JPS6025626Y2 - 通帳自動印字装置 - Google Patents

通帳自動印字装置

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JPS6025626Y2
JPS6025626Y2 JP1982168055U JP16805582U JPS6025626Y2 JP S6025626 Y2 JPS6025626 Y2 JP S6025626Y2 JP 1982168055 U JP1982168055 U JP 1982168055U JP 16805582 U JP16805582 U JP 16805582U JP S6025626 Y2 JPS6025626 Y2 JP S6025626Y2
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JP1982168055U
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Inventor
俊一 中島
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば銀行で用いられる預金通帳等に自動
的に印字を行う通張自動印字装置に関する。
近時、電子計算機の発達により、銀行等金融機関におけ
る預出金業務は、電子計算機の記憶装置を元帳とするオ
ンライン処理体制に移行しつつある。
また上記業務においては、給料振込、電話料金、ガス料
金なとの自動振替およびキャッシュティスペンサ、自動
預金機などの普及により通張なしの取引が増加している
これらの取引については、後日客が銀行へ通張を持参し
たとき、上記記憶装置からのアウトプットにより取引明
細を印字する。
いわゆる後日印字(または他日印字)を行っている。
しかるに、通張なしの印字増加にともなって上記後日印
字の行数(l取引に1行)が10行以上になることが多
く、30行以上の後日印字も珍しくない。
したがって通張の1頁では収容しきれずに数頁にわたる
ことがある。
ところが従来は、所定の頁をその都度テラー自身か開い
たり、吸着カップで通張の第1頁から順次捲り所定の頁
を開いて通張印字装置付のテラーズマシンに差込むよう
になっている。
しかしながら、テラー自身が開くことは手間かかかり、
特に業務煩雑期などは処理が滞る一因となる。
また吸着カップを用いるものは取扱いか面倒であり、か
つ2枚捲りが多くて信頼性に欠けるなどの不都合がある
本考案は上記事情にもとつきなされたものでその目的と
するところは、挿入された通張の挿入方向と頁情報を光
学的に検出し、正常と判定された場合にのみ自動的に印
字を行うようにした通張自動印字装置を提供しようとす
るものである。
以下本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。
はじめに第1図ないし第3図にもとづき通張■について
説明する。
通張■は厚手の紙片からなる表紙1および裏表紙2と、
これらの間にノート状に綴られたやや薄手の中紙3・・
・・・・とからなる。
中紙3・・・・・・はたとえばヰ枚綴られ、第3図に示
すように各項目別の罫線が引かれた印字fFJ3aが設
けられている。
上記表紙1には第1図に示すように通張名1a、コード
番号1b、所有者名1Cおよび金融機関名1dなどが印
刷されているとともに後述する通張自動印字装置本体1
0の挿入方向を示す矢印1eが記されている。
上記裏表紙2には第2図に示すように注意事項欄2aお
よび口座に必要な事項、たとえば口座番号、印字済頁な
どのデータを電気的に自動照号できるような磁気ストラ
イプ2bが印刷されている。
また、第1図に示すように、表紙1側から通張■を見た
場合、4項目の中紙3の開き側左隅部に5項目である裏
表紙2の一部が露出するように切欠きが設けられ、同様
に裏表紙2を除く全ての頁1,3・・・・・・の開き側
辺部には順次切欠面積を大きくして、その裏側に重合す
る中紙3・・・・・・の一部が露出するように段階状に
切欠された押え用切欠部4・・・・・・が設けられてい
る。
これら押え用切欠部4・・・・・・の露出部分には順に
頁番号4a・・・・・・が附されている。
さらに、第2図に示すように通張■を裏表紙2から見た
ときは、表紙1側から見たときと切欠面積が逆になるよ
うに、つまり裏表紙2が最も大きくつぎに4頁目の中紙
3の順に、その裏側に重合する中紙3・・・・・・およ
び表紙1の一部が開き側辺部に階段状に切欠された捲り
用切欠部5・・・・・・が設けられている。
これら捲り用切欠部5・・・・・・の露出部分に頁番号
5a・・・・・・が附されている。
なお6は通張■の方向性の検知用切欠部である。
