JPS5818431A - 織物経糸用ポリエステルマルチフイラメント糸 - Google Patents
織物経糸用ポリエステルマルチフイラメント糸Info
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- JPS5818431A JPS5818431A JP11302181A JP11302181A JPS5818431A JP S5818431 A JPS5818431 A JP S5818431A JP 11302181 A JP11302181 A JP 11302181A JP 11302181 A JP11302181 A JP 11302181A JP S5818431 A JPS5818431 A JP S5818431A
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- Japan
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- yarn
- multifilament yarn
- polyester multifilament
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- elongation
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は織物経糸用ポリエステルマルチフィラメント糸
に関し、特にウォータージェットルームtこよる無撚、
無糊製織における経糸用原糸として好適な耐摩耗性に優
れた織物経糸用ポリエステルマルチフィラメント糸1こ
関する。
に関し、特にウォータージェットルームtこよる無撚、
無糊製織における経糸用原糸として好適な耐摩耗性に優
れた織物経糸用ポリエステルマルチフィラメント糸1こ
関する。
従来よりポリエステルマルチフィラメント糸を流体交絡
処理し、フィラメント間に交絡を与えインターレース糸
としウォータージェットルームにおいて無撚、無糊で経
糸として製織する検討が行なわれている。一般tこイン
ターレース糸の交絡度が向上すると集束性が向上し、製
織性がある程度陶土することから、交絡度の向上に重点
をおいた検討がなされてきた。たとえば特公昭37−1
175号公報や特公昭47−43787号公報にはマル
チフィラメント糸の交絡度の向上を流体交絡処理ノズル
の性能を向上させることにより得ようとする技術が開示
されている。
処理し、フィラメント間に交絡を与えインターレース糸
としウォータージェットルームにおいて無撚、無糊で経
糸として製織する検討が行なわれている。一般tこイン
ターレース糸の交絡度が向上すると集束性が向上し、製
織性がある程度陶土することから、交絡度の向上に重点
をおいた検討がなされてきた。たとえば特公昭37−1
175号公報や特公昭47−43787号公報にはマル
チフィラメント糸の交絡度の向上を流体交絡処理ノズル
の性能を向上させることにより得ようとする技術が開示
されている。
特公昭55−20018号公報や、特公昭56−997
5号公報には流体交絡処理ノズルの前後ガイド位置など
を規制し、流体交絡処理域の工夫により。
5号公報には流体交絡処理ノズルの前後ガイド位置など
を規制し、流体交絡処理域の工夫により。
交絡性の向上をはかった技術が開示されている。
これらのノズルの改良や交絡処理方法の改良はマルチフ
ィラメント糸の集束性向上には有効であるが、これだけ
では良好な製織性は得られない。すなわちこれらの集束
性を向上しただけのインターレース糸を経糸tこ用いウ
ォータージェットルームで製織した場合、綜絖および筬
の運動1こよる経糸同志並びtこ経糸と接糸金属部分と
の摩擦により、単糸切れを惹起し1毛羽発生となり、織
機の開口不良ひいては停台を惹起するという問題があり
、耐摩耗性を加味することが必要である。
ィラメント糸の集束性向上には有効であるが、これだけ
では良好な製織性は得られない。すなわちこれらの集束
性を向上しただけのインターレース糸を経糸tこ用いウ
ォータージェットルームで製織した場合、綜絖および筬
の運動1こよる経糸同志並びtこ経糸と接糸金属部分と
の摩擦により、単糸切れを惹起し1毛羽発生となり、織
機の開口不良ひいては停台を惹起するという問題があり
、耐摩耗性を加味することが必要である。
インターレース糸の耐摩耗性を向上させる方法として、
たとえば特公昭50−28533号公報や特公昭52−
39955号公報には油剤によりインターレース糸に易
滑性を付与し、耐摩耗性を向上させる方法が開示されて
いるが、これらの方法は紡糸巻取前に易滑性油剤を未延
伸糸tこ付与するため油分の付着量コントロールが難か
しく、糸の長手方向に付着量のバラツキが生じ、糸の長
手方向の耐摩耗性が変化し易いという欠点があり、また
糸表面の油分被膜だけで耐摩耗性を保持していることか
ら、糸そのものの耐摩耗性の低いインターレース糸、%
c2.5fニール以下の細デニールのフィラメントから
なるポリエステルマルチフィラメント糸、変形断面フィ
ラメントからなるポリエステルマルチフィラメント糸、
とりわけ2.5デニール以下のフィラメントでありかつ
三葉断面などの変形断面を有するフィラメントから構成
されるポリエステルマルチフィラメント糸の場合には、
ウォータージェットルーム製織における経糸として実用
Vトのあるものを得ることは難しいという問題を有して
いる。
たとえば特公昭50−28533号公報や特公昭52−
39955号公報には油剤によりインターレース糸に易
