JPS603005B2 - アルミン酸ソ−ダ溶液より析出水酸化アルミニウムを分離する方法 - Google Patents

アルミン酸ソ−ダ溶液より析出水酸化アルミニウムを分離する方法

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JPS603005B2
JPS603005B2 JP53054803A JP5480378A JPS603005B2 JP S603005 B2 JPS603005 B2 JP S603005B2 JP 53054803 A JP53054803 A JP 53054803A JP 5480378 A JP5480378 A JP 5480378A JP S603005 B2 JPS603005 B2 JP S603005B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバイヤー法またはその改良法(以下バイヤー法
と称す)によって、ボーキサイトからアルミナを製造す
る方法に関するものである。
更に詳細には本発明はバイヤー法によってボーキサイト
からアルミナを製造する方法において、種子用水酸化ア
ルミニウムの経済的洗浄方法に関するものである。周知
のようにバイヤー法によるアルミナの製造方法はボーキ
サイトを通常130qo以上の温度で熱アルカリ処理し
ボーキサイト中のアルミナ分を抽出し(溶解工程)、得
られたスラリ−から酸化鉄、ケイ酸塩、酸化チタン等の
不溶解孫笹を分離し(赤泥分離工程)、残部の清澄アル
ミン酸ソーダ液(以下、バイヤー液と称す)に種子とし
て水酸化アルミニウムを添加し、通常50〜70℃の温
度で水酸化アルミニウムを析出させ(析出工程)、析出
水酸化アルミニウムをアルミン酸ソーダ溶液から分離し
(分離工程)、分離された析出水酸化アルミニウムの一
部を種子として析出工程に循環使用し、他を製品水酸化
アルミニウムとして取出し、他方、分離後のアルミン酸
ソーダ溶液(以下分解液と称す)はそのまま、または濃
縮した後ボーキサイトの溶解工程へ循環使用する工程に
より構成されている。
ところで通常ボーキサイト鉱にはフミン質物質を主体と
する有機物が含有されており、これらがボーキサイトの
溶解工程においてアルミン酸ソーダ溶液中に溶解または
可溶性塩となって溶出するため、また赤泥分離工程にお
いて沈降剤としてデンプン、ポリアクリル酸ソーダ等の
高分子凝集剤が添加されるため、バイヤー工程中のアル
ミン酸ソーダ溶液中には逐次有機物が蓄積されてくる。
バイヤー液中の有機物はフミン質有機物からそれらの分
解生成物、例えばシュウ酸ソーダの形で存在しており、
これら有機物の内ァルミン酸ソーダ溶液中での溶解度の
低いもの(以下この種の有機物を、、シュウ酸ソーダ″
と代表して称す)は水酸化アルミニウムの析出工程にお
いて結晶として、あるいは析出する水酸化アルミニウム
の表面に吸着された形で析出する。このためシュウ酸ソ
ーダを吸着した析出水酸化アルミニウムを種子として析
出工程に循環使用すると水酸化アルミニウムの結晶成長
がさまたげられて粗粒水酸化アルミニウムの製造が不可
能となり、またシュウ酸ソーダ結晶が製品水酸化アルミ
ニウム中に混入して純度を低下し、さらには析出水酸化
アルミニウムとアルミン酸ソ−ダ溶液との分離を困難に
する等の不都合を有する。従来、製品水酸化アルミニウ
ムあるいは循環使用する種子用水酸化アルミニウムより
シュウ酸ソーダ等の有機物を除去する方法としては析出
水酸化アルミニウムを温水で洗浄し、付着混入するシュ
ウ酸ソーダを溶出除去する方法、あるいは種子用水酸化
