JPS5818326Y2 - アンテナ取付装置 - Google Patents

アンテナ取付装置

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JPS5818326Y2
JPS5818326Y2 JP1977003672U JP367277U JPS5818326Y2 JP S5818326 Y2 JPS5818326 Y2 JP S5818326Y2 JP 1977003672 U JP1977003672 U JP 1977003672U JP 367277 U JP367277 U JP 367277U JP S5818326 Y2 JPS5818326 Y2 JP S5818326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
mast
shaped bolt
mounting holder
elongated hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977003672U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53106645U (ja
Inventor
久松強
勝野昌興
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数本のアンテナ素子を固定したアンテナアー
ムのアンテナマストへの取付装置に関するもので、その
取付作業が容易に行えるようにすることを目的とする。
第1図に示すようにアンテナ素子を複数本固定したアン
テナアーム2をアンテナマスト1へ固定する場合、従来
は第6図に示すように、マスト金具8と補助金具90間
にアンテナマスト1を抱き込ませ、U字形ボルト5を上
記補助金具9、マスト金具80貫通孔10より挿入せし
めて、その先端をアンテナアーム2の反対側に突出せし
め、蝶ナツト6でこのU字形ボルト5を締めることによ
り、アンテナアーム2をアンテナマスト1へ固定保持し
ていた。
しかるにこの方法はアンテナ設置工事において、既設ア
ンテナマスト1ヘアンテナアーム2を固定する場合、蝶
ナンド6をU字形ボルト5より完全に外す一方、前記U
字形ボルト5をアンテナアーム2およびマスト金具8よ
り一旦抜き去り、その後、マスト金具8と補助金具9と
の間にアンテナマスト1を位置せしめた後、U字形ボル
ト5をマスト金具8の貫通孔10およびアンテナアーム
2の孔へ差込み、アンテナアーム2の反対側より蝶ナツ
ト6をU字形ボルト5に締結してアンテナアーム2を保
持するか、あるいは一旦アンテナマスト1を倒ス一方、
蝶ナンド6をゆるめてマスト金具8と補助金具9との間
にアンテナマスト1が挿入できる程度の隙間を設けてか
ら、アンテナマスト1を通して蝶ナツト6勺司定した後
、アンテナマスト1を再度元のように立てる作業をしな
げればならない。
しかるにこの取付方法は、アンテナ工事を屋根上で行な
う関係上、極めて危険を伴なうものであった。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、既設アンテナマストあ
るいは新規にアンテナ設置工事をする場合に極めて簡単
にアンテナアームの取付はカ行える装置を提供しようと
するものである。
以下本考案の一実施例について第2図〜第5図とともに
説明する。
なお図中、第1図、第6図と同一部品には同一番号を附
して説明する。
図において、1は円筒状をなすアンテナマスト、2はア
ンテナアームで、図示していないがU字形ボルト5が貫
通し得る孔を2個所形成している。
3はマスト金具で、−面はアンテナアーム2へ確実に当
接するように円弧状をなし、相対する面はその中央にア
ンテナマスト1を確実に保持し得るように表面が鋸歯状
をなす円弧状凹部を形成している。
もちろんマスト金具3にもU次形ボルト5が貫通し得る
2個の孔を設けている。
4は上記マスト金具3との間にアンテナマスト1を挾持
する取付保持具で、表面を鋸歯状に形成した円弧状凹部
な一面に有し、かつ第10長孔4a、この第1の長孔4
aと同一方向に伸びる第2の長孔4cを有し、第20長
孔4cは一端を取付保持具4の長辺側に開口せしめて全
体として略り字状の孔としている。
ここで4bが開口部である。また上記第2の長孔4cの
上下両側には凸状のダボ4dを設けている。
6は蝶ナンド、1はアーム補強金具である。
次にその取付作業について説明する。
なお、工場より出荷された状態では取付保持具4は蝶ナ
ンド6によりマスト金具3に接する位置まで締付けられ
ているので、まず蝶ナンド6をゆるめてマスト金具3と
取付保持具4との間にアンテナマスト1が挿入できる程
度の隙間を設ける。
この状態で取付保持具4の第20長孔4c側をU字形ボ
ルト5より外すことにより、取付保持具4は自重で第1
0長孔4aのみ引掛った状態でたれ下がり、U字形ボル
ト5の一方のねじ部eと他方のねじ部fとの間に隙間g
が生じる。
この隙間gを通してアンテナマスト1をマスト金具3の
鋸歯状凹部に当接セしめる。
ここで、取付保持具4を第1の長孔4aを中心として第
3図のように矢印り方向に回転させて開口部4bKU字
形ボルト5の一方のねじ部fを嵌合させ、次に取付保持
具4を矢印i方向に摺動させて、蝶ナンド6を締めるこ
とによりアンテナアーム2のアンテナマスト1への取付
けは完了する。
このように本構成によれば、U字形ボルト5をアンテナ
アーム2より完全に取外すことなく、取付保持具4を回
動させて一方向に摺動させるのみで、アンテナアーム2
の装着が行えるようになり、その作業は極めて容易とな
る。
すなわち、第10長孔4aの一端にU字形ボルト5の一
方のねじ部eが位置した状態で、取付保持具4の開口部
4bがU字形ボルト5の他方のねじ部fと一致するよう
にかつ第2の長孔4cの端部の回転軌跡にそうように寸
法設定しておくことにより、取付保持具4を矢印り方向
に回動させれば開口部4bを通して第2の長孔4cの一
端にU字形ボルト5の一方のねじ部fを挿入することが
でき、この状態より取付保持具4を矢印i方向に摺動さ
せることにより、取付保持具4の上下を逆にしても取付
保持具4がU字形ボルト5より容易に外れることはない
このように本構成によれば取付保持具4のU字形ボルト
5への装着は極めて容易な操作で行え、しかも蝶ナンド
6を締付ける前に取付保持具4の上下を逆にしても取付
保持具4のU字形ボルト5よりの容易な外れを防止する
ことができるものである。
また一対のダボ4dにより、工場出荷時、すなわちアン
テナマスト1を保持していない状態での取付保持具4の
容易な移動(矢印iと逆方向)を防止することができる