つぎに通張自動印字装置を第4図ないし第6図にもとづ
き説明する。
図中10は通張自動印字装置本体を示腰 11は筐体で
ある。
筐体11の手前側には各種キー12a・・・・・・から
なるキーボード部12が設けられているとともに上記通
張■の挿入口13が設けられている。
この挿入口13に隣接する筐体11内部には光学的検出
手段として後述する通帳検出部14が設けられている。
すなわち、60aないし60fは上記挿入口13の上方
から挿入側に投光するランプ31aないし61fと、こ
の光を受ける受光器62aないし62fとからなる検出
子である。
この検出子60aないし60fは通張■の挿入方向に対
して略直交するように直線的に設けられ、しかも、上記
通張■の挿入にともなって押え用切欠部4・・・・・・
に対向する位置と、検知用切欠部6に対向する位置にあ
る。
押え用切欠部4・・・・・・を検出する検出子61aな
いし61eは切欠部4・・・・・・に記される印字部マ
ークなどの頁情報を読取れるようになっている。
そしてこの通帳検出部14の一部は第7図に示すように
電気回路を構成している。
すなわち、61aは挿入された通張■の側端部の押え用
切欠部4に投光するランプであり、61fは検知用切欠
部6に投光するランプである。
62 a、 62 fは受光器であり、63a、63
fはアンプである。
さらに64.65.66はそれぞれ第1、第2、第3の
アンドゲート、67.68,69はそれぞれ第1、第2
、第3のオアゲート、70,71.72はそれぞれ第1
、第2、第3のタイマ、73.74はそれぞれ第1、第
2のインバータ、75.76はそれぞれ第1、第2のナ
ンド、80,81はそれぞれ第4、第5のオアゲート、
82.83はそれぞれ第4、第5のアンドゲート、77
は電子計算機の記憶装置であるところの制御部であり、
これは(1)指令回路、すなわち通張■が正しく挿入さ
れたので、その通張■の搬送などを指示する回路78と
排除指令回路79とを有する。
一方、第5,6図に示すように上記挿入口13の上方部
位にはキーボード12および制御部77からインプット
された情報を表示するとともに通張の逆挿入時に正しく
挿入するよう案内表示する表示スクリーンllaが設け
られている。
また筐体11内には通帳捲頁手段である捲頁部15、搬
送路16および印字部17が設けられている。
まず捲頁部15について説明すると、上記通帳検出部1
4の下方に、スライドハウジング19・・・・・・に固
定されたサブペース20が設けられている。
上記スライドハウジング19・・・・・・は、ハウジン
グ21・・・・・・に枢支された一対のスクリュ22a
、22bに螺合されている。
スクリュ22 a、 22 bは筐体11の幅方向に
亘って設けられ、その一端部にはベルト23が掛渡され
たプーリ23a、23bがそれぞれ嵌着されている。
さらに一方のスクリュ22bには、従動プーリ24bが
嵌着され、これと正逆回転可能な駆動モータ25の駆動
プーリ25aとの間に駆動ベルト24が掛渡されている
したがって駆動モータ25が駆動プーリ25aを正転あ
るいは逆転することによりスクリュ22a、22bは聞
方に回転腰サブベース20は筐体11の幅方向に往復動
できるようになっている。
サブベース20は略り字状に切欠されその突出端部には
ロータリンレノイド26が軸支され、このソレノイド2
6の回転軸26aには押え体であるところの爪片27が
嵌着されている。
そして上記ロータリンレノイド26と反対側のサブベー
ス20の端部上には正逆回転可能な補助駆動モータ28
が設けられていて、この回転軸に嵌着されたメーンギャ
28aはアイドルギヤ28bを介して、軸受29のシャ
フト30に嵌着されたラチェットギヤ30bを回転し得
るようになっている。
さらに上記シャフト30には回動レバー30cが遊嵌さ
れ、この回動レバー30cの先端部には、これと捲り体
31aを構成するアイトローラ31が上記爪片27側に
突設されている。
このアイトローラ31は爪片27が所定の押え用切欠部
4を押えたとき、通張■の検出用切欠部6側から延長し
て捲り用切欠部5・・・・・・に係合し、その先端部は
上記押え用切欠部4に対応する頁1ないし3・・・・・
・(すなわち押えた頁の前頁)の捲り用切欠部5に保合
できるようになっている。
また回動レバー30cの中途部には、ロック爪体32が
枢支され、この一端部に設けられた係止爪32aがねじ
りばね33によってラチェットギヤ30b側に付勢され
ているとともに他端部に設けられた補助爪32bが、第
1のソレノイド34に突設された第1のリリース爪34
aに係合するように付勢されている。
したがって、第1のソレノイド34が励磁されることに
より、第1のリリース爪34aと補助32bとの保合が