アルミニウムを冷水洗浄した後、温水で洗浄し、シュウ
酸ソーダを溶出、除去する方法等が提案されている(侍
公昭48一1148び号公報)。
しかし前記方法ではシュウ酸ソーダの除去と同時に析出
水酸化アルミニウムに付着している高価なアルミン酸ソ
ーダ分の損失を招き経済的ではなく、他方後記方法によ
れば種子用水酸化アルミニウムに付着しているアルミン
酸ソーダを冷水洗浄により回収するのでアルミン酸ソー
ダの損失は少なくなる。しかしながら回収されたアルミ
ン酸ソーダを含む冷洗浄水をバイヤー工程内を循環する
分解液の温度にまで加熱するのに多量の熱量を必要とす
るとか、冷水とはいえ洗浄水中にシュウ酸ソ−ダが溶出
するという問題がある。実用されているバイヤー法によ
ってはバイヤー工程中のシュウ酸ソーダの蓄積を防止す
るため定常的にシュウ酸ソーダを除去する必要があり、
この場合上記方法に従って種子用水酸化アルミニウムの
冷水洗浄によリアルミン酸ソーダの回収をした後溢水洗
浄によりシュウ酸ソーダを除去してシュウ酸ソーダをバ
イヤー工程外に排出させようとすると冷水洗浄の際溶出
してバイヤー工程に循環されるシュウ酸ソーダ分を加味
して洗浄処理する種子用水酸化アルミニウム量を決めざ
るをえず必然的に洗浄水量も多くなる。加えて十分な洗
浄を行なおうとすると多量の冷水が必要となり、洗浄後
の回収液をそのままバイヤー工程に循環すると工程内の
ソーダ濃度の低下を招くので、液バランスを保持するた
め大型の蒸発缶や、多量の熱量を必要とする等、経済的
なプロセスとはいえない。かかる事情に鑑み本発明者ら
は種子用水酸化アルミニウムを十分に洗浄して吸着され
ているシュウ酸ソーダを除きかつアルミン酸ソーダの損
失が少なく使用洗浄水量の少ない経済的なシュウ酸ソー
ダの除去方法を見し、出すべく鋭意検討を行なったとこ
ろ、製品水酸化アルミニウムの洗浄に用いた後に回収さ
れる洗浄液は希薄なアルカリ濃度の溶液であり、しかも
該回収液中のシュウ酸ソーダは飽和濃度かあるいは飽和
濃度に近い状態にあり、この回収液を種子用水酸化アル
ミニウムの洗浄液として用い予じめ種子用水酸化アルミ
ニウム,を洗浄して付着したアルミン酸ソーダを該洗浄
液のアルカリ濃度にまで低下せしめ、次いで温水で該種
子用水酸化アルミニウムを洗浄し、シュウ酸ソーダを除
去すると少量の洗浄水でアルミン酸ソーダの損失量も少
なく、効率よく種子用水酸化アルミニウムよりシュウ酸
ソーダを除去し得ることを見出し、本発明方法を完成す
るに至った。
すなわち、本発明はアルミン酸ソーダ溶液に種子用水酸
化アルミニウムを添加して水酸化アルミ,ニウムを析出
させ、析出水酸化アルミニウムの−三部を析出工程に循
環して種子として使用し、他の析出水酸化アルミニウム
は洗浄後、製品として取出すアルミン酸ソーダ溶液より
水酸化アルミニウ.ムを析出分離する方法において、製
品水酸化アルミニウムを洗浄した後回収した洗浄液を用
い種子用水酸化アルミニウムを洗浄し、次いで該種子用
水酸化アルミニウムを温水で洗浄することを特徴とする
アルミン酸ソーダ溶液より析出水酸化アルミニウムを分
離する方法を提供するものである。以下、本発明を具体
的に説明する。従来、製品水酸化アルミニウムの洗浄方
法としてはアルミン酸ソーダ溶液から分離された折世水
酸化アルミニウムスラリーを−且脱液処理して例えば含
水率約1の重量%程度のケーク状とし、次いで洗浄水に
よる多段洗浄が行なわれている。
脱液並びに洗浄工程に汎用されている袋直としては水平
テーブル型炉過機やディスクフィルター等があり、この
種の装置は通常回転する単一の炉過面を有し、該炉過面
