JPH0213634B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213634B2
JPH0213634B2 JP1751680A JP1751680A JPH0213634B2 JP H0213634 B2 JPH0213634 B2 JP H0213634B2 JP 1751680 A JP1751680 A JP 1751680A JP 1751680 A JP1751680 A JP 1751680A JP H0213634 B2 JPH0213634 B2 JP H0213634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
passbook
roller
page turning
turning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1751680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56113496A (en
Inventor
Akito Kamiara
Kunio Fukatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP1751680A priority Critical patent/JPS56113496A/ja
Publication of JPS56113496A publication Critical patent/JPS56113496A/ja
Publication of JPH0213634B2 publication Critical patent/JPH0213634B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は印字装置に併設されて、自動的にペ
ージめくりを行なうことができる機能を備えた冊
子類のページめくり機構に関するものである。
従来、たとえば預金通帳に金額を印字する機能
を備えた機器、特に利用者の操作によつて処理す
る自動預金機において、あるページの印字欄が満
杯になつたとき、利用者により次のページをめく
る、いわゆる改ページについて指示されているに
も拘らず、利用者は改ページを忘れてそのまま通
帳を持ち帰つてしまう等の事態が予想されるた
め、装置内にページ自動めくり機構を付設したも
のが考えられている。
即ち、上記自動めくり機構は第1図a,bに示
されるように、通帳Pのページめくりすべき紙葉
P−aを他の紙葉から後方にずらし上げるページ
めくりローラ1と、このローラ1に通帳Pの紙葉
表面を圧接するように下方向から通帳Pを押上げ
る押えパツド2と、通帳搬送路を挾む上下位置に
搬送路方向に適当な間隔を保つて配置した通帳搬
送用ローラ対22とを備え、この搬送用ローラ対
22により通帳Pが所定のページめくり位置に取
込まれたときに、上記ページめくりローラ1が矢
印で示す時計回り方向に回転して上記ページ紙葉
P〜aを後方にずらせて第1図aのような彎曲状
態にめくり上げ、この状態を検出器3で検出し
て、その信号により上記ページめくりローラ1の
回転を所定時間経過後に停止させる。そうする
と、上記ページ紙葉P〜aはローラ1の上にのる
ようにはね上げられるから、この状態で通帳押え
パツド2を通帳Pから離脱するように下げ、かつ
通帳搬送用ローラ対22を取込み時とは反対方向
(第1図bで示す矢印方向)に回転させて、通帳
Pを搬出方向に移送すれば上記ページ紙葉P〜a
は次のページ紙葉P〜bが表出するようにローラ
押えのもとに反転されてページめくりが完了する
ようになつている。ところで、上記ページめくり
ローラ1は通帳Pが第1図bのような状態に移送
される時に、第1図aに示すページめくり上げ時
とは反対方向(反時計回り方向)に適当な時間
(X秒間)回転して、通帳移送の邪魔にならない
ように工夫されているが、その際の回転速度は改
ページを確実に行なうために、通帳Pの移送速度
より低速に設定してあるので、表面が高摩擦体で
あるページめくりローラ1に通帳ページ面が接触
すると、浮き上り現象を生じ、このような状態で
通帳移送が行なわれることによつて次のページ紙
葉P〜bがその綴込み部において第1図bのよう
に折れ曲つてしまうという欠点を有していた。
この発明は上記のような事情にもとづいてなさ
れたもので、その目的とする処は通帳の如き冊子