さらに基本的には上記したように取付保持具4を矢印り
方向に回動させた後、矢印i方向に移動させるのである
が、矢印り方向に回動させて取付保持具4の第2の長孔
4cの一端にU字形ボルト5の一方のねじ部fが位置し
た時点で、ねじ部eに螺合する一方の蝶ナツト6、ある
いはねじ部fに螺合する他方の蝶ナンド6のいずれか一
方を締付けていくことにより、アンテナマスト1が円筒
状をなすことにより取付保持具4が矢印i方向に移動し
てこの取付保持具4の鋸歯状凹部とアンテナマスト1と
の位置合わせが自動的に行なわれるようになる。
したがって実用に際してはあらためて取付保持具4を矢
印i方向に移動させることなく、矢印り方向に回動させ
て開口部4bより第20長孔4cに一方のねじ部fが嵌
まり込んだ時点で、まずいずれか一方の蝶ナンド6を締
付けていくことにより、アンテナマスト1と取付保持具
4との位置合わせが自動的に行なわれ、作業性がすこぶ
る良好となる。
以上のように本考案によればアンテナアームにU字形ボ
ルト、取付保持具および蝶ナンドを全て保持せしめた状
態で、かつアンテナマストを倒すことなく、上記アンテ
ナアームをアンテナマストに取付けることが可能となり
、その作業は既設アンテナマストへの設置および新規設
置工事において極めて容易となる。
また、取付保持具に同一方向に伸びるように第1、第2
0長孔を設けるとともに、この第1、第20長孔のいず
れか一方の一端にその回転軌跡にそって開口部を連通形
成することにより、一方の長孔を支点にして取付保持具
を回転させれば他方の長孔内にU字形ボルトの他方のね
じ部を挿入位置せしめることができ、取付保持具のU字
形ボルトへの装着操作が容易となる。
そして、蝶ナツトを締付ける際は取付保持具をさらに矢
印i方向に移動させるが、この作業もアンテナマストが
円筒状をなすことにより取付保持具を矢印り方向に回動
させた後、一対の蝶ナンドのいずれか一方をまず締め付
けていくことにより取付保持具を自動的に矢印i方向に
移動せしめることができ、作業性がすこぶる良好となる
そして、このように長孔の、開口部より離れた方の一端
にU字形ボルトのねじ部が位置するようにすることによ
り、たとえ取付保持具を上下逆にしても取付保持具のU
字形ボルトからの容易な抜けを確実に防止することがで
き、その実用的価値は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンテナマストへアンテナアームを取付けた状
態を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例におけるア
ンテナ取付装置の平面図、第3図は同装置の正面図、第
4図は同装置の側面図、第5図は同装置に使用される保
持具の正面図、第6図は従来のアンテナ取付装置の斜視
図である。 1・・・・・・アンテナマスト、2・・・・・・アンテ
ナアーム3・・・・・・マスト金具、4・・・・・蘇持
具、4a、4c・・・・・長孔、4b・・・・・・開口
部、5・・・・・・U字形ボルト、6・・・・・・蝶ナ
ンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナアームと、このアンテナアームの一部に当接す
    るマスト金具と、前記アンテナアームおよびマスト金具
    に2本のねじ部が貫通し得る略U字形ボルトと、この略
    U字形ボルトのそれぞれのねじ部に螺合するナンドとを
    設け、かつ前記略U字形ボルトの一方のねじ部が貫挿す
    る第1の長孔およびこの第10長孔と同一方向に押びる
    ように形成され前記略U字形ボルトの他方のねじ部が貫
    挿する第2の長孔を備えかつこの第1あるいは第20長
    孔の他方の長孔より遠い方の端部よりこの他方の長孔の
    一端を支点にしての該端部の回転軌跡にそって連通形成
    されて上記略U字形ボルトの一方のねじ部を一方の長孔
    に案内する開口部を有する取付保持具を設け、上記マス
    ト金具と取付保持具との間に円筒状をなすアンテナマス
    トを位置せしめ、上記アンテナアームに支持された略U
    字形ボルトのそれぞれのねじ部のナツトを締めつけるこ
    とにより上記マスト金具と取付保持具のそれぞれに設け
    た鋸歯状凹部で上記アンテナマストを挾持して上記アン
    テナアームをアンテナマストに固定するようにしたアン
    テナ取付装置。
JP1977003672U 1977-01-13 1977-01-13 アンテナ取付装置 Expired JPS5818326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977003672U JPS5818326Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 アンテナ取付装置

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JP1977003672U JPS5818326Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 アンテナ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53106645U JPS53106645U (ja) 1978-08-26
JPS5818326Y2 true JPS5818326Y2 (ja) 1983-04-14

Family

ID=28807874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977003672U Expired JPS5818326Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 アンテナ取付装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027221U (ja) * 1973-07-06 1975-03-28
JPS5152938U (ja) * 1974-10-22 1976-04-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534656Y2 (ja) * 1976-11-17 1980-08-16

Patent Citations (2)

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JPS53106645U (ja) 1978-08-26

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