-11 |
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