JPS64302Y2 - - Google Patents

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JPS64302Y2
JPS64302Y2 JP8570184U JP8570184U JPS64302Y2 JP S64302 Y2 JPS64302 Y2 JP S64302Y2 JP 8570184 U JP8570184 U JP 8570184U JP 8570184 U JP8570184 U JP 8570184U JP S64302 Y2 JPS64302 Y2 JP S64302Y2
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JP
Japan
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drill
mounting shaft
drill blade
holder
concrete
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JP8570184U
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JPS611387U (ja
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Publication of JPS611387U publication Critical patent/JPS611387U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、コンクリートアンカーやビスをコ
ンクリートにねじ込むために用いるねじ込み工具
に関するものである。
(2) 従来の技術 コンクリートに各種機材を固定する場合、コン
クリートアンカーを使用する方法とコンクリート
ビスを使用する方法が採用されている。
() コンクリートアンカーを使用する方法 コンクリート面に取付器材の取付孔の位置を定
め、電動ドリルに取付けたドリル刃定めた位置に
孔を穿設し、この孔にアンカーを挿入して取付器
材を当てがい、器材の取付孔の上からアンカーに
適合するねじを差し込む。
次に、電動ドリルのドリル刃を外してビツトと
称されるドライバー先端工具に取り替え、ねじを
電動ドリルで機械的にねじ込んで器材の固定を行
なうものである。
() コンクリートビスを使用する方法 コンクリートビスは近年使用されるようになつ
たものであり、コンクリート面の器材取付孔の位
置に電動ドリルのドリル刃で下孔を穿設し、この
下孔に器材の取付孔を一致させ、取付孔から下孔
に挿入したコンクリートビスを電動ドリルに取付
けたビツトでねじ込むものである。
上記のように、コンクリートに対してアンカー
用のねじやコンクリートビスをねじ込むには、ド
リル刃とビツトを別々に用意し、工程に応じこれ
らを電動ドリルに対して付け替えなければなら
ず、このためドリル刃とビツトの取替作業に手間
がかかり、作業能率が悪いと共に、ドリル刃とビ
ツトは別物であるので管理が充分でないとよく片
方を粉失するという問題がある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 そこで、この考案は、コンクリートに対する下
孔の穿設およびねじやビスのねじ込み作業がドリ
ル刃とビツトの取替えを必要とすることなく連続
的に行なえ、作業能率を向上させることができる
と共に、工具の管理も容易にするのが問題点であ
る。
(4) 問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、この考案は、先
端にドリル刃を同軸心状に固着する保持部が設け
られた取付軸と、前記取付軸の途中にこの取付軸
に対して回転方向にフリーとなるよう装着された
枠状体と、前記枠状体に取付軸と同軸心状の配置
から半径方向に揺動自在となるよう取付けられた
ドリル刃ホルダーと、前記ドリル刃ホルダーの先
端に設けられたねじ込み部材掛合部とで構成さ
れ、前記ドリル刃ホルダーは、取付軸と同軸心状
の配置で、ドリル刃に外嵌する一面開放状の収納
部及び、ドリル刃保持部と回転方向へ掛合する着
脱自在の回転掛合部が設けられ、ドリル刃とねじ
込み部材掛合部の選択を電動ドリルに装着したま
ま行なえるようにしたものである。
(5) 作用 電動ドリルのチヤツクに取付軸を固定し、取付
軸の保持部にドリル刃を取付け、ドリル刃による
下孔の穿設時は、ドリル刃ホルダーを電動ドリル
に沿う位置に折返しておき、電動ドリルによりド
リル刃を回転させる。
コンクリートアンカーのねじやコンクリートビ
スをねじ込むには、ドリル刃ホルダーを取付軸の
延長位置に回動させ、収納部をドリル刃に外嵌す
ると同時に回転掛合部をドリル保持部と掛合さ
せ、ドリル刃とホルダーを一体に回転させること
により先端の掛合部(ビツト)でねじ込み作業が
行なえる。
(6) 実施例 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図と第2図のように、電動ドリル1のチヤ
ツク2で掴持される取付軸3の先端に、挿入した
ドリル刃4をビス5の締付けで着脱自在の同軸心
状に固着する保持部6が設けられ、この取付軸3
の途中に軸受7を介して枠状体8が取付軸3に対
して回転方向にフリーとなるように装着されてい
る。
上記枠状体8の外周に設けた腕9の先端にL字
状のアーム10が、取付軸3と直角の配置となる
枢軸11を中心に揺動自在に取付けられ、アーム
10の先端にドリル刃4のホルダー12が固定さ
れている。
このホルダー12は、ドリル刃4に外嵌する収
納部13と、取付軸3の保持部6と回転方向に掛
合する回転掛合部14が設けられ、その先端にね
じ込み部材掛合部(ビツト)15が取付けられて
いる。
上記ホルダー12は、例えばドリル刃4に外嵌
する内径のパイプを用い、一方の端部から先端部
の近接位置にわたつて周壁の一部を切欠き、第3
図に示すように断面U字状にすることにより、ド
リル刃4が着脱自在に納まる収納部13を形成し
ている。
また、ホルダー12の先端に取付けた掛合部1
5はアンカーのねじやコンクリートビスをねじ込
むためのドライバービツトであり、ホルダー12
に対して着脱自在としてもよい。
前記ホルダー12は、収納部13をドリル刃4
に外嵌したとき、第2図のように、取付軸3と同
軸心状の配置となり、この状態からアーム10の
枢軸11を中心に半径方向へ揺動し、第1図のよ
うに電動ドリル1の外面に沿わせることができる
ようになつている。
ホルダー12に設けた掛合回転部14と、この
