JPS58180221A - 吸収液のph検出方法 - Google Patents

吸収液のph検出方法

Info

Publication number
JPS58180221A
JPS58180221A JP57063238A JP6323882A JPS58180221A JP S58180221 A JPS58180221 A JP S58180221A JP 57063238 A JP57063238 A JP 57063238A JP 6323882 A JP6323882 A JP 6323882A JP S58180221 A JPS58180221 A JP S58180221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent
liquid
absorption
liq
absorption tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57063238A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Shinoda
篠田 直晴
Atsushi Tatani
多谷 淳
Naohiko Ugawa
直彦 鵜川
Susumu Okino
進 沖野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP57063238A priority Critical patent/JPS58180221A/ja
Publication of JPS58180221A publication Critical patent/JPS58180221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿式石灰性排煙脱硫装置の吸収塔に於いて吸収
塔循環吸収液のpHを検出して、所望の脱硫性能を維持
する為にそのpH信号をもって吸収剤供給量を調整する
方法の改良に関するもので、ある。
従来、一般に実施されているpH検出方法を第1図に基
づいて説明する。sozを含んだ排ガス1は吸収塔2に
入り、ここで吸収液(以下本明細書で云う「・・・液」
とは溶解度の小さな化合物を懸濁したスラリーも含める
ものとする。)と気液接触して脱硫され浄化ガス3とな
って吸収塔2から出て行く。−力吸収剤は流量計12、
調整弁4及びライン7を介して脱硫に必要な適量が吸収
塔循環タンク5に供給される。吸収塔循環タンク5には
吸収塔2からライン6を介してSO2を吸収して酸性に
なった吸収塔循環液が流入して来るのでライン7からの
アルカリ吸収剤と攪拌機8で混合する。吸収塔循環タン
ク内の吸収液は次いで吸収塔循環ポンプ9によって吸収
塔2の塔頂に送られ、吸収塔内でsozを含んだ排ガス
と接触しながら流下しライン6を介して吸収塔循環タン
ク5に戻されると共に物質収支に基づいて、ライン1o
より吸収液の一部を抜き出す。sozを含んだ排ガスは
連続的に処理されるので所望の脱硫性能を維持する為に
アルカリ吸収剤を連続的に吸収塔循環タンク5に供給す
るが、吸収剤の供給量は吸収塔循環タンク内の吸収液の
pHをpH検出器11によって連続的に測定することに
よって得られる信号で調整される。即ち高い脱硫率を望
む場合は吸収液のpHをアルカリ側に維持するように吸
収剤供給量を増やし、逆に低い脱硫率を望む場合は吸収
液のpHを酸性側に維持するように吸収剤供給量を減ら
せばよい。このように吸収塔循環液のpHは、吸収塔で
の脱硫率を゛コントロールする代表的な操作因子として
知られており、脱硫量と吸収剤供給量の化学量論比を制
御する因子として広く採用されている。
ところが最近の省資源化及び省エネルギー化に伴なって
ボイラなどの排ガス源装置の運用方法が変わり負荷変化
の遅れ時間を短縮して効率向上が図られるようになって
来た。これによって排煙脱硫装置も脱硫性能を損うこと
なしに負荷変化に追従することが必要となってきた。
しかし、従来の吸収塔循環液pHの検出方法とそのpH
信号によって吸収剤供給量を調整する方法では満足し得
ないものであ、ることを本発明者は認識するに至った。
ここで湿式石灰法排煙脱硫装置に於ける従来法の不具合
点を述べる。
吸収塔循環液のpHはSOzを吸収して生成した亜硫酸
と、炭酸カルシウムや水酸化力ルンウムなどのアルカリ
吸収剤との中和反応の化学量論比を表わしている。しか
しこの化学量論比は一義的に定まらず特に排ガス処理量
やso2濃度が変化する等の負荷条件の相違によってこ
