JPS5819905B2 - 車両用機械−油圧式変速機の制御装置 - Google Patents

車両用機械−油圧式変速機の制御装置

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Publication number
JPS5819905B2
JPS5819905B2 JP6259776A JP6259776A JPS5819905B2 JP S5819905 B2 JPS5819905 B2 JP S5819905B2 JP 6259776 A JP6259776 A JP 6259776A JP 6259776 A JP6259776 A JP 6259776A JP S5819905 B2 JPS5819905 B2 JP S5819905B2
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JP
Japan
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oil
oil passage
spool
valve
speed ratio
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JP6259776A
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高橋繁雄
水野清史
前田宏昭
渡辺司
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は入力軸と出力軸間にクラッチの切換え作動によ
り選択的に完成する低速度比域駆動列と高速度比域駆動
列を設けた車両用機械−油圧式変速機に関し、特に速度
比に応じてクラッチを切換え作動させる制(財)装置の
改良に関するものである。
この種の車両用機械−油圧式変速機において、速度比が
低速度比域駆動列と高速度比域駆動列の切換えを行う所
定の値になったことに即応してクラッチの切換え作動を
行うようにした場合には、速度比が所定の値に近い状態
にて速度比の上昇操作及び下降操作が頻繁に繰返えされ
ることによりクラッチの切換え作動が頻繁に行われ、ク
ラッチの切換え作動時のショックにより乗心地が悪くな
ると同時にクラッチの耐久性も低下する。
本発明はそのような問題を解消しようとするもので、速
度比が所定の値になったことに応答して両クラッチを共
に作動させ且つその状態で車速比昇降指示手段の出力す
る上昇信号又は下降信号が所定時間継続したことに応答
してその信号に応じた所定クラッチの作動を解除するよ
うにしたものである。
以下に本発明の一実施例を図面について説明すると、第
1図において、エンジンEはフライホイール1を介して
機械−油圧式変速機Hの入力軸2に連結されており、こ
の入力軸2にはIJ IJ−フ弁Pvの作用により油路
P2 に一定油圧(ライン圧)を付与する油圧ポンプP
及びガバナバルブG1 が取付けられている。
また、この入力軸2の右端に;は歯車2aが固着されて
おり、この歯車2aには可変容積型の第1油圧ポンプモ
ータM1 の回転軸3に固着した歯車3aが噛合して℃
・る。
回転軸3上に軸方向へ摺動可能にスプライン結合した歯
車4はその右端にドッグギヤ4aを有しており、前・後
進切換用フォークCFによって左右に押動されることに
より、その右端停止位置にて回転軸3上に回転自在に取
付けた歯車5のドッグギャグ5aと噛合し、またその左
端停止位置にて反転軸6の左方歯車6aと噛合する。
なお、歯車5及び反転軸6の右方歯車6bは差動歯車機
構りの構成部材である中間軸Tの歯車7aと常時噛合し
て(・る。
機械−油圧式変速機Hを構成している差動歯車機構りは
第1遊星歯車機構D1 と第2遊星歯車機構D2を備
えている。
第1遊星歯車機構D0 の太陽歯車8aは第1反力軸8
に固着されており、この第1反力軸8の左端にはローレ
ンジクラッチCLの出力歯車12aと噛合する歯車8b
が固着され、また第1反力軸8の右端には第2遊星歯車
機構D2のリング歯車8cが固着されている。
第1遊星歯車機構D1 のリング歯車9aは中間軸7上
に回転自在に取付けた第2反力軸9に固着されており、
この第2反力軸9の左端にはバイレンジクラッチHCの
出力歯車13aと噛合する歯車9bが固着され、またこ
の第2反力軸9の右端には第2遊星歯車機構D2 の太
陽歯車9゜が固着されている。
第1遊星歯車機構D1 の遊星歯車7bは第1反力軸8
上に回転自在に取付けた中間軸7の右端に設けたキャリ
ヤ7c上に回転自在に取付けられ、また第2遊星歯車機
構D2の遊星歯車10aは出力軸10の左端に設けたキ
ャリヤ10b上に回転自在に取付けられている。
第2油圧ポンプモータM2は定容積型のもので油路P。
及びPlにより第1油圧ポンプモータM1に接続されて
おり、その回転軸11上にはローレンジクラッチLC及
びバイレンジクラッチHCが取付げられている。
ローレンジクラッチLCは第2油圧ポンプモータM2の
回転軸11上に回転自在に取付けた出力軸12を有して
おり、油路P1□に油圧が付与されると作動して回転軸
11と一体的に出力軸12を回転する。
バイレンジクラッチHCは、ローレンジクラッチLCと
同様に、回転軸11上に回転自在に取付けた出力軸13
を有しており、油路ptaに油圧が付与されると作動し
て回転軸11と一体的に出力軸13を回転する。
第1油圧ポンプモータM1 の吐出容積Vと速度比eと
の関係は、ローレンジクラッチLCの作動により低速度
比域駆動が完成しているときは第3図の直線イ(前進時
)又はハ(後進時)により表わされ、バイレンジクラッ
チHCの作動により高速度比域駆動列が完成していると
きは第3図の直線口(前進時)又は二(後進時)により
表わされる。
次に上記のように構成した機械−油圧式変速機Hの作動
を制菌する側脚装置を主として第2図を参照して説明す
る。
゛なお、第1図において第2図にて詳細に示した油圧制
菌回路を概略的に示しである。
第2図の第2B図において、マニュアルシフトバルブ2
0は、ハウジング21とスプール22と操作杆23とに
より構成されていて、ハウジング21には9個のポー)
21a〜21iが穿設されている。
ハウジング21の第2ポート21b及び第7ポート21
gはそれぞれ油路P2 を介して油圧ポンプPに接続さ
れ、第4ポート21dは油路P3 を介してバイパスク
ラッチ弁40の第6ポート41fに接続されている。
また、ハウジング21の第6ポー)21 fは油路P4
を介して前後進切換用フォークCF’を作動するアク
チュエータ30の左室30aに接続され、第8ポート2
1hは油路P5を介してアクチュエータ30の右室30
bに接続されるとともに第2D図に示した前後進反転弁
80の第7ポート81gに接続されている。
スプール22は5個のランド22a〜22eを有してお
り、ハウジング21との間にて4個の環状通路20a〜
20dを形成している。
また、このスプール220ランド22bには環状通路2
0aと20bを連通する連通孔22fが穿設されている
操作杆23はその下端にてスプール22の右端に係合し
ており、前進位置F1中立位置N又は後進位置Rに選択
的に位置決めされるように構成されている。
しかして、このマニュアルシフトバルブ20においては
、操作杆23が中立位置N(図示位置)にあるとき、第
2ポート21bに接続した油路P2が環状通路20a、
連通孔22f及び環状通路20bを通して第4ポー)2
1dに接続した油路P3 に連通し、第7ポート21g
に接続した油路P2 がランド22dによって遮断され
る。
