JPS62103050A - Edta廃液からのedtaの回収方法 - Google Patents

Edta廃液からのedtaの回収方法

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JPS62103050A
JPS62103050A JP24017185A JP24017185A JPS62103050A JP S62103050 A JPS62103050 A JP S62103050A JP 24017185 A JP24017185 A JP 24017185A JP 24017185 A JP24017185 A JP 24017185A JP S62103050 A JPS62103050 A JP S62103050A
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JP
Japan
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edta
waste liquor
acid
crystallization tank
crystal
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JP24017185A
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Tadashi Yoshida
正 吉田
Hitoshi Sato
等 佐藤
Moriyuki Sumiyoshi
住吉 盛幸
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主粟上互肌且分■ 本発明は、化学めっき廃液等、エチレンジアミン四酢酸
(以下、EDTA又はH4Yと記す)を含む廃液から有
価物であるEDTAを回収する方法に関する。
丈来立伎■ 従来、EDTA廃液からBDTAを回収するには、pi
+を鉱酸を用いて調整し、Na4 Y s Naa H
Y 5Na2H2Y及びNaH3Yとして存在するED
TAナトリウム塩を不溶性の遊離酸H4Yとして晶析さ
せた後、固液分離している。
この回収方法においては、晶析槽に攪拌機を取りつけ、
EDTA廃液と添加した酸とを攪拌混合しながら、H4
Yの溶解度が最も低くなるpot〜2までpHを低下さ
せてH4Yを析出させ、回収する。
りジと る  占 しかしながら、このような従来法にあっては、析出した
結晶粒径が0.05〜0.2 mmと小さい上、結晶形
状が樹枝状晶であるものが多(、後段の固液分離が困難
であり、沈澱池が大型化し、また、結晶を再利用するの
に必要な洗浄、脱水工程において、結晶のリークを防ぎ
、かつ洗浄効果を向上させるために高価な耐酸性の高速
遠心分離機等を用いなければならなかった。更に、結晶
内への不純物の取込み量も多く、回収品質を悪化すると
いう問題点もあった。
EDTAの結晶粒径を増大させるためには、核発生が起
こらず、種晶が存在すると、その成長のみが起こる準安
定域の過飽和度で晶析を行わなければならない。しかし
、従来の晶析法では、EDTAの過飽和溶液は不安定に
なりがちであり、時間の経過及び極めて小さな液の流れ
の乱れ等が原因して微小核が多数発生してしまい、粒径
を増大することができなかった。
従って、本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、ED
TA廃液からH4Yを連続的かつ効率的に、結晶粒径が
大きく、結晶形状が球形に近く、更に高純度で析出させ
ることにより、後段の固液分離及び洗浄、脱水工程の設
備を簡素化して、高い回収率でH4Y結晶を経済的に回
収しうるEDTA回収方法を提供することを目的とする
ロ  占  ”′  る 、  の     び本発明
は、熔解しているEDTAナトリウム塩を不溶性のH4
Yとして晶析させる場合、H4Y結晶の成長の阻害要因
が結晶と攪拌翼との衝突による結晶の破砕及び攪拌翼に
よる液の剪断作用による多量の微小核発生であることを
実験により確認し、攪拌翼を用いないで結晶を浮遊状態
にできる方法として、処理液の一部を晶析槽の底部より
流入させ、H4Yの種晶を流動化することによって前記
の問題点を解決したものである。
叩ち、本発明によるEDTAの回収方法は、H4Yの種
晶を充填した晶析槽の底部からpH3以下の処理液の一
部を循環液として流入させて、上向流で種晶を流動化さ
せると同時に底部からEDTA廃液を供給して晶析を行
い、所定の粒径に成長したH4Yの結晶を底部から抜き
出すことを特徴とする。
本発明においては、過飽和の生成を、種晶が流動化され
ている晶析槽の底部で、原液と処理液の一部とを混合す
ることによって行う。本発明方法において、晶析槽の底
部のH4Yの過飽和度(溶液濃度−飽和濃度)が500