滑性を付与し、耐摩耗性を向上させる方法が開示されて
いるが、これらの方法は紡糸巻取前に易滑性油剤を未延
伸糸tこ付与するため油分の付着量コントロールが難か
しく、糸の長手方向に付着量のバラツキが生じ、糸の長
手方向の耐摩耗性が変化し易いという欠点があり、また
糸表面の油分被膜だけで耐摩耗性を保持していることか
ら、糸そのものの耐摩耗性の低いインターレース糸、%
c2.5fニール以下の細デニールのフィラメントから
なるポリエステルマルチフィラメント糸、変形断面フィ
ラメントからなるポリエステルマルチフィラメント糸、
とりわけ2.5デニール以下のフィラメントでありかつ
三葉断面などの変形断面を有するフィラメントから構成
されるポリエステルマルチフィラメント糸の場合には、
ウォータージェットルーム製織における経糸として実用
Vトのあるものを得ることは難しいという問題を有して
いる。
本発明の目的は従来インターレースが施されたポリエス
テルマルチフィラメント糸の欠点である耐摩耗性が低い
ことに基づく製織性の不良。
テルマルチフィラメント糸の欠点である耐摩耗性が低い
ことに基づく製織性の不良。
% tc 2.5 fニール以下の細デニールフィラメ
ントでありかつ変形断面フィラメントから構成されるマ
ルチフィラメント糸をウォータージェットルームで経糸
として製織することが困難なことなどを解消し、良好な
製織性を実現できるポリエステルマルチフィラメント糸
を提供することにある。
ントでありかつ変形断面フィラメントから構成されるマ
ルチフィラメント糸をウォータージェットルームで経糸
として製織することが困難なことなどを解消し、良好な
製織性を実現できるポリエステルマルチフィラメント糸
を提供することにある。
すなわち本発明はインターレースが施こされたポリエス
テルマルチフィラメント糸であって。
テルマルチフィラメント糸であって。
該糸のS−S曲線において伸度0チにおける勾配′Aと
伸度0チカ−ら2g/d強度に対応する伸度の範囲でも
つとも小さな勾配Bの比−が0.1〜0.4であること
を特徴とする織物経糸用ポリエステルマルチフィラメン
ト糸である。
伸度0チカ−ら2g/d強度に対応する伸度の範囲でも
つとも小さな勾配Bの比−が0.1〜0.4であること
を特徴とする織物経糸用ポリエステルマルチフィラメン
ト糸である。
本発明の織物経糸用ポリエステルマルチフィラメント糸
にはインターレースが施こされており交絡度は通常のイ
ンターレース糸と同程度であれば良いが、10未満であ
ると整経工程でバラケ易く取扱い性が不良で更tこ製織
性も不良となり易いので10以上であることが好ましく
、15以上がより好ましい。交絡度が大き過き゛ると織
物tこおいてインターレースむらが発生し欠点となるの
で100以下であることが好ましく、90以下がよシ好
ましい。
にはインターレースが施こされており交絡度は通常のイ
ンターレース糸と同程度であれば良いが、10未満であ
ると整経工程でバラケ易く取扱い性が不良で更tこ製織
性も不良となり易いので10以上であることが好ましく
、15以上がより好ましい。交絡度が大き過き゛ると織
物tこおいてインターレースむらが発生し欠点となるの
で100以下であることが好ましく、90以下がよシ好
ましい。
次c本発明の織物経糸用ポリエステルマルチフィラメン
ト糸の特徴であるs−8曲線について説明する。第1図
には本発明のマルチフィラメント糸の1例のS−8曲線
1を通常のインターレースを施したポリエステルマルチ
フィラメント糸の1例のS−8曲線2に比較して示して
いる。本発明のマルチフィラメント糸のs−8曲線は略
逆S字型を示し、伸度に対する強度の勾配が1.5〜2
g/’d付近で大きく低下している点が特徴である。こ
こで本発明のマルチフィラメント糸においては伸度0%
tこおける伸度1こ対する強度の勾配Aと伸度0%から
2 g / d強度に対応する伸度(第1図ではY)の
間でもっとも小さな勾配B(第1図ではX点における勾
配)の比B/Aが0.1〜0.4である必要がある。
ト糸の特徴であるs−8曲線について説明する。第1図
には本発明のマルチフィラメント糸の1例のS−8曲線
1を通常のインターレースを施したポリエステルマルチ
フィラメント糸の1例のS−8曲線2に比較して示して
いる。本発明のマルチフィラメント糸のs−8曲線は略
逆S字型を示し、伸度に対する強度の勾配が1.5〜2
g/’d付近で大きく低下している点が特徴である。こ
こで本発明のマルチフィラメント糸においては伸度0%
tこおける伸度1こ対する強度の勾配Aと伸度0%から
2 g / d強度に対応する伸度(第1図ではY)の
間でもっとも小さな勾配B(第1図ではX点における勾
配)の比B/Aが0.1〜0.4である必要がある。
通常のインターレースを施したポリエステルマルチフィ
ラメント糸のs−8曲線における比B/Aは0.5〜0
.8程度であり、この範囲では耐摩耗性が低く織物経糸
用に使用して製織しても良好な製織性は得られがたい。
ラメント糸のs−8曲線における比B/Aは0.5〜0
.8程度であり、この範囲では耐摩耗性が低く織物経糸
用に使用して製織しても良好な製織性は得られがたい。
比B / Aが0.4より大きいと耐摩耗性が低く製織
性向上効果が小さく0.4以下である必要があり、0.
35以下であることが好ましい。比B / Aが小さく
なり過き゛0.1未満であると製織時tこ伸び易くタテ
スジを発生し易くなるので0.1以上であることが必要
であり0.15以上であることが好ましい。
性向上効果が小さく0.4以下である必要があり、0.