また操作杆23が前進位置Fにあるとき、第2ポート2
1bに接続した油路P2がランド22aによつ・て遮断
されるとともに油路P3 が第5ポート21eを通して
リザーバReに連通し、第7ポート21gに接続した油
路P2 が環状通路20cを通して第6ポート21fに
接続した油路P4 に連通するとともに油路P5が第9
ポート21 iを通してリザーバReに連通ずる。
更にまた、操作杆23が後進位置Rにあるとき、第2ポ
ー)21bに接続した油路P2が゛、ランド22bによ
って遮断されるとともに油路P3が第3ポート21cを
通してリザーバReに連通し、第7ポー)21gに接続
した油路P2が環状通路20dを通して第8ポート21
hに接続した油路P5 に連通ずるとともに油路P4
が第5ポート21eを通してリザーバReに連通ずる。
アクチュエータ30は作動杆52と一体のピストン32
を有しており、このピストン32によってハウジング3
1内に油路P4 に連通した左室30a及び油路P5
に連通した右室30bが形成されている。
また右室30bを形成しているハウジング31には環状
の突出部31aが内方に向けて形成され、この突出部3
1a内を作動杆52の左端に一体的に設けた頭部33が
通過するときには、作動杆52の移動速度が遅くなる。
バイパスクラッチ弁40は、両端にランドを有するスプ
ール42と、このスプール42を挾んで位置する一対の
ピストン43,44を具備しており、これらのスプール
42及びピストン43゜44によってハウジング41内
に左方より第1油室40a〜第4油室40dが形成され
るとともにスプール42によって環状通路40eが形成
されている。
ハウジング41は6個のポート41a〜41fを有して
おり、その第1ポート41aは油路P6 を介してバイ
パスクラッチ弁側脚バルブ50の第3ポート51c及び
第5ポート51eにそれぞれ接続されている。
また、ハウジング41の第2ポー)41bは油路P7
を介してガバナバルブG1 に接続され、第3ポー)4
1c及び第4ポート41dは油路P8及び油路P、にそ
れぞれ連通している。
なお、油路P8及びP9は、第1図にて示したように、
一対の油圧ポンプモータM1゜M2 を接続する油路P
及びPlにそれぞれ接続されている。
スプール42は、第3油室40c内に介装した所定の弾
撥力を有する圧縮コイルスプリング45によって常に図
示左方へ押圧されており、第1油室40a内にライン圧
が付与されるとピストン43を介して右方へ押動されて
第3ポート41cと第4ポー)41d間を遮断し、第4
油室40d内にライン圧が付与されるとピストン44を
介して左方に抑圧(又は押動)されて第3ポート41c
と第4ポー)41 d間を連通ずるように構成されてい
る。
またこのスプール42は、第2油室40b内の油圧が所
定の値(エンジンEがアイドリンク運転しているときガ
バナバルブG1 にて生じる油圧値)以上になると、
この油圧によってコイルスプリング450弾撥力に抗し
て右方に押動されて第3ポー)41cと第4ポート41
d間を遮断する。
バイパスクラッチ弁側脚バルブ50はハウジング51と
前記フォークCFを有する作動杆52の左端に一体的に
形成したスプールとにより構成されていて、ハウジング
51には5個のポート51a〜51eが設げられ、スプ
ールには3個のランド52a〜52cが形成されている
しかして、この制御バルブ50においては、ハウジング
51とスプール(作動杆52)によって環状通路50a
及び50bが形成され、作動杆52の左端停止時(又は
右端停止時)には第2ポート51bに接続した油路P2
と第3ポー)51cに接続した油路P6の連通が第2
ランド52b(又は第1ランド52a)によって遮断さ
れるとともに第5ポート51eに接続した油路P6
(又は第3ポート51cに接続した油路P6)が環状通
路50b(又は環状通路50a)を通してリザーバRe
に連通し、作動杆52の移動時には環状通路50aを通
して第2ポート51bに接続した油路P2 と第3ポ
ー)51cに接続した油路P6 が一時的に連通ずる。
第2図の第2A図において、ガバナバルブG1は入力軸
2に固着されて入力軸2と一体的に回転し、この回転時
に作用する遠心力に応じて油路P2を通して付与される
ライン圧を制御□□し油路P7を介して速度比昇降指示
油供給バルブ70の第1ポート71a及びバイパスクラ
ッチ弁40の第2ポート41bにガバナ油圧を付与する
ものである。
スロットル開度−油圧変換器60はスロットル開度に対
応する所定の油圧(スロットル油圧)を油路PIOに付
与するもので、ハウジング61とスプール62とピスト
ン64とカム板66を具備している。
ハウジング61は6個のポー)61a〜61fを有して
いて、第3ポー)61 cには油路P、oを介して速度
比昇降指示油供給バルブ70の第7ポート71gが接続
され、第4ポート61dには油路P2が接続され、第5
ポー)61eにはオリフィス01 を介して油路pt
oが接続されている。
スプール62は3個のランド62a〜62cを有してい
て、その右端にて所定の弾撥力を有する圧縮コイルスプ
リング63によって常に図示左方へ押圧されている。
ピストン64は、その右端にて所定の弾撥力を有する圧
縮コイルスプリング65を介してスプール62と弾撥的
に係合し、その左端にてカム板66のカム面66aに当
接しており、カム板66のカム面66aによって軸方向
へ押動されるようになっている。
カム板66はワイヤWを介してスロットルSに連結され
ており、ワイヤWの移動により回動するように構成され
ている。
しかして、このスロットル開度−油圧変換器60におい
ては、スロットル開度θと油路P1oに付与されるスロ
ットル油圧の関係が第2a図に示すようになっていて、
スロットル開度が小さいときにはエンジンブレーキが作
用するようにスロットル油圧が高く、またその他の開度
においては、そのスロットル開度においてエンジン出力
が略最大となるエンジン回転速度のときガバナバルブG
1 にて生ずるガバナ油圧に対応する値にスロットル
油圧が設定されている。
速度比昇降指示油供給バルブ70は7個のポート71a
〜71gを有するハウジング71と、4個のランド72
a〜72dを有するスプール72と、所定の弾撥力を有
する圧縮コイルスプリング73によって構成されていて
、ハウジング71の第3ポート71cには油路P11が
、第4ポート71dには油路P2 が、第5ポート71
eには油路P1□がそれぞれ接続されている。
しかして、この供給バルブ70においては、ハウジング
71とスプール72によって2個の油室70a、70e
と3個の環状通路70b〜70dが形成されている。
しかして、この供給バルブ70においては、エンジンE
がアイドリンク状態にて回転しているとき及びエンジン
Eが油圧変換器60にて設定した回転速度より低い回転
速度にて回転しているとき、油路P2が油路pHに連通
するとともに油路P1□がリザーバReに連通し、エン
ジンEが油圧変換器60にて設定した回転速度にて回転
しているとき、油路P2が油路pH及びPI3から遮断
され、エンジンEが油圧変換器60にて設定した回転速
度より高い回転速度にて回転しているとき、油路P2が
油路P12に連通ずるとともに油路P11がリザーバR
eに連通ずる。
第2図の第2C図に示した速度比検出バルブ100はハ
ウジング101とスプール102とコイルスプリング1
03により構成されている。
ノ・ウジング101は7個のポート101a〜101g
を有し、その第1ポーN01aには油路P13を介して
出力軸10に取付けたガバナバルブG2(構成及び機能