類の紙葉をいずれの方向にもページめくりするこ
とができ、しかもそのページめくり時に紙葉綴込
み部において折れ曲がる問題を確実に防止するこ
とができるようにした冊子類のページめくり機構
を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を第2図乃至第8図a
〜fに示す図面に従い詳述する。第2図a,bは
冊子類、たとえば通帳の印字装置に適用される通
帳を示すもので、この通帳Pは表紙11と裏表紙
12との間に複数枚の紙葉13…を綴込んでな
り、これら各紙葉13…を印字媒体として供され
るものである。しかして、上記紙葉13…の各ペ
ージには複数の印字欄14…がlなるピツチで設
けられ、かつ左上部には各ページを特定し得る形
でコード化されたバーマーク15が印刷されてい
る。なお、上記バーマーク15はたとえば1ペー
ジの場合は1本、2ページの場合は2本という形
で印刷されているものとする。また上記表紙11
には磁気ストライブ16が貼付され、この磁気ス
トライブ16に口座番号、印字ページ数、通帳記
入、残高等が記録されている。
つぎに、第3図は通帳印字装置の構成を示すも
ので、図中21は通帳印字装置の前面側に設けら
れた通帳Pの挿入口で、この通帳挿入口21の後
方には前記通帳Pを複数のローラ対22…により
取込んで搬送する搬送路23が形成されている。
前記ローラ対22…は各個別に備えたパルスモー
タ71…によつて駆動され、所定のパルス数を入
力することによりパルス数に応じた距離だけ通帳
Pを前進、または後退させ得るように構成されて
いる。上記搬送路23の中途部にはソレノイド2
4の励磁、消磁の制御により開閉されるシヤツタ
25と、通帳Pの磁気ストライブ16に記録され
ている情報の読出し、・書込みを行なう磁気ヘツ
ド26、およびこの磁気ヘツド26に通帳Pを押
圧する押圧板27とからなる磁気ストライブ読出
し・書込み部28と、通帳Pの開ページのバーマ
ーク15および当該ページの最終印字済行を検知
するページ情報検出部29とが、搬送方向に沿つ
てこの順に配置されており、前記ページ情報検出
部29は集光レンズ30を介してページ面の情報
を光電変換する光電素子31および照明用ランプ
32から構成されている。40は本発明の主旨で
ある通帳Pのページめくり部で、この構成につい
ては後で詳述する。33は上記搬送路23の最終
部位置に配置された印字部で、この印字部33は
プラテン34と印字ヘツド35とから構成されて
いる。さらに、前記搬送路23上の所定位置には
通帳Pの紙端通過を光学的に検出するセンサ36
A,36B,36C,36Dが配設されており、
特に前記センサー36Bとページ情報検出部29
との距離は通帳Pの後端から第1印字欄の上けた
線までの距離L(第2図bに明示)と等しくなる
ように配置されている。
第4図乃至第7図は前記通帳ページめくり部4
0の構成を示すものであり、図中41,41は左
右の側板で、この両側板間には前記搬送路23の
下方に位置して切欠き部42a…を有する下部ガ
イド板42が、上方に位置して複数の上部ガイド
板43,43′がそれぞれ横架されるとともに、
前記切欠き部42a…に位置してローラ対22…
を突設せしめ搬送路23が形成されるようになつ
ている。また44,44′は前記上部ガイド板4
3,43′の上方に位置して設けられたプランジ
ヤソレノイドで、これらソレノイド44,44′
にはそれぞれリンク45,45′を介して可動ガ
イド板46,46′が対向するように軸支される
とともに、上記可動ガイド板46,46′はそれ
ぞれ支持軸46a,46′aを中心として上方へ
回動し得るように構成されている。さらに、上記
可動ガイド板46,46′の間には表面に摩擦係
数の高い部材を有するページめくりローラ47お
よびプーリ48が同軸上に軸装されている。この
構成は第7図に示されており、上記ローラ47の
軸端にはピン60が軸47aに対して直角に固定
され、プーリ48には上記ピン60に回転係合す
るピン61が軸47aに対して平行に固定され、
そしてこのプーリ48は前記軸47aの軸端部に
ベアリング62を介してフリー回転可能に軸装さ
れて、ページめくりローラ47への動力伝達部に
おける回転係脱機構を構成している。第4図に示
す符号49は前記ページめくりローラ47の駆動
用モータで、このモータの軸端にはプーリ50が
直結され、このプーリ50と上記プーリ48との
