JPS58185640A - カチオン性樹脂粉末 - Google Patents

カチオン性樹脂粉末

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JPS58185640A
JPS58185640A JP6931282A JP6931282A JPS58185640A JP S58185640 A JPS58185640 A JP S58185640A JP 6931282 A JP6931282 A JP 6931282A JP 6931282 A JP6931282 A JP 6931282A JP S58185640 A JPS58185640 A JP S58185640A
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JP
Japan
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cationic
emulsion
resin powder
vinyl
vinyl polymer
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JP6931282A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Kimimura
君村 享美
Masabumi Osono
大園 正文
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Hoechst Gosei KK
Original Assignee
Hoechst Gosei KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 詳しくけ、カチオン性であるビニル系重合水性エマルジ
ョンを乾燥し、粉末化して得られる力チオン性樹脂粉末
に関する。
従来合成樹脂エマルジョンは広く使用されているがその
安定性に問題があった。合成樹脂エマルジョンは、合成
樹脂が微小な粒子として水中に分散しているものである
ため、長期間保存しておくと合成樹脂粒子が沈降したり
、表向が乾燥して皮膜がはってしまったり、運送中に泡
立ってしまったり、冬期には凍結してエマルジョン状態
が破壊されてしまうなどの問題があった。
これらの問題を解決するために、従来より、乳化剤を装
置に用いたり、消泡剤や凍結防止剤などを加えて、安定
性を向上させていたが、いずれも根本的な問題の解決に
はならなかった。
合成Ill脂エマルジョンを粉末化することができれば
、かかる安定性の間−については根本的に解決すること
ができるが、水への再分散性と、再分散物の付着性や造
膜性が問題であった。水に再分散しなければエマルジョ
ンとして使用しえないが、再分散して吃、再分散した合
成樹脂粒子が付着性や造膜性に乏しいとエマルジョンと
しての効果が得られないため、実用に供することはでき
なかつft 、J 本発明者らは、合成at脂からなる粉末について鋭意研
究を重ねた結果、カチオン性樹脂粉末が水に対する再分
散性がよく、しかも再分散後の付着性や造膜性もきわめ
て優れていることを見出した。すなわち、本発明は、カ
チオン性であるビニル系重合水性エマルジョンを乾燥し
粉末化して得られる水に分散性のカチオン性樹脂粉末で
ある。
さらに、本発明のカチオン性樹脂粉末の水への再分散性
をより向上せしめる方法について研究を続けた結果、カ
チオン性であるビニル系重合水性エマルジョンに水溶性
高分子化合物を含有せしめるか、あるいはカチオン性で
あるビニル系重合水性エマルジョン中のビニル系重合体
にカルボキシル基を導入せしめることKよ抄、得られた
カチオン性樹脂粉末の水への再分散性が著るしく向上す
ることを見出した。
本発明のカチ゛1オ)・ン性樹脂粉末は従来の合成樹脂
水性エマルジョンのごとき安定性については、全く間融
がない。そして、本発明のカチオン性樹脂粉末は、使用
時に水中に添加するだけで、水中で再分散して合成4&
I脂水性エマルジヨンとほば同様な状態にもどるため、
そのまま合成樹脂水性エマルジョンと同様に使用するこ
とができる。
本発明のカチオン性4!l&I粉末は水不溶性であり、
水溶性樹脂の粉末とは全く員なる性質を有する。