はガバナバルブG1 と同じ)が接続され、第7ポー
)101gには油路P7が接続され、第3ポー)101
eには油路P2が接続されている。
スプール102は4個のランド102a〜102dを有
しており、その下端にてコイルスプリング103に係合
し上方へ押圧されている。
またこのスプール102はハウジング101との間にて
2個の油室100a、100eと3個の環状通路100
b t 100 c 、I 00 dを形成しており
、環状通路100cと100dはスプール102に穿設
した連通孔102eにより連通している。
しかして、この検出バルブ100においては、スプール
102が油室100aと100e内に付与される両油圧
及びコイルスプリング103の力により速度比eの変化
に応じて摺動し、速度比eが所定の値e1*〜e2*で
あるときには油路P14をポート101cから油路P2
へ連通し、速度比eがe1*より低いとき及び速度比e
がe2*より高いときには油路P14をポート101d
、101fからリザーバReへ連通する。
切換バルブ110はハウジング111とスプール112
と一対のコイルスプリング113゜114により構成さ
れている。
ハウジング111は9個のポーN11a〜1111を有
していて、その第1ポーN11aには油路P16が接続
され、第9ポート1111には油路P1□が接続されて
いる。
また第2ポート111bには油路P12が接続され、第
8ポート1i1hには油路pHが接続され、第4ポーN
11dには油路P18が接続され、第6ポーN11fに
は油路P19が接続されている。
スプール112は5個のランド112a〜112eを有
し、上端にてコイルスプリング113に係合し、下端に
てコイルスプリング114に係合している。
また、スプール112はハウジング111との間にて2
個の油室110a。
110bと4個の環状通路110c 〜110fを形成
しており、環状通路110cと110dはスプール11
2に穿設された連通孔112fにより連通し、環状通路
110eと110fはスプール112に穿設された連通
孔112gにより連通している。
しかして、この切換バルブ110においては、油室11
0aと110bに油圧が付与されていないとき及び油室
110aと110bに油圧が付与されているときにはス
プール112がコイルスプリング113,114により
中央に位置されて油路P12とptsが連通するととも
に油路pHとP2Oが連通する。
また、油室110aと110bの片方だけに油圧が付与
されているときにはこの油圧によりスプール112が下
動または上動されて、油路P18 j pl。
が油路P1□、P1゜から遮断してリザーバReに連通
ずる。
ローレンジクラッチ切換バルブ120はハウジング12
1とスプール122とピストン123とプランジャ12
4とコイルスプリング125゜126によって構成され
ている。
ハウジング121は8個のポート121a 〜12’l
hを有しており、その第1ポー)121aには油路P1
4が接続され、第2ポーN21b及び第4ポート 。
121dには油路P1□が接続され、第5ポート121
eには油路P2 が接続され、第6ポート121fには
油路pt6が接続され、第8ポート121hには油路P
18が接続されている。
スプール122は3個のランド122a〜122eを有
し、上端にてコイルスプリング125に係合し下方へ押
圧される。
また、スプール122はハウジング121との間にて環
状油室120aと環状通路120bを形成している。
ピストン123はスプー/L=122を上動させるため
のもので、ハウジ。
ング121との間にて油室120cを形成し、コイルス
プリング126により下方へ押圧されている。
プランジャ124はスプール122を下動させるための
もので、ハウジング121との間にて油室120dを形
成し、またハウジング121とスプール122との間に
て油室120eを形成し、コイルスプリング125によ
り上方へ押圧されている。
油路PI3中にはオリフィス02 とチェックバルブ
CViが並列に設置されており、油路p1aから油室1
20cへの圧油の供給はオリフィス0□を通して行い、
油室120cから油路P18への圧油の排出は主にチェ
ックバルブcv1 を通して行い迅速に完了する韮うに
されている。
スプー#122.のランド122bはランド122cよ
り大径であ、る。
しかして、このローレンジクラッチ切換バルブ120に
おいては、エンジンEの停止により全ての油路に油圧が
付与されていないときにはスプール122がコイルスプ
リング125により下動されて油路P2 とP1□が連
通する。
この状態からエンジンE?始動により油路P2 にライ
ン圧が付与されてこれが油路P□7に付与されたときに
は油路P1□から油室120eにライン圧が付与される
のでスプーイレ122が下動位置に保持される。
この状態にて通路pisから圧油がオリフィス02 を
通し油室120dに供給され始めるとピストン123が
上動を始め、その圧油供給時間がオリフィス02 によ
り設定された所定時間継続したときピストン123によ
りスプール122が上動されて油路P1.7が油路P2
から遮断されポー)121cよりリザ下バReに連通
する。
この状態で油路P16から油室120aにライン圧が付
与されるならばこのライン圧によりスプール122の上
動位置が保持堡れる。
この状態で油路P14から油室120dにライン圧が付
与されるならばこのライン圧によりスプール122が下
動される。
バイクラッチ切換バルブ130はハウジング131とス
プール132とピストン133とプランジャ134とコ
イルスプリング135によって構成されている。
ハウジング131は8個のポート131a〜131hを
有しており、その第1ポー)131aには油路P14が
接続され、第2ポー)131b及び第4ポート131d
には油路ptaが接続され、第5ポーN31eには油路
P2 が接続され、第6ポー1−131 fには油路p
t’yが接続され、第8ポート13thには油路PI9
が接続されている。
スプール132は3個のランド132a〜132cを有
し、下端部にてリテーナ136を介しコイルスプリング
135に係合し上方へ押圧される。
また、スプール132はハウジング131との間にて環
状油室130aと環状通路130bを形成している。
ピストン133はスプール132を上動させるためのも
ので、ハウジング131との間にて油室130Cを形成
し、コイルスプリング135により下方へ押圧される。
プランジャ134はスプール132を下動させるための
もので、ハウジング131との間にて油室130dを形
成し、ノ・ウジング131及びスプール132との間に
て油室130eを形成する。
油路P2O中にはオリフィス03 とチェックバルブ
C■2が並列に設置されており、油路P19から油室1
30cへの圧油の供給はオリフィス03を通して行い、
油室130cから油路P19への圧油の排出は主にチェ
ックバルブCV2を通して行い迅速に完了するようにさ
れている。
スプール132のランド132bの径はランド132c
の径より犬である。
しかして、このバイレンジクラッチ切換バルブ130に
おいては、エンジンEの停止により全ての油路に油圧が
付与されていないときにはスプール132がコイルスプ
リング135により上動されて油路P16がポート13
1CからリザーバReに連通ずる。
この状態から、エンジンEの始動により油路P2 にラ
イン圧が付与されこれが油路P14に付与されたときに
は油路P14から油室130dにライン圧が付与される
のでプランジャ134が下動してスプール132を下動
