JPS58187366A - インクジエツトヘツドの製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明はインクシエットフ゛−リンタで使用されるイン
クレエットヘ゛タドの製作方法に係り、特に麹雑微細な
インク導溝を含む該ヘッドの尚柚Ａ、　−ｅ　ｍ並性の
尚い製作方法に関する。

（ｂ）従来技術と問題点 イコクジェットプリンタ、特にオンデマンド方式のブリ
ングのインクジェットヘッドは、微小孔、例えばα０５
ａ程度の内径のノズｐを一部ピッチに複数個配列したノ
ズル部と、ノズル孔にインクを供給する導溝を具えてな
るものである。

このようなインクジェットヘッドの従来の製作方法の一
例を第１図の斜視図で示す０図においてｌｄヘッド本体
、２は、ノズル板であり、まず例えばスデンレスよりな
るヘッド本体１の上面Ｋ、化学エツチング法で個別導溝
３、共通導溝４および陵＠４溝５を形成する。

１７かる後、ヘッド蓋６を合成樹脂接着剤を用い゛Ｃヘ
ッド本体１と接着し、次にノズル板２を個別４溝に対応
する位置に接着して完成させる。

ところがこの製作法によれば、上記ヘッド本体に形成さ
れた導溝、特にノズル孔に至る個別導溝の先端部は微細
であるので、合成樹脂接着剤の量が過剰で溝の一部を塞
いだ抄、あるいは不足で隣接する蘭別導溝同志が連通し
たりして、高品質を保ち難く、製作歩留りも不安定で量
産に適していない。

他方エツチング法では、溝の深さが溝の巾のシー以上′
も深くなると、溝の断面形状が不安定となり、一定した
正確な溝断面が得＠＊上、溝の内面の仕上がりも粗く、
安定したインクの噴出に十分な品質のインクジェットヘ
ッドの製作が田無でめった。

この外に、ヘッド１１６に銅メッキを行なって水素炉中
でヘッド本体と合わせて加圧しながら高温で加熱する拡
散ブレージング法も試みられているが、矢張り合成樹脂
接着剤による接着と同様の問題が発生している。

ド方式のインジェクトプリ・ンタのインクジェットヘッ
ドの導溝部の製造法において、前記の接合工程を排除し
て最初から一体として形成し、かつ寸法精度が高く、内
面が滑らかな導溝が得られる、安定で量産性の高い生産
方法により、インクンエツトヘッドの高品質化と低コヌ
ト化を図るにある。

ゆ）発明の構成 本発明は上記目的を達成するために、インクジェットヘ
ッドのインク通路を構成する導溝の舟形を合成樹脂又は
パラフィンで成形した後、該舟形に蚤属を厚＜ｔ＃して
［鋳し、次いで電鋳された舟形の不要部分を切断除去し
、しかる後舟形の電鋳体を加熱炉中で加熱して内部の舟
形を、ガス化して除去することにより、当該電鋳体をイ
ンクジェット本体として構成するようにしたことを特徴
とするものである。

（θ）＠明の実施例 以下本発明の好ましい実施例について図を参照して８艷
明する。

第２図は本発明に基づく製作方法に必要な合成樹脂のｗ
ｌ、鋳舟形を示し、第３図は前記舟形に電鋳を施した後
の第２図のｘ−Ｘ部相当個所の断面図、第１図は舟形に
ぶ厚くニッケルを電着後年要部を切断し７た平面図であ
る。

先ずインクジェットヘッドのインクの流路となるイ―別
導溝３、共通導溝４、および接続導溝５を連刑したもの
と全く同一の形の合成樹脂例えばナイロンの舟形１１を
通常のモールド成形法で成形する。この際補強枠１３を
同時に成形すると舟形１１の取扱いが容易になり以降の
工程に便利である。