本発明の特徴は、貯蔵安定性の池水不溶性の樹脂粉末状
繊維糊をいかして水への再分散性と付着性や造膜性を向
上させるかきいう点にあり、樹脂粉末をカチオン化する
ことによりこれらの問題を解決し、さらに水不溶性の樹
脂粉末をより使用しやすくするために、水への溶解性で
はなく、再分散性を著しく向上せしめた点にある。
かかるすぐれた特徴を有する樹脂粉末については、従来
まったく知られていなかった。
本発明のカチオン性41I11粉末は、カチオン性であ
るビニル系重合水性エマルジョンを乾燥(、粉末化する
ことにより得られる。
カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンとして
は、ビニル系単i体を乳化重合して得られるビニル系重
合水性エマルジョンでかつカチオン性を有するものであ
ればいずれでも使用することができる。特に非イオン性
あるいは弱イオン性のビニル系重合体の水性エマルジョ
ンにカチオン性化合物を含有せしめることにより水性エ
マルジョンをカチオン性化せしめた吃O、アル1/’u
l:’ニル系単置体を、カチオン性基を含有する化合物
が導入されるように調製きれた乳化重合系で乳化重合し
て得られるカチオン性ビニル系重合体の水性エマルジョ
ンなどが好ましい。
カチオン性化合物を含有するビニル系重合体の水性エマ
ルジョンは、ビニル系単量体を通常の乳化重合手段で、
乳化重合して得られたビニル系重合体の水性エマルジョ
ンに、カチオン性化合物を加えることにより得られる。
カチオン性化合物の混和性のために、ビニル系重合体の
水性エマルジョンは、非イオン性もしくは弱イオン性で
あることが好ましい。アニオン系のビニル系重合体水性
エマルジョンは、カチオン性化合物の混和性が恋い。
カナオン性化合物とL’tは、水溶性のカチオン性化合
物であれ−ば、いずれでも使用できる。
特に、カチオン性澱粉、カチオン性ポリビニルアルコー
ル、第4級アンモニウム塩重合体などのカチオン性水溶
性高分子イし合物あるいはアルキルアミン、アルキルト
リメチルアンモニウム塩、fルキルーfミノエタ/ −
/L 、アルキルピリジウムハライドなどのカチオン性
界面活性剤などが好ましい。
また、カチオン性であるビニル系重合体の水性エマルジ
ョンは、カチオン性基を有する化合物が導入されるよう
に調製された乳化重合系でビニル系単量体を乳化重合す
ることによっても得られる。カチオン性基を有する化合
物を乳化重合系に導入する手段としては、乳化剤として
カチオン性基を有する乳化剤を用いる方法、ビニル系単
量体にカチオン性基を有する共重合性単量体を併用する
方法、重合触媒にカチオン性1つまたt−i2つ以上の
手段を採用することができる。
カチオン性基を有する乳化剤としてけ、カチオン性澱粉
、カチオン性ポリビニルアルコール、第4級アンモニウ
ム塩重合体などのカチオン性基を有する保^コロイド、
アルキルアミン、アルキルトリメチルアンモニウム塩、
アルキルアミノエタノール、アルキルピリジウムパライ
トなどのカチオン性界面活性剤などである。
カチオン性基を有する共重合性単量体としては、アクリ
ル醗ジメチルアミンエチル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、ビニルピロリドン、N−メチルビニルピリジ
ウムクロライドなどである。
カチオン性基を有する重合触媒としてFi2゜2′−ア
ゾビス(2−ア之ジノプロパン)のごとき重合触媒など
である。
カチオン性基を有する化合物を乳化重合系に導入する手
段と、通常の乳化重合手段を併用し、前述のビニル糸単
蓋体を乳化重合することにより、カチオン性ビニル系重
合体の水性エマルジョンが得られる。
本発明に使用するビニル系単蓋体としては、酢酸ビニル
、酪酸ビニル、プロ上ピオン醗ビニA1バーサチック酸
ビニル(10個の炭素原子を有し、α−位で分校したカ
ルボン酸のビニルエステルでシェル化学社製の市販名)
などの脂肪酸ビニルエステル;アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エス
テル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチルなどのメタクリル酸エステルから選ばれ
