JPS58194969A - 有効物質の長時間放出用複合体 - Google Patents

有効物質の長時間放出用複合体

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JPS58194969A
JPS58194969A JP58068473A JP6847383A JPS58194969A JP S58194969 A JPS58194969 A JP S58194969A JP 58068473 A JP58068473 A JP 58068473A JP 6847383 A JP6847383 A JP 6847383A JP S58194969 A JPS58194969 A JP S58194969A
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JP58068473A
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ヴオルフガング・ランゲ
ジ−・ジエ−・ベ−ル
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Akzo NV
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Akzo NV
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    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • Y10T428/249978—Voids specified as micro

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたとえば医薬品、ホルモン化学薬品等の有効物
質と長時間にわたって等しい量でその周囲に放出するこ
とができる多層薄膜、多層中空糸または表皮もしくは薄
膜層で被覆しｆ（多孔性粉末等のような、有効物質を長
時間放出するための複合体に関する。
医薬品工業からつねに新しい改善された有効物質が開発
されている。これに反しこのような有効物質投与の方法
はまつ念く変化がない。というのは多くの医薬はいまだ
に経口的にまたは皮下、筋肉内もしくは靜、、鴨肉に投
与されているからである。この場合有４．物質の配量は
有効な治療のためにしばしば有効物質自体と同程度に重
要な砥義を有する。
常用投与法の欠点を、有効物質をデポ−から一定速度で
放出させることによって避けることが研究された。たと
えば有効物質、一般には医薬を薄膜によって被覆したい
わゆるマイクロカプセルがある。この場合有効物質の流
出速度をたとえば薄膜の構造、その厚さ、薄膜用ポリマ
ーの選択等によって制御することができる。ミクロ多孔
性粉末に肥料、害虫防除剤等の有効物質を負荷し、それ
によって長時間にわたって有効物質を周囲１・こ放出さ
せることもすでに行われた。
これらすべての方法の場合、概して少なくとも初期に有
効物質が多量に放出されることは避けられない。これが
いわゆる６破裂効果”である。多くの場合□時間の経過
中にデポ−がなお長時間分の有効ｉ質を残しているにも
かかわらず、１．１．、 放出量が低下す・る。
□、：：、・、１ このようなｍ”’ｉの場合、複合薄膜を使用し、または
有効物質を含む多孔性粒子に含浸剤を備えることは公知
である。たとえばヨーロッパ特許出願第５３０２号明細
書には粒子に有効物質を負荷し、化学反応によって孔を
閉鎖するポリウレタン皮膜を形成する方法が記載される
。このような方法は複雑であシ、費用を要する。
すでに有効物質の長時間放出用に多数の粒子が公知であ
るけれど、さらに改善された長時間放出用粒子が要求さ
れる。
それゆえ本発明の目的は簡単に経済的に製造することが
でき、有効物質の支持体として有効・物質を長期にわた
って均一に周囲に放出しうる複合体を得ることである。
さらに本発明の目的は簡単には周囲の影響たとえば汚水
または皮殻の形成によって有効物質の放出が減少または
停止するように抑制されることのない複合体を得ること
である。
さらに本発明の目的は周囲環境に存在する有効物質を本
活性化する多数の物質ンこ対して透過性でない長時間放
出用の複合体を得ることである。
この目的は有効物質の支持物質としてのミクロ多孔性ポ
リマーおよび硝酸セルロースめ被覆を有することを特徴
とする有効物質の長時間放出用複合体によって解決され
る。とくに支持物質としてはほぼ等方性のミクロ多孔性
セル状ポリマー構造を有する熱可塑性ポリマーが使用さ
れ、このポリマー構造は平均直径約０．５〜１００μｍ
の多数のほぼ球状のセルおよび隣接セルを互いに結合す
る孔からなり、孔の直径は球状セルの直径よシ小さく、
平均セル直径と平均孔直径の比は約２：１〜約２００　
