JPS58189289A - 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管 - Google Patents

白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管

Info

Publication number
JPS58189289A
JPS58189289A JP7400682A JP7400682A JPS58189289A JP S58189289 A JPS58189289 A JP S58189289A JP 7400682 A JP7400682 A JP 7400682A JP 7400682 A JP7400682 A JP 7400682A JP S58189289 A JPS58189289 A JP S58189289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitting phosphor
afterglow
long
phosphor
cathode ray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7400682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6144910B2 (ja
Inventor
Hidemi Yoshida
秀実 吉田
Takashi Hase
尭 長谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasei Optonix Ltd
Original Assignee
Kasei Optonix Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasei Optonix Ltd filed Critical Kasei Optonix Ltd
Priority to JP7400682A priority Critical patent/JPS58189289A/ja
Priority to DE8383300844T priority patent/DE3373824D1/de
Priority to KR1019830000657A priority patent/KR910004738B1/ko
Priority to EP83300844A priority patent/EP0091184B1/en
Publication of JPS58189289A publication Critical patent/JPS58189289A/ja
Publication of JPS6144910B2 publication Critical patent/JPS6144910B2/ja
Priority to US07/224,285 priority patent/US4874985A/en
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02B20/181

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は白色発光螢光体およびディスプレイ用陰極勝管
に関する。
細密な文字や図形の表示が行なわれるコンピューターの
端末表示装置、航空機管制システムの表示装置等には高
解像度の陰極線管の使用が望まれている。陰極線管の解
像度を向上させるための有力な方法として、陰極線管の
フレーム周波数を減少させる方法が知られている。すな
わち、テレビジョン用陰極線管等の普通の陰極線管のフ
レーム周波数は55Hz前後であるが、゛このフレーム
周波数を30Hz程度に下げることによって信号周波数
帯域を普通の陰極線管の約2倍に拡げるかあるいは映像
周波数帯域を普通の陰極線管の約1/2倍に選ぶことが
でき、それによって解像度を高めることができる。この
ように陰極線管のフレーム周波数を減少させることによ
ってその解像度を高めることができるのは、陰極線管の
駆動回路の映像周波数帯域がフレーム周波数と信号周波
数帯域との積によって決まるからである。
このような高解像度陰極線管の螢光膜は長残光性の螢光
体で構成される必要がある。これは、陰極線管の螢光膜
