JPS58197092A - 冊子の自動ペ−ジ替え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の対象 本発明は冊子θ〕自動ページ替え装置に係り、特に現金
自動取引装置において使用される通帳の紙葉ページを自
動的にめくる通帳の自動ページ替え装置に関する。

従来技術 最近この種の自動ページ替え装置が色々提案され、かつ
実用化されている。例えば特開昭５４−１２３３２４号
公報に示されている様に、公知の通帳の自動ページ替え
装置は、ゴム製のページ替えローラ乞レバーに取り付け
、このレバー１回動させてページ替えローラを通帳のペ
ージ面に近−づけ、このローラを改ページ方向に回転さ
せることによりページ替えン行っているっ然るに、この
自動ページ替え装置において、ページ替えローラ乞回転
させであるページの紙葉ンめくる動作ン行なう場合、本
来ページ替えすべさページの次のページの紙葉までが連
らなってめくられてしまうこと（連れページ現象）があ
る。

発明の目的 本発明の目的は、簡単な構成で連れページ現象乞防止し
、確実にページ替えを行なうことができる冊子の自動ペ
ージ替え装置乞提供することにある。

発明の特徴 本発明は、複数のページから成る冊子のあるページの紙
葉を綴じ目方向にめくる冊子の自動ページ替え装置にお
いて冊子の搬送路に設けられ、該冊子乞所定方向に搬送
する複数対の搬送ローラと、該搬送路の該搬送ローラの
間に設けられ、冊子のあるページの紙葉面に接触して該
紙葉を綴じ目方向にたぐり寄せる如く所定方向に回転す
るページ替えローラと、該ページ替えローラによって綴
じ目方向にたぐり寄せられた紙葉が綴じ口部近傍で当接
するガイド部ン有する。このガイド部は搬送路を形成す
る部材で簡単に構成される。而して、ページ替えローラ
乞あるページの紙葉に接触させ乍ら回転するとページ替
えすべき紙葉は綴じ目方向に引き寄せら１．１１１１ｉ
・・ れる。こσ〕とさ、連れページ現象が発生し、上記ペー
ジの次のページの紙葉が一緒に連らなって来たとしても
、各紙葉はその綴じ口部近傍でガイド部に当接する。こ
こで、本来ページ替えすべき紙葉は紙葉とページ替えロ
ーラ間の摩擦力が、前記ガイド部への当接力に比べて大
であるので、その紙葉のページ替えは円滑に行なわｎる
。しかし、次のページの紙葉は、紙葉間の摩擦力が前記
当接力に比べて小であるので、この紙葉の綴じ目方向へ
のたぐり寄せ動作はここまでであり、連れページ現象は
防止される。

発明の効果 本発明によれば、簡単な構成で容易に連れページ現象を
防止Ｔることができるという効果がある。

発明の実施例 以下、本発明ン上下開き通帳の自動ページ替え装置に適
用した場合の実施例につき、図面を参照して詳細に説明
する。尚、本実施例において使用される通帳は、裏面に
磁気記録部を有し、１′・・ 各ページ毎に異なるバーコードが付された上下開きの通
帳である。この種の通帳はよく知られている。

第１図は本発明の一実施例による通帳の自動ページ替え
装置の斜視図である。この図において、上下開さの通帳
（以下単に通帳という）５は開かれた状態で搬送路５１
に送り込まれる。搬送路５１はガイド板５１１　、５１
２から構成され、その下方は通帳印字部に（図示せず）
連通しており、この印字部は例えばこの図の下方に設け
られる。搬送路５１には、通帳５の搬送ローラ５２が設
けられ、かつ搬送路５１の上方のローラ５２対と下方の
ローラ５２対との間隔は、開いた通帳の長さより短い。

而して、通帳５はこれらの搬送ローラ５２に挾持されて
、下方又は上方に給送される。

搬送路５１の上方ローラ５２と下方ローラ５２との中間
位置には、２個のページ替えローラ２が設けられる。こ
れらのページ替えローラ２はモータ１２’１回転軸に直
結したシャフト１に固定され、シャフト１の他端にはス
リット２有するしゃへい板１０が取り付けられる。而し
て、制御部（図示せず）からの制御によりモータ１２が
順方向又は逆方向に回転すると、ページ替えローラ２及
びしやへい板１０がその方（ロ）に回転し、ヘ−ジ替え
が行なわれる。また、しやへい板のスリットの回転軌跡
に対応して光電素子１１が配置さね、この光電素子１１
からの検出出力によってモータ１２の回転・停止等が制
御される。

ページ替えローラ２は、基本的には本体部５２と歯部３
１から構成される。本体部ろ２はシャフト１に固定され
、これは例えばアルミニウム或いは真ちゅう製である。

この本体部５２は、所定の曲率２有するスロープ部６と
、それに連なるくびれ部７から構成され、更にスロープ
部６と対向する位置のほぼ半周にわたって歯部６１が設
けられる。歯部５１はゴム等の摩擦係数の大なる弾性部
材で構成され、その外周部は凹凸形状を成している。