の化学量論比も変わることを本発明者らは確認したので
ある。即ち吸収塔循環液のpHが同一であっても吸収液
中に含まれる未反応の炭酸カルシウム(水酸化カルシウ
ムが吸収液中で転化して生成した炭酸カルシウムも含め
たもの)濃度が排ガス条件によって異なるのである。そ
して未反応の炭酸カルシウム濃度は同−pHでも吸収塔
での脱硫負荷が高い時に高くなり、逆に脱硫負荷が低い
時“Kは未反応炭酸力ルンウム濃度も低くなるのである
。この理由は主に吸収剤の吸収塔循環タンクでの滞留時
間に起因しているのであって、脱硫負荷が高い時は吸収
剤の供給流量も多くなシ滞留時間が短かくなる為溶解度
の小さなカルシウム化合物の溶解が不十分になる結果、
未反応の炭酸カルシウム濃度が高くなるのである。逆に
脱硫負荷が低い時は吸収剤供給流量も少なくなって吸収
塔循環タンクでの滞留時間が長くなる為、カルシウム化
合物の溶解量がそれだけ増える結果、未反応の炭酸カル
シウム濃度を低くすることができ、るのである。°がか
る現象が生じていても従来のように排ガス源の負荷変動
が比較的少なく、しかも緩やかな場合には何ら不具合を
もたらさないものであった。ところが前述の通り排ガス
源の負荷変化が頻繁になりしかもその変化速度を大きく
した場合は吸収塔での脱硫性能を損なうことなしに負荷
変化に追従し得ないことがわかった。それは特に低負荷
から高負荷に変動する時、吸収液中の未反応炭酸カルシ
ウムがすでに低濃度になってしまっておシ、ガス側の急
速な負荷上昇に吸収液の吸収能(未反応炭酸カルシウム
の濃度が高い程、吸収能は大きい。)が追従し切れない
結果負荷上昇過渡期及び負荷が上昇し切った後のしばら
くの期間は脱硫率が低下してしまう不具合が生じるので
ある。
本発明はかかる従来法の不具合を解消する為になされた
もので吸収液の吸収能を検出する新しい方法を見い出1
2、これによって負荷上昇時の吸収液の吸収能低下を未
然に防止する方法に関するものである。
本発明方法の1実施態様を第2図によって説明する。
S02を含X7だ排ガス101は吸収塔102に入り、
ここで吸収液と気液接触して脱硫され浄化ガス103と
なって吸収塔102から出て行く。−力吸収剤は流量計
112と調整弁104及びライン107を介して脱硫に
必要な適量が吸収塔循環タンク105に供給される。吸
収塔、\循環タンク105には吸収塔102からライン
106を介してSO,を吸収して酸性になった吸収塔循
環液が流入して来るのでライン107からのアルカリ吸
収剤である炭酸カルシウム又は水酸化カルシウムと攪拌
機108で混合する。
吸収塔循環タンク内の吸収液は次いで吸収塔循環ポンプ
109によって吸収塔102の塔頂に送られ、吸収塔内
でsolを含む排ガスと接触しながら流下しライン10
6を通って吸収塔循環タンク105に戻されると共に物
質収支に基ついてライン110より吸収液の一部を抜き
だす。
吸収塔循環液の一部はパル7°113又は113′のど
ちらか一方からpH検出器111を備えたセル114に
入り、直ちにライン117から抜き出される。吸収液を
連続的に流しながらpH検出器111で測定したpH信
号は信号演算器116に入り調整弁104の開度調整に
使用される。かかる運転状態が維持されている間に・(
ループ113又は113′ をすげやく閉じてセル11
4への吸収液の流れを瞬時に停止させ、マグネチツクス
ターラ−115によりセル114内の吸収液を攪拌しな
がら吸収液pHの経時変化を数分間測定する。pH経時
変化測定記録の例を第5図に示した。第3図に於いて、
重油燃焼排ガスを処理する定格2000 dN/H規模
の第2図に示す如き湿式石灰性排煙脱硫プラントで、入
口SO21500ppm  の排ガスを2000 tr
?N/H処理した時の定常状態運転に於ける吸収塔循環
スラリーをパルプ113からセル114に導き、瞬時に
パルプ113を閉にした後のpH変化の様子を■で、排
ガス処理量をs o o 、/N/Hにして定常状態と
なし、同様にパルプ113を閉とした後のp)(変化の
様子を■で各々示した。■のpH変化速度は■に比べて
遅く、吸収能の低い吸収液となっている為、■の曲線を
有する吸収液の状態のままで負荷の上昇がはじまると脱
硫率が低下してしまうので、pH変化曲線が■の状態に
なる様に調整弁104を調整する信号を信号演算器11
6から発信し吸収剤の供給量を増やし続ける。これによ
ってただちに吸収能の高い吸収液が維持でき、負荷上昇
がはじまっても脱硫率の低下を来たさない結果が得られ