は脱液部と多段洗浄部に分れている。製品水酸化アルミ
ニウムスラリーの脱液洗浄工程で回収されるアルミン酸
ソーダを含有する脱液と回収洗浄液とは有価成分を含有
するため通常は混合して回収され、必要により煮諸工程
で処理された後バイヤー工程に循環されている。本発明
の方法を実施するに当っては製品水酸化アルミニウムの
洗浄回収液を種子用水酸化アルミニウムの洗浄に用いる
ものであり、本発明の目的を達成するためには該脱液洗
浄工程において、少なくとも脱液部におけるアルカリ濃
度の高い回収液とケーク状の製品水酸化アルミニウムの
洗浄工程で回収される洗浄液とが別個に分離されて排出
される洗浄方式を採用する必要があり、特に洗浄工程で
の洗浄回収液を例えば二分して脱液直後の製品水酸化ア
ルミニウムを洗浄したアルミン酸ソーダを多量に含有す
るアルカリ濃度の相対的に高い回収洗浄液と洗浄後段の
アルカリ濃度の相対的に低い洗浄回収液とに分けて排出
しうる洗浄方式を採用するのが、アルカリの有効回収の
点で特に望ましい。
本発明の方法においては特にこの後者の回収洗浄液を薄
液と呼んで単なる回収洗浄液と区分して定義をした。
もちろん回収洗浄液を単純に二分せず多段洗浄過程で排
出される洗浄液のアルカリ濃度、シュウ酸ソーダ濃度を
観察して好適の薄液を種子用水酸化アルミニウムの洗浄
に必要量排出するのが好適である。
本発明者らの検討によれば工業的規模で実施されている
バイヤー法では該脱液洗浄工程で回収される洗浄液は操
業条件にもよるが一般には液温40〜90℃でNa20
として6〜50夕/夕、Na2C204として3〜40
夕/そのアルミン酸ソーダ、有機物等が含有されており
、このままの状態でシュウ酸ソーダは飽和濃度に近い状
態にあるか、又は回収液を冷却することにより容易に飽
和濃度に近ずけ又は飽和濃度の状態になしうるものであ
る。
例えば洗浄水温度60℃、Nもび濃度20タ′その場合
Na2C204の飽和濃度は約26夕/そであり、シュ
ウ酸ソーダの飽和濃度はアルカリ濃度の増加、液溢の低
下と共に減少懐向を示す。かように製品水酸化アルミニ
ウムの回収洗浄液はシュウ酸ソーダがほぼ飽和状態か飽
和状態にごく近い状態にある。故にこの種の回収洗浄液
を用いて種子用水酸化アルミニウムの洗浄を行なうなら
ば大部分の種子用水酸化アルミニウム上に付着している
ァルミン酸ソーダの回収が可能で、逆に種子用水酸化ア
ルミニウムに付着混入しているシュウ酸ソーダは使用す
る該洗浄液がほぼシュウ酸ソ−ダが飽和濃度又は飽和濃
度に近い状態にあるため洗浄液に殆んど溶出せず、その
後のシュウ酸ソーダ除去工程において種子用水酸化アル
ミニウムに付着したシュウ酸ソーダが全量除去処理する
ことができる。即ち、本発明の方法は製品水酸化アルミ
ニウムの洗浄に用いた後の回収洗浄液を種子用水酸化ア
ルミニウムの洗浄に用いる方法を採用することにより有
価成分であるアルミン酸ソーダの回収とシュウ酸ソーダ
の除去を極めて少量の洗浄水の導入によりなしうろこと
を可能としたものである。
以下、本発明方法を図面により具体的に説明するが、勿
論該図面は本発明方法を制限するものではない。第1図
はバイヤー法あるいはその改良法の析出工程A:分級工
程B,E;製品水酸化アルミニウムの脱液洗浄工程C;
種子用水酸化アルミニウムの洗浄工程F,G:シュウ酸
ソーダの苛性化工程日および煮詰・程1を示す概略図で
ある。
第1図において、アルミナ溶解工程(図示せず)より導
出されたアルミン酸ソーダ溶液は導管1を通り析出工程
Aに導入される。
該析出工程は通常複数基の析出槽より構成されており導