が短残光性の螢光体で構成されると、螢光膜走査速度が
遅いために画面にちらつきが生じるためである。一般に
このような高解像度陰極線管の螢光膜を構成する螢光体
は残光時間(本明細書では励起停止後発光輝度が励起時
の10チまで低下するのに要する時間すなわち「10%
残光時間」を意味するものとする)が普通の陰極線管の
螢光膜を構成する短残光性螢光体よりも数十乃至数百倍
長いことが必要である。
従来、高解像度陰極線管に使用可能な長残光性螢光体と
しては、マンガンおよび砒素付活珪酸亜鉛緑色発光螢光
体(Zn2SiO4:Mn 。
As)、マンガン付活弗化カリウム・マグネシウム橙色
発光螢光体(KMgFa :Mn ) 、鉛およびマン
ガン付活珪酸カルシウム橙色発光螢光体(Ca8i0a
:円)、Mn)、マンガン付活弗化マグネシウム赤色発
光螢光体(Mg1i″2:Mn )、マンガン付活オル
ト燐酸!111鉛書マグネシウム赤色発光螢光体((Z
n、Mg )3(1’(、)4 )2:Mn :3等が
知られている。しかしながら長残光性の白色発光螢光体
どころか長残光を示す青色発光螢光体および黄色発光螢
光体も全く知られていたいため、この両者の発光色の螢
光体を混合することによって得られる、長残光性の白色
発光螢光体も存在しない。また白色発光を得る為の他の
方法としては赤色発光成分、緑色発光成分および青色発
光成分の螢光体を温容する方法が考えられるが、長残光
性の青色発光螢光体が存在しないことの他に前記長残光
性赤色発光螢光体と長残光性緑色発光螢光体の残光特性
カーブが全く異なる為、残光の色ずれが生じる。また発
光色の異なる多成分の螢光体を混合すると色むらが生じ
易すい等の欠点があり前記全く発光色の異なる三色成分
の螢光体の混合により長残光性の白色発光螢光体を得る
ことはあまり好ましく無い。
上述のように長残光性の白色発光螢光体は従来全く知ら
れておらず、従って長残光性の白色発光螢光体を螢光膜
に有する高解像度の表示か6f能なディスプレイ用白黒
テレビジョン陰極線管も従来存在しない。
本発明は発光特性の良好な長残光性の白色発光螢光体お
よびこの螢光体を螢光膜に有するディスプレイ用白黒テ
レビジョン陰極線管を提供することを目的とする。
本発明者等は上記目的を達成するために、少数の発光成
分螢光体で白色発光を現出することができ、しかも各発
光成分螢光体の残光が光分であり、かつその残光特性が
ほぼ同一である長残光性の白色発光螢光体およびこの螢
光体を螢光膜とするディスプレイ用白黒テレビジョン陰
極線管を提供するために種々研究を重ねてきた。その結
果、新規な長残光性青色発光螢光体と長残光性黄色発光
螢光体とを見出し、これにより長残光性の青色発光成分
螢光体と長残光性の黄色発光成分螢光体との2成分の混
合螢光体から成る長残光性の白色発光螢光体およびこの
螢光体を螢光膜とするディスプレイ用白黒テレビジョン
陰極線管(以下単に陰極線管と略称する。)を提供出来
る事を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の白色発光螢光体は 組成式が ZnS:aAg; l)M’ : CM”’ ; (I
X(但し、Mは鋼および金の少なくとも 一方であり、M はガリウムおよびイ ンジウムの少なくとも一方であり、 Xは塩素、臭素、沃素、弗素および アルミニウムのうちの少なくとも1 種であり、a 、 l) 、 Cおよびdはそれぞれ5
 X 1.0 ’≦a≦10−3.0≦b≦2X10’
、10−8≦C≦10−3および5 X ] 0−8≦
d≦5 X 10−’なる条件を満たす数であり、以下
同 様とする。) で表わされる長残光性青色発光螢光体と、組成式が (’ln+−x、Cdx)S:eM1′: fMIII
’; gX’(但し、M1′は銅および金の少なくとも
一方であり、MI[I′はガリウムおよびインジウムの
少なくとも一方であり、 X′は塩素、臭素、沃素、弗素および アルミニウムのうちの少なくとも1 種であり、x、e、fおよびgはそれ ぞれO≦X≦03.10−6≦e≦ 10−2.5 X 10−8≦f≦5X10 ”および
10−8≦g≦10−3なる条件を満たす数であり、以
下同様とする。)で表わされる長残光性黄色発光螢光体
(厳密に言えば黄緑色乃至黄色発光螢光体であるが本発
明では黄色発光螢光体と略称し、以下同様とする。)と