尚、このページ替えローラの構成については、本出願人
の先願である特願５５−１８５９１７号明細書に詳しく
示されている。

搬送路５１のページ替えローラ２の上側と下側には、シ
ャッター１４１及び１４２が設けられる。

ここでシャッター１４１は軸５４に、シャッター１４２
はシャフト１に回転可能に取付けられ、夫々リンク５３
１．５３２を介してソレノイド１３に連結している。尚
、図示していないが、１ｙンク５３１もソレノイドに連
結されている通常通帳５の搬送乞行なうときにはこれら
のシャッタ１１１．１４２は閉じており、通帳５の搬送
を円滑ならしめているが、通帳のページ替えを行なうと
言には、ソレノイドが付勢されていずれかのシャッター
１４１又は１４２が開かれる。即ち、通帳５０ページを
順方向にめくるときには、図示せざるソレノイドが付勢
され、リンク５３１ヲ介してシャッター１４１が開かれ
る。一方、ページを逆方間にめくるときにはソレノイド
１５が付勢され、リンク５３２を介してシャッタ１４２
が開かれる。尚、通帳５０ヘ一ジン一方回のみにめくる
装置に対しては１、■： いずれかのシャッターが不要となることは容易に理解さ
れる。

本夫施例において、搬送路５１ン構成するガイド板５１
１は特徴的な構成乞している。即ち、ガイド板５１１の
先端には複数の突片形状のガイド部９０が設けられ、シ
ャッター１１１　、１４２に夫々入り込んでいる。ガイ
ド部９０の先端は若干折り曲げられており、この部分に
ページ替え途中の紙葉の綴じ回部９１近傍が当接される
。

第２図に示Ｔ様に搬送路５１ン構成する印字紙面側のガ
イド板５１１のガイド部９０は通帳５がページ替え位置
で停止された状態の通帳の綴じ回部９１よりもページ替
えローラ２側に若干延長された状態で配設される。ガイ
ド部９０ｉ７この様に構成する理白は次の通りである。

ページ替ローラ２により綴じ凹部９１方向にたぐり寄せ
られた本来ページ替されるべき紙葉１５ンガイド部９ｏ
に意図的に当接させながらページ替を進行させ、もって
、連れページ替え即ち、不来ページ替えされるべき紙葉
１５と同時にページ替が開始された本来ページ替される
べさ紙葉１５の次θ］ページ　　　　゛紙葉１５ｃの分
離を行なわせ、連れページ替えを防止するためである。

即ち、綴じ凹部９１方向に同時にたぐり寄せられる本来
ページ替されるべき紙葉１５と、この紙葉１５の次ペー
ジの紙葉１５Ｃン、ページ替えの初期の段階において、
ガイド部９０に当接させる。

これによって、ページ替ローラ２と本来ページ替えされ
るべき紙葉１５との間の摩擦力Ｆ１と、本来ページ替え
されるべき紙葉１５とその次ページの紙葉１５σとの紙
葉間の摩擦力Ｆ２との間にＦＩ＞Ｆ２の関係が成りたち
、連れページ替え紙葉１５ｃはガイド部９０に当接され
た段階で矢印Ｘ５方向にたたき落哀れ、連れページ替え
が防止される。

この様に、本実施例によれ、、ｚＸ搬送路ケン成するガ
イド板の一部を延長させるだけで、連れページ防止機構
を機構的に簡単に構成することができる。しかも、綴じ
回部９１近傍のページ紙葉は搬送路５１内でガイドｗ、
９０に当接するまでのある程度の間自由度があるため通
帳の紙質が変化してもスリップしてページ替えが行えな
いということはほとんどない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による通帳の自動ページ替
え装置の斜視図、第２図は本発明の一実施例による連れ
ページ替えθ〕防止機構ン示す側面図。 １はシャフト、２はページ替えローラ、５は通帳、９０
はガイド部、９１は通帳の綴目部。 第１日 オ　２　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のページから成る冊子のあるページの紙葉ン
   綴じ目方向にめくる冊子の自動ページ替え装置において
   、冊子の搬送路と、冊子のあるページの紙葉面に接触し
   て該紙葉ン綴じ目方向にたぐり寄せる叩く所定方向に回
   転するページ替えローラと、該ページ替えローラによっ
   である程度たぐり寄せられた紙葉が綴じ口部近傍で当接
   する力゛イド部ン有すること？特徴とする冊子σ〕自動
   ページ替え装置。
2. （２）　　ガイド部は、搬送路を形成するガイド板をペ
   ージ替えローラ方向に突邑させて構成したこと馨特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の冊子θ〕自動ページ替
   え装置。