させ油路P16がP2 に連通し、油路P16のライン
圧が油室130eに付与されることによりスプール13
2の下動位置が保持される。
この状態にて油路P19から圧油がオリフィス03を通
して油室130dに供給され始めるとピストン133が
上動を始め、その圧油供給時間がオリフィス03 によ
り設定された所定時間継続したときピストン133によ
りスプール132が上動されて油路P16が油路P2か
ら遮断されポート131cよりリザーバReに連通ずる
この状態にて油路P1□から油室130aにライン圧が
付与されるならばこのライン圧とスプリング135によ
りスプール132が上動位置に保持される。
第2図の第2D図において前後進反転弁80はマニュア
ルシフトバルブ20の操作杆23を後進位置Rへ切換え
たときにのみ作動するバルブであってハウジング81と
スプール82と復帰スプリング83により構成されてい
る。
ハウジング81は7個のポート81a〜81gを有して
いて、その第2ポート81b及び第6ポート81fには
油路P17が接続され、第4ポー)81dには油路P1
6が接続されている。
また、このハウジング81の第3ポート81cには油路
P2oが接続され、第5ポー)81eKは油路P21が
接続されている。
スプール82は3個のランド82a〜82cを有しその
上端にて復帰スプリング83により下方へ押圧されてい
て、ハウジング81との間にて一対の環状通路80a、
80bと油室80cを形成している。
しかして、この前後進反転弁80においては、油室80
cにライン圧が付与されていないとき(前進時又は中立
時)、スプール82が復帰スプリング830作用により
下方に位置し油路P16を環状通路80aを通して油路
P2oに連通ずるとともに第6ポー)81 fに接続し
た油路P1□を環状通路80bを通して油路P2□に連
通し、一方油室80cにライン圧が付与されると(後進
時)、スプール82が油室80c内のライン圧によって
復帰スプリング830作用に抗して上動され、第2ポー
ト81bに接続した油路P1□が環状通路80aを通し
て油路P2oに連通ずるとともに油路P16が環状通路
80bを通して油路P21に連通ずる。
スプールバルブ90は運転状態(マニュアルシフトバル
ブ20における操作杆23の位置及び作動しているクラ
ッチの状態)に応じて速度比昇降指示油供給バルブTO
から供給されろ圧油を第1油圧ポンプモータM1 の
斜板角度を変えるアクチュエータACに適確に供給する
バルブであって、ハウジング91とスプール92によっ
て構成されている。
ハウジング91は7個のポート91a〜91gを有して
いて、その第1ポー)91aには油路P20が接続され
、第2ポート91b及び第6ポート91fには油路P1
□が接続され、第4ポート91dには油路P1、が接続
されている。
また、このハウジング91の第3ポート91cには油路
P2□が接続され、第5ポー)91eには油路P23が
接続され、第7ポート91gには油路P2□が接続され
ている。
しかして、このスプールバルブ90においては、ハウジ
ング91とスプール92によって一対の油室90a、9
0bと一対の環状通路9 Oc t 90 dが形成さ
れ、油室90aに油圧が付与されると、スプール92が
下動して油路pttを環状通路90cを通して油路P2
□に連通ずるとともに第6ポー)91 fに接続した油
路P12を環状通路90dを通して油路P23に連通し
、また油室90bに油圧が付与されると、スプール92
が上動して第2ポート91bに接続した油路P12を環
状通路90cを通して油路P2□に連通ずるとともに油
路P1□を環状通路90dを通して油路P23に連通ず
る。
上記のように構成した本実施例の作用について説明する
と、エンジンEの停止時においては、油圧ポンプPが作
動しないことにより油路P2 に油圧が付与されていな
いので、バイパスクラッチ弁40のスプール42はコイ
ルスプリング450作用によって左方へ押圧されてその
左端停止位置に位置し、油路P8 と油路P9が連通
している。
このため油圧ポンプモータM12M2間の油路P。
とPl が油路P8、バイパスクラッチ弁40の環状通
路40e及び油路P9 によって連通し、機械−油圧式
変速機Hが中立状態(入力軸2に駆動力を付与しても出
力軸10が回転しない状態)となっている。
しかして、エンジンEを始動するときには、マニュアル
シフトバルブ20の操作杆23を前進位置Fより中立位
置Nに操作して始動すれば、油圧ポンプP及びガバナバ
ルブG1 が作動し、油路P2 にライン圧が付与され
るとともに油路P7 に入力軸20回転数に応じたガバ
ナ油圧が付与される。
これによりバイパスクラッチ弁40の油室40bに油路
P7 を通してガバナバルブG1 からガバナ油圧が
付与されるが、バイパスクラッチ弁40の油室40dに
はマニュアルシフトバルブ20の第2ポー)21bに接
続した油路P2 一環状通路20a一連通孔22f−環
状通路20b−油路P3 を通してライン圧が付与され
ているので、いかなるエンジン回転時においてもスプー
ル42はピストン44を介して付与される油室40d内
の油圧力によってその左端停止位置に押圧され油路P8
と油路P、を連通させる。
このため、機械−油圧式変速機HはエンジンEの停止時
と同様に中立状態となり出力軸10が回転することはな
く、エンジンEの空吹かしができる。
また、この始動時には、ローンンジクラッチ切換パルプ
120にお℃・てスプール122がコイルスプリング1
250作用によりその下動位置に押圧されて油路P2を
油路P1□に連通させ、・・イレンジクラッチ切換バル
ブ130においてスプール132がコイルスプリング1
35の作用によりその上動位置に押圧されて油路P16
をリザーバReに連通させているので、油圧ポンプPか
ら油路P2 に付与されるライン圧が油路P17に付与
される。
このためローレンジクラッチLCが作動し、クラッチ切
換バルブ120のスプール122が下方停止位置に保持
され、又油路P1□からクラッチ切換バルブ130のポ
)130aにライン圧が導かれるのでスプール132
は上動位置をより確実に保持され、切換バルブ110の
油室110bにライン圧が付与されるので切換バルブ1
10のスプール112が上動して上方停止位置に位置す
る。
また、油路P1□に付与されたライン圧は、前後進反転
弁80にも付与されコイルスプリング830作用により
下方に位置しているスプール82の環状通路80bを通
して油路P21に付与され、スプールバルブ90のスプ
ール92が上動して上方停止位置に位置し油路pttを
油路P23に連通させる。
このようにして始動した後、エンジンEがアイドリンク
状態にて駆動しているときには、速度比昇降指示油供給
バルブ10においてスプール72がコイルスプリングT
3の作用により上方に位置して油路P2 を油路pHに
連通させるとともに油路P12をリザーバReに連通さ
せているので、油圧ポンプPから圧送される圧油が油路
P2−油路pH一油路P23を通ってアクチュエータA
Cの下室AC1に供給されアクチュエータACのピスト
ンAC3を上方停止位置にて押圧している。
これにより油圧ポンプモータM1 の吐出容積が第3
図の−vMになっている。
(この状態を第■状態という。
)なお、上記説明においては、前進位置Fにあったマ
ニュアルシフトバルブ20の操作杆23を中立位置Nに
操作した後、エンジンEを始動した場合について説明し
たが、後進位置Rにある操作杆23を中立位置Nに操作
した後、エンジンEを始動してアイドリンク状態にて駆
動しているときには、操作杆23が後進位置Rにあった