外れ、ロック爪体32はねじりはね33によって付勢さ
れて係止爪32aがラチェットギヤ30bに係合し、メ
ーンギャ28aの回転力が回動レバー30cに直接伝達
されるようになっている。
またラチェットギヤ30bを介して第1のソレノイド3
4と対向する位置に、第2のリリース爪53aを突設し
た第2のソレノイド35が設けられている。
この第2のソレノイド35を励磁することにより、第2
のリリース爪35aは180°回転したロック爪体32
を押圧付勢して、ラチェットギヤ30bから係止爪32
aを離反するようになっている。
さらにまた回動レバー30cには上記アイドルローラ3
1と狭少の間隔を存して送り込み兼挟持ローラ36が枢
支され、これは上記シャフト30の端部に嵌着されたプ
ーリ30dの回転によりベルト36aを介して回転自在
となっている。
37は通帳■を開閉する際の捲頁ガイド版である。
上記搬送路16は、挿入口13と略同等高さ位置に所定
間隔を存して設けられ、正逆回転可能な図示しない駆動
源に連結された搬送ローラ38・・・・・・と、これら
搬送ローラ38・・・・・・の両端部を枢支するととも
に搬送される通帳Vの両側部をガイドする第1のガイド
板39,39および捲頁ガイド板37の延長方向に搬送
ローラ38・・・・・・の搬送位置と略同等高さに設け
られた上下一対の第2のガイド板40.40とからなる
つぎに印字部17について説明すると、42は軸42
a、 42 aにガイドされ、かつ図示しないスプ
リングに付勢されて筐体11の幅方向に往復動自在なビ
ンキャレツジである。
ビンキャレッジ42には上下方向および幅方向に所定間
隔を存して嵌合されたピン43・・・・・・からなるピ
ン群43a・・・・・・が設けられている。
またビンキャレッジ42の背面側には複数のソレノイド
44・・・・・・が配設され、それぞれにフレキシブル
ワイヤ44a・・・・・・が突設されている。
フレキシブルワイヤ44a・・・・・・の端部は上下方
向に一列に揃えられ、かつ上記ピン43・・・・・・の
上下−列とそれぞれ対向できるようになっている。
ビンキャレツジ42の前面側には支持軸45aが設けら
れ、これにはピン43・・・・・・の幅方向と同様の所
定間隔を存してセクタギヤ46・・・・・・が嵌合して
いる。
セクタギヤ46・・・・・・はピン43側に突部46a
・・・・・・を有し、かつ引張りばね45bによって付
勢されている。
またセクタギヤ46・・曲は回動ギヤ47・・・・・・
に噛合しているとともに、このアーム46bには回動ギ
ヤ47に設けられたセットパー47aが係合している。
したがって、所定のソレノイド44が励磁されるとその
フレキシブルワイヤ44aが突出腰これと対向するピン
43を押圧してセクタギヤ46側に突出させ、セクタギ
ヤ46はその突部46aが突出したピン43に係合する
まで回動し、セットパー−47aを介して回動ギヤ47
を従動させるようになっている。
48はビンキャレッジ42の復動時に、突出したピン4
3・・・・・・と当接してこれを突出前の位置まで押し
戻す戻し柱である。
一方、回動ギヤ47・・・・・・の上下部には印字ギヤ
49a・・・・・・、49b・・・・・・が噛合してい
て、これらは周壁に所定間隔を存して数字、アルファベ
ット文字などの印字文字が浮彫された印字軸50a、・
・・・・・、50b・・・・・・とともにアーム51a
・・・・・・、51b・・・・・・の一端部に枢支され
ている。
各アーム51a・・・・・・、51b・・・・・・の他
端部は引張りばね52・・・・・・、52b・・・・・
・によって強制的にタイプハンマカム53・・・・・・
に接触され回動自在となっている。
また上部の印字ギヤ50a・・・・・・、50b・・・
・・・はプラテン54に対向していて、これには筐体1
1の上部背面側に設けられたジャーナルシャフト55a
からジャーナルテープ55が張設され、ジャーナルテー
プ55は巻取りアーム55bに巻取られるようになって
いる。
さらに56は搬送路16に対向して設けられ、通帳■に
おける印字すべき行をアークセンサであり、57は上記
制御部77との情報受授および電源用のコオ、クタであ
る。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
通帳■の表紙1を上にするとともに矢印1e方向に従っ
て、これを挿入口13に挿入し、始動釦を押圧するとと
もにキーボード部12にコード番号等をキーインする。
検出子60aおよび60fは通帳■の挿入先端および後
端を検出して制御部77に信号を送る。
つぎにこの検出手段を第7図ないし第9図Oにもとづい
て説明する。
すなわち通帳■の表裏および挿入方向(前後)が正しい
場合は、第9図Aに示すようなタイムチャートを形成す
る。