尚ここに使用する合成樹脂材料はアルミナ粉末ヤガフス
粉末など、後に加熱除去できない無機物質を含まないよ
うに注意する必要がある。

次いで舟形１１表面にニッケルを真空蒸着するか、ある
いは一般に行われセいる合成樹脂ｙｃ対す次いで硫酸ニ
ッケμを主成分とする電着液、あるいはスルファミン酸
ニッケルを主成分とする電着液等、通常のニッケル電鋳
に使用されるニッケル電着液を用いて、舟形１１の表面
上に岸く電着する。第８図はその一断面を示すもので、
１１はこの電着層である。この際の電′看条件としては
、温度は５０±２′Ｃ１電流は３Ａ〜５Ａ／Ｊエアバブ
リングで液を攪拌することが望ましい。

次いで第４図に示すように電着された補強枠２２を苫む
不要部分をｔ着層と共に切断除去し、残った本体２１の
切断面２１ａおよび２１１）を精密に仕上をすて、所定
の粗さおよび長さ寸法りに仕上げる。

次いで本体２１を電気炉に入れ、徐々に温度を上けて、
内部の合成樹脂剤を完全に焼却する。加熱条件の一例と
してはナイロンを使用する場合、９００℃、３０分間で
ある。ここで最初の舟形１１と全く同一の形の導溝部を
有する電鋳されたインクジェットヘッドが得られる。

最後にその両端面を再度ラッピングなどで仕上シ先 げた後、超音波をかけた湯水槽中に浸漬流降後、熱風乾
燥を行なって十分乾燥させて完成させる。

さて従来の方法では、導溝の断面の形は製作方法の性質
上矩形状が多いが、本発明の方法によれば、任意の形状
、特にインクの流動抵抗の小さい円形とすることができ
る。

又前記の電着による電鋳法は、舟形の表面を忠実に再現
で酉る特徴があるので、前記舟形１１の表面を十分に仕
上げれば、滑らかな導溝面を得ることができる。

以上本発明による一実施例について説明したが、本発明
の本質はかかる実施例に限らす檀々の変形が可能である
。例えば゛電鋳材料はニッケルとしたが、その他の金属
、例えば銅や鉄など使用されるインクによる腐蝕などの
障害のないものであれば何でもよい。また舟形１１の材
料は前記の説明で述べ九合成樹脂の代わりにバフフィン
を用いてもよい。要は機械的に取り扱・い易く、加熱に
よりガヌ化して完全に除去する材料でおれば何でもよい
。

（Ｄ　発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、寸法
精度が高く、内面の滑らかな、しかも任意の断面形状の
導溝を本つインクジェットヘッドを極めて効率よく安定
、に製作し得るので、該ヘッドの信頼性を向上し、原価
を低減する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第、１図は従来の製作方法によるインクジェットヘッド
の斜視図、第２図は本発明に使用するｌｆ〃、導溝部の
舟形の平面図、第３図は前記舟形をニッケルで電着した
後の一部の断面図、第４図は舟形をニノケノしｔ着後抽
強枠を切断した平面図である。 図においてｌはインクジェットヘッド本体、２μノズル
板、３は個別導溝、４は共通導溝、５は接続導溝、６は
インクジェットヘッドｆｉ、ｌｌＨインクシエ・ソトヘ
ッドのノズルおよび導溝部の舟影、１２は個別導溝部舟
形、１８は補強枠、１４はニッケル鼠着層、２１はニッ
ケル電着後の舟形、２１ａはノズル側端面、２Ｈ：は接
続導溝側端面〈２２はニッケル醒着された補強枠をそれ
ぞれ示す、。 第１図 第２図　　　　　第 一３′／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクジェットヘッドのインク＝′＃！ｒを構成する導
   溝の舟形を、合成樹脂又は／＜７フインで成形した後、
   該舟形に金属を厚く篭筒し−Ｃ電綺し、次いでｗＬ＃さ
   れた舟形の不要部分を切断除去し、し刀・る後舟形の電
   鋳体を加＃佃中で加熱して内部の舟形をガス化して除去
   することにより、当該ｖｔ、＃ｆ！体をインクジェット
   本体として構成するようにしたことを特徴とするインク
   ジェット・＼ラドの製作方法。