入されたアルミン酸ソーダ溶液は該析出工程で種子用水
酸化アルミニウムを添加した後、約1〜3日保持され、
水酸化アルミニウムを析出させる。析出した水酸化アル
ミニウムはスラリ−状で析出工程Aより導管2を通り分
級工程Bに導入され、分級工程Bで約4の重量%以上の
含液率の製品水酸化アルミニウムスラリ−と、種子用水
酸化アルミニウムスラリ−とに分離された後、製品水酸
化アルミニウムは導管3を通り脱液洗浄工程Cに、一方
種子用水酸化アルミニウムスラリーは導管4を経て分級
工程Eに導入される。
この導管3より脱液洗浄工程Cへ送られてくる製品水酸
化アルミニウムスラリーは原料鉱石、操業条件により異
なるが、通常該スラリーの液中にアルカリ成分がNa2
0として100〜200タ′そを含有し、水酸化アルミ
ニウム粒子上あるいは粒子間に析出あるいは吸着された
有機物がNもC204として固形分の0.1〜10重量
%存在し、アルミン酸ソーダなどの有価物の回収と不純
物としてのシュウ酸ソーダの除去を目的として脱液洗浄
工程Cに導入される。
脱液洗浄工程Cに導入された製品水酸化アルミニウムは
まず脱液処理に付された含水率約1の重量%以下のケー
ク状とされた後導管5より導入される温水により洗浄さ
れる。
洗浄水としては、水酸化アルミニウムを汚染せず、バイ
ヤー工程内での循環使用に際し、不都合を生起する物質
を包含しない水であればよく、通常40q○以上好まし
くは50〜90ooの温水、例えば加温工業用水あるい
はバイヤー工程等で発生するドレン等を用いればよい。
洗浄水の量は製品として所望される水酸化アルミニウム
の純度にも関係するが、脱液後の製品水酸化アルミニウ
ムに同伴されるアルミン酸ソーダ溶液及び水酸化アルミ
ニウム粒子に付着、混入したシュウ酸ソーダを実質的に
洗い落せる量、少くとも脱液後洗浄工程に入る製品水酸
化アルミニウムの含液量と同量以上、一般には製品水酸
化アルミニウムの約1の重量%以上、より好ましくは2
の重量%以上用いればよい。本工程に用いる炉過洗浄機
としては脱液率が高く、均一な洗浄が達成しうるもので
あればいかなる装置であってもよいが脱液部と洗浄部と
の回収液が別個に排出できるものであればよく、また洗
浄部においては洗浄水の効率的な利用のために向流多段
洗浄型式の装置が好適である。
かかる型式の炉過洗浄装置としては水平テーブル型炉過
機やディスクフィルター等が挙げられる。脱液洗浄工程
Cでの脱液操作により回収されたアルミン酸ソーダ及び
温水洗浄後回収される洗浄液の一部は導管8により排出
されそのままあるいはシュウ酸ソーダの除去処理工程(
図示せず)を経た後煮語工程1に導入され濃縮された後
バイヤー工程に循環使用される。
回収洗浄液の残部又は特定の洗浄段階から導出されたア
ルカリ濃度の相対的に低い薄板は導管7を介して種子用
水酸化ァ/1レミニウムの洗浄用として種子用水酸化ア
ルミニウムの洗浄工程Fに導入される。洗浄後の製品水
酸化アルミニウムは導管6を経てニ競工程Dに導入され
ニ燐された後、導管9より製品ァルミナとして取り出さ
れる。一方、分級工程Bで分離された種子用水酸化アル
ミニウムとアルミン酸ソーダ溶液よりなるスラリーは導
管4を経て分級工程Eに導入される。
分級工程Eは通常シックナ−、サイクロン、炉】重機等
の1つ又は各々の組合せにより構成されており、該工程
に導入されたスラリーは種子用水酸化アルミニウムと更
に微粒水酸化アルミニウムを含んだアルミン酸ソーダ溶
液に分離される。分離こされた種子用水酸化アルミニウ
ムの必要量は導管10を経て洗浄工程Fへ残部は析出工