検出子60aおよび、60fは、はとんど同時(図では
若干の時間差があるが、これは通帳■の両側が第1のガ
イド版39,39に規制されても、わずかに傾むくこと
による。
)に通帳■の挿入先端部を検知して信号を出す。
第1のアンドゲート64は両方の検出子60a、60f
からの信号によりアンドが取れて第2のアンドゲート6
5に信号を出す。
また第1のオアゲート67は先に出力を発した検出子6
0aによって信号を出し、第1のタイマ70を作動させ
る。
タイマ70は一定時間ちからちまで出力を発し、第2の
アンドゲート65のアンドが開き、第2のアンドゲート
68のゲートが開いて、制御部77のGo指令回路78
に信号を送り、通帳■の挿入の報告をする。
Go指令回路78からは■指令が出て、駆動源および補
助駆動モータ28に通電する。
通帳■は搬送され、その後端部が再び検出子60aない
し60fにより検出される。
すなわち、検出子60aが検出用切欠部6に対向して、
検出子60aより先に暗から明に変わることにより、ア
ンドゲート64への出力が停止するとともに第2のイン
バータ74を介して第3のタイマ72がt3からちの開
作動する。
しかるに検出子60aはこの作動時間中のち′まで信号
を出し続けるので、t3のアンドゲート66のアンドが
取れて、オアゲート68を介して再び(1)指令回路7
8に信号が出され、これは後述する捲頁作動の開始の準
備を指令する。
同時に検出子60aないし60eは、押え用切欠部4・
・・・・・から捲頁すべき頁情報を読取り、駆動モータ
25等に指令を出す。
また、通帳■の裏表紙2を上にして、しかも開き側から
挿入した(表裏逆、前後進の)場合は、第9図Bに示す
ようなタイムチャートを形成する。
検出子60aが先に第1のアンドゲート64に信号を出
すとともに第1のオアゲート67を介し第1のタイマ7
0の作動時間中は、検出子60fは検知用切欠部6に対
向しているため信号が出ない。
タイマ70の設定時間がt2で終了し、インバータ73
を介して第2のタイマ71が作動しても検出子60fか
ら信号が出るのはそれから後の時間t1′なので、その
間はアンドゲート64および65から出力が出ない。
したがってアンドゲート75から出力が出て第4のアン
ドゲート82を経てオアゲート69を介して?Ia部7
部内7除指令回路79に信号を送る。
排除指令回路79は表示スクリーンllaによって入れ
直し表示をするので、再び正しい方向に入れ直しする必
要がある。
これは表紙1を上にしても前後が逆であれば同様の結果
が得られること勿論である。
また、通帳Vの前後が正しく、表裏を逆にして挿入した
場合は第9図Cに示すようなタイミングチャートを形成
する。
すなわち通帳■の先端部は異常なく検出され、(7)指
令回路78からGo指令が出て搬入される。
しかしながら検出子60aが検出用切欠部6に対向して
時間t3′に出力が出なくなり、しかるのちに検出子6
0aの出力が停止して第3のタイマ72がt3からtl
まて作動する。
したがってタイマ72の出力があってもアンドケート6
6からの出力がないから、ナント76から出力が出て、
第5のアンドゲート83を経てオアゲート69を介して
排除指令回路79に信号を表示スクリーンllaによっ
て入れ直し表示をするとともに駆動源および補助駆動モ
ータ28を逆転させて通帳■を排出する。
このように挿入された通帳■の表裏および前後方向が正
しい場合のみ通帳■は捲頁部15に搬入される。
通帳■は所定位置で搬送を停止され、つぎにサブベース
20が移動して爪片27が押えるべき押え用切欠部4に
対向したとき、移動が停止する。
そしてロータリンレノイド26が励磁され、第10図に
示すように爪片27が所定の押え用切欠部4を固定する
とともに、通帳■の一側縁から、対応する捲り用切欠部
5にアイドルローラ31が係合する。
そして第1のソレノイド34が励磁され回動レバー30
cは時計方向に回動して第11図に示すように捲頁が行
われる。
このとき第2のソレノイド35は励磁され、第2のリリ
ース爪35aが回動したロック爪体32を付勢してラチ
ェットギヤ30bとの保合を外し、捲頁動作は完了する
通帳■は送り込み兼挟持ローラ36と搬送ローラ38・
・・・・・とで挟持され印字部17に搬送される。
マークセンサ56は印字すべき行を検知し、その行が印
字軸50 at 50 bと対向したとき通帳■の送
りを停止させる。
印字部17においては、ピン43・・・・・・を一列づ
つフレキシブルワイヤ44aに対向させ、キーインされ
た年月出摘要、各金額などの情報にもとづいて所定のソ
レノイド44を付勢する。
したがって回動ギヤ47は所定角度回動して印字軸50
a、50bの所定の印字文字を通帳■およびプラテン5
4に対向させる。