：　１である。
とくにセルの平均直径は約０．５〜１０μｍ。
孔の平均直径は約０．１〜１μｍである。支持体として
は中空糸の形のミクロ多孔性ポリマーが好適である。中
空糸はとくに表面が平滑で孔を有し、表面の孔の割合は
１０〜９０チである。
ミクロ多孔性支持体は粉末の形で存在してもよい。ポリ
マーとしてはとくにポリプロピレンが複合体用に非常に
適する。はぼ球状セルおよび孔の容積からなる支持体の
中空空間割合は約１０〜９０％である。約７０〜８０チ
の中空空間割合がとくに有利である。本発明による複合
体はとくにペノチノド、ホルモン、ニューロトランスミ
ッタ、ワゾプレツシンおよびオキシドチンの放出に適す
る。
本発明により必要な構造を有する支持体の製造は西独公
開特許公報第２７３７７４５号に記載され、その開示が
ここに引用される。そこには多数のポリマーおよび特殊
な有機液体が記載され、これらはそこに示される方法に
よシ適当なミクロ多孔構造を有する種々の成形体に加工
することができる。ポリマーとしては原則的にすべての
プラスチックポリマーを使用できるけレト、とくにポリ
プロピレンおよびポリエチレンのようなポリプロピレン
が適し、ポリアミＶも適当である。
この成形された支持体、はすでにその製造の際有効物質
を負荷し、また：は前記公開公報に開示された方法の後
あとか４）ｌｉ効物質を充てんする１゜ ことができる。
本発明の範囲内でとくに支持体として使用される中空糸
薄膜は西独公開特許公報第２８６６４９６号に記載の方
法により製造することができる。この公報の開示は本発
明の範囲でとくに引用される。
本発明の支持体として適するミクロ多孔性粉末はとくに
西独公開特許公報第３０２６７６２号および第３０２６
６８８号に記載される。
前記公開公報の開示はすべて本発明の範囲に引用される
。
支持体は本発明の範囲では硝酸セルロースの被覆を備え
る。硝酸セルロースは種々のエステル化度で得られるセ
ルロースの無機エステルである。エステル化度の尺度と
してしばしばチッ素含量が示され、る。チッ素含量はた
とえば１０゜５または１２．９の値を有する。もつと高
い値は６硝酸エステルの理論量でちる１　４．１４％Ｎ
ま（Ｙ。
で可能である。
・〉 本発明ンこよ乞＼硝酸セルロースとしてとくにコ′１・
１ ０ジウムが好適に使用される。硝酸セルロースおよびコ
ロソウムに関する詳細はたとえばＲＯＥＭＰＰＳ　ＣＨ
ＥＭＩＥＬＥＸＩＫＯＮ　Ｆｒａｎｋｈ’　５ｃｈｅ　
Ｖｅｒｌａｇｓｈａｎ−ｄｌｕｎｇ　Ｓｔｕｔｔｇａ、
ｒも、第７版５３０〜５３１および６７６ページにｄ己
載される。
硝酸セルロースまたはコロジウムからなる被覆は支持体
に種々の方法で形成される。たとえばコロソウムの溶液
を支持体にスプレーすることができ、その際溶剤除去後
コロジウムからなる適当な皮膜が形成される。
多くの場合支持体をコロジウム溶液へ１回浸漬し、また
はとくに適当な方法による中間乾燥を挾む多数回の浸漬
によシ被覆を備えることができる。：ｆｆロジウム溶液
の濃度の高さおよび浸漬回数によって被覆の厚さを制御
することができる。多くの使用目的に使用可能の被覆厚
Ｖｉ、１０〜１００μｍの程度である。
本発明による複合体は有効物質の長時間放出を必要とす
る種々の目的に使用することができる。たとえば農業お
よび林業には殺虫剤、除筆剤または肥料、痕跡元素等の
有効物質を負荷したとくに粉末または力粒の形の複合体
を使用することができる′。
とくに有利な使用法６でよ九ば本発明りでよる複合体は
人体または、動物体へ導入する医薬的に有効な物質、ホ
ルモン等の投与の際に使用される。
たとえば１端を溶ｊ妾して閉塞した中空糸を内部に有効
！＃質たとえばホルモンを充てんしてゾンデのように人
体−または動物体へ導入し、この有効物質を徐々にかつ
均一に身体へ放出させることができる。
非常に長い処置時間のためにはゾンデを一定時間後、外
部から再び充てんすることができる。
ゾンデを貯蔵容器へ接続することもできる。
本発明による複合体は動物およびヒトの薬剤による処置
の際とくに有利シて使用される。有利な使用分野はホル
モン、ニューロトランスミッタ、とくにワゾプレツンン
およびオキシドチンによる処置である。
たとえばポリプロピレンからなる中空糸状支持体または
同じもしくは類似の材料からなる細いチューブの内部に
ワゾゾレツシンを充てんし、中空糸または細いチューブ
の両端をたとえば溶接によって閉鎖し、コロジウム被覆
を備えることができる。
このようなチューブまたは中空糸はその可憬性および小
さい寸法のため容易にヒトまたは動物の身体へ導入し、
または内移植することができる。たとえば中空糸をカニ
ユーレとして１α接特ホ器官たとえば、悩へ導入するこ
とができる。
この方法によシホルモンの局所的またｒＬ器官特異の投
与を実施することができる。