35以下であることが好ましい。比B / Aが小さく
なり過き゛0.1未満であると製織時tこ伸び易くタテ
スジを発生し易くなるので0.1以上であることが必要
であり0.15以上であることが好ましい。
勾配Aはマルチフィラメント糸の弾性を示すもので小さ
すぎると製織工程で変形をおこし。
すぎると製織工程で変形をおこし。
織物上でスジムラ、染ムラなどを発生し易くなるのでo
、s(g/a/%)以上とすることが好ましく、0.6
(g/d/% )以上がより好ましい。
、s(g/a/%)以上とすることが好ましく、0.6
(g/d/% )以上がより好ましい。
また耐摩耗性は強度、伸度が大・きい程良好であり強度
は5.5 g / d以上が好ましく4.0g/d以上
がより好ましく、伸度は25チ以上が好ましく、30%
以上がより好ましい。
は5.5 g / d以上が好ましく4.0g/d以上
がより好ましく、伸度は25チ以上が好ましく、30%
以上がより好ましい。
本発明のマルチフィラメント糸は通常のインターレース
糸同様、直線状のフィラメントが交絡した形状を示すも
のである。しかし三葉断面など変形断面糸を使用したイ
ンターレース糸tこおいては延伸後リラックス条件下流
体交絡処理する際にフィラメント間の延伸歪の差に基づ
くクルミが発生したまま交絡が施こされるのでタルミを
有するインターレース糸となり易い欠、Il!jがある
。クルミを有するインターレース糸を経糸に使用すると
製織時tこは経糸同志および経糸と接糸金属部分との摩
擦においてクルミの部分が集中的tこ引きだされインタ
ーレース糸の集束性、耐摩耗性が低下し製織性の低下が
著しい。
糸同様、直線状のフィラメントが交絡した形状を示すも
のである。しかし三葉断面など変形断面糸を使用したイ
ンターレース糸tこおいては延伸後リラックス条件下流
体交絡処理する際にフィラメント間の延伸歪の差に基づ
くクルミが発生したまま交絡が施こされるのでタルミを
有するインターレース糸となり易い欠、Il!jがある
。クルミを有するインターレース糸を経糸に使用すると
製織時tこは経糸同志および経糸と接糸金属部分との摩
擦においてクルミの部分が集中的tこ引きだされインタ
ーレース糸の集束性、耐摩耗性が低下し製織性の低下が
著しい。
ここで本発明のマルチフィラメント糸において実質的に
クルミのないマルチフィラメント糸とすることが可能で
あり、特に変形断面糸tこ好ましく適応できる。インタ
ーレース糸のクルミ数は少ない程耐摩耗性向上に有効で
、引いては製織性向上tこ有効であり、クルミ数は後述
する測定方法で測定した値が0.1コ/m以下である場
合が実質的にクルミがないことを意味し、0.05コ/
m以下がより好ましく、0.01コ/m以下が一層好ま
しい。またインターレース糸の耐摩耗性は大きい程製織
性向上に有効であり、耐摩耗性は後述する測定方法で測
定した値が200o回以上が好ましく、2500回以上
がより好ましく。
クルミのないマルチフィラメント糸とすることが可能で
あり、特に変形断面糸tこ好ましく適応できる。インタ
ーレース糸のクルミ数は少ない程耐摩耗性向上に有効で
、引いては製織性向上tこ有効であり、クルミ数は後述
する測定方法で測定した値が0.1コ/m以下である場
合が実質的にクルミがないことを意味し、0.05コ/
m以下がより好ましく、0.01コ/m以下が一層好ま
しい。またインターレース糸の耐摩耗性は大きい程製織
性向上に有効であり、耐摩耗性は後述する測定方法で測
定した値が200o回以上が好ましく、2500回以上
がより好ましく。
3000回以上が一層好ましい。
本発明のマルチフィラメント糸を構成するポリエステル
は、テレフタル酸、またはその低級アルキル誘導体(炭
素数1〜4のアルカノールのジエステル)とエチレング
リコールとから。
は、テレフタル酸、またはその低級アルキル誘導体(炭
素数1〜4のアルカノールのジエステル)とエチレング
リコールとから。
あるいはテレフタル酸、またはその低級アルキル誘導体
とエチレングリコールおよび少なくとも1種の他成分と
から、またはビス−2−ヒドロキシエチルテレフタレー
トまたはその低重合体から、あるいはビス−2−ヒドロ
キシエチルテレフタレートおよび少なくとも1種の他の
成分とから得られるポリエステル構成単位の少なくとも
70チがポリエチレンテレフタレートであるポリエステ
ルである。また該ポリエステル中にはカーボンブラック
、フタロシアニン、酸化チタン、無水ケイ酸などの顔料
、リン酸、亜リンIIL)IJフェニルフォスフェート
、トIJ、、’チルフォスフェート、トリフェニルフォ
スファイトなどのリン化合物などが添加されていてよい
。
とエチレングリコールおよび少なくとも1種の他成分と
から、またはビス−2−ヒドロキシエチルテレフタレー
トまたはその低重合体から、あるいはビス−2−ヒドロ
キシエチルテレフタレートおよび少なくとも1種の他の
成分とから得られるポリエステル構成単位の少なくとも
70チがポリエチレンテレフタレートであるポリエステ
ルである。また該ポリエステル中にはカーボンブラック
、フタロシアニン、酸化チタン、無水ケイ酸などの顔料
、リン酸、亜リンIIL)IJフェニルフォスフェート
、トIJ、、’チルフォスフェート、トリフェニルフォ
スファイトなどのリン化合物などが添加されていてよい
。
マルチフィラメント糸のフィラメントの断面形状は丸断
面、変形断面のいずれでもかまわないが、前述したよう
に異形断面において大きな効果を発揮する。一般的にマ
ルチフィラメント糸のフィラメントの繊度か細い程製織
性は低下するが、本発明のマルチフィラメント糸におい
ては従来無撚、無糊製織が困難であった2、5デニール
以下であっても良好な製織性を保持することができ2.