からなる混合螢光体であって、前記長残光性青色発光螢
光体に対する前記長残光性黄色発光螢光体の重量比が0
.34〜5.00の範囲にあることを特徴とする特また
本発明の陰極線管は組成式が ZnS:aAg : bMI: CM”’; (IX(
但し、M’、 M”’、 X、 a、b、cおよびdの
定義は前記と同一である。) で表わされる長残光性黄色発光螢光体と、組成式が (Znl−x、(シdx)S:cM”;  fM In
’:  gX’1’    II+’    / (但し、M IM  IX−1xlel fおよびgの
″Jjセ義は前記と同一である。)で表わされる長残光
f1.黄色発光螢光体とからなる混合螢光体であって、 前記長残光性H色発光螢光体に対する前記長残光性黄色
発光螢光体の重量比が0.34〜5.00の範囲にある
白(lL発光螢光体からなる螢光jlKを、フェースプ
レート上に有することを特徴とする。
前記本発明の白色発光螢光体は混合比により任意の白色
発光がイ!Iられ、しかも長残光性青色発光螢光体と長
残光性黄色発光螢光体の残光特性がほぼ同様に出来るた
めディスプレイ用として色ずれの無い白色発光を呈する
ことが出来る。
また本発明の陰極線管においては前記長残光性青色発光
螢光体と長残光性黄色発光螢光 。
体との間に生じる粒度分布差をほとんど無くすることも
可能なため、色むらの無い均一な螢光面を形成すること
ができる。さらに残光時間も自由に調節することが可能
なため、必要に応じたフレーム周波数を使用することが
出来る。
本発明に用いられる長残光性青色発光螢光体および長残
光性黄色発光螢光体は組成および製造時の焼成温度に依
存して立方晶系あるいは六方晶系を主結晶相とするが、
立方晶系を主結晶相とする螢光体の方が六方晶系を主結
晶相とする螢光体よりも高輝度の発光を示し、またより
高い発光輝度および発光色純度を示す螢光体を与える前
記共付活剤(Ga、In)の付活量範囲においては前者
の方が後者よりも残光時間が長い。このような点から、
本発明の螢光体のうち立方晶系を主結晶相とする螢光体
は六方晶系を主結晶相とする螢光体よりも陰極線管用螢
光体としてより好ましいものである。但し、カドミウム
(Cd)を母体に含む長残光性黄色発光螢光体はその含
有量が約5モル係以上になると一般に六方晶系を主結晶
とするようになる。
なお、本明細書に述べられる残光時間の値はいずれも刺
激電子線の電流密度が04μA/〜である場合の値であ
る。
ここで注意すべきことは本発明に用いられる螢光体は刺
激電子線の電流密度で残光時間が太き(変化するという
、従来の長残光性螢光体に無い特性を有し、一般にその
傾向は電流密度が小さくなると残光時間は長くなるとい
うことである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる長残光性青色発光螢光体の製造方法
については、本出願人が先に出願した特願昭56−17
6170号、56−180721号、56−181.6
24号、56−212278号、57− ] 13 ]
号、57−1−2866号等に詳細に説明されているの
でこれら特許出願を参照されたい。また本発明に用いら
れる長残光性黄色発光螢光体の製造方法についても、本
出願人が先に出願した特願昭57−25545号に詳細
に説明されているのでこれら特許出願を参照されたい。
このようにして得られた長残光性青色発光螢光体は、組
成式がZnS:aAg、 bMl、 cM” dXで表
わされる(なお、本発明においては前記組成中に前記母
体に対し、10−7〜8×10−3の硫黄を含有した場
合をも含める。)。この青色発光螢光体の発光色は主と
してAgO付活量(a値)とMlの選択される種類及び
その付活量(b値)により変化し、その残光特性(残光
時間等)は主としてMlllの選択される種類及びその
付活量(C値)と、Xの選択される種類及びその付活量
(d値)によって決まる。
上記aおよびb値は青色発光領域に発光させるためにそ
第1ぞ才1.5X10’≦a≦10−3およびO≦1〕
≦2 X i O−’の範囲が選ばれる。
なお、」二記値は色純度および輝度の点から5XIO−
6≦a≦5X10’および0≦b≦10−5なる範囲が
好ましい。また上記C値およびd値は残光特性からそれ
ぞれ10−8≦C≦l0−3および5 X 10=≦d