た1種または2@以トが用いられる。特に好ましくは酢
酸ビニルである。またビニル系単量体と該単量体と共重
合する単一体(例えばエチレン、スチレンなど)とも併
用することができる。この場合、酢酸ビニル60重置%
以上、エチレン40重量%以下が好ましい。
重合体にカルボキシル基を導入する方法としては、ビニ
ル系単量体と共重合性の不飽和カルボン酸がビニル糸単
量体と併用される。不飽和カルボン酸としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸などの1種または2種以−Fが用いら
れる。好ましくはクロトン#が用いられる。
重合体にカルボキシル基を導入しておくと、カルボキシ
ル基の親水性によって、重合体の親水性が向トし、最終
的に得られるカチオン性樹脂粉末の水への再分散性を著
しく向上することができる。
カチオン性1#!脂粉末は、前述のカチオン性であるビ
ニル系重合水性エマルジョンを乾燥し、粉末化すること
により得られる。カチオン性であるビニル系重合水性エ
マルジョンの乾燥は、自然乾燥であると樹脂粉末の水へ
の再分散性が非常に悪いため、強制乾燥が必要であり、
噴霧乾燥あるいは凍結乾燥衣どの乾燥手段で乾燥粉末化
することが好ましい。
カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンを乾燥
するに際し、カチオン性であるビ二ル糸本合水性エマル
ジョン中に水溶性高分子化合物を含有せしめて乾燥する
と、エマルジョン中の重合体粒子同士が融着して再分散
性のない水土溶性の重合体ブロックを生成するのを妨け
るので、再分散性を向上することができる。水溶性高分
子化合物としては、澱粉、セルロース誘導体、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリル酸アミドなどの天然、半合
成あるいは合成の水溶性高分子化合物のいずれでも使用
することができる。
また、噴霧乾燥の際K、粉末化された樹脂が壁に耐着し
fcす、互いに融着したりするのを防止するとともに1
水への再分散性を高めるために、エマルジョンと同時に
抗粘結剤を別の、ノズルから噴出させるという方法も採
用することができる。
これに使用する好適な抗粘結剤は、約0.01〜0.5
μmの平均粒度を有する珪酸アルミニウム、吹酸カルシ
ウムまたは無水珪酸などである。
また、その使用蓋は、エマルジョン の固形分に対して
2〜20重量%が適当である。
本発明のカチオン性樹脂粉末には、必!J!に応じて添
加剤を添加することができる。たとえば、香料、螢光染
料、顔料、アルカリ剤、可塑剤、充填剤、殺―剤、防腐
剤、防錆剤などの添加剤が会費に応じ、適宜添加される
。添加剤は、カチオン性wf1粉末に直接添加すること
もできるが、添加剤が不揮発性であれば、乾燥前のカチ
オン性であるビニル系重合水性エマルジョン中に添加し
、乾燥、粉末化する方が、均一な添加ができるので好ま
しい。
本発明のカチオン性樹脂粉末は塗料、接着剤、雑材、土
木等通常知られている工Tルジ薦ンの用途に使用するこ
とができる。
つぎに実施例をあげて説明をする。
実施例1 下記の方法で製造したカチオン性樹脂粉末(イ)ビニル
系重合体の水性エマルジョンの製造lリビニルアルコー
ル10重量部および過硫酸カリウム0.6重量部を水1
65重量部に溶解した水溶液を4つロフラスコに入れ、
約708Cに加温し、攪拌しながら、酢酸ビニル100
重量部を約3時間にわたって滴下し重合を行表い、滴下
終了後約80°Cで1時間熟成して、固形分濃度的40
*ii%のビニル系重合体の水性エマルジョンを得た。
(ロ)カナオン性樹脂粉末の製造 (イ)で得られたビニル系重合体の水性エマルジョンに
カチオン性ポリビニルアルコール+4級アンモニウムカ
子オノ基でカナオン1j25モル%きしたもの)水浴液
を固形分で4=IKなるように混合したカチオン性であ
るビニル系嵐合水性エマルジョンを高速回転円板式噴l
乾燥機により乾燥粉末化してカチオン性樹脂粉末を得た
実施例2 上記の方法で製造したカチオン性樹脂粉末(イ)カチオ
ン性ビニル糸重合体の水性エマルジョンの製造 カチオン性ポリビニルアルコール(411に7ンモニウ
ムカチオン基でカチオン化度2.5モル%としたもの)