る。もちろん上述の吸収剤の供給量を増やし続けると云
ってもこの時の吸収塔循環タンク内の吸収液のpHはt
lとんどその変化が測定されない程度の量である。吸収
塔循環タンク内の吸収液のpHはパルプ113′を開き
(もちろんこの時パルプ115は月となる。)セル11
4内に吸収液を通すことによって測定かできるが、第3
図の@、■のいずれの場合も吸収塔循環タンク内の吸収
液pHは5.5で同一であった。しかし吸収液の吸収能
(力価)は■、■の如き相異があり、本発明によっては
じめて力価のコントロールができるようになったのであ
る。
本発明によれば従来の如く単なる吸収液の連続的なpH
の測定だけでは知ることのできなかった吸収液の力価(
吸収能)が測定可能となり吸収剤の供給量の微量調整を
実行して吸収液の力価を所望値に維持できる為負荷の急
速な変化に対しても安定した所望脱硫率が達成できる。
これば従来法ではなし得なかったことである。
即ち本発明は気液接触部と吸収液循環タンクとを循環す
る吸収液のpHを検出するに当り、吸収液の一部を連続
的にpH検出部へ流しながら吸収液のpHを検出できる
機能を有すると共に該pH検出部への吸収液の流れを一
時的且瞬時に停止させる停止弁によって、吸収液流れを
停止させて該p青 検出部に滞留した吸収液のpHの経
時変化を検出する機能を持たせ、このpH経時変化情報
を吸収剤供給量調整に利用することを特徴とする吸収液
のpH検出方法である。
実施例 重油燃焼排ガスを処理する定格2. OOOrr?N/
H規模の湿式石灰性排煙脱硫プラントのフローシートを
第2図に示す。吸収塔102はグリッド充填塔を囲いだ
。吸収塔入口の排ガス101は約1,500 ppmの
so2を含み、重油燃焼量を変化させて排ガス量を50
0−200 On?N/Hの範囲で負荷変化させた≧吸
収剤には石灰石粉を用い、懸濁液として流量計112と
流量調整弁104を介して吸収塔循環タンク105〈供
給した。流量調整弁104に入るpH信号はパルプ11
3′を開パルプ113を閉にして吸収塔循環ポンプ10
9を介して流れている吸収液を連続的に約1o o t
/Hでセル114に流して得られる測定信号を利用し、
この吸収液のpHが5.5近傍となるように調整弁10
4から吸収剤を供給し乍ら連続運転した。約10分に1
回の割合でパルプ113′を閉とし、同時にパルプ11
3を開としてセル−114を流れる吸収液を切り換え、
約1分間連続的に吸収液のp[(を測定した。その時の
pHは5.05であった。次に瞬時にパルプ113を閉
とし、セル114内に滞留した約200−の吸収液をマ
グ不チソクスターラー115で攪拌しながらpHの経時
変化を測定した結果、第3図の■が得られた。この時の
排ガス処理量は500 mIN/Hであった。再びパル
プ113′とパルプ113の切り換え操作を前述の如く
繰り返し乍ら第5図の0の曲線が得られるように調整弁
104を調整する信号を信号−算器116から発信し吸
収剤の供給量をコントロールした。その後500 rl
N/Hの排ガス流量を1分間に150 rr?N/Hの
割合で増加させ2000n/N/HKまで負荷上昇させ
たが脱硫率は常に90チ以上が維持され、従来のように
80チにまで脱硫率が低下する不具合は解消された。
【図面の簡単な説明】
第1図は湿式排煙脱硫装置の吸収塔に於ける吸収液のp
H検出方法と吸収剤の供給方法に関する従来法を示す。 1 人口排ガス、2・・吸収塔、3−浄化排ガス、4・
・調整弁、5・吸収塔循環タンク、8 攪拌機、9・・
吸収塔循環ポンプ、11  pH検出器、12・・流量
計。 第2図は本発明による吸収液のpH検出方法の一実施態
様を示す。101  人口排ガス、102・銖収塔、1
03 ・浄化排ガス、104・調整弁、105・吸収塔
循環タンク、108攪拌機、109・吸収塔循環ポンプ
、111−pH検出器−1112流量計、113・パル
プ、113′・・、パルプ、114 セル、115マグ
ネチンクスターラー、116・・信号演算器。 第3図は本発明方法によるpH1lll定記録の例を示
す。 復代理人 内 1)   明 復代理人 萩 原 亮 − 第3図 経 過 哨 間 4分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気液接触部と吸収液循環タンクとを循環する吸収液のp
    Hを検・出するに当り、吸収液の一部を連続的にpH検
    出部へ流しながら吸収液のpHを検出できる機能を有す
    ると共に該pH検出部への吸収液の流れを一時的に停止