≦5×10−4なる範囲が選ばれる。なお、上記値は残
光時間および輝度の点から10−7≦C≦10−4お色
発光螢光体は組成式が(Zn+−x、 Cdx)S:e
M ”。
fM”1′、 gX’で表わされる(なお、本発明にお
いては、前記組成中に前記母体に対し、io”−7〜8
X10 ’の硫黄を含有した場合も含める。)。
この黄色発光螢光体の発光色は主としてMI /の選択
される種類およびその付活量(e値)と母体のZnをC
dで置換する置換量(X値)により変化し、その残光特
性(残光時間等)は主としてMIII’の選択される種
類およびその付活量(f (ii、 )とX′の選択さ
れる種類およびその付活量(g値)によって決まる。前
記eおよびX値は黄色発光領域に発光させるためにそれ
ぞれ10−6≦e≦10−2およびO≦X≦0.3の範
囲が選ばれる。なお、上記値は色純度および輝度の点か
ら10−5≦e≦5×10−3およびO≦X≦02なる
範囲がさらに好ましい。
また前記f値およびg値は残光特性からそれぞれ5 X
 10−8≦f≦5 X 1.0 ”および10−8≦
g≦10−3なる範囲が選ばれる。なお上記値は残光時
間および輝度の点から10−7≦f≦10−4および5
 X ]、 O’≦g≦5X10’なる範囲がさらに好
ましい。
本発明の白色発光螢光体はCI I)表色系色度点A(
X=0.23、V=0.23)、B(x=0.25.y
=0.35)、C(x=0.35゜y=−o4o)、1
) (x=0.35. y=0.30)で囲まれる白色
発光領域の発光が行なわれるよう前記長残光性青色発光
螢光体に対する前記長残光性黄色発光螢光体の重量比が
0.34〜5.00の範囲で両者が混合されるごとによ
り得られる。なお−1−配混合比は、白色純度のより好
ましいc’z弓表色系色度点A’ (x −0,25,
y=0.25 )、Is’(x =0.25.  Y=
0.30 )、C’(x= (1,32,Y =0.3
7 )、1)’(x=0.32.  y=0.30 )
に囲まれた発光を得るために、0,5〜40の重量比で
混合されることがさらに好ましい。
本発明の陰極線管の構成は、第1図に示すように螢光膜
を除いては従来の白黒テレビジョン用1族極糾肯とはl
zト同にである。すなわち本発明の陰極線管はファネル
lのネック部2に1本の電子銃3を有し、該電子銃3に
対向するフェースグレート4上全面に螢光膜5が形成さ
れたものである。一般には螢光M5の背面に励起の際の
チャージアップを防止するためのアルミニウム蒸着膜6
が設けられる。
このように構成された陰極線管において、前記螢光膜は
先に述べた白色発光螢光体よりなることを特徴とする。
螢光膜は白黒テレビジョン用陰極線管の螢光膜形成方法
として一般に採用されている沈降塗布法等によって形成
される。螢光膜の螢光体量は発光輝度陰極線のビーム径
、電流密度や加速電圧等の点から16rItあたりl、
Omg乃至10■の範囲が適当であり、より好ましくは
1cfiLあたり2.5■乃至7ml/の範囲である。
本発明においては螢光体の残光時間は5〜150ミリ秒
に選ばれる事が輝度及び画像表示上好ましい。
また本発明において上記電子銃3から放射される陰極線
が螢光膜5に尚る時のビーム径は0.05〜0.4 m
mの範囲であることが好ましく、また使用されるフレー
ム周波数は20〜50 Hzであるのが好ましい。
第2図は本発明の白色発光螢光体とこの螢光体の成分螢
光体である長残光性青色発光螢光体および長残光性黄色
発光螢光体の電子線励起下における発光色度点をCIE
表色系色度座標上に示すものである。
色度点Bt(x=0.147.Y=0.056 )、Y
+(x = 0.369. y=o、56s )および
Y2(X=0.427.y=o、54s)はそれぞれ長
残光性青色発光螢光体ZnS:110−4A、:1,5
×1O−5Ga;10”Cn 、長残光性黄色発光螢光
体ZnS:1,4 Xl 0−3Au、I Q−’ G
a: 6 X 10−’ klおよび長残光性黄色発光
螢光体Zno、+QCdo、1t 8 : 1.2 X
 10−’Cu:1.5 X 10”−’ Ga:3 
X 10−’ AI!に対するものであり、色度点Wl
およびW2はそれぞれ長残光性青色発光螢光体ZnS:
10−’ Ag ? 1.5X 10 ’ Ga’、 
10−’ C1と長残光性黄色発光螢光体ZnS:1.