間にベルト51が巻装されていて、前記ローラ4
7は駆動用モータ49の回転によりプーリ50、
ベルト51、プーリ48を介して、該プーリ48
に取付けられているピン61が上記ローラ軸端の
ピン60に当接することにより、正逆いずれの方
向にも低速で回転し得るようになつており、この
ピン当接による第7図bの時計回り方向への動力
伝達時に、前記ローラ47が後述する通帳紙葉1
3′の接触によつてプーリ48の回転速度より速
く時計回り方向に回転されると、このローラ軸端
の固定ピン60がプーリ取付ピン61から徐々に
離れて行き、前記ローラ47が通帳移動速度と同
速度にフリー回転できる構造となつている。第4
図に示す符号52は上記モータ49の近傍位置に
設けたプランジヤソレノイドで、その可動体はリ
ンク53を介してアーム54に軸支されている。
このアーム54は中間部が支持軸54aに軸支さ
れて、該支持軸54aを中心とした上下方向の回
動が行なわれるように構成されている。このアー
ム54の自由端部、すなわち先端部には摩擦部材
55が取付けられていて、上記アーム54の上方
向への回動により上記摩擦部材55は前記下部ガ
イド板42の切欠き部42aより搬送路23内に
突出してページめくりローラ47の表面に押圧さ
れるようになつている。なお第4図の符号56は
上記プランジヤソレノイド52が取付けられるベ
ース、57は復帰用ばねである。また第5図およ
び第6図に示される58は回転自在のずらし検知
用アームで、これは第6図に示すようにページめ
くりローラ47が矢印方向に回転し、通帳Pのペ
ージ、すなわち紙葉13を円弧状に浮き上らせる
形でずらしたとき、浮き上つたページ紙葉13に
よつて上方に押し上げられ、マイクロスイツチ5
9をONせしめるようになつているるため、所定
の浮き上り量で上記ローラ47を所定秒間回転後
に停止させる機能を有している。なお、第6図に
は可能ガイド板46の支持軸46aと同軸に軸支
されたずらし検知用アーム58が示されている
が、他方の可動ガイド板46′の支持軸46′aに
も同軸にずらし検知用アーム(図示せず)が軸支
されており、これらのずらし検知用アーム58は
所定位置まで自重で降下するようになつている。
次に、上記構成にもとづく本発明の作用につい
て説明する。先ず、通帳印字装置全体の動作の概
要を述べると、最初に通帳Pを開き、第3図に示
す通帳挿入口21に挿入することにより、センサ
ー36Aは「明」から「暗」となつて制御信号を
ソレノイド24に発し、シヤツタ25が開放され
る。また、同時にパルスモータ71が通帳の取込
み方向、すなわち正回転に駆動され、ローラ対2
2によつて通帳Pは搬送路23上に取込まれる。
次に、上記通帳Pがセンサー36Aを通過し、さ
らにセンサー36Bを「暗」から「明」の状態と
することにより、上記パルスモータ71は所定パ
ルス数だけ駆動して停止すると同時にシヤツタ2
5は閉じられるようになる。すなわち、上記通帳
Pは磁気ストライブ読出し・書込み部28に位置
し、押圧板27が磁気ヘツド26側へ通帳Pを圧
接するとともに、磁気ヘツド26がスキヤンを開
始するようになつているため、上記磁気ストライ
ブ読出し・書込み部28は磁気ストライブ16の
情報を読出し、磁気情報処理部75を介して読み
出した情報が記憶部78に記憶される。
つぎに、上記パルスモータ71を逆転させ、セ
ンサー36Bが「明」から「暗」へのタイミング
(この時、通帳Pの第1印字欄の上けた線上にペ
ージ情報検出部29の視野が存在している)でペ
ージ情報検出部39は当該ページのバーマーク1
5の検出を行ない、所定のパルス発生後に上記パ
ルスモータ71は回転を停止する。次いで、上記
パルスモータ71は再び正転し、上記センサー3
6Bが「暗」から「明」へのタイミングで上記ペ
ージ情報検出部29は通帳Pの各行に印字されて
いる印字情報の有無を検出する。しかして、上記
ページ情報検出部29よりの信号はページ情報処
理部74において、開かれたページのページ数と
最終印字済行とに変換され、主制御部76におい
て前記記憶部78に記憶された磁気ストライブ1
6上のページ数と最終印字済行とをそれぞれ比較
するようになつている。そこで、比較の結果一致
がとれた場合には上記パルスモータ71をいつた
ん逆回転させ、センサー36Cが「明」から
「暗」へのタイミングで停止せしめる。そして、
再び上記センサー36Cが「暗」から「明」の状
態となるタイミングで、先に決定された最終印字