とき付与されたライン圧によりアクチュエータ30のピ
ストン32が左端停止位置に押動されている。
その他は前述の第1状態と同じであるのでその説明は省
略する(この状態を第■状態という。
)ところで、前述の第■状態にてマニュアルシフトパル
プ20の操作杆23を中立位置Nから前進位置Fに操作
すると、マニュアルシフトバルブ20においては、第2
ポート21bに接続した油路P2がスプール220ラン
ド22aによって遮断され、また油路P3 がリザーバ
Reに連通ずるため、バイパスクラッチ弁400油室4
0dに付与されたライン圧がゼロとなる。
またこれと同時に、第7ポー)21gに接続した油路P
2が油路P4 に連通するとともに油路P5がリザーバ
Reに連通ずる。
(この状態を第■状態という。)なお、前述の第■状態
にてマニュアルシフトバルブ20の操作杆23を中立位
置Nから前進位置Fに操作した場合には、マニュアルシ
フトバルブ20において第7ポート21gに接続した油
路P2が油路P4に連通するとともに油路P5 がリザ
ーバReに連通ずることによって、アクチュエータ30
の左室30a内に油圧ポンプPからの圧油が圧送される
とともに右室30b内の圧油が油路P5を通してリザー
バReに還流する。
これによりアクチュエータ30のピストン32が作動杆
52に設けた切換用フォークCFを伴なって右方へ摺動
する。
このピストン32の右方摺動時には、制御バルブ50の
環状通路50aを通して油路P2が油路P6に一時的に
連通ずるための、油路P2から油路P6にライン圧が一
時的に付与され、バイパスクラッチ弁40のスプール4
2がピストン43を介して付与される油室40a内のラ
イン圧によって右方へ押動されて油路P8と油路19間
を一時的に遮断し、第2油圧ポンプモータM2 がモー
タ作用をして歯車5を歯車4と同一方向へ略同一回転速
度にて回転せしめるため、切換用フォークCFによって
押動されている歯車4のドッグギヤ4aが歯車5のドッ
グギヤ5aと略同期された状態にて噛合し、前述の第■
状態となる。
その後、この第■状態にて、当該車両を走行させるべ(
、図示しないアクセルペダルを踏込むと(スロットル開
度θを第2a図の点01以上にすると)、スロットル開
度−油圧変換器60においてはペダル踏込量(スロット
ル開度θ)に対応するスロットル油圧が油路P10に付
与される。
このため、供給バルブ70においてスプール72が油路
PIOから付与されるスロットル油圧によって第■状態
より引き続き上方へ押圧され、油路P2が油路pHに連
通するとともに油路pHがリザーバReに連通ずるので
、アクチュエータACのピストンAC3がその上方停止
位置に押圧され第1油圧ポンプモータM1 の吐出容
積が−vMに維持されエンジンEの負荷が最低に保たれ
る。
一方、エンジンEにおいては、このアクセルペダルの踏
込みによってスロットルSが開くので、エンジンEの回
転速度が急速に上昇し、ガバナバルブG1 にて生ず
るガバナ油圧が上昇する。
しかして、エンジンEの回転速度上昇に伴なって上昇し
たガバナバルブG1 のガバナ油圧がペダル踏込量に
より油圧変換器60にて設定されたスロットル油圧と同
じ値になると、供給バルブ70においてスプール72に
作用するガバナ油圧による押圧力がコイルスプリング7
30弾撥力とスロットル油圧による押圧力の和と等しく
なって油路P2 が両油路ptt I PI3から遮断
される。
また、エンジンEの回転速度が更に上昇すると、ガバナ
バルブG1 にて生ずるガバナ油圧が上昇し、供給バ
ルブ70においてスプール72が下動する。
このため油路P2が油路P12に連通するとともに油路
pHがリザーバReに連通し、油圧ポンプPからの圧油
が油路P2−P、□−P22を通ってアクチュエータA
Cの上室AC2に流入しピストンAC3を下方へ押動す
る。
これにより第1油圧ポンプモータM1 の吐出容積が−
VMから+vMに向って変化し、速度比eが上昇し始め
、出力軸10が正回転を始めて車両が走行を始める。
なお、このときこの速度比eの上昇により車両走行抵抗
がエンジンEに負荷として付与され、この負荷が速度比
eの上昇に伴ない増大するので、エンジンEの回転速度
の上昇が抑えられる。
また、この速度比eの上昇過程においては、速度比検出
バルブ100にて油室100aに付与されるガバナバル
ブG2のガバナ油圧が順次上昇してスプール102を下
方へ押し下げる。
しかして、アクセルペダルの踏込量が少ないことにより
エンジン出力が小さいときには、速度比e b” e
1*にまで上昇しないでもエンジンEの回転速度が負荷
の増大によりペダル踏込量によって定めた設定回転速度
に低下し、供給バルブ70においてスプール72に作用
するガバナ油圧による押圧力がコイルスプリング730
弾撥力とスロットル油圧による押圧力の和と等しくなっ
て油路P2が両油路P1□、P12から遮断される。
これによりアクチュエータACへの圧油供給が遮断され
、第■油圧ポンプモータM1 の吐出容積Vの変化が止
まり、速度比eの上昇が止まる。
アクセルペダルの踏込量が多いことによりエンジン出力
が大きいときには、速度比eがe1*の直前まで上昇し
てもエンジンEの回転速度が設定回転速度に低下せず、
供給バルブ70が油路P1□に圧油を供給し続けるため
、速度比eは更に上昇し、e1*になる。
これにより速度比検出バルブ100においてスプール1
02が下動して油路P2 を油路P14に連通し、油路
P2 を通して付与されるライン圧が油路P14を通し
てクラッチ切換バルブ120,130の油室120d、
130dに付与され、バイレンジクラッチ切換バルブ1
30においてプランジャ134によりスプール132が
下動され油路P2とPI3が連通する。
これによりバイレンジクラッチHCも作動し、両クラッ
チLC,Heの作動により速度比eがe*となる。
また、油路P16にライン圧が付与されたときには切換
バルブ110においてスプール112が中央へ摺動して
油路P1□とP18が連通するとともに油路P1□とP
2Oが連通する。
これにより、油路P1□から圧油が油路P113とオリ
フィス02を通してローレンジクラッチ切換バルブ12
0の油室120cに供給され、この圧油供給が所定時間
継続したときピストン123によりスプール122が上
動され油路P17がリザーバReに連通してローレンジ
クラッチLCの作動が解除する。
そして、油路P1□からライン圧が排出されたときには
切換バルブ110においてスプール112が下動して油
路P181 P2Oが油路P12 t pttからリザ
ーバReに切換連通されるとともに、スプールバルブ9
0においてスプール92がその下端停止位置まで下降す
る。
これにより油路P12を通して供給される圧油がアクチ
ュエータACの王室AC,に流入してアクチュエータA
CのピストンAC3を上方へ押動するため油圧ポンプモ
ータM1 の容積は+vMの近傍から第3図のbの領
域内にて−vMへと変化し、速度比eが更に上昇し、つ
いにはエンジンEの回転速度が設定回転速度に低下する
これにより、供給バルブ70においてスプール72に作
用するガバナ油圧による押圧力がコイルスプリング73
の弾撥力とスロットル油圧による押圧力の和と等しくな
って油路P2 が両油路pH7PI3から遮断され、第
1油圧ポンプモータM1 の吐出容積Vの変化が止まり
、速度比eの上昇が止まる。
上記のようにしてエンジンEの回転速度がペダル踏込量
にて設定した設定回転速度になった後、ペダル踏込量を
一定に七でいても、車両走行抵抗が刻々と変化すること
やエンジンEの性質によりエンジン回転速度が設定回転