4 X I 0−3Au 、’ ] 0−’ Ga :
6 x10″′4Alとを重量比で3ニアで混合した本
発明の白色発光螢光体および長残光性青色発光螢光体Z
nS:10”−’ A、g : l、 5 X 10−
5Ga :10−’C1と長残光性黄色発光螢光体Zn
o、s5 Cdo、lt S :1、 2  X  l
  O””  Cu  コ 1.5  X  1 0−
5 Ga:3X10−’A7とをit比3ニアで混合し
た本発明の白色発光螢光体に対するものである。
第3図は色度点W2を与える本発明の白色発光螢光体の
発光スペクトルおよび残光の発光スペクトルを示すグラ
フである。第3図の曲線aは陰極線励起時の発光スペク
トルであり、曲@bは上記陰極線励起停止後10ミリ秒
経過後の発光スペクトル、曲線Cは同20ミリ秒経過後
の発光スペクトルである。第2図および第3図から明ら
かなように、本発明の白色発光螢光体およびこの螢光体
を螢光膜とする陰惨線管は良好な色純度の白色発光を示
し、しかもその残光色は色ずれをほとんど起さないので
、高精細度の良好な陰極線管を提供出来る。
なお、本発明の螢光体および陰極線管はコントラ膨7向
上させるために顔料を螢光体に付着させるか、混合する
ことができる。付着させる顔料としては螢光体の発光色
とほぼ同一の体色を有する顔料や黒色顔料が用いられる
。本発明においては特に酸化鉄、タングステン等の黒色
顔料を用いる事が好ましく、その使用量は螢光体100
重量部に対して0.5〜40重量部である′ことが推奨
される。
なお、本発明に用いられる螢光体は第1の共付活剤ガリ
ウムまたはインジウムの少なくとも一方の一部がスカン
ジウムで置換されてもよい。また本発明に用いられる螢
光体は、2価のユーロピウム、ビスマス、アンチモン等
の付活剤でさらに付活されていてもよい。
また、本発明の白色発光螢光体は従来より知られている
硫化物螢光体および白色発光螢光体で使用される表面処
理や粒度の選択等いずれも適用することができるもので
ある。またその用途として前記−例である陰極線管以外
に他の表示管、例えば低速電子線励起による螢光表示管
等の螢光面として用いられる。
次に実施例によって本発明を説明する。
実施例1 組成式がZn8:10 ’ Ag : 1.5 X 1
0−5Ga:1O−6Clで表わされ、残光時間が35
ミリ秒、発光色が第2図点13tである青色発光螢光体
と組成式がZno、aeCrlo、oS: 1.2 X
 10−’ Cu 、’ 1,5X 10−’ Lea
 :3 X 10−’ Alで表わされ、残光時間が3
5ミリ秒、発光色が第2図点Y2である黄色発光螢光体
をそれぞれ重量比で3ニアになるよう秤量し、均一に混
合して白色発光螢光体を得た。この混合螢光体を沈降塗
布法によりフェースプレート上に4 mylcr&の塗
布重量で均一に塗布して螢光膜を形成し、その後一般的
な白黒テレビジョン陰極線管製造方法に従って本発明の
陰&[管を製造した。この陰極線管の発光色は第2図W
2 (x=0.302゜y=o、333)に示される良
好な白色発光を示し、またその発光スペクトルは第3図
曲線aに示され、励起停止後10ミリ秒後は曲線b、2
0ミリ秒後は曲線Cに示す残光を示し、この良好でかっ
色ずれの無い残光特性により高解像度の陰極線管が得ら
れた。
実施例2 組成式がZnS:l □−4Ag :10−5Ga: 
10 ’C1で表わされ、残光時間が30ミリ秒、発光
色が第2図点Blである青色発光螢光体と組成式がZn
S:l、 4 X 10−3Au : 10−’ Ga
 二6 X10’Alで表わされ、残光時間が27ミリ
秒、発光色が第2図点Ylである黄色発光螢光体をそれ
ぞれ重量比で3ニアになるよう秤量し、均一に混合して
白色発光螢光体を得た。この螢光体を用い実施例1と同
様にして陰極線管を製造した。この陰極線管の発光色は
第2図Wl(x=0.270.)’=0.350 )に
示される良好な白色発光と残光特性を示す本発明の陰極
線管が得られた。
実施例3 組成式がZnS:10−’ Ag : 2 X 10−
5In ?10−6C1で表わされ、残光時間が20ミ
リ秒である青色発光螢光体と組成式がZnS:1.4 
xl 0−3All :10−’ Inコロ X ’1
 o−4Alで表わされ、残光時間が20ミリ秒である
黄色発光螢光体をそれぞれ重量比で3=7になるよう秤
量し、均一に混合して白色発光螢光体を得た。
この螢光体を用い実施例1と同様にして陰極線管を製造
した。この陰極線管の発光色は(x =0.27.  