5デニール以下とすること、特tこ2.5デニール以下
でありかつ変形断面を有するフィラメントから成るマル
チフィラメント糸eこおいて大きな効果を発揮する。マ
ルチフィラメント糸は断面形状、繊度などの異なるフィ
ラメントの混繊糸であってもよい。
面、変形断面のいずれでもかまわないが、前述したよう
に異形断面において大きな効果を発揮する。一般的にマ
ルチフィラメント糸のフィラメントの繊度か細い程製織
性は低下するが、本発明のマルチフィラメント糸におい
ては従来無撚、無糊製織が困難であった2、5デニール
以下であっても良好な製織性を保持することができ2.
5デニール以下とすること、特tこ2.5デニール以下
でありかつ変形断面を有するフィラメントから成るマル
チフィラメント糸eこおいて大きな効果を発揮する。マ
ルチフィラメント糸は断面形状、繊度などの異なるフィ
ラメントの混繊糸であってもよい。
マルチフィラメント糸の熱収縮率が小さ過ぎると織物を
仕上げる際に良好な風合が得難くなるので潜水収縮率は
2チ以上であることが好ましく、4係以上であることが
より好ましく、5係以上であることが一層好ましい。熱
収縮率が大き過ぎると、織物を染色仕上げする際eこス
ジムラ、染ムラを発生し易すいので沸水収kJ4.は1
5係以下であることが好ましく12q6以下であること
が一層好ましい。
仕上げる際に良好な風合が得難くなるので潜水収縮率は
2チ以上であることが好ましく、4係以上であることが
より好ましく、5係以上であることが一層好ましい。熱
収縮率が大き過ぎると、織物を染色仕上げする際eこス
ジムラ、染ムラを発生し易すいので沸水収kJ4.は1
5係以下であることが好ましく12q6以下であること
が一層好ましい。
次に本発明のマルチフィラメント糸を製造することので
きる好ましい方法eこつぃて説明する。
きる好ましい方法eこつぃて説明する。
本発明のマルチフィラメント糸の製造方法はポリエステ
ルマルチフィラメント未延伸糸を延伸した後、リラック
ス熱処理し次いで流体交絡処理するか又は流体交絡処理
を施し1次いでリラックス熱処理することが基本である
。以下好ましい製造方法を第2図にて説明する。ポリエ
ステルマルチフィラメント未延伸糸3をニップローラー
をこより押圧されているフィードローラー4−tこ供給
した後、ローラー4と非加熱又は加熱されている゛ロー
ラー5,6tこて延伸し1次いで延伸糸のガラス転移点
以上tこ加熱された熱板の如きめ加熱体7を用いてロー
ラー6.8間でリラックス熱処理する。次いでローラー
8.10間でリラックス条件下で流体交絡処理ノズル9
により流体交絡処理を施こしインターレース糸として巻
取糸11とする。流体交絡処理ノズルは一般にインター
レースノズルと称されるノズルであって、たとえば特公
昭36−12230号公報や特公昭37−1175号公
報などeこ記載されているノズルを使用することができ
る。
ルマルチフィラメント未延伸糸を延伸した後、リラック
ス熱処理し次いで流体交絡処理するか又は流体交絡処理
を施し1次いでリラックス熱処理することが基本である
。以下好ましい製造方法を第2図にて説明する。ポリエ
ステルマルチフィラメント未延伸糸3をニップローラー
をこより押圧されているフィードローラー4−tこ供給
した後、ローラー4と非加熱又は加熱されている゛ロー
ラー5,6tこて延伸し1次いで延伸糸のガラス転移点
以上tこ加熱された熱板の如きめ加熱体7を用いてロー
ラー6.8間でリラックス熱処理する。次いでローラー
8.10間でリラックス条件下で流体交絡処理ノズル9
により流体交絡処理を施こしインターレース糸として巻
取糸11とする。流体交絡処理ノズルは一般にインター
レースノズルと称されるノズルであって、たとえば特公
昭36−12230号公報や特公昭37−1175号公
報などeこ記載されているノズルを使用することができ
る。
流体交絡処理を施し次いでリラックス熱処理する方法に
よってもほぼ同様のマルチフィラメント糸が得られるが
、流体交絡を施され集束したマルチフィラメント糸はリ
ラックス熱処理領域での走行安定性が小さく大きなリラ
ックス4′では走行安定性が低下し易いこと及びリラッ
クス熱処理tこよるクルミ減少効果が小さく、より高温
、長時間の熱処理が必要なことから第2図に示すように
リラックス熱処理し1次いで流体交絡処理する方が有効
である。
よってもほぼ同様のマルチフィラメント糸が得られるが
、流体交絡を施され集束したマルチフィラメント糸はリ
ラックス熱処理領域での走行安定性が小さく大きなリラ
ックス4′では走行安定性が低下し易いこと及びリラッ
クス熱処理tこよるクルミ減少効果が小さく、より高温
、長時間の熱処理が必要なことから第2図に示すように
リラックス熱処理し1次いで流体交絡処理する方が有効
である。
ローラー4とローラー乙の間の延伸領域c・こおいては
加熱ビン、熱板などを用いるなど公知の延伸方法を適用
できる。リラックス熱処理域tこおいてはリラックス率
が大きい程熱処理効果が増し、得られるマルチフィラメ
ント糸のs (+曲線における勾配の比B / Aを0
.4以下とするためにリラックス率は0.2襲以上が好
ましく0.4%以上がより好ましい。ただしリラックス
率が大きすぎると走行安定性が低下し製糸性が低下す、
るので5チ以下とすることが好ましく、3チ以下がより
好ましい。リラックス熱処理の温度は高い程熱処理効果
が増し、得られるマルチフィラメント糸の・S−8曲線
eこおける勾配の比B / Aを0.4以下とするため