速度になり続けることはなく、エンジンEの回転速度が
上昇すると、供給バルブ70が油路P12に圧油を供給
するため速度比eが上昇し、エンジンEの回転速度が下
げられる。
またエンジンEの回転速度が低下すると、供給バルブ7
0が油路P1□に圧油を供給するため速度比eが低下し
、エンジンEの回転速度が上昇される。
この速度比eの変化は少ないが頻繁である。
これにより一定の道路上ではアクセルペダルの踏込量を
定めることにより車速も略定まる。
速度比eがe2*より大きい走行状態において、アクセ
ルペダルを途中まで戻すと、油圧変換器60にて生ずる
スロットル圧が低下するため、供給バルブ70が油路P
12に圧油を供給し、アクチュエータACの王室AC1
に圧油が流入してアクチュエータACのピストンAC3
を上方へ押動することにより第1油圧ポンプモータM1
の容積が−VMと変化し、速度比eが上昇し、エンジ
ンEの回転速度が設定回転速度に向って急速に低下する
エンジンEの回転速度が設定回転速度に低下すると、供
給バルブ70が油路P2 を油路P11゜P1□から遮
断するため、速度比eの上昇が停止する。
エンジンEの回転速度が設定回転速度より低くなると、
供給バルブ70が油路P11に圧油を供給するため、ア
クチュエータACの王室AC2に圧油が流入し、油圧ポ
ンプモータM1 の容積が+7Mへと変化して速度比e
が低下し、エンジンEの回転速度の低下を抑える。
速度比eがe2*の直前まで低下してもエンジンEの回
転速度が設定回転速度に上昇しなげれば、供給バルブ7
0が油路P11に圧油を供給し続けるため、速度比eが
更に低下しe2*になる。
これにより速度比検出バルブ100において、スプール
102が上動して油路P2 とPI3を連通し、油路
P2 を通して付与されるライン圧が油路P14を通し
てクラッチ切換バルブ120,130の油室120d、
130dに付与され、ローレンジクラッチ切換バルブ1
20においてプランジャ124によりスプール122が
下動され油路P2 とP1□を連通する。
これによリローレンジクラッチLCも作動し、両クラッ
チHC,LCの作動により速度比eかe となる。
また、油路P1□にライン圧が付与されたときには切換
バルブ110においてスプール112が中央へ摺動して
油路P12とptsが連通するとともに油路pHとP2
Oが連通する。
これにより油路pHの圧油が油路P19とオリフィス0
3を通してバイレンジクラッチ切換バルブ130の油室
130Cに供給され、この圧油供給が所定時間継続した
ときピストン133によりスプール132が上動され油
路P16がリザーバReに連通してバイレンジクラッチ
HCの作動が解除する。
そして、油路P16からライン圧が排出されたときには
切換バルブ110においてスプール112が上動して油
路P187 P2Oが油路P12 j pHからリザー
バReに切換連通されるとともに、スプールバルブ90
においてスプール92がその上端停止位置まで上昇する
その後油路pHを通して供給される圧油がアクチュエー
タACの下室AC1に流入してピストンAC3を上方へ
押動するため油圧ポンプモータM1 の容積は+vMの
近傍から第3図のaの領域内にて−vMへと順次変化し
、速度比eが更に低下し、ついにはエンジンEの回転速
度が設定回転速度になる。
これにより、供給バルブ70が油路P2 をP1□、P
1□から遮断し、速度比eの低下が止まる。
速度比eがe、*より少し小さい値になっている走行状
態において、供給バルブ70が油路P12に圧油を供給
することにより速度比eが上昇してe1*に達すると、
前述の如(バイレンジクラッチ切換バルブ130のスプ
ール132が下動して)・イレンジクラッチHCも作動
する。
この時、切換バルブ110の作動により油路P12の圧
油が油路P18とオリフィス02 を通しローレンジク
ラッチ切換バルブ120の油室120cに供給される。
この圧油供給が所定時間継続しない間に供給バルブ70
が油路−Prjに圧油を供給すると、ローレンジクラッ
チ切換バルブ120の油室120cの圧油がチェックバ
ルブCV1、油路pta、油路P12を通して迅速に排
出され、スプール122は上動されず、ローレンジクラ
ッチLCの作動が保たれる。
その時、油路Pitに供給された圧油は油路P19とオ
リフィス03 を通してバイレンジクラッチ切換バルブ
130の油室130Cに供給され、この圧油供給時間が
所定時間継続した時にはピストン133によりスプール
132が上動されてバイレンジクラッチHCの作動が解
除する。
またその圧油供給が所定時間継続しな入・間に油路P1
2に圧油が供給されれば、スプール132が上動されず
、バイレンジクラッチHの作動が保たれ、両クラッチの
作動により速度比eがe*で走行する。
また、速度比eが02*より少し大きい値になっている
走行状態において、供給バルブ70が油路P1□に圧油
を供給することにより速度比eが低下してe2*に達す
ると、前述の如くローレンジクラッチ切換バルブ120
のスプール122が下動してローレンジクラッチLCも
作動する。
この時、切換バルブ110の作動により油路P1□の圧
油が油路P19とオリフィス03を通してバイレンジク
ラッチ切換バルブ130の油室130Cに供給される。
この圧油供給が所定時間継続しない間に供給バルブ70
が油路P、2に圧油を供給すると、バイレンジクラッチ
切換バルブ130の油室130Cの圧油がチェックバル
ブCv2、油路P19、油路pHを通して迅速に排出さ
れ、スプール132は上動されず、ノ・イレンジクラッ
チHCの作動が保たれる。
その時、油路P12に供給された圧油は油路P18とオ
リフィス02 を通してローレンジクラッチ切換バル
ブ120の油室120Cに供給される。
この圧油供給が所定時間継続した時にはピストン123
によりスプール122が上動されてローレンジクラッチ
LCの作動が解除する。
またその圧油供給が所定時間継続しない間に油路P1、
に圧油が供給されれば、スプール122が上動されず、
ローレンジクラッチLCの作動が保たれ、両クラッチの
作動により速度比eがe*で走行する。
走行中、アクセルペダルが解放されると、油圧変換器6
0にて生ずるスロットル圧が増大するので、供給バルブ
70が油路P1、に圧油を供給し続ける。
これにより速度比eが次第に小さくなりエンジンブレー
キがかかる。
次に逆転運転する場合について説明すると、前進位置F
にある操作杆23を中立位置Nに操作した後、後進位置
Rに操作してアイドリンク状態にてエンジンEを駆動し
ているときには、マニュアルシフトバルブ20において
第7ポー)21gに接続した油路P2が油路P5 に連
通することによって、前後進反転弁80の油室80Cに
ライン圧が付与され、スプール82がコイルスプリング
830作用に抗して上動する。
これにより油路P17が油路P20に連通し、ライン圧
が油路P2 1P1□及びP2Oを通してスプールバル
ブ90の油室90aに付与される。
このためスプール92が下動して油路P1、を油路P2
゜に連通し、油圧ポンプPからの圧油が油路P2.P1
1及びP2□を通してアクチュエータACの上室AC2
に流入する。
この結果、アクチュエータACのピストンAC3がその
下死点まで移動し、油圧ポンプモータM1 の吐出容積
が−VMから+vMに変化する。
また、この操作杆23の操作時には、油路P4がリザー
バReに連通ずるので、アクチュエータ30の右室30
b内に油圧ポン7°Pからの圧油が圧送されるとともに
左室30a内の圧油が油路P4 を通ってリザーバR
eに環流する。
これによりアクチュエータ30のピストン32が作動杆