ビンキャレツジ42が往動し終るとタイプハンマカム5
3・・・・・・は一斉に回動し印字軸50a、50b・
・・・・・を通帳■およびジャーナルテープ55に当接
させて印字を行う。
つぎに回動ギヤ47は逆転してセクタギヤ46の突部4
6aを回動前の位置に戻し、かつビンキャレツジ42を
復動させて戻し柱48によりピン43・・・・・・突出
前の位置に揃、える。
さらに制御部77から後日印字の指令がくれば、通帳■
を1行分搬送して上述の作用を行い印字する。
印字が終了したとき、あるいは後日印字において開いた
頁1,2ないし3・・・・・・を全て印字したときは、
搬送ローラ38・・・・・・および送り込み兼挟持ロー
ラ36が逆転して通帳■の後端縁が爪片27に当接する
位置まで戻す。
そして第2のソレノイド35を消勢し、回動レバー30
cを反時計方向に180°回動し通帳■を閉じる。
後日印字が中途であれば、サブベース20を1頁分ずら
して上述のごとく捲頁を行い、印字部17に搬送して印
字し、再び捲頁部15に戻す。
つぎにロータリソレノイド26を消勢して爪片27を復
帰し、かつ通帳■を挿入口13に搬送する。
検出子60aあいし60fは通帳■の挿入側先端を検出
して制御部77に通帳排出を報告し、通帳■は挿入口1
3から排出されて全ての動作が完了する。
なお上記実施例における印字部17は図示のもの(テン
キ一方式)に限定されるものではなく、通帳■に確実に
印字できる構造であれば良い。
また通帳■の後端部を検出子6Daおよび60fで検出
したことによって捲頁機構を作動させた実施例について
述べたが、本考案はこれに限定することなく、先端部を
検出してタイマ等を作動させて先端部を検が所望位置に
到達したであろう時点で捲頁機構を作動開始させればよ
く、要は検出子による通帳■の通過検知によって搬送制
御および捲頁機構制御を行えば良い。
以上説明したように本考案は通帳の挿入方向と頁情報を
光学的に検出し、正常と判定された場合のみ自動的に印
字を行うように構成したので、挿入方向が誤った場合で
も直ちに判定でき誤印字を行うことも防止できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は通帳の正面図
、第2図はその裏面図、第3図は通帳を開いた状態の正
面図、第4図は通帳自動印字装置の斜視図、第5図はそ
の縦断側面図、第6図は同じく一部切欠した横断平面図
、第7図は要部の電気回路、第8図は状態説明図、第9
図AないしCはそれぞれ異なる状態のタイミングチャー
ト図、第10図および第11図はそぞれ要部の概略的斜
視図、第12図は動作のフローチャート図である。 ■・・・・・・通帳、13・・・・・・挿入口、14・
・・・・・光学的検出手段(通帳検出部)、15・・・
・・・通帳捲頁手段(捲頁部)、16・・・・・・搬送
路、17・・・・・・印字部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表紙と裏表紙との間に印字欄を有する複数の中紙がノー
    ト状に綴られた通張を受入れる挿入口と、受入れた通張
    の頁情報を読取ることにより通張の挿入方向を検出する
    光学的検出手段と、受入れた通張に取引情報の印字を行
    なう印字部と、上記光学的検出手段によって読取られた
    頁情報によって捲頁制御される通帳捲頁手段と、挿入さ
    れた通張を取込み上記光学的検出手段、通張捲頁手段及
    び印字部への搬送及び挿入口から放出するための搬送手
    段とを具備し、挿入口から挿入された通帳を上記搬送手
    段で取込み後上記光学的検出手段により通張の挿入方向
    の検出を行ない正常と判定された場合、さらに印字部ま
    で搬送して取引情報の印字を行ない、方向が正常でない
    と判定された場合には捲頁制御することなく上記搬送手
    段を逆転することにより通張を挿入口から排出するよう
    にした通張印字装置付
JP1982168055U 1982-11-08 1982-11-08 通帳自動印字装置 Expired JPS6025626Y2 (ja)

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JP3687426B2 (ja) * 1999-07-23 2005-08-24 セイコーエプソン株式会社 印刷補助具及びその組み立て治具並びに記録装置

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JPS58147059U (ja) 1983-10-03

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