tこリラックス熱処′理温度はガラス転移点以上が好ま
しく、延伸時に付与した熱処理温度以上とすることがよ
り好ましい。ただし高温になり過ぎフィラメント間の融
着を発生させるようになると織物風合が粗硬tこなるの
で融着を発生させない温度範囲とすることが好ましい。
加熱ビン、熱板などを用いるなど公知の延伸方法を適用
できる。リラックス熱処理域tこおいてはリラックス率
が大きい程熱処理効果が増し、得られるマルチフィラメ
ント糸のs (+曲線における勾配の比B / Aを0
.4以下とするためにリラックス率は0.2襲以上が好
ましく0.4%以上がより好ましい。ただしリラックス
率が大きすぎると走行安定性が低下し製糸性が低下す、
るので5チ以下とすることが好ましく、3チ以下がより
好ましい。リラックス熱処理の温度は高い程熱処理効果
が増し、得られるマルチフィラメント糸の・S−8曲線
eこおける勾配の比B / Aを0.4以下とするため
tこリラックス熱処′理温度はガラス転移点以上が好ま
しく、延伸時に付与した熱処理温度以上とすることがよ
り好ましい。ただし高温になり過ぎフィラメント間の融
着を発生させるようになると織物風合が粗硬tこなるの
で融着を発生させない温度範囲とすることが好ましい。
リラックス熱処理における熱供給体は熱板に限らずロー
ラー8を加熱することもできる。
ラー8を加熱することもできる。
流体交絡処理域はリラックス条件下であることが好まし
く、得られるマルチフィラメント糸tこタルミを与えな
いためをこリラックス率は2チ以下であることが好まし
く、t5%以下であることがより!1117ましい。
く、得られるマルチフィラメント糸tこタルミを与えな
いためをこリラックス率は2チ以下であることが好まし
く、t5%以下であることがより!1117ましい。
本発明のマルチフィラメント糸を製造する々イましい例
を第2図を中心に説明したが、延伸。
を第2図を中心に説明したが、延伸。
リラックス熱処理、流体交絡処理をそれぞれ分離して行
なうことなども可能であり、特tこ限定されない。なお
リラックス熱処理によりマルチフィラメント糸の長さ方
向及び又はフィラメント間に熱処理差を付与すると得ら
れたマルチフィラメント糸を用いて織物とした場合染む
ら。
なうことなども可能であり、特tこ限定されない。なお
リラックス熱処理によりマルチフィラメント糸の長さ方
向及び又はフィラメント間に熱処理差を付与すると得ら
れたマルチフィラメント糸を用いて織物とした場合染む
ら。
カスリむら、引け、パッカリングなどの欠点を生じ易い
ので実質的eこ均一な熱処理を施すことが好ましい。
ので実質的eこ均一な熱処理を施すことが好ましい。
本発明のマルチフィラメント糸のS”S曲線tこおける
特徴はリラックス熱処理が施こされたことと対応があり
、リラックス熱処理が施こされたことtこより非晶領域
の配向度が低下し、面1摩耗性が向上するために製織性
が向上することと対応がある。
特徴はリラックス熱処理が施こされたことと対応があり
、リラックス熱処理が施こされたことtこより非晶領域
の配向度が低下し、面1摩耗性が向上するために製織性
が向上することと対応がある。
また本発明のマルチフィラメント糸のクルミを実質的t
こなくすことかできることはリラックス熱処理の効果で
あり、この点からも製織性向上1こ有効である。
こなくすことかできることはリラックス熱処理の効果で
あり、この点からも製織性向上1こ有効である。
以上説明したように1本発明の織物経糸用ポリエステル
マルチフィラメント糸は経糸として無撚、無糊で製織、
特tこウォータージェットルームtこよる製織した場合
tこ耐摩耗性tこ優れた特性を有するため良好な製織性
を示す。特?こ従来無撚、無糊製織が困難であった2、
5デニール以下のフィラメントや変型断面フィラメント
で構成されるマルチフィラメント糸、特に2.5デニー
ル以下でかつ変型断面フィラメントで構成されるマルチ
フィラメント糸に好ましく適応できる。
マルチフィラメント糸は経糸として無撚、無糊で製織、
特tこウォータージェットルームtこよる製織した場合
tこ耐摩耗性tこ優れた特性を有するため良好な製織性
を示す。特?こ従来無撚、無糊製織が困難であった2、
5デニール以下のフィラメントや変型断面フィラメント
で構成されるマルチフィラメント糸、特に2.5デニー
ル以下でかつ変型断面フィラメントで構成されるマルチ
フィラメント糸に好ましく適応できる。
以下実施例を挙げて本発明を具体的tこ説明する。ここ
tこおいてリラックス率、リラックス条件、耐摩耗性、
交絡度、タルミ数S=S曲線の定義、測定方法は次のと
?りである。
tこおいてリラックス率、リラックス条件、耐摩耗性、
交絡度、タルミ数S=S曲線の定義、測定方法は次のと
?りである。
(リラックス率、リラックス条件)
1つの処理域1こおいて糸を走行させる際、給糸ローラ
ーの表面速度をVl、取り出しローラーの表面速度を■
2 としたとき 1 として求めた値が、正の場合リラックス条件eこ相当す
る。
ーの表面速度をVl、取り出しローラーの表面速度を■
2 としたとき 1 として求めた値が、正の場合リラックス条件eこ相当す
る。
(耐摩耗性)
測定方法を測定装置(東洋精機製作所製の糸摩擦抱合力
試験機)平面概略図である第2図tこて説明する。本装
置は左側に左右振動台20〜25上eこ、それぞれ図の
如く糸固定端子14および191回転ガイド15〜18
が装着されている。撮動台20.2・2.24は同方向
?こ同時に移動し、振動台21.23.25はこれらと