程Aへ導管12を経て還流され、また分離されたアルミ
ン酸ソーダ溶液は導管11,21を介して直接又は煮詰
工程1を経て溶解工程へ循環され再びボーキサイトから
のアルミナの抽出に利用される。次いで洗浄工程Fに導
入された種子用水酸化アルミニウムは本発明方法の特徴
である製品水酸化アルミニウムの脱液洗浄工程Cから導
管7を介し「と導入される回収洗浄液、好ましくは薄液
により洗浄される。
導管10より導入された種子用水酸化アルミニウムは操
業条件、原料鉱石等により異なるが通常付着液中にはア
ルカリ成分がNa20として100〜2!00夕/そ含
有され、水酸化アルミニウムの粒子上あるいは粒子間に
析出あるいは吸着された有機物がNもC204として固
形分中0.1〜20重量%存在する。
導管7から導入される回収洗浄液、好ましくは薄液はア
ルカリ濃度が低い程、またシュウ酸ソーダ濃度が飽和度
に近い程、本発明方法の効果は高くなるので、該条件に
適応した回収洗浄液、薄液を製品水酸化アルミニウムの
脱液洗浄工程Cから選択して洗浄液として使用すればよ
いが、該液中のシュウ酸ソーダの飽和度が0.5以上、
好ましくは0.7以上、アルカリ濃度がNa20として
50夕/そ以下の回収洗浄液を用いるのが経済上有利で
ある。
洗浄液量は実質的に種子用水酸化アルミニウムに付着し
たアルミン酸ソーダ濃度が洗浄液中のアルミン酸ソーダ
濃度とほぼ同程度の濃度になる量用いればよく、通常導
管10より導入された種子用水酸化アルミニウムの固形
分量の約1の重量%以上、好ましくは2の重量%以上用
いればよい。
また導管7からの洗浄液を予じめ冷却器等を用いて冷却
し、液中のシュウ酸ソーダの飽和度(本発明でいうシュ
ウ酸ソーダの飽和度とは該洗浄液中に含有されるシュウ
酸ソーダ濃度の平衡状態において該洗浄液中に溶解され
うるシュウ酸ソーダ濃度との比である。)を上昇せしめ
た後洗浄液として本洗浄工程Fに用いてもよい。このよ
うな本発明方法によれば製品水酸化アルミニウムの洗浄
に用いた洗浄水の回収液で種子用水酸化アルミニウムを
洗浄してアルカリを回収する際種子用水酸化アルミニウ
ムに付着含有するシュウ酸ソーダは殆んど溶出すること
がないから、該洗浄液中に種子用水酸化アルミニウムか
ら港出するシュウ酸ソーダは実質的に皆無で、かつ種子
用水酸化アルミニウムに付着するアルミン酸ソ−ダの6
0〜95%を回収することが可能である。
次いで洗浄工程Fで使用した洗浄液は導管14,21を
経て直接又は煮語工程1に導入され、濃縮後溶解工程へ
循環されて再びボーキサイトからアルミナを抽出するの
に利用される。一方種子用水酸化アルミニウムは導管1
3を経て洗浄工程Gに導入される。洗浄工程Gは導管1
3を経て導入された付着するアルミン酸ソーダを回収し
た後の種子用水酸化アルミニウム中に含有されるシュウ
酸ソーダを導管15より導入される温水で溶出せしめた
後分離器で種子用水酸化アルミニウムとシュウ酸ソーダ
を含んだ洗浄液とに分離するものであり、通常、洗浄器
付炉過機又は渡洋機を有する種子用水酸化アルミニウム
よりシュウ酸ソーダを溢水中に溶出するための糟(以下
シュウ酸ソーダリパルプ槽と称する)と温水洗浄後の洗
浄液と種子用水酸化アルミニウムとを分離する分離器よ
り構成される装置等公知の手段を用いて実施される。
後者の装置を使用した場合には導管13よりシュウ酸ソ
ーダリパルプ槽に導入された種子用水酸化アルミニウム
は導管15より導入される約50〜9び0の溢水に浸溝
せしめ、該温水中で種子用水酸化アルミニウムに付着混
入するシュウ酸ソーダを溶出せしめた後、分離器で種子