済行の次の行が印字位置に達するよう所定パルス
数をパルスモータ71に印加して正回転させた
後、停止めしめる。この時、センサー35Dは必
ず「暗」の状態となつており、「明」の状態にあ
る時は通帳Pが搬送路23上に詰りを生じている
ものと判定される。
つぎに、伝送制御部77は口座番号等を中央制
御装置79へ送信し、この中央制御装置79は当
該口座の情報を元帳フアイル80より読み出して
上記伝送制御部77に返信する。すると、上記伝
送制御部77は印字ヘツド制御部73を介して印
字ヘツド35を動作せしめ、通帳Pに印字が行な
われる。この時、印字すべき情報が通帳Pの複数
行にわたる場合には、そのままパルスモータ71
を1行分駆動して改行操作を行なうようにする。
このようにして印字が終了すると、上記パルスモ
ータ71を再び逆回転させ、通帳Pの通過により
センサー36Bが「明」から「暗」の状態となつ
たとき停止せしめる。そして、再び上記パルスモ
ータ71を正回転させ、上記センサー36Bが
「暗」から「明」へのタイミングで所定のパルス
数により停止させる。すると、通帳Pは磁気スト
ライブ読出し・書込み部28に停止させられてい
るため通帳のページ数、最終印字済行、通帳記入
残高等の磁気ストライブ情報の書換えが行なわれ
る。そして、上記パルスモータ71の回転は上記
センサー36Bが「暗」から「明」となつたとき
の所定パルス数により停止させられる。
このようにして、上記通帳Pには情報が印字さ
れて前記挿入口21に差戻されるが、利用者が上
記通帳Pを挿入口21から抜き取ることによりセ
ンサー36Aは「暗」から「明」の状態となつて
シヤツタ25は閉じられ、一連の処理工程を終了
する。
さて、このような基本的機能を有する通帳印字
装置において、通帳ページめくり部40を動作さ
せるための条件としては、 (1) 通帳Pのあるページに印字中、当該ページが
満杯となり、さらに印字情報を有する場合、 (2) 利用者が開いて挿入した通帳Pのページと、
磁気ストライブ16により読み出されたページ
とが不一致である場合、 (3) 通帳Pが複合口座(たとえば、普通預金のペ
ージと積立預金のページ等)であつて、いずれ
か一方の口座に印字され、さらに他方の口座に
も印字情報を有する場合、 (4) 通帳めくり部40でページをめくつたとき、
複数枚のページ紙葉が同時にめくられたときに
これを戻す場合、 がある。すなわち、ページを両方向にめくる機能
を有する場合においてのみ、上記(1)〜(4)の条件に
対応できるものである。そこで、上記通帳ページ
めくり部40についてその作用を説明する。たと
えば、通帳Pのあるページに印字中、当該ページ
が満杯となり、まだ印字情報が存在している場合
は、先ずパルスモータ71を逆回転させ、センサ
ー36Dが「暗」から「明」へのタイミングから
所定のパルス数だけ通帳Pを搬送させて停止せし
めると、上記通帳Pは第8図aに示すような状態
となる。
次に、プランジヤソレノイド52を励磁するこ
とにより、アーム54は時計回り方向に回動して
通帳Pがページめくりローラ47に圧接せしめら
れ、同時にプランジヤソレノイド44を励磁する
ことにより可動ガイド板46は支持軸46aを中
心として反時計回り方向、すなわち上方向へ回動
せられた状態となる(第8図b参照)。
次に、駆動用モータ49を駆動し、ベルト51
を介してページめくりローラ47を時計回り方向
に回転させることにより、該ローラ47に当接せ
る紙葉13は第8図cに示すように円弧状を呈し
た後上記ローラ47の上方に第8図dの如くはね
上げられるが、上記紙葉13が第8図cの如く円
弧状を呈してめくり上つた時に、次の紙葉13′
も上記紙葉13に付随して小円弧状にめくり上る
ことがある。この場合、円弧状にめくり上つた上
側の紙葉13が、その上方に配設せるマイクロス
イツチ59をONにして上記プランジヤソレノイ
ド52を消磁しアーム54を下降させるので、上
記通帳Pの下方からの押圧力がなくなり、この状
態で上記ページめくりローラ47が駆動用モータ
49の逆回転で反時計回り方向に所定角度だけ回
転することにより上記紙葉13に付随して浮き上
り状態を呈した次の紙葉13′は元の真直な状態
に戻され、本来ページめくりすべき紙葉13のみ
が完全にめくり上げられた状態となる(第8図e
参照)。そこで、上記ローラ47を駆動用モータ
49により反時計回り方向に回転させ且つ搬送用
ローラ対22を第8図fで示す矢印方向に回転さ