は反対方向に同時eこ移動できる。移動距離は左右それ
ぞれ3σである。中央部tこ糸道規制回転ガイド26が
ある。右側に糸道となる部分には。
試験機)平面概略図である第2図tこて説明する。本装
置は左側に左右振動台20〜25上eこ、それぞれ図の
如く糸固定端子14および191回転ガイド15〜18
が装着されている。撮動台20.2・2.24は同方向
?こ同時に移動し、振動台21.23.25はこれらと
は反対方向に同時eこ移動できる。移動距離は左右それ
ぞれ3σである。中央部tこ糸道規制回転ガイド26が
ある。右側に糸道となる部分には。
溝のある自由回転体27〜31があり、自由回転体は支
持体32を介して右方向eこ荷重33(糸1本当り0.
2g/d)がかかるようになっている。サンプル糸13
は一方を糸固定端14tこ結び図1こ示す如く、もう一
方の糸固定端19まで糸を通す。ただし、撚り合せ部3
4では糸は2.5回撚り合わし、撚り合せ部角度θは4
50とする。かかる状態1こセットした後、振動台を1
分間100回の速度で移動させて糸をしごく。
持体32を介して右方向eこ荷重33(糸1本当り0.
2g/d)がかかるようになっている。サンプル糸13
は一方を糸固定端14tこ結び図1こ示す如く、もう一
方の糸固定端19まで糸を通す。ただし、撚り合せ部3
4では糸は2.5回撚り合わし、撚り合せ部角度θは4
50とする。かかる状態1こセットした後、振動台を1
分間100回の速度で移動させて糸をしごく。
糸切れ1こ至るまでのしごき回数を測定し、測定回数1
0回の平均値を測定値とする。
0回の平均値を測定値とする。
(交絡V)
測定方法を第4図にて説明する。軸36に支軸された溝
付ブーグー57に測定すべき糸38を図のととく損けて
、糸両端に同一の初荷重39.40を損ける。ここで、
初荷重は糸の総デニールX O,4gとする。次tこプ
ーリーの糸離れ点と荷重係止部の略中間に適当な太さの
固定された木綿針42を構成する総フィラメントをほぼ
2等分したフィラメント間ンこ突き差し1次いで木綿針
42を差したと反対側の初荷重39tこ単糸デニールX
2gの定荷重41を付加する。
付ブーグー57に測定すべき糸38を図のととく損けて
、糸両端に同一の初荷重39.40を損ける。ここで、
初荷重は糸の総デニールX O,4gとする。次tこプ
ーリーの糸離れ点と荷重係止部の略中間に適当な太さの
固定された木綿針42を構成する総フィラメントをほぼ
2等分したフィラメント間ンこ突き差し1次いで木綿針
42を差したと反対側の初荷重39tこ単糸デニールX
2gの定荷重41を付加する。
糸は付加された定荷重41に、より木綿針42が交絡部
に引損って止まるところまで左側に移動する。次に初荷
重39に取りつけた定荷重41を外して右側の定荷重4
0の上tこ#1け、糸が定荷重41により右側に移動し
、交絡部が針42に引損り自然tこ止まるようにする。
に引損って止まるところまで左側に移動する。次に初荷
重39に取りつけた定荷重41を外して右側の定荷重4
0の上tこ#1け、糸が定荷重41により右側に移動し
、交絡部が針42に引損り自然tこ止まるようにする。
この時の糸の′移動長さl!(am)を求め次式により
交絡度を求め次式tこより交絡度を求める。
交絡度を求め次式tこより交絡度を求める。
00
交絡度=□
ランダムtこ選んだ50本の標本tこついて同様tこ測
定しその平均値で示す。
定しその平均値で示す。
(クルミ数)
東し■製毛羽計数装置を使用し、S型検出部を取りつけ
、糸束表面より0.1M以上大きいタルミについて%
1試料当りの長さ100m分を糸張力0.1g / d
下、糸速50 m / sinで10回測定し、その平
均値を求め1m当シtこ換算した値をクルミ数とする。
、糸束表面より0.1M以上大きいタルミについて%
1試料当りの長さ100m分を糸張力0.1g / d
下、糸速50 m / sinで10回測定し、その平
均値を求め1m当シtこ換算した値をクルミ数とする。
(s−s曲線)
インストロン型の測定器を用い、試料長20(7)、引
張速度10−7分で測定を行ない、適当な記録用紙に記
録する。記録されたS−S曲線より必要特性を読みとる
。インストロン型の測定器tこ試料をセットする際には
試料下端に0.1g/dの荷重をかけながら糸ゆるみの
ないようセットする。伸度0%1こおける勾配Aはs−
8曲線の伸度0チにおける接線の勾配であり、伸度0チ
から2 g /’ d強度に対応する伸度の範囲でもつ
とも小さな勾配Bは伸度0チから2g/d強度tこ対応
する伸度の範囲のS−S曲線上の全ての接線の中でもつ
とも小さな勾配を示す接線の勾配である。この測定を5
回行ない平均値で特性を表わす。ただし強度を算出する
ために用いる繊度は1本測定に供給する試料のデニール
を用いるものとする。
張速度10−7分で測定を行ない、適当な記録用紙に記
録する。記録されたS−S曲線より必要特性を読みとる
。インストロン型の測定器tこ試料をセットする際には
試料下端に0.1g/dの荷重をかけながら糸ゆるみの
ないようセットする。伸度0%1こおける勾配Aはs−
8曲線の伸度0チにおける接線の勾配であり、伸度0チ
から2 g /’ d強度に対応する伸度の範囲でもつ
とも小さな勾配Bは伸度0チから2g/d強度tこ対応
する伸度の範囲のS−S曲線上の全ての接線の中でもつ
とも小さな勾配を示す接線の勾配である。この測定を5
回行ない平均値で特性を表わす。ただし強度を算出する