本発明の複合体によシラットにワゾルッシンによる４週
間の処置を実施することができた。
その間有効物質の均一な一定の放出が行ゎ几たので、ワ
ゾプレッシンは有利番でとくに抗利尿効果を発揮するこ
とができた。
、′ζ 本発明の複合体の特殊な利点は周囲に存在する多数の物
質に対してこ志複合体が不透過・生で：旨、。
あることにある。たとえば１・：゛ホルモンによる処置
の場合特定のタン白は支持体の内部へ侵入して有効物質
を不活性化することができない。それによって複合体は
長時間にわたってその効果全放出速度を支持体および硝
酸セルロース被覆の厚さによって制御することができる
。多くの場合硝酸セルロースの皮膜は１０〜１００μｍ
の厚さを有すれば十分である。もう１つの投与法は適当
に負荷した複合体を皮膚の下に移植し、一定処置時間後
に再び除去することである。
本発明によりとくに使用されるワゾプレツシンおよびオ
キシドチンは下垂体後葉ホルモンである。ワゾプレツシ
ンはとくに腎活動を制御する。さらにニューロトランス
ミッタとして有効である。ニューロトランスミッタは神
経系の信号伝達に役立つ。
ワゾゾレツシンはさらに記憶能力を改善する。
本発明の複合体によシ優れた均一な有効物質１１ 放出が長時間（Ｃ′わたって保証されることはとくに意
外であつｉ″”）１とくに本発明の複合体により１） 現在まで公知のマイクロカプセルの場合にしばしば認め
られる有効物質の初期の高い放出を避けることができる
ので、処置の初期にしばしば生ずる有効物質ショックの
危険がない。
本発明の複合体は非常に多方面に使用することができる
。たとえば農業および林業の分野でも肥料、痕跡元素、
害虫防除剤等の放出１７ｉｌ：使用することができる。
さらに除草剤、毛虫ぼく滅剤、香料、性的誘引剤等の支
持体として使用することができる。
本発明による複合体の製造はきわめて簡単ｊ′ｃ経済的
に実施される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １　支持体物質としてのミクロ多孔性ホリマーおよび硝
    酸セルロースの被覆を有することを特徴とする有効物質
    の長時間放出用複合体。 ２、熱可塑性ポリマーが等方性、ミクロ多孔性、セル状
    のポリマー：遺造を有し、この構造が平均直径約０．５
    〜１ＤＯμｍの多数の球状セルおよび隣接セルを互いに
    結合する孔からな丸孔の直径が球状セルの直径より小さ
    く、甲・均セル直径と平均孔直径の比が２：１〜２００
    ：１である特許請求の範囲第１項記載の複合体。 ６、球状セルの平均直径が０．５〜１０μｍ、孔の平均
    直径が０．１〜１μｍである特許請求の範囲第２項記載
    の複合体。 ４、支持体が中空糸の形である特許請求の範囲第１項〜
    第６項７）１つに記載の複合体。 ５ｏ　　中空糸の表面が平滑で孔を有し、表面の孔の割
    合が１０〜９０％である特許請求の範囲第４項記載の複
    合体。 ６、　支持体が粉末状である特許請求の範囲第１項〜第
    ６項の１つに記載の複合体。 Ｚ　支持体物質がポリプロピレンである特許請求の範囲
    第１項〜第６項の１つに記載の複合体０ ８、ミクロ多孔性支持体の中空空間の割合が１０〜９０
    ％である特許請求の範囲第１項〜第７項の１つに記載の
    複合体。 ９　中空空間の割合が７０〜８０チである特許請求の範
    囲第８項記載の複合体。 １０、ペプチツドの放出に使用する特許請求の範囲第１
    項〜第９項の１つに記載の複合体。 １１、ホルモンの放出に使用する特許請求の範囲第１項
    〜第９項の１つに記載の複合体。 １２、二１−ロトランスミツタの放出に使用する特許請
    求の範囲第１項〜第９項の１つに記載の複合体。 １３、ワグプレツゾ／の放出に使用する特許請求の範囲
    第１項〜第９項の１つに記載の複合体。 １４、オキシドチンの放出に使用する特許請求の範囲第
    １項〜第９項の１つに記載の複合体。
JP58068473A 1982-04-21 1983-04-20 有効物質の長時間放出用複合体 Pending JPS58194969A (ja)

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DE32146671 1982-04-21
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JPS58194969A true JPS58194969A (ja) 1983-11-14

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EP (1) EP0092708A3 (ja)
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