    させて該pH検出部に滞留した吸収液のp[−(の経時
    変化を検出する機能を持たせ、このpH経時変化の情報
    を吸収剤の供給量調整に利用することを特徴とする吸収
    液のpH検出方法。
JP57063238A 1982-04-17 1982-04-17 吸収液のph検出方法 Pending JPS58180221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57063238A JPS58180221A (ja) 1982-04-17 1982-04-17 吸収液のph検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57063238A JPS58180221A (ja) 1982-04-17 1982-04-17 吸収液のph検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58180221A true JPS58180221A (ja) 1983-10-21

Family

ID=13223434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57063238A Pending JPS58180221A (ja) 1982-04-17 1982-04-17 吸収液のph検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58180221A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES8102833A1 (es) Procedimiento para lavar el dioxido de azufre de una corriente gaseosa
EP0815923A2 (en) Method for controlling oxidation in flue gas desulfurization
SU1069619A3 (ru) Способ управлени процессом подготовки газа в производстве серы
US4582692A (en) Method of control for a wet lime-gypsum process desulfurization plant
JPS58180221A (ja) 吸収液のph検出方法
CN114858653A (zh) 一种在线监测脱硫浆液活性与控制循环量的方法
JPS60110321A (ja) 排煙脱硫プラントの制御方法
JPS61433A (ja) 排煙脱硫方法
JPS5936528A (ja) 湿式石灰石こう法排煙脱硫法における供給石灰量の制御装置
JPH08281056A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPS585846B2 (ja) 湿式石灰石膏法排煙脱硫方法
JPS5520633A (en) Process control method of wet type lime gypsum method exhaust gas desulfurization apparatus
JPH07204459A (ja) 吸収液中の亜硫酸カルシウムの酸化制御方法
JPS5936529A (ja) 湿式石灰石こう法排煙脱硫法における供給石灰量の制御装置
JPS58112025A (ja) 排煙脱硫装置の制御方法
JP2798973B2 (ja) 排ガス脱硫装置
JP2740970B2 (ja) 石炭ボイラの運転方法
JP2684735B2 (ja) 炭酸塩濃度制御方法
JPH06277445A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPH0521006B2 (ja)
JPS63224718A (ja) 排煙脱硫装置の吸収剤供給方法
JPS5520681A (en) Wet type exhaust gas desulfurization apparatus
JPS58214320A (ja) 吸収塔循環スラリ濃度調整方法
JPS62102820A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JPS56105729A (en) Operating method of exhuast gas desulfurizing equipment