ために用いる繊度は1本測定に供給する試料のデニール
を用いるものとする。
実施例1
オルトクロロフェノール中25℃で測定した固有粘度が
0.65であり艶消剤を含まない241デニール36フ
イラメントのY型断面を有するポリエチレンテレフタレ
ート未延伸糸を第2図の装置を用い、ローラー5の表面
温度を87℃。
0.65であり艶消剤を含まない241デニール36フ
イラメントのY型断面を有するポリエチレンテレフタレ
ート未延伸糸を第2図の装置を用い、ローラー5の表面
温度を87℃。
ローラー6の表面速度を600 m/組0.ローラー4
.6間の延伸倍率を6.3倍として延伸し、表1の扁1
〜5の条件でローラー6.8間でリラックス熱処理した
。加熱体7は30crnの熱板とした。次いでローラー
8.10間で流体交絡処理ノズル9を用い、リラックス
率0.6 % 、エアー圧力4 kg、/ cyn (
G )で流体交絡処理を行なった。なお流体交絡処理ノ
ズルは特公昭56−12250号公報記載のノズルに類
似したものを使用した。
.6間の延伸倍率を6.3倍として延伸し、表1の扁1
〜5の条件でローラー6.8間でリラックス熱処理した
。加熱体7は30crnの熱板とした。次いでローラー
8.10間で流体交絡処理ノズル9を用い、リラックス
率0.6 % 、エアー圧力4 kg、/ cyn (
G )で流体交絡処理を行なった。なお流体交絡処理ノ
ズルは特公昭56−12250号公報記載のノズルに類
似したものを使用した。
得うれたマルチフィラメント糸の糸特性を表1に併記し
た。いずれも実質的tこタルミがなく。
た。いずれも実質的tこタルミがなく。
耐摩耗性tこ優れたインターレース糸であった。
これらの/161〜5のマルチフィラメント糸を加熱、
糊付けすることなく整経し1通常のポリエチレンテレフ
タレートの75デニー+36フイラメントを緯糸として
ウォータージェットルームで経糸密度92本/インチ、
緯糸密度90本/インチでタフタを製織した。製織時の
経糸切れは表1に示すように少なく良好であり、特にS
−8曲線における勾配の比B / Aが0.35以下の
I62〜5が良好であった。得られた織物を通常のポリ
エステルフィラメントの染色加工を施したが、/K1−
4使いは織物欠点のない良好な製品であった。勾配の比
B / Aが0.10と小さなI65使いは軽度のタテ
スジ発生があった。
糊付けすることなく整経し1通常のポリエチレンテレフ
タレートの75デニー+36フイラメントを緯糸として
ウォータージェットルームで経糸密度92本/インチ、
緯糸密度90本/インチでタフタを製織した。製織時の
経糸切れは表1に示すように少なく良好であり、特にS
−8曲線における勾配の比B / Aが0.35以下の
I62〜5が良好であった。得られた織物を通常のポリ
エステルフィラメントの染色加工を施したが、/K1−
4使いは織物欠点のない良好な製品であった。勾配の比
B / Aが0.10と小さなI65使いは軽度のタテ
スジ発生があった。
比較実施例1
リラックス熱処理の条件を表1の/I66.7とした以
外は実施例1と同一条件で加工した。得られたマルチフ
ィラメント糸の糸特性を表1に示した。得られたマルチ
フィラメント糸を実施例1#こ準じて製織、染色加工し
た。S−S曲線における勾配の比B/Aが大きなI66
はクルミ数が多く、耐摩耗性が低く、製織性が不良であ
った。勾配の比B / Aが小さすぎる47使い織物に
は強いタテスジ発生があり不良な製品であった。
外は実施例1と同一条件で加工した。得られたマルチフ
ィラメント糸の糸特性を表1に示した。得られたマルチ
フィラメント糸を実施例1#こ準じて製織、染色加工し
た。S−S曲線における勾配の比B/Aが大きなI66
はクルミ数が多く、耐摩耗性が低く、製織性が不良であ
った。勾配の比B / Aが小さすぎる47使い織物に
は強いタテスジ発生があり不良な製品であった。
比較実施例2
第2図に8いて加熱体7とローラー8を取り除いた他は
実施例1に準じて加工した。得られたマルチフィラメン
ト糸の特性は表1tこ示すとおりでS−S曲線上こおけ
る勾配の比B / Aが大きく、クルミ数が多く、耐摩
耗性も低かった。
実施例1に準じて加工した。得られたマルチフィラメン
ト糸の特性は表1tこ示すとおりでS−S曲線上こおけ
る勾配の比B / Aが大きく、クルミ数が多く、耐摩
耗性も低かった。
実施例1に準じて製織したが製織性は劣悪だった。
第1図は本発明のマルチフィラメント糸のS−S曲線の
特徴を説明するための概略説明図、第2図は本発明のマ
ルチフィラメント糸を好ましく製造することのできる工
程の一例を示すもので、第3図は耐摩耗性測定装置の概
略図、第4図は交絡度測定装置の概略図である。 1:本発明のマルチフィラメント糸のS−8曲線の例 2:インターレースが施こされた通常のポリエステルマ
ルチフィラメント糸のS −8曲線の例 3:ポリエステルマルチフィラメント未延伸糸4.5.
6,8.10:ローラー 7:加熱体 9:流体交絡処理ノズル 11:巻取糸 特許出願人 東し株式会社 伸 度 (%) 第1図 1 第2図 第6図 1 第4図
特徴を説明するための概略説明図、第2図は本発明のマ
ルチフィラメント糸を好ましく製造することのできる工
程の一例を示すもので、第3図は耐摩耗性測定装置の概
略図、第4図は交絡度測定装置の概略図である。 1:本発明のマルチフィラメント糸のS−8曲線の例 2:インターレースが施こされた通常のポリエステルマ