せて通帳Pを同図矢印方向に移送すると、上記紙
葉13は反転されて次ページが表出するように改
ページされるが、この時の通帳移送速度は前記ロ
ーラ47の回転速度よりも高速であるので、該ロ
ーラ47の駆動系に遊びがないと改ページされた
紙葉13′が通帳移送時に高摩擦体であるローラ
47に接触した場合に第8図fのようなたるみが
でき、綴込部において当該紙葉13′が第1図b
の如く折れ曲るという問題が発生していた。
ところが、本発明の場合には上記ローラ47が
ピン60,61の回転係合による動力伝達で駆動
されるようになつているので、第8図fのような
通帳移送状態において、高摩擦体であるローラ4
7に、その回転速度より速いスピードで送られる
通帳Pの紙葉13′が接触すると、前記ローラ4
7の回転速度がベルト51によつて駆動されるプ
ーリ48のピン61の回転速度よりも速いため
に、前記ピン60がプーリ取付ピン61から徐々
に離れていき、上記ローラ47は通帳移送速度
(ローラ対22の回転速度)と同速度にフリー回
転することになり、このため第1図bに示すよう
な綴込部位置における紙葉の折れ曲りを確実に防
止し得ることになる。
而して、第8図fで示される矢印方向に搬送さ
れた通帳Pはページ情報検出部29によりバーマ
ーク15および最終印字済行の検知、すなわちバ
ーマーク15が1本増し、かつ全行無印字である
か否かがチエツクされて再び印字部33に搬送さ
れ所定の情報にもとづいた印字が行なわれる。
以上は通帳Pを一方向にページめくりする場合
の手順について述べたが、これと反対方向(他方
向)に戻しめくりする場合も同様にして行なう。
たたし、この場合通帳Pの搬送はセンサー36C
が、「暗」から「明」へのタイミングを所定のパ
ルス数で停止させる一方、プランジヤソレノイド
44′およびこれに接続された可動ガイド46′に
切換え動作させると共に、駆動用モータ49の回
転方向が前記説明と逆になるように駆動される。
また複数ページ先のページをめくるときは1枚ず
つめくるわけであるが、めくつた後に連続性チエ
ツクを行なわず、ページのチエツク時に2枚めく
りと判定されたらそのまま残りのページを検出
し、めくり動作を繰り返えすことにより処理の高
速化をはかることができる。なお、本発明の一実
施例は通帳のページめくり機構について述べた
が、通帳だけに限定されるものではなく、たとえ
ば複数ページが綴じ合された冊子の場合でも適用
可能である。
以上説明したように、本発明によれば冊子類の
紙葉を自動的に改ページするページめくり部にお
いて、めくり不良による紙葉の折れ曲りを防止し
得ると共に、めくり不能の場合にはこれを検出し
冊子類を初期の状態に戻してから返却できるなど
信頼性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のページめくり機構におけ
る不良めくりの発生状態を示す説明図、第2図
a,bは本発明の一実施例に適用される通帳を示
すもので、aは通帳が開かれた状態を示す斜視
図、bはその平面図である。また第3図は本発明
の一実施例に係るページめくり機構が組みまれた
通帳印字装置の概略構成図、第4図は本発明の一
実施例を示すページめくり機構の縦断側面図、第
5図は同機構の平面図、第6図は同機構の要部を
示す斜視図、第7図aは同機構のページめくりロ
ーラ部の横断平面図、第7図bは同図aの−
線矢視図、第8図a〜fは同機構の作用説明図で
ある。 P……冊子類(通帳)、13,13′……同冊子
の紙葉、23……搬送路、22……搬送用ローラ
対、40……ページめくり部、47……ページめ
くりローラ、48……プーリ、49……ページめ
くりローラの駆動モータ、50……プーリ、51
……ベルト、52……プランジヤソレノイド、5
4……冊子(通帳)押付用アーム、55……高摩
擦体、60,61……回転係脱機構を構成する係
脱ピン、62……ベアリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冊子を開いた状態で任意の方向に移送し停止
    し得る搬送路と、この搬送路のページめくり部に
    配置された正逆回転可能なページめくりローラ
    と、このローラに冊子紙葉面を下方から押付ける
    手段とを備えたページめくり機構において、上記
    ページめくりローラへの動力伝達部に回転係脱機
    構を組込み、ページめくりローラの回転作用によ