y=0.35 )で表わされる良好な白色発光と残光特
性を示す本発明の陰極線管が得られた。
実施例4 イオウを螢光体母体に対して10−’重量%含有せしめ
た青色発光螢光体と黄色発光螢光体を用いる以外は実施
例1と全く同様にして得られた陰極線管は実施例1と同
様の発光色と残光特性を示し、更に白色輝度の点で6%
向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディスプレイ用白黒テレビジョン陰極
線管の断面図、 第2図は本発明に使用される螢光体および本発明のディ
スプレイ用白黒テレビジョン陰極線管の発光色、を示す
CI Efi色系色度色度点わす図、 第3図は本発明の螢光体の示す発光スペクトルおよび残
光の発光スペクトルを示すグラフである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  組成式が ZnS :aAg  :  bM’;  cM”、: 
    dX(但し、Mは銅および金の少なくとも 一方であり、MIII 、まガリウムおよびインジウム
    の少なくとも一方であり、 Xは塩素、臭素、沃素、弗素および アルミニウムのうちの少なくとも1 種であり、a、b、cおよびdはそれ ぞれ5 X 10”≦a≦10−3.0≦b≦2 X 
    10””’、10−8≦C≦10−3および5 X 1
    0−8≦d≦5 X 10−’なる条件を満たす数であ
    る。) で表わされる長残光性青色発光螢光体と、組成式が (Znl−x Cdx)8:eM”、 fM11Itg
    X’(但し、Mr/は銅および金の少なくとも一方であ
    り M Tlr’はガリウムおよびインジウムの少なく
    とも一方であり、 X′はj盆素、臭素、沃素、弗素およびアルミニウムの
    うちの少なくとも1 棟であり、x、e、fおよびgはそれ ぞれO≦X≦0.3.10−6≦e≦ 10−2.5X10 ’≦f≦5×10−3および10
    −8≦g≦10−3なる条件を満たす数である。) で表わされる長残光性黄色発光螢光体とからなる混合螢
    光体であって、 前記長残光性青色発光螢光体に対する前記長残光性黄色
    発光螢光体の重量比が0.34〜5.00の範囲にある
    白色発光螢光体。
  2. (2)  前記長残光性青色発光螢光体および前記長残
    光性黄色発光螢光体が立方晶系を主結晶とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の白色発光螢光体。
  3. (3)  前記長残光性青色発光螢光体が立方晶系を主
    結晶とし、前記長残光性黄色発光螢光体が0.05≦X
    ≦0.3であり六方晶系を主結晶とすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の白色発光螢光体。 I′
  4. (4)  前記MおよびMの少なくとも一方がガリウム
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    または第3項記載の白色発光螢光体。
  5. (5)  組成式が ZnS:aAg : bM■: cM”:dX(但し、
    Mは銅および金の少なくとも 一方であり M Illはガリウムおよびインジウムの
    少なくとも一方であり、 Xは塩素、臭素、沃素、弗素および アルミニウムのうちの少なくとも1 種であり、a 、 l) 、 Cおよびdはそれぞれ5
     X 10−6≦a≦10−3.0≦b≦2 X 10
    −’、10−8≦C≦10−3および5X10”≦d≦
    5X10 ’ なる条件を満たす数である。) で表わされる長残光性青色発光螢光体と、組成式が (Zn+−x、 Cdx)S:eM”;fMnI’; 
    gX’(但し、M1′は銅および金の少なくとも一方で
    あり、MIIN′はガリウムおよびインジウムの少な(
    とも一方であり、 X′は塩素、臭素、沃素、弗素および アルミニウムのうちの少なくとも1 種であり、x、e、fおよびgはそれ ぞれO≦X≦0.3.10−6≦e≦ 10−2.5X10’≦f≦5X10−3および10−
    8≦g≦10−3なる条件を満たす数である。) で表わされる長残光性黄色発光螢光体とからなる混合螢
    光体であって、 前記長残光性青色発光螢光体に対する前記長残光性黄色
    発光螢光体の重量比が0.34〜5.00の範囲にある
    白色発光螢光体からなる螢光膜を、フェースプレート上
    ニ有スることを特徴とするディスプレイ用陰極線管。
JP7400682A 1982-02-19 1982-04-30 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管 Granted JPS58189289A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7400682A JPS58189289A (ja) 1982-04-30 1982-04-30 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管