10重量部および過硫酸カリウム0.6重蓋部を水16
5重量部に溶解した水溶液を4つロフラスコに入れ、約
70°Cに加温し、攪拌りながら、酢酸ビニル100重
蓋部を約3時間にわたって滴下し重合を行ない、滴下終
了後約80℃で1時間熟成して、固形分濃度約40重量
%のカチオン性ビニル系重合体の水性エマルジョンを得
た。
(ロ)カチオン性樹脂粉末の製造 (イ)で得られたカチオン性ビニル系重合体の水性エマ
ルジョンを高速回転円板式噴霧乾燥機により乾燥粉末化
してカチオン性樹脂粉末を得た。
実施例3 下記の方法で製造されたカチオン性樹脂粉未実施例2の
(イ)で得たカチオン性ビニル系重合体の水性エマルジ
ョンに、カチオン性でんぷん水溶液を固形分で9:1に
なるよう混合したカチオン性であるビニル系重合水性エ
マルジョンを高速同転円板式噴霧乾燥機により乾燥粉末
化してカチオン性11&粉末を得た。
実施例4 F記の方法で製造されたカチオン性樹脂粉末(イ)カチ
オン性ビニル糸重合体の水性エマルジョンの製造 ポリオキシエチレンオクチルフェハ−ルエーデル5重量
部および過硫酸カリウム0.6重量部を水157重量部
に溶解した水溶液を4つロフラスコに入れ、約70′℃
に加温し、攪拌しながら、酢酸ビニル98重鰍部および
ジメチルアミノエチルメタクリレート(カチオン性基を
有する共重合性単層体)2重置部を約3時間にわたって
滴ドし重合を行ない、滴下終了後約80ccで1時間熟
成して固形分濃度約40重it%のカチオン性ビニル糸
重合体の水性エマルジ=I〕を得た。
(ロ)カチオン性at脂粉末の製造 (r)で得られにカチオン性ビニル系重合体の水性エマ
A7Xヨ:にポリビニルアルコールllI[を固形分で
4.1になるように混合したカチオン性Cあるビニル系
重合水性エマルジ1ンを高速チオン性樹脂粉末を得た。
実施例5 下記の方法で製造されたカチオン性樹脂粉末(イ)カチ
オン性ビニル系重合体の水性エマルジョンの製造 カチオン性ポリビニルアルコール(4級アンモニウムカ
チオン基でカチオン化度2,5モル%としたもの)10
重量部および2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)0.6重量部を水165重置部に溶解した水溶液を
4つ目7ラスフに入れ、約70°CK加温し、攪拌し、
なから、酢酸ビニル94重量部およびクロトン酸6重量
部を約3時間にわたって滴下し重合を行ない、滴下終了
後約80°Cで1時間熟成して固形分濃度約40重量%
のカチオン性ビニル系重合体の水性エマルシヨンを得た
(ロ)カナオン性樹脂粉末の製造 (イ)で得られたカチオン性ビニル系重合体の水性エマ
ルジョンを高速回転円板式噴霧乾燥機により乾燥粉末化
してカナオン性樹脂粉末を得た。
実施例6 トー記の方法で製造されたカチオン性樹脂粉末(イ)カ
チオン性ビニル系重合体の水性エマルジョンの製造 ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド2朧に部お
よびポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル3
*蓋部を水157重量部に溶解した水溶液を4つロフラ
スコに入れ、約60’Cに加温し、攪拌しながら、酢酸
ビニル80重量部とアクリル酸ブチル2o皇Ji11部
および過酸化水素とアスコルビン酸とからなるレッドソ
クス富合触媒0.2重鰍部とを約4時間にわたっ−C滴
−ドし重合を行ない、滴下終了後約70丸で1時間熟成
して固形分濃度約40真置%のカチオン性ビニル、H束
合体の水性エマルジョンを得た。
(ロ)カチオン性樹脂粉末の製造 (イ)で得られたカチオン性ビニル系重合体の水性エマ
ルジョンにカチオン性ポリビニルアルコール(4級アン
モニウムカチオン基でカナオン化度2,5モル%とした
もの)水溶液を固形分で4:Iになるように混合したカ
チオン性であるビニル系重合水性エマルジ1ンを高速回
転円板式噴霧乾燥機により乾燥粉末化してカチオン性樹
脂粉末を得た。
実施例7 下記の方法で製造されたカチオン性樹脂粉末(イ)カチ
オン性重合体の水性エマルジョンの製造カチオン性でん
ぷん(置換度0.1)6重量部およびヒドロキシエチル
セルロース4重量部を水165重量部に溶解した水溶液
を4つロフラスコに入れ、約70°Cに加温し、攪拌し