    つてめくり上げられた紙葉を冊子移送によつて反
    転し改ページする時に、上記ページめくりローラ
    に当接する搬送紙葉によつて該ローラが冊子移送
    速度と同速度にフリー回転するようにしたことを
    特徴とする冊子類のページめくり機構。
JP1751680A 1980-02-15 1980-02-15 Turning mechanism for page of booklet Granted JPS56113496A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751680A JPS56113496A (en) 1980-02-15 1980-02-15 Turning mechanism for page of booklet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1751680A JPS56113496A (en) 1980-02-15 1980-02-15 Turning mechanism for page of booklet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56113496A JPS56113496A (en) 1981-09-07
JPH0213634B2 true JPH0213634B2 (ja) 1990-04-04

Family

ID=11946119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1751680A Granted JPS56113496A (en) 1980-02-15 1980-02-15 Turning mechanism for page of booklet

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56113496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101435U (ja) * 1991-02-06 1992-09-02 小野田エー・エル・シー株式会社 コンクリート壁面に対するタイル貼付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101435U (ja) * 1991-02-06 1992-09-02 小野田エー・エル・シー株式会社 コンクリート壁面に対するタイル貼付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56113496A (en) 1981-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4516866A (en) Printing apparatus
US4488367A (en) Page turning apparatus
US4280036A (en) Banking apparatus using passbooks
KR940009386B1 (ko) 책자류 프린터 및 페이지 교체장치
US5354161A (en) Check book issuing machine
JPH0213634B2 (ja)
JPS6248600B2 (ja)
JPH0317678B2 (ja)
JPS6141436B2 (ja)
JP4567836B2 (ja) 回転体の滑り検出装置、冊子の頁捲り装置および媒体取出装置
JPH03227841A (ja) カード送り装置
JPH022717B2 (ja)
GB2211826A (en) Turning bankbook pages
JP2544510B2 (ja) 通帳の改頁方法
JP2004050629A (ja) 通帳取扱装置およびページめくり方法
JP3381293B2 (ja) 冊子類取扱い装置
JPH07329450A (ja) 自動改頁機構
JPH036448Y2 (ja)
JP3105134B2 (ja) 自動改頁機構
JP2555094B2 (ja) ページ替え装置
JPS6025626Y2 (ja) 通帳自動印字装置
JP2573751B2 (ja) 通帳改頁機構及びその改頁方法
JPH029959B2 (ja)
JP3233170B2 (ja) 自動改頁機構
JPH039076Y2 (ja)