DE8383300844T DE3373824D1 (en) 1982-02-19 1983-02-18 Phosphors and their use in electron-excited fluorescent displays
KR1019830000657A KR910004738B1 (ko) 1982-02-19 1983-02-18 형광체 및 이 형광체를 사용한 전자선 여기표시관
EP83300844A EP0091184B1 (en) 1982-02-19 1983-02-18 Phosphors and their use in electron-excited fluorescent displays
US07/224,285 US4874985A (en) 1982-02-19 1988-07-25 Phosphor and electron excited fluorescent display device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7400682A JPS58189289A (ja) 1982-04-30 1982-04-30 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189289A true JPS58189289A (ja) 1983-11-04
JPS6144910B2 JPS6144910B2 (ja) 1986-10-04

Family

ID=13534551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7400682A Granted JPS58189289A (ja) 1982-02-19 1982-04-30 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58189289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61124036A (ja) * 1984-11-19 1986-06-11 Matsushita Electronics Corp モノクロ−ム受像管
JP2007154552A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Constr Mach Co Ltd 柱状体引き抜き用アタッチメントと柱状体引き抜き機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731612Y2 (ja) * 1990-07-03 1995-07-19 株式会社三ツ葉電機製作所 車両用伸縮アンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61124036A (ja) * 1984-11-19 1986-06-11 Matsushita Electronics Corp モノクロ−ム受像管
JP2007154552A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Constr Mach Co Ltd 柱状体引き抜き用アタッチメントと柱状体引き抜き機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6144910B2 (ja) 1986-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4874985A (en) Phosphor and electron excited fluorescent display device using the same
US4151442A (en) Color television cathode ray tube
JPH0139706Y2 (ja)
US3655575A (en) Cathodoluminescent phosphor compositions
US2802753A (en) Tri-color kinescope screen
US4804882A (en) Cathode-ray tube including a white phosphor screen
JPS58189289A (ja) 白色発光螢光体およびデイスプレイ用陰極線管
JPH0425991B2 (ja)
KR930003972B1 (ko) 백색 발광혼합 형광체 조성물
JPS6332111B2 (ja)
JPS6144909B2 (ja)
JPS6144911B2 (ja)
JPS62201990A (ja) 硫化物螢光体
JPS59105075A (ja) 蛍光体及びこれを用いた単色表示陰極線管
JPH07116430B2 (ja) 長残光性青色発光混合物螢光体
JPS6351480B2 (ja)
JPH0715096B2 (ja) 残光性螢光体
JPS59202283A (ja) 硫化物螢光体
JPH072945B2 (ja) 残光性硫化亜鉛蛍光体
KR790001423B1 (ko) 백색 발광 형광체
JPH0111712Y2 (ja)
JPH0329302Y2 (ja)
KR790001426B1 (ko) 백색발광 형광체
KR790001427B1 (ko) 백색발광 형광체
KR790001424B1 (ko) 백색발광 형광체