ながら、酢酸ビニル96重量部とクロトン酸6重量部お
よび過硫酸カリウム0.6重量部とを約3時間にわたっ
て滴下し重合を行ない、滴下終了後約80°Cで1時間
熟成して固形分濃度約40重量%のカチオン性ビニル系
重合体の水性エマルジョンを得た。
(ロ)カチオン性樹脂粉末の製造 (イ)で得られたカチオン性ビニル系重合体ノ水性エマ
ルジョンにポリビニルアルコール水m液を固杉分で9:
1eこなるように混合したカチオン性であるビニ/L糸
血合水性エマルジョンを高速回転円板式噴霧乾燥機によ
り乾燥粉末化してカチオン性樹脂粉末を得た。
比較例I F記の方法でm造された非カナオシ性のat脂粉禾 実施例1の(イ)で得られたビニル系重合体水性エマル
ジョンをそのまま高速回転円板式噴霧乾燥機により乾燥
粉末化し、て非カチオン性の樹脂粉末を得た。
試験例1 実施例1〜7で得たカチオン性11脂粉末および比較例
1で得た非カチオン性樹脂粉末を容器に入れ、2QO9
7cm”のamをかけて50’Cの恒温室内に24時間
貯蔵し、ブロッキング性の試験をした。
実施例1〜7で得たカチオン性樹脂粉末はブロッキング
が詔められず容易に解粒したが、比較例1の非カチオン
性#に粉末は、表層部および底層部でブロッキングが認
められ、容易には解粒しなかった。
試験例2 実施例1〜7で得たカチオン性樹脂粉末および比較例1
で得た非カチオン性樹脂粉末の100重量部を水100
重量部中に攪拌しながら添加し、再分散性の試験をした
実施例1〜7で得たカチオン性樹脂粉末は水への再分散
性が良く、粘性のある水分散液となったが、比較例1の
非カチオン性樹脂粉末は、水への再分散性がわるく、水
分散液の粘度ハ行とんど変化がなかった。
試験例3 試験例2で得た実施例1〜7のカチオン性樹脂粉末水分
散液および比較例1の非カチオン性411脂粉末水分散
液を、ポリエチレンフィルム上−KO,3mmのアプリ
ケーターで塗布し1室温で24時間放置し、造膜性を試
験した。
実施例1〜7のカチオン性樹脂粉末水性分散液は造膜性
が良く、亀裂の々い、簡単には破損りない皮膜が得られ
たが、比較例1の非カチオン性樹脂粉末水性分散液は、
造膜性がわるく、簡単に破損した。
時相出願人 ヘキスト合成株式会社 、  、 ず・1 代理人弁理士  朝 H奈 宗 太 ほか1名″−・−
i′、(ン、9、t

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンを
    乾燥し粉末化してなる、水に再分散性のカチオン性樹脂
    粉末。 2 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンが
    カチオン性化合物を含有するビニル系重合体の水性エマ
    ルジョンである特許請求の範囲第1項記載のカチオン性
    W脂粉末。 3 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンが
    カチオン性ビニル系重合体の水性エマルジョンである特
    許請求の範囲第1項記載のカチオン性樹脂粉末。 4 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョンが
    水溶性高分子化合物を含有している特許請求の範囲th
    1項、第2項または第3項記載のカチオン性樹脂粉末。 5 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョン中
    のビニル系重合体がカルボキシル基を含有するビニル系
    重合体である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項ま
    たは第4項記載のカチオン性樹脂粉末。 6 カチオン性であるビニル系重合水性エマルジョン中
    のビニル系重合体が酢酸ビニルとエチレンとを主剤とす
    るビニル系重合体である特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項、第4項または第5項記載のカチオン性樹脂粉
    末。
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