52に設けた切換用フォークCFを伴なって左方へ摺動
し、歯車4のドッグギヤ4aと歯車5のドッグギヤ5a
との噛合いが外れる。
このピストン32の左方摺動時には、側脚バルブ50の
環状通路50aを通して油路P2 が油路P6 に一
時的に連通ずるため、油路P2から油路P6にライン圧
が一時的に付与され、バイパスクラッチ弁40のスプー
ル42がピストン43を介して付与される油室40a内
の油圧によって左方へ押動されて油路P8と油路P9間
を一時的に遮断する。
これにより、第2油圧ポンプモータM2 がモータ作用
をして歯車6aを歯車4と同一方向へ略同−速度にて回
転せしめるため、切換用フォークCFによって押動され
ている歯車4と歯車6と略同期された状態にて噛合する
(この状態を第■状態という。
)なお、上記説明においては、操作杆23を前進位置F
−中立位置N−後進位置Rと操作した例について説明し
たが、操作杆23を後進位置R−中立位置N−後進位置
Rと操作しエンジンEをアイドリンク状態にて駆動して
いるときには、マニュアルシフトバルブ20において、
油路P2が油路P5 に連通するとともに油路P3及び
P4がリザーバReに連通することにより上述した第■
状態となる。
その後、この第■状態にてアクセルペダルを踏込めば、
出力軸10が逆転駆動される。
なお、この作動は上述した正転運転時の作動説明及び第
3図から容易に理解されると思うので、その説明は省略
する。
なお、上記実施例においては、速度比eを、入力軸2に
取付けたガバナバルブG1 と、出力軸10に取付け
たガバナバルブG2 とによって得られた信号により
求めた例を示したが、この速度比eは入力軸2、出力軸
10、ローレンジクラッチLC及びハイレンジクラッチ
HCのいずれか2部材の回転速度を検出することにより
求められるものである。
なお、上記実施例においては、アクチュエータACに供
給する作動油を、ガバナバルブG1 とスロットル開
度−油圧変換器60によって油圧的に制(財)される供
給バルブ70により供給した例について説明したが、こ
れを第4図にて示したように、サーボアンプ3Aによっ
て電気的に側脚される公知のサーボバルブSvにより供
給するようにしてもよい。
この場合、サーボアンプSAには、スロットル開度θに
応じて第4B図のとと(定められた電圧n。
(上記実施例の油路P1oに付与される油圧に相当する
)と、入力軸2に取付けた公知の回転数センサS1 か
ら周波数−電圧変換回路FVを介して付与される回転数
に応じた電圧ne(上記実施例の油路P7 に付与され
る油圧に相当する。
)が付与されている。なお、電圧n。はポテンショメー
タPMによってスロットル開度θから第4A図のように
一次的に求められた電圧n。
を2個の増幅器A1.A2とA−D変換器A−D。
リードオンメモリーROM1D−A変換器D −Aを主
体とする関数変換回路C1により変換することにより求
められている。
しかして、このサーボアンプSAにては電圧n と電圧
n が常に比較・増幅され、no〉e
O noの場合にはサーボアンプSAからサーボバルブSv
にダウン信号(負電圧)が伝達され、またno<neの
場合にはサーボアンプSAからサーボバルブSVにアッ
プ信号(正電圧)が伝達される。
これによりサーボバルブSvにおいては、ダウン信号伝
達時、油路P2 が油路pHに連通するとともに油路P
12がリザーバReに連通し、またアップ信号伝達時、
油路P2 が油路P1□に連通するとともに油路P11
がリザーバReに連通し、更に信号が伝達されないとき
、油路P2 が両油路P1□及びPI3から遮断される
また、上記実施例においては、クラッチの切換を検出バ
ルブ100及び切換バルブ110によって油圧的に制菌
されるクラッチ切換バルブ120゜130によって行っ
た例について説明したが、これを第5図及び第6図にて
示したように、側脚回路200によって電気的に制卸さ
れるソレノイドバルブ240によって行ってもよい。
この場合、ソレノイドバルブ240は第6図にて示した
ように、7個のポート241a〜241gを有するハウ
ジング241と、3個のランド242a〜242cを有
するスプール242と、このスプール242を中央に位
置させる一対のスプリング243.244と、ソレノイ
ド245の通電時上動してスプール242を上方へ押動
するプランジャ246と、ソレノイド2470通電時下
動してスプール242を下方へ押動するプランジャ24
8とにより構成されており、ハウジング241とスプー
ル242によって一対の環状通路240a、240bが
形成されている。
しかして、このソレノイドバルブ240においては、ソ
レノイド245,246に共に通電されていないときに
は、スプリング243,244によりスプール242が
中央に位置されて、第4ポート241dに接続した油路
P2が環状通路240aを通して第3ポート241cに
接続した油路P1□に連通ずるとともに環状通路240
bを通して第5ポート241eに接続した油路P16に
連通ずる。
ソレノイド2450通電時には、プランジャ246が上
動してスプール242をスプリング243の作用に抗し
て上方へ押動するので、油路P1□が環状通路240a
を通してリザーバReに連通し、またソレノイド247
0通電時には、プランジャ248が下動してスプール2
22をスプリング244の作用に抗してその下端停止位
置に位置し、油路P16が環状通路240bを通してリ
ザーバReに連通ずる。
制菌回M2O0は、ローレンジクラッチLCの出力軸1
20回転数センサS3 と、バイレンジクラッチHC
の出力軸130回転数センサS4 と、回転数センサS
3 からの信号により軸120回転数をディジタル的に
検出するデテクタ201と、回転数センサS4 からの
信号により軸130回転数をディジタル的に検出するデ
テクタ202と、この両デテクタからの信号により軸1
2と130回転数差を検出する減算回路203と、この
減算回路からの信号により軸12と13の回転数差が所
定以下になったとき(速度比eがe1*〜e2*になっ
たとき)出力信号をバイレベルにするノアゲ−)204
を具備している。
このノアゲート204が出力するバイレベル信号はアン
プ205を介してトリガ回路206に入力し、トリガ回
路206はバイレベル信号の入力に応じてトリガを出す
このトリガはアンプ201を介してリードリレー208
,209に入力し、リードリレー208.209はトリ
ガの入力に応じて常閉型接点210,211を瞬間的に
開(。
これにより電磁スイッチ212,213への通電が遮断
して常開型接点214,215が開き、接点216゜2
17も常開型であるので、ソレノイド245゜247へ
の通電が遮断する。
従って、速度比eがe1*〜e2*になったときにはロ
ーレンジクラッチLCとバイレンジクラッチHCがとも
に作動される。
またノアゲート204が出力するバイレベル信号はアン
プ205を介してアントゲ−)218゜219に入力す
る。
これらのアンドゲート218゜219はサーボアンプS
Aにも接続されており、サーボアンプSAがアップ信号
を出力するときにはサーボアンプSA側からアンドゲー
ト218にバイレベル信号が入力し、サーボアンプSA
がダウン信号を出力するときにはサーボアンプSA側か
らアンドゲート219にバイレベル信号が入力する。
このため、速度比eがe1*〜e2*になりかつサーボ
アンプSAがアップ信号を出しているときにはアンドゲ
ート218の出力信号がノ・イレベルとなり、このバイ
レベル信号がリードリレー220に入力して常開型接点
221が閉じる。
また速度比eがe1*〜e2*になりかつサーボアンプ