用水酸化アルミニウムとシュウ酸ソーダを含んだ洗浄液
とを分離する。洗浄分離後の種子用水酸化アルミニウム
は導管17を経て析出工程Aに再循環され、水酸化アル
ミニウムの析出用種子として供給されるが、種子用水酸
化アルミニウムとして不必要分は別途製品水酸化アルミ
ニウムとして取出すこともできる。
一方洗浄分離後のシュウ酸ソーダを含有する洗浄液は導
管18を経て廃棄するか、導管16を経てシュウ酸ソー
ダの苛性化工程日に導入し、シュウ酸ソーダと反応し不
溶解物質を生成する化学物質を添加し、溶液中のシュウ
酸ソーダを不落解物質として析出せしめた後、分離除去
すればよい。このような化学物質としては生石灰、消石
灰等の石灰が一般的に用いられるが、バイヤー工程中に
循環使用するに際し、悪影響を及ぼさない物質t例えば
、水酸化バリウム等を用いることもできるし、又、苛性
ソーダ等の強アルカリを添加し、溶液中のシュウ酸ソー
ダを析出除去する方法等を用いてもよい。このようにし
て、洗浄液中よりシュウ酸ソーダを除去した後の処理液
は導管19,21を経て煮語工程に導入し、再循環する
か、あるいは赤泥洗浄液として、赤泥洗浄系(図示せず
)に導入してもよい。
一方不溶解物質として沈殿除去したシュウ酸化合物は導
管20より導出し適当な処理を施し、付加価値の高いシ
ュウ酸化合物に変換し、適宜の用途にむけることも可能
である。上記説明において第1図では、分級工程B,E
よりなる例を示したが本発明の思想を適用する限り、か
かる分級機はそれぞれ単基であってもまた2基以上組み
合せた方式であってもよく、又炉過洗浄工程Fでの洗浄
水も製品水酸化アルミニウムの回収洗浄液または薄液を
例示して説明したが該溶液と一部新鮮な水を混合した溶
液を洗浄水として使用することも可能である。
以上、詳述した本発明方法によれば、本来の種子用水酸
化アルミニウムの洗浄効果の他に、■ 従来の種子用水
酸化アルミニウムの洗浄方法に比較し、シュウ酸ソーダ
等の有機物を実質的に除去することなく付着アルミン酸
ソーダの大部分を回収することができる。
■ 従来の冷水で予じめ種子用水酸化アルミニウムを洗
浄し、アルミン酸ソーダを除去回収する方法に比較し、
工程内へ混入する洗浄水望が少ないので煮誌工程におけ
るエネルギー負荷を著しく減少せしめることができる。
■ 冷水予備洗浄法に比較し、少量の種子用水酸化アル
ミニウムの処理で多量のシュウ酸ソーダの除去が可能で
ある。等その工業的価値は頗る大なるものである。
以下に本発明方法を実施例によって説明するが、本発明
方法はこれらによって制限されるものではない。実施例
1 第1図に示すバイヤー法のフローに準じて種子用水酸化
アルミニウムの分級工程Eより得られたスラリ−濃度斑
4夕/その種子用水酸化アルミニウムスラリー(シュウ
酸ソーダ含有量固形分中2重量%、アルミン酸ソーダ溶
液のNa20濃度125夕/夕)1そを60℃で真空炉
過し、固液分離を行なった。
次いでこの含液率24.塁重量%の種子用水酸化アルミ
ニウムケーク上に製品水酸化アルミニウムの洗浄工程C
で分離回収された希薄アルミン酸ソ‐−ダ溶液からなる
6ぴ0の薄液(Nも025夕/〆、シュウ酸ソーダ滋夕
/そ)170私注ぎ吸引炉過し該ケ‐−ク中のアルミン
酸ソーダを回収した。次いでこのケークを60℃の温水
500の‘中に添加して燈拝し種子用水酸化アルミニウ
ム中に含有されているシュウ酸ソーダを溶解し再び炉過
し、温水洗浄工程での炉液の分析を行ない、溢水中に溶
出したシュウ酸ソーダ濃度の測定を行なった。結果を第
1表に示す。上げ鮫例 1 種子用水酸化アルミニウムの洗浄に薄液170Mに代え