回転部14が外嵌する取付軸3の保持部6とは第
5図のように、保持部6の断面を六角等の多角形
6aにし、掛合回転部14の内周面を保持部6に
対して外嵌する一面開放状の多角形断面とし、掛
合回転部14と保持部6の掛合により、ドリル刃
4とホルダー12を一体に回転させることができ
るようになつている。
なお、掛合回転部14と保持部6は、掛合回転
部14の開口部分の幅を絞る等し、両者の嵌合部
分を弾力的に保持し、取付軸3に対するホルダー
12の延長状の取付け状態が確実に保持できるよ
うにするのが好ましい。
前記電動ドリル1には、第1図と第3図のよう
に、折畳んだ位置のホルダー12を保持する挾持
具16と、電動ドリル1の回転、震動の切替スイ
ツチ17とが取付けられている。
この挾持具16は金属板を二又状に折曲げ、第
1の挾持部16aと第2の挾持部16bを備え、
第2挾持部16bにホルダー12を保持したとき
このホルダー12でスイツチ17を押圧すること
ができるようになつている。
即ち、ホルダー12を使用しない作業条件のと
きは、ドリル刃4による穿孔作業であり、この場
合、ホルダー12を第2挾持部16bにセツトし
てスイツチ17を押すと電動ドリル1は振動動作
を行なうことになる。
また、ホルダー12を取付軸3の延長位置にし
たときは、スイツチ17が必ず開放され、電動ド
リル1は回転動作のみを行なう。
このように、ホルダー12の使用時に振動動作
を生じさせないのは、アンカー用ねじやコンクリ
ートビスのねじ込み時にあやまつて振動を与える
ことにより、下孔やねじ山に損傷を生じさせると
いう危険を防止することができる。
この考案のねじ込み工具は上記のような構成で
あり、第1図のように電動ドリル1のチヤツク2
で取付軸3を固持する。
コンクリートに対して下孔を穿設する場合は、
第1図のようにホルダー12を電動ドリル1に沿
うよう折畳み、挾持具16で保持すればよく、保
持部6に取付けたドリル刃4の回転で下孔の穿設
が行なえる。
このとき、ホルダー12は、軸受7を介して取
付軸3に外嵌しているため、取付軸3と共に回転
することはない。
下孔穿設後にアンカーのねじやコンクリートビ
スをねじ込むには、第2図のように、ホルダー1
2を取付軸3の延長方向に回動させ、その収納部
13をドリル刃4に外嵌すると同時に回転掛合部
14を保持部6の多角形6aに掛合させれば、ホ
ルダー12は取付軸3に対して同軸心の延長状に
なり、電動ドリル1を起動させると、ホルダー1
2は保持部6と回転掛合部14を介してドリル刃
4と共に一体に回転し、先端の掛合部15による
アンカーやビスのねじ込み作業が行なえる。
(7) 効果 以上のようにこの考案は、ドリル刃を固着する
取付軸に枠状体を介してドリル刃ホルダーを、ド
リル刃に外嵌する状態から半径方向に揺動自在と
なるように取付け、このホルダーの先端にねじ込
み部材掛合部を設けたので、ドリル刃ホルダーの
位置を選択することにより、コンクリートに対す
る下孔の穿設やアンカー用ねじやコンクリートビ
スのねじ込みが、一台の電動ドリルを使用して連
続的に行なえ、ドリル刃とビツトの取替え作業が
不要になり作業能率を大幅に向上させることがで
きる。
また、ドリル刃とねじ込み部材掛合部とをセツ
ト化することができるので、持ち運びに便利で一
方を粉失するというようなことがなく、管理が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るねじ込み工具の使用状
態を示す正面図、第2図は同上の他の使用状態を
示す縦断正面図、第3図は第1図の矢印−に
沿う縦断側面図、第4図は第2図における矢印
−に沿う縦断側面図、第5図は第2図における
矢印−に沿う縦断側面図である。 3は取付軸、4はドリル刃、6は保持部、8は
枠状体、12はドリル刃ホルダー、13は収納
部、14は回転掛合部、15はねじ込み部材掛合
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にドリル刃を同軸心状に固着する保持部が
    設けられた取付軸と、前記取付軸の途中にこの取
    付軸に対して回転方向にフリーとなるよう装着さ
    れた枠状体と、前記枠状体に取付軸と同軸心状の
    配置から半径方向に揺動自在となるように取付け
    られたドリル刃ホルダーと、前記ドリル刃ホルダ
    ーの先端に設けられたねじ込み部材掛合部とで構
    成され、前記ドリル刃ホルダーは、取付軸と同軸
    心状の配置で、ドリル刃に外嵌する開放状の収納
    部及び、ドリル刃保持部と回転方向へ掛合する着
    脱自在の回転掛合部が設けられているコンクリー
    トねじ込み部材のねじ込み工具。
JP8570184U 1984-06-09 1984-06-09 コンクリ−トねじ込み部材のねじ込み工具 Granted JPS611387U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8570184U JPS611387U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 コンクリ−トねじ込み部材のねじ込み工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8570184U JPS611387U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 コンクリ−トねじ込み部材のねじ込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS611387U JPS611387U (ja) 1986-01-07
JPS64302Y2 true JPS64302Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30636334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8570184U Granted JPS611387U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 コンクリ−トねじ込み部材のねじ込み工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS611387U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS611387U (ja) 1986-01-07

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