SAがダウン信号を出しているときにはアンドゲート2
19の出力信号がバイレベルとなり、この・・イレベル
信号がリードリレー222に入力して常開型接点223
が閉じる。
常開型接点221が閉じると、定電流源224からコン
デンサ225への充電が行なわれ、コンデンサ225の
上端電圧が上昇する。
また常開型接点223が閉じると定電流源225からコ
ンデンサ227への充電が行なわれ、コンデンサ227
の上端電圧が上昇する。
コンデンサ225の上端電圧はコンパレータ228へ入
力し、コンデンサ227の上端電圧はコンパレータ22
9へ入力する。
コンパレータ228はコンデンサ225側からの入力電
圧が所定電圧に上昇したときリードリレー230を介し
て常開型接点216を閉じ、これにより電磁スイッチ2
12が閉じてソレノイド245に通電する。
また、コンパレータ229はコンデンサ227側からの
入力電圧が所定電圧に上昇したときリードリレー231
を介して常開型接点217を閉じ、これにより電磁スイ
ッチ213が閉じてソレノイド247に通電する。
コンデンサ225,227の上端電圧が所定電圧に上昇
するには接点221.223が所定時間閉じ続けること
が必要である。
トリガ発信回路234は、アンプ205の出力がバイレ
ベルからローレベルへ変化したとき及びソレノイドへの
通電が切換えられたときにトランジスタ232゜233
を導通させてコンデンサ225,227の上端電圧を解
除させる。
エンジンの始動時には、図示しない時限回路によって電
磁スイッチ213に短時間通電され、ソレノイド247
に通電してローレンジクラッチLCが作動する。
しかして速度比eが上昇してe1*に達すると、常閉型
接点210.211が瞬時開き、これにより電磁スイッ
チ213が開いてソレノイド2470通電が遮断し、ロ
ーレンジクラッチLCとバイレンジクラッチHCがとも
に作動する。
この時、サーボアンプSAの出力がアップ信号であれば
常開型接点221が閉じ、これが所定時間継続したなら
ば常開型接点216が閉じソレノイド245に通電して
ローレンジクラッチLCの作動が解除する。
しかしながら、常開型接点221の閉鎖が所定時間に達
する前にサーボアンプSAがダウン信号を出力すれば常
開型接点221が開くとともに常開型接点223が閉じ
、これが所定時間継続すれば常開型接点217が閉じソ
レノイド247に通電しバイレンジクラッチHCの作動
が解除する。
速度比eが低下して02*に達すると、常閉型接点21
0,211が瞬時開き、ソレノイド245への通電が遮
断し、両クラッチLC,HCがともに作動する。
この時、サーボアンプSAの出力がダウン信号であれば
常開型接点223が閉じ、これが所定時間継続したなら
ば常開型接点217が閉じソレノイド247に通電して
ノ・イレンジクラツチHCの作動が解除する。
しかしながら、常開型接点223の閉鎖が所定時間に達
する前にサーボアンプSAがアップ信号を出せば常開型
接点223が開くとともに常開型接点221が閉じ、こ
れが所定時間継続すれば常開型接点216が閉じローレ
ンジクラッチLCの作動が解除する。
上記実施例及び変形例においては、本発明を出力分割形
の機械−油圧式変速機に実施した例を示したが、本発明
は入力分割形の機械−油圧式変速機又はその細形式の機
械−油圧式変速機にも実施できるものである。
以上詳述したとおり、本発明においては、速度比eが所
定の値になったことに応答して両クラッチを共に作動さ
せ且つその状態にて速度比の上昇信号又は下降信号が所
定時間継続したことに応答してその信号に応じた所定ク
ラッチの作動を解除するようにしたことに特徴があるも
ので、これにより不必要なりラッチ切換えを防止し、乗
心地を向上すると同時にクラッチの耐久性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による機械−油圧式変速機の一実施例を
示す概略的構成図、第2図は第1図にて示した機械−油
圧式変速機の作動を側脚する側脚装置を示していて、第
2A図はスロットル開度−油圧変換器及び供給バルブを
主体とする構成図、第2 B 図ハマニュアルシフトバ
ルブ、バイパスクラッチ弁及び前後進切換用フォークを
主体とする構成図、第2C図は速度比検出バルブ、速度
比指示信号切換バルブ及びクラッチ切換バルブを主体と
する構成図、第2D図はクラッチ装置、前後進反転弁、
スプールバルブ及びアクチュエータの構成図である。 なお、第2a図はスロットル開度とスロットル油圧の関
係を示すグラフである。 第3図は速度比と可変容積型油圧ポンプモータの吐出容
積との関係を示すグラフ、第4図は第2A図にて示した
構成部材の電気的変形例を示す電気回路図であって、第
4A図はスロットル開度とポテンショメータにより求め
られる電圧との関係を示すグラフ、第4B図はスロット
ル開度と関数変換回路により求められろ電圧との関係を
示すグラフである。 第5図は第2C図にて示した構成部材の電気的変形例を
示す電気側脚回路図、第6図は第5図にて示した電気制
仰回路によってその作動を制却されるソレノイドバルブ
の構成図である。 2:入力軸、10:出力軸、20:マニュアルシフトバ
ルブ、40:バイパスクラッチ弁、60:スロットル開
度−油圧変換器、70:速度比昇降指示油供給バルブ、
80:前後進反転弁、90ニスプールバルブ、100:
速度比検出バルブ、110:切換バルブ、120:ロー
レンジクラッチ切換バルブ、130:ノ・イレンジクラ
ッチ切換バルブ、200:電気制卸回路、240ニルノ
イドバルブ、AC:アクチュエータ、D:差動歯車機構
、E:エンジン、G1:入力軸に取付げたガバナバルブ
、G2:出力軸に取付げたガバナバルブ、H:機械−油
圧式変蓮機、Ml:可変容積型の第1油圧ポンプモータ
、M2:定容積型の第2油圧ポンプモータ、S:スロッ
トル、Sに入力軸に取付けた回転数センサ、LC:ロー
レンジクラッチ、HC:ハイレンジクラッチ、θ:スロ
ットル開度、e:速度比。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人力軸と出力軸間に、一対のクラッチの切換え作動
    により選択的に完成される低速度比域駆動列と高速度比
    域駆動列を備えた車両用機械−油圧式変速機において、
    速度比昇降指示手段と、速度比が所定の値になったこと
    を検出する速度比検出手段と、この速度比検出手段から
    の信号及び前記速度比昇降指示手段からの信号に応答し
    て前記両クラッチの切換え作動を側脚するクラッチ側脚
    手段とを備え、このクラッチ制御□□手段は速度比が前
    記所定の値になることに応答して前記両クラッチを共に
    作動させ且つこの状態で前記速度比昇降指示手段の出力
    する上昇信号又は下降信号が所定時間継続して出力した
    ことに応答してその信号に応じた所定クラッチの作動を
    解除することを特徴とする車両用機械−油圧式変速機の
    制卸装置。
JP6259776A 1976-04-15 1976-05-28 車両用機械−油圧式変速機の制御装置 Expired JPS5819905B2 (ja)

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JP6259776A JPS5819905B2 (ja) 1976-05-28 1976-05-28 車両用機械−油圧式変速機の制御装置
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