て170の冷水同量の第1段洗浄を行ない、≦尊後6ぴ
○の温水500Mを用い、実施例1と同様に洗浄処理を
行ない、分離された炉液の分析を行ないシュウ酸ソーダ
の溶出塁を測定して第1表に結果を示す。
第1表 第1表より明らかなごとく、本発明方法によれば洗浄の
ための新しい水を用いることなく、高価なアルミン酸ソ
ーダの実質量を回収することができ、加えて種子中に付
着したシュウ酸ソーダをほぼ完全に回収しえる。
実施例 2 実施例1で用いたと同一の種子用水酸化アルミニウムス
ラリー1〆を60qoで真空炉過し固液分離を行った。
次いでこの種子用水酸化アルミニウムケーク上に製品水
酸化アルミニウムの洗浄工程Cで得られた希薄アルミン
酸ソーダ溶液からなる薄.喪液(Na2025夕/そ、
シュウ酸ソーダ 15夕/そ)ZE液温60℃及び40
午0の2種、各々340の【注ぎ吸引3三過し、該ケー
ク中のアルミン酸ソーダを回収した。60℃での該洗浄
液はシュウ酸ソーダ0.7飽和度の溶液であり、4ぴ0
まで冷却した液は、ほぼ飽和液である。
次いでこのケークを実施例1と同法で6ぴ○の温水50
0必中に加え騒拝して種子用水酸化アルミニウム中に含
有されているシュウ酸ソーダを溶解し、洗浄液を炉過分
離しその炉液の分析を行った。その結果を第2表に示す
。第2表 以上の結果よりシュウ酸ソーダが未飽和である希薄アル
ミン酸ソーダ液による洗浄工程では一部シュウ酸ソーダ
の溶解が認められるが、実施例1の比較例よりもなお高
回収率である。
更に洗浄液dPシュウ酸ソーダの飽和度を高めるため4
0qoまで冷却した液での洗浄では60℃の洗浄液にく
らべシュウ酸ソーダの除去率は向上しており、シュウ酸
ソーダの飽和度の高い洗浄液を用いるほどシュウ酸ソー
ダの除去が効率的であることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を組み入れたバイヤー法によるアル
ミナの製造方法を示す概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミン酸ソーダ溶液に種子用水酸化アルミニウム
    を添加して水酸化アルミニウムを析出させ、析出水酸化
    アルミニウムの一部を析出工程に循環して種子として使
    用し、他の析出水酸化アルミニウムは洗浄後、製品とし
    て取出すアルミン酸ソーダ溶液より水酸化アルミニウム
    を析出分離する方法において、製品水酸化アルミニウム
    を洗浄した後回収した洗浄液を用い種子用水酸化アルミ
    ニウムを洗浄し、次いで該種子用水酸化アルミニウムを
    温水で洗浄することを特徴とするアルミン酸ソーダ溶液
    より析出水酸化アルミニウムを分離する方法。 2 製品水酸化アルミニウムを洗浄した後の回収洗浄液
    を用い種子用水酸化アルミニウムに付着したアルミン酸
    ソーダ溶液の実質量を洗い落し、次いで温水で該種子用
    水酸化アルミニウムに付着、混合した有機物の実質量を
    洗い落すことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 製品水酸化アルミニウムを洗浄した後の回収洗浄液
    がアルカリ濃度(Na_2Oとして)50g/l以下、
    シユウ酸ソーダ濃度が本文中で定義する飽和度0.5以
    上であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
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