0■/1以下になるようにEDTA廃液及び/又は処理
液の流量を調節するのが好ましい。
晶析槽内の温度は、結晶の成長に対して大きく影響し、
高温である程、成長速度が速(、かつ微小核の発生を抑
制でき、一般に20〜80℃であるのが好ましい。
次に、図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明方法を実施する装置のフローシートであ
る。第1図において、EDTA廃液は、原液供給配管1
から晶析槽2へ流入する。晶析槽2には、H4Y結晶3
が充填されており、更に、底部から循環液9が流入され
て、H4Y結晶3を浮遊状態に維持する。処理液は、晶
析槽2の上部から処理液をpig整槽5へ導入され、処
理液配管11から放出されるが、その際、処理液の一部
を循環液として利用するため、pH計6でpI(を測定
し、処理液のpHが3より高い場合に、電磁弁12を開
き、処理液のpuが3以下、好ましくは0.5〜2.5
になるように酸供給配管4から酸を供給する。pH3以
下に調整された処理液の一部を循環ポンプ7により流量
計8を介して循環液供給配管9から晶析槽2へ流入させ
る。このようにして所定の粒径に成長したH4Y結晶は
、結晶抜き出し配管10から1友き出す。
図面には、円錐型の晶析槽を示したが、円筒型又は多段
の円筒型晶析槽を使用しても、同様に良好な結晶が得ら
れる。
実施例 高さ3mで、空間率一定の円錐型晶析槽を有する、図面
に示した装置を用いて、EDTA?a度がH4Y換算で
26.000■/1であるEDTA廃液からEDTAを
回収する実験を行った。その際、晶析槽内には、粒径的
0.2 amのH4Y結晶を種晶として充填しておいた
。晶析槽の底部から原液を流入させ、更に、晶析槽上部
の液のpHが0.5〜2.5になるように硫酸を添加し
、これを循環液として晶析槽の底部へ流入させた。H4
Y過飽和度と槽内の温度に対する、抜き出したH4Y結
晶の平均粒径及び微小核発生の関係を測定し、結果を下
記の表に示す。
(以下余白) この実験結果から、H4Y結晶の平均粒径を1.0龍以
上にするには、晶析槽底部のH4Y過飽和度を5000
■/l以下とし、この時の温度は20〜80℃であるの
が好ましいことが判った。
また、得られた結晶の形状は球形に近く、洗浄、脱水が
容易であると共に、純度も高く、充分再利用可能な品質
を有していた。
全1辺力1 本発明方法によれば、連続的にかつ効率的にH4Y結晶
の粒径を増大することができ、球形に近い高純度の結晶
としてEDTAを回収することができ、後段の洗浄、脱
水工程の機器を効率化かつ簡素化することができる。更
に、本発明方法によれば、微小核の発生が少ないので、
結晶のリークも極めて少なく、回収率を向上できるので
、設備費及び回収費も大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置のフローシートであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレンジアミン四酢酸(EDTAと記す)を含
    む廃液に酸を添加してpHを3以下に調整し、EDTA
    を遊離酸(H_4Yと記す)として晶析させるEDTA
    の回収方法において、H_4Yの種晶を充填した晶析槽
    の底部からpH3以下の処理液の一部を流入させ、上向
    流で種晶を流動化させると同時に底部からEDTA廃液
    を供給して晶析を行い、所定の粒径に成長したH_4Y
    の結晶を底部から抜き出すことを特徴とするEDTA廃
    液からのEDTAの回収方法。
  2. (2)晶析槽上部のpHが0.5〜2.5になるように
    循環液に添加する酸の量を制御する特許請求の範囲第1
    項記載のEDTAの回収方法。
  3. (3)晶析槽の底部のH_4Yの過飽和度(溶液濃度−
    飽和濃度)が5000mg/l以下になるようにEDT
    A廃液の流入量を調節する特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のEDTAの回収方法。
  4. (4)晶析槽の温度を20〜80℃に保持する特許請求
    の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載のEDTA
    の回収方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0807606A1 (de) * 1996-05-16 1997-11-19 Roger Noero Verfahren zur Aufbereitung photographischer Bäder aus Color-Prozessen
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