ルチフィラメント糸のS −8曲線の例 3:ポリエステルマルチフィラメント未延伸糸4.5.
6,8.10:ローラー 7:加熱体 9:流体交絡処理ノズル 11:巻取糸 特許出願人 東し株式会社 伸 度 (%) 第1図 1 第2図 第6図 1 第4図
Claims (2)
- (1) インターレースが施こされたポリエステルマ
ルチフィラメント糸であって、該糸のS−8曲線におい
て伸度0チ1こおける勾配Aと伸度0%から2g/a強
度に対応する伸度の範囲でもつとも小さな勾配Bの比−
が0.1〜0.4であることを特徴とする織物経糸用ポ
リエステルマルチフィラメント糸。 - (2) 糸表(資)に実質的にクルミのない特許請求
の範囲第(1)項記載の織物経糸用ポリエステルマルチ
フィラメント糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302181A JPS5818431A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 織物経糸用ポリエステルマルチフイラメント糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302181A JPS5818431A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 織物経糸用ポリエステルマルチフイラメント糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818431A true JPS5818431A (ja) | 1983-02-03 |
JPH039215B2 JPH039215B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=14601448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11302181A Granted JPS5818431A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 織物経糸用ポリエステルマルチフイラメント糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818431A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870724A (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-27 | 東レ株式会社 | 無ヨリ、無ノリ、ジェットル−ム製織用糸条 |
JPS62125029A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-06 | 帝人株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル捲縮糸の製造法 |
JPS62125032A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-06 | 帝人株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル捲縮糸 |
WO2012014309A1 (ja) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | 旭化成せんい株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル繊維及び織編物 |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11302181A patent/JPS5818431A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870724A (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-27 | 東レ株式会社 | 無ヨリ、無ノリ、ジェットル−ム製織用糸条 |
JPS62125032A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-06 | 帝人株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル捲縮糸 |
JPS62125029A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-06 | 帝人株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル捲縮糸の製造法 |
JPH0518935B2 (ja) * | 1985-11-27 | 1993-03-15 | Teijin Ltd | |
WO2012014309A1 (ja) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | 旭化成せんい株式会社 | 耐摩耗性ポリエステル繊維及び織編物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039215B2 (ja) | 1991-02-07 |
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